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悪逆の騎士

#ダークセイヴァー

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#ダークセイヴァー


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●️
 その日、村に黒い甲冑に身を包んだ騎士が現れた。
 騎士が現れたということは、今日も騎士の気紛れで村の誰かが死ぬのだろう。玩具の様に連れ去られる友の、家族の死体に泣き縋ることもできないだろう。
 力の無い村人が生きるには騎士に歯向かわず、いつ自分が殺されるかを怯えながら、いつものように嵐が過ぎ去るのを待つしかない。
 だが今日はいつもと違った。村の一角から火があがると同時に騎士が村人に剣を振るった。
 斬り伏せられ赤に染まった村一番の働き者とその家族を見て、ようやく村人は気づいた。今日誰かが死ぬのではない、全員死ぬのだと。絶望に染まる悲鳴をあげながら逃げ惑う人々。
 その様を見て……返り血を浴びた甲冑の奥の闇が笑った気がした。


「ある村にオブビリオンが襲撃……いや戯れに村民を皆殺しにする予知を見ました。惨劇を防ぐため当オブビリオンを討伐していただきたい。」
 ヤドリガミのスターライダー、チャーリー・ライドゴーは猟兵が集まると口を開いた。
 場所はダークセイヴァー世界――ヴァンパイアによって人類が支配された世界に存在する村。
 周りは森に囲まれ、村の外に繋がる道が何本か通っている。作物もあまり取れない寂れた場所で、人口は数十人程だ。
「オブビリオンは私たちが来ることは察知してません。オブビリオンがこの村に来る前に居場所を突き止め、倒す流れに持っていけると有利に戦闘を仕掛けることができるでしょう。
 残念ながらこの黒騎士の居場所とどこから来るかは予知できませんでしたが、このオブビリオンは松明を持った亡者を複数従え定期的に現れているようです。大人数で来るならば、何かしらの痕跡が村のどこかに残っている可能性は高いと思われます。」
 この村についたら村とその周辺を探し、何かしらの痕跡を探す必要がありそうだ。
「そしてもう一つ有力な手がかりとして、この村は定期的に貢ぎ物、生け贄を捧げているためオブビリオンの居場所もそこに至る道も知っているのです。ですが、普通に聞いても彼らがそれらを積極的に教えてくれる事は無いでしょう。」
 誰も太刀打ちできないが、大人しく従っていれば皆殺しにはされてなかった。ゆえに村人たちはこの世界にオブビリオンを倒すどころか傷をつけられる者などいない、我々が生きるためには奴らに従うしかないと思っている。
「彼らは絶望しています。それならば言葉や態度で示しても、力を見せつけても良いです、『もしかしたら今の状況を変えてくれる、あいつを倒す存在なのでは』……希望を持たせられれば、その口からオブビリオンの情報を語ってくれるでしょう。」
 チャーリーは説明を終えると、集まった猟兵に目を向ける。
「私は見るだけでしたが、貴方たちならばこの惨劇自体を防げると信じています。ご武運を。」
 それだけ言うとチャーリーは頭のハット帽をかぶり直し、横に立てかけていた自転車に手をかけた。


遭去
 遭去(あいさり)ともうします、よろしくお願いします。

●目的
 オブビリオンの討伐。

●敵の居場所
 OP時点では不明です。
 村とその周辺の調査をしたり、村人から信用してもらい情報を集めてください。

●チャーリー
 調査、戦闘に参加しませんのでご注意ください。

 村人がどうなるかは皆さんの手にかかっています。
 皆様の熱い思いの詰まったプレイングお待ちしています。
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第1章 冒険 『支配された村』

POW   :    強さを見せて村人を信頼させる

SPD   :    村周辺の探索を行う、村人達と密かに接触する

WIZ   :    会話や行動で信頼を得る、村人たちから情報を引き出す

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


空は暗く、闇は深い、何時もの風景。昔は太陽という光が人を、作物を照らし豊かな実りをもたらしたというが、今は太陽が降らない痩せた地に実るのは生きるのにギリギリの物が取れるだけ。
 強者に財産を、命を奪われながら細々と纏まって生活する村。
 そんな村に、訪れる者たちがいた。
トリテレイア・ゼロナイン
徒に民に凶刃を振りかざしあまつさえ騎士を名乗る邪悪…同じく騎士を名乗るものとして看過などできません。

まずは遍歴の騎士を名乗って村人たちに一晩の宿を求めます。ウォーマシンの身体は甲冑だと説明しましょう。
宿代がわりに村人達が困っている重労働の仕事を引き受けましょう。人手の足りない寒村ですからしたくてもできない大きな仕事もあるはずです。
猟兵とウォーマシンの身体能力なら仕事ぶりで只者ではないことが村人達に伝わるでしょう。
仕事で村人達の信頼を得たら、遍歴の旅の目的がこの近辺の邪悪な騎士の打倒であることを明かし、自分のような実力者がさらに集まることを伝えます。
村人達に力があることが伝わればいいのですが…



村の入り口に甲冑を着た騎士が現れた。
 騎士を見て村人は身構えた。黒い甲冑ではないが、あいつの仲間なのかと。また惨劇を見せつけるのかと。だが、今日は違った。
「失礼、この木材はこの屋根の上でいいのでしょうか。」
「ああ、助かる。……これで長年修理できなかった部分が修理できそうだ!」
「それに暖炉を焚くための木材も簡単に揃っちまった。いやぁ騎士様様だな!」
 村に現れた甲冑を着た騎士、トリテレイアは今、村の手伝いをしていた。
 トリテレイアは村の周りの木を伐採、木材へと加工をすると軽々と村へ運び入れる。時間がかかる作業は訪れた騎士のおかげであっという間に終わりを迎えていた。 提案された最初は驚き、警戒していた村人も作業を終えるころにはトリテレイアに笑顔を向けていた。
 なぜ騎士を倒すために村を訪れた彼が手伝いをしているか、これは二つの意味があった。一つは一晩の宿の宿代の代わりとして。もう一つは自分の力を見せ村人の信頼を得るためだ。
「しっかし、あんた凄いな!その体もそうだが、木の加工も一瞬で終わらせちまうなんて。一体どんな経験したらそうなるんだ?!」
 村一番の働き者がトリテレイアの背中を叩きながら褒めちぎる。叩かれながらもトリテレイアは頷きながらこう答える。
「そうですね、これは長い間騎士道に倣って闇を払ってきたからと言いましょうか。」
「闇?」 
「この村に悪逆を行う騎士が出ると聞きました。徒に民に凶刃を振り、あまつさえ騎士を名乗る邪悪……同じく騎士を名乗る者としては看過などできません。私はそのような討つために来訪した猟兵なのです。」
「猟兵……。あんたはいったい何を俺らに求めるんだ……?」
 いきなりの事に驚き、逡巡する。力も人柄も信用できるが1人であいつをどうこうできるものなのか、下手に情報を渡し黒騎士にばれてしまったら……。
 そう考えているうちにトリテレイアはこう続けた。
「私の様な実力者がこの後来るでしょう。この人ならばという者たちが現れたらなら彼らの求める情報を教えていただきたい。」
「…分かった。」
 彼と同じく力がある者が何人か集まればあるいは――。他の村人にも言っておく、と戸惑いながらも村一番の働き者はそう答えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神無月・継葉
圧倒的な力を見せつけられて、絶望するなというほうが無理な話だろう。だが、私の力を見て希望を見出せるのであれば、下を向くなと力強く演説してみようか。私の力を使って、まずは周りの地面を浮遊させて少し停滞させて力が本物であることと、私の自身が根拠のないものではないということを証明、さらにダメ押しで遠距離にある手ごろな岩を攻撃して、さらに力を見せつけてみようか。村人たちが信頼してくれたところで、まだ見ぬ黒い甲冑の糞野郎に対する貢物の周期と、そしてその場所を聞いて情報を集めるとするか。



時は少し過ぎ、新たなグリモア猟兵達が村を訪れていた。
「君が……もしてかして?」
「そう、ボクたちはここにキミたちに害をなす騎士がいるって聞いてそれを討伐しに来たんだ。何か知らないかな?」
 おそるおそる問いかける少年に小さく、しかし元気ではつらつとした声で返す継葉。
「ほ、本当に大丈夫なのか……?」
 銃らしきものは持っているが、先日訪れた彼の様な実力者には見えない。自分と同じくらいの女の子に何ができるのか。あの男は実力者が来たらと言っていたが……
「……仕方ないな。」
 瞬間、彼女の周りの地面がスプーンですくった様にくり抜かれ、宙に浮く。ふわりふわりと漂うと彼女の指が指し示す一点へとはじき出されるかのように飛び出し、ガゴン!と音を立てる。
 少年が慌てて振り返ると遠くにあった岩が穴が空け崩れていた。
「私が戦えないと思われるのは心外だな?力というのは目に見える物だけではないのだよ、少年。」
 先ほどの元気な声とは打って変わって凛とした声で少女は言う。
「少年、君はこう考えているのだろう?あの騎士に勝てる奴がいるのかと。まぁ圧倒的な力を見せつけらているんだ、そう思うのも仕方ないだろう。」
 ぐっ、と言葉に詰まった少年はうつむく。継葉……いや静葉は少年の前に立つ。
「だが、私の力を見て希望を見出せるのであれば、下を向くな。」
「信じて、良いのか……?弟の敵を、討ってくれるのか……?」
「勿論だとも、そのために私はここに来たんだ。……そのために奴に関する情報があれば教えてほしい。」
 少年は前を向き、静葉に目線を合わせる。
「……俺が知っているのはほんの少しだけだけど……。」
 曰く、甲冑の騎士の居場所は一部の権力のある大人が行っているので詳しい場所は分からない。ただ貢物を納める日に北側の森へ向かう数人の大人の姿を見た。
 その森には時々灯りがぽつぽつと点灯し、動いている。
 儀式の周期は1年に1回。ただ不定期にあちらから出向く事もある。その時も同じ方角から来るようだ。
「ごめんな。長老とか大人はもっとしれないけど……気を付けてな、姉ちゃん。」
 任せておいてくれ。そう笑いかけ、少年の感謝の意を示すと静葉は歩き出した。

成功 🔵​🔵​🔴​


長の家では大人たちが集まり話し合いを行っていた。議題はもちろん、猟兵について。
 彼らは体が立派で腕力がある、目に見えない不可思議な力も持っている。もしかしたら奴を倒してくれるんじゃないかとわずかな希望を目に宿す若い衆。
 力があるやつが来たからと言って何が変わるというのだ。彼らの希望をぴしゃりとはねつける様に言うのは長をはじめとする老齢の人々。
 同じだ。20年前に村に訪れた力自慢に期待し教えたら帰ってこなかった。それどころか教えた罰と村人の半数が殺された。
 長らくこの村に住み、見てきた老いた彼らは絶望は若い村人よりも深かった。あんな思いをするくらいなら現状など変わらない方が良い。多数の人がある日突然いなくなるより、決まった日に何人かいなくなる方が痛みは少ない。そうやって痛みをごまかしながら彼らは生き続けてきたのだ。
 ――そんな中、家の扉が開いた。
アルジャンテ・レラ
信頼を得るには第一に会話、第二に行動。
以前読んだ本にそう書かれていましたね。
尤も、私は綺麗事を言えるほど頭が回るわけではありませんので。
率直に言わせてもらいますよ。

捧げた生け贄とは、動物ですか? ――人間?
皆殺しを免れていようと、命が散っていることに変わりはないでしょう。
奴等は定期的に現れるようですね。
次はいつか。そんな恐怖と戦う毎日を一生続けていけますか?

今こそ恐怖の源を退ける好機。
平凡な幸せを取り戻す手伝いが、私達ならばできます。
が、そのための情報が未だ足りません。
黒騎士がどの方角から来るのか、若しくは。暴れる場所に傾向はあるのか。
他の些細なことでも構いませんよ。
聞かせてはもらえませんか。


真馳・ちぎり
嗚呼、嗚呼
なんと悲しい事件ことでしょう
なんと忌むべきことでしょう
神の御名に誓って、あなたがたを救いましょう

まずはトリテレイア様が信用を培ってくださった方々に接触を
私達はあなたがたを救いに来たのだと、十字を切って祈りを捧げます
斯様な現状、誰も望んではいないはず
ならばせめて、私たちに任せていただけませんか
必ずやこの悲劇から救い出しますゆえ、わずかでもよいので、情報をください
あなたがたのそのわずかな意志がやがて力を持ち、それを私達が現実のものとしましょう
強き意志と清き礼節を持って、村人を説得します
説得が成功しましたら、続く方がいらっしゃった際にスムーズな情報共有が出来るよう、準備をしておきましょうか


アダルベルト・ドゥオデキム
面倒事にゃ関わりたくねぇんだがな…
こういう場所を見ちまうと放っておけねえのは師匠の影響かね?
あぁ、それか自分を重ねてるのかもな

ご同業の情報から村の長老さんに話をしにいくぜ
俺ぁ一応神父だからな
亡くなった人らの為に祈りを捧げたいって申し出るぜ

祈りを捧げたあとに長老さんに本題を切り出す
オブビリオンの居場所とか兵力とかの情報を尋ねる
まぁ拒否反応を示すだろうな
気持ちはわかるぜ
俺だって10の頃までオブビリオンに支配されてたからな
逆らえば殺されるからって、悔しいのも辛いのも全部諦めたフリしてんだろ
もう我慢する必要なんざねえんだ
俺達がこの村を、あんたらを解放してやる

俺達ぁオブビリオン狩りのプロフェッショナルだ



甲冑の騎士の犠牲となった人々に祈りを捧げるのはアダルベルト、ちぎり。
 2人が振り返ると来訪者に向けられるのは希望と猜疑心と不安が混じり合った視線。
「さて、待たせたな。それでは本題といこう。オブビリオンの居場所と奴が有する兵力等、知っている事があれば教えてほしい。」
 若者たちは期待を込めた目を向け口を開きかけるが、老人――長がそれを遮る。
「あれを討とうなど考えないことだな。それに供物を捧げればそこまで被害が出ているわけでもない。」
「まぁ、いきなりだったらそういう反応するよなぁ……。」
 困ったように頭をかくアダルベルト。2人のやり取りを見てアルジャンテが口を開く。
「捧げた生け贄とは、動物ですか?――人間?
 皆殺しを免れていようと、命が散っていることに変わりはないでしょう。」
「お前らに何が分かる……!!」
 老人が怒気をはらんだ声を出しながらアルジャンテを睨み付けるがアルジャンテは続ける。
「次はいつか。そんな恐怖と戦う日を一生続けるのですか?……あなただけじゃなく、若者たちにも。」
「まぁ、気持ちは分かるぜ。俺も10の頃までオブビリオンに支配されていたからな。
 逆らえば殺されるからって、悔しいのも辛いのも全部諦めたフリしてたんだろ。」
「そうだ、逆らえば全員死ぬ。……ワシらが、娘が、孫が1秒でも長く生きる為にはこうするしかない!」
 長の手が、体が震える。村人の中にも感情をこらえる、こらえれきれず嗚咽をこぼす人が老人を中心に現れる。
 長の手をちぎりがそっと握る。
「しかしながら斯様な現状、誰も望んではいないはずです。ならばせめて、私たちに任せていただけませんか。
 必ずやこの悲劇から救い出します。あなたがたのそのわずかな意志がやがて力を持ち、それを私達が現実のものとしましょう。」
「今は違います。猟兵たちの力は村の中で見たでしょう。猟兵1人では無理でも複数人ならば、恐怖の源を断ち、何物にも奪われない平凡な生活を手に入れる手伝いが私達ならばできます。」
「もう我慢する必要なんざねぇんだ。俺たちがこの村を、あんたらを解放してやる。」
 このままでは訪れるであろう惨劇に胸を痛めながらも強い意志と礼節を持って村人を説得するちぎり。人の感情を学び自由を焦がれているアルジャンテ。この村の状況と昔の自分を重ねるアダルベルト。この場にはいないが村人を癒し、勇気づけた猟兵達。考えることは1つ。『何物にも脅かされることのない生活を手に入れさせる。』
 猟兵の、村人の目線は長に注がれる。訪れる沈黙。
「わしの知りうることを……話そう。」
 意を決したように長は口を開いた。
 ――甲冑の騎士はこの村から北に位置する墓地のさらに先の洞窟にいる。墓地と洞窟の間には森があるが一本道があるので道を歩いて行けば迷うことは無い。
 ――森には甲冑の騎士の配下がいる。正確な数は分からないが、甲冑の騎士が連れてくるときは大体10体前後。彼らは供物を捧げる日以外に洞窟に近づく者が現れると、どこからともなく現れ、かがり火を焚きながら襲い掛かる。
 また、森から洞窟はそんなに距離があるわけではないので派手に動けば甲冑の騎士もこちらの動きに気づくかもしれない。
 ――次の儀式まで時間があるので、甲冑の騎士は気紛れを起こさなければ外に出ず洞窟にいると思われる。

「……この村を頼む。」
 扉から出ていく猟兵達に、短く言葉を紡ぎ頭を下げる長と村人たち。ちぎりは十字を切りこう宣言する。
「ええ、必ず。神の御名に誓ってあなた方を救いましょう。」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​


かくして猟兵たちは村人から信頼と明日への希望を背負い、情報を手に入れた。
 しかし、ここで終わりではない。
 さびれた墓地、闇に塗りつぶされた道の奥、そこにあるのは、はたして。


第2章 集団戦 『篝火を持つ亡者』

POW   :    篝火からの炎
【篝火から放たれる炎】が命中した対象を燃やす。放たれた【赤々と燃える】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    篝火の影
【篝火が造る影に触れた】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ   :    新たなる亡者
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【自分と同じ姿の篝火を持つ亡者】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


昼も夜も暗い森に灯りが彩られる。森に灯されるその光は何処か暗い。
 そこに村の外から新しい光が加わる。森を彷徨う灯りは誘蛾灯に群がる虫の様にずるずると群がっていく――
トリテレイア・ゼロナイン
次は森に潜む亡者達を倒さなければなりません。炎の投射も危険ですが自らの篝火の影を利用した戦法も厄介です

ここはこちらも光源を用意します
先の大工仕事で得た木材で松明を大量に用意、貴重ですが村人から鎖と油を譲って頂きましょう。「礼儀作法」で失礼のないように
この大量の松明を鎖で私の体に括りつけて準備完了、「怪力」で動作の支障は抑えます
松明を一本だけ灯して森に入り亡者を誘い、接敵したら油を被って大量の松明に着火、奴らの光源を掻き消しつつ視界を確保、盾や剣で炎を防ぎつつ応戦します
こんな無茶は続きません、早い段階で無敵城塞で炎と熱を防ぎながら戦場の光源として立ちます

騎士として奴らの影を払う篝火となりましょう



亡者に囲まれるトリテレイア。この亡者が篝火の炎と影を利用した攻撃を得意とするならば……
「――ならば、こうしましょうか」
 村を出る前に貰ってきた切り出した木材で作った松明を鎖で体に巻き付け、今度は頭から油を被ると火がともった松明で自身に火をつける。瞬く間に燃え広がり、トリテレイアは炎の柱に飲み込まれた。
 亡者に意志があれば思っただろう。どう考えても血迷った者の自殺行為であると。
 熱と光に炙られながらも彼は儀礼用長剣を亡者に振りかぶる。
 亡者は反射的にかがり火が作った影を触れた者の動きを避けようとするが……篝火より彼の炎の方が大きく、影ができない。これが作戦だと気づく前に亡者は炎の剣と化した儀礼用長剣で叩き潰され、燃えていく。
『……ァ……ああ亜ア唖……!!』
 亡者が負けじと篝火からを火を放つが、既に煌々と燃えるその身を大きく焦がすことはできない。その間にもトリテレイアは近づく亡者を剣と盾を使い薙ぎ払っていく。
 優勢に見えるも、熱さは確実に彼を蝕んでいく。
(こんな無茶は長くは続きません。皆さん、後はお願いします)
 消耗することは分かっていた。ならば自身はしばしの間この森を照らす光となろう。
誓いを込め絶対城塞の加護を身に纏う。その姿は森に光を与える太陽の様だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ハワーズ・クローズセット
10体か
1体ずつ呼び寄せられたら有難いが
甲冑の騎士には気付かれたくないものだ
袋叩きにならないよう人数に囲まれた時は皆に背を預け
俺も皆の背後を守るように場所を取り
敵が襲い掛かってきた時に剣を振るおう

静かに洞窟に近付き
亡者の接近に要注意
野生の勘で篝火の火が燃える音等に気をつける

火系統の敵に
しかも同じような攻撃がどれだけ効くか
相殺できれば良いが
篝火からの炎の応戦に

篝火の影にかからないよう背後に灯を用意しておきたいが
仲間が掛かったら
その仲間と挟み撃ちするように攻撃
自分が掛かったら攻撃回避されるつもりで猛攻撃をし仲間の方へ追いやっていく

剣は鉄塊剣を使い
間合いに入って確実に攻撃を決めて早めに倒していきたい



甲冑の騎士に気づかれないように歩を進めるのはハワード。灯りこそつけているが足音を消して静かに進んでいた。
 ぱち、、ぱちっ……
 音のする方を見るとこちらに近づいてくる灯り。
 「……ま、簡単に通してくれるわけねぇよな」
 足を止め、松明を自身の後ろに置くとハワーズは鉄塊剣を引き抜く。
 『アッ……アウぅア阿……』
 暗い森の奥から現れた死臭を纏い言松明を持った亡者が、ハワードへ近づく。
 ハワーズは鉄塊剣を握り一呼吸おいてから亡者の前に弾丸のように突っ込む。
 亡者は意味不明な言葉を発しながら松明を掲げると赤々と輝く篝火が放たれる。火はそのまま目の前のハワーズを飲み込み――
「おらよ、っとぉ!」
 炎に飲まれる前に自身から噴き出る地獄の炎を鉄塊剣に纏い、上段から振るう。剣から離れた炎は空中で篝とぶつかり合い、紅い火花を散らしてそのまま消滅する。
 亡者が次の攻撃に回る前にハワーズはそのままの勢いで間合いに入ると鉄塊剣で亡者の胸を穿つ。剣が引き抜かれ亡者が地面に倒れるとしばらくの間うめき声をあげ芋虫のようにのたうち回るが、やがて動かなくなる。
「よしっ、次だ!」
 集まってきた亡者を睨み付けると彼は新たな敵を討つため駆け出した。

成功 🔵​🔵​🔴​

マリベル・ゴルド
集団戦……こ、こういう【戦い】は初めてだけど、がんばるよ……本当は、怖いけどね。

ボクは一網打尽にできる攻撃をあまり持っていない。
だけどピアノ線を使った「暗殺」なら出来る。
味方が巻き込まれない範疇でピアノ線を木々の随所に張り巡らせておくよ。
敵がピアノ線に引っかかってくれたら死角から急襲。
足や腕を切断して力を削いだ後に、首等の急所を狙って短期決戦を図りたいな。
倒した敵は【ダ・カーポ】で操って一時的な戦力にしたいなぁ。

勿論、夜目があるわけじゃないからボク自身もランタンを用意するよ。
あとは……ボク自身ももちろん無双できる力を持っているわけじゃない。
驕らず、仲間と離れすぎないように戦えたらいいな。



ぽつんと小さく灯る光に群がる様に、縋る様に一歩一歩ゆっくりと近寄るとある場所で亡者は倒れる。
 振り向くとあったはずの足がない。足は綺麗な断面を残し立っていたが、やがて片方はぱたりと横に倒れる。ならば這ってでも手を前に出すと手が二つに裂ける。
 濁った眼で辺りを見渡すと木と木の間、枝と枝の間、そして亡者の周りにピアノ線が幾重にも引かれていた。引っかかった様子を少し離れたところから見ていたマリベル。
(ボクには一網打尽にできる攻撃はあまり持っていない。けど――)
 少年がピアノ線が伸びた指先を操ると亡者の体が宙に浮く。
(ピアノ線を使った「暗殺」ならできるっ……!)
 意を決し、少年が細い指を握りこむとピアノ線が亡者の肢体を、首を、ギリギリと音をあげながら締め上げる。数分の間亡者は身悶えていたが、やがて動かなくなる。
「貴方の【音】、再利用させて頂きますっ……!」
 糸の拘束を離すと地面に叩きつけられる――その前にピアノ線が再度亡者に四肢に巻き付く。
「わっ、とと……!」
 大丈夫だと近づくと何処かの具合が不味かったのか、はたまた死んでいなかったのか……亡者がマリベルに襲い掛かろうとする。慌てて数歩下がり、ピアノ線を再度巻き付ける。動きが落ち着くと仲間であった亡者を殺しに人形は動き出した。
「い、行こう…」
 無双をで来るほどの力は持っていない。ならば敵を1体1体確実に。臆病で泣き虫だが、戦闘では驕りや弱気を見せない少年は、亡者を誘い出すために使っていたランタンを拾い上げ、森の中を走っていった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

雨宮・いつき
取り囲まれないよう、確実に数を減らしていきたいですね
出来るだけ亡者達に気付かれないよう、
木々の陰に身を隠しながら他の猟兵達と十字砲火が行えるような位置取りをします

なるべく孤立している亡者に狙いを定め、【フォックスファイア】で不意打ちをします
亡者がこちらに気を取られた隙に他の猟兵が仕掛けてくれるといいのですが、
連携が見込めないならそのまま連続で狐火を放って牽制し、
狐火の光で篝火が造る影をかき消しながら退却
木立の間が狭く回避行動を取りにくい位置まで亡者を誘き寄せて、
全方位から【フォックスファイア】を撃ち込みます


真馳・ちぎり
神の御名において、異形の者たちに慈悲を与えましょう
さぁ、祈りなさい
これは祈りによって織られた救済の物語

味方と固まって移動します
不意打ちを喰らわぬように周囲に気を配りつつ、
音や光を元にして相手の位置や残数に対しての「情報収集」は欠かさず行います

戦闘に入ったら後衛に位置しましょう
視野を広く保って、戦闘の状況がわかるよう注視します
相手の行動パターンを読み、味方に対して迅速に注意を
距離を詰められたら、攻撃よりも移動を重視して間合いは必ず確保しておきます

1体ずつ確実に撃破するために味方が攻撃している相手に集中攻撃を
遠方から「ジャッジメント・クルセイド」を使いましょう


ベガ・メッザノッテ
あらあラ…暗いとこに灯りなんテ、アタシに嬲られたいってコトよネ?いいワ、丁度飴も溶け切ったシ、一緒に遊びまショ。
リザレクト・オブリビオンで死霊蛇竜と死霊騎士を呼び出すワ。死霊に影なんてないもノ、回避なんてさせないヨ!蛇竜に敵を【傷口をえぐる】攻撃してもらい、騎士にはアタシの守りをしてもらうヨ。
炎はネ、バームクーヘンをオイシく焼くためにあるノ!ヴァンパイアの血が入るダンピールとして、この世界のオブリビオンと敵対するのはちょっと心苦しいけど、人間を苦しめてるなら遠慮なく倒すワ!高貴な種族に恥じない行為をして欲しいノ!
●口調プレイングに合わせて下さい。他キャラとの絡み、アドリブ歓迎です。



「あらあラ…暗いとこに灯りなんテ、アタシに嬲られたいってコトよネ?いいワ、丁度飴も溶け切ったシ、一緒に遊びまショ」
 舌で唇をぺろりと舐める少女――ベガは不敵な表情で亡者と相対する。
「彼らの数は二体。確実に倒していきましょう」
 ベガよりも後方に控えるちぎりが周辺の灯りの位置を元に割り出した情報を共有する。
「はァい、それじゃあ行きまショ!」
 ベガの声と共に指輪から柘榴色の光が輝く。光に呼応するように彼女の周りの地が輝き、騎士と蛇竜が姿を現した。

 はちみつ色の髪の少年が森の奥へ消えると同時に今度は黒髪の少年が現れた。少年は木々の間を縫うように音もなく駆ける。
(見つけました)
 少年こと、いつきが眼鏡越しに青い目を凝らせばベガとちぎりが亡者達が戦っているのが見える。いつきはすぐさま白い長羽織の袖口から十数枚の霊符を取り出した。
「さぁ、でませい!」 
 十数枚の霊符を亡者に向けて撃つ。真っすぐ飛ぶ紙はやがて端から着火し、火の玉となり数弾が片方の亡者に被弾する。火がローブを、身を焼いた。
 初撃に加え、もう片方の亡者にも攻撃を仕掛けると亡者はいつきの方に向き直り、距離を置こうとする彼を追いかける。
「もう片方は僕が足止めしますので、そちらはおねがいします……!」
「あれは……いつき様のようですね」 
「あラ、ナイスアシスト♪」
 いつきの攻撃に注意が向いた瞬間をベガは、蛇竜は逃さない。火を消さんと慌てふためく亡者に竜蛇が巻き付くと火に炙られた部分に食らいつき、肉を引きちぎる。
 貪られながら亡者ががむしゃらにかがり火を振るうと炎が無差別に周りを焦がす。火の玉は猟兵の方へも襲い掛かるが、いつきは狐火を当て攻撃を相殺、彼女たちの前には騎士が立ち塞がり、その剣で火の玉を薙ぎ払う。
 やがて暴れる力もなくなり、痙攣するのみとなった亡者。このまま放っておけばいずれ動かなくなり、あるべき理に従い土に還るだろう。
 ちぎりはその様子をみて、亡者の前に出る。
「……神の御名において、貴方に慈悲を与えましょう」
 ちぎりが慈悲を湛えた青い瞳と指を亡者に向ける。
「これは祈りによって織られた救済の物語」
 言の葉を呟くと、今まで暗黒の雲に覆われていた天から差し込むたまばゆい光が亡者の身を包む。
『あア……ひ……が、り……』
 亡者は眩しそうに光に目を細めると、そのまま動かなくなった。

 ベガとちぎりから少し離れたところでいつきはもう一方の亡者と戦っていた。
 赤々と燃える火がいつきに襲い掛かるといつきは霊符を投げつけ相殺し、お返しとばかりに狐火を繰り出す。かがり火の影による予測は狐火自らが光を発しているからかあまり完全な予測とはなっていないようで、予測からすり抜けた物はかがり火で撃ち落としても一部の狐火が亡者のローブと肉の一部が焦がしている。
「すいません、遅くなりました……!」
「ごめんネ、大丈夫?」
「大丈夫です……ですが手伝っていただけると助かります!」
 合流する2人。そのまま3人は残った亡者を囲む。
 亡者は悟った。自分が持つかがり火でできた影で攻撃を予測しようにも、猟兵が操るユーベルコードの前には全く意味を無さない事を。
「これで――」
「終わりです」
「覚悟してネ!」
 竜蛇の咢が襲い掛かり少し遅れて狐火が、聖なる光が、炸裂する。
 光と熱の共演が去った後、そこには炭化した松明が残っていた。



 静かな森に訪れた音が過ぎ去る。
 そこには火のついた松明を持つ猟兵と火の消えた松明を握り倒れる亡者の姿があった。

 行こう、と誰かが言うと周りの猟兵も頷く。
 これはまだ前哨戦。村に惨劇を与える元凶は、あの洞窟にいる。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『異端の騎士』

POW   :    ブラッドサッカー
【自らが他者に流させた血液】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【殺戮喰血態】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    ブラックキャバリア
自身の身長の2倍の【漆黒の軍馬】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    フォーリングローゼス
自身の装備武器を無数の【血の色をした薔薇】の花びらに変え、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


私にとって人間は守るべきものである。だが守られるならばそれ相応の対価が必要であり、私が受け取るのは当然である。
 対価はとてもシンプルだ。求められれば命を喜んで捧げる献身の心、死しても従う忠誠心の高さ、施せば喜ぶ人々の姿。
 だがどうだ。恐怖に震え、逃げ出そうとする生贄。森を徘徊することしか能がない亡者ども。目の前で同胞を殺しても泣き叫ぶことすらしない人間、いや人間にも劣る動物の群れ。
 言う事を聞かない、思い通りにならない家畜など不要である。廃棄されるのが当然。
 私が飼っていた家畜だ。最後の慈悲として私がけじめをつけるべきであろう。
 さぁ、最後の狩りを始めようではないか。
ヴィゼア・パズル
思い通りにならないからこそ、この世界は楽しいのに…つまらないヒトですね?
上手く治められないのなら、場を提供し続ければ宜しいかと思うのですが… あぁ、独り善がりが出来る筈もありませんね。

…あぁ、私ですか。申し遅れました、ヴィゼアと申します。
話を聞かせて貰いました。さぞ退屈されていたのでしょう。
どうぞ、楽しみましょうか
少なくとも、私は弱くはありませんよ。

【WIZ】使用【地形を利用】し盾に出来る物は利用
【全力魔法・二回攻撃・属性攻撃】をデフォルトに【マヒ攻撃】を織り交ぜ、関節部分のより柔らかな箇所を狙う
【鎧砕き】は可能であれば
攻撃に対しては必ず【カウンター・二回攻撃】を狙い風と共に駆けよう


ベガ・メッザノッテ
アラ、紅い瞳がアタシとお揃イ!親近感湧いちゃうシ、11月11日に合いそうな剣も羨ましいんだけド、お口が見つからないワ…その姿だとお菓子食べられなさそうネ、可哀そうニ。

血統覚醒でヴァンパイアに変身、敵とは対照的な白い犬歯を笑顔で見せつけるワ。紅き満月の瞳ハ、アタシだけで充分ヨ。

フォーリングローゼスを【見切り】、そして緋椿(装備品)をぶん回して技能【薙ぎ払い】【鎧無視攻撃】【傷口をえぐる】をなどを活かすヨ!これで硬そうでブロックチョコを貼り付けたような鎧も、麩菓子同然だワ!…鎧、倒した後に食べられたりしないカシラ(じゅるり)。

●口調プレイングに合わせて下さい。他キャラとの絡み、アドリブ歓迎です。


トリテレイア・ゼロナイン
機械の紛い物の騎士と騎士道すら忘れた騎士…どちらも滑稽と言えば滑稽ですが、悪逆を振り撒くだけの存在と成り果てた貴方に負けるわけにはいきません

相手の前に積極的に立ち仲間への攻撃を「武器受け」「盾受け」で対処して「かばい」ます
仲間が大技を繰り出す際に騎士は妨害してくるでしょうから、その際に相打ち覚悟で「怪力」による大盾殴打での「鎧砕き」を繰り出し仲間への攻撃を中断させます

他者の血で強化する騎士の技も血を流さぬ私が相手では有効に機能しないはず
血を流させるだけの刃に仲間を守る私の盾が破られぬことを証明し、騎士とはいかなるものかその身に叩き込んで差し上げましょう


真馳・ちぎり
祈りなさい
神の慈悲により、あなたに最期の祝福を授けます

後衛に位置し、視野を広く取りましょう
攻撃よりも立ち位置を重視して、接近されたら距離を取ります
充分に立ち位置と視野を確保できましたら、【冤罪符】を放ちます
【2回攻撃】が発動できるならば、【第零玄義】で相手の行動を阻害しましょう
優先順位としては【冤罪符】>【第零玄義】とします
相手の攻撃を食らっても行動不能になるまでは変わらず積極的に攻撃を繰り出しましょう
もしも行動不能になった場合は速やかに場から退き、安全の確保を
味方の行動もよく観察し、苦戦している方がいらっしゃればバックアップを行うよう努めます



洞窟の空間に静かなその声は良く通った。
「話は聞かせてもらいました。さぞ退屈していたのでしょう。どうぞ楽しみましょうか、少なくとも私は退屈させないですよ」
 黒い甲冑の騎士はヴィゼアを、猟兵を見る。彼は猟兵の存在を知らない者だった。だが相見えて消して分かりえぬ敵だと本能で悟る。
「いいだろう、暇つぶしにはなりそうだからな」
 手にしていた剣を抜き、前に構える。剣先からふわりと血のように紅い花びらへと姿を変えると、彼以外の命を削らんと洞窟内に舞い始める。
「そうやすやすと壊れてくれるなよ」

「あの攻撃、技が当たる距離まで行くには少し骨が折れそうですね」
 前衛よりも少し距離を置き、冷静に全体を臨むちぎり。目の前の花弁は使用者を中心に広範囲に舞っており、触れればたちまち猟兵の命を奪いに来るだろう。
「アラ、紅い瞳がアタシとお揃イ!親近感湧いちゃうシ、11月11日に合いそうな剣も羨ましいんだけド、お口が見つからないワ……」
 にこにこと可愛らしい表情をしながら黒騎士に歩を進めるベガ。一歩、二歩、三歩――その姿は白い犬歯をのぞかせる者へと変わっていく。
「でもその姿だとお菓子食べられなさそうネ、可哀そうニ」
 変わり切った頃には無数の花びらの軌道を見切り、騎士の横にふわりと現れる。そのまま手にした獲物で騎士の首を――
「何の菓子を指すのか分からないが、似てるというならば喰わせてやろう」
 がしりと彼女の腕をつかみ、地面に叩きつける。花びらから姿を戻した巨大剣をそのまま彼女に振り下ろす――
「「そうはさせません」」
 ちぎりの打った木釘が黒騎士の腕に当たり振り下ろすスピードをわずかに落とさせ、トリテレイアの盾が剣を弾く。
 そのまま黒い甲冑の騎士と彼女の間に立つ白い騎士、トリテレイア。
「機械の紛い物の騎士と騎士道すら忘れた騎士…どちらも滑稽と言えば滑稽」
「機械仕掛けのガラクタが、騎士を名乗るか。最近の玩具は面白い事を言う」
 剣が上から、横から縦横無尽に踊る。
 それらを盾で受け止め、往なすトリテレイア。金属と金属がぶつかり合い、火花が散る。
「ですが、悪逆を振り撒くだけの存在と成り果てた貴方に負けるわけにはいきません」
「ええ、思い通りにならないからと壊す相手に私たちが勝てない道理はありません。思い通りにならないからこそ、この世界は楽しいのに…つまらないヒトですね?」
 トリテレイアの肩にふわりと身を置くとそのまま風のように騎士の前に躍り出るヴィゼア。
「傘すら貫く雨を与えん」
 ヴィゼアが黒騎士の剣が届かない距離で指揮杖を振るう。魔力のこもったそれは黒い甲冑を着た騎士とヴィゼアの間に暴風を巻き起こす。一瞬の間を置き騎士の左ひじ関節に裂傷が生まれ、赤い血がしたたる。
「祈りなさい――我は正義を執行する者。我を汝を蔑する者なり」
 ちぎりが右手の中の木杭を打つ。3本の木杭は正確にヴィゼアの真横に走り、先ほどヴィゼアが黒い甲冑の騎士に傷を負わせた場所に吸い込まれ、傷を確実に深い物へと変える。
 近距離は不利だと悟ったのか黒い甲冑の騎士は距離をとると再び剣を花びらに変える。
「あの攻撃が……!」
「ではこういうのはいかがでしょう?」
 ちぎりがこてんと首を傾ける。ヴィゼアは先ほどと同じように風を巻き起こし、わずかな時間ではあるが花びらの軌道を強引に変えた。
 そしてそれを見逃さない少女の影が走る。
「さっきはよくもやってくれたわネ、と言う事でお返しヨ!きっちり喰らいなさイ!」
 ベガが緋椿を振り回す。黒い甲冑の騎士は避けようとするが、先ほどの攻撃の影響か動きが鈍い。そのまま刃が鎧をとらえると、そのまま騎士の左腕を指から肩にかけ切り裂き、傷口から赤い花弁を散らす。
「ふむ、少しは遊べるようだな」
 血塗られた左手を見て感心する様に笑う黒い甲冑の騎士。
「ふふ、私この攻撃にかかれば麩菓子も同然だワ!……ところデ、あの鎧、倒したあとに食べれないかしラ?」
 きらんと輝くベガの表情に猟兵はどう返せばいいか少し悩むのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

サンディ・ノックス
守るべきもの?
最初は俺たちの思う守護と同じ感覚だったのか、それとも所謂ヴァンパイアの考えだとそうなるのか
まあどうでもいいか、敵の考え方なんて

武具と一体化
黒と赤の全身甲冑姿…ちょっと敵と似てて面白くないな

「先制攻撃」を狙う
「2回攻撃」は発動できるときは常に
血を流すと厄介みたいだから「怪力」、「武器落とし」で攻撃を受けないようにしたい
当たりそうなら「フェイント」で回避を
受けちゃったら仕方ない
ぺろっと自分でも血を舐めて
「生命力吸収」で回復しつつ攻撃続行

基本は暗夜の剣で攻撃
確実に当たる隙ができたら玉桂の小刀で攻撃からのユーベルコード「招集・紫」
今日の獣は巨大な狼の姿
どうやらヴァイオレットもお怒りみたい



「最初は俺たちの思う守護と同じ感覚だったのか、それとも所謂ヴァンパイアの考えだとそうなるのか。まあどうでもいいか、敵の考え方なんて」
 サンディが剣を抜く。装飾の朱以外すべてが漆黒の剣から浸食されるように、彼の体躯は赤黒い甲冑を纏うものへと姿を変えた。
「同感だ。お前らに理解してもらおうなど露にも思っていないのでな」
 黒い甲冑の騎士と赤黒い甲冑を纏う少年が剣を構える。
 サンディと黒い甲冑の騎士が同時に地面を蹴る。サンディ右足を軸にそのままの勢いで横に剣を振うが、それよりも黒い甲冑の騎士が早かった。彼の攻撃が当たるより先に、黒い甲冑の騎士の上段からの攻撃が彼の頭に振り下ろされる――
「ごめんね、本命はこっちじゃないんだよ」
 サンディが剣の軌道を替え、剣を振り上げる。黒い甲冑の騎士の剣が弾かれ騎士が二歩三歩、後ろによろめく。サンディはそのまま隠し持っていた黒い小刀を黒い甲冑の騎士に投擲すると、小刀の後を追う様に巨大な狼が黒い甲冑の騎士に喰らいつく。
「ぐっ……!」
「目印に向かって一目散。可愛い奴だよ」
 黒い甲冑の騎士はうめきながら横に剣を凪ぐのをサンディはバックステップで避け、距離を取った。

成功 🔵​🔵​🔴​

フィロメーラ・アステール
「おっと! ラッキーチャンスが飛んできたぞー!」
【スーパー流れ星キック】を発動して【空中戦】に移行するぜ!

【ダッシュ】【ジャンプ】で花びらと踊る【パフォーマンス】を見せながら、【残像】が出るほどに加速し【スライディング】だ!
【全力魔法】で光の【属性攻撃】の魔力を纏って、敵を【踏みつけ】てやるぜー!
【勇気】と【気合い】の一撃を受けてみろ!

って、この一撃には実はあんまり攻撃力はないんだぜ!
でも割とハデだから、いい感じの空気が流れてみんなを【鼓舞】することができるはずだぜ!
衝撃で敵の動きも封じられるはずだしな!

「さぁ、最後の一撃を決めてくれー!」
誰かがけじめをつけてくれるよう【祈り】を捧げるぜ!


マリベル・ゴルド
あなたの『音』は酷く独善的だ。
僕は沢山の音を聞いてきたけど……あなたほど悪逆な『音』はなかなか聞かない。
ひどく怖いはずなのに……怒りが込み上げてくるよっ……!


後ろから【枢ノ鍵盤】による音の遠距離攻撃を行うよ。
攻撃のパターンを見切られないように【フェイント】も織り交ぜていきたいね。

人の自由や平等などをテーマにした歌を、【楽器演奏】を織り交ぜながら【サウンド・オブ・パワー】で味方の戦闘力を上げられたらいいな……!
人はそれぞれ、自由であるべき特権を持っている。言う事を聞かなくて当たり前なんだっ……!
【パフォーマンス】もしっかり組み込んで、歌に感情を込めるよ……!



攻撃をするだけが猟兵の仕事ではない。後衛で他の猟兵を支援するのも重要な役割だ。
 後衛でマリベルははちみつの色の瞳で他の猟兵と切り結ぶ黒い甲冑の騎士をじっと見る。人を人として見ない、家畜として扱い、あまつさえ処分と称して虐殺をしようとする騎士。
(ひどく怖いはずなのに……怒りが込み上げてくるよっ……!)
 怒りか恐れか、肩にかけたショルダーキーボードに触れる指が震える。いけない、と目を閉じ一呼吸をおいて力を抜くと、決意をこめて、曲を奏で始める。
「僕は沢山の音を聞いてきたけど……あなたほど悪逆な『音』はなかなか聞かない」
 だからこそ歌おう。僕が奏でるは人の自由と平等の歌。決して何人たりとも脅かせない、全ての人に与えられる物。
 それを踏みにじるこの悪逆の騎士に負けてはならない。
 弱くか細いのにその良く通るその歌声は猟兵に怒りを――いや決意を胸に秘めさせ、騎士に再び刃を立てるべく立ち向かわせる。
 猟兵を鼓舞するマリベルの歌を止めようと、黒い甲冑の騎士は三度目の血の色を板赤い花弁を展開する。
「ちゃーーーんす!」
 そこに流星の様にきらっと現れるのはフィロメーラ。彼女は最初花びらとくるくると踊っていたかとおもうと突如分身した。否、超高速で残像が現れていたのだ。左へ右へ、あるいは上に下に。超高速で動き、残像まで作り上げる彼女のスピードをとらえるのは至難の業だった。
「おっと! ラッキーチャンスが飛んできたぞー! くらえ、スーパー! 流れ星!! キーーーック!!!」
 黒い甲冑の騎士の頭上に現れると同時に光属性の魔力を纏った足でで黒騎士の頭を踏みつける。金色の流星がごとき一撃は全力ながら致命傷にはならなかったが、大きな隙を生み出すには十分であった。
 踏みつけた時の力を活かし、黒い甲冑の騎士の頭の上でくるりと回転して距離を取る。
(あと1、2撃ってところだな)
 距離を取りながら黒い甲冑の騎士を観察する。片方の腕はほぼ動かず、真一文字に斬られている。長くはないだろう。
「さぁ、最後の一撃を決めてくれー!」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

琥珀川・れに
「謎の紳士(仮)参上!」
僕は地元のこの世界では顔バレ防止で目元を隠すマスクをつけて人のピンチに駆けつけている。

しばらくは技能【見切り】併用で得意の【カウンター】を使った剣攻撃、小回りを効かせて戦うぞ。

「食物は喰われまいと死を嫌う。なればこそいただく時には感謝しなければならない」

「貴様のように喰って当たり前と思っているなら分からぬ話だろう」
「経験してみようか…喰われる側の気持ちを」

ブラッド・ガイスト
どこが変形するか分からないが
【恐怖を与える】しながら喰らいつく

「従順な物しか食べたくないなら草食になるんだな」

※トドメなら近くの花を摘んで投げて去る。でなければ台詞だけ

(アドリブ歓迎)


サンディ・ノックス
確かにもう一息に見えるけど
だめ押しの攻撃をしよう、手負いの獣になられても困るからね

真の姿を解放
兜は無くなり角と翼と尾が生える
武器の形状は剣のまま

先ほど虚をつく攻撃をしたから同じ手は通じないだろうと
攻撃回数重視の【解放・宵】で正面から斬りあう
最後の一撃をと思う猟兵は他にもいるはずだ、
その攻撃が上手く決まるように俺の対応で手一杯にするのが狙い

【先制攻撃】【2回攻撃】【カウンター】
攻撃の手数を増やすものを積極的に使う
敵の攻撃は【フェイント】で極力かわすけど
ブラッドサッカー受けたって
「風前の灯だね?」
って伝えるだけで攻撃の手は緩めない

もし攻撃手が俺だけでも攻撃を重ねているから
命を刈り取ることはできる筈



「任せて」
 短い応えと同時に先ほどは無かった黒い角と翼と尾を宿しサンディが駆ける。黒い甲冑の騎士は体制を整えながら今まで流した猟兵の血を吸いあげ、武器を禍々しい血の色に染め上げる。
 ぶつかり合う黒と赤の剣の間にギッと金属がすれ違う音が響く。強化していようとこのままなら押し勝てる――そう確信するのとサンディの腹に蹴りが入れられ、吹き飛ばされるのはほぼ同時であった。
 吹き飛ばされ壁に叩きつけられる前にふわり、とサンディの身を支える者がいた。青いマントを身に纏う紫の髪の少年――いや少女は上品な笑みを浮かべながら口を開いた。
「謎の紳士(仮)参上!」
 紅い花弁が舞う空間に混じる青い薔薇――黒いマスクに素顔を隠し、高らかに宣言する謎の紳士(仮)もとい、れに。
「あ、ありがとう。えっと、謎の紳士さん……」
「レニーと呼んでくれ」
「じゃあレニーさん。手伝ってくれ」
 れにがウィンクをしながら小声で囁く。
 サンディも同じように小さな声で返事をしながら荒れた息を整え剣を握り直し、青い目を再び黒い甲冑の騎士に向ける。
 分かったよ。と、れにが指の腹から血を滲ませ、細身の剣の腹に血を這わせると剣の周りに魔力が漂う。
 剣の感触を確かめると軽やかに黒い甲冑の騎士の前に踊り出て斬り結ぶ。
(負傷のせいか、力は強いが動きは単調だな)
 軽やかに避け、フェイントを入れながらひやりとする一撃を放っては黒い甲冑の騎士の視線をこちらに釘付けにする。
「くそっ、なぜ家畜がこうも私に歯向かうのだ……!」
 苛立ちがこもった口調で薙ぎ払えば青いマントの騎士はひらりと舞い上がり、飛び越えるついでに剣で兜に傷をつける。
「食物は喰われまいと死を嫌う。まぁ、貴様のように喰って当たり前と思っているなら分からぬ話だろう」
 そのまま黒い甲冑の騎士の後ろに着地するれに。着地の隙を狙い、腰をひねりながら横凪の一撃が再びれにを襲う。
「ねぇ、もう一人いること、忘れてないかな?」
 場にそぐわぬ穏やかな声が聞こえる。振り向いた時には遅かった。サンディの剣が黒い軌跡を描けば赤の剣を振るっていた右手が宙で弧を描く。
「それじゃあ経験してみようか…喰われる側の気持ちを」
「自分より下に見てた奴に倒されるってどんな感じかな?」
 細身の剣が、漆黒の両手剣が、黒い甲冑の騎士の身から突き出る。
 2人が剣を抜くと黒い甲冑を赤に染めた騎士はそのまま膝をついた。
「従順な物しか食べたくないなら草食になるんだな」
 れには剣についた血を払い鞘に納めると、死に体の騎士にスイセンの花を投げ入れる。
 これが、人間――呟くと黒い甲冑の騎士は自ら作った血だまりに倒れこみ、そのまま体を塵へと変えていったのだった。



 北の森から帰還した十人以上の猟兵が黒い甲冑の騎士の討伐を告げる。
 村人から湧き出る一瞬の静寂――そして歓声が響き渡る。
 その後開かれたささやかな宴会の場では猟兵達に感謝を伝える男、喜びを共有する子供達、抱き合いながら泣く夫婦、形見の品を見つめる翁――今まで見ることが叶わなかった顔がそこにはあった。
 空は暗く、闇は深い。生きるのにギリギリの実りが取れるだけの村。だがその日、誰にも支配されずに生きていく自由をようやく手に入れた。

 この後彼らがどう生きていくのか、猟兵には分からない。だが帰る道の途中、青空が顔を覗かせているのを見て、ほんのわず

かの時間来た道を振り返り――そしてまた前を向いて歩いていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年01月07日


挿絵イラスト