神将『|史・睡藍《し・すいらん》』

 は……、ははっ。
 僕は、戦ってきたじゃないか。
 オブリビオンとして、封神台を操るお前の兵として。
 骸の海の中で、何度も、何度も。

 それが……この仕打ちか……?
 故郷で、生命に仇為す侵略者として、戦えと……?

 おのれ……おのれ鴻鈞道人こうきんどうじん
 この戦いを生き延び、必ずお前の元に戻ってやる。
 そして叶わぬまでも、生命と時を弄ぶお前に、雪辱の一撃を……!