【新入】シーミャ・ルザリーニ【団員】
白斑・物九郎 2021年2月2日
『ここには、特化戦力が集まってる……と、聞いたです。
シーも、狩るのは得意、なので。 情報共有……できれば、と。』
※
●世界:グリードオーシャン
●所:鉄甲船「失絆号」甲板上
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=60047
●新入団員:「シーミャ・ルザリーニ」
【16/女/アンサーヒューマン:オブリビオンマシン×戦場傭兵】
https://tw6.jp/character/status/f31904
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白斑・物九郎 2021年2月2日
…ァ? なんですて? 「情報共有」だァ?
(対コンキスタドール戦争下のグリードオーシャンを往く一隻の鉄甲船――、その甲板上。荒い縄を網目状に固く結うことで造作された即席ハンモックに寝っ転がりながら、なんかすごい海賊ルックでキメた黒猫キマイラが、己自らを「シー」とか言った娘っ子の方へと眼帯付きの顔を向けた)
エル・クーゴー 2021年2月2日
(ところで。その黒猫船長の傍らには、こっちもこっちで女海賊ルックな銀髪のドールが突っ立っていたりした。ごつい電脳ゴーグルにすっかり隠れた目元がシーミャの方を向く。バイザー表面で――ちょうど瞬きとおんなじくらいのペースで――翠色の光がチッカチッカ明滅する)
『“ワイルドハント”はキマイラフューチャーを拠点に各世界のオブリビオンの排撃_及び_猟兵同士の相互扶助を目的として活動を展開しています』
『>また』
『オブリビオン・フォーミュラやカタストロフ危機が観測された際は、当該世界へと一時的に拠点を移す“界外遠征”を適宜実施します』
(こっちのドールは、表情も喋りもカタいが、まあ要するに「歓迎するやで」みたいなことを言ってるっぽかった)
白斑・物九郎 2021年2月2日
…おたくもおたくで“狩り”に血道を上げて久しい猟師ってトコっスか。――ま、結構。おたくからも『ワイルドハント』の行軍に役立つ“何か”を出してくれるってんなら文句はありませんからよ。
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月3日
ダー。シーは“ワイルドハント”に収集された情報を求める……です。
(2人の海賊?を前にして、こくりと小さく頷きを返す。どうやらハンモックに寝転がっている男性が、この集団のボスのようだ)(開示された旅団の目的と、求められた力。ゆるりと視線を黒猫の海賊へと定め──)
シーが提供できるのは、この身体と傭兵としての技術。あとは……。
(──ディアボロ。感情を伴わぬその小さな呟きが、風に乗って消えるその刹那。シーミャの背後、空間を引き裂きながら現れたのは異形の機械、その両の手。暗澹たる異空間の先には、今か今かと獲物を待つ悪魔の瞳が輝いて見えることだろう)
……何もかもを壊す。破壊の力だけ、です。
白斑・物九郎 2021年2月3日
(――“悪魔”が現世にせり出て来た。エラそうな海賊帽の下でぐんにょり折れ曲がった猫耳の片方が、呼応するように、はたり、と揺れた)
…ははぁん? なかなかクールなエントリーじゃニャーですか。その湧き方、サイキック――んにゃ。
(その禍々しさは、)
「オブリビオンマシン」ですわな。
エル・クーゴー 2021年2月3日
『>キャバリア規格質量体の顕現を観測しました』
『敵性反応_ギリ無』
(「ギリ」とか言ってる割には、飄々とした佇まいのまんまだった)
白斑・物九郎 2021年2月3日
そのマシン、まあまあ躾は出来てるみたいっスね。…しっかし、ズイブンと堂に入った佇まいなこって。
――つまり、おたくは? 「クロムキャバリア世界で鳴らしたオブリビオンマシン乗りの傭兵」ってトコっスか。
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月4日
(キィキィと空間の軋むような音が聞こえるかもしれない。今にも飛び出してきそうな破壊の申し子へと、手に持つ自動小銃の銃口を突き付け──)(タタァーンッ。躊躇なくその引き金を引いた。マズルフラッシュと共に金属同士がぶつかり合う硬い音が響く)
ダー。シーは、クロムキャバリアと呼ばれる世界。そこでずっと戦い続けてきました。この子と、一緒に……。
(何事もなかったように海賊船長の問いへと答える。銃口から昇る硝煙が海風に揺れる)
白斑・物九郎 2021年2月4日
>>>>>躾(銃弾)<<<<<
エル・クーゴー 2021年2月4日
(「つかう?」みたいな感じで、小首を傾げながら(なんでかシーミャが持ってる小銃にぴったりハマる規格の)弾倉をスッと差し出す。この副官みたいなドールの実弾銃には造形が深いらしいっぷり)
白斑・物九郎 2021年2月4日
…。……。………。まあまあ躾は出来てるみたいっスね。 (二回目)
なんなんですよ? “ソイツ”。何しててその機体とツルむようになったんですかよ? フツーにやっつけたのを鹵獲でもしたんスか。
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月5日
スパシーバ……感謝します。
(受け取った弾倉の中身を取り出し見分。問題なしと判断し、自らの銃へと装填)
シーは、この子……“ディアボロ”を動かすために造られた、です。この子と一緒に、戦争の火種をばら撒く。そのために生み出され、育てられ、壊してきました。
白斑・物九郎 2021年2月5日
アーハ、ニャるほど? 戦争の、火種を…バラ撒く…。…? ァ? バラ、撒く…? (シーミャの言に流れで相槌を打っていたら、次第に眉根に皺が寄って来た)
(――クロムキャバリア世界。かの世界のオブリビオン。それは「搭乗者を破滅的な思想に狂わせ/戦火を拡大させる」オブリビオンマシンのことを指す。猟兵以外にはその識別も出来ない為、かの世界の猟兵ならざる現地民にはそれな現状を認識することも出来ず、それが為にオブリビオンマシンによる世界への攻撃は歴然として進行していて、さてこういった基本的な事情を踏まえた上でシーミャの言うことに今一度向き合うだに――)
白斑・物九郎 2021年2月5日
…。……。………。 (なんなら猟兵が複数名から集って相手取ってるクロキャバ世界のエネミーまんまみたいな手合いやぞこの娘??)
…アレか? オブリビオンマシンをソレと知らずに戦線で使ってたどこそこの国で「そのマシン専のパイロット」にする見込みでプロジェクトでも組まれたデザイナーズチャイルド…? とかっスか。
(想像の翼をなんとか羽ばたかせてみる)
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月6日
(黒猫海賊の表情が変わった。こちらに送られるのは戦場でよく浴びせられるもの。つまるところ、倒すべき悪。憎むべき怨敵に向けられるような視線だろうか)
ダー。概ね、その通り……です。シーは、クロムキャバリアの世界に厄災をもたらす。ディアボロでそれを成すために、作られた存在、です。
(感情を揺れ動かすこともなく。淡々と答える。別段隠していることでもないと首肯し)
白斑・物九郎 2021年2月6日
(さてその黒猫がシーミャに向ける表情、視線というのは――)
白斑・物九郎 2021年2月6日
ハ、よくぞ来た。
(扮装以外の何物でも無かったらしい眼帯のゴム紐を左手親指で突っ掛けて伸ばしてズラした所で、だいぶん分かり易くなったろうか。それは「歓喜」だった)
白斑・物九郎 2021年2月6日
黄金と見りゃ誰相手でも奪いに掛かるバーバリアン、人間のガワかぶった邪神が邪神対策専門家やってるみたいな人間、竜殺しの猛毒スライム、腕力だけで世界をヘシ曲げる鬼、口八丁手八丁で戦争を起こすも止めるも自由自在のアジテーター、ヤベーもん色々積んでるっポい宇宙船一隻、最近怪獣に化けるのがシュミみてーな不滅のヤドリガミ、軽率に太陽熱持って来る太陽神、猟兵仕事の時だけ刑務所から外に出られるみたいな元ヴィラン、人類に叛逆しがちな機械、サイコパス、よくよく聞いたらUDCE平安時代の話してそうな化け狸、エトセトラエトセトラ――
ってゆーかコレでまだまだ一部。
おたくが言うトコの「特化戦力」の中にゃ、色々おかしいヤツが山ほど居るトコですからな。
白斑・物九郎 2021年2月6日
クロキャバ世界出身のおもしれーヤツも居たらおもしれーと思ってたんスよ。
せいぜい励むんスね。ウカウカしてっと秒で埋もれますからな?
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月6日
……。
(理解不能。目の前の男は、この悪魔の子に対して「喜び」を示した)
(そして告げられる異質な戦力たち。1人1人が破滅的な力を備えていることが十分に伝わる)
(ただ命令に従い、壊し続ける。朽ち果てるまで続く道。だが、このような特異な場所ならばあるいは──)
……ダヴァイ。全部シーが、喰らってやる、です。
(ほんの少し。だが今までまったくの無表情だった、その頬が……小さく上がったように見えたかもしれない)
白斑・物九郎 2021年2月6日
(眼帯のゴム紐を引っ張る。離す。パチン。また海賊っぽい隻眼コスに戻った)
エル。いつものアレ。
エル・クーゴー 2021年2月6日
(黒猫に名を呼ばわられた所でこっくり頷き、)
『猟団員は入団時、各自【担当】の名称の自己申請を実施します』『申請内容は以降、団員名簿内に於いて付記され運用されます』
『名称を入力して下さい』
白斑・物九郎 2021年2月6日
――俺めは【近接戦闘担当】。そっちゃのドールは【遠距離戦闘・兼・IT担当】。ま、そんなカンジですわ。そんなカンジで何か名乗っていきなさいや。
『ワイルドハント』に参加しようってんなら、差し当たり「自分が何者なのか」は各自のスキに宣言させてるんスよ。 ヘイ。
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月6日
自分の担当……ですか。
(自分が何者か。端的に表され、実直に伝わる言葉がいいだろう。……ならば、先ほど自分で告げた言葉があったではないか)
「厄災」担当。で、お願いする……です。
エル・クーゴー 2021年2月6日
『【厄災担当】』『名称を登録しました』
『“Спасибо за сообщение ”』
(胸程の高さで宙に浮かべたホログラムのウィンドウへ、慣れた手付きでぽこぽこタイプ)
白斑・物九郎 2021年2月6日
神だろうが悪魔だろうが亡霊だろうが妖精だろうが、英雄だろうが賊だろうが聖人だろうが悪漢だろうが――厄災そのものだろうが。その軍勢にゃおよそなんでも居る。ソレがこの『ワイルドハント』ですわ。
白斑・物九郎 2021年2月6日
ワイハンの看板背負って前線に立つときゃ、カタギにメーワクさえ掛けなきゃ“全許可”だ。スキに荒振りなさいや。
白斑・物九郎 2021年2月6日
【※そちらの次の書き込みで終了】
シーミャ・ルザリーニ 2021年2月6日
……”Добро пожаловать”
(メッセージに対し、こくりと首肯し)
『ワイルドハント』、とんだ坩堝に迷い込んだ、です。
でも……いわれずとも暴れ壊すので。覚悟するがいい、です。
(いつの間にか閉じかけていた空間の歪み。わずかな隙間から、機械であるはずの破壊の権化。その笑い声が聞こえたような気がした──)
白斑・物九郎 2021年2月6日
【このスレッドは終了しました】