TRPG第4回『毒の音色に踊るのは』ソロ版
ジャム・ジアム 2020年6月1日
第4回ソロプレイよ。
「ダークセイヴァー」TRPG 書籍版
一章:日常 : ささやかな物作り(難易度レベル合計×1)
二章:集団戦: 悪食ネズミ(難易度レベル合計×1.5)
三章:ボス戦: ウィステリア・デスパレート(難易度レベル合計×2)
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⚫️簡易OP:
街へ着くまでの、息抜きのつもりだった。
たまたま共にすることとなった、芸人一座との旅路。
珍しく、太陽が暖かさを感じさせたこの日、
彼らは馬車に揺られ、久々の惰眠をむさぼった。
ふだん賑やかな彼らの声も、この穏やかな光の中では子守唄のように柔らかい。
この世界において、太陽の光は貴重で、
たとえ雲の向こうの、わずかな煌めきであろうとも、
つかの間の安堵を。生きているという実感を与えてくれる。
*
太陽がのぼりきった昼下がり、
一行は、水を汲みに、井戸の前で止まった。
大きな湖畔が向こうに見える明るい丘に、ぽつりと佇む古井戸。
その前で水を汲む、近くの村娘たちが奇妙なことを囁く。
「この先には行かない方がいい」「黒い悪魔が出るから」と。
彼女たちは、
大きなジャラジャラとした風変わりな飾りを身につけ、怯えながら裾を引く。
「お願いだから、行ってはいけない。もう帰らない人を見送るのは十分だ」と。
彼女たちは、なかなか離れない。
道の先、村の入り口には大きな門もあるようで、
見張りが行き来を遮っている。
ここを平和的に通るには、なにか策を講じる必要があるようだ。
「方法は、任せるわ。
村人たちを安心させるなり、なにかをあげるなり、突破する方法を考えるなり。
あなたらしい方法があるはずよ。ただし、村人たちは決して傷つけないで。」
「うまくいくことを祈っているわ。」
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◆キャラクター情報:
長生・四葉(ちょうせい・よつば)
人狼の人形遣い×サイキッカー
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