3
古より蘇りしブラックギャル

#キマイラフューチャー

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#キマイラフューチャー


0




「どーすんのよこれ……」
 天原・京香(ユニヴェルズムゼルドナァ・f04355)は頭を抱えていた。それは自分がみたある予測なのだが……。ただただ頭を抱え、うなりながら困惑し続けていた。
「だぁぁぁぁ!!もうなるようになれ!!よーく聞きなさい!?黒ギャルが現れたわ!!」
 集まった、というかなぜ集められたのか分からない猟兵達は更に困惑する。言っている本人もヤケクソなのだ、そもそも考えてはいけないのかもしれない。
「えぇい、困惑するんじゃないわよ!!私だって何であんなの見たのか分かってないし、なんか変な予感しかしないし!!てかあんた達よく集まったわよね!?ともかく、黒ギャルがでたのよ!!キマイラフューチャーで!!」
 いや呼んだのはあんただろう、と思う猟兵が大半であろう。そしてともかくと言われてもわからない。黒ギャルがでたとは?そんな疑問が浮かぶのもまた当然である。
「ぜぇ、ぜぇ……少し落ち着いて話すわ……。要するに、キマイラフューチャーに黒ギャルが流行りだしたのよ。ええ、随分昔に消滅したはずのあの文化が。正確にはケバギャルだとかマンバとかそんな類のね。流行らせてるのは怪人……そうね、マンバ怪人とでも名付けておくわ。そのマンバ怪人が練り歩くせいで、今やキマイラフューチャーのとある街は黒ギャルケバギャルマンバギャルだらけ!!考えただけで恐ろしい……。」
 冷静に話しているが、そのせいで余計に変に見える京香だが本人は当然気づいていない。というか気づきたくない。気づいてしまえば1週間は寝込んでしまいかねない。
「さっさと探して倒して――と言いたいのだけれど。なぜかこれに触発されたのかそれとも自然に生み出されたのか、大量のイソギンチャク怪人がでてきた。おまけにこいつら、黒ギャル要素あるのか触手にメイク機能が備わってるのよ!!もう意味わかんない!!」
 もはや半狂乱である。シリアス要素はどこへやら。彼女の意外な一面が見れたと思えば幾分かマシに思えるだろうか。
「とにかく!!さっさとまずは大量の黒イソギンチャク怪人を何とかしなさい!!後の事は追って伝えるから!!この異常事態を解決して、キマイラフューチャーに正しい流行を根付かせるのよ!!私のキャラ性を守るためにも!!」
 ――とりあえず何とかしてあげよう。


いんまー
こいつ2作目のシナリオがこれって頭おかしいのでは?(自問自答
どうも、いんまーMSです。
我ながらどうすんだよこれといった感じが拭えませんが、出してしまった以上やるしかないでしょう。いつやるの!!今じゃない気がします。

とりあえず見ての通りネタなので、真面目に考えるだけ無駄なのでその思考は別のまともな依頼にぜひ使ってください。それなりにはっちゃけるべし。ただし採用できる程度に!!さすがにダメだなと思ったら弾かざるをえなくなっちゃう!!
黒ギャルを演じてみたい人もそうじゃない人も歓迎です。まずは黒イソギンチャク怪人を蹴散らしましょう。ただし触手でメイクを仕掛けてくるぞ!!説明はまともなのに!!
まあわざと受けるのは難しいのでカスる程度じゃないかな多分(きっと
黒イソギンチャク怪人を殲滅したら京香から新しい情報が提供され、次の相手や状況がわかります。

なお3章までたどり着けた場合は、3章限定でプレイングに京香をお誘いいただいて構いません。何かツッコんでくれたりアドバイスしてくれるかもしれません。

それでは皆様からのプレイング、お待ちしております!!
39




第1章 集団戦 『イソギンチャク怪人』

POW   :    テンタクル・テンペスト
予め【触手を振り回しておく】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD   :    ウネウネ・アネモネ
自身の肉体を【ウネウネモード】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ   :    ポイゾナス・ポリプ
【頭部】から【毒針のついた触手】を放ち、【麻痺毒】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

リステル・クローズエデン
これは。
ブームになっていて、受け入れられているのならば。
放っておいてもいいのではとも思いますが……
うん、むりやりメイクさせるのは違いますね。

「それと、僕は、絶対に、嫌です」(にっこり)

『残像2、見切り2』で回避しつつ
手裏剣と苦無で攻撃していきます。
『投擲6、マヒ攻撃3』

相手が増えてきたら【穿刃天舞】を放ちます。
「ウネウネしていようと、これだけ投げれば当たりますよね。」


シャーリー・ネィド
言っとくけど黒ギャルってボクの事じゃないからね!
確かに肌黒いけど!
…とか言ってる場合じゃないか
まず怪人たちをやっつけなくっちゃね!
触手とかぬるぬるとか苦手だけどっ(※フラグ)

マスケット銃型ブラスター「シューティングスター」でアウトレンジから怪人たちを狙い撃つ
その距離なら触手も届かないよね?
もう何も怖くない!(※フラグ)

で、でもちょっと数が多いかなー?
ん?
あれ、もしかして回り込まれちゃった…?
やーめーてー!
はーなーしーてー!
(※シャーリーの運命や如何に?)



黒イソギンチャク怪人。触手をうねうねとさせている姿は普通のイソギンチャク怪人と同じなのだが、その触手の先には様々なメイク道具が!!もはやこれでお分かりいただけただろう
「いや、何も分からないし分かりたくもないですこれは」
「誰に対して言ってるの?」
 リステル・クローズエデン(記憶喪失の放浪者・f06520)が、黒イソギンチャク怪人と真逆の方向に呟く姿に疑問を隠せないシャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)。
「気にしないでください。それよりも、あれをさっさと何とかしましょう。個人が好きでやる分には構いませんが、強引にメイクを施すというのは違います」
「そうだね!!私、触手とかぬるぬるとか苦手だけど!!(ピコーン)離れて撃ってれば触手も届かないはずだし!!(ピコーン)」
「……二本ほどフラグが立った気がしますが」
 見事にフラグを立てるネィド。では回収しましょう、そのフラグ。
「イロジロ!!イロジロ!!」
「イログロ!!イログロ!!」
 黒イソギンチャク怪人が二人に反応する。
「うわぁ……これは引いちゃう……ってまって何か囲まれてない!?ねえクローズ――いないし!?」
 マスケット銃型ブラスター『シューティングスター』を構えるが時すでに遅し。クローズエデンの姿は見えず、黒イソギンチャク怪人に囲まれたと気づいたネィドに触手が襲い来る。
「うひゃぁぁ!?いーやー!?触手無理って言った上にメイクなんてやだー!!」
「ナカマ、ナカマ。メイク、メイク」
「あたしは黒ギャルじゃなーい!?ただ褐色なだけだからー!?」
 どうやら仲間と勘違いしているらしい黒イソギンチャク怪人。メイクが、メイク道具が迫る――!!
「褐色と黒ギャルを一緒にすると色んな方面から怒られますよ。あと、僕は、絶対に、メイクは嫌なので」
 こっそり隠れていたクローズエデンが、無数の苦無や手裏剣を放つ。それらはすべて黒イソギンチャク怪人の頭にヒットする。
「ギエー!!」
「イログロー!!」
「イロジロー!!」
 それぞれ思い思いの奇声を発しながら倒れる黒イソギンチャク怪人。ある意味見るに堪えない光景だ。
「た、助かったぁ……黒ギャルにされてたらもう外歩けなくなってたよぉ……」
「……(スク水のような衣装で出歩くのは問題ないのですか)」
 ネィドにそう告げることはせず、心の中にそっとしまうクローズエデンであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シズホ・トヒソズマ
なんておそろしい敵なのか…!ギャルメイクとかされてしまうとかおそろしい(棒)
という訳で友達が黒ギャルにされて助けに行きたいといいつつちらちらメイクに目がいってた系の子(バーチャルかキマイラかはお任せ)に着てもらい出撃! 

触手やら何やらを挑発しながら受けて人形でカウンター攻撃します。
受けてメイクされる度、ユーベルの効果で昂り更に攻撃を受けます!回避?ユーベル的に仕方ないのでしませんが!(熱弁)

全身スーツなので、スーツ下の肌は黒々しつつ、スーツにタトゥー走ったり、メイクが塗られたり、ケバケバしい色とかアクセがスーツに加わってきます
『絶対ギャルメイクになんて負けたりしません!』


在原・チェルノ
ぬるぬるの触手なんかに絶対に負けない!
流星忍姫チェルノ、参ります!

襲われている人達を避難させてからイソギンチャク怪人と対峙
忍者手裏剣で襲いかかる触手を切り払い、それでも向かってくる一本を掴んでサイキックブラスト
「破廉恥な触手には、おしおきです!」

メイクされても気づかずに戦闘続行
で、戦闘が終わった後で鏡で自分の顔を見て愕然
「…どちら様?」



一方こちらは別方面。同じく黒イソギンチャク怪人が大量に蠢いている場所に、二人の猟兵がいた。
「なんておそろしい……強引にギャルメイクされてしまうだなんて!!」
「こんな触手、許しておけませんね!!」
 シズホ・トヒソズマ(ヒーローマスクの人形遣い・f04564)と在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)は黒イソギンチャク怪人を前に憤っていた。いや、一人は憤ってるわけではないが。トソヒズマは恐らく……いややめておこう、どうせすぐに分かる事だ。
「黒ギャルになんてなる訳にはいかないけど、うん、相手が多いですね!!ここは私が囮になるしかないかと!!」
「えっ?いや別に……いやまあしていただけるなら楽ですけども……」
 トソヒズマが興奮気味に囮を名乗り出ている事に、思わず戸惑うチェルノ。もう既にお分かりだろう、シズホ・トヒソズマはマゾである。何だかライトノベルのタイトルみたいですね(はーと
「そういう訳です!!さあ、黒イソギンチャク怪人達、かかってきなさい!!」
「イ、イロジロー……」
「イログロー……?」
 両手を広げてかかってこいと言うトソヒズマに、黒イソギンチャク怪人達は「え、どうするよ?」「来いって言ってるし行ったらいいんじゃね?」と言い合っているかのようにも見える。
「イロジロー!!」
「きたぁー!!」
 触手をうねらせてメイクを施そうとする黒イソギンチャク怪人達と、それを受けながらもカウンターで一体ずつ仕留めていくトソヒズマ。
「……はっ!?あ、あたしもお手伝いします!!」
 一瞬呆気にとられていたチェルノだったが、すぐに自らも飛び込んでいき触手を掴んでは電流を流して投げ飛ばす。気づいているのか気づいていないのか、見る見るうちにリップやマスカラ、アイシャドウなどを施されていく二人。そんな状況がしばらく続いた後、黒イソギンチャク怪人の姿がなくなる。
「ふ、ふっふっふ……私達の勝利です!!」
「はい!!大勝利です!!」
 喜びながらメイクまみれになった互いの顔を見つめ合う二人。そして――
「「えっっと、どちら様で……?」」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

川内・岬
「なるほど、だいたいわかった」
つまり私の出番ね!!
(天然褐色肌)

真の黒ギャルにメイクなど不要!
適度に全身日焼けして健康的な美しさとエロスを見せつけるのが嗜みよ!
白と黒のパンダメイクなど邪道!アッパーヤード動物園で見られるし!
美しいブラウンほど至高なのよ!(鳥頭の菩薩のオーラを背負いながら力説)

だいたいイソギンチャクなのにメイクとか!その立派なウネウネは飾りか!
触(ピー)プレイはどうした!
え?強制メイクの方がエロス?黒ギャル性の違い?そんなー。

戦闘
フォックスファイアで燃やそう。
あとは薙ぎ払ったり衝撃波ぶっぱしたり。
「真の黒ギャルはこれからよ……!」


※ネタの為ならピンチ、えろす、酷い目、全てを許容


折紙・栞
「黒ギャル…?」
「黒ギャル、って、なんです?」
「マンバ…へびさん?」
(6歳児はまだ汚れていない?)

首を傾げつつ、とりあえずイソギンチャクを倒すべくレギオンを展開
整列させてからgoです
普通に戦わせますが警戒も無いので

「レギオンの顔、お絵かき、されてる…?」

世にも不思議な黒ギャルレギオンの誕生です?

「きねん、さつえい、できますか?」
誰に聞いているのかはわからないけど、
撮れるようならパシャリです

あ、イソギンチャクはレギオンの行進で押し潰します



「なるほど、大体分かった。つまり私の出番ね!!」
「そう、なのです?」
 川内・岬(妖狐の戦巫女・f07682)が何かを理解したようにしている隣で、折紙・栞(ホワイトブック・ガール・f03747)は首を傾げる。
「そう!!この天然褐色肌の出番が今こそ来たのよ!!黒ギャルはまあいいとしても、過度なメイクなど不要!!マンバメイクなんてもってのほか!!」
「黒ギャル……?マン、バ……?それは、何なの、です……?」
 川内が持論を黒イソギンチャク怪人に突き付けている横では、更に首を傾げている折紙。6歳児はまだ知らなくていいんだよ。
「6サイジハ、マダメイクトカハハヤイヨ」
「そうそう、まだ6歳の女の子がする内容では……って喋れるんかーい!!」
 思わずエアツッコミを入れる川内。その横でさらに首を――
「もう分かったから!!ほらもうちょっと持論展開させて!!」
「どう、ぞ……?」
「よし!!えーっとなんだ、思い出した。日焼けは健康的な程度がちょうどいいし、白と黒のパンダメイクなんて動物園に行けば嫌という程見れるっていうもの!!美しいブラウンほど至高!!分かったか、触手野郎どもー!!」
 何もそこまで言わなくてもと言いたくなりそうな持論を述べて満足げな川内。当然黒イソギンチャク怪人達はそこまで言われて黙っているわけがない。
「イログローーー!!」
「あ、怒った。そうか、これが黒ギャル性の違いというやつか……」
「戦闘、はじまります、よ?」
 怒った黒イソギンチャク怪人達の触手が大量に迫ってくる。
「よっしゃぁ!!私が全部燃やし尽くして――」
「えい」
 群がる触手を召喚されたエレクトロレギオン達が防ぐと、一斉に行進して黒イソギンチャク怪人達を踏み潰す。
「イログローーーー!?」
「うわぁ、むごい……」
「すぐ、終わりました……よくでき、ましたレギオ……ん?」
レギオンの顔を見た折紙が再び首を傾げる。見ればレギオン達の顔はメイクだらけ。ギャルメイクレギオンの誕生である。
「Oh……」
「……きねん、さつえい。」
 目を点にしている川内の隣で、カメラを構える折紙であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ネウィラ・カーレンベート
どうして黒いギャルの流行にイソギンチャクが…。か、考えるだけ無駄、というものでしょうか。
ともかく、取り返しがつかなくなる前に何とかしませんと。何が、と言われても困ってしまいますけれども…。

まずは、数を減らさなくては。
敵はリーチが長そうですので、間合いを広めに取り、先頭に《ウィザード・ミサイル》を打ち込みます。

無いとは思いますが、まさか無いとは思いますが、もしメイクされてしまうような事があれば、〈カウンター〉で〈全力魔法〉を仕返してしまうかもしれません…。


彩波・いちご
ネウィラさん(f00275)や【恋華荘】の仲間と一緒に現場に向かいます
しかしなんでイソギンチャク……イソギンチャクの触手が化粧道具見たいとかいうことですかねぇ…?
…わたしの触手はそういうことはできませんけども

とりあえずイソギンチャクの数を減らしましょう
仲間と共に【フォックスファイア】で攻撃してどんどん倒していきます

黒ギャルになんかなりたくないですけど……何分温泉ローカルとはいえ、アイドルのイメージがありますので!
でも仲間のみんなの黒ギャル姿なんか見たくないです
いざとなったら、体を盾にしてでも庇いますよ
勢い余って黒ギャルメイクのまま押し倒してどこか触っちゃったりしたらごめんなさいね…?


ミスタリア・ミスタニア
【恋華荘】の連中も一緒だが何怯えてるんだ?

黒ギャル?化粧?ハァ?それになんの意味があるんだ?
意味が分からねぇが依頼だって言うならぶっ倒すだけだろ。

よく分からねぇが助けを呼んでる味方が居るなら無視するのは気が引けるな。
「チッ、しょうがねぇなぁ」と『かばう』ぜ。

黒ギャル化粧されても傷を負ったわけでもねぇなら、「あぁ?これになんの意味があるんだ?」と、首かしげながら気にせず普通に反撃するぜ。

仮にいちごに押し倒されて気にしねぇぜ、ただ戦闘中に邪魔ってだけだ。

『範囲攻撃』『一斉発射』の『2回攻撃』【フルバースト・マキシマム】だ。
アームドビットと大型熱線砲(ブラスターキャノン)で纏めてぶっ飛ばしてやるぜ!


緋薙・冬香
【恋華荘】の仲間と

黒ギャル…
古から存在しながらもついに覇権を取ることは無く、
しかしながら決して滅びることも無い、
時折、芸能界とか清純派とかに侵食しては撃退されている、あの勢力が蘇ったというの!?
色白セクシーモデルの私としては見過ごせない事件ね…
必ず倒さなくては!

しかしイソギンチャク…は何故なのかしら?
深く気にすると負ける気がするわ倒すわね

触手の黒ギャルメイク効果は極力避ける方で
でもどうしても食らいそうなら背に腹はかえられない!
「ゴメン、いちご!私、色白巨乳キャラだし、いちごの黒ギャルメイクも見たいの!」(盾にする)
よくもいちごをこんな目に…
許さないわよ!(血統覚醒)



「く、黒ギャルの流行にイソギンチャクとは……」
「んなもん考えるだけ無駄だろ」
 ネウィラ・カーレンベート(銀の矢・f00275)がげんなりしている様子に、男らしいような答えを返すミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)。確かに考えるだけ無駄だろう。恐らく誰も答えは持ち合わせていないのだから。むしろ、知らないほうがいいような気もする。
「黒ギャル……まさかあの、覇権を握ろうとしてはその都度撃退されている、古からの言い伝えが復活したというの……!!」
「あ、あのー冬香さん……?一体何を言ってるので……?」
 緋薙・冬香(針入り水晶・f05538)の様子に戸惑いを隠せない彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)。もしかしたらきっとどこかの世界では黒ギャルが覇権を握っているかもしれない……そう思いたい人もきっといると信じて。
「何か関係ないナレーション入りませんでした?」
「気にすんないちご。空耳だろ」
 今回はツッコミ役になるであろう彩波の疑問に、ミスタニアはまたしも同じような答えで返す。ある意味今回の依頼では一番強いのかもしれない。
「イロジロ、イッパイ……」
「メイク、メイク……」
 4人につられたのか、黒イソギンチャク怪人達がわらわらと集まってくる。それぞれの触手がメイクするなら誰がいいのかと言わんばかりに、うねうねと蠢く。当然4人は嫌悪感しか抱かないわけだが。
「と、とりあえず魔法で吹き飛ばしましょうか……?」
「砲撃してぶっとばせば、なんとかなるんじゃねえのか?」
「私は燃やしてみますが……」
「え、じゃあ私はどうしよ……」
 それぞれが物騒なようなそうでないような会話をかわし、どうするかと考えている所に黒イソギンチャク怪人達は容赦なく触手を伸ばしてくる。
「ひぃっ!?」
「あぁ、もう!!どいてろ!!」
 思わず怯んだカーレンベートを守ろうと、彼女の前にミスタニアが躍り出る。触手は運よく掠る程度で済んだ、がしっかりと片目には真っ黒なアイシャドウが。
「み、ミスタニアさん……メイクが……!!」
「あぁ?こんなもん後で洗い流せばいいだけだろ。おらっ、お返しだ!!」
 お返しだと、ミスタニアのアームドフォートとブラスターキャノンの砲門が一斉射。黒イソギンチャク怪人達は悲鳴を上げながら吹き飛んでいく。火力は十分だが、数が数だ。それだけで殲滅とはならない。今度は別の触手が緋薙を襲う。
「えっ!?私!?えーっと……ごめんいちご!!私、色白巨乳キャラだし、いちごの黒ギャルメイクも見たいのー!!」
「へっ!?あ、あの冬香さーん!?」
 なんということでしょう。緋薙は彩波の後ろに隠れ、盾にするかのように触手へと突き出す。彩波は元々、緋薙を庇うつもりでいたのだがまさか先に盾にされるとは思っていなかったらしい。ただ情けない声を出す事しかできず、まともに触手からメイクを施されてしまう。
「うぅ……ひどい顔になっている気がします……」
 彩波の想像通り、真っ黒なアイシャドウに黒々とした艶のあるリップ、派手なマスカラとギャルメイク山盛りのケバケバしい事この上ない。
「……アレ、オマエ、オトk――」
「よくもいちごをこんな目にぃー!!」
 メイクを施した黒イソギンチャク怪人が何かに気づいて言おうとした矢先、緋薙がキレた。盾にした張本人なのだが、関係ないのだろう。黒イソギンチャク怪人からすればたまったものではないが……。
「エッイヤオマエがタテに――」
「そんな事は知りませんね!!いちごをよくもこんな色っぽ――じゃなくて、こんなひどい目にあわせて、生きて帰れると思わない事ね!!」
「ギャァァァァァ!?」
 ヴァンパイアに覚醒した緋薙が、黒イソギンチャク怪人を無残に引き裂く。一番理不尽な黒イソギンチャク怪人といえよう。結局ミスタニアと、緋薙の二人が暴れまわったお陰で黒イソギンチャク怪人達は全滅した。
「わ、私達何もできてませんね……」
「は、ははは……とりあえず、この化粧を落としたいです……」
 カーレンベートと彩波は顔を見合わせ、苦笑するしかなかった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『怪人『オンナマズ』』

POW   :    ジャイアントナマズ
自身の身長の2倍の【巨大ナマズ怪人 】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    ナマズ人召喚
レベル×1体の、【後頭部 】に1と刻印された戦闘用【ナマズ人】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ   :    矢ナマズ発射!
レベル×5本の【雷 】属性の【刺さるデンキナマズ】を放つ。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鳥渡・璃瑠です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「まだこれで終わってないのよねぇー……はぁ……次は怪人ブラックオンナマズよ。そいつはなぜか黒ギャルの噂とナマズが合体した怪人よ。さっきまでの怪人達と同じく、所かまわずメイクやら何やらを施そうとしてくるはずよ。細かい事は気にしないで。私もこれ以上、そんな事で悩みたくないから……。頼んだわよ!!さっさとこんなブーム終わらせちゃって!!」
 
 ブラックオンナマズ、襲来――!!
リステル・クローズエデン
「うん、ツッコミませんよ。無駄ですから。」

『先制攻撃3、マヒ攻撃3』
【我流忍術・空から金物】
時間差で一斗缶、金属のバケツ、金ダライをとばします。
「これは、ツッコミでは、ありませんからね。」

相手の攻撃は
『見切り2、第六感4、ジャンプ4』でかわします。
「なかなか愉快で厄介な攻撃ですね。」

「だーかーらー。メイクとは素材を生かすもの。
 あなたのやり方は、素材を覆い隠しているにすぎませんわ。」
「まあ、そこは人それぞれですが。」
「少なくとも、僕は、嫌です。(2回目)」



「ギョッギョッギョッ!! そこの色白のあなた!! 私のブラックメイクを受けなさい!!」
「結構、です」
 リステル・クローズエデン(記憶喪失の放浪者・f06520)はブラックオンナマズと対峙し、目をつけられていた。ブラックオンナマズは色白の女性を見るとブラックギャルにしたくなるのだ!!
「ツッコみませんよ? 無駄なので」
 ブラックオンナマズとは逆の方向を向いて、また何か言っているクローズエデン。貴重なツッコミキャラである。
「何を言ってるのか分からないけど、立派なブラックギャルにしてあげるわ!! ゆきなさい、メイク要員ブラックナマズン!!」
 メイク道具を持った小型のブラックオンナマズが何体もクローズエデンに襲い掛かる。が――
「中々愉快な攻撃ですが……五行金術、来たれ。笑いの神」
「オギョッ!?」
 突如、ブラックオンナマズ達の頭上から降り注ぐ一斗缶や金ダライ、金属バケツ。コテコテのツッコミに見えるが、本人はいたって真面目である。
「メイクとは素材を生かすもの。あなたのやり方は、素材を覆い隠しているにすぎませんわ。もちろん、それがいいという人ならば話は別ですが」
「だったらあなたもブラックギャルに……」
「僕は、嫌です」
 きっぱりと断るクローズエデンであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シャーリー・ネィド
だからボクは黒ギャルじゃないからね!
仲間を見るような目で見ないでよー!
それはともかく、相手は一体だけ
ぬるぬるは苦手だけど、数はボク達の方が上だよ!(※フラグ)

(※オンナマズは仲間を呼んだ!)
あれ、増えた?
な、仲間呼ぶなんて卑怯だぞー!
クイックドロウでナマズ人を片っ端から攻撃!
来ないでー!くるなー!やめろー!
ぬ、ぬるぬるいやーーー!!



「あら、そこのあなたは半分以上できあがってるじゃない。あとはメイクにアクセすればもう出来上がりよ?」
「だから、ボクは黒ギャルじゃなくてただ肌が黒いだけだってば!! 仲間じゃなーい!!」
 シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)は、また黒ギャル仲間と勘違いされていた。金髪で褐色肌というのは、ブラックオンナマズ等の怪人達から仲間とみられやすいらしい。ネィドからすればたまったものではないが。
「それよりも、こっちの方が数は多いんだからね!!さあ、今のうちに降参を――」
「はい、メイクしてきて」
「えっ」
 ブラックオンナマズはなかまをよんだ!! ネィドはこんわくしている!!
「あっまってまって。仲間呼ぶなんて聞いてない!! いやー!? ぬるぬるいやー!?」
 半狂乱になったネィドが熱線銃『シューティングスター』を乱射する。偶然なのか、放たれた熱線はブラックオンナマズ達へと命中。
「あぢっ!? 焼ける!? 焼きナマズになっちゃう!!」
「はひ、はひぃ……」
 肩で息をするネィドに、ツッコむ余裕はないのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

在原・チェルノ
たとえ顔を化粧で塗りつぶされても心までは塗りつぶさせない!
流星忍姫チェルノ、参ります!

矢ナマズの攻撃を警戒して懐に飛び込んで接近戦に持ち込み、サイキックブラストの一撃をお見舞い…
「え、やだ!ぬるぬるで滑っちゃう!?」
それでも諦めないで活路を見出すべく攻撃を繰り出し続ける
怪人のぬるぬるで身体中オイル塗ったみたいにテッカテカになっても諦めない!
で、戦闘が終わった後で自分の有様に気づいて
「あの、近くにシャワーか何かない?」


シズホ・トヒソズマ
【SPD】
出ましたねナマズ怪人!
さあ、引き続きかかってきなさい!

自分からやはり攻撃を受けていき、次第にマスクやスーツも破れてきて、マスクは目元だけのアイマスク状態になり、ギャルギャルした髪や肌、メイクが露出していき、ぴっちりスーツもいい感じに露出の多い服くらいになっていきます

『ふぅ、私をここまで追い込むとは……!(ああ、どんどん変えられるのがキモチよくなってます……♪いけない、ヒーローにあるまじき悪い癖が)』

ある程度メイクされたところで、脱力しマカブル発動。余波でメイクされてたアイアンメイデン人形でナマズ人ごと挟み込みます

『因果応報なんですけどー……おっと口調までつい』



ブラックオンナマズは戸惑っていた。理由は簡単。目の前にいる猟兵の一人がやばいのだ。雑に見えるかもしれないが、やばいといえばやばいのだ。
「さあ、私にメイクを!! さあ!!」
「ギョ……これ、本当にやっていいのかしら?」
「えーっと……まあいいのではないかと……」
 シズホ・トヒソズマ(ヒーローマスクの人形遣い・f04564)が両手を挙げて、ブラックオンナマズを挑発――ではなく誘惑というべきか。囮なのだろうが、本人が受ける気満々なのがブラックオンナマズを困惑させる。思わずもう1人いる猟兵である在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)に、やっていいのかと聞いてしまう。
「でも、なーんかこの子は少しギャルにし甲斐がないというか……」
「選り好みはよくないですよ!!」
「ま、まあまあ……」
 自分の中のブラックギャル像と違う事で、し甲斐を感じないブラックオンナマズに文句を言うトソヒズマ。そして、それを宥めるチェルノ。もはや立場が逆転している気がしなくもない。
「まあそれもそうね……なら、メイクの時間よ!!」
「あぁ、仲間にされてしまうー!!」
「え、えーっと……よし、やらせませんよ!! 流星忍姫チェルノ、参ります!!」
 半ば強引に戦闘に流れ込む2人と1匹。また召喚される小型のブラックナマズ達にメイクやらアクセやらを付けられるトソヒズマ。戦闘とはいったい何なのだろうか。
「おっと、少し悪い癖がでてしまいましたね……そろそろ反撃ですよ!!」
 メイクを施していたブラックナマズ達が、突如出てきたアイアンメイデン人形に挟まれる。
「ぬ、ぬるぬるで気持ち悪いぃ……」
 一方チェルノは、メイクこそ施されてはいないものの接近戦だったからかナマズのオイルでぬめぬめのテカテカに。ぴっちりスーツにこれはまずい。色々とお見せできない状況になってしまう。
「私をこんなことにするから、因果応報なんですけどぉー……おっと、つい口調まで流されて」
「しゃ、シャワー浴びたいです……」
 片付けはしたが、絵面的には敗北感が拭えない結果であった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

彩波・いちご
【恋華荘】の仲間と
「これ、ちゃんと落ちますよね…?」
黒ギャルメイクのまま…メイク落としなんか持ってきてないので、下手なこともできませんし
こんな顔、アイドル的には人に見せられないんですが
「うー…」思わず冬香さんを睨んでしまいますが…かといって今度は冬香さんを盾にするわけにもいかないですし、もうメイクされてるから今更ですし…いざとなれば今度は自発的に皆さんを庇いますよ
特にまだメイクされてないネウィラさんと冬香さんを…ミスタリアさんは気にしなさそうですし…
「あぶないっ!」…ん?なんか手に柔らかい感触が…ごめんなさいっ

えと、気を取り直して、【異界の触手】でナマズ縛ります
「皆さん、今のうちに!」


ネウィラ・カーレンベート
【恋華荘】の皆さんと引き続き。

先程は間一髪のところで黒ギャルになることからは逃れましたが、次はナマズ怪人…。
で、でも、先程とは違って相手が1体ならば、数で囲めば何とかなるはずです…!
い、いちごさん、ひとまず洗うのは後にしましょう…。

〈属性攻撃〉火の魔法で牽制し、できる限り近寄らせないように試みますが、
もし、それでも詰め寄られてメイクされたら、もうお返しに《炎神使役》で炎神に思いっきり殴ってもらおうと思います。

もし、もしですが、いちごさんに庇われたりして、その際に胸なんか触られたら、真っ赤になって少しの間固まってしまうかもしれません。
「ちょっ、いちごさん…そこは、ストップです…!」


ミスタリア・ミスタニア
【恋華荘】のと引き続きだな。

メイクがそのまま?別に死にゃしねぇだろ。気にすることじゃねぇぞ。
黒ナマズ?ったく、お前がこのよく分かんねぇ騒ぎの元凶か。

メイクされようが知ったこっちゃねぇから、いちごが動き封じた隙に『捨て身の一撃』で『ダッシュ』して突っ込むぞ。
まともな反撃があっても『電撃耐性』とビームシールドでの『盾受け』で防御して懐に飛び込んで『カウンター』だ!
怪人の懐に飛び込んだら『鎧砕き』『鎧無視攻撃』のパイルバンカーで『串刺し』だぜ!
そのまま『零距離射撃』の『2回攻撃』【グリュンシュトゥルム】で焼き魚にしてやるよ!
パイルバンカーで串刺しにしたままでの大型熱線砲(ブラスターキャノン)発射だ!


緋薙・冬香
【恋華荘】の仲間と

イソギンチャクは何とかなったけど、まだ大物が残っているのね
ここで気を抜くわけにはいかない…いかない…なんかすごく視線を感じるんだけども!?
あのー、いちご?
そんな可愛い顔で睨まれると私ちょっとゾクゾクする
いや、こんな人前でいちごに襲われるなんてっ(喜んでる)(妄想)

こほん、さて、ナマズを何とかするわ
血統覚醒を使用してからの鋼糸で攻撃
「新調したばかりだから勝手がわからないけれど!」
間違っていちごにひっかかって慌てて解こうとしたら、うっかり引き寄せてしまい、何故か一緒に絡まって身動きが取れず、胸を揉まれるとか、そんなことはないはずよ、えぇ!

あ、ちゃんと攻撃するわよ?倒すわよナマズ



「ギョッギョッギョッ!! あら、二人ほど既にメイクされてちゃってる子がいるわねぇ?」
「ふんっ、こんなもんされてるからって死ぬわけじゃねえだろ」
「あ、あんまり見ないで頂けると助かるのですが……」
 ブラックオンナマズが笑いながら見ているのは、ミスタリア・ミスタニア(宇宙を駆ける翠の疾風・f06878)と彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)。二人は黒イソギンチャク怪人から受けたメイクを落とす暇がなかったのか、そのままの顔で来ていた。ミスタニアも彩波も、黒系の化粧を施されたままなせいでブラックオンナマズから見れば、黒ギャルにするのは容易いと見えるのだろう。
「あ、後でちゃんと洗い落としましょうねいちごさん……」
「派手なメイクのいちごも可愛い……」
 ネウィラ・カーレンベート(銀の矢・f00275)が彩波を気遣う中、緋薙・冬香(針入り水晶・f05538)は一人悦に浸っていた。そもそも彩波がメイクまみれになった原因は緋薙が盾にしたからなのだが――。
「うーー……」
「はっ……!? いちごが私を睨んでいる……そんな可愛い顔で私をっ!! こんな人前でなんてっ!!」
「こいつ放っておいてもいいんじゃないか?」
「ま、まあまあ……」
 彩波に恨めしそうに睨まれ、一人さらに妄想の世界に入っていく緋薙。それを見て呆れるミスタニアと宥めるカーレンベート。カオス真っ最中である。
「なんだか私、置いてきぼりにされてるわね……」
 疎外感を感じるブラックオンナマズであった。
「こうなったら、全員強引に真っ黒にしてやるわ!!ビッグブラックナマズ!!やっておしまい!!」
 ずしん、と地響きを立てて出てきたのは一体の巨大なブラックナマズ怪人。
「はっ!!あれはまさか――ガンd」
「絶対違いますし白じゃなくて黒だし、色々とアウトなのでストップです!!」
 版権的にアウトな発言をする緋薙を遮る彩波。危うく依頼がここで強制ストップになるところでしたね。
「と、とりあえずあれを何とかしましょう!!」
 カーレンベートが火の魔法で牽制しようと試みるが、相手が大きすぎる。迫りくるビッグブラックナマズが、巨大な化粧道具を振り下ろす!!
「きゃぁぁっ!?」
「ネウィラさん!!」
 巻き上がった土煙が晴れていくと、彩波達の目の前に現れたのは同じように黒のアイシャドウやマスカラ、真っ黒なリップを施されてしまったカーレンベートが立っていた。肉体的なダメージ自体はないようだが……。
「だ、大丈夫ですか……? その、精神的に……」
「う、うぅ……!!」
 ふるふると震えるカーレンベート。ショックと怒りが混ざり合ったのか、炎がどんどんと強くなっていく。
「か――カウサテュ・エフリ!!」
「ぎゃああああああ!?」
 カーレンベートが召喚した3mほどの炎神が、思い切りビッグブラックナマズを殴り飛ばす。ナマズの焼けるいい匂いと悲鳴とともに、ビッグブラックナマズは消滅。恐らく一番怒らせると怖いタイプだ。皆も大人しい人ほど怒らせないように気を付けようね!!
「そ、そんなっ……一撃で……!?」
 さすがのブラックオンナマズもショックを隠せない。その隙を見逃さないのは彩波であった。
「ふんぐるいふんぐるい…、星海の館にて微睡む我が眷属よ!!」
「なぁっ!?」
 彩波の影から、大量の異界の触手が現れブラックオンナマズを縛り上げる。
「今です!! 皆さん!!」
「任せろ!!」
「分かったわ、いちご!!」
 鋼糸を用いて更に縛り上げる緋薙。ブラックオンナマズが全く動けないところに、とどめとばかりにミスタニアが突貫。
「串刺しになっちまえ!!」
「いぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
 ミスタニアの放ったパイルバンカがブラックオンナマズに刺さると同時に、ブラスターキャノンが火を噴く。ブラックオンナマズは完全に消滅。4人の連携の勝利である。
「やった!!やりましたねいちごさん!!」
「はい!!」
 きゃっきゃと喜ぶカーレンベートと彩波。だったのだが――
「あっ」
 鋼糸を戻そうとした緋薙であったが、慣れない武器だったのか謝って彩波を縛り上げる。
「わぁー!? な、なんでですかぁ!?」
「ご、ごめーんいちご!! すぐ解くからぁ!!」
「わ、私も手伝いますー!?」
 わちゃわちゃと鋼糸をほどこうとする二人。慌てたせいで胸が彩波の手に触れるわ当たるわ。
「わー!?」
「「きゃぁー!?」」
 細かい描写はないよ!!これ以上は青少年の目によろしくないからね!!
「何やってんだあいつらは」
 ミスタニアはその様子を離れた所から呆れ気味に見ているのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 日常 『禾厶走召めナニ″っτゑωτ″すレナー⊂″』

POW   :    『古い文明の装い』をより強めて怪人の存在を薄める。

SPD   :    最先端の装いを考え出して実践する。

WIZ   :    『古い文明の装い』の言葉を解読する。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「皆、よくブラックオンナマズを倒してくれたわね。一番強力な怪人はこれで消滅したわ。一応これでこの事件はおしまい――なんだけど。流行って言うのは去りやすいはずなんだけど、まだこの黒ギャルブーム自体は終息しそうにないのよ。あぁ、頭が痛い……。どうも、かなり力の弱い怪人がブームを維持してるらしいんだけど、ブラックオンナマズがいなくなった事でいずれ自然消滅する状態。だから放っておいても害はないんだけど、私はさっさとこんなの終わらせたいのよ。そんな訳だから、このブームを早期に終息させる!!というわけで、いくつか方法を考えてみたわ。ちっぽけな怪人の自然消滅を早めるための策!! 一つは古い文明の装い……まあ要するにこの黒ギャルっぽい衣装をより強いものにして怪人の存在を薄めてしまう。他には別のブームを作り出して、黒ギャルブームを終わらせる。最後は、難解なこの古い文明の装いの言語を解読、理解して何か手がかりやら情報伝達やらに使ってみる。まあどれも難しいけど、気楽にやればいいわ。失敗してもいずれこのブームは終わるしね。ただ、間違ってもブームに飲まれるんじゃないわよ!? いいわね!? 絶対流されるんじゃないわよ!!」
シズホ・トヒソズマ
【POW】
はは、ご安心ください!丁度よくギャルっぽい格好になってますから、派手にブームをばっと盛り上げて怪人なんていたっけ?くらいにしてきます!流されなんてするわけないですから、後で呼んだら確認にきてくださいね!


(その後)
あ、京ぴっぴーきたー?どーよ、このマンバメイクー?怪人とかもうマジ忘れて皆アゲアゲになってんよー!あ、このデコネイルもいいっしょー?ウチ着てる子もすっかり嵌まったっぽいんだわ。ま、本当に趣味にしちまったらそれはそれで新境地だしいーんじゃね?
んじゃ、京ぴっぴもー、皆でギャルメイクして徹カラパーリィもりあがろー!ダイジョブダイジョブ、今夜だけだと思って、打ち上げ気分でいこー!



キマイラフューチャーのとある街。綺麗な噴水、賑やかな屋台等で盛り上がる広場は今、大勢の黒ギャルで賑わっていた!!
「これが、本物の黒ギャル……!!」
 シズホ・トヒソズマ(ヒーローマスクの人形遣い・f04564)は街の黒々しさに興奮していた。いや、しないでいただきたいんですが。
「というわけで、あれらより更に派手派手になってブームを盛り上げて怪人の存在を消して見せます!!後で呼びに来ますので、京香さん見に来てくださいね!!」
「嫌な予感しかしないんだけどこれは」
 京香が隣でツッコまざるを得ない。もう絶対に流されるだろこいつといった愛でトソヒズマを見ている。
「では、行ってきます!!さあ、怪人の存在を薄めるほどのギャルになりますよー!!」
「だめだこれ」

 そして3時間後――

「京ぴっぴおまたー!!どう?マジイケてるっしょ?これで怪人とかちょっぱやでGHQするっしょ?」
「ほーら流されてるー!!」
 トソヒズマはすっかりギャルメイクを施し、派手なアクセサリーやネイルに露出の激しい上にラメでギラギラと光る衣装。やりすぎである。周りの黒ギャル達もまじやばいだとか、あこがれるだのなんだのと言って遠巻きに見ているのは結果オーライではあるが――。
「とりま京ぴっぴ、これから一緒にギャルメイクして徹カラからのパーリナイ行こうー!!」
「誰が行くかあぁぁぁぁぁ!!」
 当然行くわけがないのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

琶咲・真琴
最後の追い込み、と言う奴ですね
頑張りましょう!

ボクは魔法少女さんのことを黒ギャルブームしている人達におすすめしますよー!
これなら、黒ギャルさんと混ざっても大丈夫なのです!(どこが

ボクはメイドさんですから
お祖母ちゃん(familia pupaの女の子の片翼人形)に
魔法少女の格好をお願いしますね
神羅写成・人形乱舞でお祖父ちゃんお祖母ちゃんを増やして
ドンドン魔法少女さんの事を広めるのです

パフォーマンスで料理やお掃除のちょっとした裏技・小技を披露してアピール
「魔法少女さんは色んなことができるんですよー


あ、ボクはメイドさんの格好をしていますけれど
普通の男の子ですよ


京香さんとの絡みOK
アドリブ歓迎



「最後の追い込みですね!! 頑張ります!!」
 琶咲・真琴(今は幼き力の継承者・f08611)はふんす、と意気込みながら周りの黒ギャル達を見ている。琶咲はメイド服を着てきており、周囲の黒ギャルと比べると異様に浮いている――いや黒ギャル達の方が異常なのだが。それと見た目は女性っぽいが彼は男である。
「というわけで、この黒ギャルさん達には新しいブームとして、魔法少女を広めてあげますね!!」
 そういうと彼の2体の少年少女の片翼の人形の、少女の人形が魔法少女らしい可愛らしい衣装で辺りを飛び回る。さらに、彼の力で何体にも増えた人形は思い思いの方向へ飛び回っていく。
「なにあれ?」
「マジ可愛いんじゃね?真似してみね?」
 興味を惹かれた黒ギャル達は、真似するために衣装を探しに行く者や作りに家に戻る者が数多く見えだした。興味を惹かれていない者も、人形のパフォーマンスとして料理や掃除の小技を見せると、また一人また一人とブームを乗り換える。
「これで魔法少女ブームは間違いなし!! ですね!!」
 街にちょっとした魔法少女ブームが起こったのは、言うまでもないだろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

リステル・クローズエデン
【WIZ】『古い文明の装い』の言葉を解読する。

正直に言いますと、ファッション関係では役に立ちませんので。
みんな違ってそれでいい。
まあ、害になっていないならですが。

けど、このブームで力をつけた怪人が現れるのもシャクですね。

「で、この言葉ですか?暗号??絵文字???」
(謎の携帯端末を使う)『第六感4、情報収集8、撮影2、世界知識1』
「暗号ではないようですが……全体を見れば……」
「しかし、解読して役に立つのかも不明ですが。」
「隣り合わせの文字を繋げれば漢字になる?」
紙に同じものを筆で書いていく。
「ううん……」



リステル・クローズエデン(記憶喪失の放浪者・f06520)は、端末を前に頭を悩ませていた。
「う、うーーーん……ファッション関係では役に立たないからと思って、この暗号?解読することにしたのはいいですが……」
 彼女の端末に映っているのは、黒ギャルの一人が書いたメールの一通。情報収集の過程で手に入れたそれには、もはや日本語とは思えない文字が並んでおり、クローズエデンを大いに悩ませていた。ちなみにこのレベルの物は書いてる人もわかりません。
「暗号ではないのかもしれない……全体を見て……もしかして、隣り合わせの文字を繋げれば漢字になる……?」
 一人、紙に書き写しながら試行錯誤を重ねていく。

 ――二時間後。

「か、解読、できた……!!」
 目に見えて疲れが見えるが、解読できたと喜ぶクローズエデン。(ここからの解読結果はMSフィルターがかかっております。実際の内容とは異なる可能性が高い事をご了承ください)
「何だか謎の謝罪が入った気がするが……。まあいい。解読結果はこれだ!!『昨日のギャル会、マジわしょーいていうか、テンアゲのやばばばば。』……解読しても意味の分からない単語だらけなんだが……」
 解読したのに、無駄な時間をすごしたようにしか思えず崩れ落ちるのであった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

在原・チェルノ
【POW】
Σシズホさん大丈夫?正気に戻って!
っていうか何言ってるのかさっぱりわからないし!!

でもこれはかつて衰退した文化
だとしたらその滅びを加速すればブームの終息も早まるはずでは?
アーカイブによればこの頃のファッションは…

(その後)
どう?京香さん
(※あちこち大きな穴が空いたボディコンに下は紐みたいな極彩色の下着といった色々勘違いしたファッションで颯爽と登場)
ここまでハードル上げればついていけなくて脱落していくはずです!



怪人の存在を薄めるほどの黒ギャルになっていた猟兵にげんなりしていた京香。それを見て在原・チェルノ(流星忍姫チェルノ・f06863)は励まそうと声をかける。
「だ、大丈夫ですか京香さん!! 大丈夫ですよ、きっとあの人もそのうち正気に戻るはずです!! 何言ってるのかはさっぱりわかりませんが……」
「そうならいいんだけどね……はぁ、ほんとに怪人の存在、あれで薄まるのかしら」
 二人して肩を落として先を憂う。だがここで、在原の頭上に電球が灯るが如く名案が思い浮かんだ。
「あ!! いい事思いつきました!! あれはかつて衰退した文化。つまりその滅びを加速すればブームもすぐ過ぎ去るのでは?」
「嫌な予感がもう一度訪れたんだけど!?」
 京香にはもうこの先がどうなるか予想がつきすぎた。
「じゃあ早速やってきます!!アーカイブによるとこのころのファッションは――!!」
「もうあきらめモード入ろうかな……」
 京香は白い目で在原を見送るしかなかった。そして数分後。
「お待たせしました京香さん!!これでどうでしょうか? ここまでハードルを上げれば黒ギャル達もついてこれないはずです!!」
 在原の姿は、あちこち穴が開いた派手なボディコンに紐のような極彩色の下着。完全にアウトである。
「ついていくもなにもあるかぁー!!」
 京香の叫びはむなしく響き渡る。なお、怪人の存在を薄める一助にはしっかりとなったそうで――。

成功 🔵​🔵​🔴​

折紙・栞
「反省…してます…」
黒ギャルはお祭りじゃありませんでした
なのでしっかり勉強してきます

『古の文明の装い』についての言葉について資料を学習力と世界知識をフル動員して
「私、覚えます、黒ギャルを」

しばらくのち
とりあえず覚えたことを京香さんを相手に実践してみます
「うぇーい」
違います、間違えました、別の文献と混ざってます
「京ぴっぴ、ちょりーっす」
「まあなんつーか、あれだね、いみふ」
「まじめんご、おにめんご…」

…自分で何言ってるか全然わかりません

「私、には、無理、でした…」(くすん)
「これから、理解できない文化を、黒ギャルって呼びます」(こくり)

黒ギャルは悪い文明



「反省……です……」
 折紙・栞(ホワイトブック・ガール・f03747)は反省していた。なぜ反省しているのかは、本人にしかわからない。
「なので、私……覚えます、黒ギャルを。というわけで京香さん、お付き合い、ください」
「なんで?」
 京香が6歳児相手に容赦なくツッコむ。6歳児相手だろうと、関係ない。というかツッコんで止めないといけない。
「古の文明の装い、頑張って、学びます……!!」
「私、責任とらないわよ。絶対とらないわよ」
 あ、もう止められないなこの幼女と思った京香。責任は自分にない事を主張して見守るしかなかった。そして見ていること3時間。
「うぇーい。京ぴっぴ、ちょりーっす。まあなんつーか、あれだね、いみふー。まじめんご、おにめんご……」
「これ私逮捕されない?大丈夫?」
 今、目の前には覚えたてのギャル語を使う幼女がいる。それ以上でもそれ以下でもない。幼女の将来が心配にならざるをえない。
「……自分で、何言ってるか、わかりません。私、には、無理、でした……」
「うん、無理でいいと思うわよ。というか一生無理でいて、お願いだから」
 落ち込む折紙を見て、安堵する京香。これで幼女の将来は安心!!
「これから、理解できない文化を、黒ギャルって呼びます」
「よーし、この依頼をなかったことにしなさい。今すぐ」
 全く安心できなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シャーリー・ネィド
だめだこのブーム。早く何とかしないと…!
ボクのアイデンティティーのためにも!
(すっかり周りの黒ギャルに紛れてどこにいるか分からない有様)
とりあえず何とかしてみんなのメイクだけでも落とせれば…
(ぽくぽくぽくちーん♪)
閃いた!
激しい運動で汗をかけばメイクも落ちるよね!
けどこれだけの人数が運動できる場所なんて少ないから立ったままの状態で身体全体を揺する形のダンスにして、
動きを大きく魅せる為に手に羽根のついた扇みたいなものを持たせて、
あとは激しいビートのBGMに合わせる形でダンスすれば!

あれ、ボク何か間違ってる?



シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)。猟兵にして、祖先は偉大な海賊。宇宙海賊シャークトルネードを名乗る彼女のその姿は――黒ギャルだった。
「ちーがーうー!!ボクは黒ギャルじゃなーい!!確かに周りの黒ギャルに紛れて、完全に溶け込んでるけどさ……」
 一人突っ込んで落ち込むネィド。だが実際、彼女の健康的に焼けた肌は黒ギャル達の街に溶け込んでいるのも事実。
「メイクだけでもおとせれば……うーーーーん」
 ぽくぽくぽく、ちーん
「閃いたー!!汗!!激しい運動で汗を流せば、きっとメイクもおちるはず!!運動できる場所は少ないから、身体全体を揺するようなので……動きも大きく見せよう!!羽根のついた扇みたいなのも持って、激しいBGMを流せば……!!」
 実際にやってみた。流れるディスコリズム、揺れる胸にジュリ扇。これはまさに――
「これ何か違う気がする!!」
 某ジュリでアナなものを彷彿とさせる音楽にダンス。踊ってみたネィドが気づいた時にはもう遅い。見ていた黒ギャル達がこぞって真似をしだす。その勢いは止まることを知らず、新たなビッグウェーブへと繋がるのであった――!!
「ま、まあ結果オーライなの、かな……」

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年01月06日


挿絵イラスト