かつて金毛九尾の尾、九大災厄だったもの『|艱難《かんなん》』
再び、この地に舞い戻ったか。
かつて、この宇宙は静かなる死の世界だった。
だが、忌まわしきディアボロスランサーが放たれたとき、宇宙は「生命」というおぞましき不確定要素にまみれた。
この地を未だ汚染する生命共に、思い知らせてやろう。
過去と死は、既に確定したものであるが故に、絶対の概念である。
故に、我らオブリビオンこそが、この世界の真なる主であると。
生命よ、消えよ!
汝に力あらば、そのおぞましき肉や意思を捨て、オブリビオンとなることもできよう。
我らに勝つことなど出来ぬ。下らぬ児戯を辞め、潔く死を受け入れよ!
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