【旅団対抗親善試合】中堅戦
ロラン・ヒュッテンブレナー 2021年12月19日
ネルガロッテ・ノイン VS アウラ・ウェネーフィカ
↓↓観戦席↓↓
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=72439
ネルガロッテとアウラ、両者の名前が読み上げられ、
対戦する両者が魔導書【狭間の項】の前に進み出る。
同時に手をかざすと、書の白紙の項が光り輝き、魂は書の中へと移動する。
潮のにおいが立ち込める埠頭の巨大コンテナヤードの一角に二人は立っていた。
規則正しく並び積み上げられているコンテナは、
視界を遮りつつ高低差もある。
しかしながら、人の気配はない。
書の外から、『試合開始』の合図が響き、
両者はお互いに向かい合う。
中堅戦が、開始される。
~~~~~~~~~~~~~~
↓↓ルール説明は以下のリンク先↓↓
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=71933
※スレッド速度:低速型
12月19日(日)21:00 ~ 12月25日(土)21:00まで
(期間を過ぎた場合、試合は終了しHPの多い方の勝利。同値で引き分け)
※開始と終了
開始時には、軽い自己紹介と共に先制のダイスを振って下さい。
期間内に決着の場合、締めのRPをしてもらった後に、団長が終了宣言を行います。
期間が過ぎた場合、団長による終了宣言と共に、
RP上は現実に引き戻されて試合続行不能となります。
お互いの健闘を称えて、締めのRPをお願いします。
※魔導書【狭間の項】の中での出来事は、記憶と経験以外は現実に影響を与えません。
ダメージなども残りません。
それでは、よい闘いを!
2
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月24日
【HP3/5】【攻撃判定】
――ハハ。
(退けば負ける。恐れを殺せ。前へ出続けろ。攻め続けろ。今度は義手から射出したワイヤーを使って空中機動、斜めになりながら辛うじて原型を留めているコンテナの扉を鋸鉈で叩き切り、コンテナの中身(鋼材か何かのようだ)が雪崩をうってアウラに降り落ちていくのに紛れ、上から鋸鉈での縦切り横切り袈裟突きを織り交ぜた連続攻撃を敢行する!)
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月24日
【HP1/5】【防御判定】
ふぅー……。
(強大な魔法を放った事で、一気に疲労が押し寄せる。……だが油断はしない。彼女の強さから考えて、この攻撃で仕留める事が出来たとは到底思えない。きっと何処からか、また……)
――!
やはり、な!
(ワイヤーを使った空中機動によって上を取られたのは多少予想外であったが、梟の目は降り注ぐ鋼材の中にネルガロッテの影を見つける。鋼材の雨の中、鋸鉈の刃がこちらに届く前に急降下して回避を図ろうとして)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月24日
【HP1/5】【攻撃判定】
(ギリギリのところで刃を回避し、その勢いのまま地面を滑るように滑空した後に着地する)
……危なかったな。
私も良く狩りをするが……いやはや、見事な物だ。
医者も良いが、狩人としての素質もあるのではないか?
(そう軽口を叩きながら、複数本の土の矢と風の矢を周囲に展開。両者が空中で合わさると、螺旋(ドリル)状に変形した土の矢が、風を纏って高速回転しながら勢い良く射出され、降り注ぐ鋼材を物ともせずにネルガロッテへと突き進んでいく!)
(……とは言え、アウラ自身も危うい状況である。流石にあの規模の魔法を連発は出来ない。少しの間だが、軽めの魔法で戦う事になるだろう)
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月24日
【HP3/5】【防御判定】
(仕留めそこなった――。唇を噛んで空中で身体を捻って体勢をさかさまにすると義手から鋼製ロープを射出、埠頭の街頭に絡めて土と風で出来た巨大ドリルから逃れようとする――だが、毎度のことながら攻撃速度が尋常ではない――)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月24日
【HP2/5】
ぐァッ…!?
(間に合わない。直撃だ。空中で義体のど真ん中を、風塵を纏った土の矢に貫かれる。鋼製ロープのフックが外れ、錐揉みになりながら埠頭の地面に衝突し、慣性でしばらく地べたを削ってから停止)
(やられるにしてももう少し恰好を付けたがったが、いかんせん被害が大きすぎた。がくがくと震える足腰を奮い立たせ、戦闘態勢を作る)
――……。
(腹部に刺さったままの土塊を見やり、少し考える。位置が予備の燃料電池に近いのだ。引き抜けば、弱点を露出することになりかねない。簡単に決断して土の槍を逆に押し込むと、動くのに邪魔になる出っ張った部分だけを鋸鉈で切り落とす)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月24日
【HP2/5】【攻撃判定】
狩人か…。オレの生まれた世界じゃその素質がない奴から死んでいくようなもんなんでね。
とはいえ、仕事には出来ないな。
なんせ――仕事にするには楽しすぎる!
(今度は搦め手をあえて使わず正面からダッシュ、接近しながら狩人の銃・弐式「Silver Stake」を乱射して弾幕を張り、義手内蔵砲の射程に入ったところで砲撃を二発、さらに肉薄してUC「ヴァリアブル・ウェポン」を使用し逆の腕を展開して散弾を放ち、電撃をエンチャントして鋸鉈をトドメに愚直に攻めていく!)
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月24日
【HP1/5】【防御判定】
…………。
(腹部に刺さったままの土槍、身体の至る所に仕込まれた兵器、語る境遇……彼女はきっと、自分では想像もつかない様な環境で生まれ育ち、生き延びてきたのだろう)
(だが……)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月24日
【HP1/5】【防御判定】
ふ……。
(だからこそ、面白い――!)
(自分が生きて来た世界ではこのような邂逅、何度生を受けたとしても決して起こり得ないだろう。そう、だからこそ、この経験を血肉にして刻み付けねばなるまい)
(弾幕を放つ相手を前に、今から飛んで退避するのは危険が過ぎる。ここは相手も限界なればこそ、正面から防ぐのが上策!)
(風を放って弾幕を逸らし、小型火球と地面からの土槍で二発の砲撃を迎撃、更に氷の壁を展開してネルガロッテの接近を阻もうとする――!)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月24日
【HP1/5】【攻撃判定】
(弾幕は逸らし、砲撃は迎撃できた。展開した氷の壁は散弾の威力の前に砕け散るが、多少の時間を稼ぐことには成功する)
(そして鋸鉈を寸でのところで回避し、じっと目の前を見据える。ここまで距離を詰められては退避するのは至難だろう。【昇風の魔珠】も使い捨てで既に無い。なればこそ……)
魔術師だからと言って無闇に近づくのは危険……
ふふ、嘘から出た実か。
……こんな形で実にする事になるとは、なぁ!!!
(アウラの膝が、ぼうっと橙色の光を放つ……土属性のエンチャントだ。そのまま強化された硬度と筋力によって、ネルガロッテへと不意打ちの膝蹴りを放つ!)
(そして更に、梟の爪は火属性の赤い光を放っている。もし仮に膝蹴りが当たって相手が怯んだ場合は、爪撃による追撃も考えている様だ)
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月24日
【HP2/5】【防御判定】
――!?
(連撃がすべていなされた。それだけでも驚異的であるのに、その上白兵戦だと? 魔術師が?)
やべ――
(想定していたのは攻撃が外れた後、どう距離を詰めるかということだけだ。それを逆に向こうから詰めてくるとは。慮外。完全な)
(判断というより反射に近い反応で、義手の肘と膝を使い、膝蹴りを挟み込むようにブロックしようとする)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月24日
【HP2/5】
(防御には辛うじて成功。だが追撃の爪撃が来る――。崩れた体勢で受けるには――。その時無意識にUC「死線の残像」が発露、十秒先を知る未来視によって炎の爪で容赦なく首を抉られる光景が見える。軌道はわかった! 時間軸が戻るや否や義体の関節可動域のロックを解除、頚椎がほぼ折れたような角度で頭を後ろに降り、炎爪の一撃を回避、疑似生体皮膚で覆われた顎が、嫌な音を立てて焦げつく)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月25日
【HP1/5】【攻撃判定】
くっ……。
(硬化した翼がミシミシと音を立て、痛みが走る。詳細は分からないが、まるで未来予知をしているかのように行われる回避は非常に厄介だ。どうにかして不意を突く必要があるだろう)
……――ここだっ!
(そして一瞬の隙を見計らって翼をなぎ払い、距離を取る。そのまま流れで翼を振るい、雷の魔力を付与した羽根矢をネルガロッテの顔面に向けて放つ……が、この羽根矢はブラフ。本命は相手の足元に投げた、最後の魔道具【沼喚びの魔珠】)
(割れた瞬間、周囲の地面を泥沼に変換する魔道具によって足場を不安定にした後、風を纏ってふわりと飛び上がり、火の魔力を付与した爪で袈裟掛けに斬り裂こうとする!)
https://tw6.jp/garage/item/show?item_id=130337
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月25日
【HP2/5】【防御判定】
そりゃこっちのセリフだぜ!
(全力で攻勢を続ける。そのせいで飛来する羽根の矢に対して反応が一瞬遅れた。鋸鉈で弾くものの、矢が接触した瞬間に衝撃と共に視界がホワイトアウトする。対サイボーグ兵器で馴染みの感覚――)
(電撃か――)
(何合か前に食らった大規模魔法と違って目に見えて通常の攻撃と違いがないことに油断した。ダメージ自体は軽微とはいえ絶縁モードをとるべきだった――)
く――
(だが次の瞬間、さらに恐るべき事態がネルガロッテを襲う)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月25日
【HP2/5】
なんだこりゃァ――!?
(突如、足元の感覚がまるで泥を踏んでいるようなものに変わる。一瞬義体の平衡感覚をつかさどる機能がやられたのかと疑うが、異常はない。つまりこれはマジで地面が底なし沼のように変化させる魔法、ということになる)
(アリかよ、こんなん――)
(どうする。どうすべきだ。ワイヤーで空中に脱出するか? しかしそんなパターンは当然読まれているだろう。ならば――)
(義体を低代謝モードに切り替える。本来は呼吸機能が損傷した時の為の機能だ。これならば出力は落ちるものの体内の代謝パックで数時間は呼吸をせずとも活動できる)
(意を決して、鋸鉈を一閃。逆に泥沼の中に潜航を開始する)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月25日
【HP2/5】
炎爪撃からギリギリですり抜けると同時に闇が来た。
(泥沼と化したコンクリートの中での視界はゼロに等しい。機械化眼球の光学センサーは役に立たない。よって、赤外線と振圧センサーによる感覚を頼りに沼の底を進んでいく。まるで鮫にでもなった気分だ)
(まず考えたのはこの位置から銃や義手砲で遠距離攻撃を仕掛けることだ。だが取りやめた。沼の中でも動けるというのは確かにアドバンテージだが、一時的なものに過ぎない。コンクリートを沼に出来るという事は、逆も出来ると思った方がいい)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月25日
【HP1/5】【防御判定】
……なぁ!?
(今度こそ取った……! 例え相手が上空へ逃れても、そこは自分の主戦場。すぐに追い掛けて引き吊り落とせばダメージを与えられるだろう)
(そんな思考だったが、またも覆される。時折使用する戦法だったが、自分から沼の中に潜航する相手は初めてだった)
(何も見えない泥の中、通常で考えれば相手はもはや何も出来ない筈。……そんな考えで、一体なんど痛い目を見た?)
(手段は分からないが、確実に奴は来る。こちらの位置を正確に突き止めて襲い掛かってくるだろう。今は、魔力を溜めつつ身構える)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月25日
【HP0/5】
――――来たか!
(沼から飛び出してくるネルガロッテ。だが、こちらも魔法の準備は済ませている。振り向きざまに氷の矢を放ち、その身体に纏わりついた泥ごと凍結させて動きを止めようとして――)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月25日
【HP0/5】
――っ。
(氷の矢は紙一重で躱され、弾かれる。ならば次は風か、炎か……そんな逡巡の間にもネルガロッテは迫り、遂に鋸鉈がアウラの身体を切り裂く)
(限界が、やってきた)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月25日
【HP0/5】【敗北!】
……ふふ。
(衝撃と共に激痛が走り、自身の敗北を悟る。ただ、その顔は相手への称賛か、激しかった戦いへの満足感か、不思議な程に穏やかだった)
やはり世界は、面白い…………。
(その言葉を皮切りに沼は通常の地面へと戻り、大空を飛び回っていた梟翼の魔女は地上へと堕ちた)
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月25日
【HP2/5】【決着】
――!
(落下するアウラを思わず抱きとめる――が、精神的・物理的にすべてを使い果たしたと言っていい満身創痍の身体の足がもつれ、二人して埠頭の地面に倒れこむ)
あー……堪能した。楽しかったよ、今までで一番。
(マントの内側をごそごそと漁り、ロリポップを二本取り出して一本をくわえ、もう一本をアウラに差し出す)
運動の後は糖分だぜ。ほら。
(そして大の字に寝転がって星空を眺めつつ、しみじみと義体の情報履歴を眺め、この戦いの趨勢、受けたダメージ、驚異の大魔術の数々を思い返す)
そこらのオブリビオン100体相手にするよりスリリングだったぜ。もうなんにも残ってねェ。
(不敵な笑顔は同時に、一日好きなことをやり尽くした子供のような無邪気な笑みでもあった)
(無効票)
ロラン・ヒュッテンブレナー 2021年12月26日
(光と共に、再度激闘のあった戦場に導かれる二人。
二人の激闘を称え、インタビューと感想戦を、運営側から依頼されたためだ。
用意された椅子に腰かけ、二人の対話が始まる。)
※インタビュー・感想戦・観戦者からの質疑応答をお願いします。
お二人に以下のインタビューにご回答いただいた後から、
この試合の感想戦と、質疑応答を始めて下さい。
スレッド稼働期間は1月一杯までです。
それでは、よろしくお願いします。
★インタビュー内容
【対戦相手の印象と感想】
【自分の反省点】
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月26日
★インタビュー
【対戦相手の印象と感想】
これについて真っ先に印象に残ったのはアウラの両腕が羽根になってるって事だな。オレも義手のワイヤーで限定的な空中機動は出来るが、根本的に空を飛べるってのは絶対的な優位性だ。クロムキャバリアみたいな例外を除けば、地上戦力は制空権を取られれば成すすべがない。ここをどう同じ土俵に引きずり込むか、が命題だったな。
あとはオレ自身は純粋な科学技術を基盤にした戦術スタイルとするから、魔法という未知の技術体系に対してはその場その場でどうにか知恵を絞って対応していくのかが難しかった。ドクトリンなんて偉そうなものじゃなく、その場その場をなんとか凌いで少ない攻撃チャンスをものにすることに専心した。
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月26日
【対戦相手の印象と感想】
それと戦ってて思ったのは、実は向こうも学究者であるってことだな。いわば専攻が違う学者同士のやり合いだから、そこのところが妙にかみ合うというか、チェスや将棋のような論理ゲームのような試合になったところがあるとは思うぜ。興味深かったぜ。
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月26日
【自分の反省点】
今回に限って言えば、もう少し二手三手先を読むことを出来ればもう少しスマートにいけたのかもな。例えば夜刀神の兄さんのように、冷静な戦術眼をもって的確な押し引きをするのが戦士としては理想なんだろうが、あいにくこちらは学者だからそっちは専門外だ。オレも武装のバリエーションは貧相な方だが、刀一本であそこまでオールラウンドに対応できるというのは論理的だし、美しい。まぁ、一朝一夕に出来ることじゃないだろうし、なにせ本業は医者だからそっちを極める余裕はない以上、ひたすら消耗戦の泥仕合をやるしかないのが現状だが…困ったことにこれはこれでひりついた戦いで愉しいのがな。困ったもんだ。
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月29日
【対戦相手の印象と感想】
さて、では私も答えていくとしよう。
まず対戦相手を見て印象に残ったのは、少女と言う年齢に対して修羅場を潜り抜けてきたのを感じさせる目、扱う得物のギャップだな。
しかし物騒な武器を持ちながら、名乗る職業は闇医者だ。正直、最初はどういう戦い方をする相手なのか見当も付かなかったな。
自慢をするわけでは無いが、私は飛べる。普通の戦士であれば空から攻撃すれば何も出来ないし、何なら飛ぶ前を狙われても魔法で迎撃できる自信がある。警戒すべきは銃による遠距離攻撃のみと思っていたが……いやはや、とんでもなかった。
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月29日
【対戦相手の印象と感想】
まぁ、つまり私が最初に想定していた相手と言うのは「強力な身体能力による鋸鉈の近接戦、遠距離は銃でカバーする戦士タイプ」だった。
実際のところ、身体能力は予想以上だったし、仕組みは分からないが攻撃を受けても怯まないし、身体はまるで全身武器庫だ。そして何よりも、明確な知略と知識を持って戦いを組み立てる識者だった。
ふふ、色々とギャップが多くて驚かされてばかりだった気がするな。
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月29日
【自分の反省点】
感想でも言ったが、機械やサイボーグと言った物に対して余りにも無知だった事だな。
正直に打ち明けると、然して興味も無かった分野だが……少々興味が湧いてきた。自身を機械化まではしないが、知識の一つとして覚えておけば為にもなるだろうし、調べてみたいと思っている。
……後は私の使う魔法についてだな。
面での範囲攻撃を重視した魔法に偏っていて、対個人用の攻撃魔法が少ないのが良く分かったよ。
今回のような障害物の多い場所では隠れて回避されて見失う事もあるし、ネルガロッテさんのように突っ切って来られると不意を突かれてしまう。……新しい魔法の開発に力を注がなくてはいけないな。
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月29日
これ以上魔法の研鑽を積み上げられたら当て上げだよ。
「偽・帝竜の吐息」だっけか?
アレも直撃を食らってたらもうどうしようもなかったぜ。
ま、運だな。要するに。
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月29日
ふふ、魔法と言う深淵の探究に果ては無いのだ。
「偽・帝竜の吐息」も未だ未完成でな……完成さえすれば更に三つほど属性が追加されるのだが、先は遠い。
とはいえ、あの回避は見事だったよ。腕から出すロープを使った機動力の高さには驚かされた物だ。
……少し気になっていたが、一体どこまでが機械の身体になっているのか聞いても?
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月29日
比喩じゃなく街を地図から消せるな、そりゃ。
義体化したのは脳と脊椎の一部以外の全部だ。
もともとはもう少し生身も残ってたんだが、戦闘力と義体と生体の相性を考えて全とっかえしたってワケさ。
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月30日
なんと……ほぼ全て、か。
しかし、うぅむ、一見しただけではほぼ人間と同じようにしか見えん。ゴーレム創造に特化した魔術師を何人集めたらここまでの義体が出来るのか……科学技術と言うのは改めて凄いのだな。
(気を取り直し、周囲を歩き回りながらマジマジと観察をしようとして)
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月30日
(気恥ずかしさでちょっと肩をすくめながら)
羽根が生えてるひとに言われるのもなんだか妙な気分だ。
こっちの義体の技術でも跳べはしても飛べる機能ってのはそうはないからな。アウラさんはもともとそういう種族なのか?
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2021年12月31日
(少し考え込みながら)
……ああ、そうだな。この翼と脚は生まれた時から持っていた。なので恐らくはそういう種族なのだろう。
ただまぁ……私は生みの親を知らないし、同様の見た目の仲間を一部の猟兵とオブリビオン以外で見た事がない。故に少々自信は無いが、な。
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2021年12月31日
オブリビオンにいるってことは、過去に滅びた種族かもしれないってことか…。
悪いこと聞いたかな。
でもどっかに隠れて住んでるかもしれないぜ?
猟兵やってて見かけたら知らせるよ。
まだ生き残りがいるって。
(元気づけるように。それには、自分の身の上も多少は重ねているのかもしれなかった)
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2022年1月2日
いや、特に悪くは思っていないから大丈夫だ。それに、今は良い仲間もいるしな。
しかも、ここ最近は親善試合のお陰で更に交流が増えて楽しいくらいだ。
ただそうだな、もし見かけたらよろしく頼むよ。
(元気づけるかのように掛けられた声に、嬉しかったのか穏やかに返し)
そう言えば、ネルガロッテさんには何か探していたり、目的としているものなんかはあったりするのだろうか?
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2022年1月11日
目的か……。
結局、義父が死んでアポヘルを出てからこっち、あるんだかないんだかよくわかんねえな、そういうのは。
漠然と、理不尽や絶望に屈しないものが見たいとは思うが、結局具体的にそれがなんなのかはわからないままだ。
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2022年1月13日
む……そうか、義父が……。
それは辛い事を聞いてしまっただろうか、申し訳ない。
ふむ、理不尽や絶望に屈しないもの、か。
確かに漠然としているが……良い目的だな。
幸いにも我々は猟兵だ。そういった心の光を見て、共に戦い、守る機会は幾らでも来るだろう。
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2022年1月13日
そうだな。
言ってみりゃ世の中の理不尽に対する反骨心みたいなのでここまでやってきた気がするよ。権力や体制には不思議と立てつきたくなるんでね(いたずら気なまなざしで)
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2022年1月16日
ふふ、確かに話したり戦ったりしていてそんな気はしていたよ。
私の水の竜にも臆さずに突破した時は驚いた物だ。
……――そうだな。それでは私たちも他に倣って、軽い質疑応答でもしてみるとしようか?
エクストラマッチ二戦目のヴァシリッサさん達のように、Q&Aの質問戦でもいかがかな。
(無効票)
アウラ・ウェネーフィカ 2022年1月22日
そうだな。ではどちらにせよ質問をしてされるわけだし、まずは私から質問をさせてもらおうか。
【Q1】鋸鉈に銃、各種身のこなしなど、どれも熟練の様に見事なものだったが、誰かに教えを受けていたりしたのだろうか?
(無効票)
ネルガロッテ・ノイン 2022年2月7日
【A1】基礎は義父から、だな。
ただどっちかといえば戦闘技術そのものよりも、どんな状況に追い込まれても突破口を見つけ出せって思考様式の伝授だった気はするな。戦の技巧そのものはその後一人で戦うなかで身に着けた感じだ。運よく今までくたばらずには来られたんで、どうにかなってる。そんなもんだな。
ネルガロッテ・ノイン 2022年2月7日
じゃあこっちから質問だ。
【Q1】これはお互いそうなんだが、戦いに勝つこととは別にそっちは魔道の研鑽、オレは医者っていう目的があるが、具体的に魔術師として目指してるものなんかはあるのかな?
アウラ・ウェネーフィカ 2022年2月8日
【A1】
魔術師、魔法使いとして目指しているものか。
ふむ、人によっては真理の究明やら大層な目的があるのだろうが、私はそうだな……。
――うむ、簡潔に述べると「継承」と「練磨」だな。
私の魔法は、代々の森の魔女が伝えてきた物だ。そして、私も含めて各々が改良したり、新しく創り上げた物を弟子へと受け継がせていく。
つまり、私……いや、我々が築き上げてきた魔法を他の魔法使いの物に負けないように更なる高みへと至らせ、そしてそれを絶えないようにするのが望みだな。
その魔法の用途については、当代の魔女が考えればよろしい。
アウラ・ウェネーフィカ 2022年2月8日
さて、この場所の維持期間は既に過ぎてしまったか……。
名残惜しいが、そろそろ外へと戻る時間のようだ。
(【描写終了】)