スイーツパラダイスの逆襲
#アルダワ魔法学園
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●ここをお菓子工場とする
「こんにちは、みんな忙しい所集まってくれてアリガト!」
グリモアベース内の狭い一室、不安定に揺れる異世界の画を背に、アイリ・フラジャイル(夢見る戦争人形・f08078)は早速状況を説明し始めた。
「今回の依頼は迷宮で発見された古代の……お菓子工場? らしき所に現れたオブリビオンの討伐ね」
迷宮……オブリビオンたる災魔が封印されたアルダワ世界の地下迷宮の事だ。その地下迷宮に、お菓子工場の様な迷宮が現れたのだろう。
「放っておくと賞味期限切れのお菓子が溢れて逆侵攻してくる恐れがあるの。その前にこちらから封鎖するため、ここへ向かうのね」
いつの間にか展開されたスクリーンに映る見取り図を説明するアイリ。どうやらその工場自体が既に廃墟の様な状態になっているらしい。
「まずは工場入り口から中枢へ進んで欲しいんだけど、足場が余り良くなくてね……力任せに突っ切ってもいいし、スタイリッシュに突破してもいいし、安全第一で進んだっていいわ」
だが、猟兵の力をもってすれば突破自体はそう難しいものではないだろう、多分。
「そこの工場で使われていた蒸気魔導設備だったから、何か使える物とかあるかもね。拾って持って帰ってきてもいいわよ」
しかもお土産付きと来た。至れり尽せりではないか。お宝では無いとはいえ、古代の技術の産物ならば、何かに使えるかもしれない。
●おいスライム食わねぇか?
「先へ進むとその工場から生まれた……生きたお菓子が出てくるわ。花の蜜で出来たスライム。倒されると体が崩れてとても美味しい蜜になるそうよ」
最近発見されたモンスター、迷宮のおやつとか非常食とか呼ばれているらしい。
「うん、生きてる。害は無くてとても美味しいらしいけど、とにかく数が多いの。何か色々言ってくるけど、気にしないで……うん、気にしないで進んでほしい」
一体何が……心を抉る様な事を言ってくるのだろうか。
「ちなみに拾って食べてもいいけど、どうなっても責任は取らないわ」
そりゃそうだ。誰が好き好んでオブリビオンを食……さないよね? でも味が分かってるって事は、あっ……。
「アタシは食べてないわよ! で、最後にそこの工場長? だったモノが出てくるわ。もはや存在しない納期に縛られた哀れな亡霊よ……引導を渡してあげて頂戴」
向きになって否定するアイリ。兎も角、そこを抜ければ最後に立ち塞がるボスが登場する。
「狂気の年末進行に耐えられなかった古代の工場の亡霊、切なくなるわね」
人出が足りないって呟きながら、悲しそうな目でこちらを見てくるらしい。
「これで以上よ。無事と健康と成功を祈るわ、猟兵」
そう言うとアイリは真剣な面持ちで敬礼し、猟兵達を送り始めた。
ブラツ
こんにちはブラツです。
今回はアルダワ魔法学園で起こる探検・戦闘・ボス戦イベントになります。
他の方と連携する際は文頭に ●連携f*****(キャラクターID)
あるいは ●連携****(旅団名)等、
一緒に挑む方が誰であるか分かる様、記載をお願いします。
自由に連携させてもよい方はその旨を、
単独希望の方も同じくその旨の記載をお願いします。
特にややこしい仕掛け的なものは一切ありませんので、
お気軽にご参加頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
第1章 冒険
『ガラクタの山』
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POW : 体力まかせに突っ切る。
SPD : バランス感覚で乗り切る。
WIZ : 慎重に足場を選んで渡る。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ソラスティベル・グラスラン
生きたお菓子、花の蜜でできたスライム…?これは、もしや彼らでは!
ふふふ、今回の冒険は美味しいお菓子の材料で手に入りそうですよぉ!
迷宮も封鎖できて一石二鳥、俄然ヤル気が出てきました!
オブリビオンを倒し学園の安寧を守ります!この大斧に誓って!!(鼓舞)
なんと!ガラクタの山がありますね。
古びた工場、使われていなければこうなってしまうのですか……よいしょ(怪力)
後に続く人が通り易いようにしておかなければいけませんねっ
障害物はさっさと退かして、安心安全な順路を作っておきましょう!
むっ、これは地面と固定されていますね。
勇気ある者の前に、常に道はあり!範囲攻撃、グラウンドクラッシャー!!
アポリー・ウィートフィールド
古代の菓子、そして迷宮のおやつ…極めて興味深い。どれ、オブリビオン退治がてら、この世界の迷宮スイーツを堪能させて貰おう…。
廃墟の突破については体力任せの方針で行く。美味いものの為だけに日々体を鍛えているのだから、こういうのは得意なのだ。
大きな障害物に行く手を阻まれた時は、我がユーベルコード《大刹断の白銀の腕》にて切り開こう。
この辺りの設備には直接菓子作りに関係するものはあるだろうか?それらしいものがあったら一つ土産にしよう。
●勇者嬢誕生!
「生きたお菓子、花の蜜でできたスライム……? これは、もしや彼らでは!」
ソラスティベル・グラスラン(暁と空の勇者・f05892)は愛用の大斧を手に発奮する。彼らとはソラスティベルが知る花蜜で造られたモンスター。己の予感を確かめるべく、悠然と迷宮を進んでいく。
「オブリビオンを倒し学園の安寧を守ります!この大斧に誓って!!」
がしっと蒼空色の大斧、サンダラーを頭上に掲げて意気揚々と進むソラスティベルだが、目の前にはその道を塞がんと瓦礫の山がそびえ立った。回り道をすれば進む事は出来るだろうが、それでは大きく時間を失ってしまう。
「仕方ありません。勇気ある者の前に、常に道はあり! 範囲攻撃、グラウンドクラッシャー!!」
もはや問答無用とサンダラーを構えるソラスティベル。轟、と破壊の力がサンダラーに渦巻いて収束し輝いた。一触即発の威容が場の空気を震わせる。
「今ここに新たな道を切り開かん。とうッ!」
眼前の瓦礫の山に飛び込むソラスティベル。振り下ろされたサンダラーの一撃が、圧倒的な破壊エネルギーで砕かれた瓦礫を光の様に変えてしまった。
眼前の障害は無くなった。しかしその時、グラウンドクラッシャーが届かなかった瓦礫がばらばらと、轟音をまとい落ちて来たのだった。ソラスティベルの頭上に無慈悲な一撃が、もう間もなくと迫り来る。
●EAT,斬 ALL
「我が手に宿る銀の刃が全てを捌かん!《大刹断の白銀の腕》!」
黒き威容が降り注ぐ瓦礫を瞬く間に切り払う。ソラスティベルの頭上を避け、無慈悲な一撃は全て地面へと落下した。そして最後にアポリー・ウィートフィールド(暴食のイナゴ男・f03529)が降り立った。
「怪我は無いか? 無ければいいが、食前の運動にしては中々に勇ましいな」
「あ、ありがとう……あなたは大丈夫なの?」
眼前の黒い紳士に微妙にすくむソラスティベル。大技を放った反動か、少しふらついている。
「問題ない。美味いものの為だけに日々体を鍛えているのだから、こういうのは得意なのだ」
腕を組んで遠くを見据えるアポリー。食の求道者に安息は無い。よく見ると迷宮で拾ったのか、蒸気魔導調理器具なる胡散臭いがらくたをぶら下げていた。
「これか? やらんぞ」
いやそんな事は聞いてないとソラスティベルは手を振った。
「ふふふ、今回の冒険は美味しいお菓子の材料で手に入りそうですよぉ!」
「古代の菓子、そして迷宮のおやつ……極めて興味深い」
二人は先程崩した瓦礫を片付けながら、この先に待ち構えるご褒美に思いを馳せる。後から来る人の為に道を整えて、勇者達は先へ進むのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
マロン・チェスナット
自由に連携させてもOK
【SPD】
大事な事だからもう一度、確認するけど
賞味期限ぐれだよね
消費期限じゃないんだよね
賞味期限なら味が落ちて保証されないだけで食べられない事ないんだよね
ボクはスライム大好きだよ
花の蜜で出来たスライムに興味津々
生で捕食して食べても良いよね
スライム見つけたら誰にも気づかれないように
ガチキマイラで尻尾を変えて食べちゃう
どんなお菓子が出てくるか楽しみで
ウキウキ気分で軽い足取りでバランス良く進んで行く
食べ物にとって食べる行為は浄化に繋がるんだ
感謝していただかないとね
ナイ・デス
蜜ぷに……ソラ(f05892)の好物、だとか。
私も、一度食べてみたい、です。いっぱいとって、帰りましょう。
……あ、他のオブリビオンも、ちゃんと倒す、ですよ?
SPD
小柄な体と、地形の利用、ダッシュやジャンプ、スライディング、クライミング。色々な技能を駆使して、すたいりっしゅに、乗り切ります
……ガラクタ、ですか。使われないと、こんな風に、なるのですね
どこかにあるはずの、私の本体は、どうなっているでしょう
手入れは、されてる、でしょうか……
長生き、したいですね。私……
あ、ただ進む、だけでなく。後に続く人の為に道を開くのも、大事、ですね
レプリカクラフトで、足場の補強か、橋をかけるとか、しておきましょう。
●ようこそスイーツパラダイスへ
「大事な事だからもう一度」
マロン・チェスナット(インフィニティポッシビリティ・f06620)が同道するナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)に質問しながら、足取り軽く工場だった迷宮を進んでいく。
「確認するけど、賞味期限切れだよね。消費期限じゃないんだよね」
「工場……奥の方は、動いてる。だから、多分大丈夫」
器物ながらの直感で、工場自体が完全に止まってはいない事を感じ取り、マロンに返した。蜜ぷに……ソラの好物、だとか。勇んで駆け出した相棒を追い、一刻も早く合流しなければならない。
「賞味期限なら味が落ちて保証されないだけで食べられない事ないんだよね」
「私も、一度食べてみたい、です。いっぱいとって、帰りましょう」
この先に待ち受けるお菓子の山を思いながら、小柄な二人はせっせと先へ進んでいった。狭い所は潜り抜け、細い小道は軽やかに、古の迷宮探索も、二人にしてみれば
まるで巨大なアスレチックコース。沢山動いた後は、沢山食べなければ。
「食べ物にとって食べる行為は浄化に繋がるんだ。感謝していただかないとね」
マロンは神妙な面持ちでナイに説く。世紀末の生存者にとって、食事は神聖な行為なのだと。じゅるりと微かに涎が零れているのは、見なかった事にしておこう。
●SWEETS STREAM
「……ガラクタ、ですか。使われないと、こんな風に、なるのですね」
通過していく瓦礫を見やり、ナイは己の事を思う。朽ちた風景は動けなくなった古代文明の機械達。健在だった時はその時代に生きる人々の活力の為、毎日元気に動いていた事だろうと。
どこかにあるはずの、私の本体は、どうなっているでしょう。
手入れは、されてる、でしょうか……
千切れたコンベア、欠けた歯車、へしゃげた配管にオイルの染み。物言わぬ機械達は何を思い、ここに在るのだろう。甘い香りに時折混じる饐えた空気を払いながら、黙々と前進する二人。
「長生き、したいですね。私……」
「何言ってるの、君は生きるよ」
友達の為こんな所まで来れる心があるなら、きっと世界を楽しめるだろうから、と。
「それよりそろそろ小腹が空いたです」
緊張感の無いマロンの一言で、一旦休憩を取る事に。その間、ナイはレプリカクラフトで周囲の道の補強や足場を作る。もしかしたらその友達は迷子になってるかもしれない。けれど、これを見ればきっとたどり着けるだろうから。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ミアス・ティンダロス
【姿の見えないゼリー生物】を召喚します。
前方の道を一回調べ、歩きやすそうな路線を計画したから渡り始めます。
「蜜で出来たスライムさん……ですか?」
「よく分かりませんが、なんだか美味しそうですね。」
「一体どんな味がするのでしょう?」
と、そこに尻尾をブンブン振っている人狼の少年がいるかも。
テン・オクトー
WIZ
迷宮のおやつ!?なんて素敵な響き。
そんな案件行くしかないよね。
普段背伸びして頑張ってるボクもお菓子には弱いです。だってまだ子供だもの。
お菓子に襲われるとか、、ちょっと楽しそうだし。
足場が悪い程度なら問題なしだよ。
小柄なので隙間も通れるし、
場所によっては四つ足でもいける。
四つ足歩きは人に見られたら恥ずかしいけれど。
瓦礫等があったら隙間から先を覗いて、先の様子も見れるよ。通路確保のお手伝い出来たらいいな。
お菓子の災魔なら、、、甘い香りがする方向に向かってみようかな。何か収穫が得られるといいな。
他の方との絡み歓迎です。
●CAKE ME 這いやぁ
「蜜で出来たスライムさん……ですか?」
「そうだよ! なんて素敵な響き……どんな味がするんだろうね?」
いつものUDCがいるあっちとは変わって、何やらほんわかする会話をしているミアス・ティンダロス(夢を見る仔犬・f00675)とテン・オクトー(ケットシーのシャーマン・f03824)。古びた迷宮を歩む二人。瓦礫や危ない道は避け、慎重にコースを選択している。
「よく分かりませんが、なんだか美味しそうですね」
「うん、絶対美味しいよねぇ!」
名状しがたい魅惑のフレーズに心躍らせる二人。まだ幼い二人にとって、お菓子はやっぱり嬉しいものだ。
「本当……一体どんな味がするのでしょう?」
と、ミアスが思案していると道が幾つかに分かれていた。先に進んで行き止まりでは元も子もない。止む無くミアスは己の友人を召喚し、道を調べる事にした。
「空白(きよ)く、優しく、慎ましく――追いかけなさい、不可視の吸血鬼さん!」
召喚された無色のゼリー状生命体は音も無く地面を這い、全ての道を探索する。五感をミアスと共有しているそれは、しばらくすると戻り、やがて消えた。
「こっちみたいですね。行きましょう」
先の道を把握したミアスが行き先を指し示す。
ゴールはもう近い。
●SweetsRiser
「このくらいの狭さなら通れるかな……ちょっと待ってて」
先へ進んだ二人は、再び道を塞がれていた。目の前には瓦礫の山が。だがこの先にゴールがある事は見えている。先の偵察でここを抜ければいい事は分かっていたが、想像以上に瓦礫の量が多かったのだ。しかしオクトーは怯まず、自らの小さな体躯を生かして先を見てくるというのだ。しばらく先へ進むと更に道は狭くなるが、四つ足で瞬く間に細い道を抜けた。
「よいしょ、っと。うん……あれは何だろう?」
道を抜けるとその先には大きな扉が見えた。しかしミアスを置いていく訳にはいかない。オクトーがもう一度当たりを見渡すと、目の前には何かの制御装置の様なコンソールがあった。埃まみれで何が書かれているかは分からないが、先へ進めなくなった以上これに賭けてみるしかない。もしかすると、自体が大きく変わるかもしれないし。
「スイッチ……かな?」
コンソール上には赤と緑のボタンが一つずつあった。オクトーは少し思案し、何となく安全そうな色合いの緑のボタンを押す。少なくともこれが、爆破スイッチなどでは無いだろう。あくまでもここは工場だから。
ボタンを押されて間も無く、ガラガラと何かの機械音が鳴り始めた。それと同時に、これまで道を塞いでいた瓦礫が少しばかり動き、瞬く間に崩れる轟音が響いた。
「ミアスさん、大丈夫!?」
「いきなり……何事かと思ったよ」
ミアスは間一髪その場から離れ、事なきを得ていた。どうやら瓦礫の下に埋まっていたコンベアが、一時的に動いたらしい。その為、バランスを崩した瓦礫が落ちて来たのだった。だが、お陰で道も拓けた。
「これで先に進める……行こう!」
崩れた瓦礫の先にある大きな扉を目指して、二人は再度歩みを進めた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『蜜ぷに』
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POW : イザ、ボクラノラクエンヘ!
戦闘用の、自身と同じ強さの【勇者ぷに 】と【戦士ぷに】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
SPD : ボクダッテヤレルプニ
【賢者ぷに 】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ : ミンナキテクレタプニ
レベル×1体の、【額 】に1と刻印された戦闘用【友情パワーぷに】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●蜜ぷにカーニバル
拓かれた道を進んだ猟兵達は、その眼前に極彩色の風景を見る。
否、その色とりどりこそが今回の事件の重要物資『蜜ぷに』だった。
『リョウヘイ……リョウヘイガデタゾー!』
『ヤメテ……コワイ……タベナイデ……!』
『ワレワレハクッシナイ、ゼッタイニダ!』
『ワレラノイカリヲオモイシレ、ニンゲン!』
『ワタシニハマダチイサイコドモガイルンデス……!』
『イートインハテスウリョウ10%デス!』
わーきゃーわーきゃーと思い思いの言葉を口にする蜜ぷに達。
だが現実は残酷だ。猟兵として弱肉強食の掟を知らしめなければならない。
蜜ぷに達は未だに生産が続けられている。最奥部にはごうんごうんと轟音を立ててひたすら極彩色を生み出す機械が蠢いているのだ。それを止めなければ蜜ぷにも止まらない。急ぎこの蜜ぷにの海を掻き分け進み、生産機械を止めるのだ!
ミアス・ティンダロス
実物を見たらミアスは目がキラキラしていて、尻尾をより激しく振るのでしょう。
「うわ~なんだか可愛らしい敵さんですね~」
「しかもいい香りがしています……本当に花の蜜みたいです!」
「っと、ダメダメ、戦闘に集中しなくちゃ。」
炎の塊のような【古代の戦士】を召喚し、火焔で蜜ぷにをなぎ払おうとします。
「紅く、鋭く、美しく――出てきなさい、炎の精さん! 」
テン・オクトー
蜜ぷに!ゴクリ。
いやいやまじめに頑張らないと。
とにかく、まずはどんどん生産されている集団蜜ぷにを打破しなくては。
WIZ
合体し強くなってしまう前に、召喚された友情パワーぷに達をフレイルでぽこぽこ叩いて気絶させ、気絶した友情パワーぷににUCを打ち込むよ。
多少は合体されちゃうかもだけど、手がつけられないほど強くなるほどには合体されないといいな。
でも、、こんなUC打ち込んだ蜜ぷにって食べれるのかな?それに何やら色々言っている。気になっちゃう。あわわ、雑念は振り払わないと。
他の方との絡み歓迎です。
●どっきりドンドン(物理)
蜜ぷに! ゴクリ……いやいやまじめに頑張らないと。とにかく、まずはどんどん生産されている集団蜜ぷにを打破しなくては。古びた工場廃墟跡、色とりどりの見た目は可愛らしいモンスター達が津波の様に迫る中、テン・オクトー(ケットシーのシャーマン・f03824)はフレイルを手に取り、眼前の美味しそうな一団へ狙いを定める。じゃらりと垂れた鎖の先に鈍く光る鉄球が、その威力を静かに物語る。
『モウダメダー、オシマイダー……!』
『マダダ、マダオワランヨ!』
ミンナキテクレタプニ! 蜜ぷに達は喚き散らしながら友情パワーで仲間を召喚、戦いは数だと言わんばかりにオクトー達へ迫る。しかし無慈悲にもオクトーのフレイルの制裁を受け一匹、また一匹と気絶して倒れていく。花の香りの中血生臭い鈍器を振り回す猛獣に怯える蜜ぷに達……じゃなくて、おっきな得物をぶんぶんと振り回すケットシーにおびえる蜜ぷに達。合体し強くなってしまう前にまとめてやっつける!
覚悟を決めたオクトーが指先を眼前の蜜ぷに達へ向けると刹那、天より放たれた審判の光が蜜ぷに達を物言わぬ花蜜の塊に変えていった。
「……こんなUC打ち込んだ蜜ぷにって食べれるのかな?」
あわわ、雑念は振り払わないと。迷いを振り払いオクトーは手際よく花蜜を回収していった。これは美味しいおやつになりそうだな。
●びっくりビンビン(火炎)
「うわ~なんだか可愛らしい敵さんですね~」
ミアス・ティンダロス(夢を見る仔犬・f00675)は蜜ぷに達を一様に眺め、ポツリと漏らした。
「しかもいい香りがしています……本当に花の蜜みたいです!」
実際、原材料は花の蜜。何の為に誰が作ったのかは分からないが、その芳醇な香りは可愛らしい見た目と相まって荒涼とした地下迷宮に一服の癒しを齎した。
「っと、ダメダメ、戦闘に集中しなくちゃ。」
僕達はこれを食べに……いや止めに来たんだと気持ちを切り替え、凛々しく詠唱を始める。
「紅く、鋭く、美しく――出てきなさい、炎の精さん! 」
ぼうっと、炎の精霊が顕現し、怯える蜜ぷに達へ渦巻く炎を投げつけた。
『アツイ! アツイヨ!』
『ジカビヤキハコゲツキニキヲツケテ!』
阿鼻叫喚の灼熱地獄に悲鳴を上げる蜜ぷに達。一つ、また一つ焼け落ちると同時に辺りには芳しい香気が発散される。それはまるで、花畑の中にいる様。どろりと焼けた蜜が零れ落ち、ミアスはそっと一舐めしてみた。先に思った一体どんな味なんだろうという疑問。ぺろりと一瞬、口の中に名状しがたい至福の甘味が広がっていった。
「これは……甘い」
それだけじゃない。何というかこう……まあ、難しい表現はこの後の食レポ担当に任せよう。
二人の攻撃は蜜ぷに達の蹂躙を止めるに至った。
だがその数はまだまだ増えてきている。
少しでも蜜ぷにを減らして、先へ続く道を作らなければならない!
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
マロン・チェスナット
【POW】
いざ、ボクらの楽園へ
他の人は知らないけどマロンにとっては楽園
うわぁーい、選り取り見取り食べ放題
歓喜に踊り、蜜ぷにの海にダイブ
機械は他の人が止めるだろうから
生産が止まるまで食べ続ける
別に倒す前に生のまま食べてしまっても問題ないよね
大食い1で食べて食べて食べまくる
フードファイト・ワイルドモードで蜜ぷにを食べる度に
食力が増加して勢いよく食べまくる
全身、蜜だらけなりながら食べまくる
全身についた蜜はペロペロと舐めとる
流石に胸やけを起こしてきたかも
生産が止まったら残念そうにもう終わりなの
もうちょっと食べたかったかな
どれだけのスライムを食べたか覚えてないがかなりの量
残った美味しい蜜はお持ち帰り
アポリー・ウィートフィールド
おお……これが迷宮のおやつと名高い蜜のスライムか。任務中ゆえ食レポ動画の撮影をしている暇こそないが、早速実食と行こう。
ひとまず任務遂行のため、我がユーベルコード《貪食の黒き靄》にて生産機械への進行方向と我の周囲の蜜ぷにに対し蟲を放ち、ルートを確保して機械を停止、敵の増加を止めねばならん。我の食い分が減ってしまうが流石に致し方あるまい。蟲の猛攻を超えてきた蜜ぷには、我が直々に喰らってやろう。何、オブリビオンの実食は『今回が初めてではない』のでな。なんなら生きたままの踊り食いと動かなくなった物の食べ比べなども面白いかもしれぬな。
●創造主が捨てた甘味
「おお……これが迷宮のおやつと名高い蜜のスライムか」
「いざ、ボクらの楽園へ」
気合十分、二人のキマイラは眼前のご馳走に闘争本能ならぬ闘食家の本能を剥き出しにする。マロン・チェスナット(インフィニティポッシビリティ・f06620)はフードファイト・ワイルドモードで自らの肉体を強化しながら蜜ぷにを食べ尽くすつもりだ。
「うわぁーい、選り取り見取り食べ放題」
だいぶ・とぅ・蜜ぷに。爆ぜる肉弾が暴食の徒と化し溢れる極彩色を縦横無尽に食べ尽くさんと駆け回る。
「別に倒す前に生のまま食べてしまっても問題ないよね」
『ヒィ』
答えは聞いてないと言わんばかりに、容赦なくグルメツールが振り下ろされる。先程までわーきゃー喚いていた蜜ぷに達もこれには言葉が出ない。問答無用、情け無用のフードファイター。ここがキマイラフューチャーなら蜜ぷには種として根絶されていたのではないだろうか。
食べる、戦う、食べる、戦う、食べる、食べる、戦う、食べる、食べる、食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる食べる……
残滓など残さず、マロンの周りにいた蜜ぷには文字通り跡形も無い。手足についた花蜜をぺろぺろと舐めながら、次の得物に狙いを定める。勇者とか戦士とかいた様な気がするが、まとめて平らげてしまったようだ。
●生産ラインに刻んだ慚愧
「任務中ゆえ食レポ動画の撮影をしている暇こそないが、早速実食と行こう」
ぱんっ、と両の掌を合わせ、アポリー・ウィートフィールド(暴食のイナゴ男・f03529)は【全てを貪り食う異形の蟲の群れ】を解き放つ。先ずは生産機械を止めることが先決、その方向へ進みながら実食すればよい、と。異形の虫に囲まれながら、アポリーは悠然と歩みを進めた。
『ナ、ナンタルヒドウ!』
『ユウシャ、センシ、タスケテ!』
蜜ぷに達は仲間を呼ぶが、それは餌を増やしただけの事。極彩色を喰らい尽す異形の群れ、その中で一際目立つ黒い巨体が手にした蜜ぷにを食みながら一瞥をくれる。
『ドウシテコンナヒドイコトヲスルノ!?』
「何、オブリビオンの実食は『今回が初めてではない』のでな」
駄目だ、この人言葉が通じるとかそれ以前だ。やけになった蜜ぷに達が最早これまでと一斉にアポリーへ飛び掛かる。
『ソレデモボクタチハ、ボクタチハ……!』
「なんなら生きたままの踊り食いと動かなくなった物の食べ比べなども面白いかもしれぬな」
ちょっと待って、ここで心が通じて何とかなったりとかしな(ぶちゅ
大破壊後のサバイバー達に慈悲など無い。食とは感謝の念を込め、一つ一つ大事に丁寧に平らげるだけ。生産機械へ向かうアポリーの歩みは止まらない。その後には蜜ぷに達が狩られた道が残るだけだった。
「流石に胸やけを起こしてきたかも」
マロンがぼそりと呟く。どれだけ戦った(食べた)のだろう。蜜でべとべとになった周囲を見やり、ふぅとため息をつく。食べきれなかった分はしっかり保存し持ち帰る。まさに万全の体制であった。
「待たせた。我の食い分は減ってしまったが、致し方あるまい」
すたすたと歩いてきたアポリー。無事生産機械は止められたようだ。その手には息の止まった蜜ぷにと息のいい蜜ぷにがあった。
「なに、まだ食べるの?」
「無論」
食の探求に終わりは無い。
しかし生きた蜜ぷにの群れはまだまだ残っている。
これを突破すれば、今回の作戦は終了だろう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ナイ・デス
ソラ(f05892)と合流、です
やっと、パートナーに追いつきました。怪我はしてないですか?
……私、長生きします。ソラも長生き、してください
カラフルぷるん……お土産も、持ちきれないぐらいたくさんに、なりそうですね
……ちょっと多過ぎ、です?地上まで溢れたら、別の意味で学園、甘味に包まれてしまいそうです
殲滅、しましょう
……あの機械を、止めて。工場長さんを倒すのも、忘れずに、です。ソラ?
生まれながらの光を自身に当て続け、仮初の肉体、再生速度高速化
激痛耐性、勇気、捨て身の突撃
ぷにの海に飛び込んで
ぷに触れれば生命力吸収、蜜ぷにただの蜜にしながら
まずは機械を地縛鎖、ゴーグルでハッキング、止めに目指す、です。
ソラスティベル・グラスラン
ナイくん(f05727)!来てくれたんですね、わたしの小さなパートナーさん!
えへへ、突っ走ってしまいすみません…怪我はありませんよ!
見てください、あのカラフルぷるんの大群を
彼らこそが『蜜ぷに』!美味なる甘味の象徴です!!
さあ彼らを倒し蜜を回収しましょう。その為にここに来たのです!
災魔を討ち、学園よ甘味に包まれてあれ!勇気ある誓いをここに!(鼓舞)
……あれ?何か忘れているような。
範囲攻撃の一撃で蜜ぷにの群れを耕します!ざくざくどんどん
回収は後で、今は勇気ある無双を求め前へ、前へ!
のんびりしていては飛び出したナイくんに負担が…!
まずは数減らし!ナイくん、その必殺技術で取りこぼしをお願いします!
●最強勇者嬢軍団
「怪我はしてないですか?」
「ナイくん! 来てくれたんですね、わたしの小さなパートナーさん!」
ソラスティベル・グラスラン(暁と空の勇者・f05892)は相棒のナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)とようやく合流できた。抱きつくソラスディベルを気遣うナイ。これまで何度か大きな音が響いていた……もしやと心配していたが、杞憂に終わったみたいだ。
「えへへ、突っ走ってしまいすみません……でも怪我はありませんよ!」
大斧――サンダラーを掲げ、健在を誇示するソラスティベル。そのままサンダラーを振り下ろし、眼前の極彩色を指し示した。
「見てください、あのカラフルぷるんの大群を。彼らこそが『蜜ぷに』! 美味なる甘味の象徴です!!」
「カラフルぷるん……お土産も、持ちきれないぐらいたくさんに、なりそうですね」
甘味の宝庫、蜜ぷにの大軍を前に二人は思案する。こんなに沢山……生産機械は止まったとはいえ、まだ止まっただけ。放っておいては再び稼働するかもしれない。
「……ちょっと多過ぎ、です? 地上まで溢れたら、別の意味で学園、甘味に包まれてしまいそうです」
ナイは生産機械の完全な沈黙を目論み、前進を決意する。勿論蜜ぷにのお土産も忘れずに。
「さあ彼らを倒し蜜を回収しましょう。その為にここに来たのです!」
グッと拳を握ったソラスティベルがナイを見つめる。その瞳は闘志に燃えていた。
「災魔を討ち、学園よ甘味に包まれてあれ! 勇気ある誓いをここに!」
何か違うようなそうでもない様な誓いを口に、自身とナイを奮い立たせる。
「……あれ?何か忘れているような。」
「……あの機械を、止めて。工場長さんを倒すのも、忘れずに、です。ソラ?」
ここに来た目的を補足するナイ。そうだった。この蜜ぷにの大軍を止めるのが一番の目的、勇者達は誓いを胸に、敵の大軍へと突進するのだった。
●いつかぷにの海で
「まずは数減らしです。範囲攻撃! グラウンドクラッシャー!」
蜜ぷにの回収は後にして、今は道を切り拓く。轟音とともに振り下ろされたサンダラーが地面を抉り、巨大なクレーターを形成した。しかし先程の瓦礫と違い、小柄な蜜ぷにの集団を全て消し飛ばすことは敵わず、ちょろちょろと動き回る数十匹を取り逃がしてしまった。
「ナイくん!」
言われるより早く、己にユーベルコード【生まれながらの光】を掛け、自ら傷つく事も顧みずに取り逃がした蜜ぷにの集団に飛び掛かる。常人離れした動きで手にした短剣を振り回し、一匹、また一匹と屠っていく。
「この、くらい……ですかね」
ソラスティベルが取り逃がした蜜ぷにをあらかた片付けた後、ナイは先程停止した生産機械にゴーグルを接続。物理的だけではなく、根本よりその稼働を止めるべくハッキングを開始した。
「ナイくん、頼みましたよ……!」
ハッキングに集中するナイを護る様に、ソラスティベルは背中を合わせて残った蜜ぷにと対峙する。勇者とか戦士とか呼ばれていた(多少は)屈強な蜜ぷにが、眼前に何匹か迫ってきた。
『ソレヲトメルナ!』
『ソレガトマルト……コウジョウチョウガ!』
工場長……そういえばまだ姿が見えていない。工場が完全に止まれば、きっと出てくるに違いない。
「工場長、ええ……相手に不足はありません!」
残る蜜ぷにを一匹ずつ屠っていくソラスティベル。たとえ工場長が相手でも、勇気さえあれば必ず乗り越えられる! そう信じて一つ、また一つと確実に蜜ぷにを潰していく。そして最後の蜜ぷにを屠ると同時に、ナイのハッキングが完了した。
「おまたせ……これで、もう生まれない」
物理的に破壊され、制御プログラムを書き換えられた生産機械は、もう二度と蜜ぷにを生み出す事は無いだろう。
「……私、長生きします。ソラも長生き、してください」
ナイがぼそりと呟く。止まった機械、息絶えた蜜ぷに。それらを見て感傷的になったのだろうか。
「ナイくん? 勿論です。わたし達の冒険はこれからなのですから!」
サンダラーを地面に突き立て、笑顔で返すソラスティベル。握手をしようと手を差し出した、その時だった。
突如、激しい振動が勇者達を襲った。
沈黙した生産機械の後ろにある巨大な扉が、轟音と共に開かれたのだ。
ずしぃんと重苦しい音が辺りに響き、砂埃を巻き上げる。
その中で、巨大な影が蠢いていた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第3章 ボス戦
『ストーンゴーレム』
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POW : ゴーレムガード
全身を【硬質化して超防御モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD : ゴーレムパンチ
単純で重い【拳】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
WIZ : ゴーレム巨大化
無機物と合体し、自身の身長の2倍のロボに変形する。特に【岩石】と合体した時に最大の効果を発揮する。
👑17
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「アルル・アークライト」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
『ザンギョウ……シンセイハ……』
『アルバイト……ボシュウチュウ……』
『シュッカケンサハ……マダカ……』
ぼそぼそとつぶやく巨体。何となく哀愁を感じさせる、やや猫背気味の姿勢。
ゴーレムの類、制御中枢とは独立しているのか生産機械が止まっても稼働している。
こいつを止めなければ、また蜜ぷにが大量に生産されてしまうかもしれない……!
ミアス・ティンダロス
ここまで来たら、もう何も怖くないのです!
既に勝利は目の前ですから、みんなの力を合わせて、あのでかいものさんを倒しましょう!
真の姿を解放します。姿は特に変わらないが、胸元の黒曜石に白き炎が灯され、それを囲むように歪んだ五芒星が浮かび出します。
その後、蝙蝠のような羽をもつ馬と昆虫の交雑体に見える【星間の駿馬】を召喚し、敵をちょくちょく襲撃します。
ダメージを与えることより、他の人のために隙を作るのは狙いです。
マロン・チェスナット
自由に連携させてもOK
【POW】
蜜ぷにをたくさん食べたのでもう満足
もういいかなっと思うけど
ここまで来たら最後まで付き合おうかな
とりあえずあのゴーレムを倒せばいいのね
攻撃してみるけど硬くて跳ね返されてしまう
攻撃が跳ね返された反動で後方にコロコロと転がる
それでも諦めずに攻撃して跳ね返される
いたぁ~い
手が痺れてちょっぴり涙目
蜜ぷにを取り出し食べてフードファイト・ワイルドモードを発動
動きは鈍いから攻撃してればいずれ倒せるよね
流石にこのゴーレムは食べれないよね
倒したゴーレムをグルメツールでつつく
ナイ・デス
ソラ(f05892)……たぶん、これが工場長、です
他の世界で、聞いた事ある言葉、言ってますから
……意味はよく、わからないですけど
……はい。解き放ちましょう。蜜ぷに、生産中止。工場閉鎖、解雇通知、です!
【生まれながらの光】を自身に、ソラに、仲間に当て
ソラが注意をひいた隙に、攻撃します
忍び足、ダッシュ、ジャンプ。色々な技能を駆使して、すたいりっしゅに近付いて
鎧無視攻撃で、ゴーレムボディへ暗殺攻撃
刃を突き立て、生命力吸収、です
倒せなくても、動き鈍らせ、大きな隙を作って
ソラ!
……蜜ぷには、美味しく、いただきます。
帰りましょう。ソラ
……これからも、よろしく、です。
ソラスティベル・グラスラン
はわー……なにか疲れた感じのするゴーレムさんですね?ナイくん(f05727)
なんと、彼が工場長さんですかっ
こんなに疲れを溜めこみ体まで大きくなってしまうとは……労働とは恐ろしい
ですがもうぶっちゃけ大安心です!わたしたちが解き放ちます、貴方の魂を!
解雇ー!!
囚われの魂を救うのは勇者の役目、勇気を持ちいざ突撃!
敵の注意はわたしが!
気合を込めて防御重視、これがわたしの【勇者理論】!
硬い体を鎧砕きで、重い攻撃を盾受けとオーラ防御と、怪力で受け流す!
ナイくん、今のうちに!
貴方が作り、わたしが大好きになった蜜ぷに
貴方に良い想いは無いかもしれませんが、ただ一言……美味でしたッ!!
ふふ、帰りましょうかナイくん
テン・オクトー
工場長のお出ましですね。
でも工場長は一概に悪い人とは思えない。いや工場長だったもの…だけど。あんなに美味しそうな蜜を作ってたわけですし。ノルマや納期に縛られすぎて疲れて周りが見えなくなってしまっただけ。見逃す事は出来ないけれど、このままでは可哀想な気がするよ。
POW
攻撃で硬くなったところで少しお話し。
工場長の作った蜜は評判いいですよ。充分作りました。もう休んでいいのですよ。
蜜ぷにから採取した蜜の入った瓶を1つあげたいです。(恩返し)
工場長の気持ちを少しでも動かせたり、隙を作ることで仲間のサポート出来たらいいな。
全てがうまくいったら、アイリさんにも蜜瓶1つあげたいです。
他の方と絡み歓迎です。
アポリー・ウィートフィールド
ふむ……工場長とやら、思ったよりもデカブツであったな。もとからこういう自動機械なのか、怨念が取り憑いているのか……
どちらにせよ、己の命を削ってまで働き続けた食糧生産者に、我は感謝と尊敬の意を表したい。そして、その上で、これからはゆっくりと休んで頂く。汝の本来あるべき場所、骸の海でな。
フェイントとヒットアンドアウェイを駆使し敵の攻撃の空振りを誘いながら、速度を生かした攻撃で敵の弱そうな箇所を狙っていく。我のガチキマイラは食物の選り好みはしない。岩石であろうと噛み砕いてみせよう。
「はわー……なにか疲れた感じのするゴーレムさんですね? ナイくん」
ソラスティベル・グラスラン(暁と空の勇者・f05892)は忌憚の無い感想をナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)に語る。確かにゴーレムは猫背でうつむき、目の部分らしき双眸の光は微妙に消えそうだ。
「ソラ……たぶん、これが工場長、です」
「なんと、彼が工場長さんですかっ」
ソラの回答に驚くソラスティベル。それもその筈、まさか目の前のゴーレムが蜜ぷに工場の工場長だなんて、ただでは信じられない内容だった。
「他の世界で、聞いた事ある言葉、言ってますから……意味はよく、わからないですけど」
意味はよく分からないけど、なんだか辛そうだ。絶対。そう感じ取ったナイは、眼前の巨躯からソラスティベルへと視線を移す。何かを思案するソラスティベル。きっと勇者的に何か引っかかる所があるのだろう。
「こんなに疲れを溜めこみ体まで大きくなってしまうとは……労働とは恐ろしい」
そうです。労働とはこんなにも恐ろしいのです。違うそうじゃない。恐ろしいのはオブリビオンです!
「ふむ……工場長とやら、思ったよりもデカブツであったな」
「でも工場長は一概に悪い人とは思えない。いや工場長だったもの……だけど」
アポリー・ウィートフィールド(暴食のイナゴ男・f03529)とテン・オクトー(ケットシーのシャーマン・f03824)は眼前の巨躯に思いを馳せる。
「もとからこういう自動機械なのか、怨念が取り憑いているのか……」
ゴーレムが工場を管理するマシンだったのだろうか。しかし、それ以上に年末進行の呪いに憑りつかれた哀れなオブリビオンなのだろうか。腕を組み思案するアポリーに、オクトーが話しかけた。
「うーん……あんなに美味しそうな蜜を作ってたわけですし。ノルマや納期に縛られすぎて疲れて周りが見えなくなってしまっただけじゃないかな」
自論を主張するオクトー。きっと元からそういう存在だったわけじゃないだろうと。でなければ、あんなに美味しそうな蜜ぷにを沢山作る事なんて出来ない。
「どちらにせよ、己の命を削ってまで働き続けた食糧生産者に、我は感謝と尊敬の意を表したい」
「確かに。見逃す事は出来ないけれど、このままでは可哀想な気がするよ」
アポリーとオクトーは工場長に敬意を表し、せめて安らかに眠って欲しいと願った。ならば、やるべきことは一つだ。
「蜜ぷにをたくさん食べたのでもう満足」
マロン・チェスナット(インフィニティポッシビリティ・f06620)は尻尾をふりふり、目の前の大きなくたびれたゴーレムを眺めた。食べるものは食べたし、退散してもよかったけど……
「ここまで来たら……」
「ここまで来たら、もう何も怖くないのです!」
ふと横で、ミアス・ティンダロス(夢を見る仔犬・f00675)がゴーレムを前に息巻いている。
「あれ、何か被って」
「既に勝利は目の前ですから、みんなの力を合わせて、あのでかいものさんを倒しましょう!」
ミアスはマロンの方を向き、力強く同意を求めた。蜜ぷには手に入った。だがそもそもは、それが溢れる事を止める事が目的だ。その最後の障害が、眼前のゴーレムなのだ。
「……ま、最後まで付き合おうかな」
マロンは微笑し、スラリとナイフとフォークを構えた。
『ノルマ……ノルマ……ノウキ……ノウキ……』
悲しそうに唸り声をあげるゴーレム。迫りくる納期、集まらない新規採用、張り裂けそうな心臓を必死で動かし、今の今まで沢山の蜜ぷにを生産し続けてきた。それは悪夢の様な業務の日々だった。だが、覚めない夢など無い。
「ですがもうぶっちゃけ大安心です!」
ソラスティベルが叫ぶ。そうだ、その悪夢を覚ましに、呪われた過去を骸の海へ送り返す六人の勇者が揃ったのだから。
「わたしたちが解き放ちます」
「……はい。解き放ちましょう」
「これからはゆっくりと休んで頂く」
「もう休んでいいのですよ」
「蜜ぷにおいしかったよ」
「せめて安らかに、眠ってください!」
六人の勇者が思いの丈をぶちまける。後は賽を振るうだけ。
そして一歩前進したソラスティベルが、大声で全員を鼓舞した。
「囚われの魂を救うのは勇者の役目、勇気を持ちいざ突撃!」
●勇気ある戦い
「貴方の魂を! 解雇ー!!」
「蜜ぷに、生産中止。工場閉鎖、解雇通知、です!」
早速無邪気にとっても恐ろしい事を口にする少女と少年。ソラスティベルは己の誓い【勇者理論】を気合で発現、鋼の肉体でゴーレムの動きを防がんと正面に回り込んだ。
『タダイマセイサンチュウ……オヒキトリクダサイ』
「そうは行きませんよ、ナイくん!」
大上段から振り下ろされる両腕を怪力で防ぎ、相手の動きを止める。その隙にナイが【生まれながらの光】で己を回復しつつ、ゴーレムに斬り掛かった。固い装甲をも貫くそれは致命の一撃を与えられる筈……だった。
『コチラハタチイリキンシデス』
ぶおんとソラごと振り回したゴーレムの腕に吹き飛ばされ、ナイは体勢を崩される。飛ばされた二人はかろうじで受け身を取るが、表情の無いくたびれたゴーレムは、見た目以上に強力だった。
「流石に一筋縄ではいかないですね……ならば!」
二人を見たミアスが真の姿を開放。胸元の黒曜石に白い炎が灯り、それを囲む白い五芒星が現出する。
「漆黒(くろ)く、素早く、力強く――舞い降りなさい、翼の貴婦人さん!」
力を開放したミアスは黒き異形の駿馬を召喚。甲高い奇妙な嘶きと共に、それはゴーレムへ突進していく。
「とりあえずあのゴーレムを倒せばいいのね」
マロンも手にしたフォークを逆手にゴーレムへ飛び掛かる。異形の馬の牽制を受け、怯んだゴーレムにその先端を突き刺すが、やはり効果が無い。先程のソラスティベルとの戦いで、ゴーレムが全身を硬質化して超防御モードに変えていた為だった。ミアスの異形の馬も風やかぎ爪で攻撃を加えるが、わずかに表面が削がれただけだった。
『ドウブツハモチコミキンシデス』
更に振り回された両腕に吹き飛ばされるマロン。異形の馬はかろうじでそれを避けられたが、決して旗色の良い状態ではない。
「中々、骨太の様だな」
アポリーはその様子を見やり、疾走した。幾ら防御が固かろうと、動くものなら必ずどこかに弱点がある。異形の馬に加えて、更にヒット&アウェイでゴーレムを翻弄する。フェイントで振られる拳を避け、返す刃で足刀を関節に叩きつけるが、未だ攻撃は通らない。
「成程……問題は構造ではなく素材か。ならば」
【ガチキマイラ】――肉体変容による部位の動物化。アポリーの右腕は狂暴な獅子へと姿を変えた。
「我のガチキマイラは食物の選り好みはしない。岩石であろうと噛み砕いてみせよう」
誇るアポリーが再度、ゴーレムへ突進する。
『ドウブツノモチコミハ……』
「実食開始」
問答無用、その腕の獅子は岩石の塊をものともせず、強引に喰らい始めた。
「凄いなぁ……アレがガチキマイラ」
眼前の戦いを呆然と見るオクトー。隙を作るのもままならない相手。攻撃も殆ど通らない。だが、何もしないで見ている訳にはいかない。自分は猟兵なのだから、やるべき事は果たさねば。
「手数は幾つあってもいいよね……!」
【サモニング・ガイスト】が古代の戦士の霊を召喚する。ガチキマイラでも、ゴーレムの巨体を全て喰らうには、とてもではないが時間が足りない。だからこそ少しでも手数を増やしてゴーレムを削る。戦士の霊が炎を放たんとした、その時だった。
『ファイトォォォッ! イッパァァァァツ!』
ガシッ、と何かの音が……見ると周囲の瓦礫が一斉に蠢いていた。
『ニクタイヒロウジノソウコウホキュウニ』
渦を巻いて宙を舞う数々の瓦礫。それはかつて工場だったモノの残滓。そして空飛ぶ瓦礫がゴーレムを喰らうアポリーを弾き飛ばした。
「これはもしかして、最後の合体でしょうか!?」
だったらもうすぐ倒せるはずです! と立ち上がるソラスティベル。
『ニジュウヨジカンタタカエマァァァス!』
「労働って、そこまでして、やらなきゃならないの?」
ナイが呟く。こんな事、早く止めなければ。
「いたぁ~い」
先程の攻撃で飛ばされたマロンが、涙目ながら捕まえた蜜ぷに片手に立ち上がった。
「……でも、動きは鈍いから攻撃してればいずれ倒せるよね」
パクリと一口【フードファイト・ワイルドモード】に変身。まだ戦意は失われてはいない。
「そうだ、喰えない相手じゃない」
アポリーが立ち上がり、埃を払う。ガチキマイラは勿論健在だ。
「僕が牽制します。みんなは一斉に攻撃を」
ミアスが続く。やるべきことは決まった。
「ボクも手伝う。今度こそ終わらせよう、あの工場長を止めなくちゃ」
オクトーの傍らには戦士の霊が。全員の意志は変わらず。
工場長を止めて、この戦いを終わらせる。
●これが勝利の味だ!
最初にミアスの相棒、黒い異形の駿馬が工場そのものと合体したゴーレムに迫った。風とかぎ爪、一つ一つの威力は弱いが相手の注意を引き付けるには十分だった。続くオクトーの戦士の霊が炎を飛ばす。圧倒的とまではいかないが、風によって広がった炎が徐々に、ゴーレムの全身を舐めるように焼き始めた。
「瓦礫にオイルが混ざってたからだろう」
素焼きされるゴーレムを眺めアポリーが言った。時間を掛けてオイルが発火したのであれば、その鎮火は決して容易ではない。
「火が通れば多少は脆くなる、かな?」
言うが早くマロンが駆ける。火が通り割れてきたゴーレムの装甲表面へ、強引にナイフを突き立てた。
「成程、焼きゴーレムは初めてかもしれない」
アポリーもその横に並び、ガチキマイラを発動する。闘食家たる二人にしてみれば、趣向が変われば実食せねばならぬ運命。ゴーレムの肉体は、徐々にではあるがその威容を削がれつつあった。
「ナイくん、今がチャンスです!」
ソラスティベルが叫ぶ。頷くナイ。両の手には黒剣が、目の前の獲物を屠らんと鈍い輝きを放っていた。
「ゴーレム、気がそれてる。だから」
これで終わりにする。音も無く走る影がゴーレムへと迫って行った。燃えながらも両の脚で地面を揺らし、辺りに瓦礫を撒き散らす。その衝撃で己の装甲すら剥離しているにも拘らず、地団太を止めない。
「大丈夫、動きは、見えてる」
飛び交う瓦礫の中を抜け、ゴーレムの本体へ。今度こそその一撃が、鎧すら貫く必殺の牙が、その体に突き立てられた。砕ける装甲、その中の本体も高温に晒され、以前ほどの強度は残っていない。
「これで、終わりにします!」
ソラスティベルは地獄の炎でも溶けない鉄塊剣をずいと持ち上げ跳躍、ぼろぼろのゴーレムへと一直線に飛び込んだ。
「これで、勤務完了です!」
鎧すら砕くその歪な暴力は、今度こそゴーレムの心臓を討ち砕いた。
ぼろぼろと崩れ落ちるゴーレムの体。アポリーとマロンの実食はまだ終わらないが、一先ずはこれで戦いは終わっただろうか。
『モウ……マニアワナイ……』
泣きそうな声で、ゴーレムの顔面から嗚咽が漏れる。
「もういいのですよ」
オクトーがその声に寄り添う。
「工場長の作った蜜は評判いいですよ。充分作りました。もう休んでいいのですよ」
本当に、ここの蜜ぷには美味しかった。それだけは間違いない。
帰ったらアイリにも少し、おすそ分けしようと思う。
「ごちそうさまでした」
「うむ、大変美味だった」
「美味かったよー」
「……蜜ぷには、美味しく、いただきます」
「ただ一言……美味でしたッ!!」
勇者達が口々に工場長をねぎらう。工場長も食べていたのに。
『ソウデスカ……』
アリガトウ……ゴザイマシタ……
最後にか細い声を残して、ゴーレムの工場長は今度こそ、その使命を全うした。
「貴方が作り、わたしが大好きになった蜜ぷに」
その手には今回の戦いで手に入れた蜜ぷにが沢山。
ソラスティベルは帰路の中、ふと立ち止まり迷宮を見た。
崩れた瓦礫、止まった機械、必死に生きようとする蜜ぷに達。
そして使命の為に命をも投げ打った、工場長。
「貴方に良い想いは無いかもしれませんが……」
思いのこもった、美味しいものをありがとう。
秘めた想いは心に仕舞い、今は相棒と共に。
「ふふ、帰りましょうかナイくん」
「帰りましょう。ソラ」
……これからも、よろしく、です。
大成功
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