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【RP】抜け道、坂道、帰り道

戦犯・ぷれみ 2019年7月23日

 アルダワ。
 蒸気と魔法の学園都市。

 ……そんなフレーズを頭に浮かべてみても、肝心なことは何もわからない、
 だって、蒸気も魔法もただの手段だ。電気の代わりに別のものを使っているというだけだ。
 そんなものじゃあ、この街を何も語れやしないだろう。いつまで経っても迷子のままだ。

 街を街たらしめるものは、そこを歩く人間だけが知っている。



(招待した方のみ)




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コイスル・スズリズム 2019年8月23日
(私が袖を振ると、それを合図にかほさんは姿をあらわした。もうずっとたくさんある橋を渡った後、私は「that,that,that」の庭の中にいるかほさんに合図となる紙を送っていた。たぶん最初にこの場所にきた人からすると、袖の中に入る前と出る前とで、まったく何も変わっていないんじゃないかと思うような光景に私たちはいた。説明するのも大変なので、私はあえて何もいわなかった。)もう少しだけ歩こう。次の階段をのぼると―――かほさん、顔色悪いけど、どうかした?
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コイスル・スズリズム 2019年8月24日
昔あった水をかけると大きくなるスポンジの水をかける前みたいになってる
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臥待・夏報 2019年8月26日
(――紙片になんて書いてあったのか、認識はできなかった。もしくは、視覚野の奥の無意識がそれを認識した瞬間にすべては終わっていた)
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臥待・夏報 2019年8月26日
――いや、(こめかみを指の骨でぐりぐりと押して、脳みそに合図を送った。頓服は、なしでいける)
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臥待・夏報 2019年8月26日
……ブランコ酔い……?(言ってみた単語が我ながら妙におかしくて、身体をくの字に折って笑った)というかなんだよすずくんその喩え、可愛いな……。あの、恐竜とかが生まれてくるやつだろ? 懐かしいね。あれ、いつの間にか親に捨てられちゃうんだよな。
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臥待・夏報 2019年8月26日
(正直、尻もちでもつくかと思ったけれど、鼓膜も蝸牛も三半規管も思ったよりは順調そうだ。会話もたぶん、おかしくない)――もう少し? 正直、どのくらい動いたのかわからんな……。
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コイスル・スズリズム 2019年9月4日
そうそう、すずはアメリカのテレビシリーズで見たんだよ。あれ。実際にすずは買うことができなかった。かほさんは買ってもらったことがあるの?羨ましい。昔のCMって好きなの。昔のアニメの間にはそういったCMがよくあった気がする。(会話は解像度を増した。レイドバックし続けたジャズのリズムがやがてジャストを外しすぎて一周して戻るように、彼女もまた少しずつ現実に帰っていくようだった。それでもなんとなく武器屋で見る彼女よりも、彼女はいくらか現実というもの自体に慣れていなさそうだった。彼女の服装すら、いくぶんか彼女によそよそしさを含んでいるように思われた。)ブランコは気を付けないとね。
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コイスル・スズリズム 2019年9月4日
こっち。(階段を一歩一歩進んでいく。のぼっているのかおりているのかわからなくなるが、この感覚にはもう慣れ切っていた。階段をのぼると、四角い部屋があった。四角い部屋にはドアとさっきまでのぼっていた階段の他にはロッカーがおいてあった。ドアをあけると、予算が少なさそうな公立学校の屋上のような場所に出た。そこには「フェンス」があった。なんともいえない、アース世界にある「フェンス」だ。その「フェンス」はその場所をしっかりと囲んでいた。フェンス越しにはアルダワ世界の煙る世界が広がっていた。あるいはそれはアルダワ世界でもなんでもないものかもしれなかった)ついたよ。ここだとついたってはっきりとわかる?
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コイスル・スズリズム 2019年9月4日
(とにかく煙が多かった。その煙の向こうには赤、緑、オレンジ、青い光が、時折、田舎の歓楽街の看板のように見えたし、それは宝石のようにも見えた。煙以外に見えるものはおおよそ光以外には何もなかった。確かなのは今が夜だということだった。)これってアルダワの夜景だと思う?それとも、だれか魔法使いが残したふざけて作った景色だと思う?ここを通して見えるものって、かほさんにはどううつる?実のところをいうとね、私は私の一人の友達としかここにはきたことなかった。その友達はもう転校しちゃった。うまくいっているように見えたけど、彼女は彼女の世界に戻っていった。私もここに来るたびに、いつか自分の世界に戻るのかな、ってそんな気にもなる。私とあなたは……すずとかほさんは同じ世界の出身だから、なんとなく伝わるといいなって思ったから、ちょっと誘ってみたよ。その子の出身はもうどこだったか忘れてしまった。
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臥待・夏報 2019年9月6日
――親父はね、子供が欲しがるものは全部買ってくれたよ。(あんまり、言わない話だ。嘘を吐いて隠すほどではないけれど、それは大抵の人間関係においてやっかみを招いて終わるだけの情報だった)良いも悪いも判断しないで、とりあえず全部買い与えるんだ。無思慮でもないし、浪費家でもない人だけど、子供には甘くてね。
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臥待・夏報 2019年9月6日
……兄貴たちはもう三十そこらになるけれど、今でも親父になんでも買ってもらってるよ。夏報さんはね、それを見ててさ、『欲しい』って口に出すこと自体を止めちゃった。(……恐竜のスポンジを捨てたのは、誰なんだろう? 考えてみれば、父ではないのかも)昔のアニメのCM、楽しかったよね。――子供だったからそう見えたのかな。まだ触ったことのない玩具だから、夢みたいに見えたのかな。どうだろ?
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臥待・夏報 2019年9月6日
(一度あのブランコを眺めた以上、平衡感覚はとっくの昔に連続性を失っていた。今歩いているのが床なのか壁なのか天井なのかも疑わしいし、アルダワにおいて、それを疑ってかかるのは的外れじゃあない)――これって、(見覚えのある、独特の踊り場。昔、確かに好きだったドア。心にうまれたためらいを声に出す前に、数歩先の彼女はさらりとドアを開ける。――見たこともないはずなのに、思った通りの景色が広がっていた)
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臥待・夏報 2019年9月6日
――これは確かに、絶対に、行き止まりだね。(『屋上』が、行き止まりじゃないことなんてありえない)……夏報さんにも、ここが物理的にアルダワの一番上ってわけじゃないってことはわかるよ。だから……、なんていうんだろう。(そっとフェンスに手をかける。いかにも脆い金属の感触がするのに、絶対に壊せないのだろうなという気がした)このフェンスは、落下防止のために置いてあるわけじゃないんだよね。ただ、向こう側のあの景色に行かせないためだけにあるんだ。……それってなんだか、昔、このフェンスに対して持ってた本当の感覚に近いよね――(ぽろぽろと言葉を零しながら、『夜景がきれい』とでも言うべきだったのかなとふと思った。でも、まあいいやとも思えるのだった)
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臥待・夏報 2019年9月6日
(昔の友達の話に、静かに耳を傾けて)――ああ、そうか。アルダワから転校していくのって、アースとは訳が違うんだね。親の仕事がどうとかいう言い訳が一切なくて、(――ただ、そこに居るべきではなかったという真実だけを突き付ける)……でもさ。これは、たぶんで物を言うんだけど、――すずくんって、アルダワのそういうところが好きだろ。
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臥待・夏報 2019年9月6日
少なくとも、カップヌードルの種類が多いからここが好きなわけじゃない。
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コイスル・スズリズム 2019年9月7日
(青、オレンジ、緑、そのうちの一つ、オレンジが強くなった。煙る魔法学園の魔法的な何かの中でオレンジだけが主張を強くした。でもそのオレンジはやがて、最初からまたたかなかったように、静かにオレンジであることを消した。手を挙げて何もいわずに座る生徒みたいだった。それともそれは私がそう感じただけかもしれなかった。いくつかの色は文字通り宝石めいていた。宝石を模したガラスのようだった。恐ろしいくらいのうるさい沈黙が、「そういうところが好きだろ?」マイルス・デイビスのkind of blueのように一瞬、流れた。)「そうだね」
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コイスル・スズリズム 2019年9月7日
なんでも与えてくれるなんて、いいひとだったんだね。すずならもらえるものならなんでももらえたきがするよ。んーでもね、やっぱり年を重ねたせいなのか―――っていうと怒られるか。少し慎重にいうと、まだ若くても以前ほどは若くなったからなのか。……ってお兄さんいたんだね?末っ子っぽいとは思ってたけど、違ってる?……話がそれたね。すずもそれなりにお給金をいただくようになったときに、けっこうほしかったものをばーって最初は買ったんだけど、欲しいものを買うほどに、なんていうのかな。ほしい前よりは楽しくなくなっちゃったんだよね。昔は手に入らなかったから、あんだけ楽しかったのかな、とか。ちょと最近思う。
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コイスル・スズリズム 2019年9月7日
そう、だれが見ても行き止まりだよね。すずたちの人間の感覚からすると余計になんていうのかな、どこにもつながってないように思える。このつながってないかんじってのが、すずのお気に入りのひとつ。でもちょこっとだけつながってるところもあるんだよ。よ、っと(袖口をひらりともう一度動かすと、「袖先」は屋上の左上の端っこを指す。)(示されたそれは遠くから見ても近くから見てもあまりにも自然とそこにおさまっているせいで、存在が忘れられたようなタンクだった。)屋上にタンク。ありきたりな光景だよね。でもこのタンクの中身は何かわかんない。普通なら給水用だけど
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コイスル・スズリズム 2019年9月7日
(いった後に、タンクに属している梯子をゆっくりのぼった。梯子をのぼると、タンクのちょうど真上に座ることができた。少しだけ屋上よりもさらに上からその景色を見ることができた。梯子はまったく錆びていなかった。梯子はあまりにもアース的で、タンクもあまりにもアース的なのに、作った人がなんのために作ったのかすら忘れられていたような梯子だった。)
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コイスル・スズリズム 2019年9月7日
はい。ここがお気に入りの場所。向こう側に行かせないためのフェンスに抵抗するささやかなタンクの上からの景色。月はない。煙はある。あとすずの袖の中にカップラーメンも実はある。
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臥待・夏報 2019年9月10日
そんなに末っ子っぽいかな。(その直喩が持ついくつかのニュアンスが、頭の中に浮かんでは消えた。それこそ光の明滅のように。……けれど、そのうち一つを取り出してみせることはないと思った。たくさんの人生と生活を含んだ光を、いっしょくたに夜景と呼んでおくように。こちらが気圧されるほど多弁なくせに、時々妙に簡潔な彼女の返答のように)――まあその通り。しょうゆ味の兄貴と、カレー味の兄貴だったね。
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臥待・夏報 2019年9月10日
(気にしなくていいのに、と苦笑いしておいた。大人になった気がするっていうのは、他人と歳を比べて言うことじゃないし)――うん。きっと、その時のすずくんといっしょ。欲しいって言った瞬間手に入るんじゃあ、楽しくなくなっちゃってさ。
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臥待・夏報 2019年9月10日
多分、欲しかったんじゃなくて、知りたかっただけなんだと思うよ。子供の頃って、そのふたつの区別がつかなかったんだ……。(うまれてくる恐竜のかたちを知ってしまえば、それで終わりだったのだ)だってさあ、あのフェンスの向こうの景色が全部手に入ったとしたら、そんなの困るもんね。
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臥待・夏報 2019年9月10日
(――きっと、転校していったその子にとってのアルダワも、そうだったのだろうな)
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臥待・夏報 2019年9月10日
――タンクかあ。(確かに、さっきからずっとそこにあった。言われるまで意識はしなかった)この行き止まりで水を溜め込んだって仕方ないもんね。案外、夢が詰まってたりして。
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臥待・夏報 2019年9月10日
(素っ気ない梯子を前にしばらく悩み、――思い切って、パンプスを脱いだ。手すら使わず、爪先を数度蹴って放り出した。スカートだって気にしない。その場所へ、追いつかなきゃ)お、いいね。月も視えなきゃ団子もなくて、カップラーメン。……それをわざわざ言うってことは、もちろんお湯もあるってこと?
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コイスル・スズリズム 2019年9月26日
なんでだろうね?かほさんは、なんだろうな、選ばされてるようでその実自分で選んでるような感じがある。話をしていると―――そこが末っ子っぽいのかも。もちろんあなたの後ろについていきたくなる魅力はあるけど、(ついてきてもらうほうがうまくいきそう、というのは言葉には出さなかった。)しょうゆ味とカレー味があるとさ、単にすずが誰とも付き合ってない女だからなのか、別に性別なんてなんもかんけーないのかもしれないけど、どっちがいいのかとか思っちゃうよね。(おかしそうに笑った。そして何も話さなかったのように空を見た。)
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コイスル・スズリズム 2019年9月26日
そうだね、きっと届かないものがいい。(フェンスを一緒に隣で見た。かほさんの髪の毛は私が思っている以上にかほさんの髪の毛らしかった。私はこの時、かほさんのことを何ひとつ知らなかったような気持ちになった。そしてそれはおそらくいくらかはあっていた。最初に彼女と遊ぼうと思ったときと、今隣にいる彼女はまったく違うようなきがした。でも私は今の彼女といることが嬉しかった。)私たちがほんとに欲しいものなんてわかんないね。そんな気さえするよ、このフェンスの向こう。昨日いったことなんて忘れてたいな。一昨日いったことも。(忘れてしまいたいことだけが増えていく。じゃんけんみたいだ。)
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コイスル・スズリズム 2019年9月26日
(彼女が追いついたのを確認すると、嬉しそうに足をぶらぶらさせた。実際に嬉しかった。)意外と肉体派……。(彼女のアクションを冗談めかすと、)あはは、全部のアルダワの夢がここにつまっていたとしたら、そのうちのほとんどは哀しいものになるような気がする。だから開けないほうがいいな。そうそう、月が見えないところがいかにもすずたちにあってるんだ。(あえて続けないけど、友達とくる場所は月が見えないほうがいい。相手が誰だろうが。)そう、お湯もあるんだよ。面白いでしょ?すずの袖。で、しょうゆとカレーどっちがいい?
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臥待・夏報 2019年9月30日
難しいたとえだな……。(登りかけの梯子にちょっと額をつけて、考えてみる)夏報さんはね、実は結構胃腸が弱くて。体調が悪いときにカレーは無理。……それは体に選ばされてるのか、自分で選んでるのか。わかんないな。(口にしてみれば、確かに彼女の言う通りのような気もした。――たとえば、「なんで付き合ってる付き合ってないが関係あるのかな」、と、思ったりしたところなのかもしれない。分かった気にだけなっておいて、尋ねたりはしなかった)
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臥待・夏報 2019年9月30日
よっこいしょ、と。(タンクの上に片手をついて、ひらりと体を回して、隣に腰を下ろす。そのまま猫みたいに伸びをして)わかんないよな、お給料が言い値で出たって、それで何が欲しいかなんて。(暗い夜のほのかな光の中で、思いのほかしっかりとした彼女のお化粧と、その裏に透ける本当の肌の色が、かえってよく見てとれた)何かが欲しくなるほど、足りないものなんてないのかもね。少なくとも、今はそういう気分。
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臥待・夏報 2019年9月30日
これでも柔道と剣道は一通り訓練したぞ。(日本警察式だったので)……でも、ほとんど忘れたなあ。そんなもんだよね。(アルダワの中の、フェンスの向こうの、アルダワなんだかわからない景色を見た)――うん、忘れたほうがいいことを全部埋め立てて、この街は明るいんだ。その上でおやつを食べるくらいがちょうどいいんだよね、きっと。……せっかくだから、カレーがいいな。
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コイスル・スズリズム 2019年10月9日
体調が弱いときに、っていうその素直な弱さに惹きつけられる人がいるのだとしたら、おそらくそれはかほさんが選んだものなんだと思うよ。ひひひ。すずも体調が悪いときにカレーは無理だけど無理してけっこう食べちゃうな。無理なんかしなければいいのにね―――(同じように伸びをしてみると、体から少し嫌な感じの音が鳴った。特になまってもいないのに)
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コイスル・スズリズム 2019年10月9日
(そうして彼女の隣に座り、アルダワの空間の夜景だか―――なんなのかわからない小さな世界を眺めていると、彼女のいう通りに、別にいうほど欲しいものも足りないものもないような気がした。今が春なのか夏なのか秋なのか冬なのかすらもどうでもいいことだった。宝石の様に光るそれのうちの一つを少しだけ欲しくなったが、その次の瞬間にはもうそれほどは欲しくなくなっていた。そうやってずっと繰り返すんだろうと私は思った。)かほさんってアルダワ、思ってた以上に、なんだろな、そうだな。似合うね。なんかずっとそこにいた人みたいに見える。今こうしてるからかな。
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コイスル・スズリズム 2019年10月9日
柔道と剣道。(そこに含まれたものは屋内の軍隊の訓練を思わせた。かほさんが戦っている姿をイメージしたけれど、それほど上手にはイメージすることはできなかった。でも、拳銃は似合うな、と思った。出会った場所からくるものなのか、いい人すぎて貧乏くじをひきそう、という勝手な思い込みからくるものなのか。)かほさんって着替えるのになんか、意外と時間かかりそうだね。(出てくる言葉はその程度のものだった。)(一緒に景色を見ていると、遠くから眺める二人は一体どんな風にうつるんだろうと私は思った。)
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コイスル・スズリズム 2019年10月9日
えっ、この流れでカレー選ぶの!?意外だった……わかりそうでわからないところあるね、かほさん……。……い、いやいいよ。じゃあ、たべよっか。(カレーのカップ麺を“二つ”当然のように並べ、袖口から取り出したお湯をゆっくりとかけた。忘れられた夢の名残の上に湯気がたっていった。同じように蓋で抑えて、片方をプラスチックの割りばしと一緒に渡した。蓋の隙間から出るわずかな湯気はアルダワの空間の中に混ざってそしてゆっくりと同化していった。パッケージの蓋のデザインをもう一度眺めたときに、ふいに強烈にかほさんが見たものについて思いをめぐらそうとした。でもそれにも蓋をした。私がコンビニで買ったリップの匂いがしていた。カレー味のカップ麺とリップの匂いは音を立てずその場所にある空気の中に入っていった。)
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臥待・夏報 2019年10月20日
無理して食べちゃうところがすずくんだし、(それが少女というものだし、とは言わなかった)――もし、明日から無理して食べるのはやめようって思っても、それもすずくんなんだろうな。
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臥待・夏報 2019年10月20日
(それが変わるっていうことで、きっと、夏から秋に移り変わるほど単純なことじゃあないのだ。最近は地球もそれを思い出しているし。少なくとも、カレーひとつで大人だとか子供だとか言いたくはなかった)……似合うかなあ。さっきまで浮いてた気しかしないよ。でも、今そう見えたら、それで十分かも。(冗談めかして)まだまだ学生で通るかな?
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臥待・夏報 2019年10月20日
剣道の着替えは地獄だったな。けど、今思えば、着るものは決まってて楽だったかも?(ふと、彼女の今日のコーディネートを上から下まで確かめた。彼女がそれを何分で、何秒で、あるいは何時間で選んだのか、あんまり想像はつかなかった)……学生うんぬんは冗談としても、制服があればいいのになって思うことは、あるよ。正直。
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臥待・夏報 2019年10月20日
『せっかくだから』ね。食べられない時があるぶん、食べられる日は食べておこうって思っちゃう。(……当然のように、ふたつともカレーだ。これは今日の彼女にとって『無理』なのかな、なんて、ちょっとだけ考えた。詮無いことだった。ブランコ酔いが醒めなくたって、屋上らしき景色は、きれいだ。ゆらゆらと湯気が、すべてを曖昧にして揺れていた)
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コイスル・スズリズム 2019年10月22日
ねえカップ麺ってさ、はやいほうが好き?遅いほうが好き?すずはね、はやいほうが好き。かための。だからすずにとってはできた。古い「ニコニコ動画」で見たCMではフォークでこれを食べてる人がいた。プラスチックの。かほさんはフォークでかわいく食べることもできそうだね。すずも少女ちっくでいえば、そういうことしたいんだけど、実用的な割りばしで食べちゃう。(そういって一口啜った。最後に食べたのはいつぶりだろう?この世の中でこんなにおいしいものなんてないんじゃないかと思うような味がした。)やー久しぶりに食べるとほんとにおいしいね!
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コイスル・スズリズム 2019年10月22日
かほさんは大学生にはぜんぜんみえる。むしろかほさんのようなのが大学生ってイメージ。すずのね。大学三年生で、単位はほとんどそつなくとってて……交際(っていういい方は変だと思って、)してはいない、そうだな、付き合ってはいない背の高い男の人といっつも一緒に付き合ってる。でも制服もひどく似合いそうだね。『大学生と制服が似合いそうって相反するものなのにおかしいな』、古いOLさんとかね。警察官のも似合うかもしんない。少なくとも剣道よりかはイメージしやすい(くすくすと笑い、もう一口食べた)すずは食べられない時がなかった。18年の間に、それはきっと幸せなことなんだろうな。今の様に。(世間を知らないようにカップ麺のスープを麺を食べ終わる前に軽く啜る)魔法学園はどうだった?私はあなたと入れて楽しかったよ。普段と似たようで、確実に違ってる景色を見ることができたよ
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臥待・夏報 2019年10月31日
ふふ、夏報さんも固めが好き。(たとえ逆だったとしても、合わせる必要のない気安さがあって)……カップヌードルをフォークに巻くの? すするのを嫌がる人もいるもんね。たぶん出来ると思うけど、人が見てなきゃパスタも箸で食べちゃうな、逆に。(割りばしに麺を巻こうとしてみて、やっぱりやめて、口に運ぶ)んー、これだよな、これ。塩分の味……。前にいつ食べたのかわかんないけど、その時から変わらないってことはわかるよね。
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臥待・夏報 2019年10月31日
ここに中身をポイ捨てするのは気がひける。(なんて言い訳で、汁まで飲んだ)
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臥待・夏報 2019年10月31日
(……ちょっと、想像してみた。書類の上でしか通わなかった大学のキャンパスを歩く自分と、――その、付き合ってはいないという背の高い男の人を。見上げてみれば、へのへのもへじみたいな顔をしていた)うーん大学。……あんまりピンとこなかったけど、すずくんがそう言うなら、似合っていたのかもしんないな。――君にそう見られているのは、(なんだろう? 『嬉しい』か? 『気恥ずかしい』か?)
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臥待・夏報 2019年10月31日
(君に僕がどう見られているかより、僕が君をどう見ているかよりも)
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臥待・夏報 2019年10月31日
(――今の君と僕を、他のだあれも見ていないことのほうが、はるかに重要に思えるな)
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臥待・夏報 2019年10月31日
悪くはないね。
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臥待・夏報 2019年10月31日
(タンクの縁に腰掛け直して、膝と膝の間に手をついて、猫背になって笑う)――もちろん、今日は楽しかったよ。普段と全然違うけど、同じ景色を見れた気がする。ありがとう。それと、(忘れちゃいけない)ごちそうさま。
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臥待・夏報 2019年10月31日
【〆】
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