第六天囲〜轟く国崩しを止めるには〜(作者 ヨーシャ
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●十二将軍議
 街道が整備され、徳川幕府の威光が遍く世に行き渡っていて、なお。その光届かぬ場所は確かに存在する。
「――勅命が下った」
 そのような闇に覆われた場所に集うのは12の影。
「あのお方のため、我らはここに集った」
 闇に浮かぶ顔――それは細川ガラシャと呼ばれる女武将だ。
 ここに集う彼らの姿形は千差万別だが、その共通点は彼らが皆、過去の残滓たるオブリビオンであること。
 歴戦の風格漂わせる将から百鬼夜行の妖までが、ガラシャの元に集まっていた。
「この城を落とすため汝らの命、頂戴したい」
 ガラシャが示した地図を囲い、それぞれの役割を告げる。
 その声がやんだ後、一瞬の静寂を挟んで影たちは一斉に動き出す。
 ここに産声を上げるはオブリビオンの大軍勢。過ぎ去ったはずの戦国が、今の世に蘇る。

●グリモアベースにて
「サムライエンパイアにて、オブリビオンの大群が動き出しました。彼らは様々な方向からこの城を落とすことを企んでいます」
 マリア・テミルカーノヴァ(電子の海を彷徨う光・f00043)はその城の地図を広げ始めた。この城へのいろいろな方面からの攻撃については他の猟兵たちも察知していて、マリアを含めて12人のグリモア猟兵が協力して戦ってくれる人を募集している。
「皆さんは、城外に砲兵陣地を築いている、『切支丹』を集めて作られた精鋭部隊と戦うことになります」
 何でも、この部隊にはドン・オーギュスタンこと小西行長とドン・フランシスコこと大友宗麟が率いている部隊であるという。さらに、配下の切支丹武者たちも向かってくる者たちに騎馬突撃を仕掛けてくるのだ。
「さらに、敵将の大友宗麟は『国崩し』と呼ばれる強力な大砲を持っています。もう既に一ノ門は砲撃の支援もあって破られました。この『国崩し』が天守に命中したら……おそらくひとたまりも無いでしょう。なので、なるべく早く決着を付けなければいけません」
 城内には騎馬隊と鉄砲隊であわせて数百ほどの徳川方の侍がいるが、小西行長や大友宗麟のような強力なオブリビオン相手には足手まといになってしまう。だが、切支丹武者たちとの戦いの際には少しは戦力になるだろう。
「まず最初に立ちはだかるのは小西行長です。彼を倒した後は切支丹武者との集団戦になり、一掃したら敵将、大友宗麟が出てくるという次第でしょう」
 おそらく、ここで食い止めなければ敵軍は城内の各所を狙った砲撃を加えるだろう。そうなったら、この城は持たない。
「彼らは、『唯一なる神』を信じているようですが、その神はもしかすると、私の信じている神様と同じかもしれません。ですが、私は神様の御心を外れ、蛮行を繰り返す彼らは私と同じ神様を信じているとは思いたくないのです!」
 マリアはうつむきながら真剣な顔をしてはっきりと語り出した。
「だから、ここで彼らを食い止めてください。彼らが悔い改められるように。そして、私は皆様の無事を祈っています。無事に、戻ってきてくださいね」
 そう伝えると、マリアは十字を描いて猟兵たちの無事を祈ると、グリモアを光らせて彼らを送り出すのであった。


ヨーシャ
 こんにちは。ヨーシャです。
 ふたを開けてみたらびっくり、なんと12人連動のシナリオです。

 今回は、城外に築かれつつある砲兵陣地に攻撃を仕掛ける戦いになります。
 第一章では、陣地に立ちはだかる敵将との戦いです。猟兵のみで戦います。
 第二章では集団戦になります。味方の騎馬隊と鉄砲隊も少しは戦力になるかもしれません。
 第三章で敵将との戦いになります。ここも猟兵のみで戦う必要があります。

 では、皆様の熱いプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『小西行長』

POW ●「商人の根性舐めたらあきまへんで」
【異教を信じる心と商売人としてのプライド】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD ●「球弾きもお手のものや。捌ききれまっか?」
【商売道具であるそろばんを武器に用いる事】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【そろばんの珠】で攻撃する。
WIZ ●「真似から始まりマネーに至るは商いの基本でっせ」
対象のユーベルコードを防御すると、それを【見様見真似で再現】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は鍋島・小百合子です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「国崩しを止める……なんてあきまへんな。ドン・フランシスコ様を倒すには、まずはワイが止めたる! さあ、かかってきーや!」
 ドン・オーギュスタンこと小西行長は陣の先頭に立ちながら、向かってきた徳川側の兵を睨み付けた。その眼光に、兵たちは圧されて前に進めない。
 そうなると、この戦いでは猟兵たちが戦うしかない。
「神を信じるものは無敵、やで。 命が惜しいなら、ここから先へは進まんといてや!」
 今まさに猟兵たちと、元商人の切支丹、小西行長との戦いは切って落とされようとしていた。
鍋島・小百合子
SPD重視

しばし信長軍による小競り合いが続いておったが総てはこのためじゃったのか…
ならば野放しにはできぬな

「一番槍!鍋島小百合子!推して参るぞ」
UC「鎧装馬騎乗」発動
召喚した鎧軍馬に騎乗し薙刀を片手に小西行長へ突撃をかける
撃ち出されてくるそろばんの珠を武器受けとなぎ払いの併せで切り払いつつ、人馬一体の一撃離脱戦法をとる(咄嗟の一撃・串刺し・鎧砕き併用)
他の猟兵との連携を意識する場合は馬を走らせながら長弓で援護(視力・スナイパー・鎧砕き・援護射撃併用)

小西行長を討ち取る名誉に預かれた場合は介錯を仕る
「貴様の商人としての根性は武士の心意気と同等のものじゃ。その貪欲さはわらわも預かり得たい」


「しばし信長軍による小競り合いが続いておったが総てはこのためじゃったのか……ならば野放しにはできぬな!!」
 オブリビオンに滅ぼされた小国の息女である鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)にとって小西行長は因縁ある敵である。この因縁ある敵への一番槍を決められるという光栄は小百合子の心を高鳴らせた。召喚した鎧軍馬に跨がると小百合子は高らかに宣言した。
「一番槍、鍋島小百合子! 推して参るぞ!」
 その手には、愛用の薙刀、竜王御前。颯爽と鎧軍馬を駆り、行長の元に駆け込んでいく。
「こんなんでワイが倒せると思っとるんやろか? ほな、そろばんの珠でも喰らいなはれ!」
 そろばんの珠が小百合子めがけて撃ち出される。小百合子だって負けてはいない。見事に薙刀でそろばんの珠を受けるとはじき返していく。小百合子は薙刀の切っ先を行長に向けると一気に刺し貫き、そのまま一撃離脱を決めるのだった。
「貴様の商人としての根性は武士の心意気と同等のものじゃ。その貪欲さはわらわも預かり得たい」
「くっ……まだ、こんなところで、死んでたまるかっ!! 神は、ワイを許して……くださる……。ワイは、天国へ……」
 行長はまだ息があるが、そう長くはあるまい。小百合子は行長の心意気を褒めつつも、行長に死の宿命を与えたことに心の重荷が下りたのを感じるのであった。
成功 🔵🔵🔴

エメラ・アーヴェスピア
「国崩し」に砲撃陣地…ね
私の前にそれを持ってくるなんて…いいわね、とても気になるわ
今後の参考になりそうだし…見る為にもその仕事、受けさせてもらうわ

あら、いきなり出て来るのね、ならこちらも遠慮なく
まずは『我が砲火は未来の為に』、呼び出すのは大型の重砲(攻撃力重視)よ
まぁ、基本的には同僚さん達の為の【援護射撃】になるのかしら
それでも巨大化する相手なら当たりやすくなるのだから、強力な砲撃支援になると思うわ
安心して、侮らないわ。私は全力で撃滅するのみよ…!私の主力の大砲を味わいなさい!

※アドリブ・絡み歓迎


燈夜・偽葉
命を惜しみなどするものですか
あなたごとき、軽く踏み越えて差し上げます
そちらこそ、命が惜しければ退くがいいですよ

早業、先制攻撃、高速詠唱から「剣よ、迷いを導いて」を発動
真似しますか?別に構いませんが
このUCは誰が使おうと「猟兵の」戦闘力が上がるわけですし
と挑発&説得&言いくるめ
とはいえ敵の戦闘力が上がるかもと考えて油断はせず
黄昏の太刀(サムライブレイド)を構えて斬り込み接近戦
敵の動きを見切り、残像やフェイントを駆使し確実に当て
装備しているが手で持っていない刀を念動力で操作して攻撃したり

敵の攻撃は見切り、第六感、戦闘知識で感知し回避
避けれずとも武器受けで防御、激痛耐性で耐え
カウンターで斬り返します


鈴木・志乃
今度はサムライエンパイアか……
ゆっくりさせて欲しいんだけどなぁ(青汁啜りながら)
さてこのUCが効くかどうか


UC発動
【歌唱】の【衝撃波】で体内も精神も破壊するよ【精神攻撃、衝撃波、なぎ払い】
無機物すら戦意を失くす歌、貴方の心に響け、届け

とにかく最初は歌って歌って
【第六感】で攻撃を【見切って】逃げまくる
【オーラ防御】常時発動
必要に応じて光の鎖で【武器受け】からの【カウンターなぎ払い】
周囲の破壊して良い器物を【早業念動力】で巻き上げ障壁と化したりしてみる

ほとんど対症療法的に倒すしか方法がない訳だけど
いつかこちらから攻勢に転じられたら良いのにね
しかしあのそろばん大きいな 商売じゃなくて戦闘用でしょ


「『国崩し』に砲撃陣地……ね。私の前にそれを持ってくるなんて……いいわね。とても気になるわ」
 成長の止まった少女のようなサイボーグ、エメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)は、オブリビオンの持つ「国崩し」なる大砲に興味を抱いていた。
「命を惜しみなどするものですか! あなたごとき、軽く踏み越えて差し上げます!」
 妖狐の少女、燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)も闘志をにじませながら襲いかかる脅威に対して備えている。
「今度はサムライエンパイアか……ゆっくりさせて欲しいんだけどなぁ」
 その一方で、鈴木・志乃(ツインクル・f12101)は青汁を飲みながらけだるそうに語る。
「キリエ・エレイソン。クリステ・エレイソン。キリエ・エレイソン……ワイは、まだ終わらへん!」
 痛手を受けた行長は祈りの言葉を唱えて意識を集中する。もう現世に恐れる者はないのか、行長は目を見開くと「神」を信じる心と商売人のプライドを元に己の身体と戦闘能力を大きくしていく。この大男に猟兵は立ち向かわなければいけないのであるが、そんな様子を気にする気も無くエメラは涼しい顔をして大型の重砲を召喚した。
「あら、いきなり出て来るのね。安心して、侮らないわ。私は全力で撃滅するのみよ……! 私の主力の大砲を味わいなさい!」
 身体を大きくした分、的も大きくなるのだ。エメラは意を決すると一気に砲火を切った。
「何のこれしきィィ!」
 そんな行長も身体能力が向上しているためか一斉射撃をかわしていく。
「無機物すら戦意を失くす歌、貴方の心に響け、届け!」
 見るに見かねた志乃は「女神の歌」を歌い始める。

 ♪夢の中で空を歩く 真下に広がる命数えて
  今日を明日を素直に生きてる その顔に微笑み浮かばせたい

 そんな志乃の歌声は行長の心を溶かし始めた。だが、行長にも切支丹としてのプライドと商人としてのプライドがあるのだ。志乃を狙い、行長は一歩一歩力強さを失わず向かってくる。そんな志乃も用意周到、第六感で行長の攻撃を見切って素早い動きで逃げていた。
「ほとんど対症療法的に倒すしか方法がない訳だけど、いつかこちらから攻勢に転じられたら良いのにね……」
 そんな志乃の様子を見るに見かねてか、偽葉が刀剣の迷宮を喚びだす。
「そのユーベルコード、見切ったわぁぁぁぁっ!」
 行長の口元がにやりと歪むと、一瞬で偽葉の喚びだした迷宮と似たような迷宮を喚びだし、偽葉を迷宮に閉じ込めたのだった。だが、ここで機転を利かせた偽葉が行長に言い放つ。
「真似しますか? 別に構いませんが。このUCは誰が使おうと「猟兵の」戦闘力が上がるわけですし」
 しかも、行長は切支丹としてのプライドと商人としてのプライドで身体が大きくなっている。迷宮を抜けるのは身体の小さい偽葉に比べたら格段に難しいのだ。その間に偽葉は迷宮を抜け、黄昏の太刀を手に斬り込んでいく。さらに、志乃の歌声とエメラの砲撃が偽葉の斬り込みを援護する。この息の合った攻撃は行長にさらなる傷を負わせていく。
「まだまだや。この苦しみ、ワイの試練や……」
 痛手を負いながらも、なおも戦い続ける行長の姿を、猟兵たちは驚きと共に見つめるのであった。
「……しかしあのそろばん大きいな。商売じゃなくて戦闘用でしょ?」
 もっとも、志乃はそろばんの使い道に疑問を感じる余裕もあったのだが。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

備傘・剱
戦国の世の亡霊、ね
死人が神を語るってのは、信憑性がましていけないな

露払いにまごついてる訳にゃ、いかないな
速攻でけりをつける

オーラ防御全開で接近、攻撃を武器で受けつつ、迎撃開始
接近戦ならば、二回攻撃と鎧砕きを叩き込み、遠距離戦なら衝撃波と、呪殺弾、誘導弾をバラまいて攻撃してやるよ

そして、武器ででかい算盤をはじき、敵の視界が一瞬でもそれたらダッシュとスライディングで背後に回り込んで黒魔弾を叩き込んでやる

神、仏ってのは、高い空のどこかでこの世を見守ってるもんだ
何もせず、ただ、な
それでも、神ってのを口に出す奴に碌な奴はいないってのが相場なんだぜ?
次、蘇った時の参考にでもしな

アドリブ、絡み好きにしてくれ


ビディリー・フィズン
アドリブ共闘歓迎
■口調
「…」を多用

■行動
「……違います。君、間違っています」
あまりにも美しく「威厳」を放ち光臨する
神を信じる者は無敵?それは違う
「……信じるべきは見えない神ではありません。美しいこのボクです」
だって、王子様ですので

戦場にあっても悠然と美しく歩き小西へと向かう
凄絶な美貌は周囲を輝かせ「オーラ防御」となり攻撃を阻む
「……美々しい、そう言って欲しいですね」

見たことのない大きなおはじきには感心をする
しかし美しく攻撃はかわし、蕩けるような視線を小西に送る
そして尊大な言葉で心を「串刺し」にする
「……神も貨幣も君を救うでしょう。でも心酔するべきは…このボクです」

【恍惚】させて失力させよう


御剣・神夜
商人ですか。こういうところに出てくるタイプではないと思うのですが、出てきた以上覚悟はできていると判断します
その算盤事斬り捨ててあげましょう

体のサイズと戦闘能力を増大させたら、それだけ相手の攻撃は大降りになり、懐に入りやすくなるということなので第六感と見切りで冷静に攻撃をよけて斬り捨てる
算盤の玉の攻撃は見切りと第六感でよけるか、衝撃波で算盤の珠を散らして突っ込んで斬り捨てる
防御しようとしたらその防御事斬り捨てて自身の技を見様見真似などできないと思い知らせる
「戦場は剣士の居場所。商人が出てくるところではありません。貴方とは費やした時間が違うのです。一朝一夕でものにできると思わないで下さい」


 深手を負ってもなおも戦い続ける行長ではあったが、三人の新たなる猟兵の登場でその戦いにもさすがに終わりが近づきつつあった。
「ワイの命、まだ終わらんで!」
 既に身体には幾多の傷跡が刻まれ、息もかなり苦しそうである。だが、神を信じる者として切支丹を弾圧する徳川の世は苦しいものの何物でも無いのだ。それだからこそ、オブリビオンとなってしまった今でも神を信じているという自負は棄てていないのだ。
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ……主もこのような感じであったんやろか……おお、神よ我を救い給え……」
 そんな中、自らを美しいと信じている王冠のヤドリガミ、ビディリー・フィズン(虚栄の王冠・f20090)は現れた途端に意外な言葉を口にするのであった。
「……違います。君、間違っています! 神を信じる者は無敵? それは違います。信じるべきは見えない神ではありません。美しいこのボクです!」
 だが、その言葉は行長の宗教における信仰上の理想の姿とはまるっきり正反対であったのだ。行長は怒りにまかせてそろばんの珠を飛ばしていく。
「ふざけるなぁっ! 被造物風情が! ワイは重いあがっとるヤツが大っ嫌いや!」
 悠然と「美しく」振る舞うつつそろばんの珠をかわしていくビディリー。だが、彼は大事なことを忘れていたのである。美醜の感覚など、人によって千差万別ということを。
「神、仏ってのは、高い空のどこかでこの世を見守ってるもんだ。何もせず、ただ、な。それでも、神ってのを口に出す奴に碌な奴はいないってのが相場なんだぜ? 次、蘇った時の参考にでもしな」
 備傘・剱(絶路・f01759)が皮肉っぽくお互いを諭す。だが、これまた行長の怒りの前に火に油を注ぐ結果になってしまったのだ。
「三位一体なる神が何もせんわけがあらへん!! 神様は、いつもいっしょにいて支えてくれる者なんや!」
 プライドと共に、己の身体がふたたび大きくなり、その勢いで剱に向かってきたのである。そんな剱も黙ってやられるわけにはいかないとばかり、己の武器で行長のそろばんを弾き飛ばした。
「商人ですか。こういうところに出てくるタイプではないと思うのですが、出てきた以上覚悟はできていると判断します。その算盤ごと斬り捨ててあげましょう!!」
 さらに、剱に加勢する女剣士、御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)も正面から野太刀、豪刀・牙龍を振るい一閃のごとく斬り込んでいった。正面の神夜に気が回った瞬間、行長の眼前から剱の姿が消えたのだった。背後に回り込んだ剱の放った黒魔弾と正面の神夜の剣技、剛刃・流走を受けた行長は、その一撃の前に倒れるしかなかったのだ。
「戦場は剣士の居場所。商人が出てくるところではありません。貴方とは費やした時間が違うのです。一朝一夕でものにできると思わないで下さい」
 力尽きかけた行長が最後に聞いた言葉は、神夜の剣士としての誇りに満ちあふれる一言だった。
「ワイは、どこで道を踏み外したんやろか……主よ、わが罪を赦したまえ……」
 目を閉じ、力尽きる行長。その戦いぶりを褒める者もいれば、剣士の誇りをぶつける者もいた。だが、永い眠りにつかなければいけない定めは皆同じなのだ。
 皆が強敵の最期を見つめていたその時、ただ一人、ビディリーは周りも見ずに言葉を口にするのだった。
「……神も貨幣も君を救うでしょう。でも心酔するべきは、このボクです」
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴


第2章 集団戦 『切支丹武者』

POW ●騎馬突撃
自身の身長の2倍の【軍馬】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD ●後方支援
【切支丹女武者】の霊を召喚する。これは【鉄砲による援護射撃】や【一斉掃射】で攻撃する能力を持つ。
WIZ ●主の裁き
【ハルバード】を向けた対象に、【天からの雷】でダメージを与える。命中率が高い。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ドン・オーギュスタンこと小西行長の敗北は、砲兵陣地を守る兵士たちに大きな動揺を与えたのである。兵をまとめる将、ドン・フランシスコこと大友宗麟は猟兵の戦いを目にして、麾下の切支丹武者たちをぶつけることを企んだのだ。
「国崩しは次を撃つまで時間がかかる……なら、わが兵をぶつけるまでよ。全ての軍勢に命ずる、猟兵が向かってきたら軍馬で突撃せよ。主は我等を見捨てることはない。信じざる者に主は裁きを下すであろう。さあ、行くのだ!!」

 その一方、砲兵陣地への突撃のために集められた徳川方の騎馬隊と鉄砲隊も敵将の敗北に大いにときの声を上げたのだった。行長のような将とは戦えなくとも、もしかしたら猟兵たちの役にたてると皆思い始めたのだ。

 オブリビオンの築いた砲兵陣地を巡る戦いは、なおも続くのであった。
御剣・神夜
神を信仰するのは自由です
ですが、だからと言って武力でどうにかするのは間違っています
あなた方の神がどうかはわかりませんが、信仰を勘違いしているのではないですか?

騎馬突撃してきたら見切りで突進をよけつつ、カウンターで生命力を共有していて的の大きい馬のほうを攻撃する
霊を召喚されて鉄砲で援護射撃されたら、一斉射などはよけにくくて面倒なので優先的に切り捨てる
ハルバードを向けられたら雷が来ると思って咄嗟に野太刀を上空に投げて避雷針にする。間に合わないなら野太刀を地面にさしてアース代わりにする
「貴方達が貴方達の神を信じるように、私も自分の信じるもののために、負けるわけにはいかないのです」


エメラ・アーヴェスピア
次が来たわね、これも仕事よ、手早く片付けましょう

鉄砲隊が居るなら、力を借りましょうか
『この場は既に我が陣地』
後方からまずは先制砲撃
そして突撃する同僚さん達や騎馬隊の【援護射撃】になるように砲撃を開始するわ
鉄砲隊の皆も合わせれば、相当の弾幕にはなるでしょう
攻撃は…まぁ砲撃以外でこちらに向けられるようなら、もう陣形崩壊してるわよね

※アドリブ・絡み歓迎


備傘・剱
知ってるか?
兵の逐次投入は戦場で最も避けるべき事なんだってな

雷獣駆、発動
いくらいい馬に乗っていても、空飛ぶ獣には、指一本、触れる事はできないぜ?
まぁ、オーラ防御全開にしつつ、雷に対しても雷撃耐性があるから、多少の傷は負うだろうが…
ここは戦場、他の奴もいるだろうし、気を引ければそれだけ、仲間が攻撃する時間も稼げるだろうぜ

俺自身も、他の仲間が気を引いてる奴に暗殺を仕掛ける
上空から近づいて、グラップルの要領で首をへし折ってやれば、相手は殺されたことにも気が付きはしないだろうな

戦争ってのは、戦場を組み立てることができる奴が勝つもんだ
こいつらの御大将はそれができてるのかね?

アドリブ、絡み、好きにしてくれ


燈夜・偽葉
あらあら、沢山来ましたねぇ
いいですね、纏めて斬り捨ててあげましょう

色々な宗教において、神は人の親という見方をされることがあります
あなた達の信じる基…教もわりとそういう感じだったはず
そして親子であるならば、子は親離れをしなければいけないもの
あなた達はいつまで親のすねを齧って生きるつもりですか?
…ああいや、死んでましたね。オブリビオンですし

早業、先制攻撃から「剣よ、空を分かちて」で攻撃します
範囲攻撃、鎧砕き、鎧無視攻撃、2回攻撃で甲冑も霊も纏めて斬りますね
視力と見切りで確実に当てます

敵の攻撃は見切り、第六感で感知
念動力で刀を操作して武器受け
すり抜けたものは更にオーラ防御で防ぎます


鍋島・小百合子
POW重視

砲撃を許せば天守閣を死守している者達が不利になる
急ぎ攻略せねばな

「敵が突撃をかけるのならばこちらも突撃あるのみじゃ!」
UC「黄金勇霊装」発動
黄金の甲冑を纏い勇気に比例した戦闘力を得たらまずは長弓に数本の矢を番え遠距離から騎馬兵を射抜く(視力・スナイパー・目潰し・毒使い・マヒ攻撃・範囲攻撃併用)
距離を詰められたら薙刀に持ち替え、飛翔能力を活用して宙を飛びながら軍馬ごと騎馬兵を切り裂いていく(なぎ払い・範囲攻撃・空中戦・咄嗟の一撃併用)
騎馬突撃を許した場合は飛翔能力と残像を活用しての回避、その後一定の距離をとる
なお徳川方の鉄砲隊には猟兵の援護と敵騎馬隊の足止め、瀕死の敵へのトドメを指示


寺内・美月
アドリブ・連携歓迎
事前にUC〖緊急展開『即動必遂』発動〗によりUC〖霊峰兵団召喚〗を使用
同UCからABCT(機甲旅団戦闘団)を抽出して行動開始まで存在を隠蔽
事前に落雷(【主の裁き】)対策で全車に避雷針を取り付ける
「…予想通り、『全隊に命令、行動開始』」
敵のUC【後方支援】の準備が整う直前に攻撃開始
・『現代の』砲兵戦力で射程外から敵を粉砕
・『現代の』騎兵(戦車及び装甲車)で射撃しつつ突撃
※敵が接近(【騎馬突撃】)してくる場合は車載機関銃等を使ってなぎ払う
ある程度減らしたら〖突撃命令『真鋭』下達〗を全ての徳川諸兵、猟兵、霊兵に付与する
「総員抜刀、敵中央を食い破る…突撃開始」


 信じることとは、何なのだろうか。ある人は、それは希望を信じるためであるといった。切支丹武者たちは信長が喚びだした異教の教えを受け入れたが、その背景には何らかの希望を信じたいという思いがあったのかもしれない。

「さあ、神を信じざる者に裁きの鉄槌を下すのだ!」
 切支丹武者の隊長らしきものが、手にしたハルバードを天高く掲げる。その陣は一瞬の祈りを捧げると、そのハルバードを振り下ろした。その先が指し示すのは猟兵たちの砲兵陣地である。ここにはエメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)や寺内・美月(霊兵の軍を統べし者・f02790)、さらには徳川方の鉄砲隊が今か今かと攻撃開始の時を待ち望んでいた。
「次が来たわね、これも仕事よ、手早く片付けましょう!」
 エメラが砲撃の火蓋を切ったとき、戦場に雷鳴が轟いた。だが、雷は美月の召喚した機甲旅団の車両が付けていた避雷針に落ちたのであった。機甲旅団の車両には既に避雷針が付けられており、こちらの被害はない。
「何だあれは……岩か?」
 切支丹武者たちに動揺が走る。
「……予想通り。全隊に命令、行動開始!」
 美月が機甲旅団に行動開始の号令を下す。その号令と共に機甲旅団の砲兵戦力が火を噴く。切支丹武者たちにとっては未知の兵器だ。エメラのガトリングガンの銃声も高らかに響いていた。
「この調子。これが、私の仕事だから」
 エメラは口元をにやりと曲げると鉄砲隊に号令を下す。鉄砲隊の発射した銃弾も切支丹武者たちを撃ち抜いていく。だが、倒れた切支丹武者は一部に過ぎない。

 一瞬、戦場に張り詰めた空気が満ちる。愛用の野太刀、豪刀・牙龍を握りしめた御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)や太刀を握りしめた燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)、黄金に輝く馬甲を付けた軍馬に跨がった鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)は徳川方の騎馬隊と共に突撃の号令を今か今かと待っていた。突撃の号令を待つのは彼女らだけではない。『現代の』騎兵たる戦車部隊や装甲車部隊も後方に控えていた。
「あらあら、沢山来ましたねぇ。いいですね、纏めて斬り捨ててあげましょう!」
 偽葉が威勢よく叫ぶ。
「神を信仰するのは自由です。ですが、だからと言って武力でどうにかするのは間違っています! あなた方の神がどうかはわかりませんが、信仰を勘違いしているのではないですか?」
 神夜も思いの丈を切支丹武者たちにぶつける。
「ぬぅっ、神を愚弄するとは、許せぬ! 全軍、突撃だ!!」
 切支丹武者たちも身長の二倍の大きさの軍馬を呼び出す。
「敵が突撃をかけるのならばこちらも突撃あるのみじゃ!」
 小百合子の号令と共に、両軍の騎兵が今まさに激突する。小百合子が手にした長弓から矢を発すると、両軍の兵が突進しぶつかり合ったのであった。
 さらに、切支丹武者たちは切支丹女武者たちの霊を呼び出す。猟兵たちのと切支丹女武者たち共に援護射撃を加えていくと、戦場はお互いがぶつかり合い、敵味方問わず多くの者が倒れていった。

 そんな戦場を上空から見やる一人の猟兵がいた。額から生えた麒麟の角より発生した黒い迅雷で全身を覆った備傘・剱(絶路・f01759)である。
「知ってるか? 兵の逐次投入は戦場で最も避けるべき事なんだってな……」
 神夜は狙いを定めた女武者を切り捨てると、彼女めがけて突撃してきた切支丹武者をかわし、背後から斬撃する。
「色々な宗教において、神は人の親という見方をされることがあります。あなた達の信じる基……教もわりとそういう感じだったはず。そして親子であるならば、子は親離れをしなければいけないもの……あなた達はいつまで親のすねを齧って生きるつもりですか? ……ああいや、死んでましたね。オブリビオンですし!」
 皮肉を込めつつ、偽葉は向かってきた切支丹武者と切り結ぶ。
「貴様らにわかってたまるか! 我々には、希望が必要なんだ!」
 切支丹武者の痛烈な叫びが偽葉の耳に聞こえてくる。その直後、切支丹武者は剱の上空からの一撃に地に倒れ伏すのであった。
「戦争ってのは、戦場を組み立てることができる奴が勝つもんだ。こいつらの御大将はそれができてるのかね?」
 ちょっと余裕めいた口調で剱は切支丹武者の首をへし折っていく。
「ええい、何をしているか! 前へ、進むのだ!」
 切支丹武者の隊長が焦りと共に前に出る。だが、その瞬間、地を蹴り飛び上がった黄金の軍馬に跨がった女武者が切支丹武者の隊長を襲ったのである。
「……隙あり! そこまでじゃっ!」
 小百合子の巧みな薙刀捌きに、切支丹武者の隊長は一瞬で切り捨てられてしまったのだ。隊長を失った切支丹武者たちは潰走を始める。それを追うのは、徳川方の騎馬隊。
「あやかし相手にここまで戦えるとは……我々も、やればできるもんじゃな」
 徳川方の騎馬隊からそんな声が聞こえてくる。そんな騎馬隊も、逃げる切支丹武者を一人一人追い詰めていく。
 逃げる切支丹武者を追うのは騎兵隊だけではない。戦車や装甲車の機甲旅団も全身を始めたのである。未来の新兵器に驚き回る切支丹武者たち。こうなると多勢に無勢である。猟兵たちと徳川方の騎馬隊、さらには美月の召喚した機甲旅団の追撃を受け、切支丹武者たちは苛烈なる戦いの末に全滅したのだった。戦場には、切支丹武者の身につけていた十字架が転がっていた。小百合子はそれを拾うと、彼ら切支丹武者たちの安らかなる眠りを祈って手を合わせたのだった。

「砲撃を許せば天守閣を死守している者達が不利になる! 急ぎ攻略せねばな!」
 小百合子は残る敵将・大友宗麟との戦いに向け、徳川方の兵士たちを鼓舞していた。とはいえ、強力なオブリビオンとの戦いは兵士たちには力量不足なのだ。だから、この後の戦いは兵士たちと共には戦えないのである。天守閣を守れるかは猟兵たちの戦いぶりにかかっているのだ。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴


第3章 ボス戦 『大友宗麟』

POW ●国崩し
【フランキ砲の砲弾】が命中した対象を燃やす。放たれた【焼夷弾の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD ●寺崩し
【己の肉体言語】による素早い一撃を放つ。また、【フランキ砲を手放す】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ ●城崩し
単純で重い【フランキ砲から放たれた砲弾】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は鍋島・小百合子です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「……これほど簡単に武者たちが敗れるとは、そろそろ出番か?」
 大友宗麟は切支丹武者の惨状を目にすると、一瞬黙祷を捧げた。

 これほどまでに、猟兵は強かったのか。だが、神の教えを広めるには、この城を落とさなければいけない。そのためにも、猟兵たちは排除しなければいけない存在なのだ。

「我はフランシスコ。またの名を大友宗麟。いざ、参る!」
 国崩しを手に、宗麟は戦いに身を投じようと前に進むのだった。
備傘・剱
お、御大将が、ようやく、重い腰を上げたか?
多くの兵を失った裸の大将が、な

戦略と戦術を間違えて、余裕を見せた上に戦線まで崩壊させた将に、着いてくる兵はいないぜ
神の教えや、国崩しの前に、兵を守り、被害を最小限に抑える戦略を取らないと戦は負けるもんだ

鎧無視攻撃と二回攻撃を重ねて使い、衝撃波を内部に叩き込むぜ
あれだけ重くて長いフランキ砲だ
砲口が敵に向けにくい近接攻撃での戦闘は苦手とみていいだろうぜ
もし、砲口をこっちに向けてぶっぱなす様子が見れたら黒魔弾で砲口をふさいでやるよ

何処の空で何を言ってる神に仕えてるかは知らないが…
空の上に神様なんかいたためしはないぜ?
宇宙育ちの俺が言うんだ、間違いはないだろう


 猟兵たちの活躍により、砲兵陣地に残る戦力は宗麟一人になっていた。「国崩し」を守る兵を残しておかないことは彼の誤算であったが、己の力を恃んだ宗麟は無謀にも自分一人で向かっていったのである。しかも、重そうな「国崩し」を手にして。
 そんな宗麟に立ち向かう備傘・剱(絶路・f01759)。彼は余裕そうに持論を語り始めたのである。
「戦略と戦術を間違えて、余裕を見せた上に戦線まで崩壊させた将に、ついてくる兵はいないぜ。神の教えや『国崩し』の前に、兵を守り被害を最小限に抑える戦略を取らないと戦は負けるもんだ!」
 この戦い、勝てるとみた剱は勢いよく宗麟めがけて突っ込んでいった。
「ソドムとゴモラを焼き尽くした炎を喰らうがよい!」
 宗麟は「国崩し」の口火を切り、焼夷弾を剱めがけて発射した。しかし重くて長いフランキ砲ゆえに、コントロールはよく効かないのだ。しかも、二発目を装填したところで剱の放った黒魔弾によって砲口が塞がれてしまう。これでは「国崩し」は撃てまい。
「ぬ、ぬかったか。天にまします我等が神よ、我に力を!」
 しかし、その願いは宗麟には通じなかったようだ。直後、剱の一撃が宗麟にヒットする。
「何処の空で何を言ってる神に仕えてるかは知らないが……空の上に神様なんかいたためしはないぜ? 宇宙育ちの俺が言うんだ、間違いはないだろう」
 剱は、落ち着いた様子で言葉を残すのであった。
成功 🔵🔵🔴

御剣・神夜
正々堂々と名乗り出てくるとは
敵将とは言え見事です。敬意をもって相手をしましょう

国崩しの砲弾は第六感と見切りで反応して斬り捨て、距離を詰めて撃てないようにして斬り捨てるか、衝撃波で着弾前の遠い状態で弾き飛ばすか斬り捨てるかする
寺崩しで近接戦を挑んできたら野太刀で対応しきれないなら野太刀から手を放し、グラップルで柔で相手の力を利用し、重心を崩して投げたりして対応する
城崩しは第六感と見切りで弾道を予測し、衝撃波で着弾前に弾き飛ばすか、斬り捨てる
「堂々と名乗り出る姿、敵ながら天晴です。では、私もあなたの誇りに全力で立ち向かいましょう」


燈夜・偽葉
語るに落ちましたね!
分かって貰えないことを嘆くならまだしも、分かられてたまるか、などと!
その諦念がお前たちの精神面での敗因です!

人は自身が正義だと認識している時が最も残虐なもの
とりわけ神の正義は特に凶悪です
神に責任を問えないし、間違いを認めようとしない
神は間違えないとしても人は間違うものでしょう
神の意図を完璧に理解しているというのであれば、それこそ思い上がりも甚だしいのでは?

衝撃波、範囲攻撃併用で「剣よ、地を鎖して」を使用
敵の攻撃でちょっとクレーターが空いても、そこを凍結させて穴を埋めれば問題ありません
フランキ砲弾は見切りや戦闘知識で感知し回避します


「堂々と名乗り出る姿、敵ながら天晴です。では、私もあなたの誇りに全力で立ち向かいましょう」
 御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)が宗麟の心意気を褒めるように言葉を述べる。
 その一方で、燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)は別の思いを抱いていた。
「語るに落ちましたね! 分かって貰えないことを嘆くならまだしも、分かられてたまるか、などと! その諦念がお前たちの精神面での敗因です!」
 この言葉に、宗麟は逆上して「国崩し」で狙いを偽葉に定めて重量のある砲弾の一撃を放った。偽葉は弾道を見切って回避すると、太刀を構え、一気に飛び出した。その動きに同調するかのように神夜も宗麟めがけて駆ける。偽葉がかわした砲弾は、地面にクレーターを作っていく。
「人は自身が正義だと認識している時が最も残虐なもの。とりわけ神の正義は特に凶悪です! 神に責任を問えないし、間違いを認めようとしない! 神は間違えないとしても人は間違うものでしょう。神の意図を完璧に理解しているというのであれば、それこそ思い上がりも甚だしいのでは?」
 偽葉の口から、宗麟の傲慢なる「正義」を糺す思いが発せられる。
「確かに、全知全能の神の意図を、人は間違えるかもしれん。だが、それでも神は言っている。悔い改めれば赦す、と! それを信じて、神の教えを広めるしか、今の私にはないのだ!」
 宗麟は思いの丈を叫びつつ、偽葉を狙った砲撃をやめようとしない。そんな偽葉を狙った砲弾を神夜は気迫で弾き飛ばした。
「困ったときは、お互い様よ。さあ、行きましょう」
 神夜と偽葉、二人は戦場を駆ける。宗麟の側も、砲弾を焼夷弾に変えて二人を狙う。だが、砲弾を変えた隙に神夜と偽葉は宗麟の懐に踏み込んでいた。偽葉の振り下ろした一の太刀を宗麟はやっとの事でかわしたが、その隙を狙った神夜の一撃を身に受けてしまう。二人の息の合った攻撃に宗麟は我を取り戻したが、既に時は遅し。神夜と偽葉の二人に手痛い一撃を宗麟は受けてしまったのである。鋼の意思で耐えるも、着実に彼の体力は削られていったのである。
「せっかく誇りと誇りをぶつけ合う戦いができると思ったのですが……怒りにかられたことが、あなたの敗因かもしれませんね」
 神夜の一言を聞きつつも、こんなところで倒れてはたまるかと闘志を燃やす宗麟であった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

ニコラ・クローディア
ハァイ、オブリビオン。調子はいかが?
ああ、名乗りはいらないわよ?
だって、覚えておく必要がないんですもの。既に戦略的に負けている軍の将の名前なんてね。それに様子を見る限り、相当追い詰められて戦術的にも負けそうですもの。
というわけで、天守閣への猟兵転移担当、ニコラ・クローディア……細川ガラシャが地獄へ召されたお知らせをここまで運んできたわ。
このまま粘るだけ、貴方の損。
切腹するというのならば介錯仕るわ。
それでも抗うなら、お相手しましょう。

UCで戦場に転移
宗麟の攻撃から猟兵を守りつつ大見得切るわよ
盾受け+オーラ防御で展開した光盾を使いつつ、仲間が決定打を放つための時間を捻出しましょう

アドリブ&連携歓迎


「むぅ、まだ城は落ちぬか……むむ、まさか……」
 宗麟が天守閣の方を見やると、そこには戦いの気配はなかった。
「まさか、ガラシャ殿は……敗れたのか……?」
 目を白黒させる宗麟。その正面に、光の盾とグリモアを持ったドラゴニアン、ニコラ・クローディア(龍師範・f00091)が転移してくる。
「ハァイ、オブリビオン。調子はいかが?」
 突然の言葉に、黙る宗麟。
「ああ、名乗りはいらないわよ……だって、覚えておく必要がないんですもの。既に戦略的に負けている軍の将の名前なんてね。それに様子を見る限り、相当追い詰められて戦術的にも負けそうですもの!」
 宗麟の顔が、みるみるうちに憤怒の色に染まる。
「神は言っている、希望を棄ててはならんと。まだここからでも、逆転をあきらめない……大友宗麟、参る!」
 フランキ砲を投げ捨てて叫びながら拳を振るうも、その一撃は光の盾によって阻まれてしまう。
「というわけで、天守閣への猟兵転移担当、ニコラ・クローディア……細川ガラシャが地獄へ召されたお知らせをここまで運んできたわ。このまま粘るだけ、貴方の損。切腹するというのならば介錯仕るわ。それでも抗うなら……お相手しましょう!」
 その知らせを聞くも、うなだれることすらしない宗麟。振るう拳がニコラの盾によって弾かれていった。宗麟の体力も気力も、着実に削られていく。
「……さあ、撃ってみなさい、『国崩し』の一撃を!」
 ニコラの挑発にフランキ砲を再び手にしようと手を伸ばす宗麟。だが、その一瞬の隙をニコラは見逃さなかった。とっさに稲妻の龍爪の一撃をたたき込むと、宗麟の身体に血がにじむ。
 この戦いも、時期に終わる。後は、仲間が決定打を放てばよいのだ。宗麟が斃れる時は、刻一刻と迫っていた。
成功 🔵🔵🔴

鍋島・小百合子
くっ…単身で砲撃をこなすとは小賢しい
それしきの事で怯みはせぬぞ!

「破壊だけで自ら崇める神の教えを広められると思うなよ!」
薙刀を手に他の猟兵と連携を交えて大友宗麟と対峙
ダッシュしつつ接敵、鎧砕きとなぎ払いを併せた斬撃と残像による翻弄にて砲撃を許さないよう立ち回る
国崩しによる焼夷弾は薙刀での武器受けで防御、延焼分の炎は火炎耐性活用にて耐え凌ぐ
砲弾は残像を交えての回避
十分に接敵してところで機を見てUC「災禍刺刀撃」発動
腰に差した小太刀を抜刀、至近距離からの直突きで相手を串刺しに処す(鎧砕き・串刺し・咄嗟の一撃併用)
「宗派が違えど争う必要はないはず。なぜ分かり合おうとせぬのじゃ?」


 この戦いの火蓋が切られて、どれくらいの時が経っただろう。もはや、残るのは宗麟一人だけ。だが、諦めが悪いのか、なおもフランキ砲を撃とうとする宗麟。
 単身で砲撃をこなすその姿に、鍋島・小百合子(朱威の風舞・f04799)は自らを鼓舞して立ち向かおうとしていた。
「破壊だけで自ら崇める神の教えを広められると思うでないぞ!」
 薙刀を手に駆けるその姿は凜々しく映る。小百合子はそのまま宗麟に接敵すると、「国崩し」の一撃を撃たせないように立ち回る。その薙刀の切っ先に宗麟は視線を奪われるも、最後の力を振り絞って焼夷弾を放った。だが、その弾道は小百合子にはかすりもしない。
「宗派が違えど争う必要はないはず。なぜ分かり合おうとせぬのじゃ?」
 小百合子の叫びに気をとられる宗麟。
「偶像崇拝者に、わかってたまるか……神の教えに背く者に!」
 かつて、宗麟は多くの寺を壊してきた。なぜなら、それは偶像を拝んではならないという神の教えに反するからだ。宗麟はその教えに忠実にふるまったまでのことだ。
「そうか、分かり合えぬか……なら、我は放つ鎧貫く剛の一刺……受けよ!」
 小百合子は意を決したように叫ぶと、父の形見の小太刀を抜き、宗麟の胸に突き立てる。血しぶきが舞うと、宗麟の身体が崩れ落ちる。
「……なぜじゃ、こうも人は分かり合えぬのか?」
 小百合子は宗麟の身につけていた十字架を地に立てると、瞑目して宗麟の安らかなる眠りを祈るのであった。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2019年07月29日
宿敵 『小西行長』を撃破!
『大友宗麟』を撃破!
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴