【一回戦】ニコラ・クローディア vs ナイ・デス
野良・わんこ 2020年1月21日
戦と聞いて暴君来たる!
一人称オレサマを聞いたら頭を垂れよ
「ニコラ・クローディア」
vs
正体不明、本体所在不明、故に不滅不朽のヤドリガミQ.E.D!
生命力授受の光の仕手
「ナイ・デス」
●コロシアム
キマイラフューチャーでコンコンコンして作った闘技場。
ローマにあるものとほぼ同じ
試合場には軽く砂が敷き詰められている。
なお、観客席と試合場の間にバリアーなどは無い。
2
ナイ・デス 2020年1月21日
おー……(入場口から普通に歩いて入ってきて、闘技場中央辺りまで歩いていく)
すごい、雰囲気……!(歩きながらも、きょろきょろと落ち着かない様子で観客みたり、試合場みたり)
(中央辺りまでいったら)
二コラさん、今回、よろしくお願いします、です!
(大きな声で、挨拶)
ニコラ・クローディア 2020年1月21日
――おう、聞こえてるぞ!(大きな声が中央で上がった。答える声は上空からあった。己を龍と称してはばからない少女は今、普段の可憐な姿ではひた隠しにしている龍翼を露わにして宙に居た)
ニコラ・クローディア、参上仕った。ワイルドハントの名高き勇者、その比翼連理にお相手願えるとは僥倖だ(素早く羽ばたき、真下へと加速――しかし、着地はその荒々しさとは真逆に。砂埃ひとつ立てず)
早速だが、始めていこうか?
ナイ・デス 2020年1月21日
おー……!(宙から降り立つ姿を見上げー)
はい、はじめましょう!
勇者のパートナー、ナイ・デス!負けない、ですよー!
あ、握手って、するのでしたっけ?戦った後にするもの?
(何かでみた大会の試合は握手してたと思い出して。でも試合の前か後かは思い出せてない少年)
【先攻後攻判定】
ニコラ・クローディア 2020年1月22日
握手の前後はどちらでもよかろう。互いの健闘を称える意味では、試合後の方が多いと思うが……(ひらひらと手を振り、それならば後にしようと開始距離を保つ)
――しかし、改めて見れば貴様、ソラスティより小さいのだな(ソラスティがこちらと同じ程度の体格。勇者、という2文字のためかなぜかナイも同じくらいの体格というイメージがあったらしい)
【イニシアチブ】
ナイ・デス 2020年1月22日
なるほど。では、握手は試合の後、ですね。
(互いに中央近く、地に足つけて。手を伸ばせば届く、という程に近くはないけれど。猟兵であればすぐに埋まりもするだろう距離。)
ナイ・デス 2020年1月22日
にゃ?はい。私はたぶん、生まれてまだ10年。
ソラは16歳、ですから。でも、すぐ追いつき、追い抜く、ですよ。
(ぐっと拳を握りながら、そんなことを言って。手首から刃が飛び出し)
では改めて、よろしくお願いします、です!
(言ってから、約0.015秒でその体が発射される。全身から光を放って【目潰し】しながらの【忍び足ダッシュ】
正面から、筋肉や魔力、オーラ防御といった守りを貫く【鎧無視】の黒剣を、腹部へ突き刺そうと)
【攻撃】
ニコラ・クローディア 2020年1月22日
――初手から中々の殺意じゃあないか!(手首から刃が飛び出すところまでは見えた。しかし、そこから先を終えたかというと否。龍としての身体は反射的に瞬膜で目を保護して光で目が潰れることを防ぐが)
ニコラ・クローディア 2020年1月22日
【被弾:HP4・攻撃】ぐっ……!(真正面から腹部に喰らい、黒剣が深々と腹を突き破る。背骨を切断されていないのは幸いだが、それでも腹を貫く一撃は決して軽いものではない)
――しかし、捕まえたぞ!(未だ視界はホワイトアウトしているものの、回避行動が間に合わなかったおかげで彼我の位置関係は確実に把握できている。前もって「お前案外小さいな」と口に出したのも、体格からくる重要器官の位置を己に刻むためであり)
そこっ!(素手で狙うはグラップリング。ナイの首元を左右から挟み込むように目指す掌は、何かを掴めばそのまま握りつぶすつもりだ)
ナイ・デス 2020年1月22日
ほんの挨拶、ですよ。これぐらい……!
(腹部へ深々と黒剣を刺しながら、そう返す。打撃ではなく刺突にしても倒せない、倒れない相手と思っての、模擬戦での使用。強者と認識している証)
(で、そう思っているから。カウンターは【覚悟】していて)
【防御】
ナイ・デス 2020年1月22日
【防御スーパークリティカル・HP5・上限のため回復なし・攻撃】
それと
(刺してから0.05秒。黒剣は深々刺したまま、腕の鎧が内側から膨らみ)
捕まってない、です!
(鎧から腕が抜け、後退。左右から迫る掌を避ける。だけでない)
ロケットパンチ!
(避けながら、刺さったままの黒剣鎧へ、車両なども浮かせられる【念動力】を放ち、二コラさん【吹き飛ばし】しようとする)
(鎧の拳を弾丸とした【零距離射撃】!)
【攻撃】
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
なるほど、敬意の表れというわけだ…!(掴み損ねた。鎧をパージしての回避は、あるかないかでいえば無いと読んでいたが故の読み負けだ。しかし、装備の補充が無いのであれば多少はリソースを削らせたか、などと考える間に、腹を強烈に押された)
【防御】
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
【被弾:HP3】んなっ!?(そうだ、こいつはヤドリガミ。器物を操り戦う能力は、こちらが道具を扱う以上に搦手の多くなることなど分かっていただろうに、何故通常の体を持つ猟兵と同じに考えた。己を𠮟咤する間にも、爆発的な推進力を受けて大幅に後退。そのまま黒剣鎧で闘技場の壁に押し付けられて土煙が上がり……)
しゃらくせぇ! 離れれば、こちらの得物がないとでも?(土煙を吹き飛ばすようにして壁際から乱射するのはウィザードミサイル。一射数百発、無尽蔵の魔力を用いれば分間千発を超える弾幕射撃を扇状に放つ。円錐状の弾幕範囲は、威力よりも命中を求めての選択だ)
【攻撃】
ナイ・デス 2020年1月23日
(ロケットパンチで押している間にも、自らさらに距離を取ろうとしていた少年は)
まさか――
(土煙を吹き飛ばし現れた魔法の矢を、驚くことなく見据え)
――ウィザードをメインとしてみる(ジョブチェンジ)の、どうでしょうって、思っています
【防御】
ナイ・デス 2020年1月23日
『エクストリガー【ディリゲント】』!
(魔法の矢に対し、距離を取るように。『怪力ダッシュ』地を蹴って、それでも魔法の矢の方が速い。が、コンマ以下かもう少しか、時間は稼げ。その間に『野生の勘』が『見切る』
迫る範囲攻撃。避けるのは難しい。けれど、当たる矢は、防がなければいけない矢は、総数に対してとても少ないと
『オーラ防御』纏った黒剣鎧の刃が、矢を弾き)
ナイ・デス 2020年1月23日
【クリティカル被弾:HP5→3】
ッ――
(両腕揃っていても、全て防げるかどうかは怪しい。まして、片腕の刃だけでは)
(僅かに弾いて、そこまで。魔法の矢に次々と貫かれ、少年の姿は炎に包まれみえなくなって――)
ナイ・デス 2020年1月23日
――こういう攻撃、では。私、倒れない、です!
(嘯きながら、炎を、弾幕を裂いて、少年が飛び出す。魔法の矢を受け、無傷ではない。姿は、ブレイズキャリバーのようにか。欠損し、それを補うように、体の所々が光の塊となっていて……そこから光を放ちながら、動く。
【覚悟、激痛耐性】魔法の矢を受けながらでも、止まらない。光となりながら
『瞬断撃』 時速6600km 秒速にして約1.8km 体が光となって身軽、更に加速して!)
(闘技場の端から端、約180m距離があっても。0.1秒とかからず0にして。その勢いで、再び黒剣鎧の【鎧無視】刃、突き立てようと!)
【攻撃】
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
逆だ! この程度で倒れられては困る!(魔矢の射出は己の身体の周囲から。魔力を固めたビットのようなものから行われている。しばらくの射撃で距離と時間を稼いだ間に為したのは、腹に突き立ち己を壁へと縫い留めていた黒鎧剣の引き抜き。逆手に持ったそれを、己の負傷も気にせずずるりと「横へ」引き抜いて投げ捨て)
――それと、龍としての魔力を用いての魔術だ。魔術師である前に、龍である故な!(何かが来るのは予期していた。故に、構えるのは己の中で最高の防御力を誇る龍の翼だが――)
【防御】
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
【被弾:HP2】チィ、早いっ!(見えぬ、聞こえぬ。気づいたころには刃が突き立っている。せっかく引きはがした直後に再び壁に縫い留められ、苦々しく唾を吐くが)
――仕方があるまいっ!(魔力リソースを大幅に消費して、ナイの手に直撃の手応えを残しながらも己の姿を掻き消えさせ)
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
――盾と共に、来る!(実態は咆哮。言葉の意味を直接脳内へと伝えるその咆え声は龍詞と称したニコラの特殊言語。短い詠唱と莫大な魔力リソースで為されるのは、同一世界内に存在する他者を基点とした転移魔術)
本当ならば、貴様の必殺を引き出してから使いたかったのだが、仕方あるまい――封ッ!(ユーベルコードの応用。転移と共に生成される光盾の座標軸を変えることで、ナイの拘束から逃れつつ「魔力で形成された盾」による面の打撃をナイの真上から叩き落とす)
【攻撃】
ナイ・デス 2020年1月23日
(刺した、縫い留めた。が、手応え残して目の前から対戦相手が消える。そして)
うるさ……!?
(特殊言語。竜騎士の使う竜言語に近くけれど違うか、全く違うか。その咆哮が、直接脳内へ。獣耳が生えて【聞き耳】よくなっているからか、大きく聞こえ)
上!?
(真上から落とされる光の盾に、反応)
【防御】
ナイ・デス 2020年1月23日
【被弾:HP3→2】
みゃ……!?
(上をみて、顔面で光の盾を受ける。にゃーの声が潰れ発され、そのまま盾に叩き潰されるよう地に伏せる。
地面と盾に挟まれて、再び少年の姿は、盾を退かすか地に伏し横からみでもしなければ確認できなくなって)
(『地形の利用』【生命力吸収トンネル掘り】大地を喰らい消して、人が通るにはやや小さい穴を残して隠れる)
私の攻撃は、どれも必殺では、あります!
(どの攻撃も。二コラさんには通じなかった、というだけで。オブリビオンにもよるが、必殺にもなる攻撃をしていると、訂正?の声。)
(と、同時)
ナイ・デス 2020年1月23日
(地に潜った痕跡である穴が消え)
(闘技場の大地、各所66か所から、液体があふれでる。それはブラックタール種族のように人のかたちをとって立ち上がり、すぐにちゃんとした肉の体の時の少年と同じになる。『バウンドモード』で仮初の肉体を液状にし『錬成カミヤドリ』で分身。地上にでてから液状化を解除したのだ)
これも、必殺、です
(66の、念動力で動かされる少年の1人が、そう口を開いて)
(四肢の鎧が短剣に。地縛鎖両端の刃が外れ浮かびあがり)
(66×6 合計396の刃が【念動力】で操られるまま『誘導弾』となって、二コラさんへ殺到する!)
【攻撃】
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
それはすまないな――どうにも、そこいらの感性はズれているらしい。
(若干の意味の食い違い。向こうが勝利を確信したタイミング、必殺必勝の一撃を透かすための隠し手のつもりだったのだが、とは口には出さない)
それにしても……ハァン、ヤドリガミならでは、だな。
どういう原理かはうっすらとしかわからんがっ!(龍翼で己を覆い隠すように防御を試み)
【防御】
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
【防御成功:HP2を維持】――質も悪くない、量も十分。だが、祖龍の鱗の何たるかを知らんと見る!(盾のように広げられ、ニコラ本人を覆い隠す錐のように構えられた龍翼が、迫りくる400近い刃の全てを受け止める。つぶさに観察すれば、龍の鱗1枚1枚が投じられた刃と鍔迫り合いをするような鋭さを持っていることが判るだろうか)
間に合えば、通しはせんよ! 我が鱗はフォーミュラの一撃ですら受け止めるからなァ!
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
――そして、全てが必殺というのであればこちらも1つ、開帳させていただこう!
ニコラ・クローディア 2020年1月23日
――我が龍詞は祖を言祝ぐ――
―― Ancestors Call ――
(龍詞詠唱。力強く唱えられた起動句は二重に響き、神の色が抜けアッシュブロンドへ。全身の鱗がこれまで以上に黒く染まると共に、角があからさまに大型化)
(そして、その変化は本人だけに留まらない。受け止めていた396の刃を取り込み、己が魔力へと還元。それがどういう存在であれ、ニコラに楯突いたという「定義付け」を為して力として取り込むのがこのユーベルコードであり)
――我が龍炉は焔を息吹くッ!
(さすがに数が数。魔力プールにその全てを溜め置くには苦労するため、いっそそのまま弾けさせようという即興詠唱)
(396の刃が変じ396の小爆発連鎖となり、ニコラを爆心地として爆縮。無差別全域攻撃と化す)
ナイ・デス 2020年1月24日
【スーパークリティカル! 防御不可 HP2→0】
ただの物量では、やはりダメ、ですか
ッ……!?
(地中に潜み、念動力で複製を操りながら少年は。複製が取り込まれた感覚に、増幅器がなければ辛い、複製多数の同時精密操作していたのもあって顔をしかめ)
(地中。逃げ場は、ない)
(爆発は試合場の大地を大きく抉り、地中の少年を飲みこんだ)
ナイ・デス 2020年1月24日
(試合場にできた巨大なクレーター)
(その中心に、意識を失った無傷の少年が倒れ伏している)
(どれ程傷ついても、再生する少年も、意識を失っては、戦えない)
【敗北!】
ニコラ・クローディア 2020年1月24日
――ふぅ(一瞬だけ垣間見せた真なる龍の姿。爆風から己を守るために展開した龍翼を広げれば、その中央に居るのはいつもの姿のニコラであり)
……ハァン、思ったよりも派手に抉れたな。それだけ、ナイの攻撃に威力があったということだが(己が作り出したクレーターの中央に倒れ伏す少年を拾いに行く。試合前に握手の約束もしたのだから、それを果たさずにいるのは龍としてどうかと思い)
死なずの二つ名はさすがだな(ナイの肩を副腕でトントンと小突いて気付けをしてみる)
【勝利!】
ナイ・デス 2020年1月24日
(気付けをされて。身体的には無傷であるからか、そう時間はかからず)
……にゃ!(飛び起きた。両腕の鎧から刃をだしながら)
あ……私の、敗北ですね(そして、自身の敗北悟ってすぐに刃を収める)
ナイ・デス 2020年1月24日
二コラさん、すごい、必殺技、でした!真の姿になって、一撃で勝利を決める、あれがほんとの、必殺技、ですね!
あんまりよくは、みえなかったですけど(地中にいたから)
ニコラ・クローディア 2020年1月24日
なぁに、そこらへんは互いのアプローチの違いでもあろうて(本当の必殺技とはなんぞや、というのは個人によって異なる結論が出るだろう、と)
機会があれば2回戦以降で使うこともあろうて。その時の愉しみにでも取っておくといい――ン(飛び起きたナイに向けて掌を差し出す。互いの敢闘をたたえる握手を求めてのことだ)
【おそらく、次の一連のレスで終わりくらいかなと思いますが、いかに】
ナイ・デス 2020年1月25日
はーい。決勝戦目指して、がんばってください、です!
ありがとう、ございました!
(握手!)
ナイ・デス 2020年1月25日
【試合は終了しました】