────何処からともなく現れた蝶々を追いかけて街を出れば、ややあって小さな森がある。
名前のないその森に踏み入れば、さんざ迷って、それでもやがては廃墟のようなぼろの建築物に行き当たるだろう。
錆びた門に崩れかけた赤煉瓦の壁、はめ込まれた窓はところどころ欠けている。
蝶々のむらがるカンテラの灯に照らされた門の文字はすっかり掠れて読めないが、それでもそこに誰かがいるのだと分かるのには十分だった。
ーーー『そこにつくときはいつだって、散々迷って結局は夜になってしまうんだよ。夢でも見たんじゃないかって、皆そう言うのだけど』
さてはて。辿りついたのは夢か現か。
とにも角にもーーーそんな噂がある、図書館があった。
はず、なのだ。
【以下概要】
・個人旅団です
・出入りはご自由に
→全団員を見る(4)
→全友好旅団を見る(0
)
→退団報告
────何処からともなく現れた蝶々を追いかけて街を出れば、ややあって小さな森がある。
名前のないその森に踏み入れば、さんざ迷って、それでもやがては廃墟のようなぼろの建築物に行き当たるだろう。
錆びた門に崩れかけた赤煉瓦の壁、はめ込まれた窓はところどころ欠けている。
蝶々のむらがるカンテラの灯に照らされた門の文字はすっかり掠れて読めないが、それでもそこに誰かがいるのだと分かるのには十分だった。
ーーー『そこにつくときはいつだって、散々迷って結局は夜になってしまうんだよ。夢でも見たんじゃないかって、皆そう言うのだけど』
さてはて。辿りついたのは夢か現か。
とにも角にもーーーそんな噂がある、図書館があった。
はず、なのだ。
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