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触手生物といえば鉄板焼き

#UDCアース

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#UDCアース


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「UDCアースの教団の情報が分かったぜー」
 タハニ・クルツリンガー(乱暴者は乱舞する・f03635)は言い、強襲に関する情報を提供する。
「場所も割れたから探索とか調査とか無しにぶっ飛ばせるぜ。まずはパープルテンタクルズっていう触手のカタマリみたいなのを倒しとくとよさそうだな」
 パープルテンタクルズは、ウネウネした気持ち悪い触手がいくつも持っている。
 そうした敵が複数出てくる上、その触手は恍惚やら脱力やらをもたらしてくるというから実に厄介だ。
 まずは、これらを掃討する必要が出てくるだろう。
「そいつらの後に、『膨らむ頭の人間』と戦うことになるんだが……なんかこいつも触手っぽくないか?」
 パープルテンタクルズを撃破した後、『膨らむ頭の人間』と対峙することになるだろう。
 狂気に満ちた異形『膨らむ頭の人間』は一体のみ。
 これらの敵を撃破することが今回の目的となる――猟兵がそう理解する頃、タハニの腹がぐうと鳴る。
「こいつらの触手見てたら腹減ってきたな……タコとかイカとか食べたくなってくる」
 独り言のあと、そういえば、とタハニは顔を上げる。
「この拠点の近くに旨い鉄板焼きの店があるって聞いたんだよ。たこ焼きお好み焼き他にも色々と鉄板焼きがあるらしいんだ」
 せっかくだから戦いが終わったら行ってみた方がいい、と力強く勧めるタハニ。
 彼女の腹がもう一度鳴って、集まった猟兵たちは思わず苦笑するのだった。


遠藤にんし
今回はUDCアースでの戦闘です

一章は集団戦、
二章はボス戦、
三章は鉄板焼きのお店で楽しむことができます

皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております
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第1章 集団戦 『パープルテンタクルズ』

POW   :    押し寄せる狂気の触手
【触手群】が命中した対象に対し、高威力高命中の【太い触手による刺突】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    束縛する恍惚の触手
【身体部位に絡みつく触手】【脱力をもたらす触手】【恍惚を与える触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    増殖する触手の嬰児
レベル×5体の、小型の戦闘用【触手塊】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

麗明・月乃
ええ…なんじゃこいつ…。
面妖な生物じゃのう。タコとかイカの系統か?
まあ良い、美味しく…かどうかは知らぬが焼いてやるのじゃ。

鶏をぽいとその辺に投げて【鶏の頂点に立つ少女】を使用。
…いや、ほら。ぬるぬる嫌じゃし?鶏を先に狙わないかなーみたいな。そういう。
脱力して恍惚する鶏も見たいものではないが。
ここまでなる触手とは一体…いや、こういう好奇心は危険じゃな。
ともあれ、鶏の上に立って【フォックスファイア】や火の魔術といった「属性攻撃」で「全力魔法」を放ち戦うのじゃ。
「お主の焼ける匂いは何に近いかのう?」

もし自分や味方が封じられたなら「封印を解く」ように念じるかの。
いつまで惚けておる。さっさと戦うのじゃ。



「ええ……なんじゃこいつ……」
 パープルテンタクルズの蠢く姿を見て、思わず麗明・月乃(多分すごい金狐・f10306)はそう呟く。
 食べる分は自分で調達ってことらねー、という声が遠くの方から聞こえて「いやそれは違うじゃろ」と思わずツッコミを入れてしまう月乃であったが、気を取り直してと咳払い。
「まあ良い、美味しく……かどうかは知らぬが焼いてやるのじゃ」
 そう言って月乃が取り出したのは、鶏。
 にわとりだ。
 ぬるぬるも脱力も恍惚も嫌なので生贄としてどうじゃろうなー、という気持ちで用意した鶏だったが、パープルテンタクルズは鶏ごと月乃を締め上げようとばかりに襲い掛かる。
「触手とは一体……いや、こういう好奇心は危険じゃな」
 脱力して恍惚とする鶏も見たいものではないが……など色んな考えを抱きつつも、月乃は鶏を掲げ。
「貴様が負けるものはこの私の高貴な血と不思議な鶏……ってなんでじゃー!!」
 べちーん、と鶏をぶん投げた。
 地面に叩きつけられる鶏。哀れである。
 ――かと思えば鶏は分裂、群体となって辺りを埋め尽くし、コケコケ言うそれらの頂点に月乃は立つ。
「お主の焼ける匂いは何に近いかのう?」
 足元の鶏にまとわりつきながら上り、月乃の足元にまで届こうとする触手。
 それらめがけて属性魔法を全力で放つと、パープルテンタクルズは消し炭と化す。
 ――その臭気は、あまり良い香りであるとは言えなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミーファ・ミーファ
つまり……鉄板焼きで食べる分は、自分で調達って事らね~!?(ツッコミ希望)
相手は触手の塊を呼び出してくるらしいのれ、ミーちゃんは食器を召喚するのら~!これで、触手塊を確保して、後でみんな食べるのら~、じゅるり。
(文章通りなら、倒したら消滅しそうですが…)
とにかく、鉄板焼き目指して頑張るのら~。触手ぷれいなんかに負けないのらよ~



辺りに満ちる触手を前に、ミーファ・ミーファ(大食い妖精・f04191)はじゅるりと目を輝かせる。
「つまり……鉄板焼きで食べる分は、自分で調達って事らね~!?」
 いやそれは違うじゃろ、とどこか遠くでツッコミが聞こえたが、ミーファは止まらない。
 目を輝かせるミーファの前で触手はみるみる増えていく。
「フォークにスプーンにナイフにお箸に……あとなんだっけ~~?」
 食べたい食べたい、と楽しそうにミーファが食べ方を指折り考える中、食器たちがぽこぽこ生まれて触手と共に消えてゆく。
「後でみんな食べるのら~、じゅるり」
 いや目の前で触手消えてますって。
「あれ? 消えちゃってるのら~……?」
 おやおや、と首を傾げるミーファ。
「仕方ないのら、あのおっきいのを確保するのら~!」
 と思いきや今度は触手塊をびしっと指さし、そっちへ駆け出すミーファ。
 触手群へ飛び込んで太い触手を召喚したテーブルナイフで切り分ける……だが、触手の方が強く、そして多かった。
「触手ぷれいなんかに負けないのらよ~」
 触手に絡め取られて小さい体が埋もれながらも、ミーファはそんなことを言うのであった。
 うごうごうご。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

一条・志紀
タコやイカが食べたくなると聞いたのじゃが、それは無かろうて…。寧ろ虫唾が走るのじゃが悪い気はせぬのは何故じゃ…? しかし敵は敵、妾との因縁がある故…油断はせぬぞ。

蒼色の妖刀を引き抜き【妖剣解放】と【フォックスファイア】を展開し、触手を刀や斬撃で切ったり狐火で【触手塊】に追撃したりしようかのぅ。あわよくば捕まってる者もそれで助けられるとよき。

後は妾に向いてきた触手達を妖刀で応じつつ、今は無き左手から「地獄の炎」を出し一気に狩りに行くのじゃ。
「罪と罰は永遠に。」
いつもの言葉を添えて、の。

あと、嫌とは言いつつ興味が湧いた故、皆より先に切り落とした触手を焼いて食べて見るかの。



「タコやイカが食べたくなると聞いたのじゃが、それは無かろうて……」
 こんなものに腹を鳴らしていたのか、と一条・志紀(蒼銀の妖狐・f10908)はうんざり顔。
 むしろ虫唾が走るようなおぞましい見た目だ――その気持ちは真実だというのに、どうしてか悪い気もしない。
「しかし敵は敵、妾との因縁がある故……」
 油断はできぬ、と市は蒼色の妖刀を引き抜き、その怨念を自らに纏う。
 フォックスファイアも展開し、迫る触手を斬撃によって引き裂いた。
 容赦ない一撃にひるんだかのように触手がたじろぎ、それから小さな塊をいくつも生んで殺到。
 狐火で焼けばその中から捕まっちゃっていた仲間の猟兵も出てきて、その様子に市はよし、と呟いた。
 塊を斬り落とされ、パープルテンタクルズは今度は絡みつく触手で市に挑む。
 それを焼いたのは、今は無き左手から噴き出る地獄の炎。
「罪と罰は永遠に。」
 いつもの言葉を添えて、パープルテンタクルズを燃やし尽くす市。
 ――その足元に、ほどよく焦げた触手の一片が転がる。
「……先に食べてみるかの」
 呟いて、市はつまみ上げたそれを口に放り込むのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

立花・桜華
うねうねして気持ち悪い敵だね……
触手に捕まらないように気を付けて戦おう

【触手との戦】
先ずは先制攻撃として投擲用ナイフを敵へ投擲して攻撃、隙を窺うよ。毒使いとして毒をナイフに塗っておく
攻撃中は残像によるフェイントを交えつつダッシュを用いて高速移動を行う
戦闘用【触手塊】が召喚されたら鬼震脚(ユーベルコード)で攻撃を仕掛け、周囲の敵ごとまとめて衝撃波で粉砕するよ!
「まとめて吹っ飛べ!!」
敵の行動を止めたらサムライソードによる剣刃一閃での斬撃で戦うよ!まとめてなぎ払う!
第六感と野生の感を用いて敵の行動を予測し回避またはダメージの軽減を狙う。特に束縛してくる触手には注意をする



うねる触手を見て、立花・桜華(羅刹のシーフ・f05787)は気持ち悪さに眉をひそめる。
「触手に捕まらないように気を付けて戦おう」
 つぶやいて、桜華は投擲用ナイフをパープルテンタクルズへと投げつける。
 毒を塗ったナイフが突き刺さり、パープルテンタクルズの触手が一瞬強張る。その隙を突くように、桜華は肉薄する。
 接近する桜華を絡め取ろうと触手が蠢いた――だがパープルテンタクルズの捕らえた桜華は残像によるフェイント、本当の桜華自身は高速移動によって後ろに回り込んでいる。
 速度では追いつけないという判断なのか、パープルテンタクルズが次に繰り出したのは触手塊。手数で責めようとするパープルテンタクルズへと、桜華は足で大地を強く踏みつけ。
「まとめて吹っ飛べ!」
 闘気纏う震脚に、脆く触手塊が引きちぎられて失せる。
 消えることのない触手も動きが止まる。そこを狙って、桜華は美しき刀を一閃。
 触手がいくつもに分かれて地に落ちる。背後を取るパープルテンタクルズですら桜華に一撃を食らわせることが叶わなかったのは、第六感のお陰だった。
 剣戟は止まることなく、桜華はひらりひらりと隙を縫って斬撃を続けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】の冬香さんと一緒です

まるで私が触手を呼んでるような事言わないでくれます??
いえ、連続してるのはその通りですけれど……触手プレイとか言わない?!

とりあえず触手には触手で対抗です!
【異界の抱擁】で私の触手を呼び出して敵を捕らえて……
……えーと、もしかして制御失敗してます?なんか何本かが冬香さんに巻き付いて危険な感じになってる気がするんですが…変なとこ撫でてたりしませんか…?
冬香さん、なんで私の触手に好かれてるんです??
(冬香さんの痴態からは目をそらしつつ)

と、とにかく、敵の動きは封じているんで、攻撃しちゃってくださーい!!


緋薙・冬香
【恋華荘】

またいちごと一緒に依頼ね!
また、何故か触手が相手ね!!
つまりこれはいちごと触手プレイと言っても過言では無いと思うのだけれど、どうかしら!?
(テンションが既におかしい)

待って、私もっとクールな感じのモグラ女子のはず
少し落ち着きましょう、深呼吸深呼吸

…ねぇ、いちご?
どうしていちごの触手の一部が、私に巻きついているのかしら?
いえ、敵意は全く感じないんだけども
え、好かれてる?ちょ、そこは、あんっ…

こほん、ともかく敵はタコの足のようにベシュトラーフングで切り刻む!
いくわよ、いちご!
いちごの触手が敵の動きを止めたところで、パープルテンタクルスだけを綺麗に切り抜くわ



「またいちごと一緒に依頼ね! また、何故か触手が相手ね!!」
 妙なテンションで緋薙・冬香(針入り水晶・f05538)は戦場へ突入。
「まるで私が触手を呼んでるような事言わないでくれます??」
 心外だとばかりに言い返すのは彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)。
「つまりこれはいちごと触手プレイと言っても過言では無いと思うのだけれど、どうかしら!?」
「いえ、連続してるのはその通りですけれど……触手プレイとか言わない?!」
 掛け合いの中、冬香は普段のクールな感じのモグラ女子感を取り戻そうと深呼吸。
「少し落ち着きましょう、深呼吸深呼吸」
 などと言っている間にも、じわじわとパープルテンタクルズは迫っている。
「とりあえず触手には触手で対抗です!」
 いちごは腕を伸ばして、詠唱を開始。
「ふんぐるいふんぐるい……、星海の館にて微睡む我が眷属よ!」
 いちごの影から作り出された異界触手。
 視界いっぱいに埋め尽くすパープルテンタクルズといちごの召喚した触手。
 いちごの召喚した触手はパープルテンタクルズに絡みつく。だが――。
「……ねぇ、いちご?」
 おずおずと、冬香は呼びかける。
「どうしていちごの触手の一部が、私に巻きついているのかしら?」
 腕を縛り上げられ、脚を閉じられないような恰好で捕まっている冬香。
「……えーと、もしかして制御失敗してます? 冬香さん、なんで私の触手に好かれてるんです??」
 なるほど好意。確かに敵意はまったく感じないのだが、
「ちょ、そこは、あんっ……」
 身体の稜線を撫でるように這い回る触手に、冬香の声が甘くなってしまう。
 そんな痴態からは目を逸らし、いちごは叫ぶ。
「と、とにかく、敵の動きは封じているんで、攻撃しちゃってくださーい!!」
「いくわよ、いちご!」
 腕は戒められてえっちな感じだが幸いにも指は動く。冬香はベシュトラーフングによって、パープルテンタクルズの触手だけを切り抜くのだった。
 いちごによって動きを奪われたパープルテンタクルズは、その攻撃から逃れる術はなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『膨らむ頭の人間』

POW   :    異形なる影の降臨
自身が戦闘で瀕死になると【おぞましい輪郭の影】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD   :    慈悲深き邪神の御使い
いま戦っている対象に有効な【邪神の落とし子】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    侵食する狂気の炎
対象の攻撃を軽減する【邪なる炎をまとった異形】に変身しつつ、【教典から放つ炎】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ミーファ・ミーファ
ん~~、膨らむ頭ってお餅かなんかっぽいけろ…さすがに人間を食べるのは気がひけるのらね~。ま、こいつを倒したら焼肉が待ってるから、頑張って倒すのら~。
とりあえず、パープルテンタクルズの残骸食べて、パワーアップなのら~。食べれば食べるだけ強くなるから、長期戦なら有利なのら~。
……と食べる触手が無くなっちゃうかな~?そしたら、しょうがないから相手を齧るのら~~(すでに冒頭と言ってることが違いますが、そんな都合の良い娘です)。



陽炎のようなものが生まれたかと思えば、それは邪なる炎へと姿を変える。
 歪み、膨れる頭部を持つ『膨らむ頭の人間』。その頭の蠕動を眺めて、ミーファは口元に指を添える。
「ん~~、膨らむ頭ってお餅かなんかっぽいけろ……さすがに人間を食べるのは気がひけるのらね~」
 言いつつ、もみくちゃにされたどさくさに確保していたパープルテンタクルズの欠片を口に放り込むミーファ。
「ま、こいつを倒したら焼肉が待ってるから、頑張って倒すのら~」
 もぐもぐ噛めば全身が灼けるように活性化していく――食べれば食べるほど強くなっていくのだから、戦いが長引くことはむしろミーファの有利へと働くだろう。
 だからこそ、炎がミーファを苛もうとしてもミーファ自身に大きなダメージはない。
 むしゃむしゃしながら戦いを続けていたミーファだが、とうとう確保していた分のパープルテンタクルズは完食。
「しょうがないからこっちを齧るのら~~」
 食べるのは気がひけるって言ってなかったっけ??
 そんな疑問が湧くこともなく、ミーファは異形の背中へと噛り付くのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロイド・テスタメント
動きに制限を掛ける事に集中します。
隙があれば攻撃をして、次に繋げれば良いという気持ちだけです。
「さぁ、狩りの時間だ」
先ずは『咎力封じ』で動きさえ制限出来れば良し、ユーベルコードを封じたら最良とします。
『慈悲深き邪神の御使い』を発動されたら、武器は『Blau Kreuz』で『戦闘知識』と『罠使い』を使用します。
「戦いは、楽しくなければやってられないな?」
鋼糸を足元や首辺りに張って、引っ掛かったら拷問具(アイアンメイデン)に閉じ込めるか上から落として潰す。
「悪いな、罠は暗殺の十八番だ」
少しでも戦いやすくします。

※戦闘中は口調が荒く、普段は丁寧な口調となっております。


立花・桜華
【怪異との戦闘】
怪異が相手だとどんな手を使ってくるかわからないね
先手必勝を心掛けていこう!
技能の忍び足を用いて敵に気付かれないようにギリギリまで接近
その後は技能の先制攻撃とダッシュを用いて敵の行動前に接近し、剣刃一閃による攻撃を仕掛ける続けてもう一閃!(サムライブレイド二刀流による2回攻撃)
敵の攻撃には第六感と見切りで敵の動きを予測しダメージを少しでも減らす
落とし子が出たら鬼震脚(ユーベルコード)で周囲の敵ごと敵の足場を粉砕するよ!
異形なる影を召喚したら相手が瀕死といサインでもあるね。守りに入るとじり貧だね…一気に攻めるよ!
他の人が戦闘中の場合は可能な限り支援も行うよ

事件解決のために頑張ろう!



「さぁ、狩りの時間だ」
 ロイド・テスタメント(全てを無に帰す暗殺者・f01586)の言葉と共に、拘束ロープが宙を舞う。
 続いて猿轡、手枷も放たれる。全ては『膨らむ頭の人間』を捕縛し、その動きを封じ込めるためのものであった
 果たして拘束ロープが『膨らむ頭の人間』の四肢を戒め、猿轡がびっしりと並んだ歯列の動きを阻んだが、手枷だけはうねる炎によって焦がされ、『膨らむ頭の人間』の手首を縛るには至らない。
 敵のユーべルコードを封じるには足りなかったが、それでも出来ることはまだ残っている……素早く判断を下し、ロイドは十字架より青き鋼糸を放った。
「戦いは、楽しくなければやってられないな?」
 平素の丁寧な言葉遣いからは想像もつかない荒々しい言葉と共に、ロイドは糸を張り巡らせ――足元に、かかった。
 鋼糸から微かな感触が伝わったのとほぼ同時に、ロイドは指に力を籠める。
 拘束ロープと猿轡に続いて鋼糸で締め上げてから、ロイドは拷問道具・アイアンメイデンへと『膨らむ頭の人間』を閉じ込めた。
「悪いな、罠は暗殺の十八番だ」
 閉ざされた扉から広がった血が辺りを汚した――痛みに耐えかねるかのようにアイアンメイデンの扉が開いた瞬間、『膨らむ頭の人間』は反撃のために腕を突き出し、そこから邪神の落とし子を作り出そうとするが。
「させないよっ!」
 それより早く桜華が剣刃一閃。
 忍び足によって迫っていた桜華の存在に『膨らむ頭の人間』はようやく気付いたが、もう遅い。
 怪異は不気味だからこそ先手必勝とばかりに桜華は鬼震脚で産み落とされた落とし子を粉砕し、それからロイドの方を素早く振り向く。
 ロイドが張った罠が桜華を助け、桜華の攻撃の成功のためにはロイドの行動は必要なものだった。
 穏やかな光が一瞬、ロイドの瞳に浮かんだ――桜華のつり目がちな瞳が、笑みの形になった。
「事件解決のために頑張ろう!」
 そして、二人は再び『膨らむ頭の人間』と相対するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

一条・志紀
触手食べるものではない…。っとボス戦じゃな。体力を削ることを重視するかのぅ。

【蒼白の乱舞】の詠唱を唱え、宙に蒼の妖刀と狐火(現12個ずつ程)を出し、あやつに殺気を送って気づかせる。
少し微笑むと同時に刃と火を浴びせようぞ。
万が一、この猛攻とはいえ落とし後を召喚されたら自身の妖刀でいなしつつ、左腕の地獄炎で薙ぎ払うのじゃ。
後は妖刀達と一緒に攻撃…否、舞おうかのぅ。いつもの言葉を添えて文字通り、乱舞をの。

相手の攻撃は殺気で怯んで避けやすくなってると良いのじゃが油断は禁物じゃ。…あと、もし影が召喚されてもやる事は変わらぬ、ただ舞うだけじゃ。

他人が戦闘中の時は蒼白の乱舞で応戦するのもよきかの。



「触手食べるものではない……」
 志紀はそんな呟きを零すが、膨らむ頭の人間の出現に目を向けると、唇で詠唱を刻む。
「汝、その力を解き放てよ」
 宙には蒼の妖刀と、12の狐火。向けた殺気に寒気でも覚えたのか、歪な頭部が志紀の方へと動いた。
 微笑――その瞬間、刃と炎が膨らむ頭の人間に襲い掛かる。
 斬撃が、灼熱が膨らむ頭の人間を苛む。
 揺らぐ頭部がちぎれ、変形したかと思えばそれは落とし子の姿へ変貌。志紀向けて駆け寄る子を刃でいなして動きを制してから、志紀は左腕の地獄の炎で焼き払った。
 妖刀の蒼に、髪色の銀。
 ないまぜになった輝きが何度も敵を取り囲んでは瞬き、そのたびに膨らむ頭の人間の体力を奪い取っていく。
 膨らむ頭の人間はその輝きを闇に引き込もうとするかのように影を喚ぶが、影と人間の狭間で揺らぐ刃がその身を切り取り、志紀自身は焼き滅ぼした。
 終わる気配のない剣舞――他の猟兵を見つけて攻撃を仕掛ける膨らむ頭の人間へは、なおも狐火が付き纏う。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】の冬香さんと一緒に
い、いろいろありましたけど、なんとかボスですね
…え、なんですか冬香さん、触手を出せって…
言われるまま、【異界の抱擁】の触手をちらっと顔見せ程度に
…これ、触手が説教されているのか、私が説教されているのか…
いろいろ複雑な顔しつつ、以前の冬香さんの醜態は私も忘れましょう、ええ

そのまま触手で敵の動き封じを狙いつつ、私はそれとは別に【フォックスファイア】の狐火を呼び出します
今回は数に任せて1つ1つ自在に動かし、冬香さんの援護を
冬香さんのライダーキックのエフェクトのように、流星のごとく狐火を叩きこみますよ!
「私だって、触手ばかりではないんですからね!」


緋薙・冬香
【恋華荘】
またまたいちごと一緒に

親玉が出てきたわね
いくわよ、いちご…の前に
ちょっと触手くんを出して?
お説教するから
「あのね、気持ちいいことは嫌いじゃないけど、戦闘中はダメだから」
触手もいちごの一部だし拒むことはないけれども
敵にやられちゃったら本末転倒だしね
えぇ某所で触手くんに喘いでいたなんて事はなかったのよ!(記憶の封印

さあ、いくわよ!いちご!(血統覚醒使用

いちごが動きを封じた相手の頭上を
スカイステッパーで飛び回り死角へ
「く、ら、えー!」
2回攻撃と傷口をえぐる技能も混ぜ合わせて
上空からのライダーキック…じゃない飛び蹴りを
いちごの狐火に合わせて叩き込むわ
「ネタばかりの女じゃないの!悪いわね!」



――少し戻って、パープルテンタクルズとの戦闘が終わった直後。
「い、いろいろありましたけど、なんとかボスですね」
 ぜえはあ息を切らしていちごが言うと、冬香は膨らむ頭の人間へ視線を向けたまま、いちごへ言う。
「親玉が出てきたわね。いくわよ、いちご……の前にちょっと触手くんを出して?」
「……え、なんですか冬香さん、触手を出せって……」
 怪訝な表情のいちごだが、とりあえず言われるままに顔出し程度に触手を覗かせる。
「あのね、気持ちいいことは嫌いじゃないけど、戦闘中はダメだから」
 触手もいちごの一部なのだから、冬香は拒む気はない――だが、敵にやられては本末転倒とお説教する冬香。
(「……これ、触手が説教されているのか、私が説教されているのか……」)
 ともあれ、お互いにさっき冬香が触手くんに喘いで醜態を晒してとってもえっちだったことはお互いに忘れることにして、膨らむ頭の人間との戦いである。
 戦闘は既に最終局面に迫っているのか、青白い炎に付き纏われ身を焦がす膨らむ頭の人間は己の影を生み出し、全力での抵抗をしているようだ。
 炎も刃も、その抵抗に手を焼いているらしい……そこへいちごは触手を放ち、膨らむ頭の人間、次いでその影を拘束した。
 更に狐火を呼んで周囲へ浮かべるいちご。
 そのいちごの隣で、冬香は血統覚醒。
「さあ、いくわよ! いちご!」
 動きの止まった膨らむ頭の人間の頭上を飛び回り、死角へ潜り込み。
「く、ら、えー!」
 ライダーキッ、じゃなかった跳び蹴りを一発、初撃で負わせた傷を更にえぐるようにもう一発。
 脚の閃光を彩るように狐火も膨らむ頭の人間へと叩き込まれていた。
 全身を炎に包まれた膨らむ頭の人間の影が、炎の輝きに照らされて消滅する。
「ネタばかりの女じゃないの! 悪いわね!」
「私だって、触手ばかりではないんですからね!」
 立て続けに消滅した膨らむ頭の人間が最期に聞いたのは、二人のそんな言葉なのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『ショッピングモール』

POW   :    買い物を満喫する

SPD   :    ウィンドウショッピング

WIZ   :    イベントに参加する

👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


戦いは終わり、猟兵たちは誰からともなく顔を合わせる。
 激しい連戦――パープルテンタクルズ、そして膨らむ頭の人間。
 戦いに勝利したという達成感と共に、猟兵たちは心地よい空腹を覚える。
 そういえば、グリモア猟兵が鉄板焼きの店を紹介してくれていた――そんな記憶を頼りに、猟兵たちはそのお店へと向かうのだった。
ミーファ・ミーファ
鉄板焼きを食べるのら~~♪
あいつらの触手も、まぁ悪くなかったけろ…やっぱりこの、鉄板で焼いた食材を、焼きたてで食べる!!この醍醐味がたまらないのら~♪
お好み焼き、焼そば、イカ焼きや貝なんかも捨てがたいのらよ~♪♪

え?さっきから食べてばかりらって?気にしないのら~。もっと食べるのらから~。



食欲をそそる香りが鼻腔をくすぐり、ミーファは上機嫌で注文を重ねる。
「鉄板焼きを食べるのら~~♪」
 お好み焼き、焼きそば、イカ焼きに貝料理……目移りするミーファだったが、目移りするなら全部注文しちゃえば良いので問題はない。
 さっそく目の前で焼かれていくお好み焼きを、輝く瞳で待つミーファ。
 焼きそばのソースが鉄板に落ちると泡立ち、爆ぜては刺激的な香りでミーファを誘う。
 しばらく待ってお好み焼きが完成。
 焼きたてで供されたお好み焼きにヘラを差し込み、熱々を頬張ってミーファは顔をほころばせる。
「美味しいのら~♪ たまらないのら~~♪♪」
 夢中になって食べて、メニューを見てまた注文して、焼きあがるのを待ちながら食べて、焼けたら食べて。
 戦闘中といい今といい、食べてばかりでは? という気持ちは気にしない方向
「もっともっと食べるのら! まだまだ入るのら~!」
 とミーファは唇のソースを舐め取り、大きく口を開けるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】の冬香さんと一緒です
「何とか終わってよかったですねぇ」
依頼も無事片付いたので、件の鉄板焼きのお店にふたりで行ってみます
デートですか?はい、そうですね(にこっ

お店に入って
「へぇ…美味しそう…って冬香さん何か微妙な表情してません?」
え、私の触手を思い出す?あー…その節はご迷惑を
「って、焼いたりとかダメですよ?!私にも伝わってくるんですから?!」
もう、変な冗談言わないでください
冬香さんがあーんとしてきたら、素直に口を開けます
「あーん」
「あつっ、あつつ…でも美味しいです♪」
いきなり突っ込まれて口の中びっくりしましたけど、味は満足ですね
では、お返しに冬香さんも「あーん♪」


緋薙・冬香
【恋華荘】
またまたまたいちごと参加
今度こそ健全なデートね
ひと働きしたんだし、ショッピング楽しんでいきましょ?

噂の鉄板焼きも行ってみるわね
タコとかイカとかが美味しいそう
…なんだけど、あんな戦闘の後だし、どうしても触手っていうか、いちごの触手くんを思い出すわね(汗)
お仕置きで鉄板焼きにしてあげても良かったのだけど、いちごはどう思う?(楽しそうに笑いながら冗談っぽく)
ま、それはさておき
はい、いちご、あーん
ちなみに焼きたてでめちゃくちゃ熱いから気をつけて?(と言いつつ口の中に放り込む所業
さー、仕返しは何かしら?
いちごにあーんされたら、火傷しそうな熱さでも喜んで食べちゃうわ



「何とか終わってよかったですねぇ」
 無事に撃破出来たことに安堵の表情を浮かべ、いちごは冬香と共に鉄板焼きの店へと向かう。
「今度こそ健全なデートね。ひと働きしたんだし、ショッピング楽しんでいきましょ?」
「デートですか? はい、そうですね」
 にこにこ笑顔のまま入店――メニューを広げ、どれも美味しそうだといちごが冬香の方へ目を向けると、冬香はなんだか微妙な表情。
「へぇ……美味しそう……って冬香さん何か微妙な表情してません?」
 そう尋ねられて、冬香は微妙な表情のままイカ焼きの写真に目を落とす。
「あんな戦闘の後だし、どうしても触手っていうか、いちごの触手くんを思い出すわね」
 美味しそうだとは思うのだが、同時にいちごの触手――と、その触手にされたことを思い出してしまう冬香なのであった。
「あー……その節はご迷惑を」
 申し訳ない、と肩を落とすいちごを見ていて、冬香はちょっとだけ悪戯心が湧いて、いちごに訊いてみた。
「お仕置きで鉄板焼きにしてあげても良かったのだけど、いちごはどう思う?」
「って、焼いたりとかダメですよ?! 私にも伝わってくるんですから?!」
 悪戯っぽく笑う冬香、慌てつつも笑みを浮かべるいちご。
 そうして楽しくお喋りをしているうちに、注文した品が到着。
 湯気を立てて美味しそうな焼き物を、冬香は取り分けていちごへ。
「はい、いちご、あーん」
 冬香に言われて、素直に口を開けるいちご。
「ちなみに焼きたてでめちゃくちゃ熱いから気をつけて?」
 などと言いつつ容赦なくいちごの口の中に放り込む冬香、熱さに驚きつつ、頑張って食べるいちご。
「あつっ、あつつ……でも美味しいです♪」
 いきなり突っ込まれたことにはびっくりしたが、味に間違いはない。
 お返しにいちごも熱々を冬香に向けて、
「あーん♪」
 冬香も素直に口を開けた――火傷しそうな熱さでも、いちごが差し出してくれたということが嬉しくて。
 楽しく、美味しく時間は過ぎていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

一条・志紀
鉄板焼きなぞ、久々じゃのぅ。などと独り言を言いつつ行くかのう。

最初はお店の外観や内装を楽しみつつ注文をしようかの、料理は…そうじゃな。もんじゃ焼きで腹ごしらえした後に海鮮物と日本酒でしめようぞ。

今回の戦を振り替えったり、周りの声に浸ったりすると…これがつまみにもなるからのぅ。

まあ……触手の味がフラッシュバックするかもしれぬが、気にせず満喫するのじゃ。



「鉄板焼きなぞ、久々じゃのぅ」
 シックな外観の店舗を見上げて、志紀はそう独りごちる。
 お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き……なんでも揃っているようで期待が持てる。志紀が店に入ると、既に何名かの猟兵たちが食事をする美味しそうな香りが店内には充満していた。
「ほう……」
 志紀が目を細めたのは、存外と日本酒の種類が多かったから。
 これは俄然期待が持てる、と志紀はまずもんじゃ焼きで腹ごしらえをすることにした。
 目の前で手際よく焼かれたもんじゃ焼きを口に運びながら、戦いの様子を思い起こす志紀。
 猟兵としての戦いはこれが初めてとなる志紀だったが、パープルテンタクルズ・膨らむ頭の人間共に首尾よく撃破できたことに達成感があった。
 酒の酔いもあって心地よく感じていると、注文していた海鮮ものと日本酒も到着。
 ――海鮮ものに何となく触手の味がフラッシュバックする志紀。
 ……とはいえ、実際に食べてみると口の中でほどける旨味はその比ではないほど。そこに日本酒を流し込めば、まさに夢心地。
 戦いの後の疲れを癒す、穏やかな時間が流れていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月07日


挿絵イラスト