【新入】ウーナ・グノーメ【団員】
白斑・物九郎 2019年10月24日
『わたしは砂の妖精。砂塵の妖精。砂漠の妖精。
ワイルドハント……亡霊、怪物、或いは砂嵐。
それらを率いる者、あなたと対話がしてみたい。
あなたが然るべき砂の王であるならば、わたしはあなたの麾下に馳せ参ずる。』
※
●世界:キマイラフューチャー
●所:高層階/ペントハウス
●新入団員:「ウーナ・グノーメ」
【15/女/フェアリー:ウィザード×サイキッカー】
https://tw6.jp/character/status/f22960
0
白斑・物九郎 2019年10月24日
ワイハン団員100人目。
エル・クーゴー 2019年10月24日
(ポーン)
(右肩に背負ったカノン砲から紙吹雪のクラッカーをぶっぱなした)
白斑・物九郎 2019年10月24日
居そうで居なかった初フェアリー。
エル・クーゴー 2019年10月24日
(ポーン)
(左肩に背負ったカノン砲からも紙吹雪のクラッカーをぶっぱなした)
白斑・物九郎 2019年10月24日
ンで? 何? (ドールの副官とひとしきり掛け合ってより後。白いマダラとヘアピンだらけの黒髪に紅黒模様の猫耳一対、パッと見「招き猫を擬人化したみたいな」ナリの甚平姿が、ソファにでーんと寝っ転がった格好で色んな意味でメモリアルなフェアリーの方へと向き直る) 自然由来成分強めのフェアリーって話っスか。地属性。
エル・クーゴー 2019年10月24日
(物九郎がウーナへつらつら話し始めるのに緩急を合わせて、ソファの傍で直立不動、ごつい電脳ゴーグルで目顔をすっかり隠した銀髪のドールもそっちも向いた。分厚いバイザー越しの視線はそちらを見ている)
ウーナ・グノーメ 2019年10月24日
…………。
(25㎝にも満たない体躯のフェアリー、いわゆる妖精は浮いている。羽ばたくこともなく、空中に腰掛けるように)
その通り。大地を司るフェアリーの一人。ただし、わたしの力は豊穣とは程遠い。わたしは砂の妖精だから。
ウーナ・グノーメ 2019年10月24日
それに、しても。
(少し目を伏せる)
わたしで100人目、そして初めてのフェアリー。狙っていたわけではない、けれど。少し、面映い。
(そう言いつつも、表情の変化は乏しい。ただし、翅は小刻みに羽ばたいて両手は頬に当てられる。表情よりも行動に感情が出やすいらしい)
白斑・物九郎 2019年10月24日
(訥々とした喋り。起伏少なな表情。しかして感受性や表現が死んでいるわけじゃない。ウーナの人なりをローなテンションのツラでぼんやり眺めていて――) …。……。………。 (エルの方をチラ見する。キャラかぶってんぞお前)
白斑・物九郎 2019年10月24日
(エルからプイと視線を外すや、改めてウーナに向き直る) …ン、まあそんなワケで。でけえヤツはわんさと所属しちゃいますけども、フェアリーが来たのはマジでおたくが初なんスよ。ってなワケで、そのヘン移動するときゃ潰されたり踏まれたりしねえようにせいぜい気ィ付けるこって――
白斑・物九郎 2019年10月24日
…? ああ、んにゃ。 (所属した「後」の話よりも、) それよか先に、俺めが『嵐の王』――『砂嵐の王[ワイルドハント]』か否かって話でしたわな。 (所属する「前」の話だ。)
ウーナ・グノーメ 2019年10月24日
…………。何か?
(無言で隣の人物を一瞥する様子に、首を小さく傾げる。羽ばたいた影響で、砂金のような鱗粉が舞う)
────。
(踏みつぶされないように、と言いかけたのを聞いて翅がピン、と伸びる。表情は変わらない)
…………。あなたの実力を疑うつもりはない。数十もの猟兵を統率する手腕は驚嘆に値する。
白斑・物九郎 2019年10月25日
(賞賛されれば、) ニャはは。そりゃドーモ。 (犬歯を剥くツラはどうしたって攻撃的な気質を伺わせるが、まあ笑顔にはなるのだ。) ――ま、折角『砂嵐』を追って来たって話ですしな。見せるモンは見せときましょっかや。
白斑・物九郎 2019年10月25日
(言うや、白斑・物九郎の体の輪郭に沿って宙が僅かに「ボヤける」。強いて猟兵の得物に当て嵌めるならフォースオーラが該当しようか。ウーナに見えるように一瞬だけ棚引かせたソレは、エレメントに近しく生きる者には感受も容易だろうか、混沌・ケイオス・ワイルド、指向性[ベクトル]も強弱[ハイロゥ]もしっちゃかめっちゃか、秒刻みで変位し続ける乱数属性の発露――砂嵐。“モザイク”だった)
ウーナ・グノーメ 2019年10月25日
…………。
(表情は変わらない。しかし形容しがたい「それ」の全体を追うように、妖精の視線は忙しなく動いている)
……白。黒。白。黒。灰色……違う。何色とも共鳴していない。通常の概念や理論が通用しない擬似存在。剥き出しのエントロピー。純粋なエネルギー。穢れなき無秩序。
(詩を紡ぐように小さな口から言の葉が漏れる)
堪能させて貰ったの。混沌の一言で説明するには、余りにも捉えがたい。砂嵐にして、降り頻る雪の如き雑音。
(妖精らしく、謎かけのような言い回しでそれを表現して)
あなたは確かに、砂嵐の王を名乗るに相応しい。わたしは砂の妖精として、あなたの麾下に入る。ただし、麾下であって隷下ではないことは留意して欲しい。
(所属はしても隷属はしないと宣言。束縛されるのは嫌いらしい)
白斑・物九郎 2019年10月25日
この「モザイク」をかくも細かく解釈しようとする人様の言葉ってのも、まあ新鮮に聞こえるモンですわな? (ウーナの言葉を上機嫌そうに受け、) オーライ。許す。せいぜいスキに着いて来なさいや。こっちゃもそんなエレメントの妖精が好き好んで列に並びに来たとあっちゃ、ちょい自慢出来そうですしな。 (――王だの麾下だの。およそ人の会話であまり出て来る機会の無さそうな語彙が飛び交う会話を、鷹揚に頷いて返す)
白斑・物九郎 2019年10月25日
ンで? 何? 「麾下であって隷下でなし」? はん、トーゼンっスよ。むしろスレイヴなんざ要りませんっつの。嵐の軍勢に欲しいのは、獲物の選び方も狩り方もセルフでイケる“猟師”こそですしな。それに――
白斑・物九郎 2019年10月25日
「吉兆だ」ってんで、見付けた妖精を喜び勇んでカゴに入れて閉じ込めるようなバカは、大抵手痛いしっぺ返しでヒデー目に遭うのが常でしょうさ? なァ「フェアリー」。
ウーナ・グノーメ 2019年10月25日
モザイク。数多の破片。欠片の一つ一つに数多くの属性、そして物語が秘されている。人々が一人一人、物語を紡ぐかのように。
それを聞いて安心した。
天使に笑顔を、悪魔に慈悲を、遍く狩りに祝福を。
わたしたちの敵は善ではなく悪でもなく。
わたしたちが捨て去り、わたしたちを追ってきた過去そのものなのだから。
(鈴を転がすような声で紡ぐように、或いは歌うように述べる。ふわりふわりと空中を不規則に舞い、やがてテーブルにとん、と足をつけて)
ウーナ・グノーメ 2019年10月25日
…………。その通り。
吉兆と凶兆は表裏一体。
大地が万物を育む揺籃にして、万物が横たわる墳墓であるように。
わたしたちは変化の兆しだけれど、それがヒトにとって喜ばしい変化とは限らない。それでもわたしたちはヒトを導く。わたしたちを信じて、手を叩く者がいる限り。
(途端。ざ、とテーブルが崩れ落ち、ケイ酸塩およびカルシウム化合物──平たく言えば砂だ──の粒と化した。それは意思を持つかのようにウーナの周囲を浮遊して)
ウーナ・グノーメ 2019年10月25日
わたしは乾き。わたしは不毛。時には万物を滅ぼすSimoom(シムーン)、或いはSamiel(ザミエル)。時には旅人をオアシスへ導く悪戯な流砂。
わたしは砂のフェアリーの信義に誓って、砂嵐の王と、王が率いるワイルドハントの【嚮導】を担う。
(【嚮導担当】……それが彼女の申し出た役割であるらしく)
猟兵の長、猟団長に砂の加護があらんことを。
(彼女を取り巻く粒子は制御下を離れ、巻き戻すようにテーブルへと戻った。どうやら「クライシス・ゾーン」を礎とするユーベルコードであるようだ)
白斑・物九郎 2019年10月25日
…ッはー。今更ですけども、こりゃなんともフェアリーらしいフェアリーが来たモンですわな…。エルフでも連れてくりゃ五分(ごぶ)でトーク出来るカンジでしょうかや。 (ウーナの節回しを、目をしばたきなどしながら静聴した後にこぼす。と) …? ァ? (調度が“砂”と崩れた。かと思えばもう戻っている。――成る程、無機の変換と操作、そして解除で復元のかのコードか) はぁん。見せて貰いましたでよ、砂の妖精の「らしい」トコ。
エル・クーゴー 2019年10月25日
『>“ザミエル”』 (電脳ゴーグルのバイザー部分を伝う翠光が、ォン、と励起する) 『猟団長の“砂嵐”に続き、当機との親近感ポイントが抽出されました』 (――ザミエルはザミエルでも「魔弾の悪魔」のザミエルだが。その名を冠するシステムを電脳に積んでたりする身のドールである)
エル・クーゴー 2019年10月25日
『ともあれ_』『【嚮導担当】』名称を登録しました』 (手元に繰り出した電脳世界――ホロのキーボードとウィンドウとに、文字をぱこぱこ打ち込んだ)
白斑・物九郎 2019年10月25日
そんなカンジのを名乗らすワイハンの流儀もご存知っスか。キマフューに垂れ流してる動画あれこれ観てから飛んで来たんスか? (かくも「砂」を統べる超自然存在がキマイラフューチャーのネット文化を駆使する模様を想像する。少しウケた) どれ、そんじゃ――訊くべきも聞けた。表明も済んだ。
白斑・物九郎 2019年10月25日
出身と経歴とを根掘り聞くのはヤボでしょうわな。妖精の自己紹介だきゃ、かくある概念を説かれてナンボみたいなトコありましょうしよ?
ウーナ・グノーメ 2019年10月25日
…………。まぁ、その。こほん。こういったものは最初が肝心だから。
無意識に格好をつけてるところは、ある……かも、しれない。
(人差し指同士を合わせて、僅かに目を泳がせながら。ワイルドハントの流儀を既知なのも下調べ済みだからであって)
わたしの世界は塵芥。わたしの元では、全ては塵。
(もちろん、無機物に限るが。この特性上、自然の化身なのに自然の中より人工物だらけの場所の方が力を発揮する)
ザミエル。それは砂漠に吹き荒れる毒の風。
あなたとは出身も種族も違うけれど、或いはその根元となった伝承は、同一のものなのかもしれない。
(魔弾の射手とサハラ砂漠に吹き荒れる熱砂の風との関係はわからない。だが或いは、魔弾の射手を作曲した者の命名は、繋がりがあるのかもしれず)
ウーナ・グノーメ 2019年10月25日
…………。ん。そうして貰えると、助かる。
わたしは旅人の導き手であると同時に、伝承の紡ぎ手。
わたしは語らい、踊り、手を叩く。焚き火の辺であれば、尚良いのだけれど。
(ちら、と天井を見上げる。ライトが作る人工の光は、まだ少し奇妙に思えて)
ここはまるで鋼鉄の密林。技術と文明を極めるのは結構だけれど、やっぱりこれは奇妙に思える。わたしの世界がこうなる確率は、あまりにも低すぎる。
…………。わたしの言動が「浮いて」いたら、遠慮なく言って欲しい。出来る限り、地に足つけるよう努力はする。
(そう言って再び、ふわりと宙を舞った)
白斑・物九郎 2019年10月25日
アーハ。だいぶ「作ってる」ってコトっスか。 (キャラを。) ま、おたくがボロでもボロボロ出した日にゃどんだけ指差して笑われるか、せいぜい楽しみにさせて貰いますでね。別にそんままでいっスよ、そんままで。 (「君は君のままで」的ないくらでもいい感じを醸せそうなセリフを、しかし極めてぞんざいかつアマノジャクに使ってしまう猟団長の図)
白斑・物九郎 2019年10月25日
この鉄と享楽の星が、嵐の軍勢[ワイルドハント]の本拠、王の居城ですからな。テキトーに慣れとくコトですわな。どれ、そんじゃ――
白斑・物九郎 2019年10月25日
――百鬼夜行[ワイルドハント]の列にようこそ、百人目の人外魔境。
白斑・物九郎 2019年10月26日
【※そちらの次の書き込みで終了】
ウーナ・グノーメ 2019年10月26日
…………。デリカシーがないとか、良く言われない?
(翅をピンと伸ばす。先程も取った動作)
まぁ、いいの。わたしが小娘なのは本当のこと。
私は不完全で、足りなくて、始まったばかり。
(人生の経験も、猟兵としての経験も)
…………。
大地は過去を埋葬はしても、過去が自身を踏みつけることは許さない。
大地の上には不毛の怨嗟でなく、花が咲くべき。
わたしは全力を以って、それを代弁する。一人の妖精として。一人の猟兵として。
(恭しくお辞儀をした。愉快な百鬼の百番目は、小さな小さなフェアリーで。だが精々気をつけろ、オブリビオン。上ばかり見上げていれば、必ずや妖精に踏み潰されることになるだろうから)
ウーナ・グノーメ 2019年10月26日
【お相手ありがとうございました、これにて締めとさせて頂きます】
白斑・物九郎 2019年10月26日
【このスレッドは終了しました】