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【Iglesia】螺子と導線

ジャック・スペード 2021年1月19日

いつものことだが、仕事の際に故障をした。
しかし、贔屓のメカニックは休暇を取っている。
ならば自分で、修理するしか有るまい。
助っ人に招いたのは――……。



お招きした方と
キリのいいところで〆




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ジャック・スペード 2021年1月19日
足労掛けて済まないな。見ての通り、片腕が使えないので……。(視線を自らの腕部に向ける。常ならばヒトらしい片腕には、五指の代わりに鈎が嵌め込まれて居た。)無理は頼まない。ただ、手を貸して貰えると有難い。(罅割れたマスク越し、何処か申し訳なさそな聲を響かせた。)
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ロキ・バロックヒート 2021年1月20日
わぁ。わぁわぁ。わー。(呼ばれて喜んで来て、そしてその有様に出て来たのは驚きと歓声のような。少なくとも心配の類ではなかったが)は。だいじょーぶ?(一応聞いたといった体。手付きだけは労わるように、鈎の部分に触れようとした。まるで骨が剥き出しになっているみたいに見えた)結構派手にやったんだねぇ。(そんな声に、気にしないでよと言いたげに笑う)俺様が手伝えることなら良いんだけど。なにをすれば良いの?
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ジャック・スペード 2021年1月23日
(歓声のような、或いは驚きのような聲には、特に何も言わなかった。まあ、想定内だ。)ああ、問題ない。(曲線を描くソレは、ひやりとした冷たさで以て、きみの指先を受け入れた。)よくあることだ。替えが効くので、ついやり過ぎる。そうだな……。(君からそっと離れれば、物置めいた部屋のなか、隅に置かれた工具棚を漁る。そして其処から、いつもの腕部を取り出した。)コレを持っていてくれ、それだけで助かる。(螺子は俺が締めよう――。そう言い添えた後、腕部パーツを君の方へ放り投げて。)
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ロキ・バロックヒート 2021年1月27日
あはは、わかるわかる。結構やんちゃなんだ。痛い、とかはないんだねぇ。(はじめはどこか確かめるよう。温もりはないけれど、君の一部だというだけで、それは傷口に見立てているようにやわく触った)そういえばなにしてるんだっけ。猟兵のお仕事?(あの時に聞いただろうか。聞いてない気がする)これ? わっ、と。(腕を受け取って、身が傾いだ。男には重いそれを、取り落とさぬように)
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ジャック・スペード 2021年1月27日
その反応、ロキもやんちゃする方なのか。(長命と云っていたから、怪我にも強いのだろうか。意外な所で親近感を抱いて、何度か瞬いた。)痛み、か。切れた瞬間に衝撃は有ったが、いまは何も感じないな。(触れられた其処に触感は無いが、柔らかな手つきから気遣いに似たものを感じた。)普段はヒーローをやってる。あんたの方は、専業猟兵か?(聞き返しながら棚を漁り、工具箱を片手に取れば振り返る。傾いだ躰に、こちらは頸を傾げて。)――……そうか、済まない。重量を忘れていたな。(大丈夫か、と聲を掛けつつ。君のほうへと戻って往く。)
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ロキ・バロックヒート 2021年1月31日
ふふ、そうかも。神様は器が壊れても死なないからねぇ。復活にちょっと時間かかるぐらいで。 ジャックくんの方は、あれかな。核とかなんかがあったり?(ねぇ、心臓は何処にあるの?)(それをわくわくしながら聞く。至って無邪気に)へえぇ、ヒーローなんだ。じゃあこれヴィランとやり合ったやつ?んー、俺様は猟兵の依頼は、遊びに行ってる感覚だから、仕事っていうとアレかも。無職?(ひとで云うとそうなる。きっと)だいじょーぶ、これを支えてるっていうか固定してたら良いんだね。(よいしょと鋼の腕を持ち直してみてた)
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ジャック・スペード 2021年2月2日
成る程、丈夫なんだな。しかし、生身じゃ怪我とか痛いんじゃないか。(眼前の君の器はヒトの容をしているから、心配そうに問いを重ねた。)ああ、ソレなら此処に――。(とん、と己の胸の中心部を指す。)だが、ヒトの其れと違って、壊れても死なない。(新しいモノを嵌めればまた蘇るのだと、まるで他人事のように語った。)まあ、そういう所だ。……無職? 「カミサマ」は、職業の名前じゃ無いのか。(「神」と云う者は、そこにいるだけで尊ばれる――。そんなイメージが有ったから、罅割れたマスクの奥で不思議そうな声を溢して。)ああ、今から片腕に嵌め込むので、固定して貰えると有難い。(指の替わりに嵌めた鈎を外せば、地面に放り。君が持つ腕部へと、欠けた躰を押し付けた。)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月7日
んー?まぁ、痛いけど再生はするから。少し経てば治るよ。元に戻るって云った方が正しいのかなぁ。(大丈夫大丈夫、と笑って返して)おー、ど真ん中?丁度魂が見えるところかも。壊れても死なないの?すごいねぇ。替えはいっぱいあるのかな。(君の腕と同じように。その語りも受け入れて、忌避はしない)えー、戦うところ見てみたいな。かっこいいんだろうなぁ。 カミサマは……うーん、存在かな?仕事してるのも居るだろうけど。願いを叶えることはあっても、俺様は特になにすればいいってわけでもないからさ。できないっていうか。(できないこと、にすっかり慣れ切っている軽い調子で)はーい。ねぇねぇ、あとでそのお顔も直す?随分男前になってるけど。(戯れに揶揄って。押し付ける力に応じるよう、踏ん張っておく)
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ジャック・スペード 2021年2月9日
そうか、医者要らずだな。大丈夫なら良いんだが……いや、どっちかというと、ロキの躰の方が凄いだろう。(生身が「再生」するなんて。矢張り人智の及ばぬ神は、造りが違うらしい。機械仕掛けの眸に、僅か感嘆の彩を滲ませて。)スペアは、如何だろう。今は持ってないが、頼めば作ってくれると思う。(用意しておいた方が良いかと、独りごちながら、躰の位置をギギギと調整して。)なら、今度一緒にヒーロー活動してみるか。期待に沿えるかは分からないが。(至極まじめに君の言葉を受け取って、淡々と問いを紡いで往く。)……存在、か。カミサマにも出来る、出来ないの概念が有るんだな。前から気に成ってたんだが、……ロキはそもそも"どんな"カミサマなんだ?(電動ドライバーで腕を接着しながら、罅割れたマスクの奥で軽く笑って。)ああ、その心算だ。これはこれでワイルドだが、クールじゃ無いだろう。……序にこっちも手伝ってくれるか。
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ロキ・バロックヒート 2021年2月10日
“治して”もらうのは好きなんだけどね。ひとみたいでさ。そうかなぁ、元に戻るばかりで、成長はしないんだよね。(背も1ミリも伸びないんだよ、と笑う顔が君のマスクに映った)スペアがなくても、君はまた直してもらえるの?……君をつくる技師が居れば、君は続いてゆくのかな。(位置調整はわからないながら、下手に動かないでいる。君の腕は重いけれど、その重さを抱えているのがなんだか面白い)ヒーロー活動?良いかも。依頼に行くのでも良いよ。 できないことがない存在なんて、きっとないと思う。まぁ、俺様の場合は封印が原因だけどさ。(如何にも“それっぽい”首輪をちょっとだけ揺らす。鎖が擦れて鳴った)――“どんな”だと思う?当てたらそうだよ、って云ってあげる。(クイズめいた問いと、悪戯っぽい笑みを浮かべて)それもそれでカッコよくてクールだと思うんだけどなー。(云いながらも、良いよと頷く)
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ジャック・スペード 2021年2月11日
気持ちは、分からなくもない。あんたは既に其の姿で「完成」されているんだろうな。……身長が欲しいのか?(神と云えど、男子は皆おなじことを想うのだろうか。不思議そうに金の眸が君を見降ろした。)ああ、論理的にはそうなるな。これもひとつの不老不死、だろうか。(総ての螺子を締め終えたら、接続を確かめる様にゆびさきを動かして。)ありがとう、もう放して大丈夫だ。……では、近いうちに戦場へ赴こう。(マスクパーツをカチャカチャと弄りながら、平坦な聲で相槌を。その傍らで無機質な視線は、君の頸許へ集中した。)封印――。なにか、やったのか。(鎖の擦れる音をBGMに、思考をゆるりと巡らせる。察するに、穏当な神では無さそうだが。)……“終末の神”とか、か?(漸く外れたマスクを其処らに放り投げれば、)
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ジャック・スペード 2021年2月11日
あんたはどんな姿でも、褒めてくれそうだな。(隠されていた其処から、人間に似せた貌が姿を現した。)――ああ、助かる。少し待っていてくれ。(固い口許を弛ませれば、工具箱を漁り始めた。様々な道具が擦れて、カチャカチャ、喧しい響きが辺りを満たす。)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月13日
そんな感じだね。怪我だけじゃなくて、鍛えたりしても元に戻っちゃうから。ほら、ずっと同じ目線の高さって飽きてこない?(背が欲しいと思ったこともあっただろうが、きっと随分昔の話だ)技師、もしくは技術がなくならなければ、不老不死。……死ぬときは、ひとと共に死ぬのかな。 あ、もう良いの?はーい。君は治るのも早いし、戦線復帰は早そうだねぇ。(云われれば、ぱっと離す。続く言葉にもゆるく頷いて返してから、首を傾いだ)やったといえばやったのかも。んー、大体そんな感じ。滅びとか破壊とか、その辺。――って、わかりやすかった?(“愛”の神?とかよくいわれるのに。なんてどこまでも軽い調子で)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月13日
ふふふ、そうかも。だってほんとにそう思うんだもん。――わぁ、それが君のお顔?かっこいいねぇ。こっちも男前なのに、マスクで隠しちゃうの?(ひょいと覗き込むよう。頬辺りに触ろうと手も伸ばした。作業の邪魔になるなどあんまり考えてない、好奇心ばかりの所作)
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ジャック・スペード 2021年2月18日
そうか、本当に全く変化しないんだな。何百年も生きていたら、他の目線も経験したく成るかも知れない、か。(半ば独白じみた感想を溢しつつ、視線は君の脚許へ。)……ブーツとか履いてみたら、少しは新鮮に想えるかも知れないな。(君の問いに、何となく己の姿を見回して。)――分からない。もう、壊れられない躰に成ってるような気がする。(先程までスクラップ同然の姿を披露した癖に、そんなことを宣った。)まあ、替えが効くからな……いや。「封印」と云う言葉から、推察しただけだ。「愛」とか、俺にはよく分からないしな。(軽口にも平坦な聲で、何処までも真面目に返す。)それで――あんたは、何を滅ぼしたんだ。(責める様子もなく、ただ静かに問い掛けた。)
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ジャック・スペード 2021年2月18日
それは光栄だな。――……男前?(頬に触れるゆびさきは其の儘にさせながら、幾何かヒトらしい貌に疑問の彩を浮かべた。すっかり元に戻った腕には、いつも口許に在るマスクが握られている。)褒めて貰えるのは有難いが、コレを付けてた方が、クールに視えるだろう。
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ロキ・バロックヒート 2021年2月21日
ジャックくんも生まれた時からその身体でその身長?ちょっと縮むか高くなりたいとか思ったことなーい? ……えー、うーん、ブーツかぁ……。あ、そうだ。ジャックくんが俺様を担いでくれたら面白いかも。その腕が直ったか確かめるのも兼ねてさ。(いいこと思い付いた!みたいな顔をする)ふふ。じゃあスペアをさ、いっぱい用意してもらっといたら良いよ。(冗談のような本気のようなそれで返し)推測かぁ。もうちょっと勿体ぶるんだったかな。なにって――世界を。
……なーんて、かっこつけれたら良いんだけどさぁ、ちゃんと滅ぼしたのは都ひとつだよ。そこで封印されたんだよね。
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ロキ・バロックヒート 2021年2月21日
愛がよくわかんない?そうなの?(そこもちょっと拾いながら、ぺたりと頬に指先を添える。ひんやり)どっちもクールでかっこいいよ。でもこのお顔を守ってるなら嵌めないとか。 あ、もう嵌めちゃう?(いつも感情を表すように明滅する眼もつつこうとしてた)
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ジャック・スペード 2021年2月24日
そうだな、デカくなりたいと思ったことは有る。(あと10倍くらい、なんて。冗談とは思えぬ口調で、淡々と答えて見せた。)履物は窮屈だろうか、……俺が、あんたを担ぐのか。それは、構わないが。(細身とはいえ、成人男性を乗せるのは初めてだ。危なくは無いだろうか、と不安げに頸を傾けて。)――……善処しよう。
本当に世界を壊していたなら、こうして呑気に言葉を交わす未来も、きっと訪れなかっただろうな。(そもそも、君と会えたかどうかも分からない。訪れ得ぬ「if」に思いを馳せて、何処か感慨深げにそう語った。)ひとつの都を滅ぼしたのか。……どうして、そんなことを?(理由が有るのだろう、と興味の儘に問いを重ね。)
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ジャック・スペード 2021年2月24日
何かを好きになる気持ちは分かるが、愛と云われるとピンと来ない。俺は特に、誰かひとりだけを特別に想うことが、苦手みたいだ。(君のゆびさきから伝わるのは、生身の「ヒト」の温度だ。此の身に宿らぬ其の温もりを感じながら、溜息めいたノイズを溢した。)あんたは、分かるのか?(寧ろ、博愛に溢れていそうな感じもする。僅かに機械仕掛けの頸を捻り。)フェイスにまで罅が入ったら、更に男前に成って仕舞うからな。さあ、次はこっちを持っててくれ。(口許を弛ませて冗談を紡げば、マスクパーツを君に差し出そうとして。視界に押し付けられた、君のゆびさきに動きを止める。)――……どうやら、バイザーも嵌めるべきらしいな。(カメラのレンズめいた触感の眸は、鋼鐵の躰よりも幾何か熱を持っていた。)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月27日
じゅうばい!?(聞き返す声音は思いの外大きくて、すぐあとに吹き出すようにして笑った)ふ、ふ。そんなおっきくなって、なにするの? 窮屈なのもあるけど、なんか履くのは苦手なんだよね……いい?やったぁ。修理終わったらお願いね。(まだ笑ったまま。不安げなのも気付いては居つつ、話を進める気だ)
そうだね。なぁんにもなくなるんだもの。(ゆるりと頷いて返すも、どこか素気なさもある)どうして?ひとが哀しみより救われることを願ったからだよ。(当然のことのように答えて)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月27日
ふぅん。君を直してくれたひととかは特別じゃないの?……んー、たぶんだけど、わかるのはひとと神の思う愛は違うんじゃないかなぁ、ぐらい。(機械ではなくひと相手にするような、慈しむ手。それは博愛そのもののよう)あはは、確かに。フェイスまで傷が入ってなくて良かったね。(マスクは役割を果たしたらしい。へー、ここは熱いんだ。なんて呑気なこえで眼を軽くつついてから、離れる)はーい。バイザーって、眼のところも?(持っておくよ、とマスクパーツは受け取った)
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ジャック・スペード 2021年2月28日
何をするのかと云えば、矢張り世界の平和を守りたい。キャバリアってあるだろ、あんな感じに成りたいんだ。モノとして造られたからには、ヒトに使われてみたい。(君の笑い声を聴きながら、荒唐無稽なことを語るのだった。)ああ、手を貸して呉れた礼だ。聞き届けよう。くれぐれも慎重に、な。(不死とはいえ、怪我でもさせてしまうと心苦しい。何処か固い響きで相槌を打ちつつも、首肯をひとつ。)
――……救われる?(ちいさく頸を傾けた。金の双眸に、怪訝そうな彩を浮かべて。)滅んだら最期、何も無くなるんじゃないか。(我楽多にとって神の思惑は、理解の範疇を超えていた。)
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ジャック・スペード 2021年2月28日
色々なヒトが直してくれたから、……みんな大事だな。(淡々と響く男の聲は、博愛と云うには聊か冷えている。慈しむようなゆびさきを拒む訳でもなく、ただ君を見て。)そうか。神話とかを読む限り、確かに違いはありそうだな。(神に愛された者が、必ずしも幸せに成るとは限らない。彼らはおしなべて、苦難の道を辿って居るような――。)ああ、目を突かれる可能性も有るからな。今みたいに。(言葉とは裏腹に、機械仕掛けの聲は気安く響く。それから己の口許を、鋼鐵の指先で示して。)――では、嵌めてくれ。
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ロキ・バロックヒート 2021年3月2日
ああ、キャバリアかぁ。良いよねあれ。俺様も乗ったことあるけど、面白かったよ。キャバリアっぽいジャックくん、ちょっと想像しちゃう。大きくならないのかな?パーツ変えたりしてさ。(経験した時の興奮と合わせて、こえがそのまま弾む)大丈夫だって、あんまり動いたりとかはしないからさ。たぶん。肩に座るのが良いかな、それとも肩車が良いかな。(わくわくと、楽しみに提案して)
そうだよ。――でも、すべてなんにも無くなってしまえば、誰も哀しんだり苦しんだりすることもないでしょう。(君の反応も意に介さず、声音だけは幼子に言い聞かせるように優しい)
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ロキ・バロックヒート 2021年3月2日
みんな、かぁ。君がひとを助けるのは、そこに起因するんだろうね。(冷えた温度は感じるが、理由はわからない。聞くか否か考えた後)ひとに捨てられたけど、直してくれたから、大事? ……ひとの云う愛は、幸せにすることだと思ってるけど。神の愛は、大概ひとの幸せはどうでも良いもの。(だから神話のように記されたのだと)(揶揄には蜂蜜色を一度丸くして、くすくす笑った)突いたのが俺様で良かったね。ふふ。えーっと……(凹凸を見て、ここかな?こうかな?と嵌めようとしてみる)
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ジャック・スペード 2021年3月2日
俺は未だ乗ったこと無いが、面白いなら何よりだ。想像、出来るだろうか。如何だろう、少しずつなら大きく成れるかもしれないが。(キャバリアのようにはなれない、と静かに俯いた。)肩に座って貰う方が安心だな、何回か経験はあるし。万が一の時は腕で支えられるので。
……その代わりに、未来すら無くなって仕舞うな。俺はそれを、惜しいことだと思う。(咎める訳でも、憤る訳でも無く、ただ淡々と持論を述べる。)
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ジャック・スペード 2021年3月2日
ああ、そうだな。ヒトに助けられて、優しくされたから、大事にしたいと、――そう想っている。(個体差なんて、考えていなかった。君の言葉に首肯して。)神の愛は、独占や支配と同じように視える。あくまで、神話のなかの話だが。(君のことではないのだと、視線で遠巻きに訴えつつ。)寧ろロキ以外に、突かれたことは無いな。(これから先も無いだろう、なんて言葉を重ねつつ。凸凹にパーツがぴたりと嵌れば、自らもまた指先でマスクを抑えた。)バッチリだ、感謝しよう。あとは自分でやれる。
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ロキ・バロックヒート 2021年3月6日
君がそのままどーんと大きくなったのなんだけどね。ジャックくんがもしキャバリアになったら乗ってみたいかも。……コアがあるならキャバリアに埋め込むとか、そんなのでできないのかなぁ。(結構本気でなりたいのかも、とその様子を見ながら考える)じゃあ、肩に乗せてよ。ふふ、割と心配性なんだねぇ。(この分だと確り持ってくれそうだ、なんて)
そう。(今度は否定や言葉を重ねたりもせず、唯聞くように頷いた。どこか温度の通わなかった微笑みを崩して、ふっと肩を竦めて)――まぁ、安心してよ。そうやって未来を願う者が居る限り、無くならないし、続いてゆく。そういうものだからさ。
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ロキ・バロックヒート 2021年3月6日
棄てたのもひとなのに。恨んだりはしてないのかな。(ぽろっと聞くようなかたち)まぁ、そうだね。他の神の神話とかは結構知ってるけど、なんていうか、独占や支配の規模がでかいし色んな事に影響するからろくでもないことになってた気がする。(己のことだとしても気にしないだろう。やらないとは云わないのだから)ええ、そうなの?こんなにぴかぴかしてて気になるのに。(大袈裟に驚いてみせて)はーい。……もう終わり?(他に直すところはないか、周りをうろちょろ)
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ジャック・スペード 2021年3月12日
それはそれで楽しそうだな、戦場でも楽しく戦えそうだ。……コアの移動は、考えたこと無かったな。コピーしたものを埋め込んで、試してみるのもアリだろうか。(体を違えても、意識が自分なら其れは、「自分」と云えるのだろうか。スワンプマンの理論を想いだしながら、真面目に相槌を打って。)――……そういうもの、なのか。なら、良かった。(君とのあいだに埋められないものを感じて、ただ其れだけを返すに留めた。)
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ジャック・スペード 2021年3月12日
元々は備品だからな、仕方のないことだ。(当たり前のように、すらすらとそう答えた。)神話のなかでは、国のひとつやふたつ滅ぶことも珍しくはないか。神に愛されて星になるモノも居るので、悪いことばかりでは無いかもしれないが……。(其の過程は敢えて触れずに、そんな風な流れに話を納めて。)確かに、よく点滅しているのは認めるが。ただのライトだ、そう珍しいものでもないさ。(淡々と貌の周りを鐵のゆびさきで検めたのち、よし、と首肯して。)ああ、助力をありがとう。お蔭で不便もせずに済んだ。さて、肝心の礼だが……俺の肩に乗るのか?(本気か否か確認するように、改めて問い掛けつつ。取りあえず屈んでみた。)
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ロキ・バロックヒート 2021年3月13日
試してみるなら教えてね。絶対見たーい。コピーしたらジャックくんが増えるのかなぁ。小さいのと大きいの。(個の概念がおぼろげなせいか、無邪気に想像して眼を輝かせている)
……まぁ、ほら。信者が居ないのも解るでしょ?(肩を竦めて、笑って。お道化た調子。埋められないものにすら触れるよう、手を伸ばした。新しく付けられた腕をそっと撫でようと)そんな神は倒すとか許さないとか、言わないんだね。言っても思ってても構わないけど、どんな神だと識ってもなお、君の隣人で居られるなら――それで充分だよ。
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ロキ・バロックヒート 2021年3月13日
なるほど、そう受け入れてるんだ。でも、造った者たちにとっては備品でも、直した者はそうじゃなかったんだね。(きっと直すのは大変だっただろう。その労力を惜しまないのなら)そうだね。愛されて、もしくは憐れまれて。星にあげられるんだよね。ふふ、ジャックくんは星に成りたかったりする?(戯れのように聞けば)思うことに合わせてぴかぴかするライト、っていったら珍しいよ。きっと。 もっとやってみたかった気もするけど、どういたしましてー。今お礼してくれるの?やった。(えいっ。そんな掛け声をあげて、嬉しそうに跳び乗るよう)
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ジャック・スペード 2021年3月18日
……ぜんぜん想像できないな。(それはそれで、見てみたくはあったので。輝く君の眸を見て、一応は頷いて見せる。)ああ、コピーを作ったらあんたにも披露しよう。
俺にはヒトの気持ちとか分からないが……。(真新しい腕に、掌のぬくもりを感じる。まるで、ヒトと同じような――。)少なくとも「敵」って感じはしないな、あんたは。赦すとか、赦さないとか、そういうコトは俺が決めることじゃない。だから……そうだな、良き隣人で居て欲しいと、――俺もそう想う。(自分がいま言えることは、多分それだけだ。)
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ジャック・スペード 2021年3月18日
どうやら、そうだったらしい。(君の科白に、己の躰を検める。どうして直されたのか、理由は今もよく分かって居ないが。)多分、みんな優しかったんだ。――俺が、星に?(天幕に煌めく星座の多くが、悲劇と繋がっていることは知っている。戯れる様な問いに、頸を振って見せ。)……いや、俺は地上に居たいな。星は眺めて居る方が、いい。(そうして再び、チカチカと双眸を明滅させた。)……ほんとに躊躇いが無いな。(落ちて怪我をしたらとか、考えないのだろうか。不思議な心地で、片方の肩に飛び乗る君を片手で軽く支えた。呆れたような科白には、僅か愉快気な彩を滲ませて。)
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ジャック・スペード 2021年3月18日
(神の助力によって、機械仕掛けの躰は元通り。肩に迎えた君を遊ばせ、暫しふたりで戯れよう。此れが何も持たぬ鉄屑に出来る、せめてもの礼であるのだから――。)
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ジャック・スペード 2021年3月18日
(〆。お付き合い感謝を。)
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