氷輪のあらか
団長:氷雨・燈華
団員 2
友好 0
まほろばにて、ゆるりと、縁の糸紡がれます様に ──
微睡みに堕ちた双眸醒めらば、視界を支配する竹の森。
足元より導かれる石畳の道は何処か遠方、其の奥迄。
往けども往けども終わり無く、唯、細枝の、稲穂が如く撓垂れた竹の華の連なる様に、御心奪われるだけ。
旅団紹介
ふと、吹き抜けた小風。肌を撫でる冷たさと土の馨に、貴方は、此処が夢まぼろしの泡沫で無いと気がつくでしょう。
瞬きふたつ
拓けた竹林の中、古ぼけた木目と杮葺。大きな御殿が目の前に現れる。
何処からの来訪か、すぐ側の小池にゆらりと花筏が揺らいだ。
寂静に包まれた邸宅には、仄かな花蜜の香漂い ──
間も無く、乾いた音色を立てて開かれた玄関に、ひとつの影。
八つの尾を戯ばせる白毛蒼眼の狐は「稀有な事も有るものだ」と面を綻ばせると、誘う様に戸を開け放した儘、御殿の奥へと消えて往く。
此処は、嘗て喪われた筈の、一狐のあらか。或いは ── まほろば
🌺
→全団員を見る(2)
→全友好旅団を見る(0
)
→退団報告
ふと、吹き抜けた小風。肌を撫でる冷たさと土の馨に、貴方は、此処が夢まぼろしの泡沫で無いと気がつくでしょう。
瞬きふたつ
拓けた竹林の中、古ぼけた木目と杮葺。大きな御殿が目の前に現れる。
何処からの来訪か、すぐ側の小池にゆらりと花筏が揺らいだ。
寂静に包まれた邸宅には、仄かな花蜜の香漂い ──
間も無く、乾いた音色を立てて開かれた玄関に、ひとつの影。
八つの尾を戯ばせる白毛蒼眼の狐は「稀有な事も有るものだ」と面を綻ばせると、誘う様に戸を開け放した儘、御殿の奥へと消えて往く。
此処は、嘗て喪われた筈の、一狐のあらか。或いは ── まほろば
🌺
→全団員を見る(2)
→全友好旅団を見る(0)
→退団報告
サバイバル
ショップ
0個