神言【1:1】
ロカジ・ミナイ 2021年4月8日
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春ってのは、心地よさで調子が狂う。
開店準備も途中だってのに、軒の腰掛けに座ったまま動けない。
煙草に火をつけるのも面倒くさい。
お天道さんに当たるのに忙しいなんていって
言うことを聞きやしない。
少しくらい居心地の悪い方がいいのかもねぇ。
場所:エレル製薬・店先の横っちょの腰掛け
時間:午前
天気:快晴
相手:
https://tw6.jp/character/status/f25190
歩幅:概ね30レスくらいで適当に
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ロカジ・ミナイ 2021年4月8日
(近所のジャリが数人、ケタケタと笑いながら通り過ぎる様子が、開ききらない双眸に映って消えた。男の)誰か、火つけてくんねーかなぁ……。
ロキ・バロックヒート 2021年4月10日
(ちょうどその子たちが行く先に、黒い男が居た。異国風の格好をしたそれにぶつかることも、笑い声が途切れることもなく過ぎて。ただ、交わることがなかったかれらを少しだけ振り返って、微笑ましそうに笑った)
(それから向かうのは、座ったまま動かないかれの方だ)ねぇ、呼んだ?火はないけどさ。(首を傾げながら声を掛けるのは、冗談交じりに)こんにちは、ロカジくん。ぽかぽかして良い日だね。
ロカジ・ミナイ 2021年4月11日
(どこを見るでもない空な視界に影が伸びてきた。そこから降ってくる声には聞き覚えがあって、憂鬱や無気力に苛まれている時に、心のどっかで呼びがちな存在のものだ)
……おや!ロキじゃないの。呼んだよ、呼んだ。
(ひょいと上げた瞳には微かに光が戻り、ポッケのライターに手を伸ばす気力が湧いた)
また此処で逢えるなんてね。今日はどうしたの?お散歩かい?
ロキ・バロックヒート 2021年4月11日
ほんとー?嬉しいな。ちょっぴり振りだっけ。(前に会ったのはいつだったか。ついこないだの気もする)あ、さっきみたいにぐでーんってなってても良いんだよ。膝枕でもしてあげようか?(ぽんと太腿を叩く仕草と、甘やかす声音で笑った)
そうだね、なんとなく呼ばれた気がしたから。見ての通りのぽかぽか天気だし、お散歩も良いかも。ロカジくんは、今日はお休み?
ロカジ・ミナイ 2021年4月12日
膝借りていいのかい?そりゃご親切にどーも。とりあえず一服させてもらうよ。(ヘラヘラと腿にお辞儀をして、お呼ばれさんにどーぞと座る場所を空けて、ライターで煙草に火をつけた)
気持ちのいい日休暇があったらいいんだけどねぇ……。(ぷーっと吐いた煙はまるでやる気のないまん丸になって霧散する)
……なんとなく呼ばれた気がしたって言ってたけど、やっぱそういうの、よくあるのかい?神さま的なさぁ。
ロキ・バロックヒート 2021年4月29日
あはは。寝心地はわかんないけどさ、良いよ。(隣お邪魔するね、と。軽い足取りで近付いて、そこにすとんと座った)
あ、良いんじゃない?気持ちのいい日休暇。(ぽん、と手を打つ)今日はやってらんないから休業ーって。神様が許してあげるよ。なんてね。
そうだねぇ。声掛けられた気がして振り向いたら、さっきとは別のところ居たりとかするよ。呼んだ子は遠かったり近かったリ、もう居なかったりって感じ。
ロカジ・ミナイ 2021年5月1日
ヘケケ!神様の御許しがあるなら誰の文句も聞き流せるってもんだねぇ。(見るには悪くない夢のような話に笑って、丸まっていた背中がいくらか持ち上がる)
へぇ……ふぅん……こんな風にヒトのそばにいる神様も、神様は神様ってことか。…………、(吐いた煙が消える間、何かを思うみたいに空を見て) ひとつね、神様に聞いてみたいことがあんのよ。聞いていい?
ロキ・バロックヒート 2021年5月4日
今日もロカジくんの薬屋が大盛況でいっぱいお客さんが来たら、一緒に謝ってあげてもいいよ。(本気か冗談かと云えば、半々。君の姿勢に応じて視線が上がっていく)
どうだろ?神様っぽいなーって思ってくれたら嬉しいけど。(言うほど大したことはできないんだよね、と添えて)なぁに?面白そうなこと?(首を傾げて応えた)
ロカジ・ミナイ 2021年5月5日
わーお。冗談きついぜロキってばー。(しかし悪くはねぇと豪快な笑顔で言う)
神様っぽい神様っぽい。けどもね、神様っぽいのにおっかなくないし、罰当たりなこと言っちまうけど、なんつーの?丁度いいのよ。(うんうん、と大きく頷いて姿勢をそっちへ向け、コホンと喉を鳴らした)
大きな声じゃ言えないんだけどね、命ってあるじゃない?一人一個しかないやつ。アレの二個目をズルしてゲットしちゃうなんて話があったとする。そういうの、神様的に見てどう思う?
ロキ・バロックヒート 2021年5月6日
あ、ほんとー?神様っぽい?良かった。あはは、丁度良い神様になんでも言ってよ。(気を悪くした素振りは微塵もなく、むしろ笑っちゃうぐらいだ。そのまま君の言葉を聞いていた)
……ふぅん?(蜂蜜色が揺れた。好奇心に)どうやってズルしたのかなぁって方が気になっちゃうけど、聞いてくれたことから先に答えようか。神様的にいっちゃうと――“どうして”二つ手に入れたのか。って考えちゃうかな。(どう言おうかな、と考えながら。二本の指を立てた)
ロカジ・ミナイ 2021年5月11日
(瞳の動き、それから二本指を見て、気前よく答えてくれる神様だと判断したのか、顔と体の力がほっと抜けた) どうしてって?そりゃ命が惜しかったからよ。もともと持ってた一個が、一人ぶんと言うにはあまりにも足りなかった。だから、……そうね、これはどうやってって話になるけど……たまに言うじゃない?かわいそうな愛しい子に「できることなら自分の命を分けてやりたい」ってさ。それをやったの。
ロキ・バロックヒート 2021年5月18日
ふふ、俺様は秩序とかを司る神じゃないから。そんなの駄目とか禁忌だとか詰まんないこと云わないよ。気に入らないこと以外はさ。(むしろ面白いと思っちゃう、とその安心に添えるように密やかに笑ったが)――命が、惜しかった。(不思議な言葉を聞くみたいに聞いていた。一通り聞いて、思っていたより驚いた顔をしていただろう)……命ってのはさ、世界がつくったひとつの完成形だと思ってたんだよ。足りないって思ったりすることもあるんだね。(驚きを説明するように話しながらも)分けてやったってことは、その子の命が潰えてしまいそうだった……ってことだよね?
ロカジ・ミナイ 2021年5月19日
いいね。気に入らないことがあったらどうなっちまうんだか、そこらのお堅い神様よかよほど恐ろしくっていい。(そう笑った後で見た表情に、驚きを返すように肩をすくめる) 僕は医家の出だもの、その完成形のルールはそういうものだと理解してきた。その一個の命をさ、自分なり他人なりが、ありがてぇありがてぇ惜しい惜しいって思うから大事にできるんだもの。けども命は千差万別。そうじゃない者だってゴマンといる。そういう子だったその子は自分で命を潰そうとしたんだけど、幸い入れ物が綺麗に残っていてね。これどうにかなるんじゃない?って思ってやってみたら、上手く行っちゃったのよ。
ロキ・バロックヒート 2021年5月25日
やだなぁ、大したことはしないよ。否定して、無かったことにするだけ。“気に入らない”ってそうしたくなることでしょう?(まるで云ってることを確認するように、人差し指が己の口元をつつく)あらら、可哀想な子も居たんだね。 ……なるほど、上手く行っちゃったんだ。じゃあ、それは世界に許されたことだよ。出来ちゃったなら、世界が可能だって云ったんだ。出来ないなら、許されないなら、そんな力は与えないから。(ゆるくやわこく笑った。君を安心でもさせるみたいに。けれどその後に、でもね、と続きそうな気配を感じただろう)
ロカジ・ミナイ 2021年5月26日
ふーん?無かったことにして忘れんのは僕も得意よ。(相手の人差し指の仕草へと、片眉を上げて返した) ……ほう、うん、そうか。僕は世界に逆らったもんだと思ってたけども。出来ちゃったってことは、確かにそうなのかもしれない。……そうか、(正しく目から鱗が落ちてきて呆気に取られたまま瞬くを繰り返していたが、何やら雰囲気を感じとり言葉を切る)
ロキ・バロックヒート 2021年5月29日
ああ、ロカジくんはひとが好いんだなぁ。忘れてあげられるんだ。(良いものでも見付けたみたいに、眼が細まる。口角も上がる。笑ってはいるのだけど、思うところを含むそれだ)うん。俺様はそう思ってるよ。だって、そうでもなければ俺様のような神は生まれないから。 あ、結構気にしちゃってたの?とーっても悪いことしたんじゃないか、とかさ。全ー然関係ない方面から言っちゃうけど、俺様は許すよ。(軽い調子で恩赦めいたことを口にする)
ロキ・バロックヒート 2021年5月29日
……けど、それを許さないってのは、居るだろうって。禁忌だーとか、出来たことを妬んだり、それこそ気に入らないとかさ。そういう子たちがするのは、否定やら弾圧やら懲罰でしょう。いずれそのズルも、それらに解かれることもあるかもしれない。そしてそれも、出来てしまうのなら世界に許されてること。どちらも噛み合って、絡むことになれば、その結果が――君の愛しい子の運命となる。
ロカジ・ミナイ 2021年6月3日
そそ。僕は人が好いからね。酒飲んでいい女抱いて寝て起きたら、大体のことはどうでもよくなってるねぇ。(わざとらしく、コツでも語り聞かせるみたいに顎を上げて微笑んだ) そりゃ気にするさ。あの子が世界に許されてないなら、僕が世界から守らなきゃってソワソワしっぱなしだもの。流石の僕らも世界と喧嘩すんのは骨が折れるだろうし。けども神様に許してもらえりゃちったあ肩の荷も降りるってもんで。それなりに腹括ってやったことだからね、許さないって言われるのは織り込み済みさぁ。もとより僕らは色々あってね、許されないことにはそこそこ慣れてんのよ。(首を左右に鳴らして解して見せる)
――そんでその運命はがどんなもんなのか、出来ちゃった存在に聞きゃ教えてもらえるのかい?
ロキ・バロックヒート 2021年6月12日
それは良いなぁ。俺様もたまにはそうやってぱーっとしようかな。(手のひらを上にして笑い返し。良いお店知ってる?なんて聞く)
少しは気持ちが軽くなったなら良かったよ。現状はあんまり変わんなさそうだけどね。あはは。(これからも幾度も、そういう奴らとは喧嘩するのだろう。そうは思いつつ)じゃあさ。もし一度、許さないってのを通しちゃったら、どうするの?またやる?
んーん。運命なんて結果論だからね。その命が終わった時に決められるもんだけど――今幸せかどうかぐらいは、聞けば教えてくれるんじゃないかな。
ロカジ・ミナイ 2021年6月16日
(紹介するよ、と笑い返し、)(問い掛けに一度、視線を地面に落とした) ――……いんや、二度はやらねぇ。分けられる命は幾つかあっても、括れる腹は一個だもの。……そう言えるのも、あの子が今を大事にしてるっぽいからだろうけども。
(ほっと息を吐くように言い終わると、隣に視線をやる) そいじゃさ、ロキはどう?今幸せかい?(「そうじゃなきゃ俺様のような神様は生まれない」。さっきの言葉がそう問わせた)
ロキ・バロックヒート 2021年6月23日
(わぁいやった、なんて喜びつつも。答えにはそっかぁ、って頷いて返した。世間話を聞く調子で、緩く)君は、その子にチャンスを与えたかったのかな。生を謳歌するチャンスをさ。一度目があまりにも儚く終わっちゃったから。……今を大事にしてるなら、君が腹を括った甲斐もあったんじゃないかな。(一息吐くまでを、まるで慈しむように見ていて――)
え?俺様?(きょとんとした。蜂蜜色を瞬く)今幸せか、かぁ。なんだか良く聞かれるんだよねぇ。神様なのに。(切っ掛けには気付けないで、面白いよね、と首を傾げてから)今が一番楽しくて、幸せだよ。ロカジくんみたいな可愛い子たちと、色んな話したり遊べたりするし。だから、ねぇ、これってたぶん、幸せだよね?
ロカジ・ミナイ 2021年6月23日
ふふ、その通りよ。お兄ちゃんだからね、可愛い妹にやれるチャンスがあるならやりたいし?けど、チャンスなんてそう何回もあったらつまらないじゃない。――そうかい、そうかい。そりゃよかった。本当によかった。(窺うような目が晴れ晴れしたものに変わる) 自分で幸せって言えるのが幸せよ。ほら、神様って、どっか一歩引いてものを見てなきゃならないんでしょ、多分。その分だけ幸せや不幸からも遠いのかなってさ。僕にしたら、幸せな神様の方が拝み甲斐があるってもんでさ。
ロキ・バロックヒート 2021年7月4日
確かに、一度きりだったりするからチャンスって云うんだものね。あ、でも、お兄ちゃんだから、って動機はとても興味深いなぁ。不可能を可能にする強い原動力のひとつだ。ロカジくんって中々情熱的なんだねぇ。その妹ちゃんも幸運なのかも。(ぽん、と長い袖ごと両手を合わせて、輝いた蜂蜜色が見上げていた)わぁ、そんなに喜んでくれるの?……自分でそう言えるのが、かぁ。(また瞬いた。まるで教わるよう)どうかな、考え方はどうあってもひとから離れちゃってるだけかも。幸せも不幸せもひとの基準なんだ。だから、幸せってなんだろうねって、随分と考えたりすることはあるよ。――あぁ、確かにそうだね。福を齎すとかは笑ってる神様の像とかだもん。ふふふ、拝んだらご利益ありそう?(にこにこと笑ってみせて)
ロカジ・ミナイ 2021年7月5日
ハハッ、情熱的ってのは否定しねぇが、あの子が幸運かどうかは……分からないな。結果オーライなんて言うでしょ?僕はそれに賭けてんのさ。それこそ、あの子が自分で幸せだって言える人生を送ることに。(こっちへ向いている蜂蜜色に向けて片目を瞑った) ひひ!うんうん、いい顔で笑ってる神様だ。こりゃ御利益があるに決まってら!(小さく柏手を打ってナムナムと拝んだ。作法なんてありはしない) ……しかしまぁ、神様も幸せについて考え込んだりするんだねぇ。……逆にさ、不幸なひとってどんなひとだと思う?
ロキ・バロックヒート 2021年7月13日
そうかなぁ。またとないチャンスに恵まれただけでも、十分幸運だと思うよ。もし結果が不幸で終われば、後悔になっちゃうかもだけど。幸せだったって言ってくれると良いね。それを君が聴けると尚良い。(あとの一言はそっと付け足すように)やったぁ。もっと拝んでくれても良いんだよ。(仕草に擽ったそうに身動ぎして、くすくす笑う)結構考えてるよ。何年もひとを見てきても解んないことだもの。正解もないみたいだし。……大切なものを失ったひと。(けれど、不幸は迷いなく答えられる)ずっと哀しんで、捉われて、何を以てしても埋まらず、二度と立ち上がれないの。(語る口調はゆるく、やわく)
ロカジ・ミナイ 2021年7月15日
ヒヒ。そうね……きけなかったら、そんときゃ幸運だったってことにするまでだが。(返す声もまた小さく、つぶやくようなものだった。空へ向いていた視線は答えを聞いて下を向き、そして横へ向けられる) ロキの目に僕は不幸に映っているかい。
ロキ・バロックヒート 2021年7月21日
それも良いんじゃないかな。もしかして不幸だったかも〜ってモヤモヤするよりは。(なんてね、と返して。君が向いても、問い掛けても、それは笑ったままだった)……どうかなぁ。君も失ったひとではあるよね。取り戻したように見えて、全てが失う前に戻ることなんかない。……ただ、もう一度やり直す、幸せになるチャンスは妹さんと同時に君にも与えられているんじゃないかな。だから、不幸には見えないかも。(よいしょと、口調と同じ軽い調子で立ち上がってから、見下ろした)
ロキ・バロックヒート 2021年7月21日
それとも君は――今すぐ世界が終わって仕舞えと、願っているの?
ロカジ・ミナイ 2021年7月23日
それなら願ったり叶ったりさ。(神さまの回答を受けると、言葉少なに納得の意思を見せて口の片方で笑った。視線は、自然と見上げることとなる) 世界なんていつか終わるんだもの、いつ終わってもいい。盛大にぐちゃぐちゃならむしろスッキリするんじゃねーのかい。けども……今すぐに、とは思ってないよ。だってあの子の幸せの報せがまだだし、僕もまだ幸せになってないからさ。
ロキ・バロックヒート 2021年7月27日
そうだね。いつか終わるものだ。(頷いて、そして君の言い草に可笑しそうに笑った)……ほら、そうでしょう。先を――未来をもう少しだけ見たいと思っているから、大丈夫だよ。(穏やかな口調とは裏腹、どこか寂しげだった。少しだけそらに視線を投げてから、君に戻して)……でも、今すぐ終わって仕舞えと思ったなら。その時は呼んでくれたらいい。
ロカジ・ミナイ 2021年8月1日
そうだねぇ……見たい未来を自分で作ったんだもの、見届けなきゃそれこそ罰当たりってもんよ。(横目に映った顔の陰りに気づかないではなかった。ひとつ、長めの瞬きをする) 呼んだら世界を終わらせてくれんのかい?僕のチンケな術じゃ、世界を終わらせられないからねぇ。…………そんで、ねぇ、世界が終わらせた神様は、僕らと一緒に消えちまうの?
ロキ・バロックヒート 2021年8月6日
……べつに、もういいかって思ったら、そこで終わっても良いとも思うよ。(それさえも、この神は赦すだろう)呼んだら……君の世界を終わらせてあげられる。死しても魂の輪廻に至らせない、……今は、それだけ。(訊かれれば嘘は吐けない。感情を篭めている訳でもない、凪いだ視線を向けながら)さぁ、どうなるんだったかな。いつか来る終末には、わかるかもしれないね。
ロカジ・ミナイ 2021年8月10日
それは、神様が赦しても僕が赦さねぇ。……けど、疲れちまった時には、その言葉を思い出すよ。(ヒヒ、と良いものでも拾ったみたいに笑った) ほう、そいつはありがてぇ話だ!じゅうぶんじゅうぶん、それだけでじゅうぶんよ。……けど、今はそれだけだなんて言うならきっともっとすごい術を使えるようになるんだろう?それを待った方がお得かもしれねぇな。(冗談混じりの口調で、遠くの空を見ている) 神様にもわからないことがあるんだね。こわい?
ロキ・バロックヒート 2021年8月17日
そう。じゃあ、見守っていても良い?(断られた甘言はそっと仕舞って。ただ、その行く末に興味を持つには十分過ぎたから)そうだねぇ、これが外れれば、ひとりひとりと云わず、ぜーんぶ救ってあげられるよ。たぶんね。(無骨な首輪を細い指がなぞって。君の口調につられたようにお道化てみせた)ふふ、全知全能じゃない方の神様だからね。こわくはないよ。如何するかは世界が決めることだから。でも、君たちと一緒に消えられるなら、嬉しいなぁ。(逆光をおとしたまま、ゆるく笑う)
ロカジ・ミナイ 2021年8月18日
えぇ?……見守られるなんていつぶりだろうねぇ……ああ、見守ってくれていいよ。悪くねぇ気分だ。(面食らって神様を見上げて、はにかむ。そうして視線は首元へと降りた) もしかして、寂しがり屋かい?しかしまぁ……厄介なのか都合がいいのかわからねぇが、けったいな首輪をつける奴がいたもんだ。ロキの意思でみんなと一緒に消えたくなったら、そいつを引き千切るの、手伝ってやるよ。僕は腕っ節と物騒な道具くらいしか持ってないけども。(後光に眉を顰めつつ、口元はニンマリと弧を描いた。思わず目元に手をかざす) 気がつきゃ随分とお天道さまが昇ったみたいだ。眩しいったらねぇ。(よいこらせと立ち上がり通りを見渡した)
ロキ・バロックヒート 2021年8月25日
ほんとう?良かった。(それはそれは嬉しげに笑う)そうだよ。ひとといつも話していたいぐらい、とっても寂しがり屋なんだ。……世界にとっては都合が良いんだよ。たぶんね。――私の意思で、かぁ。ふふふ、頼もしいなぁ。ありがとう。そう云ってくれる子は半世紀振りかも?(いや、もっとかもしれない。有難い縁だね、なんてしみじみ呟くよう。ゆるりと首を傾いで、一度空を見上げてから)ああ、今日も君の一日が始まるんだね。 そうだ。君のお店の中を見せてもらっても良い?(聞きながら、早速そちらの方へ足を向けている)
ロカジ・ミナイ 2021年8月26日
カカカ!世界の都合なんて知ったことか!僕にしてみりゃ友だちの神様が寂がってる方がよっぽど都合が悪い。うっかりロキひとり残されちまったなんてことにならねぇようにしないとねぇ。(陽を背にして豪快に笑う。服に覆われた腕を叩いて力こぶの存在を主張している) ん、ああ、もちろんよ。この神様は商売繁盛の御利益もあんのかね。ニシシ!(数刻前よりずっとしゃんとした格好で、暖簾の向こう側へと誘った)
ロキ・バロックヒート 2021年9月2日
(少し面喰ったみたいに眼を瞬かせてから、笑った)知ったことか――と、きた。流石、世界相手にズルしちゃえる子だなぁ。ロカジくんが居れば、寂しさとは無縁かもしれないね。ひとり残されることがないよう、祈っててよ。(君や力こぶを見て、どこか眩しそうにしてから)商売繁盛はどうかなー。あ、でも、面白い薬とかあったら買ってみたいかも。(ゆるく弾んだ声と歩調で、暖簾を潜ってゆく)