ジャスティス・ワン
〜ヒーローズアース・ダストブロンクスの幼稚園〜

ジャスティス・ワン「……というわけで、猟兵達の活躍によりアースクライシス2019は食い止められ、私はエナジー・ゲート状態を解除して、地上との往来を復活させたというわけだ」
人間の幼稚園児「ぼくダストブロンクス大好き! だって涼しいもん!」

バイオモンスターの幼稚園児「質問いいですか? ジャスティス・ワンのエナジー・ゲートってめちゃくちゃ凄いユーベルコードだと思うんですけど、どうやって編み出したんですか?」
ジャスティス・ワン「実に良い質問だ。だが……」
神の幼稚園児「余が許す。話してやれ、ジャスティス・ワン」

ジャスティス・ワン「……分かった。私のこの力は、『ファーストヒーロー』と呼ばれる世界最初のスーパーヒーローチームから授かったのだ」
強化人間の幼稚園児「そんな強い人達が、どうして今まで何もしてくれなかったの?」
ジャスティス・ワン「彼らには、倒すべき宿敵が存在したのだ。その宿敵は世界の|理《ことわり》の外に存在するため、彼らは『自身の歴史介入』を禁じる事で、世界の外から宿敵を探していたのだ。それでも彼らは、正義の心によって稀に禁忌を破り、私達を助けてくれていた。私にエナジー・ゲートを授けてくれた『ザ・スター』も、そうした正義あるファーストヒーローのひとりだ。今は、どうしているだろうか……」