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エンパイアウォー③中山道を阻むモノ

#サムライエンパイア #戦争 #エンパイアウォー

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「では次の戦場です」
 稲荷・四乃はグリモアベースの一室にて次なる戦いの場への資料を猟兵に配り説明に入る。
「次の依頼での戦場は信州上田城になります。この城はUDCアースの資料によると真田氏が建てた平城だそうですが……これ、自分で用意しましたけど、自分は読んでもよく分からないしこの作戦自体に影響しないのでUDCアースでの歴史の部分は各自で読んでください。
 それでは依頼の本題に入ります。
 サムライエンパイアの信州上田城は徳川軍が二つに分かれた際に通るルート、中山道にある小さな山城です。この城は第六天魔軍将の一人上杉謙信が率いるオブビリオンの軍勢によって既に占領されているため、このままでは通る事が出来ません。
 また、このオブリビオンの軍勢は非常に多く、城を含む地域一帯にオブリビオンが一組10体から20体が一部隊、全体では複数の部隊が占領していると言った状態になっています。
 しかし、徳川軍が勝つためには避けて通れぬ道であるため、猟兵の皆さんには城の周囲にあるオブリビオンの部隊のうちの一部隊を倒してもらいたいと思います。
 この城周辺は山岳地帯になっているためやや戦いづらい場所になっていると場所といえるのですが、逆に言えばこの地の利を上手く扱えれば敵の戦力を削りやすくなるとも言えます。
 徳川軍勝利のため、猟兵の皆さん。どうぞよろしくお願いします」
 稲荷は依頼内容の説明を終えると深々と頭を下げた。


劇団劇作家
 信州上田城は小さな山城のため、オブリビオンの軍勢全てを収容する事は出来ません。
 その為、城の周囲の山岳地帯に、複数の部隊のオブリビオンが集まっている状況です。

 そこで、猟兵達が先行し、山岳地帯にいる上杉謙信配下のオブリビオンの軍勢のうち、主力となる強力な部隊を撃破します。
 シナリオでは【集団戦】で、10~20体程度のオブリビオンの部隊を殲滅してください。
 猟兵の襲撃で戦力を失えば、不利を悟った上杉軍は撤退します。
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第1章 集団戦 『兵器百般』

POW   :    騒霊カミヤドリ
【纏っている妖気の色が血のような赤】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    ひとりでに動く武器
【念動力で浮遊すること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【自身が持つ武器としての機能】で攻撃する。
WIZ   :    武器の知恵
技能名「【武器攻撃】【武器受け】【戦闘知識】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。

イラスト:童夢

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

メーティオル・スター
おお、武器が浮いてる…何考えてるのか分からなくて、やりにくいな…。
いや、そもそも物を考えるのかも知らないんだけどさ。

とりあえず、powで勝負ー。
右手と左手、それぞれにハイパー電磁ヨーヨーを装備して。
電磁力ストリングスを目いっぱい長くしたら、それぞれ大きく振り回す!
大きく速く動くヨーヨーに釣られて武器が集まってきたら、右と左のヨーヨーを交差するように動かして、武器同士を相討ちさせる!

オレ自身は動かないようにしてれば、無傷でいられるはず…
間違っても、ヨーヨーが手元にもどってこないようにしないと…


花盛・乙女
刀が一人でに戦ってどうする!?
刀とは即ち心の写し鏡、使い手があってこその…その、なんだ…
えぇい!ややこしい!とっとと片付けてくれる!

刀には刀の化生を相手させてやるとしよう。
【黒椿】を舐め上げ、化生を呼び起こす。
貴様のお仲間だ。存分に遊んでくるがいい。

私は【乙女】を構え、迫りくる刀共を砕き斬ってやろう。
敵が赤く変化すれば、黒椿に囮になってもらうとしよう。
黒椿を高速で移動させ、その隙を見つけ私が斬る。

一つでも手に捕らえられるものがあれば掴んでみよう。
己が動くのであれば研ぎの一つも出来まい?
鬼の膂力「怪力」でもって刀身を掴み、研ぎ上げる。
それで折れるようななまくらなら、所詮その程度というだけだ。



「おお、武器が浮いてる……何考えてるのか分からなくて、やりにくいな……」
「刀が一人でに戦ってどうする!?」
 敵である兵器百般を見て驚きを隠せないメーティオルと花盛。
 メーティオルは苦戦しそうな感じるのに対し花盛は何故か一人で怒っていた。
「刀とは即ち心の写し鏡、使い手があってこその……その、なんだ……えぇい!ややこしい!とっとと片付けてくれる!『仕事だ、働け』」『ヒヒ、相変ワラズ色気ノナイ奴ダ』
 花盛はUC【花盛流剣技【黒椿・乱形果】】を発動することによって【極悪刀【黒椿】】に宿る煙の化生を呼び出し、自身も自分と同じ名を持つ【小太刀【乙女】】を引き抜いて突撃する。
「あの人すごいな……ああっと、自分も戦わなくちゃ」
 花盛に見とれていたメーティオルも両手にそれぞれ特別に範囲を大きくしたハイパー電磁ヨーヨーを装備し遅れて敵陣に入って行った。

「おらー!!」
「あの人豪快だな……」
 花盛の戦い方は鬼神ともいえるモノだった。小太刀を振るい、斬るというより叩き割るというような感じで敵のオブリビオンを吹き飛ばし、小太刀を天高く投げたと思えば敵をそのまま素手で掴み、羅刹の怪力で叩き割る。
「こんなものか!!」
 花盛の戦い方に劣るもののメーティオルも彼なりのやり方で奮戦している。
 彼の方は自分を軸にヨーヨーを振り回し、飛んできたオブリビオンを横からヨーヨーをぶつけ反撃するというやり方で戦っていた。UC【武器攻撃】で反撃の成功率を上げているうえ、ハイパー電磁ヨーヨーは分類上ヨーヨーであるが紐がないため絡まる心配がなく、間合いが悟られないというヨーヨーの利点を活かし対処していく。
 オブリビオンはこの二人を脅威と感じたのか、それぞれがUC【 騒霊カミヤドリ】を発動し二人に襲いかかって来る。
「来たなー!」
「やはりそう来たか。黒椿、囮をやれ」
 紅の妖気を纏ったオブリビオンに対しメーティオルは自身は動かずヨーヨーで敵を誘導させて同士討ちを狙い、花盛は黒椿の化生を高速移動させ敵が釣られているとこを斬るというやり方で攻略していった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アレク・アドレーヌ
まぁオブリビオンとはいえ人ではなく武器なら無力ささせる方法はいくらでもある。壊してもかまわんというし容赦も慈悲もいらんだろうから刀狩りの時間と行こうか

UCを用いて【武器落とし】【鎧無視攻撃】【吹き飛ばし】を用いた対武器戦用の戦闘手段を続行。

兎にも角にも武器を無力化させていくことを要点に徹底的に砕いていこう



「壊してもかまわんというし容赦も慈悲もいらんだろうから刀狩りの時間と行こうか」
 戦場の敵を見据えながらそう呟くアレク。数々の戦場を渡り歩いてきた彼にとっては一人でに動く武器などおかしなものではなく、驚くこともない。むしろ、そういった敵を対処するための戦術を用意するほど当たり前のことだった。
「『ここはこの方がよさげだな。/手数を増やすか』」
 アレクはUC【スタイルチェンジ・テクニックシフト】を発動し、一時的に自身の技を高め、対武器戦用の戦法を基に敵陣に突入した。
「ほらほらこっちだ!」
 アレクは挑発するような言動を敵に向かって繰り返し、挑発に乗り飛んできたオブリビオンを手数と素早い攻撃で吹き飛ばしていく。それは、相手がユーベルコードを使って来ても同じこと。剣が飛んで来れば白羽取りして刃の腹を殴り、槍が来れば柄の部分を掴んで捕らえた後手刀でけら首にダメージを入れ、弓矢が飛んで来ればシャフトを掴んで数本まとめ折り弓の無力化させていく。
「こんなものだな。数撃で壊すのは無理だが何とかなるだろ」

成功 🔵​🔵​🔴​

ネメシス・アレクトー
敵は、戦上手と伝え聞く、軍神上杉軍ですロボ。
オブリビオンは、武器の姿のようなので、戦い方の手段は、限られてきます。とは言え、この山岳地帯の周辺の【情報収集】は欠かせませんロボ。

先ずは、敵に対してUC【スチームレギオン】展開。戦いは数ですロボ!
【地形の利用】をしつつ、ドローンには、複数体で一体を抑えたり陽動したり、可能なら倒して貰い、同時に私も戦いますロボ。

遠距離の武器相手には、こちらも遠距離の三連装ガトリングガンで薙ぎ払います。近距離相手には、ライトニングスピアで打ち合います。

徳川軍はやらせませんロボ!


シエル・マリアージュ
戦場は足場の悪い山岳地帯、【ジャンプ】に【空中浮遊】を合わせて空中を利用したり【夢幻刀影】で実体化させた影を足場にして移動可能な場所を増やし【戦闘知識】で数手先までの立ち回りを考えながら地形を利用しながら戦う。
【夢幻刀影】で武器の影を実体化させ攻撃回数を増やし、複数の兵器百般を相手にしながら敵が無差別攻撃を始めたら【残像】による【フェイント】で敵を惑わせ敵の同士討ちを狙っていく。
敵が傷ついてきたら【夢幻刀影】で実体化させた武器を攻撃力重視で敵に突っ込ませながら、自分は剣の刃から放つ【衝撃波】で【なぎ払い】の一撃を仕掛けていく。



「敵は、戦上手と伝え聞く、軍神上杉軍ですロボ」
「そうですか。それでこれはやっかいですね」
 相手の将を再確認し戦場を見据えるネメシスとシエル。今から挑むのは軍神と呼ばれたほどの策略家の上杉謙信、そしてその謙信が構える城が山岳地帯にある信州上田城。
 到底そう簡単に突破できるモノではないという事を二人は頭に入れ作戦を始める。
「戦いは数ですロボ!『ドローン展開! ロボ。』」
 ネメシスはUC【スチームレギオン】を発動し展開、170体もの蒸気機械兵器が召喚され複数の班に別れ兵器百般に挑む。
「足場が悪い上に相手はそれに左右されない……この差は大きいです。これで対処しましょう『影なるものよ、我に仕えよ』」
 対するシエルは足場の悪さを懸念しUC【夢幻刀影】を発動する。
 シエルは影を従えることによって足場を確保し、跳躍と空中浮遊を繰り返して敵同様に宙を舞う事でアドバンテージを失くす戦法に出る。

「徳川軍はやらせませんロボ!」
 ネメシス率いるロボット軍団は小型の肉食動物が自分より大きな獣を狩るかのように動き回る。敵に比べ一個体は弱く打たれ弱い蒸気機械兵器だが、機械的連携は敵がたとえUC【武器の知恵】によって能力を上げたとしても上手く対応し一体一体確実に倒していく。

 シエルの方も敵の影すらも従え複数のオブリビオン相手に奮戦していた。その姿はまさに戦場に咲く白百合のようで、殺意の籠った敵の攻撃を蝶のように避け薔薇の棘の如く敵にダメージを蓄積させていく。
「ふむ、こんなものか」
 自身の戦法が上手くいき得意げになっているシエルにネメシスの叫び声が入る。
「危ないロボ!」
「何!?」
 シエルはネメシスの声を聞くやいなや後ろを振り返る。振り返えれば自分に向けて矢が飛んで来ていた。だがこの程度対処できないわけではない。
「問題ない」
「このー!許さないロボ!」
 シエルは飛んできた矢を影で防ぎ、ネメシスは射って来た弓の兵器百般を【三連装ガトリングガン】で薙ぎ払う。
「すまない、助かった」
「どうもロボ!」
 二人は戦う。サムライエンパイアの平和のために。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ルク・フッシー
空飛ぶ武器のオブリビオン…あれが一斉に飛んできたりしたら…(想像して震える)
で、でも、対策はしてます…!

相手のユーベルコードが「武器受けが得意になる」という物だと言うなら、存分に受けて頂きましょう

ユーベルコード【花宴描画】を使い、絵筆を無数の塗料に変えます
この塗料をまとめてオブリビオンに向かわせて、範囲攻撃を行います
この塗料には酸属性を宿しておきます
つまりこの塗料に触れた金属の武器たちは酸で溶けてしまうんです

できるだけ武器がボクの所に来る前に倒したいです



「空飛ぶ武器のオブリビオン…あれが一斉に飛んできたりしたら……で、でも、対策はしてます……!」
 戦闘でネガティブなことを考えてしまい、身体を振るわせるルク。だが彼も猟兵の端くれ、やる時はやるし男を見せる。

「うおお!しょーぶだー!」
 ルクは大声を出しながら敵陣に突っ込む。だがその声は力強さはなくむしろおどおどしていた。
 オブリビオン側としては一種の不意を打たれたように感じるが一種の好機だと捉えた。
 兵器百般たちはルクに向けて集中攻撃を仕掛けようとUC【武器の知恵】で能力を強化し襲い掛かる!
「うわわわわわぁ『……』」
 だがこれがルクが仕掛けた罠。ルクはUC【花宴描画】を発動し自身の仕事道具である絵筆を塗料で出来た花びらに変えばら撒く。
 オブリビオン達は反射的にその花びらをその身で受けてしまい、花びらに触れたところが溶けボロボロになっていく。
「実はですね。その花びら、酸を含んでいるんです」
 ばら撒く前に花びらに酸属性を付与していたルク。見た目に反してえげつなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年08月06日


挿絵イラスト