●天空の城
「イエス、イェーガー。新たな予知の時間です」
アリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)は転送の準備を行いながら猟兵たちに視線を向けた。
モニターに映し出されたのは天空に浮かぶ巨城。
「巨雲の果て、その中に眠る天空城の攻略の時間です」
巨大な雲の果て、その奥。
秘された古く、豪壮な巨大な城が現れていた。
「巨大幻術・クラウドヴェールに阻まれ、覆い隠されていた巨岩群のその奥、そこに天空城が存在します」
浮遊する巨大な岩の群れ、そしてその奥にある巨大な浮かぶ城。
しかし、浮遊巨岩群の周りにはオブリビオンたちの姿も見える。
「我々は浮遊する巨岩群を踏み越え、天空城まで行かねばなりません」
空を飛べれば楽なのでは、と言う疑問がよぎる。
しかし、天空城までのルートには魔力によって発生した気流が渦巻いている。
単純に空を飛んで直進すれば気流に飲まれそのまま墜落も在り得る。
飛ぶにせよ、気流を回避しながら巨岩を足場にする他はない。
「巨岩群を超える最中にもオブリビオンの襲撃が予想されます」
そして、その戦いにくいところでの襲撃も想定される。
相応の準備を整えなければ痛い目を見るのは間違いないだろう。
「天空城にたどり着けばそこを守護する主がいることでしょう」
それを撃破し、天空城を制圧すれば勝利です、と彼女は告げた。
電子マップがその俯瞰図を浮かび上がらせる。
「……なお、古代の財宝もざっくざくだとかなんとか」
なんとも心が踊るトレジャーハントの夢ではないか。
転送門が開かれる。
「イェーガーたちならば問題なくこの予知の打破を完遂出来ると信じています。健闘と武運を祈ります」
虎河豚天
虎河豚の天ぷら、略して虎河豚天でございます。食べないで。
あれが放送してからこれが来るとか狙ってませんか?
天空の城の攻略です。
巨岩を踏み越え、オブリビオンを踏み越え、財宝を手に入れろイェーガー!!
第1章 冒険
『天空城をめざして』
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POW : 気合や体力で気流に耐え、巨岩を足場に進む
SPD : 素早く気流を切り抜け、巨岩を足場に進む
WIZ : 気流を見極め、回避したり利用したりしながら巨岩を足場に進む
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「雲の果てに遂に道が開けましたか……」
【POW】
『サーチドローン』を巨岩伝いに先行させ、その後ろから比較的安全なルートを進みます。
「観測完了。GEAR:CLOTHO。背面ブースター開放、ブースト!」」
周辺の地形情報を観測(【情報収集】)し、巨岩を足場に(【地形の利用】)しましょう。
途中の足場等はAF背面ブースターで一時飛行(【空中戦】)し、乗り越えます。
「岩が飛ぶ原理が解明できれば、今後に役立ちそうですね。ちょっと採取しておきますか」
【メカニック】としてこの手の超常現象に目がありません。
「古代の財宝は要らないですが、技術が眠っていると嬉しいです」
期待に胸を膨らませます。
リズ・ルシーズ
アドリブ、連携。歓迎だよ!
【SPD】
たまには探索者らしい事もしないとね
重力制御装置と【空中戦】で、巨石の【地形を利用】して足場にしつつ上空へと登っていくよ。次までの距離がある場合はワイヤーを次の巨石に射出して【ロープワーク】で登っていくつもり
高高度による温度の低下で白い息を吐きながら)ボクはサイボーグだから少しは大丈夫だけど、他の人は大丈夫かな
【リクリエイト】で手頃な位置に巨石を複製して、トンっとその上に登り
ルートが厳しいなら、ちょっとしたズルだけど構わないよね?
足を踏み外した人がいたら、ワイヤーを射出して巨石の上まで引き上げようかな
●嵐に乗ってやってきた
「雲の果てに遂に道が開けましたか……」
「嵐に乗って石の持ち主でも迎えに来たの?」
クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)とリズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)がわけのわからないことを言い合っていた。
サーチドローンをクネウスが射出する。
それは巨岩を伝うように移動しながらデータを観測し、割り出していく。
「観測完了、ではいきますか」
「こういう時サイボーグは便利だよね」
クネウスのブースターが展開されると同時、リズが重力制御で浮かび上がる。
地形情報の観測を続けながら二人は巨岩を足場にブースターと重力制御・慣性制御を用いてぴょんぴょん、とバッタのように飛び跳ねていく。
「岩の飛ぶ原理、魔法による特殊な気流……これを解明できれば色々と役に立ちそうですね」
「何故か浮かび上がるコタツとか?」
がり、ごり、と言う音と共に採取されてしまう巨岩。
そしてサーチドローンのいくつかが魔法の気流に飲まれていく。
無論わざとである。データがほしいから仕方ないね!!
「しかし……寒いね。他の人大丈夫かな?」
リズが白い吐息を漏らしながらつぶやく。
高高度が故に温度と気圧が低下していく。
それでも平気と言わんばかりに進む彼女たちは鋼のサイボーグである。
「ふむ……この先は少し間隔が空いていますね」
「まぁそれならどうにかなると思うけど」
リズがプループリントした岩をぽい、と投げつけ足場を作り、そこに着地する。
ブループリントされた巨岩はふわふわ、と浮いて足場代わりとなる。
「興味深いですね、岩そのものではなく、魔法の気流の影響でしょうか」
その現象もリサーチしながら二人のサイボーグは巨岩群を登っていく。
古代の財宝は要らない。
だが、超技術が眠っていればそれはそれで嬉しい。
そう天空の城に思いを馳せながら登っていくサイボーグ二人であった。
とは言え、まだまだ油断は出来ないわけで。
「他の人も登りやすくしておこ」
ワイヤーを巨岩群に放つリズ、それを見たクネウスは。
エンジニア魂がうずいたのか資材を持ち出してきた。
「エンジニアたるもの、こんなことがあろうかと」
空中吊橋が早業で作り上げられていたのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
秋津洲・瑞穂
クリスティアーネ(f04288)と一緒
なんであんな高い所にお城? 籠城用?
これでは登るのも大変そうね。
まずは狐火をいくつか浮ばせて、大雑把な風向風速計代わりにしよう。
「おいでおいで、火の子たち」
……こら、どっか飛んでくな。頑張れ頑張れ。
風を見つつ前進。突風には狐火全部使って壁を作ろう。
岩登りそのものも、普通にやったら置いて行かれちゃうな。
いくらジャンプが得意でも、空で煽られたら復帰できない。
ぽん、と小さな煙とともに、ちんまい仔ぎつねに変身。
そしてクリスティアーネによじ登るっ。
あたかも、ご飯用意中の飼い主に登る仔猫のようにっ(
「きゅーん」
肩にしがみ付いてインチキ登山。これでも狐火は使えるもんっ。
クリスティアーネ・アステローペ
瑞穂(f06230)と同行
攻めるにも守にも便利な位置ではあるわねえ
補給なんかには難も有るでしょうけれど、そのあたりの対策は気になるわね
それにしても見上げていると日差しが眩しいわ
【権能覚醒「雷と嵐」】を発動
翼を強化して移動能力を高めると同時に、大きく広げた翼で気流を読んで、強すぎる風には逆らわずに
流れを無理に横切ないように遡上していけばいいかしらね
岩に取り付く度にお互いの情報からルートを修正して進みましょう
必用とあらば《怪力》で岩に張り付くことになるかしら
よじ登られればスカートに傷がつくのも嫌ですし肩にでも移ってもらいましょう
しがみ付くのはいいですけど翼には振れないでね?
弾き飛ばされるわよ
●狐と吸血鬼
「……なんであんな所にお城? 籠城用?」
「高度があると言うのは攻めるにも守るにも便利な位置よ。補給に難があるけれど」
秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)とクリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)が空に浮かぶ城を見上げていた。
登るのも大変なこの地形、確かに補給に難がありそうだ。
「そのあたりの対策どうなのかな」
「気にはなるけれど……それにしても見上げてると日差しが眩しいわ」
ダンピールである彼女に日差しは敵である。
流石に一瞬で灰になったりはしないけれど。
「おいでおいで火の子たち」
ぽぽんぽん、と言う音をあげ狐火が浮かび上がる。
これで大雑把な風向風速計の出来上がり。
出来上がりなのだが。
強風に煽られて数個がふよふよとどこかに飛んでいく。
「あ、こら、どっか飛んでくな。頑張れ頑張れッ!!」
「流石に無茶振りじゃないかしら?」
頑張ろうとする狐火、しかしじょじょに流されていく。
そして、一つがああ~と言わんばかりに風に流されていった。
「……あ」
「飛んでいったわね」
クリスティアーネは嘆息しながら、詠唱する。
それは力の顕現。
「力は此処に、私の翼は空を裂く」
真紅の瞳が輝き、その背にコウモリのような皮膜の翼が生える。
巨岩群から飛び立てば、その翼で気流を読む。
弱い風ならば切り裂いて、強すぎる風にはそれに乗るように。
「待ってよクリスティアーネ」
「仕方のない子ね」
普通の移動ではとてもじゃないがクリスティアーネには追いつけず。
ならばこうだ、と言わんばかりに小狐に変身し、クリスティアーネによじ登る瑞穂。
「……スカートに傷がつくわ」
ぐわし、とその身体が掴まれ、肩にのせられた。
きゅんきゅん、と鳴きながら肩にしがみつく瑞穂。
「翼には触れないように。弾き飛ばされるわよ」
そして瑞穂を肩に乗せたクリスティアーネはまた空をゆく。
巨岩群を足場にしながら。
「……ところであの吊橋何かしら」
出来たばかりの新品の吊橋に首を傾げて。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
桐嶋・水之江
◆WIZ◆アドリブ歓迎
ダビング(f12341)とご一緒させて貰うわ
といっても私は抱えてもらうだけ…どちらかと言うと跨る方が好きなのだけれど(小声)
古代の財宝…ね
まだ見ぬアーティファクトが眠っていそうね
ロボット兵器や反重力結晶や地上をゴミのように焼き払う超大型陽子収束砲とか
中々興味を惹かれる内容だわ
まず私の本領(メカニック)を発揮してダビングのスラスター類を調整してあげるわ
完璧を越えた超完璧にね
万が一にでも不調があったら大変だもの
さて楽しい石飛びの時間ね
まずは働き蜂を召喚して偵察機代わりに先行させる
働き蜂が吹き飛ばされたら強烈な気流が来る予兆…ダビングにしっかり踏み止まるようお願いするわ
ダビング・レコーズ
任務了解
世界のどこに存在するオブリビオンであっても撃滅対象です
【SPD】
水之江博士(f15226)と協働し浮遊巨岩群を踏破します
推進系の調整を受けた後に出撃
抱えての輸送を要請されている為、SM5金剛で駆動系出力を増強
水之江博士の重量が問題となる懸念は極めて低いですが確実な保持には出力的余裕を確保しておくべきです
また乱気流を警戒し飛行は極力避けます
空中戦能力は保険です
移動にはUCを使用
ブースト(ダッシュ)も駆使し迅速に飛び移ります
落ちなければどうという事はありません
水之江博士から警告があった場合は指示に従い行動します
気流が激しい場合はPB99メタルステークをアンカーとして撃ち込み耐えます
●博士と白銀機
「古代の財宝ね……」
まだ見ぬアーティファクトに思いを馳せる桐嶋・水之江(機巧の魔女・f15226)。
可愛そうなロボット兵器たち、巨大な反重力浮遊結晶、ゴミのように焼き払う超広域殲滅用大型陽子収束砲。
「オブリビオンが存在するならばそれは撃滅対象です」
ダビング・レコーズ(RS01・f12341)にとっては古代兵器は特に興味はない。
オブリビオンがそこにいたから撃滅するのみ。
「とりあえず……調整するわね」
「了解しました。当機の出力系ならば問題はないはずですが、安全マージンの確保は必要です」
推進系の出力や消費などを調整していく水之江。
自身を抱えて飛んでもらうのだから万全以上に万全に整えておいて問題はない。
何せ不調が発生すれば二人とも真っ逆さまに墜落するのだから。
「……どちらかと言うと跨る方が好きなのだけれど」
「何か仰られましたか」
「なんでもないわ」
小声で呟いたソレは最早胸中の独白に近かったか。
ダビングの集音装置でも聞き取れなかったようだ。
推進系の調整が終了し、出力的な余裕、推進剤の消耗系の調整も終わった。
これならば巨岩群を登りきった上で、戦闘を行い、帰還まで十二分に足りるであろう調整。
調整は完璧を越えて超完璧である。
「さて、楽しい石飛びの時間ね」
働き蜂型の無人機が飛び立ち、周囲情報を観測していく。
魔法の気流や、周囲状況の情報、それを即時ダビングに反映していくのだ。
何匹か気流に飲まれて巻き込まれたが特に問題はあるまい。ないったらない。
ダビングは水之江を抱きかかえて雷迅に火をともし、跳躍する。
気流の流れの情報を常時アップデートしながら、雷電と雷閃、雷光で微妙な調整をしながら強い気流の流れを回避していく。
激しい気流が発生したら出力系に余裕が出来た金剛、そしてアンカー代わりのメタルステークを打ち込んで耐える。
こうなれば後は最早ただの作業に等しい。
巨岩群をひょいひょい、と足場にしながらダビングと水之江は天空城を目指す。
(……にしてもあの吊橋はなんなのかしら)
出来上がっているソレはなんなのだろう、と言う疑問。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
死之宮・謡
アドリブ歓迎
天空の城…まさか…バ〇スって言ったら壊れたりしないか?(何時もの如くUDCアースで何か見て来たらしい)
人がまるで塵の様だ…と言っていたが人は塵だろう?まるでも何も無くないか?
財宝?(・_・D フムフム…中々儲けが出そうだ…(あくどい笑み…何を考えているかは明白)
人手が足りんな…まぁ、呼べば良いか…(何時もの奴等が呼び出され奔走させられる流れ)
【天翔る狂気】発動…
強行突破だ…飛んでいこう
まぁ、空に浮かぶ城というのは浪漫ではある。
心躍るな!破壊活動は程々にしておこう…景観を損ねる(観光気分)
●滅びの呪文
「……」
死之宮・謡(原初と終末の悪意・f13193)は空の城を見上げていた。
ふと、以前見た知識が蘇る。
「滅びの呪文――――」
口にした三文字の滅びの呪文。
しかし、崩壊する様子はない。
首を傾げた。
「……やはり石がないとだめか? しかしまるで人がゴミのようだと言っていたが人は等しくゴミだと思うんだが」
そんな事を呟きながら、また首をかしげる謡。
まるでもクソもないだろう、と思う彼女の独特の倫理である。
「しかし財宝か。なかなか儲けが出そうだ。よろしいことだ」
しかし持ち帰るには人手が足りてなかった。
だが彼女には問題ない、いつもの七人を呼び出せばいいだけのことである。
ところで、いつもの七人。彼らは殺戮者であるのだが……。
何故運搬業者みたいなことにまで従事させられているのだろうか。
赤黒いオーラを纏うと同時、謡が跳躍する。
「強行突破だ、飛んでいく」
音すら突破する謡の身に多少の気流など問題ない。
仮に問題があるような気流は岩を足場に再度の跳躍で回避すればいいだけのこと。
「しかし……ロマンの光景だ、心が躍る」
空に浮かぶ大城、それは確かに冒険者の心を躍らせる姿だろう。
ましてや、それが古代帝国の末路と言う伝説が残っている世界である。
歴史的資料的な意味でも非常に価値のあるものだ。
「破壊活動は程々にしておこう……景観を損ねる」
最早観光気分で挑んでいる謡であった。
ちらり、と眼下を見下ろす。
そこには吊橋が出来ていた。
「実際観光用ルートも出来ているようだしな」
違います。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『氷凝鳥』
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POW : 爪の一撃
【非情に素早い突進からの爪】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : 氷柱雨
レベル×5本の【氷】属性の【鋭利な結晶体】を放つ。
WIZ : 大空を舞う
【空高く飛ぶことで】対象の攻撃を予想し、回避する。
イラスト:玻楼兎
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●空から来るよ氷擬鳥
そんな巨岩群を様々な方法で往く猟兵たち。
その前に現れたるは氷鳥。
気流に器用に乗りながら彼らは猟兵たち目掛け飛んでくる。
オブリビオンであり、この空飛ぶ大城の行く手を阻む者。
いわば第二の関門であり、猟兵たちの敵である。
空を往く者たちは本来、地を這う者である存在がその領分を侵すことを許さない。
けたたましい怒りの鳴き声をあげながら彼らは襲いかかってきた。
桐嶋・水之江
ここまで登ってくると流石に冷えるわね
冷気耐性はあるけれど暖房が恋しくなるわ
ついでに運動のし過ぎでお腹も空いてきたし…あら?
都合良くチルドした鶏肉があるじゃない
鮮度が良過ぎてまだ飛び回っているようだけれど些細な問題ね
◆WIZ・なんでも歓迎◆
料理とは科学式の上に成り立っている
つまり私の得意分野よ
肝心の調理方法だけれど…折角のアウトドアだし大胆に丸焼きにしましょうか
ここで超極焔溶熱波の出番ね
とびきりな強火で一気に焼き上げて外はカリカリ中はジューシーに仕上げるわ
おまけに熱波の影響で暫くの間暖かくなるでしょうね
それにしても活きが良過ぎるわね…でも逃がさないわよ
旋回照射を浴びせてあげる
…まあ、七割方冗談よ
ダビング・レコーズ
オブリビオンを確認
天空城の早期警戒役でしょうか
これより排除します
【SPD・全て歓迎】
足場は限定されている上、気流の影響もあり必然的に回避機動範囲は狭められるでしょう
これには攻撃軌道予測を発動し必要最小限の回避動作を取る事で対応します
回避不能な攻撃はEMフィールドとCDS15アイギスで防御し損傷を軽減
また攻撃に支障を及ぼさない程度に敵弾の撃ち落しも試行します
効力射に使用する主兵装は高誘導性を持つMM18スターダストとします
一斉発射で回避動作を誘発させ予測軌道先をPR75ヘレナで攻撃
敵が外見通りの生態を持つならば高熱(属性攻撃)のプラズマ弾が有効と推定します
●BBQ
「ここまで登ってくると流石に冷えるわね……」
ダビング・レコーズ(RS01・f12341)の排気熱で暖を取っている桐嶋・水之江(機巧の魔女・f15226)。
そして彼女の持つ早期警戒レーダー、そして同様にダビングの有するレーダーにも敵性反応が検知される。
「……あら」
「オブリビオンを検知」
彼女の瞳に、そしてダビングのカメラアイに映るのは氷擬鳥。
その身が凍ったかのような美しさを持つ氷属性の鳥。
「……」
鳥。鶏。チキン。
たくさん運動した人間と言うものはお腹が減る。
水之江とて例外ではなかった。
「都合よくチルドした鶏肉があるわね」
「水之江博士、あれは鶏(チキン)ではありません」
鮮度が良すぎて飛び回っているがそれは些細な問題である。
そして鶏(チキン)ではないこともまた些細な問題である。
襲いかかってくるそのくちばしをひょい、と避ける二人。
器用に魔法の気流に乗ってまた大空高く舞い上がる。
「料理とは科学式の上に成り立っているもの、つまり」
――――私の得意分野よ。
放たれたユーベルコード、理(ことわり)を越えた理外の理。
それは灼熱の波動、焼き尽くし溶解する破壊の炎。
核融合によって発生した恐るべき熱波が氷擬鳥たちに襲いかかる。
その熱量によって巻き込まれた鳥たちは一瞬で黒焦げとなった。
「一気に焼き上げて外はカリカリ中はジューシーに仕上げてあげるわ」
「すでに炭と化しています」
ジュッ、って言ったぞ、ジュッって。
また襲いかかってきた氷擬鳥をダビングは最低限度の紙一重で回避する。
彼の演算機能によって算出・演算された結果、それは最早未来予知にも近い感知だ。
ダビングのポッドの装甲板が展開される。
そこに納められた無数のマイクロミサイル、同時、噴煙をあげて射出。
万物を逃さぬと言う魔法の猟犬かの如き挙動を持ってそれは氷擬鳥を執拗に追いかけ回す。
魔法の気流にのって複雑な機動をしようがお構いなくそれは追いかけ続ける。
予測軌道、演算。完了。
手にしたプラズマライフルが放たれる。
それは敵目掛けてではない、その先の虚空。
まるで当たりに行ったと錯覚するようにそこに氷擬鳥が飛び込んで、そしてプラズマで蒸発した。
追いかけ回していたミサイルはプラズマの熱量で誘爆し、周りの氷擬鳥を巻き込む。
「次」
灼熱の熱波とプラズマはローストチキンオーバー(黒焦げの意)を作り続けた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
カタリナ・エスペランサ
「ん? そろそろアタシも働き時かなぁ」
てくてく吊り橋を歩きつつ、氷鳥が現れれば自らも翼を広げて上空に舞い上がり。
「見せてあげよう、アタシの雷を!」
「……城に着く前に言うのは少し早かったかな?」
何かの録画を見ていた携帯端末は片付けながら、UC【天災輪舞】を発動。
《戦闘知識》《情報収集》で読んだ気流に《念動力》で干渉して追い風を生み出し高速移動を更に補助、《空中戦》を展開します。
敵の攻撃は適宜《見切り》、操った風も利用しての《吹き飛ばし》やダガーでの《早業》《武器落とし》で防御。
此方は雷と炎を宿した羽の《誘導弾》《鎧無視攻撃》《属性攻撃》《範囲攻撃》で敵の翼と急所を射貫き、纏めて叩き落とします。
●観光気分
吊橋を歩きながら、他の猟兵とは違い登ってきている猟兵がいた。
カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)である。
この女、サイボーグたちが作った観光ルートでここまで楽してやってきた。
だがここからは観光ルート無しの実践コースである。
双翼が虚空を打ちカタリナが飛び上がる。
気流を上手く使い、氷鳥たちの前に飛び立った。
「見せてあげよう、アタシの雷を!!」
蒼き雷を纏う。それは神をも殺す雷。
雷霆そのものと化したカタリナが無数の雷羽を放つ。
それは触れれば最期、命をも焼き焦がす蒼雷を帯びた羽。
巻き込まれた氷擬鳥が蒼雷に取り巻かれて焼き焦げて墜ちていく。
それを見た氷擬鳥たちは即座に転身する。
「どこへ逃げようと言うのかね?」
調子にノリながらそれを追いかけ回し、雷羽が次々と墜落させていく。
氷擬鳥たちは遂に再度の転身、カタリナに勇猛果敢に襲いかかる。
「終点が玉座の間とは……。……城にすらついてないのに玉座はないか」
蒼雷の散弾がまた放たれ、氷擬鳥をローストにして墜ち落とす。
鶏肉が焼ける良い匂いがする。
「……あ、お腹すいたかも」
一匹ぐらいなら食べられないだろうか。無理だろうか。
やめておきましょう、何せそれはオブリビオン。
食べたら何が起こるかわからない怪生物なのですから。
大成功
🔵🔵🔵
リズ・ルシーズ
アドリブ、連携歓迎だよ
【SPD】
こんな足場で、飛ぶ敵が相手はちょっと面倒だね
【地形を利用】し岩石を足場にて、【ルシーズ】で量産型を召喚して【スナイパー】として敵を迎撃かな。ルシーズの疑似刻印の光【属性攻撃】による【一斉射撃・援護射撃】で【時間稼ぎ】しつつ、ボク自身は1匹ずつ近づいて【零距離射撃】で確実に数を減らしていくつもり
行くよ、ルシーズ!下手なテッポウも数撃てばなんとやらだよ!
量産型は足場が足りてる分には岩を足場に、足りない分は重力制御装置による【空中戦】で戦闘だね
墜ちていく量産型と一瞬あい、視線を逸して)あ……落ちてる子居るけど、見なかった事にしていいよね?
クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「『こんなことがあろうとも』」
【SPD】
●セントリーガン職人
「私も空を往く者故、手加減してほしいですがそうもいかないと」
先程(第一章)で採取した謎浮遊岩を土台に『浮かぶセントリーガン』(もはやビット)を【早業】で作成(【メカニック】)します。
「CODE:CYCLOPS。単眼の狩人よ、出番ですよ」
●WIZ対抗
「大空を舞うならば、こちらもそれ相応の対処をするだけのこと」
『セントリーガン』に【誘導弾】を込め、先程【情報収集】した周囲の気流データを元に追撃します。
●その他
「寂しいので『吊橋』を強化しておきますか」
吊橋を『ロープウェイ(セントリーガン付き)』に【武器改造】します。
●鋼の人々はロープウェイを築く。
「こんな足場で飛ぶ相手はちょっと面倒だね」
リズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)がブループリントで無数のルシーズを展開する。
ルシーズがルシーズでルシーズはどんどん増える。
「行くよ、ルシーズ!! 下手なテッポウも数撃てばなんとやら!!」
無数のルシーズたちが擬似刻印を光らせる。
一斉射撃、光の雨が降り注ぎ氷擬鳥を撃ち抜いていく。
光の弾幕をくぐり抜け、魔法の気流によって加速する氷擬鳥はリズ本人がゼロ距離からの攻撃で打ち砕く。
岩場を足場に、重力制御による空中浮遊による一斉射撃。
無数の光の華が咲き誇るなら。
「あっ」
量産型が足場から足を滑らせ落下していった。
ひゅるるるるるるるるるる、と落ちていく。
「…………見なかったことにしよう」
「大丈夫です。こんな事もあろうかと」
クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)は吊橋をロープウェイに改造していた。
そしてもしもの時のための落下用セーフティネットも常備しておいたのだ。
な、なんだってー。
「私も空を往く者故、手加減をして欲しいですがそうもいかないと」
いや、お前らのそれってブースターの出力にもの言わせてるだけだし。
そんな面で鳥どもがエンジニアをみやった。
「ではこんなことがあろうとも」
出してくるのは謎の浮遊岩に取り付けた無数のセントリーガン。
それは自律浮遊しながら敵に反応して弾幕を展開するのだ。
最早これはビットなのでは?
光の弾幕と鉄火の弾幕が氷擬鳥たちに降り注ぐ。
次々と落とされていく鳥たち。
しかも、ロープウェイにもセントリーガンが取り付けられているのだ。
上から下から左から右から襲いかかる弾幕にその数をどんどんと減らしていく。
しかし、彼ら(?)とて空を往く者としての誇りがある。
地を這う動物たちに負けるわけにはいかぬのだ、とけたたましく鳴き声をあげる。
そうするとまた空から無数の氷擬鳥がやってくる。
この戦いは、そう。
「長くなりそうですね……」
エンジニア・クネウスはおもむろにまたセントリーガンを浮かせたのであった。
「あ、おかえり」
さっき落ちた量産型がロープウェイで戻ってきていた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
秋津洲・瑞穂
クリスティアーネ(f04288)と
肩から降りて人間変身。
「行って。勝手に追い付くから」
“翼もて天翔ける淑女”かぁ。
地べたの狐としては、眩しく感じることもある。
でもね。いくさ場はわたしの土俵。
だから風を恐れずに、ダッシュとジャンプで全力突撃。
鎧無視攻撃+2回攻撃+剣刃一閃で片端から斬り倒すっ。
足が宙に浮いたら狐火を背後に現出、即座に全合体、
温度を最低限にし、自分の背中に叩き付けて吹き飛ばす。
温度を下げれば火炎耐性とオーラ防御とで耐えられる。
小回りは利かないけれど速度は出るよ。
「飛べないなら飛ばされればいい! わりと死にそうだけどね!」
クリスティアーネの側に流されたら
「飛ばして!」
と言って仔狐化。
クリスティアーネ・アステローペ
瑞穂(f06230)と同行
あら、綺麗なお出迎えね
「ええ、心配は無用よね?」
もうじき時間切れで堕ちるのは秘密
嵐と雷の翼が力を失う前に前へ、宙へ
高空であろうとも、大地は今そこらにあるわね?
《咎を穿て、赫き杭》を射程内の浮遊巨岩群全てを起点に発動
攻撃と同時に即席の足場にしてエヴェリーナをメインにして戦いましょう
…あっちも随分面白いことするわねえ
《爪の一撃》は【衝撃波】での迎撃か【見切り】で対処
瑞穂狐が飛ばされて来たら
フランツィスカの柄で威力を殺すように【武器受け】してからのフルスイングで【吹き飛ばし】て敵の元へ
「よくってよ。行ってらっしゃいな」
綺麗なままの風切羽の一枚でも残っていれば貰って行くかしら
●ほーむらん
「行って、勝手に追いつくから」
とん、と肩から降りて小狐から人に戻る秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)
「あら、そう? じゃあそうするわ。心配は無用よね?」
クリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)は嵐と雷の翼で虚空を舞う。
時間切れになりそうなのは内緒で、墜ちる前により前へ、より上へ。
より高みを取ると同時、無数の血色の杭が浮遊岩より飛び出した。
それは氷擬鳥を貫き、霧散させる。
そして、そこを足場にクリスティアーネは斧槍を取り回した。
「足場など、そこらにたくさんあるわよ?」
斧槍が鳥を弾き飛ばして、叩き潰す。
鮮血が虚空に舞う。
「……翼もて天翔ける淑女かぁ」
地べたを往く狐としては眩しくもあるし、羨ましくも感じる。
されど、今のここはいくさ場、戦巫女たる瑞穂の土俵である。
吹き荒れる風を恐れる事なく、浮遊する岩を足場に疾駆。
跳躍すると同時、抜き放った白刃がすれ違い様に鳥を墜とす。
目の前にある岩に足をつけると同時、そこを起点としてまた跳躍。
三次元殺法で飛び回りながら切り払う。
されど、やがてそれも足をつけるべき岩が失せてしまう。
「きつね、びぃッ!!」
狐火が無数に現出し、彼女の背で合わさり巨大化すると同時。
それが瑞穂の背中に叩きつけられる。
「あちちちちちっ!!」
その勢いを反動として、まるでジェット噴射のように無理矢理に空を飛び、切り払う。
幾度となく切り返しながら、やがて、クリスティアーネの所に飛んでいく。
「飛ばしてぇッ!!」
同時、小狐化すると同時。
クリスティアーネは応じるように柄でその身を受け流し、斧の平に乗せる。
「よくってよ、行ってらっしゃいな」
そのまま一気に振り抜いた。
ほーむらーん、と言わんばかりのナイスフルスウィングである。
ぽーん、と吹っ飛んでいった小狐はそのまま狐火を纏い、氷擬鳥にぶち当たって。
それを燃やせば、また足場の岩に着地すると同時に変身を解いた。
「割と楽しくもあったけど怖かった……!!」
そんな感想。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
死之宮・謡
アドリブ歓迎
さて、そろそろ…ん?何だ此奴等は…焼き鳥にならん鳥に価値は無い…絶えろ
まぁ綺麗ではあるんだが、もう少し機械っぽい奴に来て欲しかった想いはある
【夜叉剣】展開…切り刻め…
あんまり近づかれても面倒だし…クレイアスターに呪焔の黒矢(呪詛・属性攻撃:焔)を「怪力」で番えて「2回攻撃」で撃ち「鎧砕き」で頭部を破壊して抹殺するか翼を撃ち抜いて落とす
上から見下されるのは嫌いだよ…堕ちろ…
●焼き鳥
「……」
襲いかかってくる氷擬鳥を回避しながら死之宮・謡(原初と終末の悪意・f13193)はため息をついた。
なんだこいつら。
「焼き鳥にもできなさそうだな……」
オブリビオンです。食っても大丈夫なのか?
いや、でも食われてたドラゴンいたな。
「……綺麗ではあるんだが……もっと違うのがよかったな」
そう、例えるならば目からビームを発射しつつ空を飛ぶロボット兵士とか。
自爆特攻して爆発するロボット兵士とか。
それあれじゃないですよね
「攻性剣戟結界……九十九陣、夜叉剣……」
謡の周囲に九十九本の剣が展開される。
それはまるで剣の結界の如く、襲いかかる氷擬鳥を切り刻む。
剣の結界は氷擬鳥の行く手を阻む。
爪の一撃を加えようと思えば、その刃が阻み、斬り墜とす。
なれば、と放つは鋭利なる結晶体、しかしそれは放つ前に撃ち落とされた。
黒き呪詛の焔をともした黒塗りの矢がそれを撃ち抜いたからだ。
「上から見下されるのは嫌いだよ……」
――――墜ちろ。
剛力によって引かれた弓より放たれるは破壊の呪詛。
空を裂いて放たれる矢は竜の如く、氷擬鳥を打ち砕く。
崩壊の呪詛が逆巻き、かすめただけで鳥の翼をもいでそれを大地に失墜させる。
幾度となく矢を放ち続ければ最早敵はなく。
空の城への門が今そこに開かれていたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『暴虐のマギステル』
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POW : 火のサンクトゥス
【ファイアブレス】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を火の海に変えて】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD : 鏡のラディウス
全身を【超反射モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ : 虚のレメディウム
自身が戦闘で瀕死になると【ドラゴンゾンビ】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
イラスト:桜木バンビ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「マリス・ステラ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●絢爛豪華なる空の城
たどり着いた空の城。
そこは豪華絢爛なる空の宮殿。
崩壊した扉より見える黄金や宝石の輝き。
されど、それを我が者であると主張せんかの如く、黄金の山の上で眠っていたものが首をもたげる。
古来より、竜は金銀財宝を好むと言う伝説を多く残している。
この竜もまたそういった性質を持つのであろう。
竜は侵入者を見やればその顎を開き高らかに咆哮する。
蒼き鱗、暴虐のマギステル。
破壊の象徴、暴虐の化身、ドラゴンと言う災厄の存在。
それが財宝を求めてやってきた者たちを尽くを撃ち殺してきた存在。
そして、この古き巨城の現在の主である。
カタリナ・エスペランサ
「龍殺しは久々だね。鈍ってないといいんだけど」
《目立たない》よう気配を消し、《地形の利用》も合わせて《だまし討ち》で《先制攻撃》狙い。
使用UCは【神狩りし簒奪者】。
黒き炎嵐の《範囲攻撃》、敵自身の影を縛鎖に変化させての拘束、白雷槍の《スナイパー》を三撃同時に《早業》で叩き込んで敵UCを封じます。
以後は《戦闘知識》《第六感》で敵の動きを《見切り》、《ダッシュ》《ジャンプ》《空中戦》技能を駆使して敵を攪乱、攻撃は《オーラ防御》《武器受け》で適宜対処。
首尾よく敵UCを封じられたなら《武器改造》で魔力を纏わせ龍殺しの剣に改造したダガーで追撃、失敗したなら後退して続く仲間の《支援射撃》に専念します。
死之宮・謡
アドリブ歓迎
ドラゴンか…定番ではあるが…サングラス掛けたエージェントが良かったな…(最後まで見たらしい)まぁ宇宙空間に放逐されても問題無く帰還できるしな…
退場願おうか…溜め込んだ財宝だけ置いてな…今更ドラゴン風情じゃ面白みに欠けるんだよ…
侵蝕の「呪詛」を籠めた黒霧と大波(属性攻撃:水・全力魔法)で妨害
その後、雷撃を放ちながらレ・フィドラを「怪力」で振るい「鎧砕き」の「2回攻撃」で叩き込む
最後はストライフで【黒絶斬禍】を発動し一刀両断
此奴を殺したら奴等も呼んで探索()に走ろう
●屠竜
「龍殺しは久々だね、鈍ってないといいんだけど」
カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)は自らの気配を殺す。
元より強者である龍を殺すには一瞬で喉元に食らいつき致命の一撃を叩き込む。
それが弱者の道理であり、戦闘理論である。
彼女の気配殺しは……当然のごとく成功する。
何故ならば。
「ドラゴンか……定番ではあるが……」
死之宮・謡(原初と終末の悪意・f13193)が大槍と大剣を手にドラゴンの目の前に立っていたからである。
彼女はあからさまに残念そうにため息をついた。
「サングラスをかけたエージェントが「私が王である、跪け」とか言い出して欲しかったんだが……」
何を期待していたのかこいつ。
ドラゴンが顎を開き焔を放つ。
一閃、魔剣の一撃がその焔を別った。
「溜め込んだ財宝だけを置いてご退場願おう」
侵食の呪詛をこめた黒霧、そして大海嘯がドラゴンに放たれる。
じわじわ、とその身を侵す呪詛に身悶えするドラゴン。
次いで放たれた雷撃がその鱗を焦がす。
その身に鏡面を張り巡らせ、その攻撃を弾き返そうとした刹那。
「仕込みは上々……ッ!!」
異能封じの縛鎖、黒焔の嵐、白雷の槍が迸り、ドラゴンの身を封じる。
カタリナの放ったユーベルコード・神狩りの権能である。
「確かに上々だったな」
大槍の一撃がドラゴンの血肉を抉る。
龍殺しの魔力を帯びた短剣がさらに追撃する。
「さっさと財宝探索をさせてもらおう」
なかなかの儲けになりそうだしな、と大剣の一撃がさらにドラゴンの身を引き裂き、血肉を迸らせる。
だが最強の幻想種はいまだ失墜せず、そこに顕在していた。
「……やはりしぶといな」
「しぶといね」
猟兵二人はさらに猛攻を仕掛け、竜殺しを成そうとする。
されど、その身とてまた最強の幻想。
早々に失墜はせず、今だ戦いは終わらず。
財宝は今だ遠く、けれど、近くもあり。
また大剣の一撃が焔を別つ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
秋津洲・瑞穂
クリスティアーネ(f04288)と一緒
アドリブ歓迎
「ねークリスティアーネ。あれって何、獣人の人?」
「なんか弱そう」
ケモミミ娘に言われたらおしまいですよ。
「では実った作物を摘み取ろっか」
ともあれ決戦。狐火は全部、頭上で勝手にさせておく。
神獣刀を正眼に構えて
「新当流太刀術、秋津洲瑞穂。参ります」
ダッシュ20+鎧無視攻撃30+2回攻撃30の剣刃一閃。
クリスティアーネとは逆側から斬り込むわ。
ファイアブレスにはオーラ防御30+火炎耐性20で対処。
「火術使いに火攻めが利くもんかっ!」
超反射モードは放置。
火の海が邪魔になったら、クリスティアーネの合図で、
頭上の狐火を全部落として塗り直してから延焼消火するよ。
クリスティアーネ・アステローペ
アドリブ歓迎
瑞穂(f06230)と
「歴としたドラゴンでしょう?このサイズですと相応に年月も重ねているはずよ」
「収穫時、くらいにしてあげなさいな?」
【先制攻撃】でエヴェリーナによる速度重視の攻撃を仕掛けましょう
超反射モードに入ったのを確認したら
瑞穂に頼んで周囲の炎を消してもらって
攻撃と認識されないような速度、軽さで《咎力封じ》を放って捕縛するわ
反射されたら【見切り】で避けて再度挑戦ね
竜用のそれも用意しておいた甲斐はあったかしら?
動きや反射能力を封じた後は
【怪力】での【鎧無視攻撃】で尾や翼、そして首、と落として行きましょう
さあ、首を垂れなさい
折角ですもの、このエヴェリーナで首を刎ねてあげましょう
●獣ではあらず、竜であり。
「ねー、クリスティアーネ。あれって何? 獣人の人?」
「歴としたドラゴンでしょう? このサイズですと相応に年月も重ねているはずよ」
「なんか弱そう」
最強の幻創種である竜を弱そうとまで断じた秋津洲・瑞穂(狐の巫女・f06230)。
それに呆れたように嘆息し、斧槍を肩に担ぐクリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)。
「実った作物を摘み取ろっか」
「収穫時ではあるだろうけれど」
ドラゴンが顎を開き焔を放とうとする。
刹那、クリスティアーナが踏み込み、斧槍でその顎をかち上げ無理やり閉じる。
喉奥で焔が爆発し、もがく。
狐火を無数に頭上に発生させ、瑞穂は太刀を構えた。
「新当流太刀術、秋津洲瑞穂、参ります」
疾駆、太刀が鞘走り、鱗を断つ。
同時、クリスティアーナが反対側より斧矛を振るい、その鱗を砕く。
爪牙の一撃が振り回され、大地にひびを奔らせるも、その凶撃よりも速く彼女たちは離脱していた。
再度放たれるは焔の一撃。
「火術使いに火攻めが効くもんかッ!!」
その焔をまともに浴びながらも、決してその身は焦げず燃え尽きず。
されど。
「瑞穂」
「何?」
「尻尾」
尻尾、と言われ、首をめぐらせれば尻尾の先に火がついていた。
あわわ、と言わんばかりにばふばふ、と地面に叩きつけ火を消せば毛先が焦げていた。
「よくも尻尾を!!」
尻尾の仇、と言わんばかりに果敢に太刀を振るい、鱗を砕き、斬り、抉る。
鱗が砕けた所にクリスティアーナが矛槍の刺突を放ち、血肉を抉る。
「瑞穂、合わせなさい」
「いけるよ!!」
そして、同時に放った破断の一撃。
それは翼の根本目掛け放たれ、そこを寸断する。
重々しい音をあげ翼が地に墜ち、鮮血が虚空を濡らす。
されど、その竜は。
「……結構失血させたはずだけれど、まだ余裕そうね」
さすがの最強の幻想、今だ死に至る様子はなく。
敵意と殺意をむき出しのまま、そこにあった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
リズ・ルシーズ
アドリブ、連携歓迎だよ
【SPD】
さ、竜退治の時間だね!
【指定UC】を使い、蜘蛛形態で戦闘。光学【迷彩】状態で【地形の利用】をし、レーザーによる光【属性攻撃】で【スナイパー】としてチクチク攻撃。ついでに他の人の【援護射撃】と【時間稼ぎ】だね
ん、無敵だけど動けないなら?
超反射モードになったら、粘着性の糸で竜を拘束かな、動けるようになった時には邪魔になるよね
ロープウェイが飛んでいくのを見つつ)凄いの飛んでるけど、便乗しちゃおうかな
飛来するロープウェイにワイヤーを射出して【ロープワーク】で一緒に竜に突撃だよ、一気に近づいて【零距離射撃】と外部装甲をパージして、そのまま質量弾として竜にぶつけようかな
クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎
「技術系の資料はない様子。ユーザからのオーダー故、サクッと制圧ですね……」
【WIZ】真の姿
「CODE:THE CREATOR。技術者とは造って終わりではありません」
UCで『浮遊岩セントリーガン』・『浮遊ロープウェイ』に生命を与え「人間以上」の『繁殖力』を与えます(【早業&武器改造&防具改造&メカニック】)。
『繁殖力』が上がる、つまり増えます。
「この新鮮なセントリーガンを喰らうが良いでしょう」
固まって設置しても意味がないので筋力(POW)任せで次々と投げつけます。
尽きたら、次は……
「ロープウェイだッ!」 聖別された(【破魔】)ロープウェイを突っ込ませます(【鎧無視攻撃】)。
●ふえるロープウェイとふえるセントリーガン
「さ、竜退治の時間だね!!」
リズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)がアラクノフォビアを起動させ、蜘蛛脚を展開する。
多脚の安定性が、リズの砲撃能力を高める形態だ。
大型の大口径レーザーキャノンが狙いを定め、竜に砲撃を仕掛ける。
幾度となく放たれるその光粒子の熱量が鱗を融解させ破損させる。
「サクっと制圧ですね……」
技術系資料の無いことにがっかりな様子なのはエンジニアであるクネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)だ。
そしてクネウスはユーベルコードを発動させる。
それは自らの技術を形にし、魂を吹き込むまさに技術者の極地の一点。
浮遊ロープウェイと浮遊セントリーガン、浮遊コタツに魂の息吹が今吹き込まれる。
吹き込まれたソレは新たなる力を与える。それは……『繁殖力』である。
どういう理屈なのかさっぱりわからないが、増えるようになった。
ものすごい勢いで爆発的繁殖により場は浮遊ロープウェイとセントリーガン、コタツで埋め尽くされる。
「この新鮮なセントリーガンを食らうが良いでしょう」
そしてそれをおもむろに投擲し始めるクネウス。
セントリーガンは飛び交いながら銃を乱射してぶつかっては破壊されていく。
無数の質量打撃、飛び交う弾丸。
困惑しながらも竜はただただ殴打されるのみ。
「凄いの飛んでるけど、便乗しちゃおう」
アラクノフォビア形態のリズも飛んでいくロープウェイにワイヤーを発射する。
そしてブーステッド、加速するがままに勢いよく突撃すると同時。
ゼロ距離から放たれる光粒子、そして外部装甲パージ。
質量弾と化したロープウェイと蜘蛛足装甲が強かにドラゴンに叩きつけられる。
あんぎゃあ、と言う悲鳴があがるがそれも致し方なし。
このような戦法、誰が想定しようと言うのか。
「ロープウェイとコタツもだッ!!」
聖別されたロープウェイがさらに叩きつけられ、コタツが膨大な熱波を放ちながら叩きつけられる。
質量弾と質量弾と質量弾の無数のコラボレーション。
ボコボコにされたドラゴンは涙目である。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
桐嶋・水之江
あらドラゴンステーキ…ごほん
随分と古い竜のようね
その生態も気になる所だけれど…ゆっくり観察記録を付ける余裕は無さそうね
◆WIZ・なんでも歓迎◆
正々堂々戦うのは勇者様にお任せするわ
私は魔法使いらしく姑息に立ち回らせてもらおうかしら
見た目通りに暴れん坊さんのようね
手始めに動きを鈍らせてみましょうか
太い柱や遮蔽物に身を隠しつつ(地形の利用)蠢く機械触手をダウンロード
他の猟兵さんの攻撃に紛れ込ませて解き放ち、四肢の拘束を試みるわ
すぐ抜け出されてしまうのでしょうけれどそこは手数でカバーよ
高速詠唱を繰り返して何度でも絡み付かせてあげる
狙いが私に向いたら逃げ隠れに専念よ
自分がステーキにされるのは御免だもの
ダビング・レコーズ
予知通りならばあの竜型オブリビオンが天空城の守護者なのでしょう
強大な戦力を持つ事は明確です
確実に撃破しましょう
【POW・全て歓迎】
敵は強力なブレス攻撃手段を保有しているものと推定
射角に捕えられないであろう超接近戦にて対処します
EMフィールドとアイギスで防御体勢を取りながら強行突入
接近成功後は徹底して張り付き続けます
ジャンプ等を駆使し死角へと回り込み続け、切断翼で攻撃開始
単純な接触斬撃の他、マニューバ(ダンス)を応用したスピン等も織り交ぜ静止する事なく連続攻撃します
脅威となる格闘攻撃は軌道を見切り防御するかカウンターを合わせて相殺
地形が炎上した場合は滞空状態を維持
継続ダメージの軽減を図ります
●ドラゴンステーキ
「……あら、ドラゴンステーキ。……こほん」
食うのだろうか? 食えるのだろうか。
きっと食えなくはない。
爬虫類だし。桐嶋・水之江(機巧の魔女・f15226)はそう思った。
「生態も気になる所だけれど……」
観察記録をつける余裕はない。
ロープウェイやらコタツやらセントリーガンやらでぼこぼこにされたドラゴンは最早瀕死の重体である。
ちょうどよくコタツが転がっているのでその身を翻しそこに隠れると同時。
高速で紡がれるは召喚の術式。
電脳空間より無数に来るは無数の触手。
うねうねした肉肉しいそれではなく、機械的なそれはビリビリと放電をしていた。
それは一気にドラゴンに襲いかかり、絡みつき、麻痺毒を分泌してその身を鈍らせていく。
されど、ドラゴンとてただされるがままではない。
しかし、詠唱に詠唱を重ねた多重詠唱によって召喚される機械触手の数は最早数え切れないほど。
無数の拘束具と化したそれがドラゴンの四肢を縛り上げ、麻痺毒がその身を束縛していく。
「魔法使いらしく姑息に立ち回る……あとは勇者の出番よ」
「当機は勇者ではありませんが、確実に撃破を行います」
拘束され、身動きが取れないドラゴンにダビング・レコーズ(RS01・f12341)がブースターに火をともし一気に突撃する。
その首がかすかに動き、焔をはこうとするものの、動きが鈍った状態では高速で移動するダビングを捉えられず、肉薄されてしまう。
これでは炎のブレスの射角が取れない、下手すれば自滅してしまうからだ。
苦し紛れで放つ爪もEMフィールドとアイギスによって阻まれる。
「ブレードフェザー展開」
スラスターに集中する出力が増して、青色の噴射炎が紫電を帯びる。
プラズマ化した余剰出力の炎がブレードの如き切れ味でドラゴンの四肢を切り裂いていく。
接触斬撃、マニューバーによるスピンブレード。
まさにその様は踊るかのような斬撃と言う他にない。
振るわれる爪牙もその踊るような連続攻撃を捉える事は出来ず。
飛ぶ事もままならぬままに紫電の刃に切り払われ続けたドラゴン。
遂には多量の失血により、その体力を使い果たし、大地に潰えた。
ブレードフェザーはとどめ、と言わんばかりにその首を刎ねる。
びぐん、と言う大きな痙攣と共に、ドラゴンは息の根を止める。
「対象の撃破を確認」
天空の城の守護者はここに潰えた。
今、未知の城は既知となり、踏破されたのである。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵