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進め☆灼熱街道〜伝説のビキニアーマーを探して〜

#アックス&ウィザーズ #群竜大陸 #勇者 #勇者の伝説探索

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●世界で一番熱い奴。
「伝説の勇者の伝説にご興味のある方、お集まりいただいてありぴっぴー☆」
 朱鳳・智優利(異世界転生したら邪教の教祖兼変身ヒロインにされた件・f01245)は猟兵達に元気よくご挨拶。
「さてー! 本日皆様にご紹介する商品はーーー。こちらっ!」
 などと言いながらしゅばばばばっとアロマガーデンの奥にある倉庫から何やら服を着たマネキンを持ってきた。
 その服は、大変際どく、魅惑的で、レジェンド級のナイスバディでないと着こなすのが難しそうな布切れと鋼の調和した衣服であった。
「あ、これは予知で知った情報を元に作った想像の産物で実物がこんなのとは限らないんですけど!……皆様ならこれが何を再現したものかわかりますよね! わかってくれますよね☆そうです! ビキニアーマーです! 伝説のビキニアーマー!!」
 ちうりんはズビシィッと元気よく宣言した。
「と、いうわけで今回皆様に追っていただくのは勇者の一人が愛用していたというこの、伝説のビキニアーマー。大事なことなので二回言いました。伝説のビキニアーマーを追ってください!」

●クエスト:伝説のビキニアーマーを探して!
 場所:A &Wのとある場所。
 概要:伝説の勇者の防具、ビキニアーマーの存在を検知しました! 探してみませんか!?
 備考:なんでも、それはとてもとても熱いところにあるようです!

「はい!勿論これだけの情報じゃ探せませんよね! と、言うわけで、今回は予知でみました伝説のビキニアーマーの存在を知ると言うお爺さんのところへ転移ゲートが繋がっていまーす☆ このお爺さんを納得させればビキニアーマーの情報をくださるようです。そして、その方法は……サウナ耐久勝負!!! お爺さんと勝負するのではありません。お爺さんの用意した熱々サウナ我慢大会で上位入賞しなければならないのです! と、言うわで、皆様の容赦ないスキルやユベコの力を使って情報を手に入れてきてくーださいっ☆ あ、水着とか褌とかちゃんと着てくださいね? 大会規定に書いてあるので!」
 ちうりんはそう言うと、グリモアである花束を天にかざした。その花束が輝きを放てば、彼女の後ろにあるアロマガーデンの温室の扉はA &Wへと繋がった。


ピンク☆フラッシュ
●我慢大会は夏の風物詩。
 ピンク☆フラッシュです! 色気に繋がりそうなシナリオを休憩しようとしたらなんか熱々の組み合わせが出来てしまったのでついやっちゃいました☆

 一章は我慢大会! お爺さんの用意した熱々サウナでの戦いです。モブや他の猟兵と競ったり競わなかったりしながら情報を目指してください。そしてもし得られなくっても他の猟兵から教えてもらった程で行っちゃいましょう☆

 二章は……熱々です! 一章より熱いです。熱くなります。溶けないでー☆ 熱で身につけていられなくなるような防具などをつけているとダメージを受けかねないので服装にご注意ください(詳しくはお爺さんの秘密なので二章で改めてアナウンスします)

 三章は集団戦! 果たして、伝説のビキニアーマーはあるのか!? そして、手に入れることはできるのかー!? この装備は男性でも装備できますので女性でなくても、コレクションしたい、着てみたい男子も是非ご参加ください。トミーウォーカーに性別専用装備はないよ!
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第1章 日常 『熱々サウナで汗を流そう』

POW   :    より熱い場所で汗を流す

SPD   :    マッサージで体を揉みほぐす

WIZ   :    適度に水風呂に入って体をリラックスさせる

イラスト:礎たちつ

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●灼熱! サウナ大会☆
「ほう、お主らも参加するのか?」
 サウナの主、ドラゴニアンの翁が受付席で猟兵たちを見る。
「随分となよいのもいるが大丈夫か? わしのサウナは、屈強なドラゴニアンすらゆで上がるぞい?」
 翁はいう。実際、大会参加希望の一般人たちを見れば、多くがドラゴニアン、しかも屈強で体がごっつい奴。竜派は勿論、人派ですらそうだ。
「まあ、勿論参加料はいただくので誰でも参加は歓迎するがな、がっはっはー!」
 注:猟兵たちの参加者は今回の依頼の経費として最初にグリモア猟兵から渡されています。
「ああ、そうだ。魔法とか妙なもん使ってみろ。分かった時点で大会失格にしてやるからな!」
 それは、灼熱サウナを作りし者のプライドなのだろうか。“あからさま”な行為は避けたほうがよさそうだ。

 と、言うわけで猟兵たちはエントリーシートに自分の名前(偽名可)を書き、灼熱の熱々サウナ大会に参加するのであった。

●MSより補足。
 「火炎耐性」のスキルは今回のシナリオでは『暑さに対する耐性』とは別のモノとし、あくまでも炎や炎属性攻撃(熱さ)に対する耐性とします。
 また、ルールは以下の通りです。

 1.少しでも長い時間気絶せずにサウナに入っていたものの勝ち。
 2.1人につき3回まで水風呂を使える。使用時間は1回1分。
 3.POW,SPD,WIZは例によって指針です。ご自由な発想でプレイングを送ってください。
 4.水着を着るか褌にするかかたくなにすっぽんぽんになるかは自由ですがドスケベなプレイングはマスタリングします。あとサウナの中は翁がずっと見張っています。
 5.“あからさま”なスキル及びユーベルコードの仕様はバレたら失格なのでうまく使いましょう。
チェリカ・ロンド
【WIZ】
ビキニアーマー、ちょっと興味あるのよね!可愛かったら、似たのを買って帰ろうかしら!

さて、サウナ勝負ね。ねこ水着を着て挑むわ!ダンピール根性、見せてやるんだから!
使えそうなスキルはっと……。

………………【祈り】しかないわ!

てわけで祈るわよ。暑さに耐えられますようにー!神様お願い力を貸してー!
十分に一回くらい水風呂に入って冷ましつつ、祈りは続行!かみさまー!
あぁでも、やっぱりきついわね……。なんだかフラフラしてきたわ。
ん?神様、どうしてこんなところに?
えっ、私を心配して出てきてくれたの?相変わらず暇な人ね。
大丈夫よ!必ず勝って情報をゲットしてみせるわ!

ビキニアーマー……必ず……(ぱたり)


イネス・オルティス
「伝説のビキニアーマーか、ビキニアーマー使用者としては気になるわ」

灼熱のサウナ……これは”気合い”を入れる必要があるわね
〔イネスの水着〕着用
伝説のビキニアーマーの情報を得るためと自分を”鼓舞”し参加
「ふぅ……なんていうかすさまじいわね」
”オーラ防御”で暑さに耐えながら”医術”知識で自分の体調を分析し水風呂のタイミングを計る

ただの一枚布を巻いただけの水着は汗や水風呂でピッタリ肌に貼り付いてしまい
”存在感”あるスタイルを際立たせるが”恥ずかしさ耐性”があるので気にしない
ただ周りの男性陣に対して”誘惑”の”パフォーマンス”になってしまうかもしれないが、イネスにそのつもりはありません

アドリブ・絡み・可


三千院・操
サウナで我慢大会! ビキニアーマーも気になるけどぉ、これも面白そう!
蒸し蒸ししてて熱気しかないところで汗だくになりながら限界を試す……あは! ぞくぞくするね?(最近マゾにもなった)
それに! 他の屈強な人らの筋肉を拝めるチャンス!! じゅるり……。

よし! 赤褌で気合いいれていっくぞ~!
事前に『水風呂』をスイッチにして自分の精神と肉体に催眠術を掛けてサウナに挑むよ!
水風呂に入る度に「おれは暑さに強い」って催眠がかかる!
サウナから出たら沢山水分補給しなきゃだけど……これで優勝は頂きでしょ!

褌はずっと履いてたら蒸れるから脱いじゃうかもしれないけど、それくらいじゃ失格にはならないよね!


子豚・オーロラ
SPDを主に使うわ

格好は普段通りの細布とビキニ
これが戦闘時の正装でもあるし、気合入れにもちょうどいいわ

まずは座禅の形で座って、目を閉じて精神集中よ

しばらくして辛くなってきたら水風呂へ
セルフマッサージとストレッチをするわ
こう見えて体は柔らかいのよ
伸脚、開脚前屈、背中反らしに腕や太腿も揉んでおくわ
…胸は揉まないわよ?

それを繰り返して水風呂を使い切ったら【絶対肉感】発動
全身の感覚を鋭敏化し、自らの肌を伝う汗にすら悶えるけど、その超刺激で気絶を防ぐ【捨て身の一撃】よ

終了後は昂りきった体と汗ばんだ肌を見せつけ「この体が静まらないうちに教えてちょうだい」と【パフォーマンス】と【誘惑】込みで【情報収集】


夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
伝説のビキニアーマー、ですかぁ。
着てみたいですが、バスト・ヒップ共に入る気がしないですぅ。
これは[痩せて来い]という事ですかねぇ?

それなら、[サウナ]は丁度良いですし、頑張ってみましょう。
汗が出易い様[水分]を摂り、体をしっかり洗って入りますぅ。
頭がのぼせないよう、[濡れタオル]を頭に巻いておき、先日[UDC]で購入した[ビキニ]を着用しますねぇ。

[熱い空気]は上に行きますから、[出来るだけ低い場所に寝そべる]様にして耐え、厳しくなって来たら[水風呂]ですねぇ。
[人前でダイエット][水着で寝そべる]等、少々恥ずかしいですが[恥ずかしさ耐性]で耐えますぅ。


ティアナ・スカルデット
※絡み・アドリブ・連携歓迎

【POW】
身長は低いけど、軟らかい大きな胸
腹横筋と腹斜筋を鍛え引き締まったくびれとか、しなやかな手足

水陸両用ビキニアーマー姿で参加
水着でもあり鎧でもあるビキニアーマーだけど
衝撃性の吸収力の他に密かに耐熱性の加工もしてあり熱にも強い
大事な部分は護られているから内臓への負担は多少抑えられる

小さい時から熱い地下洞窟で鍛えられているのである程度の熱さなら平気

ドワーフだって熱さには強いんだぞ

体温の急激な温度差が出ない様に水風呂は身体を冷やさない様に汗を拭う程度にとどめヒートショックに備えてる

身体は光って見えるのは汗が輝いてるだけでオーラ防御や六花昌金剛を使ってる訳じゃないよ



●激闘☆裸の闘い!
 さて、エントリーを完了し、サウナに集った猟兵は6人……。そして、屈強なドラゴニアンを中心とした男女。24名の総勢30名の選手たちが3段になった階段座席に所狭しと座っている。絵面からすでに暑苦しさを感じる。そんな彼らを灼熱で調理するのはこの道うん十年。生ぬるいサウナにはもう飽き飽きと灼熱のサウナを自ら作り、極めてきた翁である。
「このサウナはわしの自信作! この熱に耐えきれぬようでは、どうせ『アレ』は手に入れられない。手加減抜きで見極めさせてもらうぞ。うぬらの熱き体と魂を!!!……あ、まあ鷲よりもこの熱に耐えれる者がおるとは思わぬが公平なジャッジのためわしは精霊様の力を借りて逆上せんようにするのでな! がっはっは! では、始めるぞ!」
 という開会のあいさつがあり、ドラゴニアンの翁はサウナに火を入れた。燃え滾る熱。充満しだす蒸機。サウナの温度はじわじわと上がっていく。そしてそれは間もなく一般的な温泉などでは体験できないような熱量に達した。さながら溶岩窟の中。砂漠の中心。しかし、すぐに水蒸気も廻れば少し体が楽になってくる。汗が体外の渇きから守ってくれる。それでも……。
「4番、失格!!!」
 すぐに1人が熱を上げてくらりと倒れた。いかついドワーフの男性だ。
「だからダーリンには無理ってゆったぢゃーん! すんませーん! あたいもリタイアしまーす!」
「うむ、3番リタイア!」
 どうやらカップル参加で彼女にいいところを見せたかったらしい。アマゾネスの様なドワーフは彼を担いで早々に退場することになった。

 さて、そんなスタートから何分かが経過していた。サウナの温度は人間が生存はできるが決して普段生活しないような温度を保っていた。当然のように3桁の灼熱。100度などとっくに超えている。参加者は20人ほどまで減っていた。
「あー……きっつい」
 三千院・操(ヨルムンガンド・f12510)は背筋をぞくぞくさせながらたまらず声を漏らした。自分の周辺には屈強な筋肉の持ち主が腕を組んで熱に耐えている。それを見るだけでも正直ぞくぞくするのに、この暴力的な熱で理性が溶けそうだ。
 きつい、でも気持ちいい! 頭の中はふわふわで体もイイ感じに濡れている。赤い褌はもうびしょびしょだ。でもこんなもので彼は負けない。こんなまだまだ筋肉に囲まれカーニバルなところで根をあげるなんてもったいない! でも、長く楽しむためには最初の判断は早いほうがいい。操は立ち上がった。
「1回目の水風呂行ってくる……!」
「よかろう」
 それは、今残っているメンバーの中では一番初めの水風呂。でも、水風呂にもいかず倒れた人もいるし、いいよね! そんな精神で操は水風呂に向かった。
「さて、やるかぁ!」
 誰もいない水風呂、操は褌を脱ぎ、丸裸になって水風呂に入り、急所を冷やす。
「くぅ~! 効くなぁ……!」
 と、感じてる場合ではない。縮み上がる体、気も引き締まったところで操は水面に映る自分の顔を見つめて、ぼそぼそと呟き始める。
「おれは大丈夫。おれは暑さに強い!」
 何度も繰り返す。時間いっぱいまでそうやって自分に催眠を駆ける。そしてこれは自己暗示だからずるじゃない! たとえ確実な力を持っていたとしても……。
 そうして無敵になって戻れば、また筋肉が迎え入れてくれて、筋肉に囲まれて座れる。最高じゃないか……じゅるり。
「おっと……」
 操は唇から垂れ堕ちる汗を拭うとそこからは裸一貫。操の体に見ほれる視線にも負けず、むしろみられるのもいいものだなどと思いながら耐え続ける。

 一分一分が長く感じられるようになってきた。この灼熱サウナ、早めに決着がつくと思い当初10分に一度くらいの水風呂による小休止を挟もうと思っていたかわいいねこ水着を着用したチェリカ・ロンド(聖なる光のバーゲンセール・f05395)は、10分時点で誰一人水風呂に入らなかったのを見て長丁場になると思い、様子を見ていた。ここまでどうやって耐えてきたのか、それは『祈り』である。だって祈りしか使えそうなスキルなかったし……!
(暑さに耐えられますようにー! 神様お願い力を貸してー!)
 と祈り続けて20分。参加者の中からようやく操が水風呂に行ったのが5分前の約15分。なら、そろそろいいだろう。というかこれ以上は無理! というのが彼女の本音であった。
「私も水風呂に行くわ!」
「うむ、よかろう」
 しかし、操が水風呂に行ってから我慢が切れたように何人かが水風呂に向かっていたけど、まさか想定の倍になるまで我慢することになるとは思わなかった。本当に神様に助けてほしい気分だ、このままでは頭がゆだってしまう。
「呼んだか?」
「うん、よんだよんだ……って、神様!」
「ふぉっふぉっふぉ、随分と無理をしているようじゃのう……」
「えっ、私を心配して出てきてくれたの?相変わらず暇な人ね」
 あ、ちなみに神様の口調はイメージです。神は想定より厳しい戦いに焦る彼女の身を案じて悠々と天より舞い降りたのだ!
「大丈夫よ! 必ず勝って情報をゲットしてみせるわ!」
 チェリカはそんな神様の気持ちだけで十分と元気を出すと、水風呂で体を冷まし。戻っていく。

 さらに時間がたった。そろそろ1時間となる。全員が最低でも一度は水風呂に入った。人数はさらに減り、猟兵以外は残り4人の計10人。イネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)は自分を鼓舞し、バレない程度の最低限の薄いオーラ防御で身を守っていたが、それでも体力を大分持っていかれている事実と、想像以上の熱量に、
「ふぅ……なんていうかすさまじいわね」
 と、弱音を吐いた。しかし、気合はまだまだ十分。ビキニアーマー使用者としてこんなところで倒れてはいられない。
「そうですねぇ。くらくらしてきましたぁ。これは痩せそうです」
 と、彼女の独り言に答えたのは夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)。先日UDCアースのショッピングモールにて手に入れた、体が成長しても調整可能! がウリの着物のように体に巻き付けて帯で止めるタイプの水着を身にまとい、その我儘すぎるボディから汗を滴らせていた。その水着は一枚布を巻くタイプのイネスの水着と近いタイプだ。
 頭にはタオルを巻いて、3段椅子の一番下に陣取る、脱落者が多く出てスペースが開いてからは寝ころんで姿勢を可能な限り低く保つというテクニックまで使って、このサウナ対決を気合だけでなく知略でも攻略しにかかっている。これも咎めないのかと言うと……。ドラゴニアンの翁はそのムチムチボディ、その旨が地面に推しつぶれて見える谷間をちらちら見るばかりのようで……。お色気の勝利である。他の一般参加者は彼女の行動に何か言う余裕もないし、猟兵たちの何人かはそれぞれに工夫して若干の“裏技”も使っているしそもそも仲間なので異を唱える必要もなくてそれぞれ自分の楽しみ方で楽しむだけだ。
「小さい時から熱い地下洞窟で鍛えられているのである程度の熱さなら平気だと思っていたけど、これは結構スゴイね」
 ティアナ・スカルデット(ロンズデーナイト・f11041)は水陸両用ビキニアーマー姿で腕を組みながら同じく声を発する。喋るのも体力を使うが、今は少しでも声を出してリラックスしたかった。このビキニアーマーは衝撃性の吸収力の他に密かに耐熱性の加工もしてあり熱にも強い。大事な部分は護られているから内臓への負担は多少抑えられる。汗と水で煌めく光だと言い訳して、2度水風呂に入ってからはオーラ防御をこっそり展開していたりする。本当はユーベルコード【六花昌金剛(ロンズデーライト)】を使いたいが、流石に体がダイアモンドにばれるほど、サウナ質は明るかった。明るいおかげでオーラ防御の方はごまかせてるのだし、とにかくユーベルコードは最終手段だ。もう数も多くない、このままならいける。

「限界ね……。最後の水風呂を使うわ」
 自分を追い込み、普段通りの細布とビキニ座禅を組んでいた子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)は1時間を迎える少し手前、一番目の最後の水風呂権の使用を口にした。
「うむ、よかろう」
 翁が答えると、オーロラは風呂場を後にして汗を流してから水風呂に浸かる。彼女は水風呂に入るたびにセルフマッサージとストレッチを行ってきた。その体はしなやかにして柔軟。どんな大勢もとれますよといわんばかりに折りたたまれたり絡まる体の行うストレッチはもはや普通にヨガである。しかし、そうすればまた気が高まり座禅が組めるのだ。サウナの中に残っているのはもはや猟兵のみ。そろそろリタイアするだけでも誰かから間違いなく情報が聞けるだろうか、ここまで来たらいけるところまで行く気持ちなのは皆同じ。
 オーロラはサウナ室に戻ると、また座禅を組み、捨て身の覚悟で【絶対肉感(ゼッタイニクカン)】を発動した。感度は3000倍! ここからは少し動くだけで、自分を保てなくなり、代わりに意識を保つことが出来る。ラストスパートだ!

 さて、猟兵6名のみがひしめき合うサウナルーム。
「これ以上は生命、脳への影響が出るためここに残る6名を全て勝者とする!」
 上位5人くらいに情報を与えればいいだろうと思っていた翁は、時計が1時間以上の経過を示すと勝負を終了させ、残った猟兵たちの勝利を宣言した。

「お、終わ……った。ビキニアーマー……必ず……」
 瞬間、チェリカだけは、限界を迎えて倒れてしまった。

 ビキニアーマーの場所については、彼女の意識が戻った後翁の口から語られることになった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『灼熱迷宮の進め』

POW   :    高温多湿の環境に耐えながら洞窟内を進む

SPD   :    体力が尽きる前に洞窟内を素早く進む

WIZ   :    高温多湿に耐える対策を行い洞窟内を進む

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●#もしかして サウナ。
 翁が猟兵たちに手渡したのは、とある火山の隠し通路の入り口であった。ナカは迷宮になっており、そこに伝説の勇者の仲間が愛用していた『天空のビキニアーマー』が眠るという。
 翁はあの釈節サウナを作るための材料を集めるたびでその伝説を知ったというが……。正直眉唾物である。
「ちなみに、中は迷宮になっておってな……。わしはこの伝説の洞窟らしきものを見つけたのがほんの数年前。もう年でな! 迷子になった挙句何とか外に出れてな! そのまま諦めたんじゃ!」
 と、まだまだ元気ですな大声で笑う翁。猟兵たちは翁からもらった地図と説明をもとに、伝説のビキニアーマーが眠る(かもしれない)洞窟へとたどりついた。
 彼らを迎えるその場所は、先ほどのサウナに暑さは劣るものの、息苦しく、どこまで続くかわからない活火山のふもと、岩と木々に巧妙に隠された溶岩窟であった……。
 この奥へ進むには迷わないための工夫と暑さに耐えるための工夫、そして忍耐が必要だ。
三千院・操
【SPD】
お! 連続サウナ? いいじゃんいいじゃん!
しっかり水分補給も済ませたし、準備は万全!
暑さに耐えるんだったらこの身体で充分!! 褌を締め直して突破するよ!
さぁて、伝説のビキニアーマー……どれだけの“力”があるのかな!

まずは槍状態のレディ・リリスを地面に突き刺して氷の道をつくるよ!
属性攻撃を応用して足元を零度から守って、怪力を脚に込めることでその上を滑って洞窟を抜けたいな!
レディの氷は火山なんかには負けないほどの絶対零度! これならいけるでしょ!

迷子対策は他の人に任せる!
なんか神様に祈ってた子いたし、まぁなんとかなるでしょ!


夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・服装:『水着』継続
・アド/絡◎

■行動
溶岩窟ですかぁ。
幸い、『中で迷子になって出られた』のであれば、内部にガスが充満している可能性は低そうですぅ。
かなり暑そうですし、『濡れタオル』の支度に加えて、途中で『水分』や『塩分』を補給出来る様、他の方々の分を含めた、多めの『水』と『塩気の強い保存食』を鞄に入れてお持ちしましょう。

『迷子対策』『帰還時の準備』の為、分岐点では[刀]で『向かった方への矢印』を刻み、行き止まりで戻った場合は『×』、一周したら『両矢印』にする等、向きの解る目印ををつけていきますぅ。
『障害物』『魔物』等に遭遇した場合は、【指定UC】で斬って対応しますねぇ。


イネス・オルティス
ふうん、火山の迷宮ね、少々胡散臭いけど探索しないってわけにはいかないわね
〔一族伝統の鎧〕着用
伝説のビキニアーマーを探すのに、正装(ビキニアーマー)を着ていかない理由がないわ

【薄衣甲冑覚醒】を状態異常力重視で使用
「伝説のビキニアーマーの探索、ビキニアーマーの精霊よ力を貸して」

”オーラ防御”で暑さを”火炎耐性”で溶岩等から身を守る
道中の道の勾配があっても”ロープワーク”と”クライミング”の技術で乗り越えられるし
”野生の勘”がきっと伝説のビキニアーマーまで導いてくれるはず

アドリブ・絡み・可


子豚・オーロラ
SPDで行くわ

とりあえず水は多めに持っていきましょう
あとはわざわざこういうところに隠すんだもの、奥の方へ隠していそうね
差しあたっては下に降りていく道を優先的に探していってみようかしら

移動時は【爆肉変態法】を使って身体能力をアップ
反動を【毒耐性】【呪詛耐性】で耐えながら走り抜けていくわ

着ていられなくなるくらい熱くなる服なんて元々着ていないし、そこは大丈夫よね
……体が熱い? え、なんで?
まさか、刀の鍔!? しまった、これも体にくっついてるものだったわ!(イェーガーカード参照)
【恥ずかしさ耐性】はあるけど、でもさすがにこれを取るのは見た目的にも武装的にもまずいし……
あ、熱っ! も、もう……無理っ!


ティアナ・スカルデット
※絡み・アドリブ・連携歓迎

【POW】
なるほど、溶岩窟だからサウナでの試練だったのですね。
ティアナのビキニアーマーは溶岩窟での活動も視野に入れて
耐熱性の加工もしてるから平気かも
流石にマグマの海に潜るのは無理だけど横を横切る程度なら何とかなりそう
溶岩窟か小さい時に熱い地下洞窟で訓練してた場所がそうだったな
サウナと違って途中でクールダウン出来ないから気を付けないとね
想定していた以上に過酷だね
まだまだビキニアーマーに改良の余地がありそうだね
マグマの中で生息するものがいるならそれを素材に使うと良さそう

天空のビキニアーマー?
熱い場所にあるのだから耐熱性の高いビキニかと思っていたけど
違うのかな


チェリカ・ロンド
(猫水着継続)

暑い……。動く分、サウナよりもしんどく感じるわ……。
対策として、氷の魔法をうっすらと放つわ。髪が青くなるくらい冷気の魔力を高めれば、多少涼しくなるはずよ!
一人じゃ不安だから誰かと一緒に行動したいな。明かりなら任せて!(聖なるピカー)
天然の洞窟には危険な生き物がいるかもしれないし、その辺も気を付けないとね。何か出てきたら氷の魔法で倒すわ!

迷宮っていうくらいだし、奥は入り組んでいそうね……。
氷の魔法を壁に撃ち込んで目印にしましょ!溶けちゃうでしょうけど、魔力の痕跡を辿れば帰れるはずだものね。
それにしても、暗いし暑いし……。可愛い装備のためとはいえ、やんなっちゃう!



●灼熱に眠る伝説の……。
「お! 連続サウナ? いいじゃんいいじゃん! 」
 三千院・操(ヨルムンガンド・f12510)は2リットルベットボトルいっぱいの水を飲み干して、褌を締め直し、気合十分で灼熱の扉をくぐった。そこには先へ進まんとする美女5名。そう、猟兵の仲間たちである。操の内面が色々とアレでアレしてなければハーレム主人公のような構図ではあるが、今回はそのような展開にはならないのでご安心。
「サウナの試練にちゃんと意味があったのですね」
 ティアナ・スカルデット(ロンズデーナイト・f11041)はサウナ大会がただの暑苦しい戦いではなかったことに関心を抱きつつ、やはりビキニアーマーで参戦。
「少々胡散臭いけど探索しないってわけにはいかないわね」
 ビキニアーマーと言えばイネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)も忘れてはいけない。『一族伝統の鎧』と銘づけられた由緒正しいビキニアーマーを纏い、一向に同行する。
「幸い、『中で迷子になって出られた』のであれば、内部にガスが充満している可能性は低そうですぅ」
 ぼんやりしているようで頭脳がさえわたる夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、頭に冷たく冷やしなおしたタオルを巻いて、他の猟兵たちの分まで水を袋に詰めて背負っている。
「塩の利いたプロテインバーもありますから、倒れる前に行ってくださいねぇ」
「中は暗いところもあると思うから明かりなら任せて!」
 チェリカ・ロンド(聖なる光のバーゲンセール・f05395)は猫水着続投で生まれながらの光をぺかーっと照らしながら……それ疲れるから体力には気を付けてくださいね!
 さて、そんなこんなで猟兵たちは火山の中を進み始めた……。え、誰かひとり忘れてるって……? ああ、そういえば……。

「~~~~~~~」
 子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)は悶絶していた。暑さにではない、熱さにだ。彼女が身に着けるオリジナリティとまるでネタの様なドスケベクオリティの服装(イエーガーカード参照(エロ注意)) 直接あんな所やこんなところから突き出された刀。と、紐のような布だけを纏う彼女。うん。そう。刀と言えば、鍔まで熱をよく吸収する鉄である。それは痛みを生み、彼女を苦しめる。
(し、しまった、このままでは色んな意味でおいて行かれてしまう!)
 彼女は悩む。武双として必要であるこれを、取るか、取らないか。いや、とっても一応刀持つだけでも歩けるんだけどそんな冷たいこと言わないでここは悩ませてくださいよとばかりに、しかし、悩んでいる暇はない。猟兵たちは進んでいく。そして、彼女は動けない、それが事実だ。
「あ、熱っ! も、もう……無理っ!」
 だから彼女はすぐさま判断し、急いでサウナの時どうよう紐の様な布に着替えると(BUとか参照)刀は持って歩くことにした。

「さて、ここからは溶岩地帯だぁ!」
 槍状態のドラゴンランス『レディ・リリス』を元気よくつかんだ操が言った。赤熱を帯びた壁がある以外普通に洞窟だった景色は、ぐつぐつ煮え立つマグマと、めちゃくちゃ面積の狭い足場を前にその槍を突き刺した。溶岩にも負けない絶対零度の氷が火山とは何だったのかというレベルで地面に薄水色の足場を形成していく。それは長く、ぐにゃぐにゃに続き、迷路の中を迷いなく進むようにできていく。それは操だけの力ではなかった。
「伝説のビキニアーマーの探索、ビキニアーマーの精霊よ力を貸して」
 と祈るイネス。彼女の精霊への祈りが通じたのだ! 実際、彼女は強化系ユーベルコード【薄衣甲冑覚醒(ビキニーアップ)】を状態異常力重視で使用しただけなのだが、なんか奇跡的にそんな作用を起こしたっぽい!
「あ、そうそう、皆ももちろんここを進んでくれていいけど、何か対策しないと足から凍っちゃうから気をつけてね!」
 と、操は属性攻撃を応用して足元を氷に強くし、素足のままスケートの要領でその道を滑っていく。
「豚房流剣術奥義の一、爆肉変態法! ぼん! ぼん! ぼぉ~ん!」
 それに続いてオーロラも何やら奇妙な呪文と共にムチムチぼでゅをさらにムチムチにし自分を強化すると、その道の上を進みだした。
「熱い中動き回るよりよっぽどいいわね!」
 チェリカは目印にしようとしていた氷の魔法を操同様自分に使って氷の道を滑り出した。
「まあまあ、準備が無駄になったか知らぁ、でも、楽しそうねえ」
 るこるはUDCでのウォータースライダーを思い出しながら足を浸けるが、チェリカのように滑れない、強化や属性魔法で対策を取ってなかったからだ。
「あらあらぁ」
 るこるはすぐに足をはなす。代わりにすでにビキニアーマーの神に祈ることで肉体を強化していたイネスが先に滑っていった。
「あなたは私と一緒に行きましょう」
 一人取り残されるかと思ったるこるに、ティアナが声をかける。彼女は【駆け抜ける嵐(エターナルウィンド)】によって空を飛ぶ能力を得ていた。
「いいんですかぁ?」
「そんなにたくさん私たちのための補給物資を持ってくれてるのですから。いいに決まっています」
 というと、ティアナはるるこるをパワーアップした力で抱きかかえ、飛翔した。
「あ、帰りの目印は念のためほしいので、低くゆっくり飛んでくださると助かりますぅ」
 と、るこるが言えば、ティアナはその通りにし、るこるは道中のいくつかの岩に【剣刃一閃】で刀傷をつけながら進んでいく。

 氷の道は途中で途切れていた。それはマグマに溶けたり、力が足りなかったからではない。単純に行き止まりに差し掛かったからだ。先のない行き止まりではなく、それは一つの大きな扉だった。
「な、なによこれぇ!」
 溶岩の洞窟を割とらくちんに超えてきた猟兵たちであったが、チェリカは、その扉の大きさに驚いた。火山の中にあったのは、縦幅5メートルほどの巨大な門であったからだ。
「この中に、伝説のビキニアーマーがある、私の中の何かがそう囁いています」
 イネスはその門を見つめると何か確信的にそうつぶやいた。
「とにかく開けてみよぉ!」
 力持ち代表、というか唯一の男手の操がその扉を思いっきり筋肉でこじ開ける。すると、中からは魔力的な熱も感じるような、むわっとした熱気がぶわっと強風と共に外へ。猟兵たちのいる方へ吹き込んで、彼らは思わず目をつぶった。

 風がやみ、目を開くと、そこには、灼熱の溶岩の中でそびえたつ謎の神殿と、それを取り囲む古代の街の姿があった。
「まあまあ、暑いですねぇ」
「ここに、天空のビキニアーマー? があるのよね。……やっぱり耐熱性の高いものなのかな?」
 ティアナが想像していたビキニアーマー像を口に出すと、他のビキニアーマーガチ勢の方々も口々に何か自分の思う天空のビキニアーマーについて語りだす。
「ただ、こちらは先ほどより体力をとられそうですし、魔力も感じますから、力技で進めないかもしれませんねぇ。お水と塩があるうちに進みましょう。皆さん、のどが渇いてたらいってくださいねぇ」
「私も水を持ってきているから倒れる前に遠慮なく言うのよ」
 るこるにつづいてオーロラも水分補給の事だけは本当に仲間に気を配りつつ、猟兵たちは灼熱の中を歩く運びとなった。
「可愛い装備のためとはいえ、やんなっちゃう!」
 チェリカのいたって普通の女子らしいぼやきに、猟兵たちはおおむね同意した。ドMな面々を覗いては……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 集団戦 『『豚房流法術士』子豚・ルルカ』

POW   :    豚房流法術・ウォールオブバスト
対象の攻撃を軽減する【防御魔法により、壁の如き乳房を持つ体 】に変身しつつ、【そのまま前進してサイズと重量による制圧】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    豚房流法術・ダブルバストブラスト
【両手から放つ細い魔力波 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【両乳から放つ特大の魔力波】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ   :    豚房流法術・テンプテーションバスト
【激しく揺れる両乳 】から【幻惑魔法】を放ち、【魅了】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:すねいる

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●灼熱の街に住まう豚
「あなたたち! 神殿にはいかせないわよぉ~ん!」
 もう少しで妖しさムンムンな神殿にたどり着けるところだった猟兵は、灼熱の街道の中でどこからともなく、というかあちこちから次々に上がった声に周囲を警戒した。
「この場所はすでに私たちに包囲されているわ!!!」
 と、現れだすのは『『豚房流法術士』子豚・ルルカ』の群れ! それは分身なのか、すべて別個体なのか。しかしなぜかこのむわっとした街を彼女たちは根城にしていたようだ。そんなところに天空のビキニアーマーがあったとして無事に残っているのかという疑問は残るがとにかく猟兵たちは問答無用で襲い掛かってくる野盗のような子豚ちゃんたちに、戦闘態勢を取らざるを得なかった。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
成程、何故この様な場所に居たのか解りませんが、お相手する他無さそうですぅ。

『建築物』が有るのであれば、或る程度の『高さ』が有るでしょうから、【UC】により飛行、爆撃の要領で、上から[フローティングレイ]の[一斉発射]による[範囲攻撃]を行い、頭を押さえさせていただきますぅ。
此方に[攻撃][防御]の視点が向くなら、地上に居る方々への隙になりますし、必要に応じて『建築物』で遮蔽を取りつつ撃ち続けましょう。

それにしても、本当に『ビキニアーマー』は有るのですかねぇ?
『予知』が有った以上、それに類する何かは有ると思いますし、サイズ的に可能な様であれば、着てみたいとは思うのですが。


チェリカ・ロンド
(ねこ水着継続)

「あぁ、うん。なんか遠慮なくぶっとばせそうね!」

数も多いし、ここは【拡散チェリカ砲】よ! 聖なる光【属性攻撃】マシマシでブチ転がしてやるわ!
まぁどうせあの育ちすぎて美味しくないカボチャみたいなお乳で防御されるんでしょうね。なんかそんな気がしてならないわ!
体当たりを仕掛けてきたら、自慢の【怪力】で受け止めてみる……けど、どうにもならなかったら後退しましょ。味方がいればバトンタッチ、いなければ下がりつつUCぶっぱ!

仲間との連携を重視しつつ戦いたいな。

戦闘後は、伝説のビキニアーマー……あるかしら? あれば着てみたいけど、あんまり大胆なら、パス! 可愛いの買って帰るもん!

アドリブ歓迎!


子豚・オーロラ
POWでいくわ

あなたたち前も他所でビキニアーマー狙ってたわね
ともあれ豚房流の名にかけて、あなたたちは放っておけないわ

相手の数が多いから、【範囲攻撃】を使い、五本の刀で複数の咆哮を相手取っていくようにするわ

相手が防御魔法を使ってきたらそれこそ反撃のチャンス
その大きくなった胸、掴むにはちょうど良さそうね
【爆乳挟昇落】で敵の掴み上げ、そのまま振り回してあげる
回転して巨大な相手を武器に【なぎ払い】、周りを囲む他の相手にぶつけて行ってやるわ
これだけ大きければ【衝撃波】も出るんじゃないかしら
最後に掴んでいた相手を地面に叩きつけてとどめ

胸の守りは胸の攻めで崩す、これが豚房流よ


イネス・オルティス
そういえば、別の勇者のビキニアーマー捜索でかちあった事があったわね
「今回も勇者のビキニアーマーを狙っているのかしら?」

【薄衣甲冑覚醒 弐】使用
”ダッシュ”で一気に近づき”戦闘知識”を活かして”敵を盾にする”様に行動
ビキニアーマー”属性攻撃”の衝撃波で”なぎ払い”数を減らす事を念頭に
「こいつら、ここの環境に適応している可能性がある、おそらく長期戦は不利ね」

敵の攻撃は”オーラ防御”で軽減し”武器受け”ではじいたり”激痛耐性”で耐える

アドリブ・絡み・可


ティアナ・スカルデット
※絡み・アドリブ・連携歓迎

【POW】

地面に左手を付けて詠唱

『堅き岩より生まれし存在
 その結ばれし鎖を断ち切り
 今こそその呪縛より解き放たれ
 我が意によりて
 我が成すままに
 我に従い力となれ』

アースジャイアント発動

ティアナのサイズと重量が2倍になった溶岩で出来たアースジャイアントで敵の攻撃を受け止める

防御力が上がったといっても脆い部分があるはず
サイズアップしてはちきれんばかりのビキニの支点を
竜槍グラスアボラスで一点集中して〔串刺し〕して〔鎧砕き〕
ビキニが弾けたところに〔鎧無視攻撃〕
例え壁の如き乳房でも抑えがなくなれば隙ができるよね

使用済みのビキニはいらないかな
それを参考にするだけでいいよ



●胸躍る戦い(直喩)
「豚房流の名にかけて、あなたたちは放っておけないわ」
 子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)が誰よりも早く声を上げ、武器を構えた。彼女にとってあれは明確な敵であった。この熱々の中で、オーロラは5本の剣を再びその体に纏う。
「ふん、爆乳剣士もいるの? それに、胸の大きいのとかセクシーな面々……なんて乳圧! これは益々渡せないわね! 伝説の『天空』のビキニアーマーは……豚房流法術・ウォールオブバスト!!!」
 『豚房流法術士』子豚・ルルカは猟兵たちの体を見回して、その驚異的なボディから確かな危険を感じると壁の如き乳房を持つ体 に法術で変身し、猟兵たちへ猪突猛進を仕掛けだした。群れを成して向かってくる乳旋風。
「あぁ、うん。なんか遠慮なくぶっとばせそうね!」
 ――それを見てチェリカ・ロンド(聖なる光のバーゲンセール・f05395)はこれは思いっきりぶっ飛ばしていい奴だ、と思った。いくら防御を高めてるとはいえ、真っ向勝負とは片腹痛し。
「みんなまとめて浄化してあげるわ! 歯ぁ食いしばりなさいっ!」
 チェリカ渾身の! 聖なる光属性マシマシの! 火力超重視の! 【拡散チェリカ砲(ディフュージョンチェリカキャノン)】が彼女の両手より放たれた。その様はまるで●めはめ波! しっかりと足を大地に押し付け、踏ん張りを聞かせながら発射されるそれはまっすぐ進み来るルルカの群れを包み込むように広がり、ぶち当たった。先頭から次々とぶち転がされていくルルカ達、しかしその壁は厚い! 彼女の1射目が終わった時、ルルカの群れは半分も減ってはいなかった、数もぱっと見で数えきれないほど多いのだが……。
「やっぱりあのカボチャ乳で守られてるのね!」
 チェリカの予想通りではあったものの、少し悔しい。
「チェリカさん、下がって……!」
 ティアナ・スカルデット(ロンズデーナイト・f11041)が言った。チェリカは言われた通りにティアナより後ろに一時後退する。チェリカ砲は疲れるのだ。聖なる光をマシマシにしていたのでなおさら連射は出来かねる。
「ありがとう、それでは――

『堅き岩より生まれし存在
 その結ばれし鎖を断ち切り
 今こそその呪縛より解き放たれ
 我が意によりて
 我が成すままに
 我に従い力となれ』
 向かい来るルルカの群れを受け止めるわ」

 ティアナがそう言いながら召喚したのは【アースジャイアント】……ティアナの目前に現れる2メートルほどの小さな巨人は、この場所ではマグマを纏う炎の魔人のごとき風貌である。ティアナがまるでボールを受け止めるゴールキーパーのようにぐっと構えると、アースジャイアントはその動きをトレースし踏ん張りを聞かせて大量のルルカ達を本当に受け止めてしまった。あくまでルルカ達が挙げているのは防御力、群れ成す突進力の強さは常識の範囲を越えない。
「では、続きましてぇ、私が……」
 いつの間にか猟兵たちの集団を抜けて【豊乳女神の加護・白翼衣(チチガミサマノカゴ・ハクヨクノコロモ)】を身にまとい上空へと飛び上がっていた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が両腕に着用する『携帯型固定砲台兼制御器』と、6台の『浮遊する移動砲台』の複合兵器――フローティングレイよりありったけの火力を撃ち出した。空より降り注ぐビームの光。それはアースジャイアントに受け止められたるコルの群れを蹂躙する光……。
「私たちの乳から防げない角度の攻撃何て!」
「上を向いて乳を構えるのよ!」
 ルルカ達も咄嗟に対応するが、それでも被害は大きい。るこるはビームを撃ち込まれたことで地上からブワリと舞い上がる熱気、上昇気流に飛ばされそうになり、途中で射撃をやめて自然現象に対する守りを固めることになってしまったが、その光がやんだ時、空に注目していたルルカ達は地上の猟兵たちに対して十二分に隙が作られていた。
「今回も勇者のビキニアーマーを狙っているのね」
 イネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)は上空に気を取られるルルカ達が首を振り下ろしてまた地上に意識を向けるよりも早く、ダッシュでその群れの中へ飛び込んでいた。数の減ったルルカ達の間には隙間が多く、簡単に潜り込める。
「今、伝統の鎧を依り代に伝説再誕……」
 と唱えれば、巨乳の中心で、イネスのビキニアーマーが光り輝く。それは、ビキニアーマーの神のオーラの輝き……【薄衣甲冑覚醒 弐(ビキニーアップツー)】の力である。
「く、何て輝き……不味いわ! 乳を固めるわよ!」
 ルルカ達が下を見ないまま乳だけをそちらに向け、防御の姿勢を不完全にとるが、その時、既にイネスの武器は振るわれている。
「こいつら、ここの環境に適応している可能性がある、おそらく長期戦は不利ね」
 と、言っている間にもう衝撃波は彼女の周りに巻き起こり、数多のルルカを葬っていた。
「私も続く!」
 アースジャイアントは十分に役目を果たした。その巨体はその姿勢のまま止めておきながら、ティアナは竜槍グラスアボラスを構え、次々にもうかなり少数になってしまったルルカ達のビキニの支点を貫き、はちきれんばかりの乳をその締め付けるような布から解放して差し上げる。
「い、いやぁ~ん!」
 と以外にも超王道なセリフを吐きながら恥じらいを見せるルルカ達を、そのまま1人くし刺しにし、鎧無視攻撃で貫いた。
「胸が開放された? 巨大な胸が……ありがとう、最高よ!」
 さらに続くはオーロラ。大きくなった胸、振り回すにはちょうどいい。さらに、それが開放されてるならなおのこと振り回しやすい!
「豚房流剣術奥義の一、爆乳挟昇落!」
 といえば、オーロラの巨大な乳が一匹のルルカの足を挟み、それをがっしりと話さなくなった。
「な、ひ、なに!」
 足を乳出掬い上げられたルルカはすっころび持ち上げられながら慌てふためくが、もう遅い。
「ぬうぅ~~~~~~ん!!」
 と、オーロラはその1匹のルルカをぐるんぐるんと振り回しながら猟兵たちを退避させると、熱気の中で竜巻を起こすがごとく爆乳ジャイアントスウィング!!! 周辺のルルカ達を振るえる捕らえられしルルカの胸が起こす衝撃波によって残り全てをぶっ飛ばし、片付けるのであった。

●そう言うオチ。
「さあ、もう敵はいないわ! すっごく疲れたしさっさとビキニアーマーがある顔が見に行きましょう!」
 チェリカ・ロンドは戦闘が終わった後、仲間たちを聖なる光で癒してから元気よくそう言った。邪魔ものさえいなければ神殿のような建物はすぐそこ!
 猟兵たちはとにかく目的のものがありそうなその神殿へと進んだ。5分もかからなかった。

 しかし、それは神殿ではなかった。神殿の形をした何かだったのだ。火山の中、今はもう誰も済まないその街にそびえたつ神殿の名は『Club.天空』――。
 そう、そこはちょっとセクシーなサービスがある系の飲み屋さんの跡地だったのだ。それだけではない。『あの勇者御用達!!!』と書かれた看板などまである。
「……」
 微妙な気持ちになりながら、もうビキニアーマーとかはないんじゃないかとは思いながらも、まあ、ここまで来たしと中に入ってみると、結論から言えば、ビキニアーマーは存在していた。それも、数多く……。
 『Club.天空』の楽屋には、勇者から女の子に向けた愛のメッセージ付きの箱が大量にあり、その中には数々のビキニアーマーが入っていたのである。つまり、この伝説は正しくはこうだ。
 ――伝説の勇者が愛用していた『Club.天空』のビキニアーマー。
 確かに、勇者によって見初められた、選ばれた女の子しか切れないぴったりサイズのビキニアーマーがいろんなサイズで存在している。きっと、パフパフしない? と言われたら秒でついていくようなスケベな、そして浮気性な勇者の遺産なのであろう。AカップからZカップまで、いろんな女の子に送られたであろうそれは、無駄に気品と豪奢さに満ち溢れていた。そして中には確かに、猟兵たちの防具として使うのにも申し分ない力を無駄に秘めたものもあったのである。猟兵たちはそれをどうするかそれぞれ考え、選択すると、グリモアベースに帰っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年06月30日


挿絵イラスト