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宇宙に煌くサムライの刃

#スペースシップワールド

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#スペースシップワールド


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●帝国のサムライ
「アンタたち集まってくれてありがとう。さっそくだけど、依頼の説明にうつらせてもらうわ」
 カナタ・アマガは、挨拶もそこそこに任務の内容の説明を始めた。
「今回の行き先は、スペースシップワールド。スペースシップ『ミブ』が、帝国に狙われているの」
 帝国の作戦を阻止すればいいわけだな、と猟兵の一人が言う。
「その通り。ただ今回は、相手が危険なの」
 ホログラムの映像に帝国騎士が映し出される。何度か敵として戦ったものも多いだろう。
「今回の帝国騎士は、今までのとは格が違うわ。彼は、かつての対戦で相手の要人や指揮官を狙った暗殺専門の部隊にいた一人よ」
 人斬り…。畏怖の念を込めて当時そう呼ばれていたらしい。
「単騎で敵の内部に侵入して、護衛数人を相手どっても勝つ相当の剣の使い手よ。撹乱のためにシステムにハッキングして陽動にも使うわ。今回は、警備ドローンにハッキングをかけて、スペースシップ内の警備をそっちに集中させるみたいね。まずは、みんなは、警備ドローンに対処してちょうだい。直接ぶっ壊したり、素早く近づいて電源きったり、逆にハッキングしかえしてもいいわ」
 ホログラムにはドラム缶型警備ドローンの詳細データが映し出される。電源はここね、とドローンの後ろにあるハッチを指す。
「それと、未確認だけど、帝国騎士が、宇宙海賊を雇ったという情報もあるわ。警備ドローンの陽動が失敗したら、そっちで攻めてくるかもしれない」
 用意周到。そんな言葉がピッタリ当てはまるような敵のようだ。
「今回は障害や敵の企みがいつも以上に大変だけど、やる事は変わらないわ。帝国の企みをぶっつぶしてあげましょう!」
 おう!と猟兵達が気合いを入れて、任務に向かった。


夢月
 マスターの夢月です。
 今回の敵は、暗殺を専門とする人斬り帝国騎士です。
 一章は、まずハッキングされた警備ドローン達に対処することになります。
 二章では、帝国が雇った宇宙海賊がスペースシップに攻撃をしかけてくるので、撃退して下さい。スペースシップ内での戦闘、敵の海賊船内での戦闘、船外での戦闘などいろんなロールプレイに対応していきたいと思います。
 三章では、いよいよ“人斬り”帝国騎士との決戦です。腕に覚えのあるサムライエンパイアの剣士、或いは他世界の剣豪達は奮ってご参加ください。剣士以外の参加も大歓迎です。プレイングが思いつく章だけの参加も大歓迎です。
 それでは、よろしくおねがいします。
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第1章 冒険 『コンピュータ、反抗す』

POW   :    AIが仕掛けたトラップや警備ロボ等を力尽くで排除して進む。

SPD   :    トラップや警備ロボ等の動きを見切り、素早く進む。

WIZ   :    ハッキングや魔法でAIの行動を阻む。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


猟兵達が、スペースシップ『ミブ』に到着すると、警備ドローン達があちこち右往左往し、あるモノは街を壊し、あるモノは同じルートをぐるぐると周り、混沌とした状況になっていた。スペースシップの乗員や警備隊が対応しようと走り回ってるがとても彼らでこの状況を打開できそうにない。ここは、猟兵の出番だろう。
弥久・銀花
【SPD】
速度優先で手早くスパッと警備ドローンを一刀両断してしまいましょう。

私の剣は木偶人形が如きのドローンなんかに後れは取りません!


派手に暴れてる人が居たらそっちへの援護に行きます。

警備ドローンが集中するかもしれませんしね、一体一体を追いかけるよりも多く倒せそうです。



暴走して物凄いスピードで近づいてきた警備ドローンを弥久・銀花(人狼の剣士・f00983)は一瞬で切り捨てる。両断されたドローンはきれいに銀花をさけるようにすり抜けて、しばらくいったところで倒れこみ、小さな爆発と煙を起こしてその機能を停止させた。彼女にとって一番手っ取り早いドローンの止め方だ。また、一台彼女へとドローンが向かってくる。
「私の剣は木偶人形が如きのドローンなんかに後れは取りません!」
 そう言ってまた一体両断する。プログラムが暴走しているとはいえ警備ドローン、流石に彼女を危険対象とみなしたようでぞろそろと集まってくる。
「一体一体おいかけるよりも手間が省けそうですね」
 彼女は周囲を囲まれても落ち着いて愛刀の白嵐玉椿を一旦鞘へと納め、居合の構えをとる。
「研ぎ澄まされた刃に斬れぬ物無し!鋭刃線閃!」
 警備ドローンが一斉に突っ込んできた刹那、一瞬にして愛刀を抜刀。そして、一閃。暫しの間があって、ドローン達はバタバタと倒れ動かなくなった。
「練習相手にもなりませんでしたね」
 刀を収めつつ、余裕の表情を浮かべる銀花であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

髪塚・鍬丸
警備ドローンのスイッチの位置を頭に叩き込んでおく。出来れば移動方法や攻撃手段、センサーの索敵範囲等も確認しておき、死角を狙える様に。

発見されにくい様忍び足で移動。発見したらなるべく奇襲をしかけ背後を付きスイッチを切る。発見された場合、狙いを付け難い様に全速移動で接近。速攻で電源を切る。難しい場合は降魔化身法で能力を高める。

近くに同じ狙いの者がいれば俺が囮になってドローンを引き付けその者に背後をつかせる。

移動時はトラップに注意。怪しい機械やセンサーの類があれば手裏剣を投げて反応を窺う。

ドローンに対処している警備員がいれば、こいつらは自分達が何とかするからドローンの暴れていない方面に向かう様頼む。


目面・真
人斬りか。そんなの自慢になるモノなのかね。
オレも剣術には少し自信があるんだ。マグニチュード8くらいは。
と、自慢して不利になるのは困るので、今のところは黙っておこうか。

まずはドローン退治だな。行動パターンがあるのなら事前に調べておいて、アームドフォートの予測射撃で虱潰しだ。
電源を撃ち抜いても構わないのであれば、それで行こう。一気に動かなくなって楽だろう。
数が多くて面倒ならフルバースト・マキシマムで一網打尽、ってのも時短になってイイかもね。

ところで、ミブの搭乗員は無事かね。間違っても撃たないようにしなければ。要注意だ。


霧崎・シズキ
◆キャラ
宇宙のサムライ! それ即ち私の事!! ……って、え、違うんですか?
人斬りと呼ばれた宇宙騎士……ちょっと格好良いじゃないですか。
羨ましい(ぎりぎり)
これは、どちらが真の宇宙サムライに相応しいか決するためにも先へ進まねばなりません!

◆方針
・SPD判定で勝負
ドローン共をちまちま斬っていても効率が悪いでしょう
彼らの動きを見切って密集部へ飛び込み、流星乱舞で薙ぎ払いますよ!
ただ密集し過ぎていて撤退が難しくなりそうな場合は外縁部から削ります

そうやって倒しながら進んでいきましょう!
あと他の猟兵と合流できるなら合流します
その場合、私は鎧装騎兵的に、プラズマジェットで飛んで上部方向の警戒を重視しますね



「宇宙のサムライ!それ即ち私の事!!」
 霧崎・シズキ(流星の煌めき・f08464)はどーんと胸を張る。
「いや、それは、今回の敵のことだ」
 髪塚・鍬丸(人間の化身忍者・f10718)は隣にいる人狼に冷静にツッコミを入れる。
「……って、え、違うんですか?」
 どうやら彼女は本当にそう感じていたらしい。鍬丸はやれやれと溜め息をつく。
「だって、人斬りと呼ばれた宇宙騎士……ちょっと格好良いじゃないですか。羨ましい」
「人斬りか。そんなの自慢になるモノなのかね」
 シズキの言葉を聞いて目面・真(たてよみマジメちゃん・f02854)がポツリと呟く。
「えー、真さんまでー。これは、どちらが真の宇宙サムライに相応しいか決するためにも先へ進まねばなりません!」
 メラメラとやる気を燃やすシズキ。
 オレも剣術には少し自信があるんだ。マグニチュード8くらいは。
 と、真も言おうと思ったが、今のところは黙っていた。
「その前に目の前のドローンだ」
「そうだな。では、打ち合わせ通りに」
 そう言って、鍬丸と真は、それぞれの役割を果たすべく行動を開始した。
「あー!二人ともー!もー!先に行っちゃってー!」
 文句を言いながらも、シズキはプラズマジェットで空中へと飛び上がる。警備ドローン達は空中を飛び回る彼女に反応してぞろぞろと集まり始める。空を飛ぶことが出来る鎧装騎兵でもあり空中戦が得意なシズキだからこそ出来る惹きつけ方だ。
「来た来た!」
 シズキは空中で刀の柄を握りしめる。
「我が一刀は一刀にして一刀に非ず! 一振りにて尽くを絶たん!」
 流星乱舞。抜刀からの真空波の一撃が、ドローン達を襲う。空中から密集しているドローン達へ一方的に撃ち込んでいく。次々と斬られていくドローン達。
「これが、真の宇宙サムライの実力ですよ!」
「やるなぁ、オレも負けてられない!」
 真はアームドフォートを展開して、シズキに気を取られているドローンの背後から電源部分を撃ち抜いていく。ドローンの動きは事前に調査済みだったので、その挙動を読んで狙いを修正することは容易い。一体一体次々と撃ち抜いていくと、ドローン達の注意も真に向く。徐々に、彼の周りに集まり始めてくる。
「そろそろ、こっちも少し本気でいくか!」
 フルバースト・マキシマム。全武装を一斉射し、集まってきていたドローンをまとめて吹き飛ばす。
 二人の連携で、ドローンがどちらかに集まりすぎないように、そして、ドローン達の注意をどちらかに絞らせないようにしつつ撃破していく作戦は見事上手く機能していた。そうした二人の活躍の影で、鍬丸は、単独でどちらに向かおうか決めかねているドローンの背後から忍び寄り、素早く電源を切っていく。
「動きやすくて助かるな」
 派手さはないが、彼の役割は確実にドローンの数を減らすとともに、一般の職員が巻き込まれないように注意を促す役割でもある。
「あ、あなたたちは!?」
「ここは、猟兵が引き受ける。お前さんたちは下がってろ」
「は、はい!」
 職員達は、三人の見事な仕事っぷりに敬礼してからその場を離れた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

メイスン・ドットハック
【WIZ】
人斬りとは物騒じゃのー
じゃけど、所詮は片手間でやった仕事じゃけーのー

専門家として堂々とハッキング勝負を仕掛ける
侵入経路はもちろん、ハッキングプログラムを解析して徹底的に破壊(情報収集、破壊工作、ハッキング)
詰めとして、ハッキングのドアになっている入口に、攻性防壁を構築。そのアカウントや類似ハッキングを感知すると、弾くだけではなく、使っているコンピュータを逆にクラッキングしてウィルスを送り込んで再起不能にする悪辣プログラムもある(ハッキング、罠使い、鍵開け、破壊工作)

これだけやればハッカーとしても面目躍如じゃのー


クネウス・ウィギンシティ
「ブラックハッカーにはお仕置きが必要なようですね」

【WIZ(POW希望→物理ハッキング)】

(『ミブ』のCIO(情報システム部門の最高責任者)に対して)
「緊急事態です。当艦のサーバルームへの入室許可とシステムの管理者権限の提供をお願いします」

(サーバルーム内)
「ドローン制御システム用サーバを物理的に再起動。再起動後のシステムの挙動より通信先=ハッキング元特定(【先制攻撃】)」
「サーバをネットから遮断し再起動、BIOS画面でバックアップ媒体から起動、サーバ・システムを物理復旧(【メカニック】)」
「特定したハッキング元に、今日発見されたドローン操作ソフトウェアの脆弱性を用いて反撃(【ハッキング】)」


チトセ・シロガネ
【WIZ】
ハッキングが得意なのはこっちも同じネ。
相手も同じくハッキングが得意みたいだけど
こっちは電子の精霊ヨ。電脳では負けないヨ。
それに相手が暗殺者なら手の内を見せるのはノーグッドネ。

まず、システムに【早業】で【ハッキング】してシステム内にお邪魔するよ。
そこで【星光加護】を使うネ。電脳内は私のオンステージヨ!
その勢いで警備ドローンたちを【誘惑】で片っ端からこちらの味方に引き入れるヨ。

ついでに【情報収集】で宇宙海賊の動きがわからないか試してみるヨ。
敵の襲撃する方角とかわかるといいネ。



敵がハッキングで仕掛けてきたのに対抗して、電脳戦に長けた猟兵達もハッキングを仕掛けていた。目には目を、ハッキングにはハッキングを、というわけだ。
「人斬りとは物騒じゃのー。じゃけど、所詮は片手間でやった仕事じゃけーのー」
 メイスン・ドットハック(引きこもり志望ハッカー・f03092)は、気の抜けた声を出しつつもその作業は確実に進行している。彼女が試みているのは、ハッキングプログラムの解析だ。
「ブラックハッカーにはお仕置きが必要なようですね」
 クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)は、自分の機械化された部分と船のサーバーを直接接続している。
「ハッキングが得意なのはこっちも同じネ。相手も同じくハッキングが得意みたいだけど、こっちは電子の精霊ヨ。電脳では負けないヨ。それに相手が暗殺者なら手の内を見せるのはノーグッドネ」
 チトセ・シロガネ(チトセ・ザ・スターライト・f01698)は、そういいながら、警備ドローンを逆に味方につけるプログラムを構築中だ。
「この三人がそろえば、楽勝じゃのー」
「その意見には肯定します。猟兵の中でも、我々以上にこの任務に向いてる者はそういないでしょう」
「私達がいる限り、このスペースシップでハッキングなんてさせないネ!」
 三人が次々と帝国騎士が仕掛けたプログラムに対して対抗手段を構築していく。
「ドローン制御システム用サーバを物理的に再起動。再起動後のシステムの挙動より通信先=ハッキング元特定」
 クネウスが報告する。
「オッケーネ。ドローンの制御はこっちに任せるネ!」
 クネウスの作業の後を受けて、チトセが次の作業を開始する。
「サーバをネットから遮断し再起動、BIOS画面でバックアップ媒体から起動、サーバ・システムを物理復旧」
「よしよし、こっちも準備はできとるのー。頼むぞー」
 メイスンは、既にハッキングプログラムの解析を終えてクネウスの作業を待っている。
「特定したハッキング元に、今日発見されたドローン操作ソフトウェアの脆弱性を用いて反撃」
「よし、きたのじゃー」
 クネウスが全ての用意を整えてくれた。こっからは、メイスンと帝国騎士とのハッキング勝負だ。侵入経路はもちろん、ハッキングプログラムを解析して徹底的に破壊していく。詰めとして、ハッキングのドアになっている入口に、攻性防壁を構築する。そのアカウントや類似ハッキングを感知すると、弾くだけではなく、使っているコンピュータを逆にクラッキングしてウィルスを送り込んで再起不能にする悪辣プログラムも用意しているという徹底ぶりだ。
「これだけやればハッカーとしても面目躍如じゃのー」
 メイスンは、自分の仕事に満足したように笑みを浮かべる。一方、チトセも仕上げの段階に入った。
「電脳内は私のオンステージヨ!」
 電脳世界に入ったチトセは、動いている警備ドローンを次々と味方につけていく。まるで、ドローン達のアイドルのようだ。
 三人の活躍により、スペースシップ『ミブ』における電脳戦は、猟兵側の完勝といっていいだろう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

シャイニー・デュール
スペースシップワールドのサムライ、でござるか
善悪の差はあれ、拙者にとっては他人とも思えぬ者よ
よろしい、剣士シャイニー・デュール受けて立とう!

まずは「者ども、出あえ!」といったところでござるな
ここは力尽くで進むことにいたそう
群がる敵を【剣刃一閃】にて切り捨ててくれよう
この際【2回攻撃】を駆使し手早く数を減らしていくでござるよ
さらに別の敵へ向かう際にはその場に【残像】を残していき、そこに集まった敵を再度斬りに参ろう
他にも【武器受け】から弾き飛ばしての切り返し、なども決めてみたいでござるな

一人で大勢を切り捨てる殺陣はサムライの一つの花形、存分に剣を振るわせていただくでござるよ!



「スペースシップワールドのサムライ、でござるか。善悪の差はあれ、拙者にとっては他人とも思えぬ者よ。よろしい、剣士シャイニー・デュール受けて立とう!」
 グリモア猟兵のカナタの説明を思い出し、シャイニー・デュール(ウォーマシンの剣豪・f00386)は、まだ見ぬ帝国の剣豪に対抗心を燃やす。
「まずは『者ども、出あえ!』といったところでござるな」
 迫りくる警備ドローン達を見て、自分の役割を果たさんと刀を構える。『剣刃一閃』で真っ先に近づいてきたドローンを真っ二つにする。続けて、迫ってきたドローンは、シャイニーに襲い掛かるが、そこに既に彼女はいない。残像を残して背後に回ったシャイニーは、返す刃でさらに一閃。攻撃の隙をついて接近してきたドローンには刀の峰で受け、弾き、そして一太刀を浴びせる。シャイニーは見事な連撃で次々とドローン達を斬り捨てていく。
「一人で大勢を切り捨てる殺陣はサムライの一つの花形、存分に剣を振るわせていただくでござるよ!」
 ドローンを相手どって大立ち回りする様は、まさにサムライと呼ぶに相応しい。
 彼女も含め猟兵達の活躍で、ドローン達の暴走は収束したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 冒険 『強襲! シャーク宇宙海賊(パイレーツ)!』

POW   :    武器を使って正面から迎撃する

SPD   :    侵入ルートを先回りして各個撃破する

WIZ   :    相手の揚陸艦を潰して動揺を狙う

👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


ドローン達が片付いた直後だった。スペースシップ『ミブ』に急接近するスペースシップがあった。宇宙海賊『浪士組』のものだ。
「いくぞ、野郎ども!仕事の時間だ!」
「「「うぉおおおおおおおおお!」」」
「一切合切、奪い尽くせぇ!!」
 海賊達は、宇宙港のハッチにぶち当たり侵入すると、一斉に行動を開始した。
目面・真
知ってるか? 昔から略奪行為をはたらく者は極刑と決まっていてな。
痕跡も残さずに死ぬ覚悟は出来ているんだろうな?
弔ってもらえると思うなよ。

正面から迎え撃ってやる。空中戦は得意でね。
先回りチームと挟み撃ちにして一人ずつ狙い撃ちだ。
攻撃はアームドフォートによる遠距離攻撃。
ある程度敵がまとまっていたらフルバースト・マキシマムで一斉攻撃。
近接してくるヤツは踏み潰してやろう。こんな連中で刀を汚すまでもナイ。
それに、ヤツがこの戦況を見ていないとは思えナイからね。
余裕があるなら、目を背けられないように揚陸艦を砲撃してやってもイイだろう。



「いくぜいくぜー!!」
「俺が一番乗りだー!!」
 海賊達が我先にと突入する。
「知ってるか?」
 そんな海賊達の行く先に立ちふさがって、目面・真が彼らに問いかける。
「なんだ、お前は!?」
「 昔から略奪行為をはたらく者は極刑と決まっていてな。痕跡も残さずに死ぬ覚悟は出来ているんだろうな?」
 海賊達の質問には答えず、さらに問い返す。勿論、答えを聞くつもりなど毛頭ない。
「弔ってもらえると思うなよ」
 アームドフォートの照準を合わせ、海賊達に宣告する。
「やっちまえ!相手は一人だ!」
「この数相手にして勝てると思ってるのかよ!」
 海賊達は見事なまでの死亡フラグのセリフを吐いて、ブラスターをやたらめったらと撃ってくる。
「やれやれ、救いようがないな」
 宇宙港は、スペースシップ内の中でも重力制御が効きにくい場所だ。そんな場所で宙に浮いたままブラスターを撃っても狙った通りに当たるものではない。
「低重力での鎧装騎兵の戦いを教えてやる」
 真は、海賊達をまとめてロックオンすると、いきなり『フルバースト・マキシマム』で一掃する。
「ぐああああああ!?」
「こ、こいつ、うわああああああああああああ1?」
 悲鳴を上げて吹き飛ばされていく海賊達。さらには、彼らの母船にも着弾していく。
「な、なんて奴だ…」
 海賊の一人が恐れおののき、その場にへたりこむ。
「ま、今のところはこんなところだろ」
 こんな連中で刀を汚すまでもナイ。それに、ヤツがこの戦況を見ていないとは思えナイからね…。
 真はすでに、目の前の海賊よりも、まだ姿を見せない敵のことを考え始めていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

弐色・御雷
【SPD】
大きな音と振動を察知し、御雷は立ち止まる。カナタ・アマガから聞いた「宇宙海賊」という言葉が脳裏をよぎった。
「勢いに乗せると厄介、か」
ならば、と素早く方向転換し、アンテナで読み取った敵の位置情報から幾つかの侵入ルート予測を、そしてそこへ至る最短ルートを瞬時に弾き出しつつ、フルスピードで駆け抜ける。
地道だが、近場から順に各個撃破していくのが最善手だと判断した。

近くに同じ考えの猟兵がいれば、適宜協力し速やかに敵を殲滅することが望ましいだろう。

不意に、電視眼が敵性反応を感知する。
「さて…」
御雷は速度を緩めず刀を構え直すと、雷光のように刃を閃かせ、斬り込んだ。
「迎撃を、開始する!」


霧崎・シズキ
◆キャラ
迫る宇宙サムライとの決戦
しかし、その前に空気を読まず現れる宇宙海賊共!
嗚呼、人斬りと死合うには己も人斬りにならねばならぬ修羅の道なのか。ジャジャジャン!
(以上を自分の口で解説)

◆行動
【SPD】
敵ルートを読んで回り込み、潜伏して不意打ちでの先手狙いです!
一章で自分が使ったルートは頭に入れておきますし、可能なら一章でハッキング組だった猟兵や船員さんから、船内地形の情報収集もします。
ただ行動速度が遅れては本末転倒。第一に目指すのは素早い行動です!

戦闘では各個撃破重視
弱った相手から【妖剣解放】で斬りましょう
味方がいれば集中砲火も意識しますね
タコ殴り出来る局面なら私は飛んで上から斬りかかります!



警備ドローンを片付けやっと一息つけた弐色・御雷(雷刃鐡肢・f10771)は、大きな音と振動を察知し、立ち止まる。
「確かカナタは、宇宙海賊が来ると言っていたな」
 彼のネコミミ型のアンテナは、新手の出現を捉えていた。
「勢いに乗せると厄介、か」
 御雷は、新手に対処すべく戦場を移動する。海賊達が侵入経路にしそうなルートは予測済みだ。フルスピードで、そこに到達すると、そこには…。
「迫る宇宙サムライとの決戦!しかし、その前に空気を読まず現れる宇宙海賊共!嗚呼、人斬りと死合うには己も人斬りにならねばならぬ修羅の道なのか。ジャジャジャン!」
 通路に立ち塞がり大見栄を切る猟兵の仲間、シズキがいた。
「…何してんだ?」
「いやー、敵が来るまでに、今までのおさらいしておこうかなーと」
 えへへと、照れ隠しに笑う。どうやらシズキも考えていたことは同じのようだ。と、そんなやり取りをしていると、御雷のアンテナが敵の接近を告げる。
「どうやら、敵のお出ましのようだ。迎撃するぞ」
「もちろん!」
 二人は、海賊達に不意打ちを仕掛けるべく用意をする。程なくして、海賊達は狭い通路を我れ先にと駆け抜けてくる。
「もう少しで街だー!」
「お前には先にいかせねぇよー!」
 そんな海賊達の様子を御雷の電視眼は正確に感知する。
「さて…」
 彼は駆け出しながら刀を抜き、通路から無防備に飛び出した海賊に狙いを定める。
「迎撃を、開始する!」
 雷光のように刃を閃かせ、一太刀で海賊を斬り捨てる。斬られた相手は声を上げる間も無く倒れ伏す。
「だ、誰だ!?」
「時間が惜しい。答える暇は、ない!」
 狭い通路で敵が銃火器を使えない状況で、一方的に次々と敵に斬りかかる。この距離では目の前の敵は撃つよりも早く斬り伏せる事が出来、後ろの敵は味方に当たるのを躊躇して何も出来ないというわけだ。古来の侍は、近代兵器を持つ軍隊相手に、狭い市街地という地の利を活かして互角以上に戦ったという。御雷の立ち回りはまさにそれだった。
「くそっ!味方に当たっても構うな!アイツを片付けろ!」
「そうはさせません!」
 海賊達が混乱から立ち直り始めた頃、ちょうど迂回して海賊達の背後を突いたシズキが、プラズマジェットを噴射させ突っ込んでくる。この狭い通路でも見事な空中戦に持ち込むのは流石と言えるだろう。
「いきますよ!」
 シズキは、妖刀の力を開放し、さらに機動力を上げる。自在に動き回り、次々と海賊にその刃をくらわせていく。二人の剣士の挟み討ちに合い、海賊の部隊は瞬く間に壊滅したのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

メイスン・ドットハック
【WIZ】
次は海賊共か
果たしてどっちが奪われる側かのー

敵のスペースシップのシステムにハッキングを仕掛ける(ハッキング)
外部から接続できるようであれば、そちらで
無理ならば、名前のない宝石を使ってシップ内部に入り込んで、システムに侵入する(忍び足)
主に自動操縦システムにハッキングして、ミブからある程度の距離に離れるようにし、その後にエンジン部分を熱暴走させて自爆させるウィルスプログラムを送り込む(破壊工作、ハッキング)

仕込んだ後は安全な場所に移動
他のハッカー組もそれに参加するようならば、行動を共にする
スペースシップの破壊を目論んでいる仲間を巻き込まないように事前通知はしておく



さっきのドローンへの対処でハッキングの腕を奮っていたメイスン・ドットハックは、今度は海賊達の母船に自ら乗り込んでいた。海賊船のシステムを乗っ取るためである。
「次は海賊共か。果たしてどっちが奪われる側かのー」
 スペースシップに侵入してきた海賊達の対処は味方の猟兵達に任せて、メイスンは単身敵艦に潜入していた。味方の活躍のおかげで、外の海賊達はすっかり浮足立ち、艦の周りの警戒は大分手薄になっていた。難なく侵入したメイスンは、艦内を悠々と進んでいく。
「おい、外に行った連中が返り討ちにあったぞ!」
「くそっ!平和ボケしてるスペースシップの自警団相手に何やってんだ!俺らもいくぞ!」
 増援にいく海賊達が通路の向こう側からかけてくる。彼らは、すれ違うメイスンには気づかない。それもそのはず。彼女は今、透明になっているのだから。
「透明能力は便利じゃけど、これって疲れるのー」
 フェアリーテイル―名前のない宝石―。便利な能力だが、使い続けていると彼女の体力をどんどん削っていくのが難点だ。艦内の見取り図はすでに、ハッキングで把握済みである。彼女は、迷わずシステムルームへたどり着く。
「さて、こっからが本番じゃのー」
 『フェアリーテイル』を解除し、早速システムへの侵入を開始する。しばらくして作業は完了する。
「これでよいのー」
 また、再びゆっくりと『フェアリーテイル』を使い、艦を離脱した。彼女が脱出したのを機に、自動操縦プログラムが起動する。ゆっくりと宇宙港を離れていく。
「お、おい?どうなってる!?」
「そ、操縦システムが誰かにのっとられた!?」
 艦内に残っていた海賊達は大混乱である。なんとか船のコントロールを取り戻そうとするが、彼ら程度の実力では、メイスンが施したハッキングプログラムを破ることなどできはしない。そのうちコントロールルームのメインモニターには自爆までのカウントダウンをつげるタイマーが表示され、アラート音が鳴り響く。
「だめだ!」
「逃げろ!爆発するぞ!」
 脱出艇が抜け出した後、海賊船は爆発四散し、跡形も残らず消えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

髪塚・鍬丸
海賊の侵入ルートを予測し、途中の物陰やハッチ等に隠れて待ち伏せを狙う。
正面から迎撃する者がいるなら、彼らと対峙する海賊の後背をつける位置に隠れ、背後から攻撃して挟み撃ちにし援護する。
風閂(糸を使ったテレキネシス)で遠距離攻撃。手裏剣を投擲し、糸で軌道を曲げて死角を狙う等して、狭い通路内での射撃戦に対応。

敵の数が多いとの事なので、通信や艦内通話等を利用して離れた仲間との連絡と連携を密に行う。全侵攻ルートを塞ぎ打ち漏らしのない様に。遊撃要員として手数の少ない箇所へ援護に向かう。

本命の帝国騎士が来る前に迅速に殲滅しないとな。


弥久・銀花
私はなるべく地球の日本の学校の廊下と同じくらいの通路の侵入ルートで待ち構えます。

そこで剣で海賊を斬り伏せましょう。




銃口から真っ直ぐにしか弾が飛ばない銃など、バネ仕掛けだろうと火薬反動だろうと光学兵器だろうと粒子加速器だろうと全部回避の要領は同じです。

銃口の先から槍が伸びていると仮定してそこから身をかわし続ける、そして相手の引き金を引く瞬間を【見切る】、これで対処できます。

なので銃を扱う人も技量次第なのですよ。 ……、もう聞いていませんでしたか。

さあ、次はどなたから斬られたいですか?



「こっちのルートはがら空きだ!」
「進めぇ!」
 狭いルートを駆け抜けていく海賊達。彼らは気づいていない。ここまで誘い込まれていたことに。
「お待ちしていました」
 挨拶代わりに、通路から飛び出した海賊の一人を切り伏せたのは、弥久・銀花だった。
「ここは通行止めです」
「くそっ、相手は一人だ!やっちまえ!」
 海賊達が銀花に手にした銃やブラスターの銃口を向ける。しかし、彼女は慌てることなく冷静に刀を構える。
「銃口から真っ直ぐにしか弾が飛ばない銃など、バネ仕掛けだろうと火薬反動だろうと光学兵器だろうと粒子加速器だろうと全部同じです」
 そう、彼女にとって銃火器などは、ただ初速が速くて、間合いがとても長い槍と変わらない。銃口の先から槍が伸びていると仮定してそこから身をかわし続ける。それだけの動作で、弾が彼女にあたることはない。そして相手の引き金を引く瞬間を見切り、その予測は未来予知の域にまで達する。その技をもって、敵の集団へと接近し、自らの技の間合いにまでたどり着く。
「研ぎ澄まされた刃に斬れぬ物無し! 鋭刃線閃!」
白嵐玉椿の刃が煌き、敵は手にした銃ごと両断される。鋭刃線閃。彼女の剣技の一つである。
「なので銃を扱う人も技量次第なのですよ。 ……、もう聞いていませんでしたか」
 物言わぬ海賊を一瞥すると、残る敵に視線を向ける。
「さあ、次はどなたから斬られたいですか?」
 二コリを笑顔で尋ねる。後ずさる海賊。しかし、後方からも悲鳴が上がる。
「な、なんだ!?」
「こ、これは!?変な黒いのがささってる!?」
 彼らは、倒れた仲間の背に刺さっていたものが手裏剣だとは知らない。さらに言うなら、手裏剣に付けられた糸の存在にも気づいていない。
 援護感謝します。鍬丸さん!
 銀花は心の中で感謝しつつ、目の前の海賊達へと愛刀を振るう。海賊達が一人また一人と斬り倒させる。さらに、後ろからは手裏剣がどこからか飛んでくる。海賊達はすっかり混乱に陥った。なんせ後ろの敵はどこから投げてくるかさえ分からない。それもそのはず、手裏剣は、見えない糸によって、軌道を変え、角の向こうから相手を倒すことが可能なのだ。風閂。髪塚・鍬丸のユーベルコードだった。
「本命の帝国騎士が来る前に迅速に殲滅しないとな」
 そういった彼の顔は、仕事人のそれだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シャイニー・デュール
剣の戦いは制し申した
しからば次は鉄砲隊と参ろう
サムライも刀だけでやっていける時代ではありませぬ

こう見えてSPDにも自信はあります故、先回りして狙撃してくれましょう

ライフルを肩から取り出し、【搭載兵器№4:レイオブライト】で通路の先から狙撃してやります
特に曲がり角の先で待ち受け、最初に曲がってきたものを撃ち倒して浮足立たせるのを狙いましょう

敵が複数いる場合は【2回攻撃】や【一斉発射】を駆使し纏めて撃ちぬいてやります

それでもなお進んでくる場合は一旦後退、さらに先の通路でまた待ち伏せ狙撃をしてくれましょう
進むことに躊躇を覚えさせられれば、他の前線をはる仲間がやりやすくなりそうでござりますしな


チトセ・シロガネ
【SPD】
無粋な輩は先回りして後ろからバッサリスラッシュ、ネ!

【光輝解放】して速度を上げてくネ。
先回り中は【迷彩】で物陰に隠れつつ移動してヒットアンドアウェイを狙うネ。
強襲する際は【早業】【2回攻撃】【斬撃による光波】で片っ端から切り伏せていくネ。
ボクの姿を見たらオカクゴってヤツネ!
ついでに【殺気】を滲ませて、相手を萎縮させてやるネ。



ドローン相手に刀をふるっていたシャイニー・デュールだったが、今度は、右肩に内蔵されていたスナイパーライフルを装備する。
「剣の戦いは制し申した。しからば次は鉄砲隊と参ろう」
 搭載兵器№4:レイオブライト。それを構えたシャイニーは、銀河のサムライから宇宙のスナイパーになる。右目の視覚を狙撃モードに切り替わり、敵の情報を教えてくれる。
「対象視認。弾道予測完了。狙撃します」
 曲がり角の先で待ち受け、最初に曲がってきたものを撃ち倒す。いきなり先頭がやられ、浮足立つ海賊達。しかし、それでも無理矢理にでもここを突破しようと突き進んでくる。
「サムライも刀だけでやっていける時代ではありませぬ」
 シャイニーは、次々と撃ち抜いていく。しかし、数が多くライフルでは対処しきれない。
「チトセ殿!」
「任されたネ!」
 シャイニーの後方で待機していたチトセ・シロガネが、敵に突撃する。
「開放せしは光輝の魂 その輝きは星の意思 我が生命をもちて光り輝け」
 フォトンリベレーション―光輝解放―。チトセの身体を解放した魂の光が包み込んでいく。
「ボクの姿を見たらオカクゴってヤツネ!」
 『光輝解放』で速度が上がったチトセは一瞬にして敵に肉薄し、手にしたサムライブレイド『ヒメヅルストレート』と、刀型のフォースセイバー『ノーザンスター』を縦横無尽に振るう。先の作戦では、裏方に回っていたチトセだったが、今回は、思う存分サムライとしての力を発揮していた。チトセが、数人をなぎ倒すと、すぐにステップでその場を離脱する。そこに、シャイニーの狙撃でまた海賊が倒れる。すると、すかさずチトセが突入し、斬撃、あるいは衝撃破で敵を仕留めていく。お互いの作戦が見事はまり、その攻撃力は何倍にもなっているといえる。呼吸のあった見事な連携であった。二人は瞬く間にその場に押し寄せてきた海賊達を撃退したのであった。

 こうして、猟兵達の活躍により、海賊達の襲撃が完全に防がれたのであった。残った海賊達は命からがら脱出艇などを使って離脱したのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『帝国騎士』

POW   :    インペリアルブレイド
【念動力を宿した「飛ぶ斬撃」】が命中した対象を爆破し、更に互いを【念動力の鎖】で繋ぐ。
SPD   :    ダークフォースバリア
自身に【鮮血の如きオーラ】をまとい、高速移動と【赤黒い電撃】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    インペリアルフラッグ
【念動力で形成した帝国の旗】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を『帝国の領土』であると見る者に認識させ】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑17
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「お初お目にかかりまする」
 海賊達を退けた猟兵達の前に、一人の帝国騎士が現れる。
「おいは、帝国騎士の一人。名は“人斬りハンベイ”と呼ばれもす」
 彼は挨拶もそこそこに、サムライブレイド型のフォースブレイドを抜き放つ。その構えは達人のモノだと一目でわかる。
「おはんらが、おいの策をことごとく破ってみせたのは、まこと、おみそれしもした。じゃっとん、おいにも、意地ってもんがありもす。おはんらは…おいが斬りもうす」
 その言葉を言い終えると、“人斬りハンベイ”は殺意の込めた一閃を放った。
弥久・銀花
どうも、人斬りハンペイさん。
弥久 銀花です。

挨拶の直後、愛刀の白嵐玉椿を抜き放つ。

居合いの構えで間合いを測り、相手の意を見計り、飛び道具の狙いを謀りながら他の猟兵の邪魔にならない様に側面へとじりじりと移動して行きます。

飛び道具を何時でも飛び跳ねて躱せる様に膝を撓めた状態を基本とし、摺足で移動。

相手の攻撃や、味方の攻撃など、状況の変化を切っ掛けに攻勢に出ます。

攻撃や迎撃の手に居合いの斬撃を重ねて、先ずはその手を貰います。

腕をは振り切った私は、全速で体を回転し、振った腕に追い付かせてもう一回居合いの姿勢に。

そして其処から鋭刃線閃を繰り出しましょう。


霧崎・シズキ
見事な名乗り!
ならば名乗り返さねば仁義にもとりまする!
あっしは性を霧崎、名はシズキ!
おそれながら人斬りの名を頂きに参った次第!
お覚悟!!
(今までと口調が違いますが、全てその場のノリだけで喋ってます)

人斬りハンベイの技量は想像以上に本物です!
しかし【殺気】を剣に乗せている。ならば、それを読みましょう。
今回は新技の【閃光の境地】も使用
全てがスローモーションに見える世界で敵の攻撃を見切り後の先を狙って斬ります!

今回も味方との連携を重視

敵に飛び道具が有るので、安易には飛べませんね
それでも、勝負どころでは飛んで降下攻撃
もし私が撃ち落とされてもその間に味方が届けば!
それに飛ぶことこそ私の剣の道ですから!!



"人斬りハンベイ"が放った一閃。猟兵達は危険を感じてそれぞれ回避行動をとる。
――あれは、防ごうとしたら、それごと斬られる。
 そう思わせるだけの剣気、達人と呼ばれる域すら越えたような飛ぶ斬撃。そして、猟兵達は自分の判断が間違ってなかったと知る。
 スパン。
 甲高い音がして、斬撃に触れたスペースシップの通路が、『斬れた』。生半可な防御では、とても防げなかっただろう。
「見事な名乗り!そして、見事な業!!おみそれしやした!!ならば名乗り返さねば仁義にもとりまする!あっしは性を霧崎、名はシズキ!おそれながら人斬りの名を頂きに参った次第!!お覚悟!!」
 猟兵の中で真っ先に動いたのが、霧崎・シズキだった。プラズマジェットによる空中からの降下攻撃。彼女は果敢に、ハンベイに向けて加速する。もちろんハンベイは再び飛ぶ斬撃の構えを見せる。
 人斬りハンベイの技量は想像以上に本物です!ここは新技を出すしかない!
 シズキは決意する。あの技を実践で試すのは初めてだが、ハンベイに対抗するにはそれしかないのだ。一瞬、そっと瞳を閉じる。
「――この速さは世界を置き去りにする!」
 宣言と共に、カッと目を見開く。すると、彼女の視界には、世界の全てがスローモーションになって見える。『閃光の境地』。シズキだ到達した達人の業である。ハンベイが、刀を放つ。全てがスローモーションの世界になってもなお速い。しかし、見える。見えてしまえば、躱せる。僅かな軌道修正で斬撃を回避し、ハンベイに迫る。
「お見事な空のサムライ!ならば、おいもうけてたちもす!」
 そう言った次のハンベイの動きは、シズキにも予想外だった。彼は、念動力を駆使し、浮かび上がったのだ。そして、シズキに空中戦を仕掛けてくる。
「くっ!」
 念動力は本来かなりの集中力を要する。それで、身体を操作しながら、剣を奮うなど並大抵の技量ではない。空中戦が得意で、しかも『閃光の境地』で先読みまでしてなお、互角に持ち込むのが精いっぱいだった。ハンベイの激しい連続の剣に追い込まれそうになった時だった。
「どうも、人斬りハンベイさん。弥久 銀花です」
 シズキがハンベイを惹きつけている間に、摺り足で忍び寄っていた弥久・銀花が、愛刀の白嵐玉椿を抜き放つ。居合の一撃。ハンベイはそれを咄嗟の念動力操作で躱す。初手は、外れた。しかし、それは彼女の次の本命のための布石だった。
「先ずはその手を貰います」
 振り抜いたカタナを中心に体を回転させ、自身も宙へと舞う。そして、次の攻撃のための構えをとる。ハンベイも迎え撃とうと、居合の構えをみせる。
「研ぎ澄まされた刃に斬れぬ物無し!鋭刃線閃!」
 必殺の一太刀『鋭刃線閃』を放つ。斬れぬ物無し。その言葉に偽りはなく、ハンベイの飛ぶ斬撃を『斬って』みせた。
「浅いか…」
 銀花は冷静に相手の状態を分析する。渾身の一撃だったが、相手の鎧を僅かに傷つける程度で終わった。
「おいに傷をつけるとは、おはん大した腕でごわすな。おいも久々に骨のある相手を死合えてよか」
 ハンベイは楽しそうだった。そして、全身から鮮血の如きオーラを放つ。
 こいつ、さらに上があるか…!
 銀花とシズキは、ハンベイの底知れぬ強さに、恐ろしさを感じるのだった。しかし、二人もサムライ。これほどの強敵と巡り会えたことに、心が躍るのも感じていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

メイスン・ドットハック
人斬りで帝国騎士のー
じゃけど、僕の名刀を叩き折ることができるかのー

素人丸出しの構えと、見るからに二本の名刀
そうやって二刀流の刀を構えてハンベイを挑発、刀を破壊させようとする
突きだしている刀の一本は木を隠すなら森の中で偽装した罠
叩き折られるのを起動条件に、取り餅が全身に噴射。動きを奪う

不意を突き、少しでも動きが奪えれば儲け物
距離を取って、もう一本の刀を投擲
こちらも偽装した仕掛けトラップで、床に落ちると起爆する爆弾
それでハンベイにダメージを与えらればOK
そうでなくても他の仲間の攻撃の隙が作れると画策

残念ながら僕は剣士じゃないけー、真っ向勝負とかないわー


髪塚・鍬丸
味方後方に位置し、生まれながらの光でダメージを受けた仲間を回復させていくぜ。
予め交戦する者達に自身の役割を伝えておき、被害を受けたら自分からの援護を受けられる位置を取って貰えるとありがてぇ。
被害を受けた者が複数いるならこちらも同時複数回復。戦線の維持に努める。
「回復手を生かしておくな」はどの世界でも基本だ、自身に攻撃が向いても回避出来る様、攻撃は基本的に行わず防御行動に専念する。なるべく敵との射線上に味方を置く位置取りを心掛ける。すまねぇがよろしく頼まぁ。

疲労って副作用はあるが、強敵一人相手ならやってみる価値はある。
伏兵のいる乱戦じゃ使えねぇ戦術だ。お前さんが先陣で来てたらヤバかったよ。


目面・真
よく喋る帝国騎士さんだね。その剣の流派は示現流かな?
ならば、気を遣うべきは一の太刀。その一太刀で確実に息の根を止めてくるはずだ。
とかおしゃべりしてる場合ではナイか。あくまで鎧装騎兵の体で相対しなければ。

意地があるのなら、真正面から鎧装騎兵の砲撃で葬られても本望であろう。
インペリアルブレイドを避けつつ、あくまで砲撃で対処するように見せかけよう。
空中戦技能や残像技能を駆使してね。
念動力の鎖で捕まってオレが苦しそうに呻いたらヤツは喜ぶかな?
接近してくるハンベイを抜刀からの剣刃一閃で一薙ぎにしてくれる。

残念だが、斬るコトに関してはオレも自信があってね。
オマエの流派は二の太刀要らずだったと思うが?



ハンベイは、シズキと銀花に怒濤の攻撃を開始する。二人はそれを必死に凌いでいく。一人だととっくに討ち取られていただろう。一方がやられそうになればもう一人が決死の一撃を繰り出すことで、ハンベイにここぞという一太刀を出させないようにしていた。その間に他の猟兵達は自分達の行動の準備を整えることが出来た。
「二人とも!一旦引け!」
 目面・真が展開したアームドフォートによる牽制射撃で、態勢を立て直す隙を作る。
「よく喋る帝国騎士さんだね。その剣の流派は示現流かな?ならば、気を遣うべきは一の太刀。その一太刀で確実に息の根を止めてくるはずだ。その太刀を出させる隙は与えないよ!」
 そう言いつつ、真は絶え間なく砲撃を続ける。ハンベイに構えをさせないつもりだ。その間に、髪塚・鍬丸が、傷ついた二人を『生まれながらの光』を使い回復させる。彼は戦う前に後方支援に徹することを仲間達に伝えていた。
「俺は戦線の維持に努める。疲労って副作用はあるが、強敵一人相手ならやってみる価値はある。伏兵のいる乱戦じゃ使えねぇ戦術だ。すまねぇが、みんな、よろしく頼まぁ」
 そう言っていた彼は言葉通り、傷ついた仲間の支援に徹している。今回の敵との闘いで必要だと感じたからだ。
「人斬りで帝国騎士のー。じゃけど、僕の名刀を叩き折ることができるかのー」
 メイスン・ドットハックも自分の役割を果たすべくハンベイに問いかける。彼女は、一目で業物と分かる二本の名刀を素人丸出しの構えで突き出す。
「面白い!」
 ハンベイは彼女の誘いにあえてのってくる。策でもあるなら、正面からぶち破ろうとでもいった風だ。その豪剣をメイスンの刀に振り下ろし、叩き折る。瞬間、刀身は鳥もちとなり、ハンベイに降りかかる。
「ちょこざいなり!おいをとめるのにはおよばんと!」
 オーラを一瞬放出し、鳥もちを吹き飛ばす。
「一瞬でも動きを止めれば十分だのー」
 メイスンはそういいつつ、バックステップで離脱しながら、もう一本を投擲し、ハンベイの目の前の地面に突き刺す。それは、閃光を放ちながら爆発を起こした。ハンベイは、爆風に包まれる。
「残念ながら僕は剣士じゃないけー、真っ向勝負とかないわー。ま、引っかかった方が間抜けという奴じゃけーのー」
 ライアー・フェイク――木を隠すなら森の中。精巧な模造品のトラップを作り出すメイスンの切り札だ。
「まだだ!」
 真は、追撃するべくさらに砲撃を畳みかける。が、
「ぐっ!?」
 煙から飛んできた斬撃を躱せず、アームドフォートの一つが切断される。そして、それを操っていた左手には念動力で作られた鎖が繋がれる。
「そろそろ、遊びは終わりにせんか」
 ハンベイが鎖を引き寄せる。宙を舞い、ハンベイの間合いへと引き寄せられる真。
「終いじゃ!」
 居合の構え、そして、放つ必殺の一撃。それをみて、同じく居合の構えをしていた真はニヤリと笑う。
「残念だが、斬るコトに関してはオレも自信があってね」
 剣刃一閃。交錯する二つの剣の軌跡。お互いの一撃はそれぞれに手傷を負わせる。が、真の方は、次の瞬間には、完治していた。鍬丸の『生まれながらの光』だ。
「オマエの流派は二の太刀要らずだったと思うが?」
「…とんだ伏兵がいたでごわすな」
 ハンベイが鍬丸を称賛する。
「『回復手を生かしておくな』はどの世界でも基本だ。強敵一人相手の時だからこそとれる策だ。お前が海賊どもの先陣をきっていたらヤバかったよ」
 鍬丸はそう言い切った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

クネウス・ウィギンシティ
アドリブ&絡み歓迎

「ほう。貴方もサムライの魂を受け継ぎしモノですか」
(ガンブレード型のフォースブレイドを使った居合の構え)

「当方は示現流、推して参る!」

以下内容で殺陣。
・【POW】
・準備:フォースブレードをサムライブレイド型にチェンジ(【メカニック】)
・方針:一の太刀で敵POW UCの「飛ぶ斬撃」を受け(【武器受け】)、二の太刀で斬りかかる(【先制攻撃】)、「念動力の鎖」は敢えて繋いで貰って敵の隙を誘発する。

(成否に関わらず)
「良い『死合い』でした」
(礼、お辞儀をする)


チトセ・シロガネ
【WIZ】
帝国騎士にもサムライブレイドの使い手がいるとはサプライズヨ。
同じ型の使い手として負けられないね!

相手の【インペリアルフラッグ】は厄介ヨ。
【見切り】でタイミングを図って【早業】で
私の【光輝障壁】を展開、それをぶつけて消し飛ばしてやるね。
ユーの領土はどこにもないネ。オカクゴするネ!



「ほう。貴方もサムライの魂を受け継ぎしモノですか。次は私のお相手を願いましょう」
 クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)が、サムライブレイド型のフォースブレイドを手に進み出る。
「当方は示現流、推して参る!」
「受けてたちもす!」
 二人は同時に動く。ハンベイの飛ぶ斬撃をクネウスの一ノ太刀が斬って間合いをつめる。彼の武器が鎖につながれるが、構わず次の太刀を放つ。ハンベイは剣にオーラをまとわせ全力でそれを防ぐ。互いに一歩も引かない。
「クネウス、助太刀御免ネ!でも、コイツはとってもデンジャーヨ!」
 チトセ・シロガネがヒメヅルストレートとノーザンスターを手に剣戟に加わる。
「ありがたい!この御仁、かなりの使い手だ!」
「帝国騎士にもサムライブレイドの使い手がいるとはサプライズヨ。同じ型の使い手として負けられないね!」
 クネウスとチトセは、連携して激しい攻勢に出る。先ほどの一騎討ちの時は力の勝負だったが、今度は速度と技のぶつかり合いだった。ハンベイは、一人でそれを捌き切る。クネウスが打ちかかると、それを受け流し、チトセが突っ込んでくると、クネウスとの間に出来た鎖で牽制しながら迎撃する。圧倒されている、そう思っていたが、ハンベイのオーラは最初の頃よりも勢いを失ってきていて、動きにキレがなくなってきている。敵は確実に消耗している。二人はさらに、激しく攻め立てる。
「おいは負けん!」
 念動力で形成した帝国の旗の呼びだす。これは、ハンベイの戦闘力を上げる効果がある。追い詰められたらこの技を出すと、チトセは読んでいた。
「悪意を消し去るは光の障壁、我が前に立ち塞がれ、輝く星光の盾よ」
 フォトンシールド――光輝障壁。輝く障壁が、帝国の旗に触れた瞬間、それをかき消す。
「何!?」
「それは厄介だから、ノーセンキューネ!クネウス!」
「一の太刀疑わず!」
 チトセが作り出したチャンスに、クネウスが動く。示現流抜刀術、雲耀。技をかき消されたことでハンベイはそれに対応できなかった。一撃で倒れることはなかったものの初めて膝をつく。
「ぐっ、不覚…」
「良い『死合い』でした」
 クネウスは、刀を納めると一礼するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

シャイニー・デュール
強者との死合、これぞサムライの本分
あちらもそのつもりで来ているのでござろうか…よろしい
拙者、シャイニー・デュールと申す
ハンベイ殿、いざ尋常に立ち会われよ!

【剣刃一閃】にて斬りにいきます
【残像】を駆使し、相手の刃は避けて接近を試みます
仮に回避できなくとも、元より離れるつもりはないので、念動力の鎖は無視します
【2回攻撃】にてフェイントを織り交ぜ、太刀筋を見切られないよう斬りあいます
防御は【武器受け】にて行い、インファイトの構えを崩しませぬ

ハンベイ殿が信じるは道か、忠義か、己の技か…
いずれにせよ、言葉ではなく剣で語り合いましょうぞ



強者との死合、それこそがサムライの本分。膝をつきつつもハンベイは笑う。かつてないほどの強者たちとの闘いに命をかけるほどに。そして、彼の前にさらなる相手が立ちはだかる。
「拙者、シャイニー・デュールと申す。ハンベイ殿、いざ尋常に立ち会われよ!」
 シャイニー・デュールは高らかに名乗りを上げ、刀の切っ先をハンベイに向ける。
「受けもうそう」
 ハンベイも応えて、フォースブレイドを構える。しかし、もうオーラは纏っていない。
「いざ!」
 仲間達は消耗し、シャイニーに全てを託された。たび重なる猟兵との闘いで消耗しきったハンベイはすでに死に体であった。しかし、シャイニーと刀を打ち合う度に、その技は冴えわたる。
 ハンベイ殿が信じるは道か、忠義か、己の技か…いずれにせよ、言葉ではなく剣で語り合いましょうぞ!
 シャイニーは呼応するように、神経を研ぎ澄まし、刀を振るう。無限とも思えるような攻防は唐突に終わる。ハンベイの打ち込みが甘くなった刹那、
「隙あり!!」
 気合の声とともに『剣刃一閃』を放つ。それは、ハンベイのフォースブレイドを両断し、彼に致命傷を負わせる。
「よか…死合いじゃった…おいの負け…」
 ”人斬り”いや”剣士”ハンベイはそう言い残して倒れた。
「お見事でした」
 そんな彼に、シャイニーは敬意の言葉を送った。

 こうして、猟兵達は死闘の末、帝国の刺客を退けた。この戦いを生き抜いた者達は、語り継ぐであろう。宇宙にサムライあり、と。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年01月08日


挿絵イラスト