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夜以継日

団長：ナルエリ・プローペ

ずっと見ている、自分を

　最初は書庫として使うために、高名な建築家に狭いスペースに出来るだけ本を詰められるようにして欲しいと依頼して出来上がった部屋――第40号室。以来、ある一族の歴史の匂いが消える事なく、長きにわたってある一族に所有されて来た一室。

　最近まで、第40号室では、猟兵に頼むほどの脅威では無いか、猟兵には頼めない仕事か、しかし一般人には手が余るような仕事を請け負う、小さな猟兵互助会の拠点が置かれており、日々細々と活動していた。

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