【1:1募集】天国への階段
ロキ・バロックヒート 2020年5月19日
『落ちたら天国へゆける』
そんな噂のある高い高い時計塔の屋上
サクラミラージュに舞い踊る花弁も
此処にはひとつとて届かぬ
天気好し、風強し、陽はそろそろ傾くころ
***
どなたでも先着で1名様
30レス程度
もしくは一週間音沙汰なしで〆
メタ×
0
ロキ・バロックヒート 2020年5月19日
(そんな屋上に、首輪付きの男がひとり。だぼっとした服と雑に伸びた黒髪は、風に煽られて好き勝手揺さ振られている。裸足は屋上の縁を踏んだまま、ひょいとしゃがみ込んで。豆粒のごときひとの往来を覗き込んでいた)
ディイ・ディー 2020年5月20日
ん? 何だアレ。……え。(この世界での用事を済ませた後の帰路。風に舞った桜の花が目の前を通り抜け、何気なく目で追う。花弁はすぐに見失ったが更に高い時計塔の上に視線が向いた。何かが、否、誰かが幽かに見える。地上からも見えるということは、あの人影は屋上の縁にいるようで――同時に時計塔の噂が頭に過ぎり、気付けば屋上に続く階段を探して駆け出していた。そして、暫し後)
――待て、早まるな! なにか辛いことがあるなら俺が聞く。だからまず落ち着いて、な?(息を切らせながら何とか屋上に辿り着く。塔から飛び降りたい人なのだと思い込んでいるが、純粋にただ心配で駆け付けた。しかし落ち着くのは多分こっちの方だ)
ロキ・バロックヒート 2020年5月21日
(帝都の安泰を誇るかの如き高さの塔だ。下を見るだけでくらりと眩暈がして、背筋がぞっとするだろう。勿論落ちれば噂通りに――そのせいで平時では立ち入り禁止になっているはずの扉は、今は不思議と開け放たれていた)
(声がかかったのは、そろそろ下を眺めるのも飽きてきたなぁと思った頃。その真摯さと鮮烈さに、振り向いた蜂蜜色を丸くする。それからふわりと笑った)――あぁ、ごめんね。大丈夫、(飛び降りる気はないんだよ。)
ロキ・バロックヒート 2020年5月21日
(続きは告げれなかった。ひょいと立ち上がった身体が、強い風に攫われそうになったから)あ、(眼は君を見たまま。視界が傾く)
ディイ・ディー 2020年5月21日
(きっと此処は勝手に入ってはいけない場所なのだろうとか、何故あの人影がそんな危険な場所にいるのだとかは二の次。下手に動いたら逆効果かと考えたときに振り返ったひと。印象的な瞳と視線が重なった。どうにも飛び降りを考えているようには見えないと思った、そのとき)
何が大丈――あ、(強い風。同時に零れ落ちる驚きの声。反射的に身体が動き、距離を縮める。そして、勢いのままに手袋を嵌めた右手を彼に伸ばした。その腕を、或いは服の裾を、或いはよく目立つ首輪の鎖でも何でも良い。掴まなければならない。敢えて避けられなければいずれかを掴めて引き寄せられたはずで、)……っ、危ねえ!
ロキ・バロックヒート 2020年5月22日
(相手に対して想定と違う、と感じたのはこちらも同じかもしれない。だからこその驚き。そして――)
ぐえっ、(間の抜けた声があがる。特に避けなかったかわり、救いを求めるような手も伸ばさなかったので。一番掴みやすかったのは半端に切れた鎖だろう。そのまま引き寄せられて、あわや次の日の帝都新聞の一部を飾るようなことは免れた)……えーと、飛び降りる気はないよ、って。(聞き返された先を改めて云う。色々と誤魔化すようにへらへらと笑いながら)
ディイ・ディー 2020年5月22日
うわ、すまん!(掴んだのは鎖。間に合ったのは良いものの、耳に届いた声から相手が苦しがったのが解った。もう片方の手で彼を軽く支えてから鎖から手を離す。引き寄せたゆえに初対面の相手としての距離は妙に近い)
途中から何となくお前にそういう意図はないと分かってたんだが……平気だったか?(悪いことをした。特に首、と引っ張ってしまった箇所に申し訳無さそうに目を向ける。それと同時に疑問が浮かんだので問いかけた)でも何でこんな危ないところにいるんだ。あの噂も聞いたことがあるし、勘違いして慌てて走ってきちまった。
ロキ・バロックヒート 2020年5月23日
大丈夫だよぉ。死んだらダメだから落ちなくて良かったし、ありがとね。(首を擦りはしながら、人懐こそうな笑顔を浮かべる。本当に気にしてない風で、すぐに手を首から離して軽く振った)……うーんと、(距離は近いまま、覗き込むように見て)うん、やっぱり君は違うな。 それは悪いことしちゃったねぇ。むしろその噂目当ての子が来たりしないかなって思ってたんだよ。
ディイ・ディー 2020年5月23日
違う? お前……(平気そうだと分かって安堵を覚え、視線を逸らさないまま彼の目を見つめる。改めて見て思ったが、綺麗な色の眸だ)そういうやつを此処で待ってたってことか?
だとしたら趣味が良いのか悪いのか。(気付けば自身も落ち着いていた。視線を外し、塔の下を軽く見遣る)それにしても高いな。よくこんな所にいられたもんだ。
ロキ・バロックヒート 2020年5月24日
うん。きらきらしているし。君はここから落ちて天国にゆけるってその噂聞いても、別段いきたいとは思わないでしょう? それとも実は思う?(青を覗き込んだまま、笑って確認するよう。ここまで来た理由も聞いてはいるが、心なんか表では測れないものだとでも言いたげ)
噂を聞いたのもここに来たのもたまたまだけどさ。そーいう子が来たら教えてあげようかと思ってたの。ここから落ちても天国にはいけないよ、って。(確信めいた口調で言いながら。君につられた)ちょー高いよねぇ。割とスリルはあったよ。ふふ。
ディイ・ディー 2020年5月24日
悪いが全く思わねえな。俺様は元々天国なんて信じてないからさ。(下に向けていた目を隣の彼に戻す。自分の右眼は殆ど見えていないので片目を閉じて、見える方の瞳で相手を映した。きらきらしている、という言葉は褒められたのか否か、判断がつかないので首を傾げる)
その忠告は親切心で?(興味がてらに更に質問を投げかける。屋上の縁に軽く寄り掛かりながら、)本当に落ちたらどうするつもりだったんだ。天国云々は抜きにしても……死ぬだろ、この高さ。ま、普通の人間だったらの話だが――。
ロキ・バロックヒート 2020年5月24日
やっぱりそうだよねぇ。さっきの君は煌めいていたもの。だから違うな、って。(きらきら、の説明にしては雑。視線はすでに戻していたけれど、右眼の光が弱い気がして――まじまじと見ていたら閉じた。瞬く)
親切?(きょとんとしてから)どうだろうね。地獄よりはマシだけど天国でもないところに連れてってあげようかなーって思ってはいたかも。 あぁうん、落ちたら間違いなく死ぬね。神様だから死なないけど。でも、この身体は死んだらダメだから、助かったのはほんとう。(だからありがとうね、と礼は屈託なく)
ディイ・ディー 2020年5月24日
煌めいて……ふぅん。何、カミサマ?(称賛の言葉なのだと受け取って、気になった単語を拾いあげながら、さっきから聞いてばかりだな、と軽く独り言ち)
やっぱりお前も俺と同じようなものなのか。(見えない片目を開く。この右眼は見えぬ代わりに『普通ではないもの』を何となく感知できるようになっている。それが何なのかの細部まで視えないが――)さっきから少し普通のやつじゃねえと思ってたんだ。変な度胸もあるし、何よりその首輪。(目線で首元を示し、似合ってるけど変わってる、と正直に告げて軽く笑ってみせた)
ロキ・バロックヒート 2020年5月24日
魂のいろ、みたいなものかな。君のはきらきらってよりぎらりとしてるのかもだけど。 そーだよ、神様……あれぇ、君もそうなの。(神様だよ、と云った時の反応は三者三様だけど。同じと返されるのは流石にそうない。通りでこえが聴こえにくいと思った。独り言ちるのはこちらも)
あぁ、これ。(自分で軽く持つ。金属らしき材質だが、ひとの世にはないもののようにその眼に映っている、かもしれない。似合ってる、にはありがと、なんて返すが)外れないし壊れないんだよねぇ。首でも落とせば外れるんじゃない?って思うんだけど。
ディイ・ディー 2020年5月24日
へぇ、そういうものが解るのか。すげーな。
同じってのは神ってとこじゃなくて、死なないって方。八百万の有象無象をカミサマとして見るかは人次第ってところかな。(曖昧に笑って何でもないことのように語り、)
お、何だ何だ。呪物の類か? 外したいと思ってんなら俺様が協力して……いや、おっと。悪いな、仕事柄そういうのに目がなくってさ。(食い付きそうになって自分を抑えた。首輪と鎖に視線だけを注ぎ、両腕を屋上の縁について更に凭れ掛かる。風は強いが心地は良い。慌てていた気分もすっかり消えたので気分も穏やかだ)それで、神様くん。ついでにもひとつ聞いていいか。地獄よりはマシだけど天国でもないところ――ってのは何なんだ?
ロキ・バロックヒート 2020年5月25日
大体胡散臭いって言われるよ。あぁ、そっち。八百万……ヤドリガミとかかな?死なない子にも色々いるけどさ。(元は器物だったせいか、彼らのも聴こえにくいから)
えー、興味あるぅ?ざっと数千年は外れてないからさ、外せたらちょーすごーいって言っちゃう。(鎖の先をちゃらりと持ち上げて、お道化たように)仕事って解呪とかそういう系?
ロキだよ。(呼び方にちょっと笑って名乗り)なにもないところ。(答えは短い)
ディイ・ディー 2020年5月25日
正解! 話が早くて助かるぜ。(ヤドリガミだと短く答える。それ以上は何も語らなかったのはあまりべらべらと語ることではない故。一応は初対面である遠慮だ)
すげーあるある。俺の手で外せるだなんてことは言えないが、こう見えて呪物研究者なんだぜ。別の仕事の方が忙しいんだけどさ。(音を聞き、不思議な材質に見える鎖に目を向ける。問への返答には、ふーん、と頷くだけに留め)ロキ。名前まで神様じゃん。いや神様だからなのか。確かトリックスターってことで名高いよな、その名前の神。(お前も? と暗に尋ねるように双眸を細めてみせた)
ロキ・バロックヒート 2020年5月25日
やったー、当たってた。器はなーに?(初対面でも興味の向くままあけすけに聞く方で)ヤドリガミはわかりやすい子も多いけど、君はわかんないな。ナイフとか刃物かな?って思ったけどなんか違ってそう。
へー、研究者ねぇ。別にコレを研究材料にしても構わないけど、外そうとするのはやめといた方がいいかもよ。(軽い調子で。鎖から手を離し、縁にひょいと腰掛けた。足をぶらつかせる)他の仕事もあるんだ?大変そうだねぇ。
あぁ、有名だよねトリックスターの。ソレっぽく見える?ふふ。自分で付けて名乗ってるだけだよ。名前は元々ないからさぁ。君は?(名前なんていうの、と)
ディイ・ディー 2020年5月26日
おっと、それを聞いちゃう? んー。(少し考え、懐から取り出したのは小さなガラスケース。そして、その内部で浮遊しているのは己の器物たる、黒い――)サイコロだ。
ディケイド・ディザイア・ドゥーム・ディスペアー・ディライト・ダイス。ダッセぇ名前だろ。これが俺の謂れかつ名前なんだが、略してディイ・ディーって名乗ってる。(つまりはDD。ディイで良いぜ、と告げてから掌の上のケースを示す)いわゆる人助けの仕事でな。お前……ロキは違ったが、天国ってやつに向かおうとしてるかもしれない人を放っておけなかった。
その鎖の方もロキ自身がそういった認識なら心配しなくて良さそうだな。(座った彼の横で上半身を縁に預け続けながら、自分の出る幕は結局なかったのだと判断していた)
ロキ・バロックヒート 2020年5月26日
へーーー、サイコロ!いいじゃん名前かっこいーじゃーん。直訳したら悪運かなにかにすごい振り回されそうな感じだよね。(蜂蜜の眼が輝いている)でぃぃ……じゃあディーくんで。(勝手に呼びやすい言い方に)
このご時世に人助けなんて偉いなぁ。(しみじみ)君はここから落ちて天国に向かおうとする子がいても、さっきみたいに説得して死なせないようにしてあげるんだろうね。良い子だねぇ。
ンー、めちゃくちゃ外したいから協力してほしーけどそうそう外せるもんじゃないし、あと万が一外せたら君は後悔しそうだな、って感じ。(軽い調子で言いながら、ぐっと伸びをする)でもさ、君が来てくれたことでこの身体が死ななかったことは確かだし、神様助けたってことでなにかひとつ言うこと聞いてあげようか。聞いて気が向いたらだけど。
ディイ・ディー 2020年5月27日
俺はもう呼ばせてもらってるけどロキで。いや、マジ格好悪いって……でもロキがそう思ってくれてるなら良いか。(直訳したままの意味だぜ、と複雑そうに語ったがすぐに笑みを浮かべて)
うちの世界じゃUDCが関係あることも多いからな。こっちだと影朧だったりするじゃん。そういう仕事だ。(だから偉くはない、と首を振る)後悔? そういうってことは色々こんがらがってる代物なんだろうな。けど外したいなら……名刺を渡しておく。連絡してくれれば相談に乗るぜ。解呪できるかはまた別の話な!(本体入りのガラスケースを仕舞う序に名刺を取り出す。UDCの会社名と連絡先が載っているそれを差し出した)
ひとつ、言うことを……? なんだそれ。神様ってそういう切り返しで来るものなのか。じゃあそうだなぁ(暫し考え、そうだ、と思い立つ)珈琲の美味い店を探しに行こうと思っててな。一緒に来てくれよ。どうだ、気は向くか?
ロキ・バロックヒート 2020年5月27日
えー、かっこいいのになー。悪運のサイコロってのも良いね、そういうの大好き。(とても楽しげに。しかしこの男のセンスや趣味が一般から比較的ズレている部類だと判明するのは、そう遠くない未来かもしれない)
UDCアース?あぁ、世界を跨げるってことは猟兵かぁ。俺様もそうだよ。でもあんまし人助けってするつもりないからさ。(だから偉いんじゃない、なんて。名刺をそのまま受け取って、ふむふむと読んでから)……これって食べたら連絡先わかんなくなっちゃうね。うーん。(悩む)
ほら、かみさまを助けたらなにかお返ししてもらう話ってよくあるでしょ?それと同じようなものだよ。でもそんなのでいいのー?べつにいいけど。(傾きかけだった陽は、そろそろ夕のいろが濃くなる頃だ)
ディイ・ディー 2020年5月28日
こうも手放しに褒められるなんて、お前、多分フツーの感覚は持ってな……いや、普通かどうかなんていいか。
そっか。ちゃんと立場を名乗ってなかったな。俺はさっきから猟兵の類だと思ってたから、何も意識せずに喋ってた。(悪い、と告げて受け取ってくれた名刺の行方を見遣る)食べ……? 何だ、好物が紙なのか。神だけに?(冗談めかして言ったがすぐに恥ずかしくなって、何でもないと付け加える)
だってさあ、叶いそうにないことを言って叶えて貰えなかったらがっかりするじゃん? だったら何でもないことを願う方が叶う。後はそうだな、本当の神様ってのに興味があるから。(暮れゆく日を見つめる。此処から繋がっているという天国――あの噂がまた脳裏に浮かんで、ふっと口許を緩めた)
ロキ・バロックヒート 2020年5月28日
そんなことないよぉ。可愛いのとかかっこいいのとか綺麗なのとか好きだよ。(そう思う範囲が広いだけだろう。おそらく)
俺様も猟兵かなー?って思いつつ、人助けの仕事ってなんだろ?ってさ。俺様にとっては遊びとか興味向いたら行くとかそんな感じだから。(繋がんなかったんだよね、と)ふふっ、君って可愛いなぁ。(冗談とその後の反応につい吹き出しながら)何かモノを保管するの苦手だから、持っときたいものはつい口に入れちゃうっていうか……(悩んだ末、ズボンのポケットに入れることにした。落っことさないか忘れないといい)
確かにねぇ。どこまで叶えてくれるかわかんないしね。本当の神様ーってほど、実は大したことはできなかったりするんだけどー。(天国に連れてってあげられなかったりとかね、などと冗談めかし。空と一緒に橙に染まりかけた眼を細めて笑った)お店探しと話し相手ぐらいにはなってあげるよ。
ディイ・ディー 2020年5月29日
その形容詞、人によって大分違う感覚になるって知ってるか?(自分が可愛いと言う言葉を聞いて、ほらな、と示す。薄く笑って茶化しつつも気分は悪くない)
ええ、それにしても名刺を口にって危ないだろ。一応は角が鋭利な部類だぜ。キャンディかガムでもあげときゃ良かったか。(ポケットを探るも今日は持ってきていない。名刺くらい失くしたって構わない、と軽く告げて)
一般人からしても神様の力ってわかんねーんだよな。あとさ、天国と……そうじゃないとこの話。それも気になるんだよな。さっき、さらっと流されたこともちゃんと覚えてるからな。(語って貰わずとも良いけれど、と付け加えつつ縁から離れる。ゆっくりと歩を進めていくのは先程登ってきた階段の方)よし、それじゃ付き合って貰うかな。ひとりカフェも悪くないんだが誰かと一緒もまた良い。……あ、聞き忘れてた。珈琲はいける口?
ロキ・バロックヒート 2020年5月30日
うん、知ってるよぉ。人によって喜ばれたり、訂正を求められたり、怒られたり、色々だよね。(だってほんとにかっこいいし可愛かったんだもの。でも訂正その他は受け付けるよ、なんて)
あー、割としっかりしてる材質だし、きっと飲み込めないよねぇ。(そちらの心配をしている)ほんと?じゃあ失くしたら貰いにいくよ。(誰かからの貰い物、というだけでとても嬉しげだ)
ほらこれ神様が司ってるよっていっても身近にあるものだったり、今日日猟兵の方が奇跡起こしてたりするからね。あはは。 天国でも地獄でもない方が気になるの?君がこーんなところから飛び降りて天国に行きたくなったら教えてあげるよ。(煙に巻くような言い方で返すも、機嫌よくあとをついていく。軽い足取りで)珈琲?うん、大丈夫ー。なんでも飲めるし食べれるよ。ふふ。
ロキ・バロックヒート 2020年5月30日
(陽はやがてあかいろに溶けてゆくだろう。
ふたりに背を向けられた階段は、穏やかに夜に消えるだけ)
【〆】