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灼熱の洞窟

#アックス&ウィザーズ

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#アックス&ウィザーズ


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●火山の大空洞
「黒皇竜様、もうまもなく準備が整います」
「標的の街も我々が狙っていることも知らずのうのうと過ごしています」
 膝を着き頭を下げながら攻撃準備のリーダーと偵察部隊のリーダーのリザードマンが黒皇竜と呼ばれる主に報告を行う。
「急げ……準備が出来次第出るぞ」
 黒皇竜はリザードマンに急ぐように告げる。
「「はっ!」」
 リザードマン達は黒皇竜の命を受け下がっていく。
「待っていろ人間共……必ず駆逐してやる……!」
 黒皇竜は咆哮を上げる。

●グリモアベース
「皆、集まってくれてありがとう」
 植田・碧(多重人格者・f17778)は集まった猟兵達へと感謝を述べる。
「アックス&ウィザーズの世界で黒皇竜とリザードマンに呼ばれるドラゴンが街を襲う準備をしていることがわかったわ」
 碧は周辺の地図を画面に映し目的地に印をつける。
「場所はこの火山の奥にある大空洞ね、ただ……この場所に行くには溶岩の流れる洞窟しか道がないみたいね……暑さ対策は確実にしていったほうが良さそうね。この洞窟を抜けるとと目的地に着くのだけれど警備をしているリザードマン達との戦いになると思うわ。その後で黒皇竜との連戦ね」
 碧は猟兵達に頭を下げる。
「ごめんなさい……黒皇竜がどんなドラゴンなのかまでは確認できなかったわ……でもリザードマンが従っているからかなり強いなのは間違いないと思うわ。厳しい戦いになると思うけれど……貴方達ならきっと倒せると思うわ」
 そう言うと碧はゲートを開き猟兵達を送り出す。


蒼雪
 こんにちは、初めての人は初めまして蒼雪です。

 今回はアックス&ウィザーズが舞台になります。

 1章:冒険「灼熱の洞窟突破」
 2章:集団戦「リザードマン」
 3章:ボス戦「黒皇竜」
 の3章構成となっています。

 皆様のプレイングお待ちしています。
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第1章 冒険 『灼熱のマグマを超えて』

POW   :    気合いで高熱に耐えつつ進む

SPD   :    倒れる前に最速で突っ切る

WIZ   :    なるべく温度の低いルートを探す

イラスト:礎たちつ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

雫石・凛香
こんな所に隠れててそのドラゴンとかは暑くないのかな
……まあいいけれど。斬って捨てればそんなの感じようもなくなるんだろうしね


事前にフルフェイスのマスクや口元を覆うマスク、肌を保護するためのプロテクターなどを着込み、熱で身体が焼ける事への対策をして乗り込む
道中は岩場など溶岩との間に遮蔽物があるルートを選んで通り、熱波などをやり過ごすと共に熱源との間に遮るものが無い状態を極力避けながら進む

それでも暑い物は暑いが意識は怜悧に、敵意は融けず、精神は氷の如く
こんな所に引きこもっているのが運の尽きだね。洞窟の奥にいるんだったら、逃げ場も何もないよね
すぐにお前たちを滅ぼしに行く。だから、首を洗って待っていろ



「こんな所に引きこもっているのが運の尽きだね。洞窟の奥にいるんだったら、逃げ場も何もないよね」
 雫石・凛香(鞘の少女・f02364)は洞窟の入口で口を覆う耐熱性マスクを着用しその上からこちらも耐熱性のフルフェイスのマスクを着けるとプロテクターを肌の保護の為に着込んで洞窟に入っていく。

 洞窟を進んでいくと道が大きくなるが溶岩がそこかしこから溢れ出し流れ出していた。
「あつ……」
 凛香は暑さに耐えながら溶岩が流れ飛び跳ねる洞窟を遮蔽物になりそうな大きい岩の陰に隠れ周囲に敵が居ないか警戒を怠らず確実に先へと進んでいく。
「こんな所に隠れててそのドラゴンとかは暑くないのかな……」
 服が汗でべとつく事に不快感を覚えながらふと疑問を口にする。
「……まあいいけれど。斬って捨てればそんなの感じようもなくなるんだろうしね」
 凛香は確実に進んでいくとさらに広い空間――敵の本拠地の大空洞の入口と思われる場所が見えてくる。
「すぐにお前たちを滅ぼしに行く……だから、首を洗って待っていろ」
 早る気持ちを抑え冷静に進んでいき敵の本拠地の大空洞へとたどり着いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アルフォート・イグニス
POW
アドリブ可
【】内は技能です。

黒皇竜…ドラゴンか。良いな、やはり絵本で見た生物体に出会えるというのは心躍るものがある。…蜥蜴みたいな奴らだと正直ガッカリ感でいっぱいになるが会えばわかるか(準備運動を終わらせ)
まずは…(周囲の物質を同化吸収して情報収集【情報収集】手に入れた情報から洞窟の地図を電子脳で作り上げる)
よし(UCを発動。周囲に膨大な黄緑色の粒子を放ちながら空中へ浮かび上がり。防具を祝福の力を使って諸々の強度と耐性を強化【防具改造】また自らの周囲を念動力での防御フィールドを発生【念動力、オーラ防御】)さっさと抜けよう(そうして一気にマッハ2の速度で洞窟内を進む)【火炎耐性】



「黒皇竜……ドラゴンか。良いな、やはり絵本で見た生物体に出会えるというのは心躍るものがある」
 洞窟の入口付近まで来るとアルフォート・イグニス(巨人操りし機兵・f18692)はドラゴンと対峙できることわワクワクしながら準備運動を始める。
「蜥蜴みたいな奴らだと正直ガッカリ感でいっぱいになるが会えばわかるか」
 準備運動を終えると洞窟に入っていく。
「まずは……」
 アルフォートは洞窟に入ると徐ろに壁に手を付くと掌を壁と同化し洞窟の情報を収集する。
「よし、洞窟の構造は把握した」
 同化で得た情報を元に洞窟の地図データを作り出すと黄緑色の粒子を放ち纏うと空中に浮かび上がる。
「さっさと抜けてしまおう」
 アルフォートはさらに防具の強度と熱耐性を強化し念動力で防御フィールドを張ると最大速度を上げながら洞窟を飛行していく。アルフォートは地図データを確認しながら突き出ている岩を破壊し進む溶岩の流れる広い空間に出るが気にせずさらに速度を上げ溶岩に風圧で波をたてながら一気に進み敵の拠点の入口に辿り着く。
「蜥蜴みたいなやつじゃないことを祈るぞ」
 そう言って周囲に警戒しながら敵の拠点へと入っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

菊嶌・紗彩
…………あっつ(ゲンナリ)
猟兵デビュー戦にこの暑さは正直あれだけど、いきなり大惨事よりかはマシかな

暑いのは根性論採用して我慢しかないけど、少しでも涼しい方がいいに決まってる!
とりあえず対策として水は魔法瓶の水筒にいれてくけど……対抗出来るか不安すぎる
あとは肌出しすぎも危険なんだっけ?
プロテクターとかでしっかり守っとかないと
……ダサいのはこの際諦める

あとは余計な体力を使わないこと優先で進むしかないかな
この程度で気が狂うほど、私が見た地獄は温くないよ……!

絡みアドリブ等大歓迎



「暑いのは根性論採用して我慢しかないけど……不安すぎるあとは肌出しすぎも危険なんだっけ?」
 菊嶌・紗彩(深淵アリス・f19608)は暑さや熱対策にプロテクターを取り出して身に付ける、プロテクターをつけたことによりかなり見た目がダサくなってしまった。
「この際ダサいのは……諦める。でも、少しでも涼しい方が良いに決まってるよね!」
 紗彩は徐ろに保冷剤を取り出すとプロテクターの内側に取り付けて洞窟の中へと入っていく。

「あっつ……」
 奥に進むにつれ暑くなっていく事に紗彩はゲンナリしながら事前に用意した魔法瓶に入れてきた水を蓋をコップにして飲み喉を潤す。
「この暑さは予想以上ね……猟兵デビューでいきなり大惨事よりはマシだけど」
 紗彩は汗を流しながら溶岩の流れる洞窟を周囲を警戒し余計な体力を使わないように溶岩から離れた道をゆっくりと進んでいく。
「この程度の暑さで音を上げるほど私はやわじゃないよっ」
 紗彩は気合いを入れ直し進んでいくと大空洞につながっていると思われる場所を見つける。
「あれが目的地みたいね」
 紗彩はさらに警戒をしながら大空洞の中へと入っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

永倉・鳴
ドラゴン、ドラゴンよね
きっと大物のすごく素敵なお肉のドラゴンよね

手持ちのドラゴン肉を頬張りつつ
【小さき翡翠龍の群】を発動して小龍を周囲に放つ
小龍の調査で比較的通りやすそうなルートを判断

お肉を食べて小腹も満たしたところで
龍樹の煙管で一服
ふぅっとはいた煙に乗って空中浮遊でのらりくらりと溶岩を避けて進みましょう
急いで移動した方がよさそうな場所は
鞭をしならせロープワークで進みましょう

活きの良いドラゴン肉が手に入ると嬉しいわ
でもこんなに暑い場所だとお肉がすぐに痛んでしまわないかしら?
保存方法とか考えておいた方が良いかも知れないね

そう、暑いのよ
小龍たちに風を送ってもらってすこし涼みながら進みましょうか?



「きっと大物のすごく素敵なお肉のドラゴンよね!?」
 永倉・鳴(暴食ジェイド・f19348)は洞窟の奥にいるドラゴンを食べるのを楽しみにしながら手に持っていた骨付きのドラゴンの肉を頬張る。
「これより美味しいお肉だといいわね」
 肉を食べ終わると鳴は懐から龍樹の煙管を取り出しふかし始める。
「さぁ、おいでなさい……私の小龍たち」
 鳴の周囲に20体の小鳥サイズの飛竜が召喚され周囲を飛び回り始めたところでふぅ……と煙をはくとふわりとその上に乗る。
「さぁ、いきましょうか」
 鳴は小龍を何体か先行させルート調査をしてもらいながら残りの小龍を引き連れ煙に乗って進んでいくとだんだんと道が広がって行き近くを溶岩が流れるようになりかなり暑くなってくる。
「小龍たちに風を送ってもらってすこし涼みながら進みましょうか?」
 鳴は周囲の小龍達に風を送ってもらう。
「涼しくないわ……けどないよりはマシね」
 溶岩が流れる空間なだけあり送られる風も熱いがないよりはマシで風を送ってもらいながら先行した小龍達の情報を元に通りやすいルートを進んでいく。
「こんなに暑い場所だとすぐにお肉が傷んでしまわないかしら……保存方法とか考えておいた方が良いかも知れないわね」
 保存方法を考えている内に目的地に到着する。
「活きの良いドラゴン肉が手に入ると嬉しいわ」
 そう言って敵の拠点の大空洞へ入っていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『リザードマン』

POW   :    シールドバッシュ
【手にした盾で攻撃を受け流して】から【生まれた隙に、盾による殴り付け攻撃】を放ち、【衝撃でふらつかせる事】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    曲剣一閃
【変幻自在に振るわれる曲刀】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    テイルスイング
【太く逞しい尻尾による薙ぎ払い攻撃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

イラスト:イガラ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達は警戒しながら進んでいたが見張りをしていたリザードマンに発見される。
「侵入者だ!!」
 リザードマンは大声を上げると同時に鐘を鳴らし大空洞内に鐘の音を響かせ仲間を呼び寄せると猟兵達の前へと立ちはだかる。
「まさかここに侵入者が現れるとはな、ここから先にはゆかせぬぞ!」
 言い終わると同時に鐘の音を聞きつけた仲間のリザードマン達が現れ完全に猟兵達を前後から挟み逃げられないように囲うと猟兵達へと襲い掛かってくる。
永倉・鳴
嗚呼、その逞しい尻尾
良いわ、本当に良い
前菜にちょうど良いわ

逞しく鍛え上げられた筋肉質なお肉
さぞ歯応えが良いでしょう
【暴食の凶事】を発動
こんなにたくさんいるのだし
特に美味しそうなものを選りすぐりましょう

龍捌きを振り回しつつ食材を狩り取りましょ
攻撃は怪力と盾受けを用いて龍の皿で受け止め尻尾を部位破壊で切り取る
竜牙兵たちも食材を包囲して一体ずつ仕止めていきましょう
何体かは潰れるでしょうけど
私が満たされない限り何度でも生えてくるでしょ

さあ、コックたち
火はそこらにマグマがあるでしょ
余分な部位はいらないから尻尾以外は燃やして構わないわ
極上の焼き加減で料理して頂戴

前菜を頂けば
メインディッシュまであと一歩ね



「嗚呼、良いわ……本当に良い」
 永倉・鳴(暴食ジェイド・f19348)は自分達を囲うリザードマン達をジッと見つめ。
「逞しく鍛え上げられた筋肉質なお肉、さぞ歯応えが良いでしょう。前菜にちょうど良いわ」
 リザードマンの太く逞しい尻尾を見つめていると何かに気がついたのかリザードマンが後ずさる。そして鳴の食欲に応じて24体の竜牙兵の料理人が召喚される。
「こんなにたくさんいるのだし特に美味しそうなものを選りすぐりましょうか」
 龍捌きを構えるとリザードマンを狙い振り下ろす。
「その程度の攻撃当たらぬわっ!」
 鳴の攻撃を交わすと身体を回転させ太い尻尾が竜牙兵をなぎ払っていき鳴の目の前まで来るが龍の皿で受け止める。
「ふふ、本当に美味しそうね」
 そう言うと龍捌きを使いリザードマンの尻尾を根元から切り取る。
「グアァ……!!」
 リザードマンは尻尾を切られ悲鳴を上げる。
「残りはもういらないわ」
 鳴は尻尾以外に興味がなく尻尾を切られた痛みで動きを止めている隙に本体を斬りマグマへと投げ込む。
「何体か潰されたけれど、私が満たされてないからまた生えてくるでしょ」
 そう言っている間に鳴の食欲に反応した倒された分の竜牙兵が召喚されていく。
「さぁ、コック達。余分な部位はいらないから尻尾以外は燃やして構わないわ、極上の焼き加減で料理して頂戴」
 竜牙兵に指示を出すと自らも次のリザードマンの尻尾を求め戦場を駆け巡る。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルフォート・イグニス
アドリブ可
【】内は技能です

・…(得てして悪い予感という物は当たるのだ。自分が想像していた絵本に出てくるようなカッコいいドラゴン。それを期待していたアルフォートの前に見えるのは二足歩行のリザードマン達)
…ま、なんだ。期待した私のせいではあるが…すまんと思うよ。今から行うのは八つ当たりだ

・(独り言を終えた瞬間一気にUCを発動。周囲の物質を同化吸収して力を解放。溶ける事はない永劫の冷気を武装に纏わせる)安心しろ、一瞬だ(そういうとその冷気を一気に周囲へ放ちリザードマンを凍らせようとする【属性攻撃、範囲攻撃、鎧無視攻撃、生命力吸収、衝撃波】)そして凍ったリザードマンは容赦なく殴って粉々しようとする



「……」
 絵本に出てくるようなかっこいいドラゴンを期待していたがリザードマン達を見てその期待を裏切られ言葉を失うアルフォート・イグニス(巨人操りし機兵・f18692)。
「…ま、なんだ。期待した私のせいではあるが…すまんと思うよ……今から行うのは八つ当たりだ」
 言い終えると同時に周囲の岩や溶岩を身に着けている武装に同化吸収し結晶化させ森羅万象を氷結させる氷を纏った武装へと変化させる。その様子を見ていたリザードマン達は盾を構え攻撃に備える。
「防御など無駄だ」
 アルフォートは武装から冷気を周囲のリザードマンへと放つ。
「その程度の冷気なぞ!」
 リザードマン達はアルフォートに向かい動き出そうとするが。
「なっ……足が!?」
 アルフォートが放った冷気により足から徐々に凍り始めていた。リザードマン達は凍りを砕くために手に持っていた武器で凍りを砕こうとするが砕けることはなくそのまま全身が氷に覆われていき完全に氷漬けになった。
「これで終わりだ」
 アルフォートは期待を裏切られた怒りを込め凍ったリザードマン達を容赦なく殴り粉々に砕いていく。その間にも周囲にいるリザードマンを狙い冷気を放ち次々とリザードマンの氷像を作っていく。作り出した氷像を殴り砕くと近くのリザードマンを冷気で氷像にし次々と砕いていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アウレリア・ウィスタリア
お手伝いします

マグマの高熱……
ボクの花の嵐や血人形では有効打になりそうにありません
それなら洞窟という環境を利用させてもらいます

距離を開け魔銃を構える
【今は届かぬ希望の光】を発動し光剣を撃ち込む
光剣が刺されば良いし、そうでないなら防いだ隙をついて
魔銃による呪殺弾で敵を撃ち抜きましょう

距離を詰められないよう地面を蹴り壁や天井も利用して立体的に動き回ります
接近戦では非力なボクに勝ち目は薄いでしょう
でも速さなら負けない自信があります

捉えられるものならやってみてください
ボクの目はお前たちの攻撃をお見通しです

アドリブ歓迎



「お助けします」
 先行した猟兵達から遅れてアウレリア・ウィスタリア(憂愛ラピス・ラズリ・f00068)が大空洞に入ってくる。
「マグマの高熱……ボクの花の嵐や血人形では有効打になりそうにありませんね」
 周囲の地形を確認すると自身が得意とする花や血人形での攻撃は有効的ではないと判断する。
「それなら洞窟という環境を利用させてもらいます」
 アウレリアはヴィスカムの銃口を先行していた猟兵達を囲んでいるリザードマンに向けると銃口が虹色に光輝くと光が七本の光剣へと姿を変えるとリザードマンに向かい飛んでいき串刺しにする。
「なんだっ!?」
 想定外の後方からの攻撃により串刺しになった仲間を見て驚いて後ろを向いたリザードマン達がアウレリアの存在に気が付く。
「まだ侵入者がいたか!」
 侵入者の排除の為にリザードマン達はアウレリアに襲いかかる。
「捉えられるものなら捉えてみてください」
 アウレリアは地形を利用し踊るように敵の攻撃を避け距離を取るとヴィスカムで呪殺弾を放ちリザードマン達を撃ち抜いていくが呪殺弾の一撃では止まることなくアウレリアへと向かってくる。
「っ!?」
 呪殺弾で撃ち抜かれたリザードマン達は数m進んだ所で全身に呪いが廻り塵となって崩れ落ちる。
「ボクの目はお前たちの攻撃をお見通しです」
 アウレリアはヴィスカムを手に戦場を舞い踊りリザードマンを倒していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

菊嶌・紗彩
っひ……!
やだやだやだ、こっち来ないで
飛び込んだのは私だとしても怖くないわけないじゃん……!

助けて、【リアライズ・バロック】!
無差別攻撃なら逆に攻撃を誘発してフレンドリーファイア狙うのも一手かな!?
狼型だからその辺の狩りの仕方は知ってるはず……多分

私は安全圏に逃げて隠れる!
遠くから攻撃のタイミングをレギオンたちに伝えられれば、こっちの戦力が減りにくくし、重要な役目だよね
万一こっちに来たらきっと呼び戻してる暇はない、かな
腕に付けた狂腕を振り回して「2回攻撃」
大嫌いだから擦り潰れろぉ!!

絡みアドリブ等大歓迎



「っひ……!やだやだやだ、こっち来ないで……!!」
 菊嶌・紗彩(深淵アリス・f19608)は自分達の前にいるリザードマンに恐怖し後ずさっていく。
「飛び込んだのは私だとしても怖くないわけないじゃん……!」
 涙目になりながら叫ぶと同時に周囲に20体の狼のレギオンが召喚される。レギオンの召喚にリザードマン達が気を取られている内に紗彩は全力で走り物陰へと隠れる。
「グルルゥ・・・・・・」
 狼達は唸り声を上げると主人――紗彩へと恐怖心を与えたリザードマンへと襲い掛かる。
「なんだこいつらは!」
 数体で連携攻撃をする狼達に防戦一方のリザードマンが攻撃をするため身体をひねり始めたのを紗彩は見逃さなかった。
「なぎ払い攻撃が来るよっ」
 敵には聞こえない程度の声だったが狼型で耳が良く聞き取ったレギオンは攻撃を避け着地すると同時にリザードマンの首や足、腕に噛み付き喰いちぎり確実に仕留めていく。
「この調子でやっちゃってっ」
 紗彩がレギオンを応援していると背後から何か音が聞こえ振り向くとリザードマンが自身に迫ってきていた。
「ひぃ・・・・・・!?」
 リザードマンに気がつき軽く悲鳴を上げレギオンを呼び戻そうとするが。
「間に合わなそうだよね・・・・・・」
 紗彩は覚悟を決め腕につけた狂腕を構え向かってくるリザードマンの懐に入ると狂腕で殴り倒す。
「大嫌いだから擦り潰れろぉ!!
 殴り倒すとそのまま狂腕擦りつけリザードマンを磨り潰す。
「一つの・・・・・・場所にとどまってるのは・・・・・・だめね」
 はぁはぁと息を切らせながら物陰を移動してはレギオンに指示を出しを繰り返しリザードマン達を倒していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雫石・凛香
この先にお前たちの親玉がいるんでしょ?
肩慣らしにもならないだろうけれど…ちょっとだけ、遊んであげるよ

妖剣解放による機動力を武器に、ヒット&アウェイと遠距離からの衝撃波をメインに立ち回る
「――【鞘】、あいつらを蹴散らす力を!

力比べは自身の膂力では不利であることは理解しているため、受け太刀は絶対に行わず相手の剣の射程の外に位置取ることを意識
一撃の威力が足りずとも足元には即死級の仕掛けがある。衝撃波を放つ際は吹き飛ばした先にマグマがあるように位置を調整
「ここまで高熱だったらいくら暑さに強くたって関係ないでしょ?



「この先にお前たちの親玉がいるんでしょ?」
 雫石・凛香(鞘の少女・f02364)はリザードマン達の後ろをみながら質問をする。
「ここで死ぬ貴様に答える必要はない」
 そう言うとリザードマン達は曲刀を構える。
「そう……貴方たちじゃ肩慣らしにもならないだろうけれど……ちょっとだけ、遊んであげるよ」
 凛香は【鞘】へと手をかける。
「――【鞘】、あいつらを蹴散らす力を!」
 凛香に応えるように怨念を放ち凛香を覆っていき全身を覆うと同時にスッ――と姿が消える。
「消えた……!?」
 余りにも速く動いたためにリザードマンには凛香の姿が消えたように見えていた。
「こっちだよ」
 凛香は自分を見失っているリザードマンに自分の居場所を教えると同時に剣を振り抜き斬りつける。
「くっ!」
 リザードマンも負けじと反撃をするが高速移動する凛香はもうそこにはおらず曲刀は空を斬る。凛香は空振りをした隙を逃さず斬りつける。斬りつけては距離を取るヒット&アウェイで確実に攻撃を当てながら敵に気が付かれないようにマグマの方へと追いやっていき衝撃波の連撃でマグマの上へと吹き飛ばす。
「ここまで高熱だったらいくら暑さに強くたって関係ないでしょ?」
 凛香は吹き飛ばされたリザードマンに言い放つと同時にドプンッ――とマグマに落ちマグマに飲まれていった。その後も同じ要領で確実に数を減らしていき最後のリザードマンをマグマの淵へと追い込む。
「お前で最後よ」
 凛香は衝撃波を放ち最後のリザードマンをマグマへと沈めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『黒皇竜ディオバルス』

POW   :    黒皇竜の一撃
単純で重い【自身の爪や尻尾】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    インフェルノ
【口から放つ「地獄の炎」】が命中した対象を燃やす。放たれた【紅蓮の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
WIZ   :    カタストロフィ・ノヴァ
【極大規模の球形の大爆発】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

イラスト:ハギワラ キョウヘイ

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はノエル・スカーレットです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 リザードマン達を撃破し奥へと進んでいくと黒い影が現れる。

「奴らはやられてしまったか……だが、準備は整った!」

 黒い影が立ち上がりながら咆哮を上げる。

「我が名は黒皇竜ディオバルス!」

 名を名乗ると同時に猟兵たちを睨みつける。

「命の惜しくないものから掛かってくるがよい!」

 猟兵とディオバルスの戦いの火蓋が切って落とされた
菊嶌・紗彩

命が惜しいので帰ってもいいですか!?
……ダメ?アッハイ

これだけの相手を前にして恐怖抱くなって方が無理っ!
【リアライズ・バロック】発動ー!
とりあえず先発と後発に分けて、先発隊から突撃させるよ
攻撃が届けば御の字
相手の攻撃を誘発出来れば十分
ディオバロスが攻撃したら後発隊と突撃して『2回攻撃』いくよ
私も狂腕パンチ(『捨て身の一撃』)叩き込んでやる

死にたくないけど、やっぱり逃げたくもない!
だからここで……倒す!



「い、命が惜しいので……か、帰ってもいいですか……!?」
 ディオバルスの姿を見た菊嶌・紗彩(深淵アリス・f19608)は怖くなり叫びながら後ずさる。
「逃すわけがなかろう!」
 ディオバルスは紗彩を睨みつける。
「……ダメ?デスヨネー」
 敵の予想通りの反応に覚悟を決めると紗彩の恐怖心に反応し25体の狼型のバロックレギオンが紗彩を守るように現れる。紗彩はレギオン達を先発隊と後発隊に分ける。
「先発隊攻撃開始!」
 紗彩は先発隊は互いに距離をとりながらディオバルスへと向かっていくのを確認すると後発隊と共に物陰へと隠れる。
「小賢しい!」
 ディオバルスは胸部の突起の先端にエネルギーを凝縮した球体を作り出すと先発隊の中心へと放つ――放たれた球体はじめんに触れると同時に大爆発を起こし先発隊をすべて消し去った。
「いくよ……!」
 紗彩は爆発の土煙に紛れ残ったレギオンを引き連れ敵のもとへと駆け出す。狼型で紗彩より走るのが早いレギオン達が煙から飛び出し鋭い爪でディオバルスへと襲いかかる。
「ぐぅ……!」
 鋭い爪がディオバルスを切裂いていく、更に怯んだ隙を逃さず殿の紗彩が飛び出し狂腕をディオバルスへと振り抜く――振り抜かれた狂腕は胸部の突起へと命中し砕きディオバルスを後方へ吹き飛ばした・
「死にたくないけど、やっぱり逃げたくもない……!だからここで倒す……!」
 紗彩は再び狂腕を構える。

大成功 🔵​🔵​🔵​

護堂・結城

やっぱドラゴンはでけぇなぁ
……食いでがありそうだ

【POW】

「目には目を、歯には歯を、じゃあ竜には竜だわな」
「『此よりは我が領域。全てを喰らう大海の顎』」

『雪見九尾の大海竜奏』を発動し強襲用海竜装を装備
敵の攻撃に合わせて地中に潜って移動し背後から空中へと【ジャンプ・だまし討ち】そのまま【空中戦】だ
尻尾で【なぎ払い】、【衝撃波】を叩きつけて【部位破壊・マヒ攻撃】

竜装の顎による【怪力】の噛みつきで【鎧砕き・生命力吸収】しつつ
牙を通して雷撃を放ち【傷口をえぐる・属性攻撃】で追い打ち

「お強い黒皇竜様が命の奪い合いに卑怯とか寝ぼけたことは言わないでくれよ?」
「命を惜しまねぇ奴の執念は深いからな」



 少し遅れて到着した護堂・結城(雪見九尾・f00944)はディオバルスの姿を確認しその巨躯を見上げる。
「やっぱドラゴンはでけぇなぁ……食いでがありそうだ」
 ディオバルスが結城の存在に気が付く。
「次は貴様か」
 鋭い眼光を結城へと向ける。
「……っ!流石黒皇竜様だな……」
 ディオバルスからのプレッシャーに結城の額からタラリと汗が流れる。
「目には目を、歯には歯を、じゃあ竜には竜だわな……『此よりは我が領域。全てを喰らう大海の顎』」
 プレッシャーに耐え結城はユーベルコードを発動させ強襲用海竜装を創造し装備し竜騎士として戦闘態勢へとなった。その姿を見たディオバルドは尻尾を振り上げ結城へと勢いよく叩きつける、轟音と共に地面はえぐられ尻尾を上げるとそこに結城の姿はなかった。
「どこへ行った!」
 姿もなく手応えも無かった為結城の姿を探す。
「お強い黒皇竜様が命の奪い合いに卑怯とか寝ぼけたことは言わないでくれよ?」
 結城は竜装の能力でディオバルスの攻撃が当たる直前に地面に潜りディオバルドの背後から勢いよく飛び出し竜装の尾でなぎ払うように衝撃波を放つ。
「小癪な……!」
 衝撃波を受けた翼に痺れを感じながらも反撃を試みてくる。
「やらせるかっ!」
 ディオバルドが反撃に移るよりも早く竜装の顎でディオバルスの右翼の根元へと噛み付く。噛み付く力が強く徐々に硬い鱗を砕いていき更に電撃での追い打ちをかけ確実にダメージを与えていき――ザシュッ――という音と共に竜装は翼を噛み切ると当時にディオバルドが咆哮を上げる。
「この程度でやられはせぬ……貴様らを駆逐するまではやられるわけにはいかぬのだ!!」
「流石……命を惜しまねぇ奴の執念は深いな」

大成功 🔵​🔵​🔵​

胡・翠蘭
※アドリブ歓迎
SPD

まぁ、暑いこと。
汗をかく前に終わらせたいものですわね…ねぇ、ドラゴン様?

防具改造で熱さ耐性、激痛耐性を付与して
水の属性を纏い炎の攻撃を凌ぎましょうか

攻撃は…UCに清らかに流れる水と怜悧に凍てつく氷、そしてマヒと毒の属性を含ませて…ふふ

どんな大型の生物…いえ、オブリビオンにも急所はございましょう
炎を吐き出すその口に、心の臓腑を孕んだ胸に…
わたくしが視界に捉えている限り、触手を絡めましょう、穿ちましょう

誇り高きドラゴン――とは言っても。
わたくしにとっては、どれも同じ…只のオブリビオンの一つに過ぎませんわ

それでは、御機嫌よう
骸の海にて…ひと時でも、幸せな夢をお楽しみくださいませ


アマニア・イェーガー
よーそろ~!
いっけなーい遅刻遅刻。
また出遅れちゃった……いや大丈夫、この船なら間に合うとも!全速前進ー!

【逆巻く嵐の王】で大空洞まで駆け抜けるよ!涼しげな波しぶきで暑さ対策もバッチリ

やあやあお久しぶり──といってもキミは知らないだろうけど
うーんホント、不思議な感覚だよねぇ

それじゃ、面舵いっぱーい!左舷砲門、撃ちーかたはじめー!
華麗な操舵で円を描くように爆発を回避しつつ攻撃だよ。

痺れを切らして近寄ってきたら好機一転!黒竜に向かって全速力でラムアターック!全砲門ゼロ距離射撃一斉射!海の藻屑に変えちゃうよ!



「また出遅れちゃった……いや大丈夫、この船なら間に合うとも!全速前進ー!よ~そろ~!」
 アマニア・イェーガー(謎の美女ヴィンテージコレクター・f00589)の掛け声と共に古めかしい海賊船が波飛沫をあげながら大空洞へと現れる。
「やあやあお久しぶり!」
 友人に声をかけるように気さくにディオバルスに声をかける。
「我は貴様等知らぬ!」
 ディオバルスはアマニアを睨みつける。
「そうだよねぇ。ホント、不思議な感覚だよねぇ」
 過去に別の個体と戦ったことがあり不思議な感覚を覚える。
「ここまで一緒に乗せてもらって助かりましたわ」
 胡・翠蘭(鏡花水月・f00676)はアマニアに感謝を告げるとトンッと海賊船から飛び降りる。
「まぁ、暑いこと……汗をかく前に終わらせたいものですわね……」
 船を降りた翠蘭は洞窟の本来の暑さ和らげるために服に暑さ耐性を付ける。
「ねぇ、ドラゴン様?」
 翠蘭が微笑みかけるとなにかを感じたとったのかディオバルドはその場から飛び退いた。
「あら、勘がよろしいですわね……」
 ディオバルスの居た場所には冷気を纏った触手が怪しく蠢いていた。
「でも、逃がしませんわよ?わたくしが視界に捉えている限り……触手を絡めましょう、穿ちましょう」
 触手達が一斉にディオバルスへと襲いかかる。
「ならばこうするまでだ!」
 ディオバルスはゴウッ!と地獄の炎を吐き迫り来る触手を燃やし尽くしていく。

「これはチャンスだよね!」
 アマニアはディオバルスが翠蘭に気を引かれている隙を逃さず動き出す。
「よーし、面舵いっぱーい!」
 アマニアの号令と共に海賊船の船首が水しぶきを上げながら右へと動き出し船の左舷がディオバルスの方へと向ける。
「左舷砲門、撃ちーかたよーい!」
 ガコンガコンと左舷にある大砲の照準が全てディオバルドへと定まる。
「撃ち方ーはじめー!」
 合図と共にドドン!ドドン!と砲撃が始まり砲弾がディオバルスへと降り注ぐ。
「くっ……」
 幾つもの砲弾がディオバルスに命中し動きを止める。
「貴様……!」
 ディオバルスはアマニアを睨みつけるとエネルギーの球体の生成し始める。
「よそ見をしてはいけませんわよ?」
 アマニアに気を取られた隙に触手達がディオバルスを捉える。
「……っ!」
 触手に囚われ生成していたエネルギーの球体が四散する、更に触手からの快楽に一瞬身体を硬直させた。
「誇り高きドラゴン――それでも急所はございましょう炎を吐き出すその口に、心の臓腑を孕んだ胸に…」
 一瞬の硬直の隙に触手がディオバルスの身体に絡むように伸びていき口元と胸を執拗に責め始める。
「く……こんな物……!!」
 触手を振り払おうとするが触手からの毒とマヒ効果で力が入らず振り払うのに失敗する。
「好機!全速前進!黒竜に向かってラムアタァーック!」
 好機と判断したアマニアは全速力で海賊船を進ませ――ズドォォォン!!と轟音と共に船首の衝角がディオバルスに突き刺す。
「全砲門開放!一斉射撃!」
 突き刺さった船首からいくつもの砲台が現れゼロ距離から砲撃が開始しディオバルスへトドメを刺した。
「骸の海にて…ひと時でも、幸せな夢をお楽しみくださいませ」
 翠蘭は消えゆくドラゴンへと微笑みかけた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年09月27日


挿絵イラスト