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大乱闘、イェーガー無双!

#UDCアース

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#UDCアース


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「皆さん、急な呼び出しに応じて下さりありがとうございます」
 不安定に揺らぎ、様々な世界の風景に移り変わるグリモアベースにのっそりと佇み、くりくりとした赤い瞳で猟兵達を見つめる人間とはまるで違う異形の姿をしたシャーマンズゴーストの少年、詩蒲リクロウ(見習い戦士・f02986)が大きく雄々しいその体躯の相反して丁寧な口調で話し始める。

「先程、UDCアースでとある邪神教団の一派が強力なUDCを召喚し、解き放とうとしている事を予知しました。このままではUDCアースに大きな被害が出てしまいます。その前になんとしても食い止めないといけません」
 そのつぶらな赤い瞳に強い意志を込め、リクロウは猟兵達を見つめる。
「幸いにも、この予知によって計画を企てている教団の拠点を発見し、特定する事ができました」

 リクロウはそう言うと、地図と写真を取り出し猟兵達に見せる。
「場所は、UDCアースの日本のとある遊園地で有名な観光地のある港湾を目指し航行している豪華客船です」

 リクロウは写真を指差しながら、一つ一つ現在知りうる情報、想定される状況、具体的な作戦を猟兵達に伝えてゆく。
「教団は既にいつでもUDCの召喚を出来る状態にあると思われます。このまま観光地に到着次第、召喚を行う物と思われます。ですので、それより前に転移にて船に乗り込み奇襲を掛けます」
「予知で見たUDCはとても巨大な竜の様な姿で、召喚されればそれだけで周囲に甚大な被害を与えかねません。なんとしても、客船が観光地に到達するより前に、決着をつけねばなりません。その関係上、時間を掛けて隠密行動を行い召喚自体を防ぐという作戦を取れませんので、逆に暴れまわり盛大に騒ぎを起こしちゃってください!」
「騒ぎが伝わればその時点でUDCの召喚が行われるかも知れませんが、海の上でなら民間人への被害を気にせず戦う事が出来ますので、UDCごと邪神教団の企みを叩き潰しちゃいましょう!」
「中には教団員の他に、教団の用意した群体型の邪神も徘徊している事でしょう。ですが、民間人はいない事は確認できていますので、敵を発見次第攻撃をして問題ありません。見敵必殺の心構えでお願いします!」
「ああ、それと客船はそう簡単に沈むものではありませんが、故意に攻撃し続ければ沈む可能性だって十分にありますので、くれぐれもお気をつけください!」
 勢いよく一息にそれらを告げると、一度呼吸を整え、猟兵達を見つめ直すリクロウ。

「それらが終われば、船の向かう先にある観光地にある遊園地で遊んでも構いません。戦いの後で疲れているでしょうが、せっかくの遊園地です、是非楽しんできてくださいね」
 リクロウは客船の写真を細かく千切りポケットに仕舞いながら、にっこりと笑顔をみせ微笑む。

「以上となります。なにかご質問はありますか?……無さそうですね」
「では、皆さん頑張ってください!」
 リクロウは応援の言葉を猟兵達に投げかけると、転移能力の発動を始め、猟兵達を送り出すのであった。


優柔蜜柑
 初めまして、今回が初シナリオの優柔蜜柑と申します。
 色々と手探りながらでの執筆となりますが、楽しんでいただける様に全力で挑みたいと思います!

 第一章では、邪神教団員や群体型邪神の群れを蹴散らしながら豪華客船を制圧していきます。客船の様々な場所に散らばり大暴れする猟兵達を描写する事になると思いますので、現在地や敵戦力にこだわらず、無双ゲームの様なモノと思ってプレイングを書いていただいて構いません。
 敵はワラワラ出てきます、教団員はとても弱いです。群体型邪神はちょっと強いですが、それでもユーベルコードを使えば薙ぎ払える事でしょう。

 皆様のプレイング、お待ちしております。
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第1章 集団戦 『マガツアリス』

POW   :    古き神々の意志
【邪神「第零の蟻」】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
SPD   :    呪われし鉤爪
【異様に膨れた両腕の鉤爪】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    軍隊蟻の行進
いま戦っている対象に有効な【悍ましき妖虫】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

清川・シャル
よっしゃーいくぞー!
元気いっぱい、足取り軽やかに!
高いところに登れたら登ります

そしたらほら

「これでも喰らいやがれですひゃっほーい!」

コード「爆竜戦華」で全ての武器から攻撃ですよ
当て放題です
わぁあ桜色が飛び交いますね〜

爆発終わりが見えたら、鬼金棒「ThornSociety」で殴りまくりです
途中からチェーンソーモードに切り替えて無双しますね!

船は沈まないようにしますから、あはは

竜はちょっと大きすぎるのでご勘弁願いたいなぁ



海上を不気味な静けさを纏いながら突き進むクルーズ客船。目前にまで迫った邪悪な陰謀を成し遂げるべく、邪神教団の一員達は粛々と事を進めていた。

 その沈黙を破るかの様に、突如として大きな爆発音が船全体に響き渡る。
「これでも喰らいやがれです、ひゃっほーい!」
 船の最上階の、その上。クルーズ客船でもっとも高い客室部分の屋上を陣取った金髪青眼の羅刹の少女、清川・シャル(バイオレットフィズ・f01440)は装備した武装の一斉発射を盛大にぶっ放し、クルーズ客船のいたる所を爆撃する。

「わぁあ、桜色が飛び交って綺麗ですね~」
 全身の装備がほぼピンク、武装もピンクなら使っている弾丸までドピンク色の少女は、自身の放った攻撃を眺めながらそんな呑気な事を呟く。が、そんなモノを撃たれた側は溜まったものではない。客室から甲板まで、ありとあらゆる場所に降り注ぐピンクの爆撃あめあられに、教団員は慌てふためきながら逃げ回る。

「船が沈むのは流石にやばいですからね!あとはこれで……、殴りまくりの無双しまくりです!」
 爆撃を終えたシャルは、これまたピンクでガンメタな色の目にも物理的にも痛そうな鬼金棒を担ぎ、混沌と化した戦場に向かって元気いっぱいに走り出すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

セレスティア・ナイトリー
「我は機械、心無き戦斗人形、ただ戦うためにのみ存在し、敵たる者を滅ぼす」
UCを使用しながらの掃討戦を実行する
集団戦において重視する項目は攻撃回数>命中率>攻撃力
敵の数、攻撃対象とする敵との距離、武器の使用順序、各武器のクールタイム、損耗具合、エネルギー残量等すべてをプログラムにて自動化し、効率的な殲滅を図る
「我が進撃の道を阻む者あれば悉く討ち伏せるのみ」

有力的との対峙時において重視する項目は命中率>攻撃力>攻撃回数
「戦闘力高値の個体を確認、脅威と認定し優先撃破目標とする」
無論、将にばかり気を取られることなく、近寄る雑兵も並行して迎撃、殲滅する



盛大な爆撃を皮切りに、猟兵達は各所に散らばり戦闘を開始した。顔に大きな傷を持つミレナリィドールの少女、セレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)もまた邪神教団のひしめくクルーズ客船への奇襲攻撃に参加し暴れる猟兵達の一人だ。
 「我は機械、心無き戦斗人形、ただ戦うためにのみ存在し、敵たる者を滅ぼす」
 彼女はその言葉の通りに、混乱に陥り逃げ惑う教団員を淡々と掃討してゆく。
 そこへマガツアリスの群れがセレスティアを取り囲むように現れる。
 奇襲に混乱する教団員と違い、群体型邪神であるマガツアリスは騒ぎを察知すると、すぐさま猟兵達を捕捉、排除を開始していた。
「ゥア……アア……ァアアッ!」
「戦闘力高値の個体を確認、脅威と認定し優先撃破目標とする」
 悍ましい叫びと共に襲い掛かるマガツアリス達に対しても、一切の動揺など見せず、即座に適切な攻撃方法を割り出し冷静に対処してゆくセレスティア。
 その徹底した機械的で効率的な殲滅は、教団員達の混乱を更に加速させ、奇襲作戦に大きな効果をもたらしていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アララギ・イチイ
豪華客船での戦闘行為って楽しみだわぁ
室内血塗れの無人の豪華客船って感じで、ホラー風味にしたいわねぇ

使用するUCは召喚・群狼戦術よぉ
大勢の狼さん達を呼び出して手当たり次第に敵を殺してもらいましょうぉ、もちろんホラー風味を出す為に物陰からの奇襲とか、生きたまま喰らわれたり、そんな感じでねぇ

私自身もホラー風味の演出に強力するわぁ
装備は魔術刻印(肉体強化)よぉ、狼さん達と同じ様に爪や牙を利用して敵を攻撃、生きたまま喰らってみようかしらぁ?
もちろん狼さん達を含めて、喰われる対象の反撃を考慮して行動するわよぉ

移動は(ダッシュ)で加速、(残像)を出しつつ、(迷彩)の能力で視認性を低下させるわぁ


明智・珠稀
ふ、ふふ。
船上で暴れられるのはなんだか浪漫がありますね…!
お任せくださいリクロウさん。
思う存分、刃を振らせていただきましょう、ふふ…!(恍惚&狂気の笑み)

■戦闘
【殺気】を纏い
悪い子はいねぇがぁぁぁ!とナマハゲばりに
迫りくる敵を妖刀で斬り倒す。
【第六感】で隠れる敵にも
「く、ふふ、みぃつけた…」
とどっちが悪い人かわからない雰囲気にて追撃。
「あぁ、もうキリがありませんね。私の青薔薇に愛されてください…!」
サウンドウェポンである三味線で【青薔薇吐息】を。
花弁と共に舞う用に妖刀を振るい
「あぁ、私とても幸せです…!」
【生命力吸収】しつつ、恍惚に無双するド変態。多少の傷もへっちゃら!

※アドリブ、絡み大歓迎!



さて、群がる敵集団を淡々と処理する者がいるならば、戦闘を楽しみ愉悦に浸る者もいる。
 アララギ・イチイ(ドラゴニアンの少女・f05751)、明智・珠稀(和吸血鬼、妖刀添え・f00992)もそんな戦いを楽しむ猟兵の様だ。

 二人は特に示し合わせた訳でもなく、偶然、両者ともに客室をメインに襲撃し、一部屋ずつ扉を開き、中を調べ尽くし、そこに居る者を皆殺しにした後にまた次の部屋を調べる。
 そんないっそ執念深さすら感じられる二人の行動が重なり合うのはそう遅くは無かった。
「あら?ストップよぉ狼さん。アレは猟兵だわぁ」
「ふ、ふふ。まさか、こんなところでお仲間に会えるとは思いませんでした…!」
「他の人達は広ぉい所に行ってるものねぇ。わざわざこんな狭くて数の多い客室層を担当したがる人はいないもの、ねぇ?」
「ふ、ふふ。では、私達は物好き…、という事でしょうか?」
「ふふふ、そうなるわねぇ♪」
 二人はお互いに血に濡れた体と得物を見ながら、世間話をするかの様に談笑した後、行動を共にした。
 そこから行われたのは一方的な虐殺、と言っても過言ではない程凄惨な物であった。
「く、ふふ、みぃつけた…!」
「ヒッ……おたすけ、ガッ」
「ヒ…ヒィィ………ギャッ!?」
「あらぁ、お仲間を見捨てて逃げ出すなんて非情な人ねぇ、狼さん、ソレ食べてもいいわよぉ」
「や、やめ…ギャアア!!」
 珠稀の第六感とアララギの召喚した狼達が教団員を見つけだし、それを妖刀で斬りつけ、爪で引き裂き、牙で食らいつき。そして、それを見て逃げ出す教団員にはアララギの狼が襲い掛かり食らい尽くす。
「ふ、ふふ、朗報です…!次の部屋にはどうやら、例の群体型の邪神が居そうです…!」
「あは、それは楽しみだわぁ、邪神ってどんな味がするのかしらぁ?」
「ふ、ふふ、どうでしょう?良ければ後で感想を聞かせていただきたいですね…!」
「あなたも食べていいのよぉ?」
「ふ、ふふ」
「あはは」
 二人は談笑を続ける。その合間にも殺戮の手は止まる事は無く、客室層に居た教団員とマガツアリスの殆どを殲滅し尽くした。
「あぁ、私とても幸せです…!」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

雪華・グレイシア
UDC、ね。ボクの探し物の手がかりはあるかな

怪盗衣装に身を包み、他の猟兵たちとは少し離れた場所で制圧していこう
群れるのは好きじゃないし、お互い邪魔になっても困るだろう?

【POW】
涼やかな歌を奏でながら、ユーベルコードで霜の巨人を呼び出すよ
敵を凍らせながら、一緒に砕いて回るとしようか


時雨・零士
「邪神の僕ども!テメェらの企み…俺達が必ずぶっ潰してやる!」

アクセラレイターに【操縦】【騎乗】のまま客船へ突入。
敵集団に突っ込み、薙ぎ倒しながら敵集団の真ん中でヒーローらしく完全戦闘形態へ「変身」!!
敵の信者や眷属どもを薙ぎ倒すぜ!
敵の攻撃は【ダッシュ】【見切り】で回避し、素早く接近してドライバーの力による挌闘戦。
眷属の数が多く、格闘では辛くなったら【フォームチェンジ】。
風を操って風の刃や風の弾丸で遠距離から敵集団を薙ぎ倒し、風を纏った高速移動による接近で、風の力を圧縮した一撃をアリスの甲殻の間や露出した顔面等に叩きつけて敵を粉砕!
敵を一体ずつ確実に仕留めて行くぜ!



その頃、クルーズ客船の中央エントランスホールでは、多数の群体型邪神『マガツアリス』を相手に一人の猟兵が奮戦していた。

 猟兵の名は雪華・グレイシア(アイシングファントムドール・f02682)。黒いマスクで素顔を隠し、怪盗衣装に身を包んだ美しい少年だ。

「ァアアゥアア!!」
「ゥア……ァアア!!」
「やれやれ、こんなにも数が居るなんて…ね!」

 グレイシアは涼やかな歌を響かせながら、自身のユーベルコードで召喚した霜の巨人によってマガツアリス達を凍結させ、それを砕き倒してゆく。

「一個体は脅威と呼べる物ではないけれど、ここまで数が多いと厄介だね」

 敢えて他の猟兵と離れた位置で一人制圧する事を選んだグレイシアだが、運悪くマガツアリス達が集団にぶつかり苦戦を強いられていた。
 軽やかな動きでマガツアリスの攻撃を避けては、霜の巨人との連携攻撃で撃破してゆくグレイシア。しかし。

「ぐっ…この!」

 次から次へと現れるマガツアリスの群れに次第に追い詰められてゆき、遂に回避直後の隙を狙われ、マガツアリスの大きく鋭い鉤爪がグレイシアを切り裂くべく振り下ろされる。

 しかし、その攻撃がグレイシアに届く事は無かった。

「間一髪、だな。大丈夫か?」

 大型宇宙バイク『アクセラレイター』を駆り、エントランスホールに突入しグレイシアに攻撃しようとしたマガツアリスを跳ね飛ばした時雨・零士(仮面ライダーデオルム・f04112)は、グレイシアに声をかける。

「ああ、ありがとう。助かったよ」
「どういたしましてだ。さて…」

「邪神の僕ども!テメェらの企み…俺達が必ずぶっ潰してやる!行くぜ、変ッ身!」

 その言葉と共に、零士の身体は強固な外装甲に包まれ、混沌のオーラと黒い風を纏った仮面ライダーデオルム・ハスターフォームに変身する。

「そんじゃ、共闘と行こうか!」
「群れるのは好きじゃないのだけどね」

 二人はそう言葉を交わすと同時に、マガツアリス達に向かって駆け出した。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『雷穹龍グローレール』

POW   :    雷霆光輪
【超高熱のプラズマリング】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    撃ち砕く紫電
レベル×5本の【雷】属性の【破壊光線】を放つ。
WIZ   :    ドラゴニック・サンダーボルト
【口から吐き出す電撃のブレス】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠神楽火・皇士朗です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


クルーズ客船の機関室。暗く、淀んだ空気の漂うそこは、怪しげな魔法陣と祭具が所狭しと敷き詰められた儀式場と化していた。
「クソックソッ、何故バレた!?やつらは何処から来た!?」
 黒ローブの教団員幹部が怒声を響かせながら、当たり散らす。
 そこかしこから爆発音や騒音が鳴り響き、それらは確実に機関室にも近付いているのが教団員幹部にも理解出来た。
「ここまでだと言うのか!?大願成就まであと少しだと言うのにか!?……クソッ、止むを得ん。街までまだ距離はあるとは言え、あの狂える龍神ならば奴らを全て焼き尽くし近辺の街を焼き尽くしてくれるだろう。」
 教団員幹部は、迫る喧騒を背に不気味に光を放つ祭具を掲げ召喚の儀式を始めた……。

 そして。

 今ここに、荒れ狂う雷龍は招来された…。
ドンッ

 船が大きく揺れる。
 その後、大きな轟音と共に船の甲板は砕かれ、そこから一体の巨大な龍が飛び出す。

 その名も雷穹龍グローレール。

 荒れ狂う雷の化身はクルーズ客船を優に超える巨体を空に駆け上らせた後に船を睥睨する。
 自身の眠りを妨げる不届き者を排するべく、その瞳をぎょろりと動かす雷穹龍の目に映った者は……。

 空を睨み、臨戦体勢を整える猟兵達だ。

 船の大掃除は既に完了した。

 さあ、猟兵諸君、龍退治の時間だ。
清川・シャル
おおお…龍です!
初めて見ました!
っと感動している場合ではないですね
全力で行きましょう

身体能力の全てを使って避けながら攻撃します
ぐーちゃんで攻撃しながら走り回り
ThornSocietyで殴り掛るチャンスを見極め
コード【鬼神斬】を

危険な時は迷わず後退
ぐーちゃんでの射撃は続けます

繋ぎはどなたかお任せしますよーっ

陸はまだ見えませんよね?
被害が出ないように速やかに排除排除です


アララギ・イチイ
あらぁ、素敵な大物ねぇ
ちょっと大技を狙ってみましょうかぁ

中~遠距離から味方の援護射撃よぉ
装備は速射砲×2を使用だわぁ
徹甲弾(鎧砕き・鎧無視攻撃)を使用して交互撃ち(2回攻撃)するわぁ
私には飛行能力があるから、敵の姿が見えるなら上空に飛んで射撃かしらねぇ
ワンちゃん達が生き残っているなら、味方の援護に回すわぁ

で、支援射撃しつつ集束砲撃のチャージを始めるわぁ
100%チャージした後、敵の動きを(見切り)、急降下で敵を肉薄、(捨て身の一撃)で至近距離での集束砲撃を叩き込むわぁ(余剰魔力の放出で髪が真っ赤に染まり、火の粉の様な物が排出されます

敵の攻撃も警戒、シールドビットで(盾受け)の用意しておくわぁ



「おおお…龍です!本当に龍ですよ!始めてみました!」
「あらぁ、素敵な大物ねぇ」
 空を翔ける雷穹龍を指差しはしゃぐ清川・シャル(バイオレットフィズ・f01440)と目の前の敵が強大である事に喜ぶアララギ・イチイ(ドラゴニアンの少女・f05751)。
「っと、感動している場合ではないですね、全力でいきましょう!全力で!」
「そうねぇ、じゃあちょっと大技狙って見ましょうかぁ。お手伝いして貰っていいかしらぁ?」
 会話する二人を他所に雷穹龍は身体を輝かせ、超高熱のプラズマリングを生成し船に向かって放つ。

「大技ですか!良いですね!もちろんお手伝いしますとも!豪快にやっちゃいましょう!」
「あらぁ、嬉しいわぁ」
 放たれたプラズマリングは船の触れた部分を溶かす、破壊するも持ち前の機動力で二人は難なく回避した。
「じゃあ、ちょっと失礼してぇ」
「およ?お、お、おおおおー!?」
 小柄なシャルの身体をひょいと抱きかかえながら自身の翼を羽ばたかせ、空に舞い上がり雷穹龍と同じ舞台。いや、それよりも遥か上空に飛び上がるアララギ。
「私がチャージしてる間、お願いねぇ」
 そういって口に周囲の魔力を集め、大技の準備をするアララギ。
 その間にも自身の兵装である速射砲型のビットを2門召喚し絶え間なく雷穹龍に攻撃を仕掛け、シールドビットにて自身を護衛させる。初めからシャルなど必要なさそうにも見えるが、もしもの時の保険と、そちらの方が楽しそうという、それだけの理由だ。

 当のシャルはと言えば、突然抱えられ何がなんだか分からない状況だが
「とにかく撃てばいいんですねっ!」
 と、お気に入りのピンクのグレネードランチャー、ぐーちゃんを構えとにかくやたらめったらに雷穹龍に向かってグレネードを放つ。

 逃げ場のない空中に飛び上がり、煩わしい攻撃を仕掛けてくる二人の猟兵をギロリと睨む雷穹龍。
 まずはあの二人を始末する。
 そう決めた雷穹龍は、その巨体を大きく脈動させると同時に煌々と輝かせ、再び超高熱のプラズマリングを生成し始める。

「おおっと、あれは不味いかもですね!よっ、と…。では大技任せましたよ!」
 雷穹龍がプラズマリングの生成し始めたのを見た瞬間、シャルは自身を抱えるアララギの手を解き、近くにあったシールドビットを蹴り、雷穹龍に向かって急降下を行う。
「その攻撃!まったぁぁぁあ!」
 いつの間にか構えた自身の愛用のドピンク鬼金棒「ThornSociety」を振りかぶり、雷穹龍がプラズマリングを生成しきるよりも早く重く鋭い一撃を叩き付けた。
「グォォォォッ!!!」
 その重く鋭い一撃は雷穹龍の巨体を水面近くまで叩き落とす程に痛烈であった。

「無茶するわねぇ。でも、良い攻撃だったわぁ」
 シャルの予想外の行動にワンテンポ遅れつつも、急降下を仕掛けたアララギはシャルの作ったその隙を逃す事無く、雷穹龍に向かって接近し空中を自由落下するシャルを回収しつつフルチャージの大火力魔力砲撃を放ち雷穹龍の胴体を撃ち抜く。
「グ、グォォォォッ!?!?」
 シャルの攻撃で怯んだ瞬間にアララギの強力な魔力砲撃を直に食らった雷穹龍の巨体は、水飛沫を上げながら水面に着水する。
「おおー!これなら他の人も叩きやすいですね!これも作戦ですか!?」
「ふふふ、そういう事にしておこうかしらぁ」

 上手く連携し大きな成果を上げた二人は、空中で2,3の会話を交えた後に、未だに瞳の色を失わぬ雷穹龍を討ち倒すべく追撃を開始するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

明智・珠稀
ふ、ふふ…!
壮大なドラゴンのお出ましですね…!
これは更に戦いがいがありそうです、ふふ…!(恍惚の表情で)
さぁ、楽しみましょう…!
(白い翼の生えた真の姿に変化。妖刀による斬撃と)
さぁ、私を捕まえてください、ふふ…!
(【力溜め】し、【妖剣解放】による衝撃波を)
貴方を呼んだ方々はもうおりませんよ。貴方も大人しくなさってください、ふふ…!
(敵の攻撃には【第六感】でタイミングを合わせ、【妖剣解放】による高速移動で【残像】を作り回避)
あぁ、楽しい、楽しいですね、ふふ…!
(攻撃受けても笑みを浮かべ。恍惚の表情で激しく刃を振るう)
あぁもっとです、もっと楽しみましょう…!

※アドリブ、絡み大歓迎です!


セレスティア・ナイトリー
敵の動きや攻撃を観察しつつ、最もダメージの通るであろう箇所を目掛けてユーベルコードにて渾身の一撃を放つ



二人の猟兵の活躍で水面に堕ちた雷穹龍を各々追撃する猟兵達。しかし、雷穹龍に決定打を与える事は出来ず、その怒りを深めるばかりだ。
「ふ、ふふ。荒れ狂うドラゴンを相手取るなんて機会に巡り会えるなど、ふふ…!」
 そこへ、白い翼を羽ばたかせた真の姿を開放した明智・珠稀(和吸血鬼、妖刀添え・f00992)は、恍惚とした表情を浮かべながら雷穹龍へ接近する。
「さぁ、楽しみましょう…!」
「グゥオオオオ!!」
 自身に妖刀に宿るの怨念を纏わせ高速移動と斬撃による衝撃派の放射を可能とする妖剣解放を使い、残像が残る程のスピードで空を舞い雷穹龍の放つ紫電の光線を掻い潜り斬撃にて確実にダメージを与えてゆく。
「さぁ、早く私を捕まえてください、ふふ…!でなければ、斃れるのは貴方の方ですよ?」
「グォオオォォ!!」
「ふふ…!あぁ、楽しい、楽しいですねぇ…!」
 雷穹龍の放つ紫電はその怒りに呼応するかの様に激しく強く放たれ、妖剣解放の高速移動ですら避けきるのは難しい程となる。しかし、その痛みすら珠稀は歓び、同じ様に激しく強く斬撃を放ってゆく。

 一方、珠稀が雷穹龍が注意を引き付けている間、海の中から雷穹龍に近づく者が居た。
 それは大きな傷を持つミレナリィドール、セレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)である。
 彼女は雷穹龍により大きく致命的な傷を負わせるべく注意深く観察し、幾度も計算を走らせ、最適な行動を弾き出す。
「(全兵装の蒸気回路連結を確認)」
 魔導蒸気式の推進機にて水中を凄まじい速度で泳ぐ彼女は雷穹龍の真下に位置すると、静かに自らの武装を連結、合体させる。

「ふふ…。もっと、もっと楽しみましょう…!」
「グゥ、グオオォォォ!!」
 未だ上空では、自らの傷をも厭わぬ珠稀と雷穹龍の激しい撃ち合いが続いていた。
 しかし、それも長くは続かず、このままでは拉致が明かないと判断した雷穹龍は大技で一気に勝負を決めるべく、大きく高度を下げ珠稀から距離を取り、全身を輝かせ始める。

「…!」
 大きく高度を下げ水面近くまで雷穹龍の『顔』が近づいたのを確認すると、セレスティアは自らの蒸気式推進機を真下に向けて噴射し、水面から飛び上がる。
 その勢いに任せ上空へ飛び上がり、自らの武装を変形合体させた大剣を雷穹龍の『眼』を目掛け振り被り、そして。
「我が最大の一撃を以って粉砕する!」
「グ、グガァァァッ!!!?」
 セレスティアの放った一撃は雷穹龍の片目を完全に破壊し、見事に雷穹龍に致命打を与える事に成功したのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

時雨・零士
アクセラレイター【騎乗】【操縦】で空中を駆け、敵の周囲を螺旋状に回る様にして攻撃を【見切り】【第六感】で回避しながら【力溜め】しつつ接近。

敵の致命傷になり得る首元(逆鱗)を狙って【グラップル】【力溜め】【捨て身の一撃】を乗せた【カオス・ストライク】で一撃必殺を狙って叩き込む!!
一撃で足りなければ、再度アクセラレイターで敵の背に乗り移って格闘【グラップル】を仕掛けたり、再度【カオス・ストライク】を脳天か顎下から叩き込んでやるぜ!!

「ドラゴン退治の始まりだ!行くぜ、アクセラレイター!!」
「これが…俺の全力の一撃だ…っ!!!」


ゼット・ドラグ
「雷の龍か。面白そうだ、殺し合おうや」
ドラゴン絶対殺す戦闘狂。初めてみるタイプのドラゴンに心が躍る。
他の参加者の動きを見つつ、プラズマリングの被害を最小限に抑えられるように黒剣で立ち回りながら隙を伺う。
相手が大きな隙を見せたらひげ、角のどちらかを狙って黒剣で攻撃する。
「他の部位が弱点かもしれないが、雷は大体この辺で操ってそうだな?」



片目を潰されてなお龍は大いに暴れ、怒りに狂う。今まで与えた傷は龍に確かなダメージを与え、既に瀕死の体と言ってもおかしくは無い。
 そんな状態でありながら、雷穹龍グローレールはその身に紫電を纏い、周囲にプラズマと化した高圧の電流を無造作に放っては、海を、空を焼き尽くし、そして、クルーズ客船ごと猟兵達を尽くに破壊せんと一直線に突撃をしてくる。
 そんな雷穹龍を前に二人の猟兵が立ちはだかった。
「随分と出遅れちまったぜ」
「ははっ、今から取り返せばいいんだよ。しかし、雷の龍か。面白そうだ、殺し合おうや」
「ああ、そうだな!ドラゴン退治の始まりだ!行くぜ、アクセラレイター!!」
 迫り来る雷穹龍に臆する事なく大型宇宙バイク・アクセラレイターを駆る時雨・零士(仮面ライダーデオルム・f04112)と、その後ろに掴まり共に往くゼット・ドラグ(竜殺し・f03370)。
 雷穹龍は再び大きく咆哮をあげ、超高熱のプラズマリングを放つ雷霆光輪を二人に向かって放つ。
「そら、来たぞ!」
「おう、任せろ!」
 零士の操るアクセラレイターは、零士の操縦力とその機動力で雷穹龍の攻撃を見切り、回避してゆく。時には、ゼットが黒剣で弾き防御する事もありつつ、徐々に雷穹龍との距離を縮めてゆく二人。
「そろそろ潮時だと思うが?」
「ああ、ここで決めようか!」
 ゼットの問いに零士は答え、二人は雷穹龍に向かって攻勢に出る。

 先行したのは、零士だった。
 アクセラレイターを足場とし、大きく跳躍した零士は、雷穹龍の逆鱗に目掛け自身の必殺技カオス・ストライクを放った。
「コイツでトドメだ…!!!」
「ガ、ガァアアアアアアッ!!!」
 その言葉と共に放たれた零士の必殺の蹴りは雷穹龍の逆鱗を破壊し、大きなダメージを負わせた。しかし、雷穹龍は未だ斃れる事はなかった。
「なん…ッ!?」
「任せろ!」
 必殺の一撃を食らってなおも健在の雷穹龍に驚く零士。その後ろからゼットが続いた。

「他の部位が弱点かもしれないが、雷は大体この辺で操ってそうだな?」
 後に控えていたゼットは、零士の攻撃で怯み大きな隙を見せた雷穹龍の顔面に黒剣を突き刺して飛びつき、そのまま攻撃を加え両角、両髭を裁断する。
「さて、美味しい所はくれてやるよ。もう一回ぶちかましてしまえ!」
 ゼットは零士に向かってそう叫ぶ。
「ッ!わかった!うぉおおお!」
 逆鱗を破壊し、再びアクセラレイターに飛び乗った零士は雷穹龍の真上までアクセラレイターで飛び。
「これが…俺の全力の一撃だ…っ!!!」
 そこから雷穹龍の脳天を目掛け、再び全力のカオスストライクを放った。

「グォ、ォオオオオオオオォ……」

 その一撃を以って、雷穹龍グローレールとの戦いは決着し、邪神教団の企んだ事件は終結した……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『楽しい遊園地』

POW   :    ジェットコースターに乗る

SPD   :    お化け屋敷やミラーハウスに入る

WIZ   :    メリーゴーランドや観覧車に乗る

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


雷穹龍を召喚し、観光地を混乱に陥れようとした邪神教団と決着をつけた猟兵達を乗せた、ボロボロのクルーズ客船は無事に港湾に停泊した。
 もちろん、そんな物が観光地に停泊すれば民間人には大きく注目されるが、それはそれ。現地のUDC組織は後始末に追われる羽目になったが、今回猟兵達には縁なき事だ。

 そんな現地のUDC組織ではあるが、観光地にある遊園地を貸し切ったので一日自由に遊んでくださいと申し出てきた。
 功労者である猟兵達を無下にする訳にも行かず、さりとて、このまま自由に行動させて仕事が増える事も厭ったのかは、定かではないが、せっかくの観光名所だ。
 存分に羽を伸ばすとしよう。
明智・珠稀
ふ、ふふ。
良い運動が出来た上に、素敵な施設で遊べるなんて有難いお話しですね…!
遊園地、初めてです。
ふふ、楽しませていただましょう…!
(あれば遊園地のマスコットキャラクターの耳をつけたり、ノリノりのド変態)
あぁ、ホットドッグにアメリカンドッグ…食べ物も美味しそうですね。
生クリームたっぷりのクレープも美味しそうです、悩みます…!
(色々食べるド変態)

それでは、お化け屋敷に入ってみましょう。
どんなお化けが私を辱めてくださるのでしょう…!(頬を染め)
違いますか、そうですか。
(お化け屋敷には全く怖がらず、「ふ、ふふ、あぁ趣向が凝っていますね…!」等、むしろお化けを怖がらせたい)

たまちゃん、充実です…!



さて、今回の作戦の功労者である猟兵の一人、明智・珠稀(和吸血鬼、妖刀添え・f00992)は、ものすごくノリノリで遊園地を楽しんでいた。
 どれくらいノリノリかと言うと、頭に遊園地のマスコットキャラのつけ耳を装着し、レストランや露天、お土産屋の食べ物を買い漁っては恍惚とした表情で食べてゆく。
「あぁ、ホットドッグにアメリカンドッグ…食べ物も美味しそうですね。生クリームたっぷりのクレープも美味しそうです、悩みます…!」
 マジでどんだけ食べんだこの変態。

 そうして、食べ物を巡って練り歩いた後はアトラクションである。
 コーヒーカップを全力で回転させてみたり、ウォーターライドで水を全身に浴び煌めいてみたりと絶好調である。
 そんな珠稀(変態)が次に向かうべき場所は、おばけ屋敷である。
「どんなお化けが私を辱めてくださるのでしょう…!」
 と頬を染め、ウッキウキで乗り込んで行ったが、おばけ屋敷はそういう所ではない。
 そんなこんなで変態(珠稀)は何気にクオリティの高いおばけ屋敷のおばけや備品をジロジロ眺めてはスタッフを逆にビビらせたりと迷惑過ぎない程度に迷惑を掛けつつ。
「ああ…!」
「たまちゃん、充実です…!」
 と、満足するまで遊び回り充実した一日を送ったそうだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

清川・シャル
終わりましたね〜
みなさまお疲れ様ですっ

さて遊ぶとしましょう!
装備品はしっかり預けましょうね

ジェットなコースターにチャレンジしたいです
し…身長……大丈夫ですね、クリアですね!
乗れますねやった!!

がたがたと登っていって…
はぁあ…落ちる!おちるーーー
お尻が浮くー!
体が浮く?
きゃーーー
あはははははっ
落下感も楽しんでいつの間にか笑っちゃいます
どんな状況でも楽しんだ者勝ちだと思うんです!

はぁ楽しい!
髪の毛ぐっちゃぐちゃ〜…
よし、もう1回ですよー!
より過酷なジェットなコースターに挑みたいですね!!


セレスティア・ナイトリー
戦いが終わったようですね。
折角のご提案、お断りする理由もありません。
行列のできる人気アトラクションを貸切で遊べるのは貴重です。
普段はリミッターのかかっているジェットコースター、脱線しないギリギリまで速度を上げてみていただいたらどうなるのでしょうか。
飛ばされないようには気を付けないといけません。
(飛ばされても平気かとは思いますが……肉体強度的に)



一方、こちらは女性陣。
 清川・シャル(バイオレットフィズ・f01440)とセレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)は普段なら長蛇の列となるジェットコースターで遊ぶようだ。
「身長がすこーし心配でしたがクリアしました!これで心置きなく乗る事が出来ます!」
「はい、良かったです。行列のできる人気アトラクションを貸切で遊べるのは貴重ですから。」
 二人は長い待機列場をスキップすると、そこの担当スタッフに言われる通りにシートベルトを着け、コースターに乗り込む。
「どんな風に落ちたり、揺れたりするんでしょうかねっ?もしかしたら、宙づりになったり振り落とされそうになったりするかもですよ!」
「このジェットコースターはそこまで激しい物ではないと聞きますので、その心配はいらないと思いますが……。」
 二人を乗せたジェットコースターは静かに発進し、ゆっくり、ゆっくりと上昇してゆく。
「そろそろですか?そろそろですか!?」
「……」
 はしゃぐシャルと静かに構えるセレスティア、対称的な二人を乗せたコースターは長い長い上昇の後に___
「はあぁ…落ちる!おーちーるーっ!」
「…ッ!」
 ___一直線に降下した。
「あはは!お尻が浮いてるー!身体も浮いてる!?きゃーーっ!」
「これは……確かに迫力が…!」
 長い登りレールに見合った角度のついた急な落下を終えた直後にレールは右に左にねじれ、揺れるコースターに振り回される身体。
 そんな『激しくない』という前情報はなんだったのかと言わんばかりの迫力満点のジェットコースターが数分後、再び始発点に戻ってくる。
「あははははっ!あーもう髪の毛ぐっちゃぐちゃですよー。よーし、もう一回!」
「はい、これだけ揺れる物とは思っても見ませんでした。……もう一度ですか……。なら、少し待っていてください」
 乱れた髪を手ぐしで整えつつ、もう一度と意気揚々と宣言するシャルを静止し、セレスティアはコースターから降り、スタッフと何やら会話をし戻ってくる。
「あ、おかえりなさーい!なにを話してたんですー?」
「少々、ジェットコースターを脱線ギリギリまで速度を上げれないか交渉してきました。事故を起こさないギリギリまでならオッケーだそうです」
「へー、速度をですかー………え?」
 とても不穏な事を宣ったセレスティアに呆気を取られるシャルだったが、そんな事知ったこっちゃないと言わんばかりにコースターは発進を始めた。

 その後、大きな絶叫と楽しそうな笑い声が響いたが、スリルを求めてジェットコースターに乗り込んだ二人は大いにアトラクションを楽しんだようであった。

 それとお客の要望と言え危険行為を許可したスタッフは大変怒られた様であるがそれはまた別のお話……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

化野・那由他
客船がボロボロになっていたわ。大変な戦いだったのでしょう。私もこっそり遊園地で遊んでみようかしら。

折角だしお化け屋敷に入ってみましょう(怖いのが苦手なくせに入ってみたがる)。こういう雰囲気に触れれば、失われた記憶も戻ったりするかも、なんて。
古井戸から出てくる幽霊に「ひえぇえぇぇ!?」と驚いたり、追いかけてくる『なにか』に腰を抜かしたり、お化けの方がびっくりするような悲鳴をあげたりしつつガクブルしながら進みます。
可能なら観覧車にも乗ってみたいですね。リクロウさんもご一緒に如何ですか?
「こういうことが楽しめるのも、邪神教団の企みを叩き潰せたが故ね」
皆さんの活躍に思いを馳せつつ。

※アドリブ歓迎です。



再び、お化け屋敷に視点は戻り、一人の女性がやけにクオリティの高いお化け屋敷に入ってゆく姿がそこにあった。
 このお化け屋敷は、雰囲気や演出も去ることながら、スタッフの化粧や仮装にもとても気合が入っており、それはそれは恐ろしい体験が出来る物であった。

 古井戸から這いずり出る長髪の女霊、奇妙な叫び声を上げながら追いかけてくる大男に、近寄るとおどろおどろしく手を伸ばしてくる子供霊(作り物)など、多種多様な要素でお客の肝を試してくる。
 今回、このお化け屋敷に挑んだ女性、化野・那由他(書物のヤドリガミ・f01201)も大変スリリングな体験をしたらしく、お化け屋敷の外にまで響く悲鳴を上げていた。

「あはは、どおりで凄まじい悲鳴が聞こえたと思いました。一瞬、事件かなと。」
「お恥ずかしながら……。」
 そして、お化け屋敷を出た那由他は今回のグリモア猟兵であるリクロウと観覧車に乗り、今回の事件を振り返る様に話をしていた。
「こういう事が楽しめるのも邪神教団の企みを叩き潰せたが故ね。この度の戦いも大変な物だったのでしょう?」
「ええ、沈没こそしていませんが、船は大破していますし、雷の龍が放った雷撃で近隣の漁業に多少の影響も出ているそうです。ですが、民間人には被害0ですし、猟兵の皆さんにも重傷者は出ていませんから、大団円、と言っても良いんじゃないでしょうか。」
 二人はそう談笑しながら、観覧車から遊園地を楽しむ猟兵達を見下ろし。

「本当に、皆さんお疲れ様でした」
 そう一言呟いたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月08日


挿絵イラスト