邪心遊園想失儀式~王様の耳は何の耳?
#UDCアース
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●夢と炎の冒険譚
がたんごとん。がたんごとん。
――やあ。やあ。君達にはこの遺跡で宝物を探してもらいたい!
アトラクションに乗り込んだ客達。頭上で語り始めた、画面の男は『化学者』と設定されて在った。台詞は淡々と流されて――でも。この遺跡には王様が棲んでいて、だいぶん昔に死んだんだけれど。そう。魂だけで宝を守っていてね。君達が此れを突破したならばめでたく――ノイズが漏れる。機械の故障だろうか。客の一人が乗り出すと――ああ! 君達! 此処は危険だ! 毒ガスが流れ込んてくるぞ!!!
ふん。ふん。ふふふん。ふん。ふひゃひゃひゃひゃひゃ!
其処には空っぽだけが在った。
乗客は遍く、抜け殻と化したのだ。
●グリモアベース
「貴様等。幸福に成る為、薬物や酒類を楽しんだ経験は如何に。健全な貴様等ならば絶対に在り得ぬ事柄だ。兎角。此度も『遊園地』の予知だ。されど常日頃の云々とは少々違った戯れらしい。秘密教団が何だか滑稽だが、名称は『邪神パラダイス』全く。ロストと付着させるべき字面よ。クカカッ!」
ロバート・ブレイズ(冒涜翁・f00135)の笑い声。もしくは嗤い声が猟兵達の耳を擽る。取り出されたパンフレットを卓上に並べ、一個のアトラクションを指差した――イネブ・ヘジの遺跡――如何やら乗り込んで探検する類の遊具らしい。
「其処の『案内する化学者』が邪神だったらしい。不完全だったのが『邪神パラダイス』の力を受け、生贄を集める程度に活動を始めたと説く。故に。貴様等への依頼は【化学者の討伐】【アトラクションに放たれた眷属を掃討】【イレギュラーの処分】だ。化学者は最初に現れる存在。眷属が次に現れるならば【元凶】も在ると思考すべき。遺跡が元の遊具ならば王様か何かを想像するのが最適と解せる。宜しく頼むぞ」
グリモアが輝いて。
にゃあら
にゃあらです。お約束の岩ゴロゴロはありません。
ヨグMS、ブラツMSと企画した合同シナリオです。
タイトルに『邪心遊園想失儀式』と記されています。
このシナリオでは偶発的に召喚される邪神と戦ってもらいます。
このシナリオ中はアトラクションに乗った状態での戦闘になります。座席から立ち上がる事も飛び降りる事も構いません。各自、好きなように動いてください。
第一章。
狂った化学者との戦闘です。
第二章。
放たれている眷属との戦闘です。
第三章。
王様との戦闘です。
宜しくお願い致します。
第1章 ボス戦
『離反者モーガン』
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POW : Be quiet!
【所持する多種多様な劇薬】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【戦場全域を可燃性の毒ガス溜まり】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD : たのしいオクスリ
【筋力を低下させる薬】【感覚を麻痺させる薬】【精神を恐慌状態にする薬】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : ハピエスト・デイ
【特製のオクスリ】を給仕している間、戦場にいる特製のオクスリを楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
イラスト:猫家式ぱな子
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ジェット・ラトリオック」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
がたんごとん――トロッコが揺れる。がたんごとん――声が聞こえる。化学者と呼ばれた『キャラクター』が画面から飛び出すと、君達に向かって言い放った―此処は毒ガスの発生するトラップゾーンさ。何。大丈夫。さっさと死んでしまえば楽になるのさ。ふん。ふふん。ふひゃひゃひゃひゃ!!!
狂った笑い声と共に禍々しい『おくすり』が投擲されるだろう。
テン・オクトー
邪神が絡まなければ楽しめそうなアトラクションなのに。
王様が棲んでいてお宝を守っている?イネブ・ヘジの遺跡なら大昔の人かな?その人のお宝か。うん、ボクには検討もつかない。
トロッコに最後まで乗っていたら何か分かるかな?でもそれを楽しませてくれない存在がいるみたいだね。
WIZ
不本意だけれど特製のお薬少しいただき楽しんで?みるね。ボク、小柄故自衛のために(毒、呪詛、狂気、激痛耐性等)は心得てあるんだよ。
給仕して無防備な化学者さんに【UC】を打ち込み、武器:円月輪で攻撃。後続の方のためにも訳の分からない薬を減らしておきたいな。
限界が来たらお薬を楽しむ事は中断するね。行動速度落ちるもやむなし。
アドリブ歓迎
耳障りな笑い声がテン・オクトー(ケットシーのシャーマン・f03824)の精神に響いた。画面から飛び出した化学者の眼鏡は調子の狂うような渦巻き。幸せな日の為に愉快なオクスリ。紫色の液体が『飲まれたい』と喋り――幻覚だ。トロッコに仕掛けられた音声装置に違いない。邪神が絡まなければ楽しめそうなアトラクションなのに。落胆した。皆が大好きなテーマパークを『このような』恍惚、冒涜に晒された現実。此れ以上の怒りが在るだろうか。神々でも弄ぶ『もの』は選択すべき――王様が棲んでいてお宝を守っている? イネブ・ヘジの遺跡なら大昔の人かな? ワクワクする『検討もつかない』も煩わしい哄笑で塗り潰される。それを楽しませてくれない存在がいるみたいだね。お宝探しに邪魔者はお約束だが、眼前の白衣はオブリビオン。倒さねば。斃さねば『儀式』が完了してしまう。終うのは猟兵の仕事だ。
如何かな? 如何だい? 素敵な素敵なオクスリさ――不本意だが紫色の劇物を少量『楽しんで』みよう。小さな身体に強力な耐性。眩暈も幻覚も何もかも呑み干し除いて笑えば化学者も嗤う。一緒に楽しんでくれる『もの』が在ったぞ! 化学者は大喜びで給仕を続けるだろう。たとえ天からの光で焼かれても、人魚の歌声じみた『美しい』輪を受けても。ハッピーな表情は曇らない。自らの赤に塗れても紫色に酩酊するのだ――どくん。と。脈動する脳髄。視界に這入り込む虹色のチカチカ。限界が近い。渡されたオクスリを突き落とすと。ぱりん。動きが酷く制限される。
それでも『此処まで』受け入れた人間は存在しなかった。傷が深い。構うものか。化学者はふひゃひゃと天蓋仰ぎ、感謝の言葉を吐き散らした。
成功
🔵🔵🔴
小鳥田・古都子
アトラクションかぁ。あんまり良い思い出ないなぁ。
今度は酔わない様に気を付けないと。
相手は化学兵器を使うんだね。あいにく、サイボーグのあたしには毒や薬物なんて効かない……って言いたいんだけど。投薬実験の為に、薬は普通に効く様に出来てるの……。
トロッコの上じゃ逃げ回るのも難しいし、どうしようかな……。
なるようになれ、なの。UC【電探装置】。レーダーシステム作動。五感に頼らず電磁波の反射だけで世界を認識。
【メカニック】で補助脳に攻撃行動を入力、自動攻撃モード。量子コンピュータには薬は効かないでしょ。
自分が薬きめてる間、レーダー波を収束させたメーザー光線で敵を攻撃します。
……結局酔っ払うのね。
がくん。トロッコが揺れた。紫色の煙を抜けて、小鳥田・古都子(サイボーグのサイキッカー・f16363)の生身部分(脳味噌)を揺らす――アトラクションかぁ。あんまり良い思い出ないなぁ――何処かの大迷宮を思い出して溜息を吐く。鋭い感覚はサイボーグとして必要不可欠なものだが、時に弱点と見做される。人間には数多の欠陥が存在する。此れを施した組織の連中は奇特な人物に違いない。やはりプロトタイプなのだ。反旗を翻された際の事柄を――今度は酔わない様に気を付けないと――勿論、彼女は成長する。
ふひゃひゃ! 特性オクスリが追加される。先程の猟兵が耐えきった量よりは少ないが、効果のほどは変わらない。あいにく、サイボーグのあたしには毒や薬物なんて効かない――と。言えないのが現実だ。投薬実験のモルモット。寧ろ、薬品には弱いかもしれない。大回転する床や壁を脳裡に浮かべながら。
逃げ回るのも難しい。なるようになれ――周囲を探知し電磁波を放つ。歪むような世界に万華鏡の洞窟。五感の狂う紫を楽しみながら敵の情報や位置を分析する。認識した空間に攻撃を刻み込めば、自動モードへと切り替わる。量子コンピュータには薬は効かないでしょ。メーザー光線が化学者の脇腹を抉り取った。
うん。気持ち悪い。この幸福感がなんとも。
……結局酔っ払うのね。
成功
🔵🔵🔴
佐々・真子
んん?
遊びに来たはずですのにロバートさん案件???
えぇー……帰って良いです?
あ、だめですよねー、そうですよねー
うぅ、いってきまーす
トラップゾーンとの宣言を聴いたら即座に『見栄と強がりと微かな勇気』
トロッコに運ばれているのですから自分で動かなくてもOKですね
動かないまま地道にサイキックの『衝撃波』を撃ち込みましょう
さしあたってその眼鏡から割らせてもらいます
充分に生成された毒の『情報収集』をしてから『愛でることの呪縛』にて封じさせてもらいましょう
毒ガス事態に意志はありませんから影にしまっておきますね
(『目覚めへの渇望』)
高校生は遊び盛りの年頃だが、佐々・真子(無個性派女子(主張)・f12501)は訪れる場所を間違えた――んん? ロバートさん案件???――たとえ楽園でも地獄でも『受け止めた』彼女だが、やはり騙された気分に陥る。帰って良いです? トロッコは急には止まれない。転移した場所は既に『其処』なのだ。うぅ、いってきまーす――紫色に染まった壁がお出迎え。キャラクター。狂った化学者の貌が映る。トラップゾーン……笑い声が聞こえた瞬間に発動すべきは心の支え。臆病な己を倒すように。強靭な己を作り出すように。見栄と強がりが僅かな勇気、即ち『無敵』を投影させる。毒の連鎖もアストラル体ならば安全だ。燃え盛る紫の中で冷静を。
がたごと喧しいトロッコの中で微動もせずに衝撃を放つ。さしあたってその眼鏡から割らせてもらいます――ぱりぃんと伝わった罅割れが裸眼を晒すのは即座だった。されど相手はオブリビオン。視力が悪いとは思えない。狂気に囚われた存在に正当な思考は通用しないだろう。故に化学者は紫を投げる。自らが息苦しくても。
弱点は見破った。紫色での視界不良と高笑いから陥る呼吸の難。深ければ深いほど絡まる『毒素』が記憶の如く殺される。現れた影(シャドウ)が瘴気を縛り、封じ込められた――散った毒ガスに意思はない。ならば目覚めも星の如く。しまっておいた絶望は、何れ希望に活かされるだろう。おやすみください、には、未だ早い。
成功
🔵🔵🔴
影山・弘美
あ、あの……これ、逃げ場は、その
……な、ないですよね、やっぱり!
隣の座席に拘束ロープや手枷などを積んで、いざ出発
狂った科学者が出てきたら、拘束ロープを手に、飛んでくる薬を叩き落としたりしていきます
……でもやっぱり、落としきれないんじゃないかな
恐慌状態になったら、手当たり次第に手枷や猿轡を投げて、攻撃していきます
そんな状態で投げつけるから、当たったって拘束はできないかもしれない
でも、運が良ければ巻き付くかも?
勝っても負けても、相手の薬で満身創痍
し、痺れて動けない……
頼みの綱は敵に向けるものだ――影山・弘美(吸血鬼恐怖症・f13961)の臆病な心が準備に準備を重ねて、拘束具が落ちないように設置する。がたんごとんとトロッコが走り始めた。出発――あ、あの……これ、逃げ場は、その――して数分後に彼女は気付いた。降りて戦闘する事は可能だがアトラクションよりも遅いと次に繋げられない。つまり。な、ないですよね、やっぱり! 叫んだ。咽喉が痛い。違う。声は腹から出した筈だ。嫌な笑い声が聞こえる。視界に満ちる紫のガス。
映える為の紫だったが、化学者の投擲は真実だ。たのしいたのしいオクスリが細腕から強烈に放たれる。無効化するべく拘束縄を手に、絡め取っては地面に置いて。細心の注意を払いながら――臆病と慎重。此れが最大の『弱点』だったのだ。叩き落としたら漏れて溢れて大惨事なのだ。もしかしたら毒ガスの素かもしれない。
一個だ。オクスリが届けられてトロッコ内部、炸裂した。赤目に染み込み口内を臭いで潰す。内臓をひっくり返すような不快感に捕縛され――脳髄が融解する気分。このまま私は私を失ってしまう。オクスリと一緒に。沸き立つ感情は最も強烈な『恐怖』だ。未知なる紫色に拒否反応。投げる。投げる。投げる――手枷猿轡拘束縄。手当たり次第に投げるのみ。運命は誰に味方する。
足元に縄が絡まった。投擲の寸前だった化学者はどたんと転倒。其処に追加される猿轡。腕だけの力ではトロッコまで届かないだろう。一時的な捕縛には成功した。されど――トロッコの中。定まらぬ視界に痺れる肉体。乗車して在るのは正解で、動けない現状『直ぐに襲われる』事はない。回復まで時間が掛かりそうだ。
成功
🔵🔵🔴
早乙女・翼
ドストレートにも程があるだろ、此処のネーミング。
組織も早く気付けよな…!
とりあえずトロッコに乗って出発。
化学者登場するポイントに着く頃には席にはおらず。
背中の羽根は飾りじゃ無い。上空、天井スレスレ飛んで対峙。
毒ガスって基本、空気より重いから下に溜まるんだよな。
あのグルグル眼鏡の奴が毒ガス放った所で下にいるよりマシの筈。
さ、イって…いや、逝ってしまうと良いさね。
手首より具現化した鎖をマッドサイエンティスト目がけて放つ。
怪しげな試験管叩き割ってやんよ。
……あれ、可燃性っつってたっけ。
やばっ……爆発する!?
放った炎で着火したなら延焼分と見なし必死で任意消去。
多少ちゅどーんっつってもまぁ、それはそれ。
改めて記そう『邪神パラダイス』の一アトラクション――ドストレートにも程があるだろ、此処のネーミング――イネブ・ヘジの遺跡。トロッコに乗った早乙女・翼(彼岸の柘榴・f15830)は心の中で突っ込んだ。組織の連中も早く気づけよな。おそらく巧妙な手段で隠していたのだろう。秘密教団と堂々名乗る連中も在り。兎角――莫迦笑いが聞こえる。化学者の眼鏡がトロッコを視ても、其処には『何も』ない。首を傾げて構えを解くと画面からぬるりと貌を出す。殺すべき相手は何処だ。贄と見做すべき輩は何処だ。右往左往と紫を持て余し――灯台下暗しとは真逆なのだ。
天蓋スレスレ。背中の翼は飾りに在らず。真っ赤な彼岸は誰の為――充満する毒は下方に堕ちて、紫は上まで侵さない。少量を吸い込む程度ならば耐えられるだろう。麻痺と眩暈は降下する。さ、イって…いや、逝ってしまうと良いさね――罪深い化学者(オブリビオン)には裁きと戒めを。手首の傷跡から渦描く炎の鎖。ゴウゴウと轟くように降り注げば、不意打ちは成功だ。怪しげな試験管叩き割ってやんよ――捕縛するが如く。首を絞めるが如く。紫色を……あれ、可燃性っつってたっけ。
爆発数秒前――されど此れは延焼分だ。毒ガス諸共『消去』して最小限の威力に抑える。最も、上空に在る『オラトリオ』には届かないのだが。
ちゅどーん、と、嗤っても。それはそれ。
成功
🔵🔵🔴
カイム・クローバー
俺は薬とか注射ってのが嫌いでね。何だってあんな苦いモンや先端の尖った針をぶっ刺されなきゃ行けねぇんだか。遊園地は嫌いじゃねぇぜ?ま、お化け屋敷だけは許さねぇけどな?
【SPD】
間抜け面とキチガイ染みた笑い方してる科学者に向けて銃を連射するぜ。バランス感覚的にはちっと危険だが、トロッコの上で立ち上がった方が効率良さそうだが…広々とした空間ならともかく、狭い場所では大人しく座ってるぜ。
二丁銃で【二回攻撃】しつつ、紫雷の弾丸で【属性攻撃】、瞬間的にUCを交えての【一斉発射】だ。ノーハンドでリロード。薬に対しては魔剣の黒銀の炎で焼き払う。どれだけ効果があるか分からねぇが、大人しく薬漬けにされてたまるかよ
俺は薬とか注射ってのが嫌いでね――カイム・クローバー(UDCの便利屋・f08018)の脳内できらりと輝く先端部分。想像だけでも悪寒が奔る――何だってあんな苦いモンや先端の尖った針をぶっ刺されなきゃ行けねぇんだか――しかも化学者は医者に在らず、楽しむ為だけに突き刺すのだろう。マッド野郎の思考回路は誰にも解らない。遊園地は嫌いじゃねぇぜ? 悲鳴に混ざったふらふらに可愛らしいマスコット。心がワクワクと踊りそうだ――ま、お化け屋敷だけは許さねぇけどな?
便利屋は笑う。バランスは悪いだろうが立ち上がる。間抜け野郎には鉛玉と呼ばれる贈物を。黒を基本にした金色の線(ライン)。双頭魔犬(オルトロス)が地獄を始めるだろう。ド派手に行こうぜ! 広い場所での咆哮は化学者の腕を破壊する――一時的なオクスリの封印。畳み掛ける『属性』は銀の紫電。瞬間的な超越性(エネルギー)を籠めた一斉発射。イカレタ面に痺れるIt's Show Time!
オクスリで再生した片腕で化学者の遠吠えが――届けられた紫は黒銀の炎に融けていく。魔の剣がたのしいを否定すると、其処には血塗れの哄笑。
まだ。楽しみたい。
成功
🔵🔵🔴
佐々・真子
毒ガスが消えている間に勝負に出ましょう
特製のオクスリを自分に使うなんてまっぴらごめんですが、オクスリの『情報収集』なら楽しめますかね?
不愉快なことしかわかりそうにないのでそれもなさそうです
行動速度が下がってしまっても『影の追跡者』に攻撃の検知を任せ『影の狩人』に護衛を任せてしまいましょう
給仕をやめて攻撃してくるのであれば即座に彼らに対応をしてもらいます
非固体の攻撃には『衝撃波』で吹き散らすような対応になりますが……
その間にトロッコの機械を『ハッキング』して敵の『情報収集』を行い
コアを叩きましょう
漆黒の弾丸と衝撃波に勇気を載せて立ち向かうのです
毒ガスを投擲する力も削れ、揺れる化学者の笑いだけが続く――勝負に出ましょう――最期に『離反者』はオクスリを振る舞う。眼鏡な女子は大好きなのだ。さあ。最初の誰かさんのように『楽しむ』が好い。ふひゃひゃ――人次第なのだ。探索者に不可欠な好奇心を前面に出し、オクスリを『情報収集』しよう。自分に使うなんてまっぴらごめんですが――幻覚。幸福感。眩暈。引き攣る顔。痺れる全身――想像するだけで嫌に成る。読み解くだけで反吐が出る。不愉快な事しか解らなかった。故に。行動速度が落ちて往く――残念だ。ざんねんだ。ふひゃひゃひゃひゃ!!!
オクスリを撒き散らす化学者の面は怒りに満ちて笑みだった。鈍い女子高生に『もう一度』本当に楽しんでもらう為、紫色を取り出し――追跡者が検知した。浮き上がるクラブが漆黒を籠めて紫色を相殺する。毒には毒を。薬には薬を。世界が壊れる恐怖など、狩り尽くせば問題ないのだ。給仕は終わりだ。
速度が戻る――液体が総てを塗り潰す。サイケデリックの爆笑が猟兵の視界を覆い尽くさんと……衝撃と共にオクスリが散る。地面に壁に天蓋に。さあ。化学者のシーンはクライマックスだ。トロッコを乗っ取れば化学者の弱点『コア』も解せるだろう。心臓『コア』は画面のど真ん中だ――勇気を揮えば漆黒も膨張し、衝撃乗せた弾丸が――想いの一撃、化学者が罅割れ、ばりんと崩れる。溜まり赤。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『ウェアキャット』
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POW : 引っかき
【伸縮自在で鎌の刃のように伸ばす鋭い爪】が命中した対象を切断する。
SPD : 好奇心は猫を殺す
自身の【好奇心が旺盛過ぎる猫の本能】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ : 猫騙し
【かしわ手を打つ動作】から【相手の意識の中に幻影】を放ち、【驚かせたり怯ませる事】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:透人
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
化学者の哄笑が消滅し、トロッコのガタゴトだけが耳朶を往く。
遺跡を進めば其処は緑だった。
壮大な絨毯――みゃあ。
鳴き声。叫び声。好奇心の膨らむ声。
分かれた尻尾が揺れたなら。
人のような猫の群れが、トロッコ目掛けて飛び出した。
贄だにゃあ!!!
カイム・クローバー
誰が贄だ。
コスプレみたいな恰好しやがって。出て来るアトラクションを間違えてるんじゃねぇか?
【POW】
こいつらトロッコに飛び乗って来てんのか?だったら片端から撃ち落としていくだけだ!
銀の銃弾に紫雷の【属性攻撃】、UCを交えて【一斉発射】。更に範囲を広げる為に【範囲攻撃】もオマケしてやるぜ。変わらずノーハンド【早業】リロード。リロード後は同じ組み合わせで【二回攻撃】だ。
攻撃に対しては【残像】残して、爪の軌道を【見切り】躱すぜ。
立ったらバランス悪ぃと思ってたが…案外イケるな。高速トロッコの上で銃撃戦なんざフィクションみてぇだろ?掛かって来いよ、猫共。演技じゃねぇアクションシーンの撮影と行こうぜ?
にゃあにゃあ――誰が贄だ。便利屋が突き付けた言の葉は、猫の在り方を改めるものだ。コスプレみたいな恰好しやがって。出て来るアトラクションを間違えてるんじゃねぇか? にゃあにゃあと否定する群れどもが鎌――伸縮自在な爪――を揮うべく、トロッコへと接近する。射的遊戯(シューティングゲーム)。雑魚は退場の時間だ――オルトロスは再び咆哮する。
片端から撃ち落とすだけだ――駆ける銀色は紫雷を纏い、数多の邪を貫き尽くす。猫の爪が届く前に騒がしい奴等の脳天に穴。一斉に放たれた『舞台裏への誘い』。複数の猫が蜂の巣で、見通せるほどの――されど銃声は鳴り止まない。早業(リロード)は秒よりも速く、邪神の触手よりも確実。繰り返すと同時に増える弾幕。にゃあにゃあにゃあ……叫び声は減って逝く。
立ったらバランス悪ぃと思ってたが…案外イケるな――見切った爪がトロッコの向こう側へ。残る猟兵の輪郭。手土産の一発。演技じゃねぇ『舞台上』での派手なシーンだ。忌々しい邪神の瞳に『撮影』されるが如く――掛かって来いよ、猫共。
フィクションみてぇだろ?
フィクションだみゃあ!
成功
🔵🔵🔴
影山・弘美
あ、今度は動きの早そうな敵
うー……何とか近づかせないようにしないと
変わらず、トロッコに乗ったまま指をさして、天からの光を浴びせかけていきます
けど、あんまり早いとこっちも反応しきれないかも……
とか考えていると、途端にパン!と目の前でかしわ手を打たれたりしそう
視界の影に、猫の姿
それへ指を向けても、何もないところへ光が降り注ぐだけ
意識の中の幻影に弄ばれながら、何とか指さし確認して光を当てていきます
影を追うのは獣の性質か。半分吸血鬼の娘がトロッコの中で指差すと、にゃあを呟きと共に一体が包まれる。降り注いだ『執行』が腸を貫くと違う猫が構えて――動きの速い敵対象だ。何とか近づかせないようにしないと――故に選択した遠距離からの攻撃。されど一個の動作が隙を生む。反応し切れない。
ぱあん!
先程のオクスリで脳味噌が鈍ったのかもしれない。掌と掌が合わさって、音色と共に残した幻影。視界の隅で跳ね回る猫の輪郭が、果たして本物なのか偽物なのか。指を向けて確かめる――虚構だ。真実を穿つ事は無い。尻尾に翻弄されながら何とか『本物』に辿り着く――うー……焦る。視線が右往左往と眷属(オブリビオン)を追う。偶々、トロッコの中で倒れた一体を啜ったならば、少しは判断能力を取り戻せるだろうか。大丈夫。幻影など所詮は猫騙しだ。確認する――おどおどとした心に『差し込んだ』僅かな自信。
銃口から放たれる鉛の如く、光輝は正しかった。
成功
🔵🔵🔴
佐々・真子
今度は数で攻めてきますかー……
まともに相手をしたくはありませんね
数の利を殺させてもらいましょう
『影遊び』にて周囲草原に常にまっすぐ近寄れないように影の迷路を展開します
私自身はトロッコごと突っ切りますけれど
視覚で位置を判断できず音で気づけてもまっすぐに近寄れない
壁をすり抜けて移動する私に追いつけるでしょうか?
音で私に幻覚を見せようとするのならば
『勇気』で心を強く持ち『医術』による知識で自己分析を行い
『衝撃波』と『衝撃波』を打ち合わせてより大きな音にて目を覚ましましょう
もしも遭遇しましたら『信頼するに足る意志』で縛り上げて置いていきます
トロッコは進み続けるのですからほんのひと時拘束できれば十分です
今度は数で攻めてきますかー……遊戯(アトラクション)に迷路(ラビリンス)を。真面に相手を為す必要など皆無で、数在る有利を殺すのが最善だ。戦場に出現する心の影は普遍的無意識の具現とも解せるだろう。故に。其処では『猟兵(ニンゲン)』しか動けない。共有された精神の中で、草原は猫の領域から離れて往く――私自身はトロッコごと突っ切りますけれど――視覚での位置把握は不可能だ。聴覚での確認は可能でも真直ぐに近寄る術は無い。重ねて壁をすり抜ける猟兵。もはや猫どもの爪は届かないだろう。されど――一個体だけ。迷路から逃れた。
ぱあん!
二度目の柏手。眼鏡の前で音が震える――揺れる心を強く持ち、自らの状況(精神)を分析する。熟練した探索者ならば自らの心も掌握出来るのだろう。人の成長とは恐ろしいもので、ぱあん、と『衝撃』を――打ち消した。視界の隅から幻影が融ける。構えて接近する真実(猫)に――信頼にたる意志(己)を魅せろ。生命を諦めなければ猟兵は進化するのだ。
縛り上げた猫を放置して、トロッコは走る。
――ほんのひと時拘束できれば十分です。
成功
🔵🔵🔴
テン・オクトー
先程は…なんだかすごいものを見た。あれが狂気かな。自身の痛みも顧みず楽しむとか。あんな存在がいるんだね。思わず呆気に取られてしまったよ。ここはボクの予想外の空間みたいだ、気を付けないと…。
WIZ
【UC】でご先祖様に力を借りて(鉤爪)効果と(竜巻)効果で集団を攻撃するよ。
かしわ手は
…幻影に怯まされまくり…ボク自身の動きは封じられ。
…うう、気分が悪い。さっきの化学者がちらついて…。狂気とかまっぴらだ。
ボクはろくに動けなかった。召喚したお祖父ちゃんに助けられたよ。
先程は…なんだかすごいものを見た――渦巻く眼鏡が脳裡にこびりつく。あれが狂気なのか彼の素なのか。自身の痛みも顧みず楽しむとか。異常性(存在)に疲れた、憑かれたような表情で『予想外』に気を張った。思わず呆気に取られてしまったよ――自分を見失う事は最悪を意味する。穏やかな毎々から飛び出した彼には強烈なものだ。色々を望んでも、混濁は毒の極みに違いない。
にゃあ。にゃあ。にゃあ――仲間だにゃあ、と、猫の眷属が飛び出した。複数の尻尾が包囲するかの如く揺れ、トロッコの進行も妨害される。ご先祖様力をお借りします――召喚された古代の魔術師(ケットシー)が鉤爪を揮い『爪』を逸らす。誇り高き『霊』が引き起こした竜巻が、緑の絨毯を乱し尽くす。数体の眷属が宙を舞い、地へと脳天から墜ちて逝く――難を逃れた数体がみぎゃあと本体(テン)を狙う。
ぱあん!
三度目の正直か。されど齎された幻影は猫の輪郭に在らず。彼の脳味噌から『出現』したものは狂騒の再会。化学者の笑い声が世界を抱擁する――うう、気分が悪い――紫色。化学者の貌が何重にも……蹲る。だが。御先祖様が『眷属』を赦さないだろう。瓜二つだが真逆とも称せる荒々しい一撃が、一体、一体と狩っていく。
ありがとう。お祖父ちゃんに助けられたよ。
成功
🔵🔵🔴
小鳥田・古都子
猫の群を前に、【自己修復機能】で薬物の解毒を試みます。薬は効き易いけど、死にはしない様に出来てるの。趣味悪いね。
薬の影響か、語尾ににゃあのノリがかつてなくウザいの。
でも眩暈が収まるのにもう少しかかりそう。どうしてくれようかな……。
【先制攻撃】で【サイキックブラスト】。破壊力を抑えて広範囲無差別攻撃。マヒさせ動きを止めます。
思うだけで発動する分あたしのが早いの。
【力溜め】で周囲の空間に蓄電。
【武器改造】の要領で遺跡空間を砲身に、帯電した猫達を砲弾に。あたしはガジェッティアでもあるの。
電磁誘導砲(レールガン)の原理で猫達を超々音速で射出します。ふっとべー!
ふぅ、すっきりした。……あ、眩暈治った。
身体の底で。頭の中(生)で。毒物は残って在った。猟兵達の攻撃を潜り抜け、小鳥田の前後左右で鳴く猫は幾体か。自己修復が終わるまで何分必要だろうか――薬は効き易いけど、死にはしない様に出来てるの。趣味悪いね――組織の連中を悪く説いても現状は変わらず。どうしてくれようかな――にゃあにゃあ喧しい眷属の掌が……痙攣する。サイボーグの両掌から放出された高圧電流(サイキック)が全身の肉を麻痺させたのだ。一時的でも即効性の高い方法。たとえ眩暈に、語尾のノリに『苛』まれていても。狙いは正確だ。至近距離からの思いを、避ける術など存在しない。
複数体の眷属がぶにゃぶにゃと舌を垂らす中、溜めるべき力は『空間』を包み込む。蓄電だ。遺跡。緑色の絨毯を改造したならばガジェッティアの本領発揮。モルモットは実験する側の思考も嗜好も理解可能なのだ――故に『砲弾』を定められる。痙攣が治まった眷属どもが『それ』を察するのは……遅かったのだ。
電磁誘導砲(レールガン)の原理。
ふっとべー! 叫んだならば。
超々音速で射出されるにゃあどもよ。
何処かで破裂する音が聞こえた。
ふぅ、すっきりした……あ、眩暈治った。
酔いから醒めたサイボーグは、しっかりとした『琥珀』で先を視る。
成功
🔵🔵🔴
早乙女・翼
女の子……いや、ネコか。
乗ったトロッコより見える姿は可愛く思えるけど。
ほーらほらほら、と。
細身のサーベルを猫娘達の目の前で振ってみる。
レイピア程じゃないけど、みょんみょん揺れる刀身。
近所の猫は大体この動きに骨抜きになるんだけど。
獣に近しい存在なら、こんなのが効いたりしねぇかな、と。
手を伸ばしたり柏手打とうとしたら、その両手の間に刃を差し出して強制白羽取りさせて。
ぱあっと紅い花片と羽根を舞い散らせる。
ひらひらしたものも大好きさよね?
たっぷりと遊ぶと良いさ。
花と羽根が少しづつ切り傷を与える中、もう一つの武器――魔剣を手元に喚んで叩き斬る。
視界が覆われて良かった、お互いに。
おやすみ、にゃん子たち。
女の子……にゃあ、と耳に触れる鳴き声。可愛らしい外見とは裏腹に鋭く手入れされた爪。獲物(鼠)を屠る為に揮われるものは、もはや襤褸雑巾の如く――いや、ネコか。乗ったトロッコより見える姿は可愛く思えるけど。オブリビオンは倒さねば成らない。主の気紛れに応えるのも『柘榴』の運命だろう。光の刀身が赤色の翼を模して、刺激すべきは生物の本能。ゆらゆら。ユラユラ――ほーらほらほら。にょんにょんにゃあにゃあ猫じゃらしを真似て。抗い難い遊び道具に複数の猫がキラキラと視線を注ぐ。効果のほどは抜群だ。されど。相手は腐っても忘却(眷属)で在る。
ぱあん!
騙される事は無かった。白刃取りの模倣(カタチ)と成り、猫は驚いて飛び退き――退ける事は不可能だった。再び刺激された本能に勝る理性は在り得ない。ひらひらと舞う真紅の羽根と曼珠沙華。鎮魂歌に乗せた色彩(紅)が最期の『遊戯』を演出したのだ。ひらひらしたものも大好きさよね? たっぷりと――ザクリ、傷(ザクロ)が開いて力が抜ける。喚んだ得物は魔の剣、導くべきは骸の海だ。
視界が覆われた。もはや惨劇(ざんげき)は映らない。
おやすみ、にゃん子たち。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『イネブ・ヘジの狂える王』
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POW : アーマーンの大顎
自身の身体部位ひとつを【罪深き魂を喰らう鰐】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
SPD : カイトスの三魔槍
【メンカルの血槍】【ディフダの怨槍】【カファルジドマの戒槍】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : ネクロポリスの狂嵐
【腐食の呪詛を含んだ極彩色の旋風】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
イラスト:えび
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠神楽火・綺里枝」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
草原を抜けて王の間へ。宝石の如き球体が、ふよふよと空間を漂う――瞬間、総ての浮遊物が『王』に取り込まれた。光輝は禍々しい気に鯨飲され、彼等の救済は不可能だと……儀式は不完全だが成されたのだ。
『久方振り』だ――何だ。もしや我が名を忘れたのか。もしくは違う個体なのか。兎角。何方でも好い。一度不完全に復活した身でも、我々邪神は不滅なのだ。たとえ自らが朽ちようとも、新たなる神性が顕現する。我が宝物が望みだろうが、それに触れる事は『死よりも恐ろしい』捕縛に陥ると理解せよ。さあ。貴様等の『渇望』を晒せ。光輝は我、這い寄る混沌、魂の王、イネブ・ヘジに在り!
カイム・クローバー
初めまして…って訳でもないんだが。あの時とは別個体だろうから、改めて挨拶させて貰おうか。コイツでよ(剣を突き付ける)
【POW】
魔剣に黒銀の炎【属性攻撃】を纏わせ、斬撃と炎による【二回攻撃】を。距離を詰めるのが前提だが、多少離れた距離なら炎の斬撃を飛ばす【衝撃波】で牽制。近距離ならUCを【範囲攻撃】で薙ぎ払う。
大顎には【第六感】を働かせ、【見切り】つつ【残像】で躱すぜ。
…正直、救済できなかった事には思うトコあってよ。アンタの宝なんざ欠片も興味ねぇが喰い散らした魂の分は付き合って貰うぜ?
ああ、挨拶が遅れたな。便利屋『Black Jack』、カイム・クローバー。短い間だが宜しくな狂王様?
初めまして…って訳でもないんだが――王の貌を改めて『観』た。此れが同個体でも別個体でも『三つ子』の領域すらも突破する、奇怪な骸の海からの浮上。似たような存在と『遭う』のは慣れたもので――改めて挨拶させて貰おうか。コイツでよ――災いが向けられた。翼を有する狼が、牙を剥けた。邪神の世界に反逆など存在しないのだ。弱肉強食のピラミッドに奴隷など在り得ない。
もはやトロッコは無意味だ。目的地には到着した。魔剣を構え。距離を詰めると同時に黒銀の咆哮(炎)が揮われ、王様の腸を喰らわんと――否。先ずは中距離からの衝撃を。対象が怯んで構えを解いたならば更なる接近で無慈悲を魅せる。胸部を切り裂いて其処から溢れる黒銀――衝撃的な現状に『驚き』を晒す。如何やら予想通り【別個体】だ。
されど相手は王で在り、狼狽える事も数秒程度。延焼を消せないと理解して『生命』の回復に掛かる。自らの頭部を鰐の顎と成し、罪深い『対象』の魂を咀嚼すべく――働いた第六感。紙一重で大顎から逃れ、更なる斬撃を浴びせよう。
正直、救済できなかった事には思うトコあってよ――浮遊する球体が脳裡に刻まれた。楽しく遊んでいた魂が、暴食に吸い込まれて逝く光景。此れが演出なのか真実なのか、もはや後者以外とは思えない――アンタの宝なんざ欠片も興味ねぇが喰い散らした魂の分は付き合って貰うぜ?
狼が再び咆哮し、王様の耳を齧り取った――ああ、挨拶が遅れたな。
便利屋『Black Jack』、カイム・クローバー。
鰐の顎が憤怒に満ちる。眼前の男は何処まで『我』を冒涜するのだ。忌々しい炎の所業、忘れるものか。永劫を支配すべき己を――『短い』間だが宜しくな狂王様?
成功
🔵🔵🔴
影山・弘美
わ、私は初めまして、ですよ
うう……強そう
乗っているトロッコごと、イネブ=ヘジの宝へ突っ込んでいきます
手に取れればよし、できなくてもこっちに注意を引けるはず
どちらにしろ、鰐の頭部に食いつかれます
痛い痛い!
……いや、わざわざ食いつかせる必要ないでしょ
すっかり気絶してる本人の流れ出る血から、あきれ顔の吸血鬼が現れます(血の宿命)
まぁでも、しっかり捕まえてるのは誉めてあげるわ!
さぁ覚悟しなさい!
そんなことを言いながら、トロッコに残ってた拷問具を掴んで次々拘束していきます
拘束ロープに猿轡……鰐の口を閉じさせ、開けないようにしていく
……で、身体は返してもらうわ
私もこの子に死んでほしくないのよね
黒銀から逃れた王様は次に『彼女』を認識した。視線が交わる事など在らず、されど勇敢な精神の持ち主――わ、私は初めまして、ですよ――混じり気のない『初対面』だ。白色の肌に伝う汗。覚悟は決まった。トロッコは止まらない。止める所以が存在しない。イネブ=ヘジの蒐集した金銀財宝へと突っ走る。空間諸共劈くような……からんころんと車輪が外れる。彼女は如何なる状態か。頭隠して尻隠さず――両手に黄金。
引っこ抜かれる有様は異端世界の色が悪い根菜。王は嘲笑し大顎を魅せると対象の『後頭部』に噛み付いた。じわじわと這入り込む牙が生命を啜る。舐る。食む――痛い痛い! 絶叫は口腔に抑え込まれた。助けを呼んでも他猟兵には聞こえない。冷える。凍える。脳味噌に空洞が出来るようだ。意識が遠退く。揺れる。融ける。消え――いや、わざわざ食いつかせる必要ないでしょ。
王様の食べ残した生命(血液)が宿命を得て『復活』した。半吸血鬼は一時的に吸血鬼(フリークス)と成り果て、召喚(起き)上がったのだ。呆れ顔の『彼女』が腕を揮う――さぁ覚悟しなさい――捕食行為とは即ち接近攻撃で在る。故に拘束具は容易く命中した。縄に猿轡。枷の三重苦――王様が奴隷に堕ちる、瞬間だ。
藻掻く王(オブリビオン)を傍らに彼女は『彼女』を……で、身体は返してもらうわ――回収した。薬物摂取と出血多量。意識の回復にも『撤退』が最適解だ。
私もこの子に死んでほしくないのよね。
クスクス笑いは次の機会に。
成功
🔵🔵🔴
小鳥田・古都子
イネブ・ヘジ……あ、うん知ってる。エジプトの最初の王朝の首都、だっけ?王様の名前はたしか……。
一礼して敬意は表するの。凄い人だものね。
でも、ここは貴方の領土じゃないの。威張るのなら、侵略が終わってからの方が良いと思うのよ?
UC【高速稼働】で加速します。王の周囲を廻る様に走り槍を回避。
三つの槍を投げ終えた隙を見て一気に旋回半径を狭め、両腕のアームブレードで攻撃。旋回の勢いを活かし、自身の体を高速回転させて相手の体を何度も切り刻みます。
高速稼働とは言え計算されれば予測もされます。
エジプト幾何学には存在しなかった非ユークリッド幾何学的な、地球の丸さを計算に入れた三次元稼働で、紙一重で槍をかわします。
イネブ・ヘジ……あ、うん知ってる――拘束から逃れた王様が屈辱に震え、汚い言葉を吐く間。小鳥田は自らの脳内を探っていた。瞳に映る支配者は確かに過去の偉人で、尊敬されるべき存在だったのだろう――エジプトの最初の王朝の首都、だっけ? 王様の名前は……思考を止めた。否。思考を違う方向に傾けたのだ。咳払いした王様(オブリビオン)へ一礼を――敬意は表するべきだ。偉い人だからね。でも、此処は『狂王』の領土でも世界でも無い。今現在に生きる人々の娯楽施設だ。威張るのなら、侵略が終わってからの方が良いと思うのよ? 問い質す。糺されても尚、王様は魂に餓えるのみ――残酷で無慈悲な美しい貌に、猟兵からの贈り物を。
血・怨・戒――王様の感情を擽った者に齎される槍(怒り)だ。一本目。急加速で間一髪。二本目。王様を中心にコンパスの如く。三本目。更なる旋回――距離を縮める。仕込まれた両腕(アームブレード)の展開。高周波を纏いながら――回転。傍から観たならば遊園地のコーヒーカップ・回転ブランコ・etc……されど脳味噌は冷静だ。思考の加速が『ついてきて』在る。
王様の肉がトマトの如く加工され、地を濡らす。だが。腐っても潰れてもオブリビオンだ。更なる三槍を構え――計算予測に神経を注ぐ。一本――だが。掠り傷すらも付けられなかった。エジプト幾何学には存在しない非ユークリッド幾何学。
地球の丸さを計算に入れた、三次元稼働を『旧きもの』は捉えられなかったのだ。紙一重の差は大きい――自分で回れば加減も正確さも判(解)る。
成功
🔵🔵🔴
テン・オクトー
ようやくお出ましだね。今までの戦いのせいかトロッコのせいか酔い気味なんだ。早く終わらせたいな。
そういえば、こんな所でお宝を守っているの?不完全な喚ばれ方でもされた?立派な王様なら汚名になるような事してないで骸の海で静かに眠りにつく事をお勧めするよ。
WIZ
真の姿で【UC】発動。(竜巻)効果でネクロポリスの狂風に対抗。ボクのお祖父ちゃんも死者ではあるけれど…立派なシャーマンだったんだ。烏合の衆の死者からの攻撃には負けないよ。(竜巻)で貴方からの狂風を押し跳ね返す!
貴方がどんな王様だったか分からないけれど、どんな王様であったかで跳ね返される狂風の痛みが変わるかもね。
アドリブ歓迎
ようやくお出ましだね――ミキサーに抉られた肉の再生。王様の貌は血塗れで、観察するのも難しい。されど宝は守らねば成らない。自らに課せられた『在り方』を破棄する事だけは不可能なのだ――今までの戦いのせいかトロッコのせいか酔い気味なんだ。早く終わらせたいな――揺れは常々不規則だった。
そういえば――問い掛ける。王様の声帯が再生されたところでの言の葉だ。不完全な召喚が妙な制約でも齎したのか。兎角。宝を独り占めするならば、骸の海で静かに眠りにつく事をお勧めするよ――独裁や生贄なんてのは『汚名』に過ぎないのだから。王様の脳内から冷静が消えた。侮辱された。冒涜された。己の存在を完全に否定されたのだ。極彩色の腐食が嵐と成り、王の間を蹂躙する。
されど其処には古代の魔術師『そのもの』が在った。真の姿を解放したテン・オクトーが立ち上がったのだ。召喚――憑依に近い、超越性が押し返すべく『竜巻』を生む。ボクのお祖父ちゃんも死者ではあるけれど…立派なシャーマンだったんだ――烏合の衆(死者)相手に負ける筈がない。支配よりも心からの友。力の差は凄まじいものだ――貴方がどんな王様だったか分からないけれど。
腐食の苦痛が王に触れる。反旗を翻した奴隷が吼えるように。
どんな王様であったかで跳ね返される狂風の痛みが変わるかもね。
民への罵倒が最悪と化ける。
成功
🔵🔵🔴
虻須・志郎
久しぶりだな王様、いや――知ってる訳ねえか
終いに来たぜ、出せよ。痛風だか何だか知らんが
貴族らしく肥え太って腐り果てちまえ
腐食対策に耐候性耐食性素材で編まれた外套を
内蔵無限紡績兵装で生成
呪詛も激痛も毒も何とでもなる
それを装備し狂嵐を集めて纏めて流し返す為の罠を仕掛ける
インセインとマッドネスで見極めれば
地面を抉って――破壊工作で風の通り道を作れるだろうよ
準備が出来たら逸活変災――極彩色の旋風を浴びせ返す
仕掛けた罠で包囲しとけば、全方位から狂嵐をお見舞いできるぜ
そのままぐずぐずと崩れ落ちろ
……何、残さず喰らってやるから心配するな
しかしこれで三度目、暴れ過ぎじゃねえか
いや、この場が狂っているのか……
久しぶりだな王様――混沌に偽りなど無く、対象も『 』に違いないのだが。爛れた身体を修復した貌、正しく無きに相応しい。第四の蜘蛛が獲物と認識したのは、辛うじて残った肉だろうか――いや、知ってる訳ねえか。何方にせよ【墓場に還れ】詐欺(ペテン)野郎。静電気(旧支配者)風情が何を為せるのか。纏うべきは拒絶の兵装。魅せるべきは無限の進化――終いに来たぜ、出せよ。
貴族らしく肥え太って腐り果てちまえ。腐り果てるのは貴様の面だと王様が嗤う。傲慢に強欲に支配する狂気の嵐が再度――直撃。呪詛と称される猛毒が虻須の脳髄まで這い寄った。狂気なのか正気なのか判断し難い『電脳』まで染み込んだのだ。王様の笑いは勝利の核心に変わり、されど『それ』は敗北への急降下だ。嵐が不意に『集中』する。キョウカされた端末が遍く『邪神』『邪心』を解析し――地面を抉った。道(未知)は自らで造り出すものだ。
逸活変災――利子は倍々でバイバイの時だ。極彩色(キョウキ)の暴力が返却された。同じ手に『やられた』王様は己の傲慢を後悔するだろう。そのままぐずぐずと崩れ落ちろ――融けた肉も骨も、残さず喰らってやるから心配するな。仏の顔も三度まで。三度目の正直……いや、この場が狂っているのか。
此れを『乗りこなす』猟兵も。
成功
🔵🔵🔴
早乙女・翼
エジプト王陛下が宝の番人であらせられるとは。
安心なさいませ、我らは宝を奪う賊にあらず。
陛下の魂を再び冥府に誘う者なり。
なんて仰々しく口上述べた上でサーベル掲げて結界発動。
死者に手向ける花として、冥府に導く死天使として。
王の放つ極彩色を血の赤色で上書きするが如く。
呪詛をも破魔の力込めた死で埋め尽くす。
死して蘇るエジプト死生観は知ってるけど。
こんなクソダサネーミングの遊園地にあるような、仮初めの王国で満足するような復活ならばやめた方が良い。
手元に喚んだ魔剣に聖属性纏わせ、貫き斬る。
どうでも良いけど、復活する国間違えてるさよ、王様。
さっきのバステト(にゃんこ)と一緒にエジプトに帰っとこうな?
エジプト王陛下が宝の番人であらせられるとは――赤色よりも血色で、仰々しく口を開けてお辞儀を。相手がオブリビオンでも王は王。たとえ愚物と罵られるべき独裁者でも、丁寧に対応するのが『早乙女』だ――安心なさいませ、我らは宝を奪う賊にあらず――しゅるりと構えた鋭利(サーベル)がギラリと光、対象の心臓を狙い定める。齎すべきは富に在らず、改めての『滅亡』だ。陛下の魂を再び冥府に誘う者なり――鎮魂歌(レクイエム)は翼よりも紅く。深く。展開された結界が王様の心身を包み込む。熾天使ならぬ死天使が曼珠沙華(花)を舞い散らして場を満たす。荒れ狂う嵐など。魔など悉く破壊して終え――死して蘇るエジプト死生観は知ってるけど――埋め尽くされる極彩色。巨大墓(ネクロポリス)の憤慨は何れ静寂に還るのだろう。
即ち、今だ。
こんなクソダサネーミングの遊園地にあるような、仮初めの王国で満足するような復活ならばやめた方が良い――両手剣(魔)に注がれる聖。生死の境に刃(メス)を通せば突、心臓を穿った。縦一文字。
復活する国を間違えたのだ。
さっきのバステト(にゃんこ)と一緒にエジプトに帰っとこうな?
成功
🔵🔵🔴
佐々・真子
……っっ
あなたはその胃の腑にどれだけの……っ
……あなたのことは存じません
正直に言って……とても恐ろしい存在、ということもわかります
それでも……それでも……っ
言えることがあります!!
あなたが呑んだ輝きは、あなたの宝物ではありません!!
その輝きの一つ一つが、それぞれの、誰かの、大切な宝物です!!!
気力を振り絞り、邪神を『覗き』込みましょう(第六感・視力・勇気)
彼に呑み込まれた輝きを探すのです(情報収集・医術)
広げるのは影の迷宮(影遊び)
禍々しい嵐を、壁の中に隠れてやり過ごし二重影で壁に紛れて接近
影の弾丸で抉り、目覚めへの渇望にて輝きを内に守り
貴方には科学者が撒いていた毒ガスを解放しましょう
さよなら
心臓は死んだ。されど王様の魂は無尽蔵で在り、此れを潰さねば『骸の海』への回帰は在り得ない。数多の否定に苛まれた狂気の王は、威厳も何もなく超越性(エネルギー)に縋り付いた。我の宝物は――あなたはその胃の腑にどれだけの……っ。佐々・真子は猟兵で在る前に種族・人間だ。逸脱的に。奇怪的に。好奇心を有するが楽しみ以上に恐怖が勝る。脳味噌か胸の付近に存在する、己の光輝(魂)が冷えるような――あなたのことは存じません。とても恐ろしい存在、ということもわかります――頭の中を弄ばれる感覚だ。精神の根底を崩されるような感覚だ。それでも……それでも……っ。
言えることがあります!!
叫ぶ。轟く。覗き込む――神経を研ぎ澄まして王様の『魂』どもを認識する為に。呑み込まれた存在(人々)を解放する為に――その輝きの一つ一つが、それぞれの、誰かの、大切な宝物です――見えた。『視』得た。直ぐに取り出さねば『一つ一つ』が狂気の『極彩色』に染まって終う。最も恐ろしい崩壊だけは阻止せねば。
あなたが呑んだ輝きは、あなたの宝物ではありません――認知が歪む。魂の在り方すらも揺らめかせ、王様は暴虐の嵐を『迷路』に解き放った。相応な強度の壁も数十秒で壊すほどの――だが。影までは届かない。接近するのは容易かった。
無銘都市(遺跡)全体が咆哮した。目覚めへの渇望は猟兵だけの『もの』で、王様には何も残されていない――漆黒の弾丸が脳天を抉る。それでも王様(オブリビオン)は斃れない。魔術を嘲笑う化学の開放。総ての猟兵が『おやすみ』に吸い込まれた時、紫の毒が爆発する――さよなら、だ。
轟音と共に崩れ果てるアトラクション。
猟兵達が脱出し、天を仰げば。
消えて逝く浮遊――彼等は死すら死す棺桶から、救済へと。
大成功
🔵🔵🔵