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【1:1募集】不運な道連れ

ロキ・バロックヒート 2020年11月15日

未だ支配者の蔓延るこの世界では
たとえ猟兵といえども無事では済まないこともある

不意に訪れた狩りの戯れは
村にたまたま立ち寄っていた者にも容赦なく向いた
かれらに捕らえられた者の末路は決まっている

重い音を立てて閉じられた檻の中――
助けは来ないだろう

***

※流血、もしかしたら微グロ注意
負傷描写OK(公開で出せる範囲で)
ダークセイヴァーの吸血鬼の根城
運のない君との逃走劇

どなたでも先着で1:1募集
キリの良いところ、もしくは一週間音沙汰なしで〆
モラルとマナーをもってたのしく
※割と自由ですが予知にない為吸血鬼は斃せないでしょう
メタ×

***

●ダイスルール
脱出開始から🎲を振り出目を足す
【700】を越えたらいつでも脱出可

他、数値によって以下のイベント発生(状況によって臨機応変に)

01~10:何者かに襲われる
11~20:仕掛けられた罠が発動する
21~30:追手の気配がする/追い詰められる
41~50:悲痛な悲鳴が聞こえる
51~00:なにもなし/もしくは行動の成功(50以下だと失敗)
ゾロ目:不運なハプニングが起きる(上記から選択でも可)




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ロキ・バロックヒート 2020年11月23日
おおお~!?すごいね。物質の変換か、急激な風化?それとも手品?(ぱちぱちと手を叩いて。もっかいやって、と言わんばかりに蜂蜜色が輝いている)
大丈夫だよ。いやぁ、名前って三文字か四文字ぐらいじゃないと覚えていられる自信がなくってさぁ。それじゃコッペくんにしよう。(たぶん本人も呼ばれているのがわかりそうなものにする)
あれ?出てかないの?牢屋がこーんなになってるって知られたら、歓迎会がやばくなりそうだけど。(先んじて、ひょいと通路側に出る。そしてかえってきた答えに、ふぅん、と。首を傾げての相槌)デッドマンかな。俺様は神様だよ。
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月23日
うーんと、物質の変換…じゃないかなぁ。無機物だったら元に戻せるし。(どちらも牢屋から出たのを確認して鉄の格子を元に戻した。中身は空っぽになっている訳だが)
コッペリウスって長いよね。オレも二文字か三文字の方が呼びやすいと思う。コッペくん、コッペくん……うん、よし。…歓迎会は避けたいところだしオレも脱出するよ。早く外の空気が吸いたいなぁ。(彼に続いて通路側へ。進む方向を悩んでいれば、思いがけない言葉が聞こえて)
デッドマンって死体が魔術的に動くんだっけ。オレは未だ死んでない方で……あ、なんだ、ロキも神様なんだね。それなら伏せておかなくても良いかな。一応、人工的な眠りの神だよ。あんまり強い権能は持っていないんだけど。
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ロキ・バロックヒート 2020年11月23日
マジで?変換にしたって元に戻すってのは、中々出来るものじゃ――あ、なーんだ。同族か。てことは神がふたり揃って捕まったってこと?ウケちゃう。(くつくつ笑う。どこか甘やかすような雰囲気が、さらっと霧散した。敵意はないが、あけすけな調子で)眠りの神かぁ。さっきの変換も権能?えらく可愛らしい成りだね。人工的ってのも気になるけど――
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ロキ・バロックヒート 2020年11月23日
逃げるんだったらのんびり話す時間はなさそう。(近付いてくる、なにかを引き摺るような重い足音。牢屋が並ぶ通路の突き当りから聞こえる。あれが曲がって来れば、こちらの姿も見えてしまうだろう)逃走劇の準備は良い?コッペくん。
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月24日
確かに、神なのに捕まってるのはマヌケだったとは思うけど…。おいしくないよ、じゃなくて人間じゃないよの方が良かっ……うわ、結構足音近くまで来てる。逃げるなら反対の方向に……(笑う声に視線を遣れば。気づくと変わっていた雰囲気が誰かのことを思い起こして。ならば自分も其れらしく在ろうと)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月24日
逃走劇、準備……と、とりあえず…砂を使って眠らせるのと、さっき見せた砂に換えるのと。一回くらいなら死んでもいい盾にはなれるから。上手く使って逃げ出してね、ロキ。
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ロキ・バロックヒート 2020年11月25日
どうかなぁ。人間じゃないよって云ったら、今頃散々“調べ”られてると思うな。奴らは好奇心強いから。(逆に良かったんじゃないかな、と)(神ふたりの逃走劇。べつにどうなっても構わないけど、こっちの方が面白そうだから、逃げることにした)
うまく使う?(きょとんとして)やだよ。同族に借りをつくる気はないし、君を犠牲にしてあげる気もないから。ちゃんと逃げてよ。(でないと詰まんないでしょ?なんて笑う。そうして向かうのは、足音とは逆側)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月25日
【72】(あんまり走るのは得意じゃない。元々器に備わった運動神経など諸々の理由で。それでもまだ気付かれていないおかげか、距離は離すことはできたらしい)(一応、君をちらりと見遣る)さて、牢屋の入り口の逆側って大体壁なんだけど――(牢屋が続く通路の先は、やっぱりそうだ)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月25日
利用するのも使い潰すのも気にしないよって意味だったけど。貸し借り……借り、かぁ。自分の領域以外に閉じ込められていたくはないし、ちゃんと脱出するよ。……構造を考えたら、まぁ行き止まりになるよね。上とか突っ切れたりしないかなぁ。(彼の後ろに続いて走りながら。目前に見えてきた壁を何とか出来ないものかとUCを使おうとする)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月25日
【79】わっ、ぷ(魔術の失敗と走っていた勢いで強か壁にぶつかった。何度か壁に触れてみるが先程のように砂へと変わる気配はない)……壁抜けられたらちょっとカッコよかったかもしれないよね、うん。後ろの鬼さん迎え撃つには……何か良い方法あったりするかい?(眠らせるか、装備を壊すか、足止めするか……確実なものは余り思い浮かばないところだが)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月26日
ああ、じゃあ私のことも利用するし使い潰すってことか。それなら解る。(うんうん、と頷く。壁の寸前でなんとか止まって、少しだけ乱れた息を笑いに変えて吐く)あは、だいじょうぶ?ちょっとカッコイイ活躍を期待したかもしんない。 そうだねぇ――もしかしてここって地下じゃない?この先には部屋とか空洞がないのかも。(君の力がどういう理屈で作用するかはまだわからないけど。検討をつけて)だったら、上だ。(見上げる。足元の影が揺れた)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月26日
【128】(影が歪なカタチ――幾つもの刃や槍と成って天井を切り刻む。轟音を立てて天井が崩れるが、手応え的にひとつ上の階へとぶち抜くにはあと少しといったところ)あ、私の力はこういうの。影使……げほっ、ごほ、(土埃で咽ながら呑気に告げる。“お迎え”も、視界が不明瞭の中、迫る気配)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月26日
……オレは借りたらきちんと返すからね。(揺れた影と轟音と。彼の力が見てとれる。貸し借りと言っていたが分担する方が早いのは目に見えていて)影使い…色々出てるね。上を壊すのはロキの方が向いてる気がする。迎え撃って、足止め……丁度いいからコレちょっと借りるよ(あがる土埃をこれ幸いと朱色に染めて。迫る気配に向けて放った)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月26日
【185】よし、入れた!(赤い砂嵐の舞うなか迫っていた気配が不自然に停止する。じりじりと後退させるように構えた腕を動かしつつ)ロキが天井壊しきるまでは操って留めて置けそう……動けない相手だから、代わりに退けてくれても良いけど…!(砂を媒介に眠らせて、無意識下に入り込んで。倒すまでは行かないが。何とか時間稼ぎにはなるだろう)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月28日
そんな気はしたけどさぁ。(だからやなんだよ、とは胸中のまま。やだ、が先行して、ひとのように思わず貸し借りなんぞと言い出したけど、引っ込みつかなくなってきた感じは一先ず置いておくことにした――というか、置いとかざるを得なくなった。闇の中、どこか騒がしい気配)まぁ、こんだけ派手にやれば気付かれるよね。 へえぇ、眠らせるってどうやるのかと思ったけど、そんな感じなんだ。(影は天井を穿ちながら。砂埃の中見えたのは、数多のツギハギのある、辛うじてひとだと解る巨体だった)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月28日
【234】(がらがらがら。天井への道はできた。瓦礫を登っていけば上の階に行けそうだ。ただ、瓦礫は巨体を埋める程ではなかった。君の術が解ければ追って来るのだろう)退けても良いけど、足を斬ったりするぐらいで止まるかなぁ。君はひとを殺しても良い方?ダメな方?(よいしょと瓦礫を登り始めながら)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月28日
ヤらなければヤられるのだし可能ならば殺してしまってくれ。……性質的にオレだと殺生が出来ないから、何かペナルティがあるなら後で補填はするよ。(改めて留めているツギハギの巨体を見上げれば何とも言えない気分になった。代わる方が正しかったのか考えても仕方のないことだけれど)(現状の後押しになればと、片手を浮かせて道具の召喚を試みる。足止めを解いた後には身の保証など何処にもないのだから)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月28日
【322】(召喚出来たのは杭打ち状の魔導蒸気機械。ガンッ、ガン。巨体の両足を地へと縫い留めて。僅かに安堵の息を漏らした)
まぁ。ロキが出来るにせよ、やりたくないにせよ、瓦礫登りきれたなら合図はしてほしいな。オレも全速力で上に逃げるから。(使い終えたガジェットは既に手元には無く。追っ手から視線は外さないまま瓦礫の方へと後退し)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月29日
殺生をしたくないってわけじゃないんだね。ペナルティはないかな。ひとつふたつ、神様勝手な条件はあるけど――(それを満たさなければ、捨て置くかもしれないということだが)(そんな姿なんだもの。“それ”を望むこえはする。少し頭痛を堪えるよう)大丈夫。かれには慈悲を与えてあげられる。(奔るのは破壊の意思と、影)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月29日
【382】(君が縫い留め、動きを止めた巨体を影の槍が幾つも穿った。つぎはぎされた命ひとつ残さぬように)(それを見届けて、瓦礫をとんとん、と登った)廊下だったみたいだよ。今のところなにも居ない。(おいでよ、と手招く)機械?とかあんなの出せるんだねぇ。それも権能?
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月29日
……はぁ……すごい、つかれた…けほ、(深く息を吐いた後、咽せる口元の赤を拭う。影の槍に穿たれていったツギハギの命たちは消えたのだろう。入り込んでいた内側も暗闇に覆われ崩れていった。其れらを見届けるようにしてから、瓦礫に足を掛けて登り始めた。何やら色々聞かれていた気もする)
機械……ガジェットは個人的な魔術の研究成果で、権能ではないね。幾つか作り置きしてあって出したり仕舞ったり……あれ?そういえばいっこ消えてるような。事故かな(ふわふわと回らない頭で危機感のないことを言って。瓦礫も登れているし、足も未だ動く。もう暫くはこのまま保つだろう不運を飲み込んで。成り行きで同行することになったもう一人の神のもとへ)
殺生…命を終わらせる行為は、眠りの神じゃなければ出来る……。始末してくれてアリガト。(手招く彼へと追いついて。言われた廊下らしき場所へ身体を持ち上げ)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年11月29日
【391】(羽音と共に黒い何かが頭上を掠めていった。咄嗟に避けたことで直撃は免れたものの判断は遅れて)うわっ、コウモリ。……コウモリ?(しまった、使い魔の類かと思い至ったが時既に遅く。遠ざかる姿は明らかに目的を得ている様子だった)偵察用の何かしらに気付かれてしまったかも…。此処も、早めに離れる方が賢明、だろうね。(逃げるならば何処へ。殲滅が続くようなら……そろそろ腹も括るべきだろうと。次に選ぶ方向を考え始めて)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月1日
ガジェット。アルダワの技術だっけ。ああいうのも使えるんだ……って、コッペくんの方が代償やばくない?……ダイジョーブ?(すごい棒読みで、かつ気紛れで手を差し伸べつつ)
君の為じゃないしー。なんて月並みなこと言ってる場合じゃないか。行こう。(コウモリを一瞥して、廊下をとりあえず行く)外が見える窓とか探してさ、その辺ぶち破ろうよ。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月1日
【488】(廊下に面した扉を開けても、中々窓は見付からない。どれぐらい広いかわからない城の中を駆け回り、ふと足を止めた)――あ、ねぇ。雨の音がしない?(もしかしたら、この方向に行けば外が近いのかもしれない。そんな気がして)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月2日
そうだね、アルダワの技術の。出来ること少ない魔術でも応用が利くし、武器にもなるから便利だよガジェット。……純正な神様ではないからこんなものじゃないかなぁ。足だけは引っ張らないよ。(差し伸べられた手に目を瞬かせたが視線をやるだけで取ることはなかった)
…ふ。さすがに壁貫いて行くことになったらどうしようかと思ったけど。窓、見つけられたならオレでも……(歩き続けても見つからないのは何となく察しがついていた。城の主もそう簡単に脱出させるつもりはないだろうと。先程のような相手とは出来れば遭遇したくない……ところに。彼の感覚を信じるとするならば)雨……水の音…?(音を拾えた訳ではないが。示された先の廊下は少しだけ雰囲気が異なっているように見えていて)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月2日
【536】(進んだ先は玄関ホールのように広い空間だった。探せば外に繋がる扉も見つかるだろうか。直後に聞こえてきたのは悲痛な悲鳴で)ロキが聴こえた雨の音は此処からかな……?さすがに、門番も置かれずに抜け出すのは……難しそうかも、しれないけど。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月3日
いーなー、かっこいいじゃん。後で遊ばせてよ。(玩具かなにかだと思ってる言葉)純正ではない、ね。神を作る、そういう人間は今も昔も後を絶たないんだなぁ。(取らないのなら、ひらりと手を揺らして引っ込めた。どうせ気紛れだったから)
まあ壁ぶち抜いていってもいいけどさ、同じところぐるぐるしてる気もするんだよね。あんまし内装とかの見分け付く方じゃないんだけど。でも、こっちの方だと雨の音がするから――(おそらくまやかしかなにか。かくして、やっとホールに通じたのだ)
(そして悲鳴の主は暗がりより現れた者からだろう。巨大な鋏を抱えた、ボロボロのドレスを着た女性。明らかに正気ではないそれ)あれが門番、かなー?
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ロキ・バロックヒート 2020年12月3日
(31~40:怪我をする / 攻撃を受け流す)(抜けていたので追加)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月3日
【576】(城の異物を視界におさめて、それは猛然と駆けて来る)わ、お、(思ったより速い。避けようかなどうしようかな。そんなことを呑気に思ったまま、ゆらりと横に傾いだ。直撃は避けたものの、脇腹を閉じた鋏の突きが掠って、ひとと変わらぬ赤を飛び散らせながら床を転がった)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月5日
……あの悲鳴。まだ生きてる人がいるのかと思ったら……アレがあげた声だったのか…。アイツが…門、番?(暗がりからの、巨大なハサミと、破れたドレス姿の女性。認めた存在は思いがけない素早さで。視界の端に散る赤が見えた)(自分が相対する相手としては最悪だろう。広々とした、このホールも。さっさと引っ込む方が早い。其れが最善だと分かってはいても……無手よりマシになるように。ガジェットの召喚を試みて)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月5日
【584】(召喚したのは何の変哲もない剣のような魔導蒸気機械で。明らかに射程も足りなく……自分の得物ではない。失敗だ。それでも転がる床へ追撃が入らぬよう背にして構え)
ロキが剣術とか出来るなら、コレで遊べるように貸し出しても良いんだけど。あいにくオレは広い場所も、素早い相手に対しても、まるっきり役には立たない。ので、ロキに良い案があるなら乗っからせて貰いたいし…。何もなければ、文字通り死ぬ気でいくね。ちょっと……だいぶ、痛そうだけど…それは、まあ(身一つで止められるものがあるなら安いものだと思いたい。鋏の一撃をいなす為にも)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月6日
あー、びっくり、した。(じわじわ濡れる脇腹を押さえて身を起こす。こんな怪我は慣れっこなのに、脆い肉体の方は激痛で動くなと訴えてくる。機械とかれが前に立つのを見上げた)……私だって器が死んでも蘇るんだから、庇って死ぬとかやめてよ。ひとの子なら看取ったり、愛でてもあげるけどさ。(どこかつっけんどんな減らず口。ふらふらとこちらに歩む女も見遣りながら)奇遇だねぇ、こっちもコッペくんと似たようなもんだけど。 こっちなら、どうかな。(しゅるりと影が剣の柄を掴んだ。もちろん、見た目の用途通りに振るうためだ)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月6日
【650】(ぶぅん、と瞬発的に凄まじい力で振るわれた剣は、再び向かって来た女を深く斬り裂き――)あっ。(過ぎた。痛みで影の制御が緩んだ瞬間、持つ者が居なくなった剣はくるくると舞いながらこちら側に戻って来て)(金属と金属がぶつかり合う、甲高い音。首枷にぶつかった剣は、髪を一房切り落として床に弾かれるように落ちた)……わーお。
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月6日
神だから実質的に死なないのはわかってる。ロキの蘇り方を知らないから、機能停止後の復帰が早いオレたちのが最適かと思っ……(伸びてきた影が柄を掴むのを横目に剣を手離した。成り行きに任せてみれば。斬り裂き、放れて、戻ってくる剣は――)(呆気に取られた結末の、金属同士ぶつかる音で続く状況を思い出し。床に落ちた武器を拾い上げて負傷させた女の下へ)……まさか投擲みたいな用途に使われるとは、思わなかったなぁ
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月6日
【731】(深く斬り裂かれ動きの鈍った相手であれば。肉薄し、手にした剣で女の身体を貫いた。そして、)『燃えろ』(魔導蒸気機械として初めから仕込んでいた術式のもの。ボロボロのドレスから真っ赤な炎が上がる。致命傷を負い火だるまになった門番を唯見つめていた。焼き尽くすことは出来るのだろう。きちんと終わらせられるか迄は、わからないが)……ロキが、こっちの使い方をしてなくてよかったね。炎上してるのは流石にオレも…………片付けられたと思う?(答えを求めていた訳ではないが、なんとなく尋ねる形になってしまって)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月8日
コッペくんが死んだら、身体持ってったら良いってこと?(オレ“たち”?と疑問も添えながら)……こっちは死んだら早くて数ヵ月で現世に蘇るよ。万年エネルギー不足でさぁ。(ちょっと迷ったが、正直に言う)……ちがうもん。かっこよく斬ったんだもん。 ああ、そういう使い方するんだ。(ずりずり、移動はしながら蒸気機械としての正しい使われ方を見た。感心した声)
片付けられたってその子のこと?……ちゃんと死んでるよ。魂もじきに行くべきところに行く。たぶんね。(炎上する女を一瞥して答えた)一人ずつ、ここから解き放ってやったってことじゃないかな。(なんて)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月8日
(ざあざあという雨の音に混ざって、騒がしい足音と気配がする。扉はすぐそこだ)さーて、また捕まって逃走劇を繰り返すのも面倒だし、さっさと行こっか。(ずるずる。なめくじのような速度で)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月10日
蘇るのに数ヶ月単位かぁ……。種明かしてしまうと、意識の喪失で眠りの神…オレじゃない方と強制的に交代する仕様なんだ。お互いあまりにも駄目そうだったらあの鋏にでも刺されにいくつもりだったし。(やる気ではあったが、しないで済んだのは僥倖だったと思う。本当に)
ロキが斬ってくれたおかげで、ガジェットの魔術だけでも何とかなって。……そう、オレでも多少は役に立ったなら。貸し借りはちょうど清算された感じになりそう、かな。(浄化するように炎を呼んだ、手の内の剣を眺めていた)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月10日
(収まりつつある火の勢いと。外からの雨音、混ざる騒がしい気配に足音。……扉の前、引き摺るような歩みに)なんだか人間のように振る舞っていると、助ける方が良いのかなって思えてくるよね。エネルギー不足とも言っていたし。手を貸す以外に、何かしておいた方が良いことってありそうかい。(自分の方が未だ動ける余裕はあるのだろうから。ガジェットを手に、いつでも扉を背にして動き出せるようにと)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月12日
へー、二面性の神?そういう“死に方”もあるんだね。やっぱり他の神のことはわかんないもんだな。なに、もう一人の方が強いの?(強い弱いではかれるものではないけれど。打開策としていたのなら)やたら自信なさそうだなぁ。そうそう、貸し借りは清算だね。ふふ。(律儀にこちらの言ったことに添ってくれるのに、思わず笑って)器は人間と変わんないからね。……こう、思うより深くて。押さえてなかったり走ったりしたら、中身がモロッとしそうで。あはは。(荒い息を吐いて、なんとか扉に辿り着くさまはまるでひとのよう)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月12日
そうだねぇ。(申し出に今度は拒否はしなかった。少し考えるようにして)ねぇねぇ。“仲間”に肩を貸して脱出ENDは興味なーい?(押さえていない方の腕を君に伸ばす)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月13日
二面性…って言っていいのかな。“眠り”と兄弟っていう逸話から取られてて。“死”を司る方の神らしいから……物理方面には強いと思うよ。砂に換えていたのも、向こうの権能を借りているようなものだし。普段なら精神干渉くらいしかしない神様だからね……ガジェットは役立ったけど。(それくらいだ。即座に怪我を治癒できる能力がある訳でもなく。目的通りに造られた神だなんてそんなものだと思っていた)器は脆いと。人間が言うところの全知全能って何だろうと思えてしまって。痛みはあって、死んだりもするけど、それでも終わりがないことを欲するものなのかなぁ。(思わず独りごちていた。ヒトのように辿り着く様を見届けたなら。望まれるように振る舞うだけで)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月13日
…え?(同族同士普通は馴れ合わないのだとばかり考えていたものだから。陽動でもすれば、あの騒がしい足音を此処から遠ざけられるだろうと。そんな思惑は…思いがけない言葉で霧散して)……肩を貸して脱出できるなら、それが良いけど。(伸ばされた腕が届くように体を少し近付けた)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月14日
なるほどねぇ、物語を具現化したってやつ?アレより凄いことができるなら、ちょっと見てみたくはあるかも。……ガジェット面白かったなぁ。機能をちょっと使ってみたかったな。(使う前に振るってしまったのはこっち)全知全能ってなにってさ、そっちの方を考えだしたら割とやってられなくなる身じゃない?お互い。(声なく笑う)逆かもだよ。先に神のもつ不死があって、死んだらそこで終わりな人間はたぶんそれが羨ましかったとか。さっぱり理解できないけど。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月15日
だって君、さっさと私を置いて逃げないんだもん。ごっこ遊びぐらい付き合ってくれるでしょ。(馴れ合いというより、気紛れだと。決めつけるように言いながら、喋り続けてないと意識がどこかいってしまいそうなのは言わない。よいしょとそのまま遠慮なく、細っこい腕が肩を借りるだろう)ほら、ごーごー。(ガシャン!制御の怪しい影の一振りが、扉を乱暴に破る。外は大雨だ)
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月16日
物語を用いるのが人間が一番模倣しやすい形なのかも。眠りからは目覚められて、死は必ず訪れて。もっと容易く交代できるものだったら……向こうの方がロキとの話もあったかもしれないね。次は機能を説明してからガジェット貸し出すよ。(どちらも在り得ざる話だが。分かっていながら戯言のように口にした。夢物語につられたのかもしれない)そういうものかなぁ。羨ましかったから、自分たちだけのカミサマでも作りたかった…と。……望まれていられる内が華なのかもしれないね。人間も、それ以外であっても。
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コッペリウス・ソムヌス 2020年12月16日
置き去りにして逃げる選択をするような自我は、持ち合わせていないからねぇ。人間ひとりが利用して使い潰して抜け出せたなら…そういうものだと思ったろうし。だから今は、だいぶ予想外な状況で……うわ、すごい雨(乱暴に開かれた扉の外は土砂降り。肩を借りる腕の重みをみた)……そういえば。ケガなら直したことはあるけど、風邪とかって引くものなんだろうかね。オレの上着でも掛けておくかい。(気休め程度の雨除けを乗せて、雨降りしきる外へと歩き出し)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月19日
物語を模倣して神をつくる程って、どれだけその物語を愛していたんだろうね。なんて。死なないと交代できないんなら良いや。今目の前にいる相手を見るよ。今度会った時、見覚えのない君だったら、死んだ?って聞いてあげる。(ガジェットも使わせてくれるの?楽しみだなぁ。などと、どちらも戯れ事ばかり)そーだよ。望まれている通りに在れた方がいい。こんなひとのような器に押し込められた神なら、尚更さ。(他人事のように云いながら)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月19日
難儀だねぇ。(かれの自我は概ね善良そうだ。ひとに対して。なのでそんな感想になる)予想外なのはこっちもだし……、ふふ、神が揃って吸血鬼に捕まるとか。ふふふ。いたた。(思い出したみたいに笑って、思い出したみたいに痛がって)……風邪は、(引かないけど、黙っておいた。すぐに上着ごとずぶ濡れになったけど、被ったままだった)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月19日
(運のない神たちがその後どんな風に別れたかまでは、物語に綴られぬまま)

【〆】
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