【ゲームルール】Chase!
ロスタ・ジーリード 2020年12月12日
■『Chase!』のあそびかた
☆チェイスルールとは……
ダイスを利用したあそびです。
・あそびかた
まず、「ゲージ」と「レート」、「トライ回数」を決めます。
・ゲージとは
[□□□□□□□□□□-0]
勝敗を決定づける目標までの達成度合いなどをあらわします。
基本的には、用意したこのゲージをもちいて勝負を行います。
・レートとは
「ダイスの出目がいくつだったらゲージをいくつ加算する」という基準値です。
通常の模擬戦のように発言と共にダイスを振り、結果に応じてゲージ量を増やしていきます。
ダイスレート例.
00~09/ゲージ減算-1 10~29/ゲージ加算なし
30~69/ゲージ加算+1 70~89/ゲージ加算+2
90~99/ゲージ加算+3
☆たとえば
→上記のダイスレートを適用し、振ったダイスの出目が「71」だった。
[□□□□□□□□□□-0]……70~89/ゲージ加算+2
↓
[■■□□□□□□□□-2]
このように「ダイスを振ってゲージを増減させてゆく」ことを繰り返し、最終的なゲージの量で勝敗を決めます。
・トライ回数とは
「ダイスを何回振って勝負を決めるか」の設定です。
短い時間で終わらせるなら3回程度、じっくりやるなら7,8回くらいやってもいいでしょう。
規定回数を終えた時点で勝敗を判断します。
☆テクスチャについて
このルールは、どのようなフレーバーにも対応して遊ぶことが可能です。
例えば、ゲージの加算を「視聴者数」や「バズり具合」と扱い、配信の盛り上がりを競う勝負をしてもいいですし、「ゲームノスコアアタック」としてゲーセンでゲーム勝負をすることもできます。また、「料理の出来栄え」と読み替えれば料理対決も可能です。
更に、フレーバーに応じて参加者ごとに別々のレートを適用し、ハンデや実力差のある勝負を演出してもいいでしょう。(たとえば、Aは料理上手なので料理勝負ではレートが有利になる、など)
ほか、相手のゲージを減らすようなイカサマだとか、1回だけレートを大幅強化するとか、差がつきすぎた時の逆転要素を入れてもいいでしょう。(相手と3以上ゲージ差が開いている場合はゾロ目を出したらゲージ増加量が2倍、みたいな)
このルールに関しての改変、転載、利用などはフリーとしますので、自由にバリアントルールを設定していただいてかまいません。
諸々のシチュエーションなどで思いついて「やってみたい!」と思い立った方がいらっしゃったら、ご自由にご利用ください。
また、このルールを考案するにあたってはTRPG「アルシャード」シリーズにおける「フォーカスルール」をおおいに参考にしております。
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ロスタ・ジーリード 2020年12月28日
☆バリアントルールそのいち
「実力差を表現しよう!」
たとえば勝負のテーマにするフレーバーによっては手慣れた人とそうでないひとは実力差があるわ。
そんなときは、ダイスレートを書き換えてみましょ。
ダイスレート例.
【通常レート】
00~09/ゲージ減算-1 10~29/ゲージ加算なし
30~69/ゲージ加算+1 70~89/ゲージ加算+2
90~99/ゲージ加算+3
【上級者レート】
00~04/ゲージ減算-1 05~24/ゲージ増減なし
25~59/ゲージ加算+1 60~84/ゲージ加算+2
85~99/ゲージ加算+3
【へたくそレート】
00~19/ゲージ減算-1 20~39/ゲージ増減なし
40~69/ゲージ加算+1 70~89/ゲージ加算+2
90~99/ゲージ加算+3
ロスタ・ジーリード 2020年12月28日
☆バリアントルールそのに
「チキンレースしてみよう!」
これは「ゲージ内に『越えてはいけないポイント』をつくる」ことで、ギリギリを攻めるスリリングが勝負ができるルールね。
(ゲージ8を限界値とするゲージの例)
[□□□□□□□□死□□-0/8]
↓ここまでセーフ
[■■■■■■■■死□□-8/8]
↓死
[■■■■■■■■死■□-9/8]