【新入】ヨム・キプール【団員】
白斑・物九郎 2020年3月24日
『ワイルドハント……噂には聞いてたが、中々の規模だ。
今すぐにでも戦争をおっ始められそうだな、ん?
そこで、だ。俺も尖兵の一人に数えちゃくれないか?
敵を撃つことと殴ることにかけては自信があるぜ。』
※
●世界:キマイラフューチャー
●所:高層階/ペントハウス
●新入団員:「ヨム・キプール」
【19/男/サイボーグ:ダークヒーロー×ブラスターガンナー】
https://tw6.jp/character/status/f21620
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白斑・物九郎 2020年3月24日
(白いマダラとヘアピンだらけの黒髪頭に、紅黒模様の猫耳一対。パッと見「招き猫を擬人化したみたいな」ナリの甚平姿が、でかくて広いソファを一人で占領する格好で寝っ転がりながら、半分寝てるみたいな目付きで応じた)
――なんとも戦争したそゲじゃニャーですか。
なんですよ? 血の気が売る程余ってる手合いっスか?
エル・クーゴー 2020年3月24日
(ところでそのソファの傍らには、ヨム同様、装いの端々にメカみがあるドールが突っ立っていた。目元をすっかり隠す分厚いゴーグルは、バイザーに走ったラインの上で翠光をチッカチッカと往復させ、宙へうろうろと巡らせる両手はホログラムのウィンドウを慣れた調子でタイプしたりフリックしたりしている。――電脳魔術士。そこで寝てる長の副官。パッと見て書くの如く伝わろう佇まいでお送りしています)
『当猟団はキマイラフューチャーを拠点に各世界へ対オブリビオン戦線を展開し、特にフォーミュラ級の出現が観測された際には“当該世界への拠点移設”_及び_猟団長による招集令からの“ワイルドハント”が宣言されます』
(戦争? めっちゃするやで! という感じの捕捉だった。すごい無表情でつらつら言う)
ヨム・キプール 2020年3月24日
いや、別に?(全身の様々な部位が無骨な機械に置き換えられた少年──に見えるが、書類によると年齢は19歳──が、答える)
俺はオブリビオン共を殴りたいだけさ。奴らは気に入らないんでな。
白斑・物九郎 2020年3月24日
はぁん? そりゃニャんとも。猟兵の鑑みてーなモチベっスね。
(応じながら、手元にぼちぼち白くて平べったいスマホを繰り出した。目線が画面とヨムの顔とを少しばかり往復する。こと猟兵な人様の情報に関して、サラッとゲット出来る範囲のあれそれに目を通しているだろうことは明らかだった)
白斑・物九郎 2020年3月24日
なんですよ? 村を焼かれるか親ァ殺されるかしたんスか? (相手によっちゃ地雷原でタップダンス踊りに行くみたいなデリカシーゼロ発言)
ヨム・キプール 2020年3月24日
ま、いろいろあって俺は両手足と胴体をケジメされて……そこから更にいろいろあって、オブリビオンを腹パンする機械になったワケだからな。
へへ、改造される前の記憶はあやふやだが、殴り方なら覚えてるぜ。『腕に覚えがある』ってヤツだ。
(大型のブラスターに、ジェット推進器付きの左腕。右目には液晶モニタ付きの端末に、ポケットだらけの衣服には小型の拳銃。戦い慣れしている風体には見えるか)
白斑・物九郎 2020年3月25日
後から付けた腕で『腕に覚えがある』だァ? はぁん。イイ義体組んで貰ったって話っスか。
(四肢を補ってる系のサイボーグさん相手にすごいズケズケ言う)
どれ、専科とそれから心意気とは聞けましたわな。そしたら次はアレ訊いとくかァ――
白斑・物九郎 2020年3月25日
――「出身世界」。「ざっくり経歴」。「あるなら所属組織」。
ミステリアスぶりてえならテキトーに伏せても構やァしませんしよ。オラッ、スタート。 (雑極まる面接官の図)
エル・クーゴー 2020年3月25日
(微かなアクチュエーター駆動音っぽいのと共、頸がほんの少し巡った。分厚いバイザー越しにヨムの方を見る。手元では電脳世界のコンソールをぽこぽことタイプしている。出た話をちゃんと記銘するのはこっちの副官の仕事なのだ)
ヨム・キプール 2020年3月25日
オーライ。一つ目は「知らない」。
いや、これはジョークじゃないぜ、本当に知らない。
改造される前の記憶があやふやでな、登録されてる生年月日も俺がロールアウトされた日付でしかないんだ。
二つ目と三つ目、元々はUDC組織に所属していた。
「優秀だが勤務態度に問題あり」が俺の大まかな評価だったぜ。
具体的に言うと、遅刻と欠勤の常習犯だった。
猟兵の力に目覚めてからは、特に組織に所属しなくても勝手にバックアップしてくれるからフリーランスさ。オブリビオンをぶん殴ってるだけで生活できるんだから、ありがたい話だ。
白斑・物九郎 2020年3月25日
…? はぁん。根ッこの所の氏素性こそフワッフワした不確かさ加減だろうと、まあそこんトコで悩むでもなけりゃ、なんなら「身軽でいいや」とばかりに“狩り”に出る口――
エル・クーゴー 2020年3月25日
『“稀によくあるカテゴリ”として評価を発行します』
白斑・物九郎 2020年3月25日
…ン。ともあれ、UDCアースらヘンからお越しのクチってコトですわな? 開通済の「世界」は通り一遍経験してそうなツラしてますけども、強いて軸足はってんなら、まあそこってカンジの。
UDCアース――、あっちゃの世界の「組織」に籍を置いてる系の面子はちょいちょい居ますでね。行き合いでもしたら挨拶でもしとくコトっスね。
ヨム・キプール 2020年3月26日
ああ、そうさせて貰うさ。
人間が自分の核として信じてるもの……自我でも魂でも何でもいい。
結局、それは記憶に大部分を依存してるのさ。だから記憶が弄られるってのは、「別人」にされることに他ならない。
俺はヨムだ。もうそれは変わらないし、変えられない。なら、ヨムとして少しでも人生を楽しんだ方が建設的だろ?
へへ、悩むのは性に合わなくてね。
白斑・物九郎 2020年3月26日
「悩むのは性に合わねえ」なァ。 (――ところで。始終クッソ偉そうで不愛想なこの黒猫耳は、何も笑いもしないかと言えばそんなことは無い。例えば――)
白斑・物九郎 2020年3月26日
撃つのと。殴るのと。好みの仕儀にも表れてるってトコですわな。
(血の気に寄った話になると、てきめんに機嫌よさゲになるのだ。)
ヨム・キプール 2020年3月26日
そういうワケだ。気に入らないヤツはぶん殴る、これが一番シンプルでいい。俺は説教は苦手なんでな、どうしてもって言うなら説教してやってもいいが……前歯と引き換えになるぜ?(に、と口角を吊り上げる)
白斑・物九郎 2020年3月26日
鼻梁・上唇間。「人中」っスか。いいトコ狙い慣れてんじゃニャーですか。 (人様をブン殴るのに通暁した手合いが前歯をイかせるなら、そこだ。)
白斑・物九郎 2020年3月26日
――さァて。 (ひとしきり機嫌をアゲた後。またぼちぼち半分寝ているようなツラに戻り始めた) 自己紹介も十二分っスね。そんじゃま…おう、エル。 (顎をしゃくって見せる)
エル・クーゴー 2020年3月26日
(水を向けられ、) 『名称を入力して下さい』 (システムメッセージみたいな喋りが応じる)
白斑・物九郎 2020年3月26日
そっちゃのドールはエル。俺めの副官ですわ。ワイルドハント【遠距離戦闘・兼・IT担当】――まあ設備の扱いやらなんやらでなんかあったらそいつ捕まえてテキトーに訊きなさいや。
白斑・物九郎 2020年3月26日
ンで俺めが【近接戦闘担当】ゆーて。こんなカンジで各人、何かしら【担当】っつって名乗らせてるんスよ。
ってなワケで、なんか名乗って行きなさいや。団員名簿におたくのツラ入れ込む時に使いますからよ。
ヨム・キプール 2020年3月26日
L-95……スマートでイカすシャープなデザインだな。噂以上だ。
ああ、噂といえばガンマニアって話も聞いてるぜ。俺の銃も見るかい?
(彼が携帯する銃は、いわゆるデリンジャーと呼ばれるタイプのものに酷似しているが、細部が異なる。どうも銃身の短さを補うべく、強装弾の使用に耐えうるよう改造されているようだ)
ヨム・キプール 2020年3月26日
じゃあ、俺は【強襲担当】だな。
回りくどいことは無しに、正面から叩き潰す役割と言えばこれだろう?
(奇襲とはまた似て非なる概念。相手に気付かれないことが重要な奇襲とは異なり、強襲は相手が防御を固めていようが反撃してこようが関係なく粉砕するのみだ)
エル・クーゴー 2020年3月26日
『【強襲担当】』『名称を登録しま_躯体番号L-95当機は銃砲火器の運用特に質量弾投射に高い適性を発揮し独自カスタマイズを観測しましたフレーム強化及びスライド接合の』
エル・クーゴー 2020年3月26日
『名称を登録しました』
(ヨムの得物に結構クイ気味に行ってた)(が、仕事に戻った)
白斑・物九郎 2020年3月26日
――戦争、おっ始めこそしますけども。そんな行儀のよろしい徒党じゃありませんからな、ちなみに。【担当】っつっても、まあ専科の表明みたいなモンですしな…。基本好き勝手狩りに出てろってカンジっスね。
白斑・物九郎 2020年3月26日
休みはいつだ、『贖罪の日〔ヨム・キプル〕』?
ヨム・キプール 2020年3月26日
へへへ……休むのは俺じゃないぜ、オブリビオンだ。
贖罪の日はただの休日じゃない。休日は何もしなくていい日だが、贖罪の日は「何もしてはいけない」安息の日さ。
「お前さん方は全く以って何もするな。大人しく過去に眠ってろ」
これが、俺の名前の持つメッセージだ。
(経緯から考えて、それは元々、人類に向けられたメッセージだったのだろう。しかし今、彼は人類の側にいる。文字通り、腕前を見せつける時が来た)
白斑・物九郎 2020年3月26日
世界にオブリビオンの数の尽きまじ――
白斑・物九郎 2020年3月26日
【※そちらの次の書き込みで終了】
ヨム・キプール 2020年3月26日
へへ、サイボーグの俺が、科学の結晶の俺が、「敬虔」ときたか。
そいつはいい。(声を出さずに肩を揺らし)
腕が鳴るぜ、文字通りな。
(アクチュエータの駆動音が、部屋に響いた)
白斑・物九郎 2020年3月27日
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