仄かに、されどそれは輝き灯るもの
●ダークセイヴァー
「我々が向かう所は吸血鬼たちが享楽で人を殺すと言う」
篝火の最中、剣や槍を携えた者たちがいた。
その数は多くはない、けれど、決して少なくはない。
「我々では、吸血鬼を倒す事は困難だ」
それは自らの弱さを自覚している。
彼らではヴァンパイアたちには決して叶わない。
勝利する事は決して無い。
「だが、それでも我々でも助けられる命はたくさんあるはずだ」
その言葉に、人々は応じる。
そうだ、と助けられるものがあるはずだ、と。
その為に彼らは自らの命を費やしても構わないと。
「俺たちの数よりも多くの命を救えば、俺達の勝利だ。……行くぞ!!」
こうして、彼ら『闇の救済者(ダークセイヴァー)』たちは、決意を固め、勇気と共に立ち向かう。
●闇の救済者
「闇の救済者(ダークセイヴァー)、それはこの世界の名前です」
アリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)は猟兵たちを前に電子マップを展開する。
そこには一つの村が映し出されていた。
「そして、同時にこの世界の人々が我々、猟兵たちを讃えて呼ぶ称号でもあります」
その電子マップ、そして映像が映し出すもの。
享楽を以て人を殺し、弾圧する者たちの姿が映されていた。
「そして、その名を借り受けて今、立ち上がる人々がいます」
そうした最中に切り込み、人々を助け、救い、そして戦火に消えるものたち。
けれど、彼らの勇気ある行い、決意の行動。
それはまた人の命を救い、新たなる力を育てていく。
「その中の一つが、虐殺が起ころうと言う村に救援しにいくそうです」
なれば、ヴァンパイアの支配からこの世界を解き放つ事を使命とする猟兵たち。
その猟兵たちが、その助力をすることはおかしくもない話である。
「闇の救済者(ダークセイヴァー)たちと協力して、村人を避難させ、その上で領主たちの尖兵その全てを制圧します」
残念ながら、闇の救済者(ダークセイヴァー)たちに猟兵のような強さは期待できない。
だが、村の避難活動のサポートや助言、助力をすれば彼らも力の一端として期待出来る。
その上で領主の配下を全滅させれば、問題はない。
「領主が治める地は広大です。つまり、報告に戻る者を一切出さずに殲滅してしまえば報復もないでしょう」
最も、万が一を考え、殲滅後にその痕跡を消す事は重要でしょうが、と小さく付け加える。
紫紺の瞳が猟兵たちを一瞥する。
「イェーガーたちならば問題なくこの予知の打破を完遂出来ると信じています。健闘と武運を祈ります」
虎河豚天
虎河豚の天ぷら、略して虎河豚天でございます。食べないで。
ダークセイヴァーにも抵抗組織が生まれました。
暗雲に閉ざされた世界、そこに灯った希望の炎。
それは仄かで、弱々しいかも知れません。
されどそれを強く燃え上がらせる事もまた猟兵の使命でしょう。
第1章 冒険
『戦禍からの撤退』
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POW : 身をもって村人を庇ったり、力づくで村人を避難させる
SPD : 隠れ道をさがし出すなど、技能を活用して村人を非難させる
WIZ : 頭脳や魔法を活用し、村人を避難させる
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
カタリナ・エスペランサ
「っと、修羅場だね! じゃあ期待の後輩たちに“ダークセイヴァー”の先輩らしい活躍を見せてあげるとしようか!」
使用UCは【天下無敵の八方美人】。
《コミュ力》《礼儀作法》の話術に軽い《催眠術》紛いの《誘惑》も重ね、《情報収集》で導き出した安全なルートへと村人たちを誘導します。
周囲の様子は《念動力》の力場展開に《第六感》を併用して《見切り》警戒。
村人に危険が迫れば適宜《早業》から《ダッシュ》で割り込んで《武器受け》、《衝撃波》による《吹き飛ばし》、《属性攻撃》の要領で影を操って盾にする《時間稼ぎ》を使い分けて《庇う》事を最優先します。
「――大丈夫、絶対に助ける。アタシはその為に此処に来たんだから」
●闇の救済者(ダークセイヴァー)
「っと、修羅場だね!! じゃあ……」
期待の後輩たちに、"闇の救済者(ダークセイヴァー)"、先輩らしい活躍を見せてあげよう!!
カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)は気合をこめる。
ユーベルコードで強化したコミュニケーション能力、礼儀作法、そして話術。
それを駆使した催眠術まがいの口、誘惑すらも交えた交渉能力。
情報を集めて解析した結果、導き出した安全なルート。
そこに村人たちを恐るべき話術で誘導していく。
周囲は常に念動力の力場を展開し、警戒を続けている。
この力場に触れれば、触れた事が即座にカタリナに伝わる。
薄い膜のようなソレですら敵襲来の感知網と早変わりする。
「――――大丈夫、絶対に助ける」
アタシは、その為に此処に来たのだから。
笑いかけながら、カタリナは村人たちを避難させていく。
襲い来る災禍より、襲い来る戦禍より。
ここはやがて虐殺の地となる。
それよりも、速く、疾く、早く。
虐殺、それを為すための命がなければ、虐殺は起きぬのだから。
だからこそ、カタリナはこの命を助け、次なる命を助けるために闇を疾駆した。
大成功
🔵🔵🔵
宮落・ライア
戦闘方法:力任せの大剣と、技術を伴った刀による異様な二刀流。
大体は大剣でぶっ飛ばしてどうにかしてる。
平時:ボク・キミ・~だよ。
敵には:ボク・お前
脳筋思考でとりあえず殴って解決するなら殴って解決しようとする。
敵がいてそれを倒せば解決するならそれでいいよね!
痛みや敵の攻撃を無視する戦い方をし、例え致命傷を受ける物であろうと相手にも致命傷が入れられるのなら構わず攻めるスタイル。
どれほど絶望的であろうと顔を曇らせず笑い続けて
そのフィジカルと激痛耐性、治癒力で殴りぬく。
ヒーローが来たよ!
え?悪なんでしょ? だったら容赦する必要なんて無いじゃん。
あーっはっはっはっはっはっは!
うぇっへっへっへっへへ。
●脳筋思考、脳筋嗜好、脳筋至高
「ヒーローが来たよ!!」
宮落・ライア(ノゾム者・f05053)は右手に大剣を、左手に刀を携え現れた。
虐殺のために迫りくるオブリビオンの配下たちを前に立つ。
彼女は脳筋である。
殴って解決するなら殴って解決する。
彼女は脳筋である。
敵がいてそれを倒せば解決するならそれでよい。
彼女は脳筋である。
村人の避難方法なんて考えてない。
だって目の前に敵がいるじゃん。
そいつは悪党なんだから容赦する必要なんて無いじゃん。
故にライアはぶん殴るのみである。
「あーっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」
故にライアは一人で避難路とは反対にむしろ迫りくる配下たちに切り込んでいった。
その身に刃や矢が食い込もうと知ったことではない。
こっちが死に至る前に相手を絶命させれば勝ちである。
肩に食い込んだ剣なんて知った事か、と言わんばかりに大剣が叩き込まれた。
ミンチなんて生易しい状況が生まれた。
「うぇっへっへっへっへっへっへっ!!」
一人対大多数。
しかし、彼女は笑っている。
フィジカルはパワーである。
激痛耐性と備わった治癒力が彼女を死へと導かない。
大剣が振るわれ、また一つ、ミンチが生まれる。
ミンチメーカー・ライアここにあり。
大成功
🔵🔵🔵
ミラリア・レリクストゥラ
このような話に助力する事こそ、私の本望。喜んでお力添えさせていただきます。
ええ、そうですね…私は非力で、介添えも人並み、戦闘にも直接参加は難しい。
けれど、唄は皆様に力を与える事が出来ます。心を奮い立たせる事が出来ます。
勇気で立ち上がれたとしても、人々はまだ戦い始めたばかり。
避難する方々も、怯えから立ち止まってしまうかもしれません。
私の唄『彼方へと繋がる希望』は、彼らの小さな心の火を大きな炎に、そして溢れだす力にできますわ。
これを「シンフォニックデバイス」で戦う人々、避難する人々双方に伝え、挫けも恐れも勇気にします。
助かるだけではない、打開の道を見つける事こそ、真の希望です!
●介添人
ミラリア・レリクストゥラ(目覚めの唄の尖晶石・f21929)は非力で、介添もそうは出来ない。
直接的な戦闘能力にも乏しい。
けれど、ミラリアには歌があった。
心を震わせる歌、明日への活力へと繋ぐ歌。
人々を繋ぐ絆となる歌、人と人をつなぎ合わせる架け橋。
勇気で立ち上がる事は出来ても、その力はまだ弱く、か弱い。
人々にはまだ恐れがある、怯えからその足を止めてしまうかもしれない。
だからこそ、ミラリアは今、ここで歌を紡ぐ。
「命の叫び 伝えられたなら 明日はきっと 輝くから」
それは小さな心の灯火を灯す歌。
一つ一つは小さいかもしれない。
けれど、火は重なればそれは炎となる。
炎となった勇気は、やがて無敵の力へと変わっていく。
戦う人々、今は逃げるしか出来ない人々。
その双方へと伝播する心の炎の歌。
それは彼方へと繋がる希望の歌である。
そう、それこそが真の希望へと繋がる炎の歌声であった。
大成功
🔵🔵🔵
リズ・ルシーズ
アドリブ、連携歓迎だよ!
【SPD】
うんうん、やっぱり人は助けを待つより自ら動かないとね
【指定UC】を使い、量産型を召喚。【変装】させて村人たちの集団に紛れ込まし、残りを囮にしつつワイヤーを使って【ロープワーク・罠使い】で罠を作って【時間稼ぎ】だね
集団に敵が迫ってきたら紛れ込んでた量産型が、仕掛けた罠だらけの道に追手を誘導し、最後に自爆で敵に【恐怖を与え】つつ死なば諸共で撃退だね
自爆する量産型)残念、こっちはハズレだよ
本体は光学【迷彩】と【地形を利用】して姿を隠し、全体の【情報収集】だね。追いつかれそうな集団が居たら。【スナイパー】としてそのまま【援護射撃】だよ
こっちの集団は大体逃げ切れたかな?
クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「民間人保護なら、出来ることは多そうですね」
【WIZ】
『サーチドローン』を空に放ち、敵が来る方向を偵察します(【情報収集】)。
「避難すべきは逆方向ですね」
UCで工具箱の中に、病人・子供・老人を優先させ村人を避難させます。
「緊急避難用の工房です。本来は作業場ですが、スペースだけなら十分ありますよ」
「後は避難用の『脚』ですね。さあ、この中へ」
「『ヴォルフ』、遠隔操縦モード起動」
自前の装備(アイテム)の『ホバー戦車』の中に先程の工具箱を入れ、余ったスペースに村人を詰め込みます。
【遠隔】操縦を行い、近くの洞窟へ戦車を向かわせます(【地形の利用】)。
「後は狙撃場所の確保と参りますか」
●鋼の人々
「うんうん、やっぱり人は助けを待つより自ら動かないとね」
鋼と化したリズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)にはそれは好ましい行いである。
故にそれを助力する事は正しい行い。
ブループリントが読み込まれ、圧縮されたソレが展開されていく。
無数のルシーズ、無数のリズと似た鏡面存在が現れる。
変装したルシーズの一部が村人に紛れ、直衛と化す。
残りのルシーズが、ワイヤーでトラップを敷き詰めていく。
「民間人保護なら、出来る事は多そうですね」
おおっと、エンジニアなクネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)の登場だ。
サーチドローンを放ち、敵影を捕捉する。
避難民が向かう方向に敵がいないかを確認する、情報収集は大切だ。
若く、健康で、体力がある村人たちは逃げやすい。
だが、病人、子供、老人はそうはいかない。
だからこそクネウスは、簡易工房を展開し、そこに村人を避難させていく。
「コルフ、遠隔操縦モード。さあ、この中へ」
ホバー戦車に簡易工房を格納した工具箱を搭載。
ホバー戦車の中に乗れるだけの村人を乗せていく。
「ヴォルフ、避難路を算出、安全な場所へ」
『Yes.My load.』
AIが応答を返し、ホバー戦車は走り出す。
それを見送ればリズがワイヤートラップを仕掛けている森を見る。
「狙撃場所の確保ですね」
コタツを背負い、クネウスは狙撃場所の情報を収集する。
あとは、敵が来たらリズのワイヤートラップが、クネウスの狙撃がそれを阻むのだ。
ついでに量産型ルシーズは自爆する。
村人だと思って殺そうとしたら逆に自爆されるのである。
どういうことなの?
「あ、クネウス、狙撃ポイント確保できた?」
「ええ、大丈夫ですよ」
そしていつものコタツフォートレスで彼らは身を潜めた。
このコタツは塹壕にもなるし、室温調整も出来る。
何人も入り込める上、装備を搭載すればトーチカと化すのである。
これ本当にコタツなんだろうか?
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『黒い薔薇の娘たち』
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POW : ジャックの傲り
戦闘中に食べた【血と肉】の量と質に応じて【吸血鬼の闇の力が暴走し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
SPD : クイーンの嘆き
自身に【死者の怨念】をまとい、高速移動と【呪いで錬成した黒い槍】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : キングの裁き
対象のユーベルコードを防御すると、それを【書物に記録し】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
イラスト:シャチ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●そして虐殺の手は訪れる。されど
そうして領主たるヴァンパイアの配下は村を訪れる。
されど、猟兵たちの強襲や罠、狙撃でその数は減っていた。
だが、それでも無数の配下たちはいる。
しかし、最早避難は終わっている。
伽藍堂と化した村の最中、怒りで配下たちが咆哮する。
闇の救済者たちもすでに無事に逃げ延びている。
なれば、これを殲滅すれば後仕事もそう多くはない。
――――つまる所、いつもの仕事である。
カタリナ・エスペランサ
「間に合った間に合った。頼れる味方が多いと有り難いね!」
守るべき人々を無事に安全圏まで避難させれば、討つべき敵の蠢く村へと舞い戻り。
まずは《目立たない》技能で《存在感》を隠し《力溜め》と《全力魔法》を重ねてUC【天災輪舞】を最大出力で発動。
《ダッシュ》《ジャンプ》で飛翔し上空から《破魔》の《祈り》を込めた雷羽を降り注がせての《属性攻撃》《範囲攻撃》で《先制攻撃》を仕掛け、《恐怖を与える》事で敵全体を攪乱します。
「さて、たまには真っ向勝負としようか!」
敵の動きは《第六感》《戦闘知識》で《見切り》三次元的な《空中戦》を展開。
ダガーでの近接戦と雷羽の雨を使い分けて敵全体の戦力を削り取っていきます。
●災いの災禍
「間に合った間に合った」
避難民がおらず困惑する虐殺の徒。
それを高みから眺めるカタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)がいた。
「頼れる味方が多いとありがたいね」
その気配は今極限まで殺されている。
今、オブリビオンたちの目では捉えられない存在と化している彼女。
溜めに溜めた魔力が、その身に渦巻く。
刹那、蒼き雷が地に墜ちる。
無数の蒼き稲光がオブリビオンたちの身を焼いていく。
神をも殺す雷と化したカタリナは、雷霆の速度で地を疾駆する。
「さて、たまには真っ向勝負!! しようか!!」
降り注ぐ雷と共に疾駆するカタリナは短刃を引き抜く。
その勢いのまま、ぶつかると同時にその刃が閃き切り裂く。
焼き焦がす蒼き雷が焼き払う。
雷霆の速度で放たれる刃が、蹴撃が、オブリビオンを吹き飛ばす。
「さぁ、最っ高のパフォーマンス、魅せてあげるよッ!!」
かくして虐殺と言う災厄に対する災禍と化した猟兵たち。
開幕の一撃は蒼き雷。
大成功
🔵🔵🔵
リズ・ルシーズ
アドリブ、連携歓迎だよ!
【SPD】
コタツがあれば、何でも出来る!そう、迎撃でもね!
塹壕コタツの【地形を利用】して【スナイパー】として戦うよ、武器は【指定UC】で呼び出した多銃身の重機関銃、コタツに取り付けられた砲身が赤く溶け落ちるまでうち続けるよ
不用意に顔を出すから!
射線に入った敵を【先制攻撃】で迎撃していくよ。
ん、近づかれたなら!
近づかれたら、最後に【零距離射撃】をして【時間稼ぎ】をして、【空中戦】で距離を取るよ、他の人の【援護射撃】に期待だね。
倒し切るか撒いたらコタツに戻って、次の敵を待ち構える間ぬくぬくしようかな
そろそろ肌寒い日も増えて、コタツの季節だよね
クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「そう、これはもう私達だけの戦いじゃない」
「製品のPRも兼ねているのだから」
【WIZ】
●要塞
「CODE:THE CREATOR。要塞が動かぬと誰が決めた、無理は技術力で押し通すものです」
コタツフォートレス(周辺地形含む)に『マシンガン』を取り付け(【武器改造】)、UCを使い生命と人間以上の知性を付与(【メカニック&地形の利用&防具改造】)、動かします。
●UC対抗
「創造物が無ければ無用の長物ですね」
●戦闘
「補足完了、迎撃開始」
コタツに入ったまま【スナイパー】として狙撃に徹します。
コタツは動きますが知性があるのでワイヤートラップを回避するでしょう。
敵が近づいたらコタツで弾きます。
●最強無敵のコタツフォートレス
「コタツがあれば、何でも出来る!! そう、迎撃でもね!!」
「そう、これはもう私達だけの戦いじゃない」
製品のPRも兼ねているからね。
クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)とリズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)はコタツで築かれた城塞の中にいた。
塹壕コタツから無数に飛び出した、そう、まさにハリネズミが如く様相のもの。
それは多銃身重機関砲、要するにガトリングガンである。
無数のマシンガン、無数のランチャー。
それが取り付けられたコタツフォートレス。
しかし、所詮は塹壕コタツ、動かない木偶の坊。
近づかなければ問題はない。
「要塞が動かぬと誰が決めた?」
「無理は技術で押し通す」
「押し通れば道理が引き下がる」
コタツフォートレス、それが今激しく鳴動し動き出す。
そう、これが重機動要塞・コタツフォートレスMk2である。
「不用意に顔を出すから!!」
重機関砲が回転し、無数の弾丸をばらまく。
鉄火の雨が驟雨の如く打ち付けてオブリビオンたちを蜂の巣にしていく。
不用意? だが、激しく鳴動し走り回るこの重機動要塞・コタツフォートレスMk2。
これのどこに死角があろうと言うのか。
隠れても射線が通る場所に移動され蜂の巣にされるのだ。
ならば、ワイヤートラップが無数に仕掛けられた所に誘い込め。
そう言わんばかりにワイヤートラップの張り巡らされた森に逃げ込む。
幾人も犠牲になるが、あの機動要塞を倒せるならば。
されど、なれどしかし。
「とん、だ……ッ?!」
ワイヤートラップを前にコタツフォートレスMk2は跳躍をした。
鮮やかで、軽やかなジャンプであった。
轟音、大地が鳴動する。
そんな、馬鹿な。
オブリビオンたちの隠せない声があがる。
銃身が再び回る。
そして、鉄火の雨がまた打ち付けられた。
またオブリビオンたちが蜂の巣にされ打ち倒されていく。
最強無敵の重機動要塞、それがコタツフォートレスMk2である。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ミラリア・レリクストゥラ
集団戦闘、ですね。
【WIZ】
先に申し上げましたとおり、私に戦闘能力は皆無です。
それに、遠くから見た限り、他の方々は戦い慣れしているご様子。
…ですので、ここは邪魔にならないよう、唄による援護に専念いたしましょう。
勇気の唄の次は、安らぎを。『地母の恵み』の旋律による、皆さまのリズム調整を試みます。
仮に私自身が襲われても、さほど問題はありません。多少の物理攻撃でしたら、私自身の硬度で防御が可能です。
加えてこの唄に歌詞は無く、ただ心を込めて唄うのみ。私は口だけでなく四肢や体全体でも唄えますので、この唄を止める事はまずかないません。
…とはいえ限度はありますから、できれば他の方に頼りたいですね。
宮落・ライア
いつもの殲滅か!
狩る側だと思っていたのが狩られる側になった事を思い知らせてやる!
わーい戦闘だー
避難が終わってるなら持参していたとしても強化はそれほどにならないであろう?
よーし綺麗な顔をぐちゃぐちゃにしちゃうぞ♪
怒ってるならきっと突っ込んでくるじゃろ?
そこをカウンターで掴んで怪力で叩きつける。
掴んだまんまそれを武器にしてもいいぞ?
ふむ…にしても集団で避難させてくれていると後ろ気にしなくていいから楽だな。
●戦いの歌
「先に申し上げました通り、私に戦闘能力はありません」
「大丈夫だ、ボクがその分戦うからな!!」
目を輝かせ、大剣を振るう宮落・ライア(ノゾム者・f05053)。
ぶおん、ぶおん、と言う激しい風切り音が響いている。
ミラリア・レリクストゥラ(目覚めの唄の尖晶石・f21929)はその答えに頷いて応じる。
「狩る側だと思っていたのが狩られる側になった事を思い知らせてやる!!」
ライアが疾駆する。
無数のオブリビオン相手に力任せに大剣を叩きつける。
斬撃、ではない。
それは最早殴打に近い。
されど、刃物である。
故にそれは切断力がある。
だが、それはブチブチ、と何かを引きちぎるような音をあげる斬撃。
斬るのではない、叩き、断つ。
最早そうとしか言えぬ破壊力を以て縦横無尽に大剣が振るわれる。
呪詛をまとった槍が突き出されるが、それを掴み取る。
奪い取り、その穂先でオブリビオンが貫かれる。
呪詛が犯し、喰らい、殺していく。
されど、その呪詛はライアの身をも犯していく。
じわじわ、と焼け付くような痛み。
しかし、ミラリアの歌が、安らぎの歌が。
焼け付く痛みを阻害し、呪詛を払い、ライアの身を癒やす。
自らの痛みがひく事に、に、とライアが笑う。
傷もすぐに癒える、痛みもなくなる。
そうとわかれば、何をするか。
「よーしぐちゃぐちゃにしちゃうぞ♪」
自らの身を省みる必要はない。
保身なき大暴れをするだけである。
槍がライアを貫こうとも、決してそれは傷を残せない。
返す刃がオブリビオンの身を引き裂く。
ミラリアの歌が響き続け、ライアの大剣が空を裂く。
歌と言う旋律が終わる頃。
返り血にまみれたライアがその頬についた血を手の甲で拭う。
「……ふむ、にしても集団で避難させてくれていると後ろ気にしなくていいから楽だな」
「……私としてはライアさんは身体を気にした方がいいと思うのですが」
うん? とライアは怪訝そうに首を傾げるだけであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『明日を生き抜くために』
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POW : 資材や物品の搬入や購入物資の運搬を行う
SPD : 我先にと購入しようごった返す人々の整理を手伝う
WIZ : 貧困に苦しむ人達のために少しばかり値切るか差額を払う
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●明日を生き抜くために
敵は殺し尽くした。
報告される事はない。
だが、戦闘していた、と言う痕跡はある。
それを誤魔化すように、行商人たちがやってきた。
彼らはダークセイヴァーが手配したキャラバンである。
避難民が避難先で困らぬように物資を持ってきた。
同時、キャラバンがここで一夜を明かしたと言う欺瞞工作。
と言うわけで明日を生き抜くために、ダークセイヴァーが無事去れるように。
彼らにも協力しよう、と思う猟兵であった。
カタリナ・エスペランサ
「ああ、頼もしいね。よく気が回るのは良い事だよ」
ダークセイヴァーの手配、それに応じてくれたキャラバン。
こんな世界にも屈する事無く息づく人々の営みに表情を緩めれば、その手伝いをするべく歩み寄り。
使用UCは【天下無敵の八方美人】、やる事は概ね第1章の避難誘導と同じ。今回は催眠や誘惑は無しで、《情報収集》から最適解を導き出し純粋に《コミュ力》《礼儀作法》で人の流れを誘導していきます。
余裕があれば去っていくダークセイヴァーの面々に《祈り》で以てこれからの彼らの道行きに加護を授けて《鼓舞》し、自分の《世界知識》から彼らに有用そうな情報を引き出せるなら餞別代わりにそれも伝えておきたいところ。
●天下無敵の八方美人
「ああ、頼もしいね。よく気が回るのは良い事だよ」
ダークセイヴァー、闇の救済者たちの手配によりキャラバンがやってきた。
それをカタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)は見て表情を緩める。
物資の補充にごった返す人混みを、そのコミュニケーション能力で整え、並べ、誘導していく。
ごった返していた人混みは整然とした列となり、混乱も収まっていく。
避難民が物資に、食料に困る事はもうないだろう。
そうして避難民にそれが行き渡るのを確認すれば、闇の救済者たちは何事もなくまた旅立とうとする。
それこそが彼らの至上目的であり、そして、今この世界の他の嘆きを助けることに必要だからこそ。
だから、カタリナは彼らに祈りを捧げ、その先行きに祝福と加護を祈る。
彼らの道行きは困難だろうけれど、その道行きが報われるもので、救われるものであって欲しいと言う祈り。
それは避難民にも伝播し、彼らに対する祈りが厳かに捧げられる。
その祈りを背に受けて彼らはまた旅立つ。
この暗雲の世界を救う為に、理不尽な被害に抗う為に。
大成功
🔵🔵🔵
リズ・ルシーズ
クネウス・ウィギンシティ(f02209)と連携、アドリブ、連携歓迎だよ!
【SPD】
物資はいくらあっても困らないよね
【指定UC】を用いて、数の少ない物資や貴重な物資を複製していくよ。クネウスが作った良品を複製して避難民の【援護射撃】だね
なんでも猟兵任せの人を助けるつもりはないけど、自分たちで頑張る人たちなら多少の手助けは良いよね
【情報収集】して、治療の必要な人が居たら【医術】で複製した医療品で怪我の治療をしつつクネウスの様子を見て、首を傾げ
コタツは良いものだし、そのコタツは良品ではあるんけど。それを避難民に提供するんだ?(疑問をとりあえず放置して見なかったことに
クネウス・ウィギンシティ
リズ(f11009)さんと連携
アドリブ&絡み歓迎
「技術者としては復興が本番ですね」
【SPD】
●復興
避難民用に家具や農具などを生産。 資材は持ち込み&UCで複製、データベースの製図データを元に『フォースセイバー』で加工します(【早業&メカニック】)。
「CODE:HEPHAISTOS。今より良いものを提供する、それがエンジニアです」
完成した包丁やヤカン、食器、鍬や鋤等を無料提供します。
「提供元が2つあれば、ごった返しも多少はマシになるでしょう」
To:リズさん
「不足しているのは鋳造が必要な鉄製品でしょうね、お願いします」
最後に、村長にコタツを譲渡。
「避難所代わりにどうぞ、性能は実証済みです」
●重機動要塞コタツ・フォートレスMk2
「物資はいくらあっても困らない!!」
「技術者としてはここからが本番です」
クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)が持ち込みの資材で物資を製造していく。
リズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)がそれを複製していく。
こうして避難民にへと家具や農具が供給されていく。
貴重な鉄製品も彼らの手にかかれば量産もお手の物。
「今より良いものを提供する。それがエンジニアです」
「自分たちで頑張る人たちなら多少の手助けは……いいよね」
避難民に鉄製農具を、闇の救済者たちには鉄剣や槍、弓を。
これからも戦い続ける人々にそれを渡す事は決して過ちではないだろうから。
避難のごたごたや、オブリビオンたちと戦った事で傷ついた人たち。
避難民や闇の救済者たちの傷を医療品を用いてリズは治療していく。
そんな最中、ふと目に入った光景があった。
「避難所代わりにどうぞ、性能は実証済みです」
「おお……あり……が、とう、ございます……?」
それは重機動要塞コタツ・フォートレスMk2。
間違いなく良品であるし、良いものである。
さらに実戦性能も彼と彼女が実証済みである。
オブリビオンの猛攻にすら揺らがぬ重機動要塞。
それがコタツ・フォートレスMk2。
だがしかし、これを避難民に提供するのか。
「……」
リズは考えた。
リズ・ルシーズは考えて、考えた。
「…………」
そして、考えに考えて、考え抜いた結果。
そっとRe-Createで重機動要塞コタツ・フォートレスMk2を複製してから。
「…………」
彼女はそのままけが人の治療に戻っていった。
結果、この村には重機動要塞コタツ・フォートレスMk2とMk3が出来上がった。
鋼の守護コタツ、完全鉄壁、無敵堅牢、堅強堅固。
コタツ都市として後にダークセイヴァーにその名を伝えたと言う。
その都市を落とす事は不可能と言われ、絶対浮沈都市と言われたとか。
大成功
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ミラリア・レリクストゥラ
まあ、賑やかに♪
【WIZ】
行商人の方々も、お仲間ということですね?
…そうですか、アリバイ作りと一緒に土地とのお別れ会を…
皆さまが沈んだ空気でなく、明日を向いていらっしゃるのが救いですね。
…そうです、いい事を思い付きました!
私の『地母の恵み』は本来、大地に元気を取り戻してもらい、その力を分けてもらう為の唄。
そして大地の元気は、草木の元気。ひょっとしたら、手入れが入っていないように見せかける事ができるかもしれません。
代わりにこの土地には、少し無理をさせてしまうかもしれませんが…余興ついでに、唄ってもよいでしょうか?
え?ただ唄いたいだけじゃないかって…そんな事! ちょっとだけ、ありますけれど…
●地母の恵み、大地への祈り
ミラリア・レリクストゥラ(目覚めの唄の尖晶石・f21929)は楽器を奏でる。
旋律が暗雲の世界に響き渡る。
それは大地に捧げる詩、それは大地に唄う歌。
彼女が音を紡ぎ、歌を紡ぐ度に、大地に力が満ちる。
そうして、草木は生い茂り、花が咲き誇り、実は種を結ぶ。
ミラリアが音を紡ぎ、歌を紡ぐ。
また一つ、花が咲き、木々は生い茂る。
紡がれる旋律が響く度に、そこの時だけが進むように。
そうして、避難民が去り、闇の救済者たちが去った地は木々が生い茂る大地となった。
「……大地には少し無理をさせてしまったかもしれませんね」
放棄されたその集落は、木々の生い茂り、草花が咲く廃墟のように。
そして、ミラリアはキャラバンに合流し、彼らに歌を紡ぎ、音楽を聞かせた。
彼女の紡ぐ歌は彼らに希望を与え、未来を見据えさせ、歩き出す力を与える。
それはキャラバンの行商人だけでなく、避難民の皆すべてに。
そして、闇の救済者、ダークセイヴァーたちにもその力を与える。
「彼らの先行きに希望あることを……」
祈りと祝福をこめた希望と未来の歌はずっと、ずっと響き続けていた。
大成功
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