🐈 猫公園で黄昏を 🍬
花嶌・禰々子 2020年10月14日
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六道街の停留所から続く伍の路の先、千手町。
その一角にあるのは猫が多く集まる『ネコ公園』という場所。
誰も正式な名前は知らない。骸魂の猫がたくさんいる公園であるゆえに、そう呼ばれているだけらしい。
昼から夕方になりゆく狭間の時間。
少し錆びついたシーソーにブランコ、ジャングルジム。
動物型の遊具が揺れており、隅の砂場の傍にはベンチがある。
公園内には所々に猫がいて、思い思いに過ごしていた。
其処に駆けて来たのは、コンビニ袋を片手に提げた人影。
その中には色んなお菓子が入っているようで――。
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🚏禰々子とロキのみ🎲
・夕暮れのネコ公園。二人で変なお菓子を食べようの会。
・改行、会話形式はご自由に!
・20~30レス、またはキリの良いところで終了。
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花嶌・禰々子 2020年10月14日
わあ、今日も猫がいっぱい。みんなこんにちはー!
(公園に足を踏み入れるやいなや、猫達に挨拶をする。骸魂猫は軽く此方を見遣っただけで、後は寝そべったり毛繕いをしたりと自由だ)
ロキ、こっちこっち! どこでお菓子を食べましょうか? ジャングルジムの上とか、ブランコに揺られながらでも良さそうねえ。
(ちょうど子供達が帰った後らしい公園内に進みながら、今回に呼んだ人――神の名を呼び、手にしている袋を掲げる。その中にはUDCのコンビニエンスストアで買ってきた、いわゆる『変な味のお菓子』が入っている。例えばポテチ林檎味、きなこグミ、スイカチョコなどなど、変わり種ばかり)
ロキ・バロックヒート 2020年10月15日
はぁい、ねねちゃん待って待って~。(待ってと言いながらのんびり歩く、同じくビニール袋を持った男。袋の中には『変な味のお菓子』はもちろん、飲み物も必要だよねといわんばかりのスイカやキューリの炭酸ジュースなどなど。二人してレジへ持って行ったときの店員の若干不安そうな営業スマイルが忘れられなくて面白くて、思い出し笑いしつつ)
ジャングルジムの高さも魅力的だけど、ブランコも良いなぁ。猫たちにもおやつを楽しんでもらえそーだし。(と、もう片方の袋を持ち上げて示す。そちらはかれらへの施し、もとい貢ぎものだ)
花嶌・禰々子 2020年10月19日
そうね、いい考えだわ。それじゃあブランコに決まり!
(ロキに振り返りながら遊具へと駆けていく。ふたつ並んだブランコは風を受けて微かに揺れていた。そのうちの片方に腰を下ろして、膝の上にビニール袋を置いてから彼の到着を待つ。すると何か気配を察したのか、数匹の猫がブランコの傍やロキの足元に寄ってきていた)
猫ちゃん達のおやつはロキにお任せしちゃったけど、あたしにも分けてもらえる? ふふ、この子達も期待しているみたいだし!
ロキ・バロックヒート 2020年10月24日
いやぁ、元気だねぇ。(追いついたかと思えばまた駆けてく姿を一度見送って、つられてきた猫と共にブランコへ。よいしょと座ってから)
おー、良いよ、どうぞ。お楽しみの前に猫たちに先に食べてもらっちゃおうか。(かさりと袋から取り出す、猫缶、ちゅーる、ささみ。コンビニに置いてあるのはそこそこ種類があるけれど、ひとつずつ買ってあるようだ)さてさて、人気があるのはどれかなー。なにからあげる?(どうぞ、と君に袋を寄せて)
花嶌・禰々子 2020年10月31日
わあ、色々買ってくれたのね。どーれにしようかーなっ!
(猫ちゃん達はどれがいい?と聞きながら手を伸ばしたのはささみ。噂に聞くちゅーるが気になりつつも、やっぱり定番だと思ったから)
待って、待って君達。今あけてあげるから。にゃ、にゃああ。ロキ、っ……ロキ! 猫ちゃんが上ってくるわ!(ささみのパッケージを開けようとすれば襲い来る猫。ビニールを食べてはいけないと思って上に手を伸ばすが、猫はちょいちょいと爪を出して欲しいとねだる)ちょっと猫ちゃんを押さえるか、そっちで気を引いてー!
ロキ・バロックヒート 2020年11月3日
何が違うのか気になるからさ、つい全種類とか買っちゃうんだよね。 おおー、すごい。ささみの人気は変わらずだねぇ。(『猫まっしぐら!』とかパッケージに書いてある謳い文句通りだ、なんて猫まみれになった姿をほんわか眺めて感心しつつも)あらら。ねねちゃんが猫だらけなの可愛いけど、そう言われたらしょうがないなー。(おもむろに猫缶を取り出して開ける音を立てると、何匹かは匂いでこちらに寄って来るだろう。紙皿も出してそこに中身を出したりもして)
花嶌・禰々子 2020年11月10日
ふあぁ……猫ちゃんの襲来はおさまったわ。ありがとう、ロキ!
(此方に来る数が減ったことで無事にささみのパッケージは開けられた。紙皿に集まる猫を眺め、自分も掌に乗せたささみを近くに残っていた猫に差し出す)ふふ、お膝に乗りたいの? いいわよ、おいで。(小さな猫が二匹、膝に乗ってささみを貰っている。少しブランコが揺れたが猫たちはお構いなし)ふぅ、猫ちゃんパワーはつよいわ。そういえば思ってたんだけどロキって何だか猫みたいよね。主に髪の毛が。(じっとロキを見つめ、ふわんとしている髪の先を軽く見上げた)
ロキ・バロックヒート 2020年11月14日
どういたしましてー。ふふ、良かったねぇ。(ささみを開けられた君にも、ささみをもらってる子たちにもゆったりと言って。膝に乗るのも微笑ましく見てた。こちらもさっきまで鎖やら服にぶら下がられたりもしたが、今はみんなマグロ味に夢中だ)あはは、これ猫みたいってよく言われるね。櫛で梳いてもぴょんってなるんだ。(跳ねてる髪の先を軽く弄りつつ。君のことも見返して)ねぇねぇ、ねねちゃんはひとにそっくりだけど、なんの妖怪なんだろ。化けてる感じ?
花嶌・禰々子 2020年11月18日
よしよし、おいしかった? あら、もう行っちゃうのね。
(ささみを食べ終えた猫達は膝から降りて違う方に向かった。猫は気儘なのを知っているので、仕方ないわね、と口にして見送ってから、改めてロキに目を向ける)よく言われる猫っ毛ってやつかしら。もしまっすぐストレートなロキを見たとしても似た人だなぁって思っちゃうくらいに印象的よね。あっ、褒めてるからね!
ふふーん。あたしは妖怪の中の妖怪、花子さんよ。ロキは学校の怪談には詳しいかしら?(ごそごそと自分の袋の中からきなこグミを取り出しつつ、説明がいるかどうか確かめた)
ロキ・バロックヒート 2020年11月21日
ふふ、玩具も持ってきたら良かったかも。(もうないの?って言いたげに皿を舐めている子もいれば、途中で食べ飽きて伸びをしている子もいる。のんびり気ままな姿を眺めて)
あはは。特徴って大事だよねぇ。すとれーとぱーまとかやってみたけどぴょんってなったから安心してよ。(こちらはポテトチップスの――『もも』味を取り出す)
はなこさん。あぁ、そういえば皆集まってた時に聞いた気がする。うーんと、UDCアースの学校……のトイレに居るんだよね。(ななふしぎとかに興味を持って調べたことあるから知ってるよ、と)でもオバケとかユーレイかと思ってたかも。妖怪だったんだねぇ。
花嶌・禰々子 2020年11月22日
そうね、今度は玩具も仕入れてきましょう。そしたらもっと仲良しになれるかもしれないわ。ふふ、楽しみね。(猫達を眺めて、取り出したお菓子を口に放り込む。中途半端に硬いきなこ餅を噛んでいるようだ。いる? と個包装のきなこグミをロキに差し出す)
そうそう、一般的にはトイレの花子さん。それなら話が早いわ。
あたし自身は学校全体に縛られてただけなんだけど、世間一般からするとトイレの住人よ。失礼しちゃうわ!(語りながらも気にしていない様子で、こくりと頷く)おばけも幽霊も似たようなものよ。幽霊が変じた妖怪だっているの。そういうロキは神様だったかしら。神様って色々大変そうよね。(そういってもうひとつ、グミを食べた。あまい。)
ロキ・バロックヒート 2020年11月23日
猫たちと遊んで過ごしてたら、ずっと居られそうだねぇ。ここ。 あ、おいしい?(感想の前に差し出された。貰っておいて)ポテチはさ、もも味とバナナ味どっち先に食べてみる?(もう一方もごそごそ取り出して見せる)
学校にはもう縛られなくなったんだっけ。あとはなこさんって云われると全然違う姿思い浮かべちゃうや。ねねちゃんみたいに可愛らしかったっけ?みたいな。幽霊が妖怪になった興味あるなぁ。(軽く頷いて相槌をうって、首を傾げた)どうだろう。大変なのかな。まぁ、誰かがなりたいって言ってたら、おすすめはしないかもだけど。憧れるひとは多いみたいだよね。
花嶌・禰々子 2020年12月1日
うーん、普通かしら。きなこが好きだから問題ないわ! バナナ……もも……ううん、どっちも気になるけれど、ももにしようかしら。バナナチップスはあるけどももチップスは食べたことないもの!(わくわくしつつ貰う気満々)
あら、花子さんだって可愛いものよ。(くすりと笑って昭和の女子の象徴のようなおかっぱと吊りスカートの良さを軽く語り、)あたしは死んで彷徨ってる霊だったの。生前のことはおいておくとして……学校で死んだから、ずっと其処に縛られていたわ。ある日、あたしが視える子が幽霊がいるって騒ぎ出して――当時に流行っていた噂、花子さんだって話になったの。そのとき、何でもなかったあたしの存在に名前がつけられたわ。それから名無しの子は気付けば幽霊から妖怪に昇華していましたとさ!
花嶌・禰々子 2020年12月1日
神様に憧れる……信仰ってことかしら。
あたしは仏教と閻魔様信仰だけれど、神様って実はいまいちピンと来てないの。でも、世界を渡ると神様だっていうひともいるから、本当にいるんだって思っているわ。現にロキもこうやって触れる位置にいるもの!(ね、と手を伸ばす。お菓子を受け取るついでだけれど、触れられることを確かめるように)
ロキ・バロックヒート 2020年12月3日
チョコグミと似たようなものかなぁ?(ぽいっと口に入れる。)バナナ味食べたことあるんだねぇ。バナナを乾燥させたやつとどう違うんだろ。あれにジャガイモ入った感じ?じゃあもも味食べようっか。それと飲み物もいる?マンゴーオ・レとかあったよ。ふつうにおいしそう。(飲み物は二つ分。ひとつを差し出しながら)
ああ、それそれ。その子も可愛らしいけど、ねねちゃんはなんか垢抜けてるっていうか?(イメージとちょっと違ったのだ。続く話を聞いてなるほど、と納得する)へえぇ、元の花子さんじゃなくって、噂が元になったんだね。面白いなぁ。学校で死んだって辺りから面白いなって思ってたけど。(不謹慎だったね、なんて思ってもないことを云う。おそらくそんなに気にしないと踏んで)
ロキ・バロックヒート 2020年12月3日
(むぐむぐとグミを噛み締めてみる)噛めば噛むほどきなこ味……。
んーん、神になること自体に憧れる、自分が神になりたいって子結構いるんだよね。たぶん全知全能、不老不死ってやつに。
そっちはホトケだもんね。ホトケも閻魔も神も似たようなものな気もするよ。って言ったら物議を醸しそう。あはは。うん、俺様はひとと同じような身体してるから触れるよ。いっぱい触っても良いよー。(ほらほら、と。開けたポテチの袋を寄せて、ペットボトルも渡しながら。どこを触ろうとしても特に避けもしないだろう)
花嶌・禰々子 2020年12月18日
(そっと触れてから、チップスを受け取って口に放り込む。とても自然な流れで、穏やかに笑って――)お芋と桃が……ちょっと喧嘩してるわ、これ。うーむ、こういうのって足して二で割っただけじゃないおもしろさがあるから好き! あら、ありがとう!(飲み物にも手を伸ばして、甘い×甘い味を大いに楽しんでいく。割りと何でも食べられる口だ)
そりゃあね、あたしは最近のものに近付こうって頑張ったもの! ふふーん、流行だってちゃんと知ってまーす。(得意気に話して、やはり気にしていない調子で答えていく)そうね、死に方や死に場所は色々だもの。多分、学校でなければあたしは妖怪になれなかったかもしれないし、不思議な縁だったわ。
花嶌・禰々子 2020年12月18日
ぜんちぜんのー、ふろーふし。
ふぅん……。神の概念なんて国や土地で変わるみたいだから、逆に同じだっていう意見もありだと思うわ。人ぞれそれに神様のかたちがあるけれど、神って単語は一緒だもの。
(ごそごそ。次はコーンポタージュ味のチョコレート菓子を袋から出す。はい、と個包装のつつみをロキに渡しながら、自分もひとつを開ける)ロキもそういうこと……例えば神業みたいなことが出来るの? あと実は百万歳とかだったりする?
ロキ・バロックヒート 2020年12月19日
控えめだ~。(そっと触れた感触に小さく笑う)あはは、なんか悟りを開いたみたいなお顔になってる。喧嘩してる?ふーん。(自分でも一枚食べてみる。ぱりぱり。ゆっくり頷いて)……あ~、ね、ポテトに桃が負けないぞーってしてる感じする。ふふ。確かに。あ、でも今マンゴーが勝った。(一口でポテトと桃が消し飛ぶ甘さと風味)
うんうん、ぱっと見はUDCの学生とかに見えるかも。可愛いー。(にこにこ笑って褒める。お洒落なんてさっぱりわかってなかったりするけれど、雰囲気的には近い気がして)色んな偶然が重なったんだね。妖怪になって良かったーって思う?ならなかったらそこに彷徨うことになってたけど、運が良ければ輪廻に還って新しい生を歩んでいた可能性もあるからさ。
ロキ・バロックヒート 2020年12月19日
んー、なんでもできたり、人並外れた力を持ったり。ひとはそういうのを手に入れたいと思うこともあるし、老いも死も嫌がるか怖がるからね。満たされない欲を満たす先に、それらを兼ね揃えているだろう神という存在を見出す。って感じ?(ピンときてなさそうなところへ、添えるよう)
わーい、ありがとう。(受け取って、すぐに包みを開けてぱくり。もごもご)コーンポータジュをチョコが包むか追っかけてる感じする。面白い味。 そういう……神は司るものを扱うんだけど、俺様の場合は光かなぁ。こう、ぴかーっと。あはは、三千は越えてると思うんだけど、割と飛び飛びだから定かじゃないかも。何百年も眠ってた時もあるし。でも万はない……と、思う?(改めて聞かれると自信がない)
花嶌・禰々子 2020年12月29日
もっとぎゅっとした方が良かった? おとこのひと……ううん、ロキはちょっと違うみたいだけど、ひとに触るのってあんまりべたべたすると失礼になっちゃうから。(君は気にしない? と聞きながらお菓子をゆっくりと食べ進めていく)変なお菓子は味が戦争してるのよね。どっちの正義も負けないっていってるみたいで好き!
ううーん、良し悪しか……。結局はこうなっちゃったから、そんなものかなって思ってるわ。閻魔様の力を得て正義の味方ができてるのもご縁だもの。たまーにちょっと考えることもあるけど、なかった未来や過去の方が良かった、悪かったと思いを馳せると疲れちゃう!(自分はそういう気質みたいだと話して、からりと笑った)
花嶌・禰々子 2020年12月29日
ねー、コーンポタージュも甘いけどチョコの甘さとは……って三千!?(思わずチョコを落としそうになり、はっとして空中でキャッチする)あたしも結構な年月を重ねてるけど、全然、到底及ばない年だったわ。でもそっかあ、ぴかぴかの光の神様。ってことは闇や影を使うのも得意? ほら、光の下には絶対に影ができちゃうでしょ?
ロキ・バロックヒート 2020年12月31日
あはは。中身はどっちでもない?どっちでもある?けどさ、ねねちゃんが触りたい程度で良いよ。スキンシップは好きだから、そこの猫たちみたいに気軽に触っても良いんだけどな、って思うぐらいかなー。(足元に来ていた三毛猫の背を軽く撫でて、お菓子を取られそうになって、ひょいと遠ざけた)おっと。君たちには刺激的すぎるしだーめ。そうそう、大戦争してるし。ふふ。(君の表現が面白くて、くすくす笑って)
そうだねぇ。もし転生してたら、今の君にとって与り知らぬ君になるし、こうして出会えもしなかったもの。妖怪の生まれに興味はあったんだけど、その辺は余計だったかもね。(どう考えるだろうって、つい聞いちゃったんだよね、と首を傾ける)妖怪人生?もねねちゃんにとって悪いものじゃないみたいだしなぁ。
ロキ・バロックヒート 2020年12月31日
わあ、だいじょうぶ?追い抹茶苺チョコする?(抹茶と苺とチョコの三重奏キューブチョコを渡そうとしながら)
そうなの?ねねちゃんは幾つ?あっ、女の子に歳聞いちゃ駄目なんだっけ?なんかね、神が人を創って……って辺りで生まれたから、それぐらい……あれ?もっとになるかな?(首を捻って、まあいっか、と戻した。三千というのも“起きてた時間”の丼勘定だから)
ぴかぴか。ふふ、なんか可愛くなってる。うん。だから影がえーっと、武器なんだよ。(武器にも使える、が正しいのだろうか。辛うじて鳥に見える黒いモノが、夕陽のつくる影の上に現れ、一歩二歩とひょこひょこ影から影へ。猫に飛びつかれて霧散した)
花嶌・禰々子 2021年1月11日
ロキってお姉さんに見えるときがあるのよね。お兄さんでもあって、そうではなくて。仲良く出来ればどっちでも良いのだけど、不思議だったの。そうね、じゃあ……ロキの性別は――ネコ!
(袋を横に置いて、ハンカチで手を拭いてから、ぴょいっとブランコから下りる。猫ちゃんだと決めたからにはスキンシップは遠慮しない。ロキが三毛猫に触れた後に横に立って、いいこいいこ、と頭を撫でた)ロキにゃんロキにゃん、ふわふわー。
何かをしても、何もしなくても、逢えなかった運命もあったかもしれないものね。だからやっぱり今が大事。ロキもあたしも、神様になりたくてなったわけでも、妖怪になりたかったわけでもないだろうけど……もし悪いものであっても、きっとあたしは良いものに変えてたわ!
(きっとね、と笑ってからロキの前に回る。抹茶苺チョコを受け取って、ありがとうと明るく告げて)
花嶌・禰々子 2021年1月11日
ロキ、お膝貸して! あたしも猫ちゃんみたいに座りたい!
(そんなに重くないから、と付け加えてロキの膝に座っていいかと問うて願った。ロキが性別ネコならこっちは名前にネコが入っている身。そんな理由で甘える心算だ)
あたしはね、えっと……昭和途中から平成と令和を足したくらい! でも妖怪になった年ってわからないから、ちゃんとは数えてないの。見た目だったら十六歳くらいを模ってるわ!
(鳥のような影を眺めて、猫とのやり取りを見て小さく笑む)
そっかあ、それが君の力。……ロキとも戦ってみたいなあ。三千年か、それ以上の力。どんな意志が見えるのかしら。
ロキ・バロックヒート 2021年1月12日
そうなの?ふふ。どっちでもなくても、君たちにとって性別は大事だって知ってるよ。だから、ねねちゃんの……うえっ?(思う通りに接してくれて良いよ。と言葉になる前に)ネコ。(きょとんとしてる間に撫でられて。ほんとに猫にするみたいで、可笑しくなって吹き出す)ふ、ふふっ、猫かぁ。にゃあん。ふふふ。(鳴き真似をしながら、擽ったそうに)ねねちゃんも撫でていーい?(言いながら手を伸ばしてる)
今かぁ。そうだね。ねねちゃんだったら悪い運命も変えられそうに見えちゃう。(ちょっと眩しそうに眼を細めた)それにほら、こうして妖怪で長生きだったら俺様が喜ぶよ。いっぱい遊んでもらえるもの。
ロキ・バロックヒート 2021年1月12日
お膝?良いよ、一緒にブランコ乗っちゃう?(付いてた使い捨ておしぼりで手を拭けば、お菓子の食べ比べは一時中断。持ってた袋を邪魔にならないところにでも掛けて)(乗るのを心待ちにするように、おいでおいでと、膝を軽くぽんぽん)
しょーわ。(ふわっと繰り返した。ひとの時代には実は疎い。知らない内に代わるんだもの)ねねちゃん元気だし、妖怪の中でもけっこー若そう。わかんないけど。(姿はそれっぽいよね、と頷きつつ)
戦うって、一緒にオブリビオン退治とか?もしくはファイト的なやつ?(対戦とか。首を傾げた)
花嶌・禰々子 2021年1月14日
やった、ありがとう!
(承諾を得られれば、膝にちょこんと乗った。それと同時にぽむっと軽い音が鳴る。一瞬で変わったのは真の姿――先程より髪は短く、レトロな吊りスカートを着た小学低学年ほどの幼い少女の様相。つまりは花子さん妖怪としての姿)
急にごめんね。ほら、こっちの本当の姿の方が座りやすいから。ロキ、ブランコ漕いで! あっ、撫でてからね!
(子供のように、というよりも子供そのものの声色と口調で甘えてねだって、膝の上で寛ぎ始めた。彼がいつ漕いでくれてもいいように自分もブランコの紐鎖を握る)
花嶌・禰々子 2021年1月14日
しょーわ、へーせい。知らない? うーんとねえ、六十年くらいと三十年くらいと二年くらいだから、まだ百歳はいってないかしら。あたしみたいなのは新しい妖怪って言われるから、その名の通りね。
(膝の上でぱたぱたと軽く足を振って、ロキの身体に背を預けて首を曲げて彼を見上げる)
どっちも! あたしね、タイマンの腕試しも好きだし一緒に同じ相手に立ち向かっていくのも好きよ。力こそ正義だもの!
ロキ・バロックヒート 2021年1月16日
おっと。(ぽすんと受け止めて、見る間に小さくなった姿に眼を丸くした。どこかで見たことがあったから)あっ、ほんとだ花子さんだ。可愛い~~。ふふふ。ねねちゃんもいい子いい子。いーっぱい甘えてよ。(さっき自分にしてくれたのと同じように、優しく撫でるだろう。姿が変わったのもあるせいか、どことなくあやす感じに)
なんとなく聞いたこと気がするー。ぐらいかな。ふんふん、それぐらいかぁ。百年ぐらいだとまだ新しいって付くんだね。妖怪の歴史も長ーいみたいだもんねぇ。
(仕草も幼くなった感じかわいー、なんて細めた蜂蜜色が見下ろしてたけれど。出て来た君らしい言葉に、いつもの姿が重なって。ふ、と笑った)そうだねぇ。避けるの忘れたりとかしそうだから腕試しはたぶん向いてないけどさ、一緒に戦うのは俺様もしてみたいなぁ。
ロキ・バロックヒート 2021年1月16日
よーし、いくよー。(しっかり鎖に捕まっているのを見れば、地を軽く蹴ってブランコを漕ぎ始める。キィ、キィ、どこか懐かしい金属が擦れる音を鳴らして。少しずつ高く揺れるさまを、猫たちが動きに合わせて顔を動かしながら、見ていた)
花嶌・禰々子 2021年2月2日
(撫でて貰えて、少し甘やかして貰って上機嫌。色んなお話をしたなぁ、なんて考えていれば気になる言葉が聞こえてびっくりしてしまう)
えっ!ロキってば、それって普段は大丈夫なの?
避けるのは基本でしょ。いくら神様だからって痛いのは痛いでしょ。そーゆーの、心配になるからだめっ。そんなだったら、あたしが守ってあげる! 決まりね!(姿が幼くなると少し思考も短絡的になる。だから一緒に戦うわよ、とちいさな約束を無理やり取り付けた)
花嶌・禰々子 2021年2月2日
(そんなこんなでブランコは揺れて、楽しい音を響かせていく。キィキィと聞こえる音に笑みを浮かべて、もっともっと! と彼におねだりをして――)
(君と過ごした時間はとっても楽しくて、嬉しくて。
猫公園で巡った黄昏の日は、確かな思い出になっていく)
(【終】)