【新入】ヴィクトリカ・ライブラリア【団員】
白斑・物九郎 2020年1月1日
『こんにちは、異世界の奪還者さん。
猟兵【りょう-へい】って言うんだっけ。
わたし達の住む世界の他にも世界があって、そこにも人が住んでいるというのはなんだか古典SFみたいでドキドキします。
そしてまだ滅んでいない世界が在るということにも。そこにはわたし達の知らない知識が、文献が、物語があるのかな。
ぜひそれを知りたいです。そしてそれらを滅びから守りたい。
BoK二等司書ヴィクトリカ・ライブラリア、あなた達との合流を希望します。』
※
●世界:キマイラフューチャー
●所:高層階/ペントハウス
●新入団員:「ヴィクトリカ・ライブラリア」
【16/女/フラストチャイルド:サバイバルガンナー×パラディン】
https://tw6.jp/character/status/f24575
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白斑・物九郎 2020年1月1日
(「異世界の」。「奪還者」。プロフィールデータに目を通すよりも先に、当人が発語したその言葉を聞いただけでピンと来よう。きょうび猟兵を捕まえて「奪還者」と呼ばわって来る手合いはと言えば――)
白斑・物九郎 2020年1月1日
はぁん? (白いマダラとヘアピンだらけの黒髪に、紅黒模様の猫耳一対。パッと見…その民芸品の実物を、先方の世界の民のどれくらいが直接見たことがあるのかは杳として知れない所だが、とにかく…「招き猫を擬人化したみたいな」ナリの甚平姿が、フッカフカしたソファに肘枕で寝っ転がったまんま応じる) アポヘル――、アポカリプスヘルから来たクチっスか。おたく。
エル・クーゴー 2020年1月1日
(そのソファの傍らには、ごつい電脳ゴーグルで目元をすっかり隠した銀髪のドールが突っ立っている。そのドールは、胸程の高さで横へ延べるように投影したホログラムのキーボードで慣れた調子でタイピングの指を往復させながら、何やら推し量る風にヴィクトリカの方を見る。ゴーグルの分厚いバイザー越しに見る。バイザーの表面では、翠光が灯ったりライン上を往復したりしていた。アポカリプスヘル的に言えば、ちょっとソーシャルディーヴァっぽい佇まいかもしれない)
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月1日
(目もくらむような摩天楼。空中には揺らめく立体映像がなにかの街宣を垂れ流し、それらに目もくれずに道行く人々はまるで獣が混じったかのようなーーいや失言、まるで人間が獣で無いかのような思考は失礼に値するだろう。人類が万物の霊長だなんて幻想はオブリビオンストームの前に紙切れ一枚より容易く吹き飛んで久しい。ともあれそんな異界めいた大都市を彷徨うこと暫し。目的の高層ビルの最上階、豪奢なフロアの戸を叩く。ゆっくりと扉を開けば、眼前には寛ぐ青年とその傍らに控える人工物めいた美貌の少女。その何気ない佇まいから感じる圧倒的な強者の風格に、奪還者としての本能を震えさせながら深く一礼)
はじめまして、ヴィクトリカ・ライブラリア二等司書です。えと……はい、皆がアポカリプスヘルって呼んでる……あの世界から来ました。
来たっていうか、なんか気づいたら行き来できたっていうか……ですけど。
白斑・物九郎 2020年1月1日
(アポカリプスヘルからキマイラフューチャー。なんともはや、話を聞いているだけで物質文明のトガり具合と拡充具合と社会の呑気さの落差でカゼでも引くんじゃねーかって感じの歴を辿られておいでの来客であった。――さてそんなヴィクトリカの目の前、ここな「異界」にドップリ慣れた様子の猫耳尻尾+ヒトとかいう造作を致した異形は、) ァ? 「なんか」? 「行き来出来た」? (片道一方通行なら神隠し。しかし「行き来」と来れば、それは――)
ほー。グリモアに目覚めたクチっスか、おたく。
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月1日
ぐりもあ。(そういえばここ最近仕事を斡旋してくれたお姉さん方もそんなような事を言っていた気がする。懐から渋い軍用品めいた色味の電子辞書を――経験を積んだ猟兵が見ればいかにもグリモアであるところのそれを引っ張り出してすぐに検索。わからないことは調べるべし。そうして――)いや、うーん……予知とかはしたことないんだけど、そうかも?
なんにせよこっちの世界に来ることも、向こうの世界に帰ることもできる。それが今の所わたしに理解できる全てです。グリモアがどうかとかは……確実なことはなんとも。()
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月1日
(もしそうだったとして、その力でわたしに一体何ができるのだろう。そういう猟兵的な所作のあれこれを学ぶ上でも、この人達の振る舞いは大いに学びになるだろうという予感に居住まいを正す)
白斑・物九郎 2020年1月1日
グリモアに――目覚めた「ばっか」のクチっスか。 (先刻の言を一部訂正して繰り返した。携えているブツの確かさと諸々の「不慣れっぽさ」を併せて鑑みれば、この解で間違いあるまい) ま、アポヘルをどうにかせにゃって思いが募りでもした暁にゃ『拠点[ベース]』に『略奪[ヒャッハー]』しに来る『略奪者[レイダー]』相手に先手を打つ予知を発信し始めたりするようになりましょうさ、その内。
白斑・物九郎 2020年1月2日
ンで? なんですって? (肘枕からぼちぼち身を起こす) 文献…本が? 本がスキなんスか? あの世界、紙の本はあらかた絶滅してんじゃニャーですか? そんで? 司書? 「二等」? なんですよ、その階級みたいなん。「BoK」とかいきなり言われても分かりませんっつの。なんかの組織名ですかよ?
――あーあー、もう話し易いトコから説明しなさいや。
オラッざっくり経歴。あと自己PR。はいスタート。 (ぱん、と両手を打ち合わせる)
エル・クーゴー 2020年1月2日
『●REC』 (作り物みたいなのが…相変わらずヴィクトリカの方に顔の向きをじーっと合わせたまま…出し抜けにシャベッタ)
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月2日
えっ……変な電波を受信しちゃうのは少し困る……そういうのじゃない? ならいいんですけど。
経歴!? 自己PR!? ええっと……
ヴィクトリカ・ライブラリアです。BoK……Bunker of Knowledgesで司書の任務に従事してました。
BoKっていうのは、あの世界で記録や技術の管理・保全を目的に活動してる組織で……旧世界風にいうと博物館と武装した学者一同、みたいな。
オブリビオンストームで散逸した文化を回収して編纂したり、無秩序に放置された危険なテクノロジーを回収してレイダーや無知な人間の手に渡らないようにするために戦ってる人達です。
わたしはそこで生まれてからの数年間を司書――実戦部隊員として過ごしました。任務中にちょっと失敗しちゃって、今は死人扱いでフリーランスです。
自己PRは……調べ物が得意です。広く浅く、いろんな知識を提供できます。
ちょっとした調べ物は任せてください! 以上です!
白斑・物九郎 2020年1月2日
アーハ、ヘンな電波の受信な。ま、せいぜい気ィ付けるんスね? アポヘルっつったら世界のカンジが世界のカンジだけに、急に「ヒャッハァー!」って奇声を発するコトに始まり、稀少だろうガソリンをドバドバ使ってトゲだらけのバイク転がしながら“!?”とかごくごく自然にキメ始まったり、有り得ねえとも言い切れねえトコでしょうしな。 (人様が感じる不安を煽りなんぞする時に笑顔になる性格)
エル・クーゴー 2020年1月2日
『“Bunker of Knowledges”』『“BooK”...』『>エラー』『“BoK”』『Tipsを更新しました』 (ふんふん頷きながら、ヴィクトリカの語るを聞きつつ胸程の高さに投影・展開したホログラムのキーボードをパタパタとタイプし始める)
白斑・物九郎 2020年1月2日
はぁん。そんなカンジの活動してる組織の所属で、そんで「司書」なんつー肩書きの――
白斑・物九郎 2020年1月2日
…って何? なんて言いましたよ、今。「死人扱い」ィ?
エル・クーゴー 2020年1月2日
『作戦行動中行方不明[M・I・A]?』 (ヴィクトリカのパーソナルデータを編纂する手がちょい止まる。そっちを見た)
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月3日
ヒャッハーってそんなレイダーみたいな……うっ、何故か“!?”は否定できない気はしますけど……疾風伝説にはなりませんから! バイクとか乗れないし!
はい、それです。作戦行動中行方不明。書類上わたしは死んでいるので、「自称」BoKの二等司書なんですよ……(あははと頼りなく笑って)
デッドマンではない貴重な死人です!
白斑・物九郎 2020年1月3日
行方不明からの死亡扱いて。原隊にゃ報告入れたんスか? グリモアに選ばれたトコで新天地でビブリオフィリア始めんも結構ですけども、身内にゃ一報入れてからワイルドハントの敷居跨ぎに来なさいや。 (突き放したような物言い。だが、筋を通す仕儀を重んじる風の性分が滲んじゃいた)
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月3日
(頼りなげな笑顔を、ゆったりとした微笑みに変える)
自分は二等司書、フラスコチャイルドです。換えが利く物を回収するのに、替えの利かない人間が危険を犯すことはありえません。貴方も激流の中にペンを一本落としたとして、わざわざ自分が溺れる危険を犯してまでペン一本を拾いに行かずに買い換えるでしょう?
ですから彼らは連絡が途絶えた時点でわたし達が生きていようが居まいが報告なんて待ってくれませんし、今頃はもう損耗分も補充されてることでしょう。
わたしでないわたしが彼らのところできちんと働いているなら、わたしはわたしとして彼らとは別で同じ理念を仰いで行動するだけです。知識や記録の保存という目的には大いに賛同できますから。
また彼らに合流するかどうかは、出会った時次第ということで。
(怒るでも悲しむでもなく、淡々と自身が既に切り捨てられた存在であると、そして自身も古巣を身内としては切り捨てていると語る)
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月3日
もちろん、それでも生きてると報告を入れるべきだと仰るなら頑張ります。
グリモアの人ならワープ? テレポート? 出来るらしいので、それをがんばって会得してからちょっと挨拶しに里帰りしますとも。
ただ一朝一夕でどうこうは難しいので、当面の目標ということでひとつ大目に見てくれると嬉しいかなーって思うんですけどどう? ダメ?
白斑・物九郎 2020年1月3日
(ああ成る程。取り分け彼女の周辺に於けるフラスコチャイルドという種に対して求められる機能と個人としての価値、そして当人の自認というのは、つまりこのような――) …。……。………。 (人命を真っ当に尊んでいられる猶予がある世界ならともかく、嵐を相手に捨て身で生きる者達を思えばこそ、その割り切りを彼我に徹底することは生存の為の原則ということか。自分一人が生きるという独善ではなく、より数多くを生かす為の、そういう――)
白斑・物九郎 2020年1月3日
ダメ。 じゃねえ。気が向いた通りに万事スキにしなさいや。
白斑・物九郎 2020年1月3日
…どれ。そしたら戦う司書が今日現刻を以って百鬼夜行[ワイルドハント]に合流、と。死者にゃ似合いの拠点でしょうさ。さっさと勝手を覚えていいよういに使え。
そんじゃま、最後に――ヘイ。エル。 (音声認識でサクサク仕事してくれる使い勝手のいいスマホ目掛けて発声するような語調)
エル・クーゴー 2020年1月3日
『名称を入力して下さい』 (キーボードやらウィンドウやら。上半身を囲うように展開された天球儀型の電脳世界を操りざま、ヴィクトリカの方にゴーグルのバイザーを向ける)
白斑・物九郎 2020年1月3日
俺めは【近接戦闘担当】。そっちゃのドールは【遠距離戦闘・兼・IT担当】。ココじゃ各自にスキなように肩書きを自称させてるんスよ。 おたくが長ッたらしい肩書き持ってるってゆーのは、まあ聞かせて貰いましたけども――ココではココでなんか名乗りを決めといて下さいや。ソレがこの猟団の名簿でおたくの名前の直上に付記されるようになりますからよ。
白斑・物九郎 2020年1月4日
――古巣といっぺん断絶すんなら、丁度イイ儀式でしょうわ?
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月4日
ありがとうございます、猟団長さん!
それでは二等司書ヴィクトリカ・ライブラリア、只今よりワイルドハントに参加させてもらいますねっ。
――なるほど、肩書……それなら【記録担当】なんてどうでしょう。記録を集めて残すのは、何処であろうと変わらない司書の仕事ですから!
エル・クーゴー 2020年1月4日
『【記録担当】』『名称を登録しました』『キマイラフューチャー規格の記録媒体・通信機器等の入手を希望する際は適宜申請して下さい』 (IT担やからな! そのへん面倒見たるで! みたいな感じを出す)
白斑・物九郎 2020年1月4日
ン。しっかし――知識、文献、物語スキーなァ。 (ヴィクトリカを改めて頭のてっぺんからつま先までじぃと見、)
白斑・物九郎 2020年1月4日
UDCアースって世界に行くときゃ「ジンボウチョウ」って地名にゃ気ィ付けなさいや。そこ行くと帰って来らんなくなりますでよ。 (本好きだってんなら。)
白斑・物九郎 2020年1月4日
【※そちらの次の書き込みで終了】
ヴィクトリカ・ライブラリア 2020年1月4日
本当!? じゃあエルさん、そういう道具を一式見繕って! 予算は……弾薬なりを貴金属とかに替えてくるから、糸目を付けないで一番いいのをお願いしますっ!
そしたら――早速ジンボウチョウに出撃よ! 猟団長、教えてくれてありがと! 今後とも宜しくお願いしますっ!
(新しい居場所、頼もしい上司に胸踊らせ、その勢いのまま入団早々にMIAフラグを立てて意気揚々と機材の調達費を用意しに飛び出していく)
白斑・物九郎 2020年1月5日
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