●グリモアベース
「やあ、こんにちは。郡竜大陸について進展があったので御報告しますよ」
ウィルバー・グリーズマン(ウィザードもどき・f18719)は、猟兵達へと呼びかける。
帝竜ヴァルギリオスと共に蘇ったという、所在不明の郡竜大陸。
もしも帝竜がオブリビオン・フォーミュラならば、この群竜大陸を必ず見付けなければならない。
今までにも猟兵達が所在を突き止める為、数多くの勇者伝説を紐解いてきた。
「アックス&ウィザーズの各地に『クラウドオベリスク』と呼ばれる柱がありまして、それが群竜大陸の隠していると言う事実が判明しました」
ウィルバーが言うに、各地にあるクラウドオベリスクを破壊すれば、いずれは群竜大陸の場所が判明するとの事だ。
「ただまぁ、当然とばかりにオベリスクを護るように大量のオブリビオンがいましてね……。竜の墓場と呼ばれる岬にオベリスクがあります」
竜の墓場。
ドゥートと呼ばれる骨邪竜を信仰する、邪悪なるリザードマン達の住処。
「墓場だけあってドラゴンゾンビも棲む危険な場所なので、気を付けて下さい」
ウィルバーは話を続けていく。
「まずは、岬へと踏み込んだらドラゴンゾンビが襲って来るでしょう」
下位種のドラゴンがゾンビ化した物だ。ゾンビではあるが、耐久力が高い。
「直接的な攻撃は殆ど行わず、ゾンビや冒険者の霊を呼び出して攻撃します。それと、呼び出したゾンビの肉を食べて回復する事もある様ですね」
特に霊は攻撃手段が豊富で、かなり厄介だ。
「ドラゴンゾンビを倒せたのならば、次のリザードマンはそれほど苦戦はしないでしょう。彼等は剣と盾、尻尾を使った体術を得意とします」
数が多いのは面倒だが、それだけだ。
ドラゴンゾンビよりはずっと戦い易いだろう。
「オベリスクの守護者、骨邪竜ドゥートですが……リザードマンの死体を利用して戦わせたり、冒険者の霊でも攻撃します。ドラゴンゾンビと攻撃方法が似ていますが、此方は本体も強力です」
突風からの竜巻による攻撃は、非常に威力が高い。
かなりの強敵である事が予想される。
「ですが、皆さんならば大丈夫でしょう」
凄く強いですからね、と続けて言った。
「それでは、クラウドオベリスク破壊の依頼、どうぞよろしくお願い致します」
ウィルバーは軽く頭を下げると、猟兵達を見送った。
小強欲
こんにちは、小強欲と申します。
詳しい内容はOPに記載されている通り、三連戦です。
一章ではドラゴンゾンビとの戦い。
二章ではリザードマン達との戦い。
三章では骨邪竜ドゥートとの戦い。
それでは、良きプレイングをお待ちしております。
第1章 ボス戦
『ドラゴンゾンビ』
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POW : 異種再生
戦闘中に食べた【ゾンビや死骸、腐肉】の量と質に応じて【自らの体の欠損箇所を再構築し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
SPD : 戦場の記憶
【戦いを挑み返り討ちにあった冒険者達】の霊を召喚する。これは【生前と同じ手段】や【霊体を生かした攻撃方法】で攻撃する能力を持つ。
WIZ : 生まれるゾンビの群れ
レベル×5体の、小型の戦闘用【ゾンビ】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
イラスト:蛭野摩耶
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「アズール・ネペンテス」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
竜の墓場へと転送された猟兵一行。
オベリスクのある地点まで、荒野を歩き続ける。
突然、ドスンッと大きな音が響き渡る。
「ゴルルルル……」
渇いた鳴き声。
腐った臭い。
ドラゴンゾンビが、猟兵達の行く手を塞いだ。
竜の墓場へと転送された猟兵一行。
オベリスクのある地点まで、荒野を歩き続ける。
突然、ドスンッと大きな音が響き渡る。
「ゴルルルル……」
渇いた鳴き声。
腐った臭い。
ドラゴンゾンビが、猟兵達の行く手を塞いだ。
小宮・あき
アドリブ・連携、歓迎します。
私は後衛(火力・大砲型)なので、前衛さんが居ると助かりますね。
1人の場合は、しっかりと距離を取って挑みます。
UC【神罰】
「神罰を与えましょう」
祈りの力によってレベルm半径の光の柱で攻撃するUC。
現役聖職者である私の【祈り】は常に神に注がれています【先制攻撃】。
【全力魔法】の半径「41」m、直径82mの柱は、【範囲攻撃】になるでしょう。
耐性:電撃・毒・火炎・呪詛・氷結
周囲の様子は【視力】【聞き耳】【第六感】【野生の感】で気を配る。
【回避】は脚武器の【ダッシュ】と併せて軽やかに。
近づかれる前に、攻撃してしまいましょう!
何度も神罰を落としてやるのです!
ドラゴンゾンビ。
肉体が腐り果てて尚、圧倒的な存在感を放つ腐竜。
「うぅ、酷い腐臭ですね……」
小宮・あき(人間の聖者・f03848)はドラゴンゾンビを見上げながら、その悪臭に顔を顰めている。
ドラゴンゾンビは咆哮を上げると、冒険者の霊を呼び出して行く。
「ここで亡くなった方々でしょうか……?」
悲痛な叫びを上げながら、冒険者達はあきへと狙いを定めた。
「これは魂への冒涜です、許せません……!」
聖職者のあきにとって、ドラゴンゾンビのこの行動はとても許せる物ではない。
ぐっと拳を握ると、ドラゴンゾンビに向けて拳を掲げる。宣戦布告だ。
「ゴアアアアアァァァッ!!」
ドラゴンゾンビが叫ぶと同時に、冒険者達が一斉にあきへと襲い掛かる。
魔法や弓矢での遠距離、その間に迫る剣や斧使いの近接。波状攻撃が迫る。
あきはと言うと、そんなのお構いなしとばかりにドラゴンゾンビへと近付く。
冒険者達の攻撃は軽やかに躱して、一定の距離を保ちつつ駆けて行く。
「神罰を与えましょう」
神へと祈りを捧げると、周囲に光の柱が降り注ぐ。
冒険者達は僅か一撃で浄化され、次々と姿を消していく。
「ガアァッ!!」
光の柱はドラゴンゾンビにも突き刺さり、身体に大きな穴を開けた。
ドラゴンゾンビは目を大きく見開くと、更に冒険者を呼び出す。
「まだ魂を苦しめるつもりですか……!?」
再度ドラゴンゾンビへと近付いて光の柱を放とうとするが、冒険者に行く手を阻まれる。
「くっ……!」
大きく負傷したドラゴンゾンビは危険を感じたのか、あきの場所から離れていった。
大成功
🔵🔵🔵
レイニーア・ノックス
spd
連携アドリブ大歓迎
『ふむ……負けた人たちの亡霊の使役ですか…』
『なら、同じようにまたワイバーンに負けてもらいましょう。』ワイバーンを群れで召喚。
『亡霊ということなら光属性や破魔がよく効きそうですね』破魔と属性攻撃をワイバーンにセット
『生前と同じならまあ、これで十分でしょう。レイニー狙ってくる可能性鑑みて、一応空に飛んでおきますし。』空中戦と騎乗エンチャント
敵コード攻略できたら、そのままワイバーンの群れにドラゴンゾンビを襲撃させる。
上記のエンチャント以外にも多数付与して物語のごとくなるだろう
マユラ・エリアル
全く、初っ端からドラゴンはドラゴンでもゾンビ相手とは付いていない
ばっちいではないか、これは
触りたくないので遠距離からの攻撃推奨だな
臭いも酷いと来たもんだ
勘弁して欲しいな、これは
だが持ってて良かった特殊清掃業者の資格
……冗談だよ
●戦闘
距離を取り『属性攻撃』と『全力魔法』で魔法を強化し【氷刃展開】を発動
205本の氷の刃受け止めきれるかな?
遠距離から氷刃を一斉掃射
戦闘用ゾンビ毎纏めてドラゴンゾンビに対して攻撃を行う
そして氷刃を操り、何度も何度も敵を切り裂いてやろう
ゾンビが近寄り過ぎたら『ダッシュ』で距離を取る
折角のドレスが汚れるのは勘弁だからな
さあ、スタイリッシュにキメようじゃないか
●アドリブ等歓迎
「全く、初っ端からドラゴンはドラゴンでもゾンビ相手とは付いていない」
マユラ・エリアル(氷刃の行方・f01439)は腐臭を放つドラゴンゾンビを汚らわしい物を見る目で眺める。
実際、これと戦うというのは色々な意味で不幸だと言えよう。
「ゴルルルル……!」
今もそうだ。ぽろぽろと身体が崩れた端から、ゾンビが生まれている。
絵面的にも非常に良くないし、何より臭いが酷い。
「ふむ……負けた人たちの亡霊の使役ですか」
レイニーア・ノックス(竜召喚師にして竜に騎乗するもの・f18202)は、ドラゴンゾンビとゾンビよりも、冒険者の霊を見て呟いた。
「なら、同じようにまたワイバーンに負けてもらいましょう……契約せしものよ。貴君らの眷属を貸し与えよ」
そう言うと、ワイバーン達を呼び出すレイニーア。
ワイバーンもまた、ドラゴンの一種。霊になってもドラゴンにやられると言うのは、皮肉が効いている。
「勘弁して欲しいな、これは」
とてもじゃないがドラゴンゾンビには触りたくないので、遠距離からの攻撃に徹しようとするマユラ。
「だが持ってて良かった特殊清掃業者の資格」
「……特殊清掃業者ですか?」
マユラはレイニーアからの予想外の返答に、「……じ、冗談だよ」と口籠って答える。
「亡霊ということなら光属性や破魔がよく効きそうです」
事実、先程の光の柱によって、大ダメージを受けたドラゴンゾンビ。
ダメージを与えるならばそれらの属性は大いに有効だろう。
そう考えたレイニーアは、ワイバーンに破魔と光属性を付与。
「氷刃の名は伊達じゃないという事だ。覚悟しろ」
全力で魔力を高めて、強化された氷刃を展開。それを空中に留めるマユラ。
「さあて、二百五本の氷の刃受け止めきれるかな?」
手を前に出すと同時に、氷刃を一斉掃射。
「任せましたよ!」
レイニーアも負けじと、ワイバーンを突っ込ませる。
そうして、ゾンビや冒険者の霊はこの二人の連携によって、容易にその姿を消して行く。
その圧倒的な範囲攻撃の前には、誰一人として近寄る事が出来ず、あっと言う間にドラゴンゾンビ以外が全滅。
あまりにも呆気無く消えてしまったので、ドラゴンゾンビは右往左往してしまう。
ここまでの姿になっても、未だに知能はある様だ。
「さあ、スタイリッシュにキメようじゃないか」
マユラは手を握ると、氷刃を一斉にドラゴンゾンビへと軌道修正。
「合わせます!」
同じ様に、ワイバーン達をドラゴンゾンビに向き直させる。
氷刃はドラゴンゾンビの何度も斬り裂き、ワイバーンによる光と破魔のブレスで肉体を溶かす。
全ての翼は折れ、尾と脚を失う。しかし、未だに動き続けるドラゴンゾンビ。
「化物ですか……!」
ドラゴンゾンビは、すぐその場から離れて行く。
とは言え、もはや風前の灯ではあるが……。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
別府・トモエ
「テニスプレイヤー……別府・トモエ!参上!ねえねえ、私と遊ぼうよ」
ぽーんと、特に邪気なく、テニスボールをドラゴンゾンビ?ゾンビドラゴン?に向かって投げる
ここまで他の猟兵戦ってきたやつからしたら、それが攻撃として認識できるか怪しいね
多分回避も抵抗なく受けてくれるんじゃないかな
……で、そしたら
「ようこそ!テニスしようぜ!」
そこはテニスコートなワケ
試合しよう!ラケット持てない?知るか!ボールを上に【投擲】必殺【サーブ先制攻撃】体に当たって跳ね返ってきたのを【ラケット武器受け】で【カウンター】
【誘導弾】次々打ち
【ダッシュ】【ジャンプ】で攻撃避け
「――まだまだだね!」
万全な【パフォーマンス】で捩じ伏せる
ドラゴンゾンビはボロボロになりながらも、侵入者を迎撃する為に這う。
そんなドラゴンゾンビの前に立つのは、別府・トモエ(人間のテニスプレイヤー・f16217)だ。
「テニスプレイヤー……別府トモエ!参上!ねえねえ、私と遊ぼうよ!」
トモエは高らかに挨拶をすると、テニスラケットをドラゴンゾンビに向ける。
ドラゴンゾンビはトモエに気付くと、崩れる肉体からゾンビを生み出していく。
「へへーん、さてはあなた、テニスが怖いの?」
邪気もなく、ぽーんと挑発と共に放たれたテニスボールは、ドラゴンゾンビへと命中。
いつの間にかトモエとドラゴンゾンビは、先程の戦場とは全く違う場所にいた。
ここにはゾンビもいない、一対一の決戦の場……そう、テニスコートだ!
「ゴルル……?」
何がなんだか分かっていない様子のドラゴンゾンビ。
当然だろう。突然テニスコートの上に立っていたら、そうなるに決まっている。
「ようこそ!テニスしようぜ!」
放たれるテニスボールはドラゴンゾンビへと命中!
「ゴアアァッ!!?」
身体にぶち当たって跳ね返るボール。
トモエはすぐにそれを追って、跳ね返す!
またもやドラゴンゾンビへと命中し、ボロボロの肉体が更にボコボコになっていく。
「どうしたゾンビドラゴン!その程度じゃ私には勝てないよ!!」
名前を間違えているが、それは大した事ではない。
次々にボールを当て続けるトモエ、もはやサンドバッグ……テニスで言えば壁状態のドラゴンゾンビ。
再度ゾンビを召喚するが、一撃で消滅してしまうので壁にもならない。
これはテニスなのか?と言いたくもなるが、多分テニスなのだろう。多分。
「さあ、どんどん行くよ!」
落ちたボールを高く上げると、強力なサーブを放つ。地獄は終わらない。
次々に行われるテニスの技……あまりにも一方的な試合は、ドラゴンゾンビの絶命と共に終わってしまった。
「――まだまだだね!」
テニスコートが解除されると共に、第一の戦闘は終了を迎える。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『リザードマン』
|
POW : シールドバッシュ
【手にした盾で攻撃を受け流して】から【生まれた隙に、盾による殴り付け攻撃】を放ち、【衝撃でふらつかせる事】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD : 曲剣一閃
【変幻自在に振るわれる曲刀】が命中した対象を切断する。
WIZ : テイルスイング
【太く逞しい尻尾による薙ぎ払い攻撃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
イラスト:イガラ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ドラゴンゾンビを倒し、更に荒野を歩き続ける猟兵一行。
岬の先にあるのは小さな遺跡……岬上遺跡という物だろう。
「カラララララッ!!!!」
一匹のリザードマンが猟兵達を見ると、独特な鳴き声を上げる。
そうして、遺跡から大量のリザードマンが顔を出す。
「ドラゴンゾンビ様が敗れたのか……皆、ここを死守しろッ!!」
リザードマンが武器を構えて、猟兵達を迎撃する。
第二の戦いの始まりだ。
小宮・あき
うちの旅団のトモエさん(f16217)と参加。
今度は一緒に戦いましょう!
アドリブ歓迎です。
(1)トモエさんが敵陣に突っ込む(私は後方で待機)
(2)トモエさん乱戦中に、私がトモエさん諸共UC攻撃
(3)私のUC攻撃を打ち返す形で、トモエさんの更なるテニス!
トモエさん立案の作戦です。
仲間諸共攻撃するというのは驚きましたが、とっても面白い作戦!
ええ、きっとトモエさんなら華麗に避けて、素晴らしいテニスを決めてくれる事でしょう!
UC【愛雨霰】
後衛に布陣のまま、空中に41本のマスケット銃。
距離をもって【スナイパー】【一斉発射】【援護射撃】!
あはは、私の知ってるテニスとちがぁう。
でも、とっても楽しそう!
別府・トモエ
支配人こと【小宮・あき】さんと連携
「いくぞ!快刀乱麻の極み!」
説明しよう!【快刀乱麻の極み】とは!
全国内プレイヤーにのみ許された無我の境地の奥の扉!
腕に無我を集中してテニス上手くなることだな!
【ダッシュ】で敵陣突っ込んで【スライディング】で滑り込む
「来い!来い!撃って来い!」
お前に言ったんじゃないよリザードマン
「ナイス支配人!」
乱戦を駆けながら銃弾を【視力】で【見切って】敵に打つ
弾丸だろうが弾は弾
トモエさんにとってはテニスボール同然だよ
特に支配人を狙うやつに重点的に【援護射撃】
内と外、両方から挟み撃ちにすることが!
「私の!私達の!ダブルスだ!」
思い知ったかトカゲ人間め!これがテニスだ!
レイニーア・ノックス
wiz
連携アドリブ大歓迎
『なるほど、今回は群れですか。しかも、割と強靭そう。』
『となると、遠距離から減らすのが良さそうです。』高速詠唱でユーベルコード発動
『一応、空をとんだ方が安全でしょうし』空中戦で距離を取る
詠唱終了コード発動しようとする
『一体も逃がしません』誘導弾属性攻撃全力魔法範囲攻撃エンチャントによる大規模殲滅魔法を撃ち込む。
それが他の猟兵の支援になるかもしれない(援護射撃)
「なるほど、今回は群れですか。しかも、割と強靭そう」
レイニーア・ノックス(竜召喚師にして竜に騎乗するもの・f18202)は、遺跡から湧いて出てくるリザードマンを見て、そう呟いた。
その近くには、スーパーテニスプレイヤー別府・トモエ(人間のテニスプレイヤー・f16217)と、聖職者の支配人、小宮・あき(人間の聖者・f03848)もいる。
「支配人、私が突っ込むから後ろは任せたよ!」
「ええ!今度は一緒に戦いましょう!」
二人は頷き合うと、まずはトモエがリザードマンの元へと駆け出した。
「ふむ……前を抑えるならば、遠距離から減らすのが良さそうですね」
レイニーアは駆けるトモエを見ながら、リザードマンから攻撃を受けないように空を飛んだ。
そうして、猟兵とリザードマンと戦いが始まる。
「いくぞ!快刀乱麻の極み!」
説明しよう!【快刀乱麻の極み】とは!
全国内プレイヤーにのみ許された無我の境地の奥の扉!
腕に無我を集中してテニス上手くなることだ!
全国は一体どんなヤバさなのかと突っ込みたい。
非常に素早くリザードマン達の元へと突っ込むトモエ。
「来い!来い!撃って来い!」
「その心意気や良し!」
その言葉に反応し、すぐにリザードマンが曲刀を振り抜く。
「お前に言ったんじゃないよリザードマン!」
「えっ……」
ラケットで曲刀を打つと、理不尽に怒るトモエ。困惑するリザードマン。
目の前でそんな事を言われたら攻撃するだろうに。
「さて、撃ちますよ!トモエさん!」
後衛よりあきは手元のマスケット銃を大量に複製すると、ばらばらに操作。
そして、それをトモエとリザードマンのいる場所に向けて発射!
「ナイス支配人!」
迫る銃弾は次々とリザードマンを撃ち抜く。
トモエはと言うと、その銃弾をラケットでリザードマンに打ち返していた。
細いガットで、よくもまあ見事に当てられる。
「成程、あれは面白いですね。あれならば遠慮なく行けそうです」
その様子を空から見ていたレイニーア。
「顎を開け。我が敵を薙ぎ払うためにその代名詞を解き放て」
レイニーアは『魔杖剣レーヴェルト』をリザードマン達に向けて詠唱をすると、空から魔法陣を出現させる。
「一体も逃がしません!」
九の魔法陣から放たれる、大量の球状ドラゴンブレス。
リザードマン達へと次々と襲いかかり、更にはトモエにも襲来。
「はっ!弾が来た!」
銃弾だろうと球状ブレスだろうと、弾は弾。
すぐにブレスに近付き、それすらも打ち返してリザードマン達へと当てていく。
「あはは、私の知ってるテニスとちがぁう」
銃弾を放ちながらも苦笑いで様子を見るあき。と言うか誰でもそう思うだろう。
「でも、とっても楽しそう!」
事実、トモエは物凄い楽しそうであった。
「割と使えますね、この戦法……」
レイニーアもまた、打ち返されるブレスが猟兵をあの様な形で支援するとは思わなかったが、こういうのもアリなのかと感心している。
多分、今回が特殊過ぎるケースなのだが。
「思い知ったかトカゲ人間め!これがテニスだ!」
次々にリザードマンへと弾を当てていくトモエ。
銃弾とブレスの雨あられ。これではリザードマンは何も出来ない。
周囲にいた全てのリザードマンが倒れると、トモエは高らかに告げる。
「これが私の!私達の!ダブルスだ!いやトリプルスだ!!」
こうして、果たしてこれがテニスと言っていいのかは知らないが、数え切れない量のリザードマンを撃破する事に成功した三人だった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ゼット・ドラグ
「面白そうなことしてんじゃねえか・・・俺も混ぜろよ・・・」
オベリスク?
そんなものに興味はねえ・・・俺はただ戦いたいだけだ・・・
相手が盾を利用して攻撃を受け流すなら、〖怪力〗を利用した掌底で盾を壊すか手刀で盾を落としてやるぜ・・・
とはいえ、集団で来られたら捌ききれないだろう・・・
〖リヴァイヴモード〗で相手の攻撃を利用して逆にパワーアップを試みながらじっくりと戦ってやるぜ・・・
おっと、気絶するとヤバイから口の中に何か詰めておこう・・・この辺だとするどい石がいいだろうか・・・ガラスみたいなのがあればいいのだがな。
「どうしたあああああああ!俺を殺せるもんなら殺してみやがれええええええ!」
「何だと言うのだアレは……」
遠目から猟兵達の戦闘を見ているリザードマン。
一体、何が起きているのか分かっていない様子だ。
「クッ、横から味方を支援するぞ……!」
リーダー格のリザードマンは、部下のリザードマンに指示を出す。
そこへ、ゼット・ドラグ(竜殺し・f03370)が現れた。
「面白そうなことしてんじゃねえか……俺も混ぜろよ……」
遺跡の壁に寄り掛かりながら、リザードマン達を見る。
「き、貴様もこの地に眠る秘宝を狙ってきたのかッ!」
リザードマンは驚きつつも、すぐにゼットに曲刀を向ける。
「ん?あぁ、オベリスクの事か。そんなものに興味はねえ……俺はただ戦いたいだけだ……」
オベリスクの事はどうでもいいと言い放ち、拳を構えるゼット。
「やれッ!」
リザードマンはゼットに向かって走り出す。
「ハァッ!」
リザードマンの突進には真っ向から受けて立ち、ぶん殴りに掛かるゼット。
「うおおおッ!?」
拳を盾で防ぐが、一撃で真っ二つになってしまう。
鋼鉄を盾をも軽々と砕いてしまうのは、ゼットの恐るべき怪力だ。
「反応が遅いッ!」
リザードマンが下がった隙に一気に近付いて、掌底を放つ。
物凄い勢いでリザードマンが吹き飛び、絶命した。
「囲めッ!単独では無理だッ!」
リザードマンがゼットを囲む。
「チッ……捌き切れねえな」
「殺れッ!」
同時に振り下ろされる曲刀、ゼットはその全てを受けてしまう。
「トドメだッ!」
曲刀がゼットの身体を突き刺す中、一つ顔目掛けて放たれる曲刀。
「…………それは、駄目だ」
曲刀を歯で受け止めると、そのまま噛み砕いてしまう。
「俺は未来永劫戦い続けなければならない」
リヴァイヴモード……ドラゴンの呪いにより、死亡した瞬間に発動するユーベルコード。
復活したゼットの力は途轍もなく、受けていた曲刀を、身体を捻って無理矢理引き剥がす。
「な、なんだと……!?」
ガリガリと曲刀の破片を噛み砕くゼット。気付けは十分だ。
「どうしたあああああああ!俺を殺せるもんなら殺してみやがれええええええ!!」
吠えるゼットに怯むリザードマン達。
ゼットが殴ればリザードマンは息絶え、リザードマンが斬れば曲刀が折れる。
ほんの数十秒後、そこにはゼットのみが立っていた。
「ハァ……ハァ……!」
おびただしい量の流血をしつつも、リザードマンを全滅させたゼット。
この後、かなり無茶な動きをしつつもリザードマンを完全に殲滅したゼットだった。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『骨邪竜『ドゥート』』
|
POW : 魂魄操作
見えない【浮遊する十の人魂】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD : 砂塵防壁
【翼からの突風】が命中した対象に対し、高威力高命中の【砂塵の竜巻】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 悪霊招来
戦闘用の、自身と同じ強さの【十体の悪霊】と【武器】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
イラスト:玻楼兎
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「宇冠・龍」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
骨邪竜ドゥート。
遺跡の最奥にて、オベリスクを守るガーディアン。
「ほう……ドラゴンゾンビ、リザードマン、それを通り抜けたのだな」
ドゥートの周囲の紫炎が大きく揺らぐ。
「残るは我のみか……では、始めるとしよう」
全く動じる様子もなく、猟兵達へと襲い掛かる。
レイニーア・ノックス
pow
連携アドリブ大歓迎
大物のドラゴンの相手をするために自身に祖が契約した竜王の魂と力を宿らせる。
『あなたで最後です。勝たせてもらいますよ!(ほう、あやつを再び見ようとはな(竜王の思念))』
敵のコードに対抗するには触れさせないために竜王の力で強化したオーラ防御に破魔もつける。
『行きます!』レーヴェルトと相棒のドラゴンランスを振るう(怪力、力溜め、串刺しを使用)
『……何か動いたような?』
予兆があれば見切りが働く
『ッッ!?』
何かしら危なそうなら残像などを使用。
「あなたで最後です。勝たせてもらいますよ!」
威勢よく骨邪竜ドゥートの前に立つのは、レイニーア・ノックス(竜召喚師にして竜に騎乗するもの・f18202)。
「クカカ……やれる物ならばやってみるが良い、女」
骨の牙を合わせて、嘲笑うかのように答えるドゥート。
直後、ドゥートの周囲に嫌な気配を感じ、レイニーアはすぐに距離を取る。
気味の悪い雰囲気が辺りを包むと、レイニーア地面の小石が揺れた事に気付いた。
(「……今、何かが動いたような?」)
「さあ行け、魂よ。喰らい尽くせ」
「我が祖と契約せし竜王よ。今、再び契約に従い共に戦え」
言葉と共に、レイニーアの身体に竜王の力が纏われた。
「ほう、その力……遥か昔に感じた事があるな」
ドゥートはどこか懐かしそうな目で、それを見る。
竜王の力はドゥートを前にして昂ぶっているのか、途轍もない力がレイニーアを包んでいる。
直後、ドゥートは咆哮を上げた。
「ッッ!?」
何かが此方に向かってくる。
そう確信したレイニーアは、周囲にオーラを展開。
破魔の力が加わったオーラは、その何かを消滅させてしまう。
それが消滅した瞬間、悲痛な叫びが響き渡る。
「成程、これが冒険者の霊ですね……!」
冒険者の霊を消滅させると、すぐにドゥートに向けて走り出すレイニーア。
「行きます!」
ドラゴンランスを構えると、ドゥートに向けて駆け出す。
「小癪な……」
ドゥートは冒険者の霊を向かわせる。
しかし、オーラと竜王の力はそれを寄せ付けない。
「ハアアァッ!!」
レイニーア空高く跳び、ドゥートの頭に強力な一撃を叩き付けた。
「はっ!やりおるわッ!」
ドゥートは頭を思い切り振り上げると、レイニーアを弾き飛ばす。
「クッ!」
そのまま遺跡の壁へと飛ばされるが、彼女の一撃でドゥートの頭の角は折れ、亀裂が入る。
「クカカ、思った以上に危険だな、奴等め」
大きな損害を受けつつも、ドゥートは嗤っている。
骨邪竜の闘争心は上がり続ける。
次なる者を待ち構えている。
大成功
🔵🔵🔵
別府・トモエ
支配人こと【小宮・あき】さんと協力
見せましょう【だまし討ち】私は注意惹くのが仕事
「……テニスプレイヤー、別府・トモエ!参上!……テニスプレイヤーだ!テニスプレイヤーだろお前!」
堂々名乗って【無我の境地】
黄金オーラを纏って空を飛ぶ
敵が飛ばしてくる十個の霊体型テニスボールを、着弾寸前の実体化段階を【視力】で【見切って】【ラケット受け】【カウンター】
もちろんこっちもボールを【投擲】【先制攻撃サーブ】【誘導弾】
「楽しいねえドゥート選手、あんたは県大会決勝級だ!」
だけどね、ここまで全部【パフォーマンス】
派手に動くことで、支配人から意識が外れたでしょ?
そっちシングルス、こっちはダブルス!
「まだまだだね!」
小宮・あき
トモエさん(f16217)と共闘。
アドリブ連携、歓迎。
~相談中~
トモエさん「【浮遊する十の人魂】とかさ、どう見てもテニスボールじゃん?」
私「!!?」
作戦
(1)トモエさんが人魂と試合
(2)私が後方からドゥート本体を狙う
遠距離攻撃可能な人魂は、私を狙ってくるでしょう。
トモエさんにとって、それは後方に飛んでいくボール。
高めのボールはスマッシュが撃ちやすい、のかも?
人魂はトモエさんに任せて、私が狙うは本体のみ!
UC【神罰】
遠距離から火力攻撃…悩んだ末に、結局1章と同じ技を選びます。
「死者の冒涜は、聖者として許せません」
きっとこの光の柱、トモエさんのパフォーマンスも乗って、綺麗でしょうね。
「……テニスプレイヤー、別府・トモエ!参上!」
高らかに名乗りを上げると、いきなり無我の境地に達し、黄金オーラを纏うのは、ウルトラテニスプレイヤー別府・トモエ(人間のテニスプレイヤー・f16217)だ。
あれをテニスと言っていいのかは置いといて、実力が高い事は確かだ。
「テニスプレイヤーだ!テニスプレイヤーだろお前!」
そう言うと、トモエはドゥートにテニスラケットを突き付けた。
「いや、違うと思いますよ……?」
トモエの言葉に突っ込んだのは、小宮・あき(人間の聖者・f03848)だ。
「クカカカカ……珍妙な、我は守護者なり。そこの桃色の女の言う通り、テニスプレイヤーなどではない」
「も、桃色……」
髪の色だろう。しかしそう言われると、あきは少し微妙な気分になった。
「いや!私には分かる!ドゥート選手はテニスプレイヤーの強豪だという事を……!」
あきとドゥートの言葉は否定するトモエ。
ドゥートがテニスプレイヤーだという事を信じ切っている……どこからそんな自信が来るのだろう。
「珍妙な……!」
トモエに何とも言えない感情を抱きつつも、嗤うドゥート。
ドゥートから発せられる嫌な気配。先程見せた、散って行った冒険者達の霊だ。
「さあ行け、我が下僕よ」
二人に放たれる冒険者の人魂。
「くっ、また魂を冒涜して……!」
「見えないテニスボール……やるねえ!」
「!!?」
人魂をテニスボールに見立てるトモエに驚きを隠せないあき。
そんなこんなで、戦闘(テニス)が始まった。
四方八方から迫り来るテニスボール……ではなく人魂。
トモエは空を飛ぶと、自身への着弾寸前に現れた人魂を打って消滅させて行く。
更にボールを取り出すと、ドゥートに向けて放つ。
「クカカ……何なのだ、お前は!」
彼女は一体何なのだろう、そう聞きたくもなるだろう。
だが、ドゥートはそれでも嗤い続ける。
何だかんだで楽しいのだろう。
「ああ、楽しいッ!!ドゥート選手、あんたは県大会決勝級だ!」
トモエの黄金のオーラが一層輝く。
「だけどね、ここまでは全部パフォーマンスさ!」
「む、桃色の女がいないだと……しまった……!」
あきが居ない事に気付いたドゥート。
そう、そもそもこの試合はシングルスとダブルス。明らかにドゥートが不利。
黄金に輝くトモエに集中し過ぎており、あきの存在を忘れていたのだ。
「死者の冒涜は、聖者として許せません」
「後ろかッ!」
「神罰を受けなさいッ!!」
ドゥートの後ろより、神罰――祈りの力によって光の柱を発生させる、あきの十八番が放たれる。
降り注ぐ光の柱はドゥートの身体を貫き、片翼を消し飛ばした。
「まだまだだね!」
トモエもまたボールを次々と放ち、ドゥートへと叩き付ける。
頭が割れ、身体も次々と穴を開けていく。
「クカカカカッ!!面白いな!お前達ッ!!だが……我を甘く見るなよ!」
ドゥートは身体を回転させて、残った片翼で突風を呼び起こす。
「くっ、これは……」「サーブかッ!」
サーブではない。
突風から砂塵の竜巻が発せられると、そのまま二人を外へと押し出してしまった。
「クカカカ……!恐ろしい使い手だったぞ、二人のテニスプレイヤーよ……!」
あきはテニスプレイヤーではなかったが、一括りにされた様だ。
とは言え、猟兵達の攻撃によって、骨邪竜の限界が近いのは目に見えて分かる。
だが、逃げる気は更々ない。骨邪竜は、未だに闘争心を燃やし続けていた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ゼット・ドラグ
「仲間のいねえ俺と共に戦ってくれるのはお前だけだ・・・頼むぜドラゴンナイト・・・」
バイクの〖ドラゴンチェイサー〗の封印を解き、アイコンタクトによるコンビネーションでドゥートに挑む。
敵の突風はドラゴンナイトにかばってもらい、自身はなるべく攻撃を受けないように立ち回る。
(リザードマンとの戦いで血を流しすぎたな・・・やつを倒すには獣のごとき戦い方じゃ無理だ・・・あれをやるか・・・!)
相手が弱ったところでドラゴンナイトを竜を殺す大剣〖バスターブレイドmkⅡ〗に変形させ、〖怪力〗を乗せた必殺の一撃を放つ。
「こいつで吹っ飛びやがれえええええええええ!」
可能であればオベリスクの方向に吹き飛ばし、破壊も狙う。
「仲間のいねえ俺と共に戦ってくれるのはお前だけだ……頼むぜドラゴンナイト……」
ゼット・ドラグ(竜殺し・f03370)は傍らのバイクへと手を伸ばす。
「クカカ……随分と傷だらけだな、それで我と戦えるのか?」
目の前には骨邪竜ドゥート。
ボロボロになりながらも、鋭き眼でゼットを見る。
「そいつはお互い様だろ……」「クカカカッ、違いない……!」
軽口を叩き合う。
そうして、最後の戦いが始まった。
バイク『ドラゴンチェイサー』の封印を解くと、人型へと変形していく。
「……今、竜殺の騎士の封印は解かれた。共に往くぞ、ドラゴンナイト!」
ドラゴンチェイサーに目を向けると、二人はドゥートに向けて同時に駆け出した。
「さあ、吹き飛べ……!」
片翼を振るうドゥート。そこから発せられる突風。
「くっ……!」
吹き荒れる砂塵、それは竜巻となり二人に襲い掛かる。
ドラゴンチェイサーはゼットの前に立ち、それを庇う。
(「リザードマンとの戦いで血を流しすぎたな……」)
ドゥートが弱っているのは確かだが、ゼットも相当に弱っている。
(「やつを倒すには獣のごとき戦い方じゃ無理だ……あれをやるか……!」)
突風を何度も受けつつも、少しずつ、しかし着実にドゥートへと近付く二人。
度重なる攻撃にドラゴンチェイサーも損傷して行く。
「クカカカカッ……何を狙っているのだ?」
傷を受け続けても尚、近付き続ける二人に、ドゥートは何かを感じ取る。
ゼットは僅かに笑うと、そこから全力でドゥートの元へと向かう。
「ぬ……!」
突風を放つドゥート。
しかし二人は防御する事はなく、真っ直ぐドゥートの元へ。
「なんと……!」
砂塵の竜巻が発生するよりも早く、ゼットは跳んでいた。
ドラゴンチェイサーは――ゼットの手元……竜を殺す大剣『バスターブレイドmkⅡ』に変形していた。
「こいつで吹っ飛びやがれえええええええええッ!!!」
「クカ……クカカカカッ!!!」
ケタケタと嗤うドゥート。
全体重を乗せ、渾身の一撃を放つゼット。
その力任せの一撃はドゥートを斬り裂き、容易く吹き飛ばしてしまった。
「ハァ…………ハァ…………」
バスターブレイドmkⅡを杖代わりにして、遺跡の奥へと向かうゼット。
その先には、絶命したドゥート。
ドゥートの身体の下には、押し潰されて破壊されたクラウドオベリスクがあった。
ゼットはそれを見て静かに座ると、拳を握って、この勝利を噛み締めるのだった。
●オベリスクの破壊
猟兵達の活躍によって、クラウドオベリスクは破壊された。
これによって、群竜大陸にまた一つ近付いた。
群竜大陸とはどの様な場所なのか。
帝竜ヴァルギリオスはオブリビオン・フォーミュラなのか。
今はまだ分からない。
だが、いつかは分かる日が来るのだろう。きっと。
大成功
🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2019年06月09日
宿敵
『骨邪竜『ドゥート』』
を撃破!
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