【設定】ファルマコン・設備一覧
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
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※ また、こちらの記事には書き込みを禁止します ※
こちらは「舞台装置としてのファルマコン」の設定。
興味がなければ、見なくても支障は出ないでしょう。
第一版:2020年11月21日
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リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
◆概要
6両編成・一部2階建ての、列車型ホバートレーラー。
軍事物資を考慮した物資輸送ホバーキャリア3編成を、
実家企業支配下の『プラント』から強奪、魔改造した。
元が軍事車両な為か、青灰色のロービジ塗装がメイン。
キャバリアを複数機積載しても、スムーズに移動可能。
浮上走行する為、長距離の水上移動にも不都合はない。
◆1人用…ではない?
電脳・ナノマシン・ドローン等により、単独運用可能。
各車両を様々な編成で自動操縦しての増解結にも対応。
一方で多人数が長期滞在できる、矛盾した設計である。
◆半ばフリー契約のキャバリア空母
大規模な医療設備を満載して各戦場を転々としており、
時に傭兵組織(最近は猟兵の関わる部隊が主)へ随伴。
病院船の機能を担いつつ、キャバリアの運用にも対応。
なお型番の『14019u』は緊急通報用無線周波数と一致。
診察予約や契約要請を、半ば自動的に受け付けている。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
◆非合法クリニック
設備を活かして『リリー先生』はクリニックを開院中。
外科・内科・精神科がメインだが、得手不得手はない。
デザイナードラッグ、遺伝子操作、サイバネティック、
電脳改造、人体強化など、倫理軽視の闇医術が大好物。
動作不安定な強化人間の調整さえ平然とこなすという。
料金は気分次第なので、要事前確認。現金以外も対応。
◆如何わしいショップ
更に物販もしているが、何故かオクスリとグッズ中心。
バイオ素材玩具からオクスリまで、繁華街級の品揃え。
そして怪しげな『ケア』用の区画もあるとの噂まで…?
◆正式名称:[ACC/DDS-14019u-LEX PHARMAKON]
「ファルマコン」は古代の言葉で『毒/薬』の両義語。
『薬理学』の語源とされているが、正式な由来は散逸。
文献から見つけたモノを、響きで採用したに過ぎない。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[1号車/上層部]
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◆第1ブリッジ
車内の全てを監視・制御できる、操縦システムの中核。
大半の時間が自動操縦な事もあってか、原則立入厳禁。
針路視認用キャノピーも防御の為に窓が塞がれており、
高度な生体電脳を備えた『リリー先生』のみ操縦可能。
◆『リリー先生』の居住スペース
仮眠室・ユニットバス・キッチン等の居住設備が存在。
夜間は(狭いから)施錠するが、日中は立ち入り可能。
実は格納式のバルコニーが存在しており、眺望もいい。
◆寝室
何故かクリニックから直結している、風呂付きの部屋。
キングサイズベッドと、前述同様のバルコニーが存在。
『リリー先生』に用途を聞くと、彼女は意味深に笑う。
◆搭乗口
折畳式のハシゴで乗降するシンプルな形。常時閉鎖中。
(一応「先頭車両だからある」だけ。事実上の非常口)
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[1号車/下層部]
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◆機械室
メインエンジンやライフラインを集めた、牽引車区画。
自走・発電用のサブエンジンは一応全車両に備わるが、
推進力の大半と水道・空調の中核はこちら。立入厳禁。
◆被雇用者の居住スペース
『リリー先生』の居住スペースと似かよった構成だが、
防塵・防水・防弾等の都合で、採光用の窓は開閉不能。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[2号車/上層部]
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◆搭乗口
歩き易いタラップと、患者搬入用の簡易リフトを完備。
クリニックの入口や居住区画の玄関としても使われる。
走行中は外壁へ格納されるが、緊急時には展開も可能。
◆クリニック(受付ロビー・診察室・処置室)
小綺麗な町医者のソレと同様。化粧室や自販機も完備。
処置室の外壁には大型の救護テントが格納されており、
これらは負傷者のトリアージや炊き出しに利用できる。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[2号車/下層部]
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◆『客室』
短期入院用個室。全室にユニットバスが備わっている。
文字通り来客用の寝室でもあるため『病室』ではない。
艷やかな用途も想定されており、雰囲気は少し華やか。
◆『保護室』
錯乱中の患者を押し込み、自傷や暴走を防ぐ為の区画。
上層部の緊急用落とし穴へ落ちた場合、ここに堕ちる。
機能・外見上は半ば独房だが、倒錯的な用途の部屋も。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[3号車/上層部]
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◆ショップ
自販機型無人売店と、店員を要するカウンターが併設。
前者は、タオル等や薬局にある類の生活用品等を扱う。
後者は、非合法のオクスリや如何わしいグッズが主力。
◆調剤システム
安全な風邪薬から危険な惚れ薬まで、様々な薬に対応。
作業は完全自動化されており、調剤後は各区画へ送出。
◆各種資材庫
医療用具・薬品・食料等の基本的物資を貯め込む区画。
『プラント』のない区域や異世界でも一定期間は保つ。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[3号車/下層部]
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◆キッチン
文字通りだが、少し広めに作ってある。空母の厨房並。
通常時は、SD体型の『リリー先生』が忙しなく働く。
(どうやら出自不明の人型ドローン…の予備機らしい)
『リリー先生』自身が腕を振るう時もあるらしいが…?
◆リネン室
衣類や寝具等の布製品を、洗濯・修繕・保管する区画。
こちらでも『SDリリー』が、看護師姿で常時稼働中。
(彼女らは原則、1号車及び2号車に常駐していない)
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[3号車/後端部]
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◆医療ユニット(検査室・手術室兼用)
正式名【EP-B-911ER-LEX イリーガル・メディック】。
『リリー先生』の医療行為の要とも言える存在であり、
車体から外せば、キャバリアが背負っての運搬も可能。
ナノマシンや電脳を駆使した、総合的高度医療を実現。
コールドスリープ対応のカプセル状ベッドを数床設置。
連携する為の小型医療ドローンも多数搭載されている。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
※ここから先は上層・下層の区別がない吹き抜け構造※
[4号車]
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◆第2ブリッジ
大型艦収容に備えて、各車は増解結や自動運転が可能。
その際にキャバリア用車両を管理制御する簡易操縦席。
(必然的に、大抵3・4号車の間で増解結が行われる)
電脳がなくても操縦できるが、普段は自動制御モード。
◆『リリー先生』専用キャバリアガレージ(A)
愛機の『ナインス・ライン』が駐機・整備される区画。
車体を展開してメンテナンスベッドを起こせば発進可。
装備換装も考慮した為、カタパルト機能は存在しない。
◆『リリー先生』専用キャバリアガレージ(B)
医療ユニット輸送用無人機『ヘンなの』を保管する所。
省スペース用に折り畳まれた待機状態で駐機している。
ガントリークレーンで車外に釣り出され、展開・発進。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[5号車]
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◆整備用加工部
キャバリア関係の部品加工や分解整備を行うスペース。
4号車に直通した吊り下げクレーンも完備されている。
(ツナギ姿の『SDリリー』が、主にこの辺りへ常駐)
◆整備用部材庫
キャバリア関係の補修用部材が大量に用意されている。
フリーランスの傭兵故メンテナンス体制を重視したが、
維持費には気を使う。1号車が住居兼用なのもその為。
◆補給用備蓄庫
キャバリア用の弾薬や消耗品が大量に備蓄されている。
『ナインス・ライン』のみなら、完全補給が2回可能。
◆ヘリポート兼飛行甲板
車体上面がまるごとヘリポート風の構造になっており、
キャバリア・ドクターヘリ・VTOL機等が駐機可能。
併設の通路から、クリニックや医療ユニットに入れる。
(その為、防犯用のセントリーガンも内蔵されている)
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[6号車]
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◆武装コンテナ格納庫
『ナインス・ライン』に搭載する規格外武装コンテナ、
DA(ディヴィエイト・アームズ)を積み込める区画。
現在は18基搭載されているが、将来の拡張にも対応。
(庫内の某DAが、車内配備の『SDリリー』の出処)
◆武装コンテナ換装システム
任意のDAを『ナインス・ライン』背部専用ハンガーに
高速換装するアーム類。(ガントリークレーンの亜種)
作業開始から20秒程度でコンテナは交換完了するが、
攻撃を避ける為、換装作業は戦闘領域外にて行われる。
◆飛行甲板
車体上面がまるごと本格的な滑走路として利用できる。
STOL機の離発着や、キャバリアの駐機も可能だが、
前述の格納庫・換装システムの展開中は利用できない。
(こちらにも防犯用セントリーガンが内蔵されている)
リーゼロッテ・ローデンヴァルト 2020年11月21日
[末端部]
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◆仮設用折畳式デッキ
二つ折りの足場。飛行甲板を倍近く延長する以外にも、
柵等々を展開する事で、レジャー用展望デッキになる。
更に高さを下げれば、釣りや飛び込みに対応できる他、
キャバリアを2機駐機させる事も可能で、非常に頑丈。
(展開中は6号車のホバー推進に連動、事実上7号車)