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【準決勝】荒谷・つかさ 対 ニコラ・クローディア

野良・わんこ 2020年2月14日

戦と聞いて暴君来たる!
一人称オレサマを聞いたら頭を垂れよ
「ニコラ・クローディア」

vs

入るのだ……筋肉教に入るのだ! 目覚めよ!
『ほぼ無敵』も『“ほぼ”なんでしょう?』と切り捨て殴り抜く鬼の拳の体現者!
「荒谷・つかさ」


●コロシアム
キマイラフューチャーでコンコンコンして作った闘技場。
ローマにあるものとほぼ同じ
試合場には軽く砂が敷き詰められている。
なお、観客席と試合場の間にバリアーなどは無い




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ニコラ・クローディア 2020年2月15日
【防御】
御しやすいだと!? じゃじゃ馬が言うと冗談にも思えんな!
(先ほどからどうにも想定外が多い。魔術弾を素手で受け止められ投げ返されたこともそうだし、今の雷撃を抜けて来たこともそうだ。ありうるかもしれない、という想定が悉く上回られている、良くない傾向だとは思うが今は眼前に集中し)
そもそも、御せると思っているならばこういった小細工を弄するものかよ!
(龍爪で迎撃の掌を出すが、さて)
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ニコラ・クローディア 2020年2月15日
【防御失敗:HP3】
必要経費――!!(ごぎり、と。鉄拳を受け止めた掌、特に手首からよろしくない音がした。折れているかといえば否だが、これは関節が外れるか、最低限でも罅は確実だろう)
言ったはずだ、対極だとな。己と同じ絶対値を持つと思わなければそうは評さんし……
(だが、片手を犠牲にする価値はある。こちらの勝利を引き寄せて劣勢を巻き返すための手札として)
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ニコラ・クローディア 2020年2月15日
【攻撃】
……そうでないと聞こえていたのならば、まぁ、許せ?
(副腕が脇の下からぬるりと姿を見せる。三本指のそこに携えられているのは魔力を注ぎ込むことで自動的にトリガーされるようセットしたドラゴハウザー。魔力を純エネルギー――この場では「質量運動弾」として打ち出すそれは、見せるには少しばかり早い隠し技の1つ)
ほぼ零距離、外しはせんっ!
(銃撃音)
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荒谷・つかさ 2020年2月15日
【防御】
……なるほど、そういう。
こちらこそ悪かったわね、評価を疑うような事を言って。
(同格を上回るための策、そう言われれば納得するしかない。つかさとてその理屈に則って策を弄する事はある故に……ただ、大体においてその策が精神論や自己暗示に依る『単純な強化で更に上回る』であることが多いのはやはり脳筋故か)

許すも何も、怒っている訳ではないから良いわよ……ッ!
(不意打ち同然に現れた副腕と拳銃に、当然ながら反応は遅れた)
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荒谷・つかさ 2020年2月15日
【防御成功】
(鳴り響く銃撃音、しかし)
その程度なら!
(魔力弾はつかさの巫女服を焼き穴を開けるも、その下の素肌には掠ったような傷しか残っていなかった。闘気と筋肉で弾いたのである)

そして、ほぼ零距離なのはこちらとて同じこと――
(右手はニコラの龍爪に受けられたまま、ぐっと左の拳を握り)
――抉り込むように、打つべしッ!
(【螺旋鬼神拳】……かの宇宙戦争をも制した、射程僅か30cmの必殺拳が放たれる!)

【攻撃】
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ニコラ・クローディア 2020年2月15日
【防御】
チッ! 全く、嫌になるよ。気合だなんだのでスペックを大きく変えてくる奴っていうのはさぁ!
(拳銃はあくまでも定格出力。当たっても効果が無いのであれば、効果的な局面をこれから探さねばならない)
判った上で、近距離戦をやっている!
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ニコラ・クローディア 2020年2月15日
【防御失敗:HP2】
ぐ、ぬっ――!?
(龍翼による防御が間に合う距離ではない。全身に龍の鱗を纏わせることによる防御は『趣味に合わない』。であれば、至近距離から放たれた拳をモロに胴体に貰うしかなく)
……美少女は、吐かぬ!
(こぽ、と喉奥にこみあげてきた鉄臭い何某をごくりと飲み下す。そうだ、どれほど無残な様を曝そうと、基本的に美少女というものは血を吐きはしない。吐く芸風の美少女も居るが、少なくとも己はそういったタイプではない。せいぜいがシルエットで何かを吐き出すのが、己の美学が許す限界であり)
今のは、いい一撃だったぞつかさァ!
(みっともなさを引き出されかけたことを怒りへと変えて龍脈炉心にくべる)
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ニコラ・クローディア 2020年2月15日
【攻撃】
仕切りなおさせてもらうっ!
(拳に殴り抜かれて僅かに浮いた身体。それをそのまま宙へ逃がすようにトンと爪先で大地を蹴り)
(――そのまま、跳ぶのは「空間単位」だ)
(つかさの拳からは完全にニコラとの接触感覚が消えるだろう。それと同時にまるで光の粒のようにはらはらと霧散するニコラの身体。砂糖が水に溶けるように空間中に「溶けだし」て、直後に空中で「結晶化」する)
盾と共に来る――!
(光盾突撃。1試合目でも見せたそれは仕切り直しに最適な転移突撃術。つかさの真上へと跳び、繰り出すのは大上段からの双子竜槍の振り下ろしだ)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【防御】

消えた……いや違う、跳んだ?
(逃走という可能性を一瞬思い浮かべるもすぐさま捨てる。強く気高く、プライドの高い彼女がそんな選択をするものかと)

であれば、これは攪乱……!
(しかし、タイマンで転移しつつの攻撃となると、転移先は必然的に限られてくる。正面は自身程の脳筋でない限りあり得ず、彼女はそういうタイプではない。側面の可能性も薄いだろう、そんな半端な手を打ってくる手合いでもない。であれば)

後方か直上……!
(読み違えれば、無防備な直撃は免れないだろう)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【防御失敗】【HP5→4】【攻撃】
(その結果は)
居ない……読み違えた!
(振り返った先に二コラの姿は無く、反射的に左腕を頭上へと翳す。最低限の防御は致命傷を避けたものの、防御に使った左腕に大きく裂傷をつけた)

でも、見つけたわッ!
(無事な右手で、振り下ろされた双子竜槍を掴もうとする。成功すればそのままニコラごと振り回して叩きつけ、あるいは手放したのなら返却するが如く剛力での投擲攻撃が待っているだろう)
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ニコラ・クローディア 2020年2月16日
【防御】
やられた上で掴みに来るか!
そうだろうなとはおもったが――!(振り落としは止めない。こちらから双子竜槍を離すつもりはないという意思表示でニヤリと笑い)
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ニコラ・クローディア 2020年2月16日
【防御成功:HP2】
い ま だ!
(双子竜槍とはすなわち、ニコラの使い魔が「化けた」存在だ。つまり何が起こるのかというと――)
(ぐにゃりと、つかさの目前で「掴んだ」と思った武器が歪むだろう。そして、ニコラの前後へとそれぞれ飛んで跳ねて離れるように動くのはニコラと瓜二つの容貌をした男が2人。結果として生じるのは「武器自らが掴まれるのを避ける」という冗談のような結果であり)
合わせろ、アンフィス、バイネイン!(去り際に行わせるのは牽制攻撃。ニコラの本命と合わせてつかさの3方向から迫るのは稲妻の魔力矢だ)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【防御】
!?……ああ、なるほど。
そういえばそういう武器だったわね……!
(掴んだと思った武器が、変形し離れる。完全に考え無しだった代償は、三方向からの攻撃に対し完全に隙を晒すという形で現れた)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【クリティカル防御成功】【HP4→5】【攻撃】

でも……まだよッ!
(バランスを崩し、転倒する。しかしそのまま、ブレイクダンスのウインドミルのように、両足を広げ振り回す。その結果)

せえぃやあッ!!!
(三方向から迫る稲妻を「蹴り飛ばした」。それも、器用にも三発全て二コラの方へ向けてである)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【攻撃ファンブル! 二コラの攻撃ターンへ移行】
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ニコラ・クローディア 2020年2月16日
【攻撃】
これはさすがにオレサマちょっと理不尽を感じていいやつだよな?
(今のは決まっただろうと思ったのに、と残念そうな口ぶりを隠さず)
――とはいえ、対策済みだ!
デカいからこそできることだがな……術式接続!
(蹴り返された稲妻を遠隔操作……というよりは本来着弾後にイロイロと仕込んであった術式を早期起爆。蹴り返された稲妻を程よい距離で爆裂させ、そこに稲妻の柱を立てる)
三画故に強度は低いが――どうかな?
(そして柱同士が繋がり、その内部に存在するつかさへ雨あられと四方八方から稲妻の礫を吐き出していく)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【防御】
まあ私もここまで綺麗に蹴り飛ばせるとは思ってなかったわよ。
正直な話悪あがきもいいとこだったし、少しでも加減を間違えてたら足で暴発してた所だわ。
(本人としても上手くいくかどうか、分の悪い賭けであったのは間違いない。その上で凌げてしまったのだから、理不尽と言われても仕方が無いだろう)

そして今度は檻の中、って訳ね……!
(密度の高そうな弾幕を睨みつけ、再び拳を構える)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【防御失敗】【HP5→4】【攻撃】
く、ううううううう……!
(数は多いが、耐えられない程ではないと判断し、耐えつつ精神を集中させる)

うう……らぁッ!!!!!
(そして放たれる拳は直下、足元へ。拳は大地を砕き、地に立つ稲妻の柱と二コラと使い魔へ対し、破砕され足元から飛び出る岩盤と地割れが襲い掛かる!)
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ニコラ・クローディア 2020年2月16日
【防御】
なるほど、地盤そのものをぶっとばされちゃあ土台が飛ぶ。確かに……次はバンカーバスター型にでも改造しておくか……
(改善点を見ながらも、相手の行動への対処を練る。早いのは空中への退避だが、それを行えば次が怖い。さて)
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ニコラ・クローディア 2020年2月16日
【防御成功】
ふむ、まぁ飛ばずとも跳べばよいか(せりあがった足元を利用し、トンと空中へ。滑空というほどゆっくりでもなく、しかし跳躍というほど小さくもなく。木の葉が舞うようなランダムな機動で動き)
――そぉれい!(相手が下に居るのをいことに、スタンピングを繰り出す。空中で翼を真上に振ることで真下への急降下を加えたそれは、防がれさえしなければ態勢を崩す一手にもなるだろうか)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【防御】
やっぱり跳ばれるか……まあ当面の目的は達したし、よしとしておきましょう。
(擦過傷まみれになりつつも、空中を舞いつつ接近してくるニコラの姿をしっかりと捉える)

あの動き……タイミングが計りずらいけど。
仕掛けてくるのなら、そこに合わせるのが最適解よね……来た!
(慌てることなく、呼吸を整え迎撃の構え)
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荒谷・つかさ 2020年2月16日
【クリティカル防御成功】【HP4→5】【攻撃】
すうぅ……はあぁ……
(呼吸を整える事で再び気を回し、この僅かな間に傷を塞ぎ体力を回復させ)

見えたわ、今ッ!!!
(狙いは脚を掴んでのぶんまわし、からの地面への叩きつけ!)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御】
来た、じゃねえよ!(想像の数倍うまく受け止められ、そのままビタンと振り回されそうになる。翼と尻尾でバランスを取ろうと動くが)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【クリティカル防御:HP3】
そう、簡単に、やられるかっ!(副腕を背中側に大きく突っ張る。背中から地面に落とされそうだったところを、そのツッパリでがくんと引っかかるようにして姿勢を保持し)
――龍の鱗に触れることの意味、理解してもらう!
(シャリリリリ、と鱗が騒めく。開き、閉じを素早く繰り返すそれは周辺一帯の魔力を急速に吸い寄せている音であり)
でぇいっ!
(帯電。攻撃として放つのではなく、防御幕の延長として「纏う」ことにより、己に触れているつかさを感電させようと)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御】
良い受け身ね、やるじゃないの!
(完全に受けられているにも関わらず、その表情は何故か嬉しそうである)

って何、この音……!?
(耳にしたことのない音に、僅かに戸惑う)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御成功】【攻撃】
……!
(強いて言うなら、直感だった。『このままでは何だか危ない』という程度の、理由のないもの)

やられる前に……もう、一丁ッ!
(何かよくわからないものを発動される前に一旦離れるべく、力任せにニコラをスイングして闘技場の壁へと投げつける!)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御】
――チィッ!
(つかさの手を離れた直後に全身がバチンと帯電。絶妙に一撃を透かされた舌打ちは、同時に軽々と投じられた己の身体への文句でもあり)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御成功:HP3】
こちとら、飛べるんだよォ!
――来い、アンフィス、バイネイン!
(空中で姿勢制御。次いで、これ幸いと双子竜を呼びつけて左右に侍らせ)
ならば、こちらから押し付けさせてもらう!
(双子竜がスクラムを組み、それを足場に己を射出。射出直後から己に雷撃を纏い、敢行するのは雷速の体当たり。龍翼で己を包み、巨大な弾丸となって宙を行く)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御】
まあ、そうなるわよね。
(翼の存在を忘れた訳では無いが、如何せんこうなるとどうしようもない訳で。とりあえず帯電攻撃をスカした事に安堵しつつ、仕切り直しの様相となった事にため息をつく)

やっぱり、多少の手傷は承知の上で捕まえとくべきだったかしら……今更か!
(気合いを入れ直し、雷龍弾を受け止めんと身構える)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御成功】【攻撃】
ぐぁ、うっ……おおおおおおおおおッ!!!
(衝突、衝撃、飛び散る雷鳴。ニコラの勢いに圧され20m近くの距離を押しこまれるも、そのまま踏ん張り停止。ギリギリで受け止めきる事に成功する)

今度は……逃がさないわ、よ……!
(翼ごと抱きかかえる形となったニコラを、そのまま全力で抱きしめようとす。要はサバ折りである)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【攻撃ファンブル! ニコラの攻撃ターンへ移行】
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【攻撃】
サイズが! 違う、だろうがぁ!
(抱きかかえられたことが感触で判る。ベアハッグか、と判断すると同時に反撃。翼を左右へ力強く広げ、つかさの腕が届かないほどのサイズまで膨れ上がり)
――そこぉ!
(副腕はやはり支点。背後に突き刺し基点とし、グンッ、と己を押して。繰り出すのはサマーサルトのような蹴り上げ。狙うのはつかさの顎だ)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御】
サイズとかどうとか関係無いわ。為せば成るって言葉、あるでしょう?
(とはいえこれ程膨れられてはサバ折りどころではない。自慢の腕力を逆に圧倒してきた事に驚きつつ)

衝撃? っ、こう来るか!
(副腕による突っ張りの衝撃から、何らかの反撃の兆候を読み取った)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御成功】【攻撃】
全く器用な動きよね、その腰の腕。
色々と想定外な攻撃が飛んできて……楽しいったらありゃしないわ!
(咄嗟にバックステップしギリギリで蹴り上げを躱すと、即座に露わになった後大腿部へ向けて反撃の前蹴り。平たく言えばヤクザキックだ)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御】
腰というよりは背中だがな。
(細かいところを訂正しつつ、しかしつかさの攻撃は見えない。なぜならば、大きく振りかぶった故に背中を見せているが故に)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御成功】
だから、こういう使い方も、できる!
(とはいえ、追撃が来ることは目にせずとも理解している。2本の副腕のうち1本は既に地面から離れ、こちらへと繰り出されているであろう攻撃への対処として突き出されている)
――そこかっ!
(ヤクザキックはギリギリその射程から外れる程度。天地逆さ向きの状態で、突き出した副腕の先端を刃に振るい回る。つかさの蹴り足を横合いから薙ぎ払うように、ニコラの身体が回った)
【攻撃】
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御】
しかも貴女の体を余裕で支えて振り回すだけのパワーもあると来た、か。
文字通り、手数では敵いそうにないじゃないの!
(こちらの反撃もスカされ、しかもそれに対しての迎撃までこの体制でして来る事に舌を巻く)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【防御エピックファンブル!】【HP5→3】
う、っぐ!?
(普段であれば、躱せないまでも軽い切り傷で済んだであろう。が、長きにわたる攻防で集中が途切れた故か。刃がざっくりと脹脛に突き刺さり、貫通していた)

~~~~~っ、油断した、つもりは、なかったけれど……!
(幾分かの不運もあったろう。が、もしこれが生死を賭けた戦場であったならば言い訳にもならないだろう)
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荒谷・つかさ 2020年2月17日
【攻撃】
でも……目が覚めた、わ!
(冷や汗を流しながらも、楽し気な雰囲気は崩れない。脚を振って無理やり刃を引き抜き、しっかりと地面を踏みしめる。筋肉の収縮で、出血を止める)

さあ、続きといきましょう!
それそれそれそれっ!
(連続ステップで近づきつつ、拳の連打を叩き込む)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御】
――今、お前何をした?(確かに一撃を与えたという確信。しかし、貫いた箇所からの出血は見られない。即座に傷を癒したようにも見えるつかさに僅かに訝し気な表情を見せるが)
……まぁ、あとで教えてもらうぞ!(ラッシュが来ていた)
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ニコラ・クローディア 2020年2月17日
【防御成功】
――ちっ、弾幕かよ!(一撃一撃が決して軽くない、むしろ重いと言って差し支えなく、しかもそれが連続して放たれてくる。愚痴の1つくらい漏らしたくなるものだ。龍翼という城壁は耐えてくれてはいるが、久々の長期戦ということもありそろそろ鱗の強度が心配で)
手数で敵わんという割には、手数で攻めるではないか、ええ!?
(主腕、副腕、併せて2対。それらすべてに魔法陣を展開し、殴り返す。とはいえ、つかさに直接殴りかかるというよりは、魔方陣を先んじて打ち出しそれを殴ることで「拳打を飛ばしている」という方が正確か)
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荒谷・つかさ 2020年2月18日
【防御】
何って、力入れただけよ。こう、キュッとね。
(説明はすごい雑だった。というか当人としてもこうすれば止血できた、という程度の経験則でしかない)

単発じゃ逃げられそうだもの……ええ、こういう打ち合いになったら対応に困るわね。
(速度は互角だとしても、数は二倍で間合いも向こうが上。どうにも攻めあぐねる状況となってしまった)
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荒谷・つかさ 2020年2月18日
【防御失敗】【HP3→2】【攻撃】
くっ……対応が、間に合わない!
(単純に腕の数が違う分、防ぎきれずダメージだけが嵩んでいく)

全くもう、ままならないもの……だわッ!
(状況を打開すべく放ったのは貫手。ダメージ覚悟で踏み込み、鳩尾狙いで打ち込んでいく!)
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ニコラ・クローディア 2020年2月18日
【防御】
自ら逆鱗を求めるか!
(間合いは意図的に離していた。まともな格闘戦を挑めば、競り負けるのは見えている。故に魔術的な拳打を選んでいたのだが、相手の方から踏み込んでくる分に対応するには一時的とはいえ相手の領分に乗る必要があり)
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ニコラ・クローディア 2020年2月18日
【クリティカル防御:HP4】
攻め手を急いだな、つかさ!
(拮抗を崩すには踏み込んでくるだろう。そこには読み勝った。次に、つかさの一撃に耐えられるかどうかの賭けであったが)
――多重展開すれば、さすがの貴様の一撃でも耐える程度は出来る!
(響くのは障壁の割れる多重の音。胴体を重視して多重に展開したそれは、最後の1枚を残して貫かれた。1枚でも足りなければ、つかさの1撃が刺さっていただろうが)
故に、獲るっ!
(狙うは突き出されたつかさの腕。主腕、副腕、その全てを使ってつかさの片腕を獲りにいく。狙うは関節、折るや斬るまで行かずとも、関節技を極めれば一時的な使用不能へは追いこめるだろうという考えだ)
【攻撃】
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荒谷・つかさ 2020年2月18日
【防御】
届……かない!?
(何かしらの防壁があろうと、普段のベストコンディションのつかさであれば全て打ち砕いていたであろう。であれば、最後の一枚を抜けなかった要因は何か?……その答えは、踏み込んだ脚からの出血量を見れば明らかだろう)
(目を見開く。突き込んだ腕へ、四本の腕が渦を巻くように絡み付いて)
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荒谷・つかさ 2020年2月18日
【クリティカルダメージ!】【HP2→0】
ぐ、あがああああっ!!!
(ごきり、という嫌な音と共に激痛が肘と肩を襲う)
(力が入らない。恐らく間接が外されたのだろう)

や、る……じゃない……ニコラ……でも。
私は、ま、だ……立て……!
(ぶしゅ、という音と共に、視界が傾く。傷口が開き、崩れ落ちたのだ、と頭で理解するより先に、つかさの意識は遠退いていった)

【敗北!】
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ニコラ・クローディア 2020年2月18日
――無茶はするな。肘はずらしたし、肩は外してある。戻してもしばらくは使えんぞ。
(極めるのにつかった4腕を離せば、そのままつかさが崩れていく。脚部の失血もみれば、十分に戦い抜いたであろうことが見て取れて)
アンフィス、バイネイン!
(戦士として全力を尽くしたつかさを大地に横たえるような真似はしない。それに、今回は間に合う距離だ。ユーベルコードで呼び寄せた双子竜がそっとつかさを支え、救護室へと運んでいくだろう)
【勝利】
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荒谷・つかさ 2020年2月18日
双子竜に丁寧に支えられ、闘技場の外の救護室へと搬送されていくつかさ。
その身体には、激闘による痛々しい傷が多く刻まれていたが。
彼女を見た殆どの者は、その表情にこそ目が行ったという。

普段、まるで無表情な彼女の……心底楽しそうな、笑顔。
それは意識が失われてなお、そのままだったという。
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荒谷・つかさ 2020年2月18日
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