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二人のアリス

#アリスラビリンス

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#アリスラビリンス


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「カレン!ここは何処なの?気が付いたら家はないし!」
「分からない。私だってこんな所見たことないわ」
 何気ない生活をしていた中、突如アリスラビリンスに召喚される。それはこの世界では日常的なことだ。
「シル。とりあえず歩いてみましょう。元の世界に帰る方法が必ずあるはずだから」
「わかったわ。カレン、確か戦闘経験あったわよね。私は戦えないから護衛をお願い……私だって出来る限りのことはするから」
 人間が絶滅したこの世界。オウガたちは自分の欲求のために異世界から人間を召喚する。
「戦闘経験があると言っても後方支援だけだし……相方も今いないし……」
「私が軽率だったわ……ごめんなさい」
 だが召喚された人間からしたら溜まったものではない。
「でもシルがいてくれてよかったですよ。私一人だけでは心細かったですから」
「そうね……私もカレンがいてくれてよかったわ。昔を知る大事な友人ですもの」
 アリス達は自分の扉を見つけない限り、世界にはこびる悪から逃げ続けなければならないのだから。

 グリモアベースの一室にて
「アリスラビリンスにて新たなアリスがオブリビオンに狙われる予知をいたしました」
 稲荷・四乃は新たな依頼をの説明をしながら、大まかな内容を説明する。
「確認されたアリスは二名。名前は予知では分かりませんでしたが、恐らくお互いに知り合いなのだと思われます。
 それでアリスの容姿ですが一人は黒髪の長髪でUDCアースにある黒いパンツスーツを着た身長160センチ前後の女性、もう一人は銀髪の長髪で白か銀のドレスを身に纏う同じく身長160センチ前後の女性です。
 二人は現時刻であれば、アリスラビリンス内にある虹の橋を渡っているはずですので二人に接触し元の世界に帰るまでの護衛をお願いします。
 二人は同じオブリビオンに召喚されたものでしょうが、私たち猟兵が感知した以上オブリビオンの犠牲にさせるわけには行きません。猟兵の皆さん、どうぞよろしくお願いします」


劇団劇作家
 劇団劇作家です。
 今回のアリスの補足をしたいと思います。
・カレン・ミルニス
 黒髪長髪、容姿二十代後半の女性。眼は赤目で色白、喪服のような黒いスーツを着ている。歌による支援を行う。
・シルミア・ミルニス
 銀髪長髪、容姿三十代前後の女性。眼は白眼で色白、中世ヨーロッパのような白でフリルの多いドレスを着ており、メイドのような印象がある。ホームシックにかかっており戦闘には参加できない。
 
 アリスの二人は性は同じですが、揃えているだけで血縁関係はありません。関係について知りたい場合はプレイングで聞いてください。今回のアリスに見覚えのある方、参加しても構いませんがツッコんではだめです。
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第1章 冒険 『虹の向こうに行きたいな』

POW   :    虹の道を叩きまくるなどして、綻びが無いかを探します。

SPD   :    虹の道の先を偵察して不自然な個所を探し当てます

WIZ   :    正しい虹の道に戻る為に必要なアイデアを思いつきます。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ティア・アルファルド
SPD
迷子のアリス達を導く兎、ティアの登場ですよぉ。
人を導くのはティアの本業なのでおまかせですよぉ。
お二人が危なくないように少し先を偵察し安全を確認してから導きますねぇ。

不安にさせないようにお話もしましょう。
ティアが守るので安心していいのですよぉ。
虹の橋って綺麗ですよねぇ。こんな世界ですけどぉロマンチックで素敵ですぅ。

協力してくれる仲間がいたら仲間に先に進んでもらって
ティアが白馬の王子様で二人を連れてワープすると二人の疲労も少なくてすみますねぇ。
猟兵がいるといっても、いつ襲われるか分からない状況で歩き続けるのは大変ですからぁ。
白馬での送迎なんて滅多にあるものではないので楽しんでくださいなぁ。



「迷子のアリス達を導く兎、ティアの登場ですよぉ」
 アリスラビリンスを故郷とするティアにとって自分の扉を探して世界を彷徨うアリスは日常的な風景であり、猟兵である彼女はアリスを元いた世界に帰してあげることが使命だと思っている。

「やぁやあ、アリスのお二人。どうもごきげんよう」
 ティアは虹の橋にて、目的のアリス二人を見つけると元気よく挨拶する。
「ご、ごきげんよう……」
「ごきげんよう……」
 アリスの二人は挨拶を返すものの警戒しているようで、ティアと距離をとる。
「あらら、警戒されていらっしゃいますぅ。ではご挨拶を、ティアはティア・アルファルド。迷子のアリス達を導く兎ですぅ」
 自己紹介をされて、アリスの二人は警戒や緊張が少し和らいだのかそれぞり返し始める。
「私はカレン・ミルニスです。しがない葬儀屋……のはずです」
「私はシルミア・ミルニスと申します」
 カレンは見た目通りの社会人らしい会釈、シルミアはスカートの裾を掴んでお辞儀してティアに返した。
「カレンちゃんにシルミアちゃんですねぇ。ティアが守るので安心していいのですよぉ。お二人の扉を目指して行きましょう」
「「はぁ?……」」
 ティアは先導するように二人の前を歩き始めた。

成功 🔵​🔵​🔴​

剣堂・家留魔
女性のアリス二人に危険は負わせたくないのでね。私がアリス達の前に立ち先導する事にしよう。
道に関しては杖(マギカ・フェンリアナ)で足場を確かめながら歩くとしよう。適度に叩く…そうだなアリスの足で3歩毎に一度叩く感じで歩こう。リズムよく歩くことで不安感は与えないようにしたいな。道中に会話でも入れておこうか。
(会話文)
君たちを見ると私の過去を思い出すな…。私は過去に自身の研究を否定され追われた事があるのだよ。見知らぬ世界に投げ出された不安…それは私も身に染みて体験したものだ。
だが、安心したまえ私と私の魔法が君達を必ず安全なところへ送り届けよう。それが私の魔法のあるべき姿だと考えるからね。



「ケットシーの方もいるんですね」
「本当ね。カレンの仕事先にはいなかったの?」
「仕事先……戦うほうの仕事では見かけなかったですね」
 多種多様な猟兵に守られながらも、その多様性に驚く二人のアリス。二人の視線の先にはいるのは先を歩く剣堂であり、剣堂もまた二人の視線に気づき振り返る。
「おや?確かに私はケットシーだが、見るのは初めてであるか?」
「あ、いえ集中力をかき乱してすみません。実家の方だとそこそこ見かけましたね。都会暮らしになってからは一つ二つのネコすらめっきり減りましたけど」
「ご迷惑をかけたのでしたらごめんなさい。昔からよく見かけましたし、今でもご飯をねだりに来る子がいらっしゃいますかね」
「そうであるか。少し話をしてもよろしいかな?」
「構いませんよ」
「ケットシーの猟兵さんもどうぞ」
 二人の許可をもらうと剣堂はペースを緩め、二人のそばによる。
「私は剣堂である。君たちを見ると私の過去を思い出すな……私は過去に自身の研究を否定され追われた事があるのだよ。見知らぬ世界に投げ出された不安……それは私も身に染みて体験したものだ」
 剣堂の昔語りを終えると場の空気はメルヘンさの割にしんみりとなってしまった。だが、アリスの二人特にカレンのほうは思うところがあったらしく少し打ち解けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

倶利伽羅・葵
WIZ
持ち前の明るい性格で取り合えずアリスの二人と距離を縮められるよう色々、この世界の事について安心できる情報などを教えてみる。
あまりの元気さに不謹慎にならない様注意。
お喋りに夢中にならない様に気を付け周辺の警戒や神様的な【第六感】にも頼って色々、気になる所があれば叩いてみる。

台詞:この世界にはねー 愉快な仲間達って言う不思議な子達が居て僕たち以外にも協力してくれる仲間がいっぱいいるんだ、だから大丈夫だよ!

それに帰れる扉に近づくと何となく方角とか分かるらしいよ!



「ボクは倶利伽羅・葵って言うよ。二人の状況をボクが説明してあげよう」
 倶利伽羅はアリスの二人に近づき、自己紹介をした後アリスラビリンスについて話始めた。
「――なるほど。私たちはそのオウガとやらの餌として呼ばれたということなのね」
「そして、あなたたちは生身の身体でありながらオウガと戦う術を持つ猟兵であると」
 倶利伽羅の説明を受け、少し落ち着きを取り戻したシルミアと猟兵に対して理解を深めたカレン。シルミアは安心した様子だが、カレンはいまだ不安そうな顔を浮かべていた。
「守ってくださるとはいえ、私もサーベラスの端くれです。もしものことがあればせめて私を囮にして皆さんもにげてくれませんか?」
 カレンが放った言葉に猟兵たちは混乱し、倶利伽羅はカレンの胸ぐらをつかむ。
「サーベラス?それに話聞いてた?オウガはアリスを食べようとするんだよ?」
「ですがそのためにあなた方に命の危機にさらされては私たちが悲しみます。それに私は物理的に死ぬことはありませんから」
 カレンは猟兵たちを心配している。言っていることの半分が理解できなかったが倶利伽羅はそう感じた。恐らく、この世界の危険性と猟兵への信頼が十分ではないのだろうと倶利伽羅は考えた。

失敗 🔴​🔴​🔴​

二本木・アロ
【ブットバース】から参戦
基本先行して歩き、虹の橋に問題が無いか確認(SPD)
危険があれば【かばう】

ま、無理に守るんじゃ反発しそーなタイプだし、戦うっつーなら止めはしねーよ。
「話は他の猟兵から聞いてんだろ? 戦うなら勝手にすりゃイイよ。あたしも勝手にあんたらを守る」
んー、服装はUDCアースっぽくて戦闘の経験あるっつー話だけど、UDCの職員っぽくはねえな?
「あたしアロ。あんたらは? 姉妹じゃねーの?」
話したくなきゃ無理には聞かねーけど、少なくとも顔見知りっぽいし。
「んじゃ囮をするなんて発想はやめとけ。シルミアちゃん悲しませるよーなコトはすんな」
カレンちゃんはシルミアちゃん守るコトだけ考えとけ、な。



「あたしアロ。あんたらは? 姉妹じゃねーの?」
 二本木は虹の橋の安全を確認するため二人のアリスに先行して歩きつつ二人に話しかけた。
「カレンです。葬儀屋をしています。えっと……なぜ姉妹だと?見ての通り似てませんよ?」
「シルミアよ。隠居生活をしているわ。姉妹ではないけど家族のようなものではあるわね」
 二人が名乗りと質問の答えに二本木は首を傾げた。
「姉妹じゃないし家族のようなものそれでいて苗字は同じ……どうゆうことだ?」
 カレンの言う通り、二人は似ているわけではない。顔つきは同じヨーロッパのような感じであるが、服装もかたや現代のOLでかたや中世のメイドを思わせるものだ。
「家族のようなものと言っても同じ屋根の下で暮らしていたわけでもないわね……特にカレンが屋敷に初めて入ったのは主様の血が絶えたあとだったから……」
「血が絶えた?」
 ますます訳が分からなくなる。主様と言うワードとシルミアの服装からして二人は誰かに仕えていたのだろうか。だが、カレンが血が絶えるまで屋敷に入らなかったのも気になるものだが。
「とりあえず二人は同じ人に仕えるメイドさんだったってことか。だがいまいちよく分かんねえな。昔メイドで今は葬儀屋のカレンちゃんが何で身を張ろうとするんだ?戦闘経験が一応あるみたいだが、あたしも他の猟兵も勝手にあんたらを守る。カレンちゃんはシルミアちゃんを守るコトだけを考えてくれ」
 二本木の言葉にカレンは少し黙る。流石に他の猟兵にも言われていることだ。流石に堪えたのかもしれない。
「そこまで言うなら流石に分かりました……ですがシルミアを中心にお願いします。私は幽霊のようなものですから……置いてかれても追いつくことはできるでしょう……」

成功 🔵​🔵​🔴​

リカルド・マスケラス
【ブットバース】から参戦
守れる命なら守りたいっすね。そんなお節介
宇宙バイクを自動【操縦】で先行させて安全を確かめながら進む

(ミルニスにサーベラスっすか)
UDCアースに渡った事も幾度とあるので、【世界知識】等で引っかかる情報があるのであれば、把握しておく
「ケットシーが珍しくないってことは二人はアイルランドに住んでるんすか?あそこは鮭の料理が好きっすね。あと、ビール」
など【コミュ力】で気さくに話しかけておく

あとは確認
「話からして、カレンは戦闘経験があるみたいっすね」
そしてヒーローマスクの特性と身体を借りた相手の安全を守れる旨を伝える
「この力、矛として使うのと、盾として使うの、どちらを希望っすか?」



(ミルニスにサーベラスっすか……UDCアースで聞いた覚えあるすかね?……)
かつ安全運転で二人の前を徐行している。
「そういえば、ケットシーが珍くないってことは二人はアイルランドに住んでるんすか?」
 リカルドは少しでも情報を得ようと後ろを向いて話しかける。
「前見て、前!」
「大丈夫っすよ。自動運転ですから」
「こっちが怖い!」
 リカルドには慣れた行動だが、カレンとシルミアは不安がったためリカルドは正面を向いて前方に危険がない事を確認しながら話を続ける。
「それであなたの質問のことだけど、スコットランド出身よ。血が絶える二、三代前に日本という極東に越して来たの。当時の主様の意向で屋敷ごと。極東の隣人や住人とは初めは敵対したけど今では立派な友人ね」
「スコットランド……というと離脱反対をしていた国っすね。あとは蛍の光とかあったっすね」
「蛍の光は国歌のやつですね。歌ったことはないですが。今シルミアは屋敷を守るために住んでいて、私は職に就いて葬儀屋をしているです。戦闘はサーベラスとして活動してからですが、やってることはお互い今も昔も大きくは変わりませんね」
(なるほど……またサーベラスが出てきて……今も昔も大きく変わらない?まるで長い間続けていたみたいな言い方……)
 リカルドは新しく出た情報を頭の中で整理していく。だが、サーベラスやカレンが自分を粗末にするような言動の理由に繋がらない。
「えっと少し分からないんですけど、サーベラスとは?」
「え?ご存じないですか?三つ首の地獄の番犬ですが」
「ケルベロス?」
「ええ。それをギリシャ語では。英語ではサーベラスと言うんです。地獄の番犬と関係があるかは分からないですが、サーベラスという力に目覚めてしまってその恩恵で物理的に死ぬことがないんです。と言っても私はスプリガン等と違い戦うのは得意ではないので、代わりに歌うだけなのですが」
「なるほど……サーベラスの力で死なないというのがカレンさんが無茶をしようとする理由だったんっすね。それで歌うというのは?もし歌ってくれたら自分達の力が強くなったりするんすか?」
「いいえ、歌うのは即興とはいえ葬送曲。相手の死を弔う歌です。サーベラスに目覚めたときにかは分からないですけどに泣く事が出来なくなる代わりにそうゆう力に目覚めたようで……可笑しな話ですよ。泣かない代わりに歌を歌う泣き女なんて」
 そうカレンは最後に冷たく言った。
 

成功 🔵​🔵​🔴​

岩永・勘十郎(サポート)
サバイバル知識を豊富に持っています。あとインディアンが使うようなトラッキング技術も持っていて、地図の無い場所でも十分にやっていけます。基本は冷静で、どんな状況でもパニックにならず今の状況に一番必要な行動を取る。 失敗した時や間違えた時は「ハハハッ!」と笑いながら謝る。



 アリスを護衛しつつ会話を通して情報取集する猟兵たち。会話するだけでどこに進んでいるか分かっていると言うわけではない。
 それであるのにも関わらず話と護衛に集中しているのは道を探しに集中している猟兵がいるからだ。
 岩永がその担当で彼はトラッキング技術で虹の橋でどこを進んで行けばいいか探していた。とはいえ幻想の世界であるアリスラビリンス相手では流石に苦労しているようで、
「ハハハッ!すまんな、こちらの道では無いようだ。少し前の分岐点に戻ろうか」
 何度か道を引き返しながらも虹の橋の上を進んで行く。
 他の世界とは異なり地質学等の学問に囚われない気候や現象によってできたアリスラビリンスでもいくらか進んで行くうちに岩永は何とか慣れていき進むべきルートを見定めていく。
 気が付けば虹の橋の終わりが見えて来た。
「おお、虹の橋の終わりが見えたぞ。わしの役目も一旦ここまでのようだな」
 橋の先に見えるのは森のようなエリア。この先には何があるのだろうか。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『迷わせの森』

POW   :    絡まった枝の迷路
戦場全体に、【互いの枝を絡ませて作った壁】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
SPD   :    絡まった枝の迷路
戦場全体に、【互いの枝を絡ませて作った壁】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
WIZ   :    絡まった枝の迷路
戦場全体に、【互いの枝を絡ませて作った壁】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。

イラスト:麻風

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵とアリス達が虹の橋を渡った先には白い枯れ木の森が広がっていた。二人の扉はこの森の奥にあるようだ。
「虹の橋といいほんとに変わった場所……それに似つかない悪意を感じるのだけど……」
「そうですね。明らかな敵意を感じます。これがオブリビオン?」
 森に入るや否や、オブリビオンの気配を感じ取り警戒心を強めるカレンとシルミア。どうやら二人はオブリビオンが放つ気を感じ取れるようだ。だが、二人が言うにはオブリビオンと元々あった木の区別するには、対象にかなり接近しないと分からないらしい。
「気味悪い……」
「そうですね。ですが、ここを抜ければもう少し……そんな気がします」

(カレンを戦闘に参加させる場合、使用するユーベルコードと同じ系統のユーベルコードを使用します)

 カレン・ミルニス所持ユーベルコード
 POW●警告の叫び
【ありとあらゆる叫び声を合わせた声】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

 SPD●行くものを見送る歌
 【即興の行進曲の歌】を聞いて共感した対象全ての戦闘力を増強する。

 WIZ●嘆きの葬送曲
【敬意】を向けた対象に、【即興の鎮魂歌をアカペラで歌うこと】でダメージを与える。命中率が高い。
二本木・アロ
【ブットバース】から参戦
壁ぶち破りてーけど、普通の木をダメにしちまうのは……やっぱ迷路抜けなきゃダメか。
オブリビオンと区別つくみてーだし、アリス達のコトは頼りにしてるぜ。

「結構歩いたけど腹減らね?」
【アヴァチュホヤの御裾分け】で持参した焼きもろこしを差し出してみる。
少なくともこれ食ってる間なら、オブリビオンに遅れをとるコトはねーだろ。
リカルドちゃんも食……装着してる人に食って貰うか。

アリスの二人から離れずに行動。
敵に動きがあれば身を挺して各種【耐性】任せで【かばう】
連携すりゃ二人とも守れんだろ、当然カレンちゃんも保護対象なんだからな!
戦闘発生時も深追いせず、二人の護衛を優先。攻撃手段は肉弾戦。


リカルド・マスケラス
【ブットバース】から参戦

「泣かない泣き女がいたっていいじゃないっすか。今はまだその時じゃあないんじゃないっすかね」
まあそんな軽口

猟兵が敵を判別出来ないのであれば、カレンに見てもらうしか無いっすね
「力を貸すっす。自分を装着して、このコートを来てくれれば、ダメージはこっちが受け持つっす」
と言ってブラックコートの効果で【かばう】
「更に、木には火っすね」
と、【神火分霊撃】で生み出した炎の分身で戦い、半分は延焼のし過ぎに気をつけ炎の【属性攻撃】、半分はシルミアの護衛に回す
アロのUCは二人が楽しめていれば十分っすね

考え事 (扉から帰れるアリスは一人だけ。扉は二つあるのか、一つの場合カレンは……)



 オブビリオンにより構成された森の迷路の中どう進むか悩むアリス達。この森を抜ければ出口は近くなのは確かなのだが、相手がオブリビオンであるため道順が変わり続けそうやすやすと進ませてくれない。
「結構歩いたけど腹減らね?」
 場の空気を壊すように、二本木はUC【アヴァチュホヤの御裾分け】を発動し、焼きトウモロコシを皆に配り始めた。ここまで歩き詰めだったのだ、休憩も入れなくてはいざという時戦えないだろう。
「リカルドちゃんも食……装着してる人に食って貰うか」
「そうっすね。ありがたくもらうッス」
 二本木の焼きトウモロコシが全員に行き渡ったところで一緒に食べ始める。
「皿とか後で配られるかと思ったのだけど……どう食べればいいの?」
「かじりつくように食べるんですよ」
 社会人として生活しているカレンに対し、貴族の従者的生活を続けていたシルミアにとって手づかみでかぶりつくと言うのは経験がなかったようだ。

 トウモロコシを食べ終え、休憩を終えたところで森の攻略に戻る。
 猟兵が方位や装備を確認している間、リカルドがカレンに話しかける。
「力を貸すっす。自分を装着して、このコートを来てくれれば、ダメージはこっちが受け持つっす」
「ん?それってどうゆう?」
 リカルドは自分とブラックコートをカレンに差し出した。
「狐の面とコート?」
「ええ。その狐の面が自分っす」
「!?え!?腹話術か何か?」
「いえ、そうゆう種族なんすよ」
「あ、はい」
 カレンはリカルドに言われる通り本人とブラックコートを身に纏い、着心地を確認する。
「悪くはないですね……えっと……戻れたら洗って返せばいいですか?」
「別にいいっすよ。終わったあとすぐに新しい依頼に行くかもしれないっすから」
「そうですか。分かりました」
「それじゃあカレンにはオブリビオンとそうじゃない木を見極めてほしいっす。オブリビオンは自分が焼いて行くっすから」
「なるほど、それで」
「二人の護衛は任せるっす『ちょっと、火遊びはどうっすかね?』」
 リカルドはUC【忍法・神火分霊撃】によって炎の分身を生み出し、その半数を護衛としてシルミアの周りを囲うように配置する。二本木もシルミアのそばに寄り添い、飛んでこないか警戒態勢に入る。カレンとリカルドは近くの木に近づき、カレンがオブビリオンだと判断した木にリカルドが炎の分身をぶつけて燃え移らないように気をつけながら一本一本燃やしていく。地道であるがこの作業、後のアリスたちにも大いに役に立つことだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ワルゼロム・ワルゼー
WIZ

かの2人、未だに迷っておるか…なれば、猟兵として救けに行かねばなるまいよ

カレン・シルミアと合流後、迷路脱出へ向けて動く
まずはUC「布教は数こそ力なれば」で、我が人形「チルぜー」を召喚。迷路を先行させ、正解のルートを模索しよう
上手くいけば、戦闘を極力回避しつつ進めるのではなかろうか
人形のうち半数はアリス達の護衛に回し、オブリビオンを発見次第、人形の爆弾投擲と我の戦闘参加で退けよう
スキルは主に火の【属性攻撃】【2回攻撃】【範囲攻撃】を使用する
カレンが戦闘に参加するなら、嘆きの葬送曲で援護してくれるとありがたい

チルぜーの報告、オブリビオンの痕跡から【失せ物探し】を使って出口を見つけてみようかな



「かの2人、未だに迷っておるか……なれば、猟兵として救けに行かねばなるまいよ」
 ワルゼロムはそう言いながら、転送先である虹の橋からアリス達のいる迷わせの森を向かった。

 しばらくして、ワルゼロムは森が焼けた部分を進みその先にたどり着く。
「あら、新しい人?」
 最初にワルゼロムに気づいたのはシルミアの方だ。シルミアはスカートのすそをつまみあげ会釈する。
「初めまして。シルミア・ミルニスよ。女性の猟兵さん」
「おう、名乗られたならこちらも名乗らなければな。我はワルゼロム・ワルゼー、教団の教祖である」
「若いのに組織のトップをしているとだなんて……ワルゼロムさんは頑張っているのね」
「がんば……若い……我は生まれながらにして人を導く定めであるからな。定めを与えられた以上それ相応の努力をしなければならない。そしてこれがその努力の一部よ!『さぁ、お仕事の時間であるぞ、我が分身ども。給料が欲しければ、キリキリ働くが良い!』」
 ワルゼロムは見た目的に年の差を感じないシルミアの発言に戸惑いながらもUC【布教は数こそ力なれば】を発動し、教祖さま人形(以後チルゼー)を大量に召喚する。そのうち半数をアリスの護衛に回し、残った分は散開させ森の探索に回した。
「可愛らしいのがたくさんと……、あら?これぬいぐるみ?手作りなのかしら?」
 シルミアは近づいてきたチルゼーの一体を拾い上げ、観察する。シルミアの言う通り、チルゼーとはワルゼロムが自分を模して作った人形であまた、る。販促物であるため彼女にとって労働力兼資金源になっている。
「なんか後ろから小さいのがたくさん通り過ぎていったかと思えば、新しい猟兵さんのでしたか」
 カレンが二人のところに戻って来た。どうやら、少し先を先行して道を探していたようだ。
「私はカレン・ミルニスです……あの森中から爆発音が聞こえるんですけど……」
 カレンの言う通り、森のいたるところで爆発音が聞こえ始めた。少し上を見ればいたるところで火の手が上がっている。
「おそらく、我のチルゼーたちがオブビリオンと戦っているぞよ。爆弾搭載型であるから当然ともいえよう」
「え……」
「爆弾……」
 ワルゼロムの回答にアリスの二人は少し距離を置いた。チルゼーたちは可愛らしいが持っているのは物騒な爆弾である。二人にとっては槍や剣と言った武器の方がまだ良いと感じただろう。それで戦えるかどうかは別だが。
 だが、チルゼーの多くの犠牲のおかげで森のオブリビオンが大きく減ったのはまた事実。ただの森にもなれば襲われる可能性はなくなる。森を抜けるまであと少し。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ラムダ・ツァオ(サポート)
A&Wの遊牧民出の自由人。
見た目からダークエルフと揶揄されることもあるが、当人は特に気にしていない。普段は外套と丸サングラスですっぽりと身体を覆っているが、外套の下はかなり身軽。
なお、見た目は怪しいがわりと気さくな性格。
臨機応変に動くが、完全勝利よりは条件達成を目指す。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.潜入・変装・尋問等で確実な情報一つの入手を試みる
 (または情報の裏を取る)
2.斥候・探索役として周囲を探り、情報収集を行う。
3.戦闘にて囮役または攻撃補助に徹する。

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。



 猟兵たちによる放火、爆破により森のオブリビオンはほとんど倒されあとはほとんど進むだけになっている。とはいえ全滅したわけではないしどれがオブリビオンであるかはアリスの二人でも近づいてみないとわからない。
「というわけで、最後は私がするわ」
 アリスの二人の護衛を買って出たのはラムダだ。
 職業がシーフであることから斥候や探索になれており、このレベルであればよほどのことがない限り自分ひとりで守りきれると判断したからだった。
 ラムダの判断にアリスの二人も賛成し進む方向を確認する。
「あちらね。それでは分かっていると思うけど、あまり勝手な行動はしないでくださいね?」
「わかってます」「お願いしますね」
 ラムダの挿した釘に二人は了承し進む。アリスの二人は手を繋ぎ、ラムダは後ろのアリスに気を配りながら前方に敵が潜んでないか警戒する。
 その後は、オブリビオンに襲われることんく森を出ることに成功するアリスと猟兵。
 その先にはアリスの扉とオウガが待っている。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『『天象偽』プラネタリア・グリニッジ』

POW   :    『星の観測』ハーストモンソーの娘
自身の【見出したアリス】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    『星の運行』アストロラーベ・オルロイ
自身が【愛と勇気の素晴らしさ】を感じると、レベル×1体の【星の力を受けた過去のアリス】が召喚される。星の力を受けた過去のアリスは愛と勇気の素晴らしさを与えた対象を追跡し、攻撃する。
WIZ   :    『星の末路』シュバルツシルト・ブラックホール
いま戦っている対象に有効な【過去に奪ったアリス達の命】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。

イラスト:大希

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はオニバス・ビロウです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
 人間で21歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。

基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。

武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、スプーンの特性が活かせそうな場合は『もぐもぐ欲張りスプーン』を使用することもあります。

不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。



 惑わしの森を超えた先、そこにアリス二人の扉があった。だがそれを遮るようにオブリビオン、『天象偽』プラネタリア・グリニッジが立ちふさがる。
「あら、猟兵さん? そこのアリス二人を私にくださらないかしら?」
「オブリビオン相手におねだりされたからと言ってアリスを渡さない!」
 対してアリスの前に立ちふさがるのは緋月。身の半分ほどとはいえ大きな戦斧緋月を構え敵に挑む。
「おりゃー!」
「はずれ。こっちよー」
 緋月は豪快に斧を振り回しオブリビオンを攻撃する。だが、オブリビオンは軽い身のこなしで攻撃をかわしひらひらと緋月を翻弄する。
「待てー!」
「また、残念。こっちよー」
 緋月の攻撃は何度振るっても当たる気配がないまま疲労困憊し、対するオブリビオンは攻撃する気配がないものの体力の消耗は少ないためまだまだ余裕を見せていた。
「ぜぇ……ぜぇ……ちょこまかと……」
「今かしらね」
 緋月が疲れ果て動きが鈍った隙に、オブリビオンは後ろに回り込み緋月をがっしり掴む。
「つーかまえた!」
「ひゃん!?とでも言わないよ!『昂る闘志で殺し滅ぼす!昂破滅命拳!!』」
 緋月はオブリビオンに背後を取られたのを逆手に取り、UC【昂破滅命拳】を発動し左手で裏拳を振るう。
「え?!ぎゃん!?」
 オブリビオンは二重の意味で面を喰らい、緋月の拘束を離し両手で顔を覆った。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・龍厳(サポート)
『俺に挑むには10年早いな。』
 羅刹の剣豪×マジックナイト、46歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、仲間には「フレンドリー(俺、呼び捨て、言い捨て)」です。

行動の基準は戦闘が楽しめるか又は興味を持った事柄に積極的に関わります。
戦闘に関しては戦場で敵の技術を盗み自身が扱えるものに昇華させて戦場を探してる竜殺しです。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「あだだ……顔面はアウトよ、顔面は……」
 先ほどの猟兵のユーベルコードがかなり効いたらしく、顔を手で覆い隠すオブリビオン。
「痛がってるとこすまないがこれは命の取り合いだからな。構わず命を取らせてもらうぞ」
 次にオブリビオンの相手は七星。バルムンクを構えオブリビオンに挑む。

「なかなか攻撃が鋭いじゃない」
「口ぶりからして余裕だな」
 オブリビオンと猟兵、互いに軽口を叩きながら攻防を繰り広げる。七星の攻撃に対しオブリビオンは軽くかわしていくが、七星は戦いながらも相手の技術を見て盗み動きを理解することによって次第に敵を追い詰めていく。
 オブリビオンの方も時間が経つにつれて相手の攻撃の対処が難しくなり焦り始める。
「くっ!なかなかいい攻撃じゃないかしら?」
「口調のわりに焦っているように見えるが?」
 そして、七星は相手の動きを完全に把握しユーベルコードを発動する。
「見切った。喰らえ!」
 七星のUC【剣刃一閃】がオブリビオンに命中しダメージを与える。

成功 🔵​🔵​🔴​

キーシクス・ジェンダート(サポート)
「助けが必要なら、私も共に行こう」
「…あぁ、いつ見てもオウガのやることは、虫唾が走る」
通常時一人称:私 二人称:キミ、呼び捨て
三人称 :彼等
戦闘時一人称:俺 二人称:貴様

魔法による遠距離戦を得意としたアリス適合者
味方には努めて穏やかに、敵には冷徹に
オウガ相手には嫌悪感を隠さずに

戦闘
UCによる範囲攻撃が主力
「高速詠唱」から「全力魔法」「属性攻撃」「衝撃波」を主に行う
物量で追い詰めつつ、必要ならトラピッチェによる「スナイパー」「呪殺弾」で敵を撃ち抜いていく

基本方針
戦闘時は積極的に攻撃に打って出る
負傷を恐れず、味方がいる場合は積極的に連携を行います
要救助者の救助は優先的に



 殴られ斬られたオブリビオンに次に挑むのはキーシクス。
「次から次へと……せっかく楽しみにしていた私の邪魔をしないでいただけます?」
「相変わらず食べることしか能がないな……あぁ、いつ見てもオウガのやることは、虫唾が走る」
 キーシクスは猟兵である前にアリスである。それであるためオウガの怖さもたちの悪さもよく知っている。だからこそ、キーシクスはオウガへの嫌悪感は著しく高い。
「弱肉強食、三大欲求はご存じ?」
「関係ない!」
 嫌悪感ゆえ前の猟兵とは違いオブリビオンに耳を貸さないキーシクス。ウィザードロッドによる棒術そして魔法でオブリビオンをに絶えず攻撃を仕掛けていく。対するオブリビオンも今まで武器だけであったのに魔法も行使してきたことにただ躱すのではなく距離を取ることに戦術を変える。
 オブリビオンは自分が魔法の対処が出来るほど距離を取った時、キーシクスは瞬時に武器をウィザードロッドから魔術式スナイパーライフル・トラピッチェに持ち替える。
「かかったな。そして『外さない、その為の魔術式だ』」
 キーシクスは瞬時に狙いを定めUC【カラット・ソフィスティ】を発動。怒りの弾丸がオブリビオンを射抜き貫く。

成功 🔵​🔵​🔴​

主・役(サポート)
スベテヲクラウモノの封印を解くことでゲームでは一定ダメージ毎に増えた攻撃手段を全て解放。最初から火事場モードだよ。
限界突破した継戦能力による無駄に高い耐久力と回復力に、オーラ防御による各種耐性の高さでエンドコンテンツボスとしての威厳と存在感を魅せつけるよ。
強靭な顎による捕食はどんな防御も貫いて噛み砕きます(鎧無視攻撃/鎧砕き/部位破壊)。
生半可な攻撃は捕食して自身のリソースに変換(盗み攻撃/大食い/捕食/吸収属性攻撃/カウンター/力溜め)。
大量召喚系はボーナスタイム☆おやつとして捕食し蹂躙しちゃうよ♪


ハルピュイア・フォスター(サポート)
絶望を与えるのがわたしの仕事…。
無表情で口調は事実を淡々と告げます

【暗殺】が得意
また【迷彩】【目立たない】【闇に紛れる】【地形の利用】など使用して隠密にまた撹乱しながら行動

Lost memory…敵のユーベルコードの矛盾や弱点を指摘しUC封じ込む

回避は【残像】で、怪我は厭わず積極的に行動

武器;首にマフラーの様に巻いてある武器『零刀(未完)』は基本は両手ナイフだが鞭や大鎌など距離や状況に合わせて形を変貌させ使用

他猟兵に迷惑をかける行為はしませんが、御飯やデザートは別問題…奪います。
公序良俗に反する行動は無し

後はおまかせでよろしくおねがいします


マーシャ・ドラクロフ(サポート)
★サポートプレ
アドリブ連携大歓迎

■キャラ情報
皆の笑顔を力に替えて戦う魔法使い

王道の力、と思われるがこの娘一味違う。

笑顔といっても己の芸で他者を笑わせなければ真の力を発揮できないため、ふざけているようで命懸けである。


どんなネタでもいけます!
年齢的に規制がかかるお色気系じゃない限り!

マーシャです!
がんばります!

■特徴
一人称:私
呼び方:誰に対しても「ちゃん付け」
※おっちゃん呼びなども含む


■ユベコ
・我が祝詞は天を穿つ(ダ・ジャーレ・ウケルテ)

渾身のギャグで敵の急所を突く最強奥義。
ちなみに仲間も笑ってくれないとマーシャの寿命がばりばり減る。

・影が奉ずる賢者の知恵

己の影から使い魔や便利アイテムを召喚する。



「『トラウマ製造機と呼ばれたエンドコンテンツボスのアバターだよ。ようやく使いこなせるようになったんだ』」
「これでもう終わりだね」
「マーシャです!」
 不揃いな三人である。あまりにも統一感のなさにオブリビオンもアリス二人も置いてかれてしまった。
 オブリビオンがあっけにとられている間にも主はUC【アバターマスター】を発動し攻撃を開始する。
「ほらどんどんいくよー!」
「あだだだ!?」
 オブリビオンは一方的な攻撃にただ逃げるしかできない。
「『あなたの前に立ちはだかるのは誰?』私達です。そしてあなたがユーベルコードを発動しないのは発動条件がこちら依存で条件が揃わないから。そうですね?」
「あ!うぇ!?どっちにしろ発動出来ないから変わらないんだけど!」
 追い打ちをかけるようにハルピュイアがUC【Lost memory】でオブリビオンのユーベルコードを封印した。
「あなたは戦わないの?」
 オブリビオンそっちのけでマーシャはアリスの前で何やら準備をしていた。
「私は笑顔を力に替えて戦う魔法使いなので!誰かが笑ってくれないと死活問題なんです!」
「そ、そうなの……」
「猟兵も大変なんですね……」
 フーシャの性質上誰かが笑ってくれなければならない。しかもそれは己の芸で笑ってもらわなければならないため非常に限定的であった。状況考えてみれば敵であるオブリビオンは他の猟兵の攻撃から逃げるのに必死であり、猟兵のほうもフーシャに気を回してくれそうにないのでアリス達に頼るしかなかった。
「『はいどうもー!野良ダンピーのマーシャ・ドラクロフでっす!!』渾身のギャグを披露したいと思います!」
 フーシャはUC【我が祝詞は天を穿つ】を発動し命を懸けたギャグをアリス二人に披露するのだが、
「えっと……どこで笑えばいいのかわからないわ……」
「ははは……すいません、ネタが良く分かりません……」
「ぎゃああああ!滑ったー!?」
 フーシャ渾身のギャグはアリス二人との文化の壁を超える事が出来ず、愛想笑いを貰う事しかできなかった。
 そんなことをしている間にオブリビオンは主とハルピュイアの手によって倒され跡形もなく消えさっていた。特に主が非情なラスボスごとき力を出して攻撃をしていたため一瞬どちらがアリスの味方か分からなくなるような状況になっていたようだ。
「終わってたんですか?」
 戦っていた猟兵が自分たちのところに来たのでカレンは二人に話しかける。
「うん、終わったよ」
「あとはあなたたちが門を通って元の世界にくぐるだけ」
「そうですか。それでは帰る前にひとつだけ」
 カレンはそう言うと、自分たちの門の脇に小さな山を作ると、その山に木の棒を突き立てた。
「それは墓なのかな?」
「はい。私たちの敵であったとはいえ生きていたんです。死したなら弔ってあげないと」
「変わった考えを持っているんだね」
「そうですか? 職業病かもしれませんが」
「職業? 何をしているんですか?」
「葬儀屋ですよ。死者を弔うのは私の生きがいですから」
 カレンの説明に猟兵たちは少し共感し、先ほどまで戦っていたオブリビオン、惑わしの森のオブリビオンを弔った。
「それでは私たちを護衛してくれてありがとうございました」
「もし私たちの世界で会ったらその時はおもてなしをさせてもらうわね」
 カレンとシルミアは猟兵たちにお礼を述べて門をくぐり帰っていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年05月10日


挿絵イラスト