エンパイアウォー①~ニンポー・メテオストライク=ジツ
「というわけで、皆様には流星群に挑んで頂きます」
諸々の説明をすっ飛ばした大神・狼煙(コーヒー味・f06108)に猟兵達がどういうことじゃいワレェ!?と詰め寄ると。
「皆さんエンパイアウォーに向けて……実際には開幕してるんですが、その本番とも言える決戦に向けて、我らが上様の軍勢が関ヶ原に向かって進軍しているのはご存知ですね?」
知らなかったらこんな所にいないのだが、この眼鏡が絡んでしまったが為にいつものネタネタした案件と勘違いしていたら大変、と。一応の確認を挟んで狼煙が言うには。
「その行軍中、この谷を抜けるのですが」
狼煙が示したのは左右を崖に挟まれた谷底の道。普通の大名なら、上から攻められたら打つ手がない為、絶対に通りたがらないルートだが、そこは上様の精鋭達。奇襲されたくらいならものともしない。
「敵もそこは把握しているらしく、なんと山に隕石を叩き落として上様の軍勢を生き埋めにしようとしているようなのです」
お前は何を言ってるんだ?って顔する猟兵もいるっていうか、多数派だが、構ってられないから話は進む。
「そこで皆様にはこの左右の山に登っていただき、谷を崩そうとする隕石をなんとかして防ぎ、隕石から化けたオブリビオンを撃破して欲しいのです」
ちなみに、隕石がオブリビオンに化けるのではなく、オブリビオンが隕石に化けてるらしい。んなこたどうでもいい?そんなー。
「それでは皆様、ご武運を。ちなみに、隕石は弾こうが砕こうが問わないそうですよ」
役に立ちそうで何の意味もないコメントを残し、狼煙は猟兵達を送り出していく……。
久澄零太
つーわけでせんそーだってぉ!!
皆様やっふぉい、久澄です
このシナリオは、「戦争シナリオ」です
1フラグメントで完結し、「エンパイアウォー」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります
で、隕石に関しては受け止めようが打ち返そうが構いません
好きにしたまえ
ただし回避は許さない
避けたら上様の軍の上に落ちるからな!
ちなみに、皆様が登る山は岩山的な何かで、遮蔽物のない高台とでも思ってください
第1章 集団戦
『荒ぶるカマシシ』
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POW : アオの寒立ち
全身を【覆う和毛を硬質の毛皮】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD : 神鳴り
自身に【紫電】をまとい、高速移動と【電撃】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : 影より出づる藤波
【自身の影】から【召喚した藤の花】を放ち、【絡みつく蔓】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:笠見諒
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
大豪傑・麗刃
わたしは日頃変態と呼ばれている。確かに普段は少々ふざけているかもしれぬ。だが曲がりなりにもサムライエンパイアの人間。
今回はネタ一切抜きで行くのだ。
まずはありったけの武器を用意するのだ。刀2本!脇差(と呼ぶには大きすぎるバスタードヒーロー黒)3本!斧2本!バール略1本!
これを全部装備。普通そんなの無理だってのは変態のわたしでもわかる。だがわたしにはできるのだ。なぜならわたしは変態だから。そして今日のわたしはシリアスだから。
はああああああああ
(スーパー変態人2発動!)
んで上がった身体能力をもって武器全部かかえて隕石めがけて飛んでいき、全力で叩きつけるのだ!
隕石が鹿?になったらそのまま武器8本で戦闘
「わたしは日頃変態と呼ばれている。確かに普段は少々ふざけているかもしれぬ。だが曲がりなりにもサムライエンパイアの人間」
幕府の精鋭が行軍する谷を見下ろす高台の上。腕を組み、落下する隕石を見据えるは大豪傑・麗刃(変態武人・f01156)。吹き抜ける風が彼の三つ編みを揺らすと、麗刃は深呼吸する。
「……今回はネタ一切抜きで行くのだ」
ジャージを翻し、ゴトリと音を立てて地面に突き立つ六つの得物。腰に残った二振りの刀の上に両の拳を構え、自身を中心に旋風を起こす。
「はああああああああ……!」
パチッ、青白い稲妻が走った瞬間、麗刃の身を黄金の闘気が包み込み、次々とばら撒いた武器へ手を伸ばすと、半ば弾き飛ばすようにして上空の隕石に向けて投擲。三振りの自称脇差こと片手半剣が着弾し、三角に刺さったその柄へ交差するように斧が命中。折り重なった中心を、バールっぽいモノがすり抜けて隕石へ突き刺さると、最後に自ら飛来した麗刃が双刀を交差するようにして武器の隙間から突き刺して、バールっぽい何かの下で切先を重ねる。
「こいつの本来の役割は、楔を引っこ抜くことなのだ……フンヌッ!!」
グンッ!得物を反転させて突き刺した武器を隕石の表面ごとぶっこ抜き、突如加わった圧力に亀裂を走らせた隕石は空中分解してしまう。しかし、砕けた隕石はカモシカのような獣の姿に変わり……。
「麗ちゃんは言ったじょ……今日のわたしはシリアスだと!」
獣の首を引っ掴むなり地面に叩き落とし、その四肢に片手半剣とバールめいたモノを突き立てて動きを封じると、斧二振りの刃を首の上で交差するように投げ落とし、空へ伸びる柄目がけて双刀を振りかざして。
「そしてシリアスほどつまらぬモノはないのだ……くたばれぇええええ!!」
ザブチュッ……圧潰とも切断とも取れぬ音が響く。一つだけ確かなのは、柄に刀を叩き付けられた二つの斧が、獣の首を斬り落としたことである。
大成功
🔵🔵🔵
別府・トモエ
「……いいね」
隕石をテニスできると聞いて!
別府・トモエただいま参上!
敵は驚異のテニスプレイヤー。なんと隕石サーブを撃ってくる!おもしれぇ!テニスじゃよくある!
「こんな面白いテニス、楽しまないなんて嘘だよね!」
無我の境地、黄金オーラが強く輝く
「いっくぜ!」
流星群に突っ込む……返球!
迫るテニスボールを別のテニスボールへ次の球をそのまた次のボールへ返す
隕石と隕石のテニスをサムライエンパイアの空に描いて金色に飾ってやるぜ!
見さらせ信長!思い知ったか風魔小太郎!
「これが!これこそが!」
流星群を、ラケット一本止めてやるぜ!
「……テニスだーーー!!」
超楽しいぜ信長軍、ありがとう!でもまあ!
「まだまだだね!」
獅子堂・六花
※初めから変身状態
アドリブ・連携歓迎です。
迫る隕石に、足元には無防備な兵士たち…ふっ、熱くさせてくれる状況じゃないか!
powで判定!
ヘビーアームド・ウェポナイズ!
攻撃力と射程距離を限界まで強化したテリオンブラスターで隕石を迎え撃つ!
ギリギリまで射撃した後、全力で殴って粉砕する!
さて、もう一仕事残っているんだったな。
重武装モードは継続したまま、連射し続けながら動けない敵に接近していく。
和毛が硬くなるらしいが、全身が毛で覆われているわけではないだろう。
手が届く範囲まで近づいたら、口をこじ開けて口内にエネルギー弾を叩き込む!
内側からの攻撃で焼き尽くしてくれる!
「……いいね」
日差し避けに被っていたキャップを投げ捨てて、別府・トモエ(人間のテニスプレイヤー・f16217)は不敵に笑う。
「隕石をテニスできると聞いて!別府トモエただいま参上!」
雲を突き破り、降下してくる隕石に向けて愛用のラケット突きつけて、トモエはむふー、満足げな笑みを浮かべた。
「敵は驚異のテニスプレイヤー。なんと隕石サーブを撃ってくる!おもしれぇ!テニスじゃよくある!こんな面白いテニス、楽しまないなんて嘘だよね!」
腰を落とし、脇を締め、左右に体を揺らしてリズムと重心を整えたらトモエを中心にして黄金のオーラが湧きおこる。
「いっくぜ!」
接近する隕石の陰にトモエが飲み込まれた。それもそのはず、彼女はあくまでもただの人間なのだ。長距離砲撃ができるわけでもなければ、魔法で落下する岩石の塊を砕けるわけでもない。だが、彼女にも一つだけ女の子の範疇から外れた、というか人外めいたモノがある。それは……。
「見さらせ信長!思い知れ風魔小太郎!これが!これこそが!」
パコン――明らかに隕石からしてはいけない軽快な音が響いた。
「……テニスだーーー!!」
サーブを相手コートへ打ち返すように、隕石が地面に落下する前に『拾って』しまったトモエ。レシーブされた隕石は落下する最中だった隕石と正面衝突し、空中で爆散してしまうではないか。
「本当は一回バウンドさせるんだけど、そんなのしてたらコートが持たないからね!仕方ないよね!!」
落下する隕石の下に潜り込み、跳ねる前に拾って返し、次なる隕石にぶつけて相殺する……気づけば空には粉砕された隕石による砂礫の暗雲が広がって。
「超楽しいぜ信長軍、ありがとう!でもまあ!」
真正面から、けれど見下ろすように少し顎を起こして。
「まだまだだね!」
ぽとっ。
「……ん?」
トモエの周りに何か落ちた。ボールを拾い損ねた?いやそんなはずは……と振り返った彼女が見たのは、カモシカである。しかも藤の花で作った道を歩き、角から紫電をばら撒く明らかにヤベー奴。
「待って私はテニスをしに来たんであって動物園に来たんじゃないよ!?」
おめー眼鏡の話聞いてなかったな?隕石を防いでオブリビオン倒せって言われてたろうが。しかし、獣の紫電がトモエを焼くよりも速く、碧の稲妻が獣を焼き払った。
「迫る隕石に、足元には無防備な兵士たち、そして背後には女の子か……ふっ、熱くさせてくれる状況じゃないか!」
黒のスーツに白と緑の装甲を身に着けて、新緑の髪を翡翠の蜻蛉玉でまとめた一人の戦士が歩み寄る。
「獣神装攻テリオナイト、参上!悪党共、隕石ごと砕かれる覚悟はできているか?」
「あなたは……?」
「なに、通りすがりの正義の味方ってやつだよ。お嬢さんは少し下がっているといい」
獅子堂・六花(人間のアームドヒーロー・f16676)はトモエの前に立ちふさがり、拳銃を抜いた。すると、片手に収まるはずだったそれは内部から展開、変成。右手でトリガーを構え、左手で砲身を支えなくてはならない大型の砲身へと変貌を遂げると、銃口から淡い光と共に霹靂を溢す。
「本来は隕石を迎撃するはずだったんだが、こんな形で役に立つとはな」
テリオナイトの両脚に在る、足の左右についた刃が回転。地面に波打つ刃を突き刺して、その場に彼女の体を固定。
「リミッター解除、エネルギー充填完了……加減はしないぞ、悪党共……!」
引き金を引いた瞬間、行軍する幕府軍の頭上を雷撃が駆け抜けた。
上空から飛来する隕石に対応するために、射程と威力を最大限に引き伸ばした砲撃を、地上でぶっ放すとどうなるか。答えは目の前に広がる無数の消し炭が語ってくれている。
「さて、もう一仕事残っているんだったな」
威力を押さえ、雷球をマシンガンの如く小刻みに連射しながらジワジワと生き残りに迫るテリオナイト。どれだけ連射されようと、ビクともしない様子からして、彼女の攻撃は全く効いていないようだが……。
「和毛が硬くなるらしいが、全身が毛で覆われているわけではないだろう」
顎を殴り飛ばし、歯を砕くとそこから指を突っ込んで、強引に口をこじ開けさせると砲身を突っ込んだ。
「体表の毛が無敵の鎧と言うのなら、内側からの攻撃で焼き尽くしてくれる!」
バヂィ!一際大きな音と共に、最後の一体が全身から白煙を上げて崩れ落ちていく……。
大成功
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白斑・物九郎
●POW
・対隕石
【クライミング】でサクッと高台へ布陣
隕石群を迎え撃つのにドンピシャそうな位置取りは、上空の様子の目視アンド【野生の勘】の合わせ技で選びまさ
――【獣撃身・黒】!
でっかい化け猫に化けて隕石相手に両前脚をフル回転、地形破壊級のネコパンチを【怪力】を込めてブチかまして打ち返しまくってやりますでよ
(※ボール型猫じゃらしで遊んでる猫みたいな絵面)
・対カマシシ
敵共は無敵モードで不動?
はん、好都合っスね
こちとら幕府を進軍さすのが本来の用事ですしな
地形破壊級ネコパンチでその辺の地表をほじくり返しざま、敵共を身動き取れねえように埋没させといてやりまさァ
(※獲って来た獲物をとっとく猫みたいな絵面)
「よっと……」
白斑・物九郎(デッドリーナイン・f04631)は崖を散歩道のようにするすると登り、高台に上がると左手を額に当てて、落下する隕石の軌道に見当をつける。
「やっこさん、まっすぐこっちに向かって来まさぁね……そんなら、俺めのポジションはここで決まりでさぁ……」
パン……柏手を打ち、目蓋を降ろす。
長く生きた猫は尾を増やすというが、それは生物学的にどうなのだろう?増えるはずのない部位を増やすという事は、起こりえない細部分裂を起こしているはずなのだ。ならば、それが『全身に起こった』として何もおかしくはないはずで……。
「概念構築完了……いっちょ派手に暴れてやりますですよ……!!」
開眼し、黄金の双眸を光らせる物九郎を黒い霧が包み込む。高台の影は瞬く間に拡大し、巨大な柱の如く天を突く。そこへ、隕石が飛び込んで……。
「ウラー!!」
パァン!!盛大に砕け散った。
「いっけね、加減しないとぶっ壊しちまいまさぁ……」
黒霧を振り払い、白い斑を散らした巨大な黒猫が……化け猫形態に移行した物九郎が、拳という名の前脚を構える。
「かかって来やがりくだせぇ隕石共!ここで俺めが打ち返しまくってやりますでよ!」
迫る隕石群に対して前脚を伸ばし、猫パンチの要領で空の彼方へ打ち返す。他の隕石にぶつかって砕けるならよし、命中せず自由落下する隕石は、一個ずつ前脚で抱えて。
「これぞ真の猫必殺!猫キックでございまさぁ!!」
後ろ足の爪で粉砕!だが、全て砕いた後には、獣のオブリビオンの群れが物九郎を取り囲んでいた。
「多勢に無勢、とはこのことでございまさ……」
一斉に蓄電し、角に紫電を纏う獣達。雷撃を放たれる前に物九郎の前脚が振り下ろされるも、一瞬にして敵が硬化。逆に物九郎の肉球が引き裂かれ、赤黒い血をまき散らすのだが……化け猫は口角を上げた。
「こちとら幕府を進軍さすのが本来の用事ですしな。お前さんらをわざわざぶっ殺す必要はありやせん」
傷つくのも構わず振り抜かれた前脚が高台を穿つ。抉り返された地面に獣の群れが飲み込まれ、更に砕いた地面が土塊となって降り注ぐと。
「いっちょあがりでございやす」
ザッザッザッ、後ろ足で周りの地面を蹴って土を盛り、小山の下に敵を埋没させて完封してしまうのだった。
大成功
🔵🔵🔵