廃屋の暖炉
オブシダン・ソード 2019年5月1日
「――お邪魔するよ」
ダークセイヴァーのとある農村の村はずれ。壊れた門扉をくぐった先にそれはあった。
家の主は死んだか逃げたか、定かでないが、どちらでもやる事は変わらない。形の残っていた暖炉に拾ってきた薪を積み上げ、炎の魔術で手早く着火。
埃っぽい空気の中に、確かな光と、熱が生まれる。
それを見て満足気に頷いた男は、部屋の奥に傾いた安楽椅子を見つけると、これ幸いとそれに腰かけた。
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オブシダン・ソードが居ます。
ぐだぐだしたりメタ混じりの独り言を呟いていたりします。
どなた様でもご自由に。形式とかは問いません。
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オブシダン・ソード 2019年5月14日
そう、舌が。いやあ、エチカの方は中々不気味な色に染まったねえ、やっぱり緑は良い。……ピンクもあるけど、食べるかい?(べ、と青く染まった舌を出しながら) 味の方はよくわかんないな。もしかしたら同じ味で、色付けてるだけかもねえ。 ……なるほど、ぼちぼち。期待してるよ、いつだかみたいにまた乗せてもらう事もあるかも知れない。
セツナ・クラルス 2019年5月14日
おや、怖いねぇ。(染まった舌を見てくすくすと笑う) そうか、味は同じなのか。残念。(ころころ)でも、(ころころ)飴玉ひとつでこんなに楽しめるなら(がりっと噛む音)大満足だよ。(ちらっと舌を見せる。真っ赤だ) へえ、共に空中散歩に行ったことがあるのかい。羨ましいな。空を飛べないというのは、人生の何割かは損してるような気がするからね。
鴛海・エチカ 2019年5月15日
うむ、頂けるのならば試してみるが緑とピンクが混ざったら一体何色になるのじゃ? 斑模様なぞになったら目も当てられぬ。が、折角なので食べるのじゃ!(ピンクの飴を口に放り込む。もぐもぐころころ)いにゃー、空中散歩というほど優雅なものではなくてな。戦いの場じゃったからのう。なあに、空など飛べずとも人の生は素晴らしいと聞くぞ。地を歩く力とて大切なものじゃ。
オブシダン・ソード 2019年5月15日
おや、楽しんでもらえたなら何よりだよ。買っておいたかいがあったね。……君達噛むの早くない? 僕は長く味わいたい方なんだけど。うん。緑と赤は喧嘩する色合いだから、ピンクも混ざるとこう……茶色っぽいアレになるんじゃないかな。でも斑模様も捨てがたいね。(真剣味は基本的にない。軽薄に笑った) あー、そうだね、あれは高い塀を超えての潜入が必要な時だったから、空中散歩というよりは……輸送? 僕としては自分の足で歩けているだけで感動ものだけどね。
セツナ・クラルス 2019年5月15日
二人の舌がとても面白い状態になっていたからね。私も早く仲間に入りたいじゃないか。ふむ、真っ赤というのも迫力があるね。……そういえば、秋の収穫祭の頃に仮装イベントはあるのかな。あるんだったら、これだけでもなかなかのインパクトだなあ。(うがーとゾンビみたいな仕草をしてみる) 輸送。なるほど。興味深い体験をしたようだね。ふむ、二人とも歩くことに特別な感情を抱いているということかな。では、共にハイキングや散策する機会があれば是非声をかけたいのだが、いいかい? できれば本格的に暑くなる前に実現できたら嬉しいのだけど。
鴛海・エチカ 2019年5月15日
飴はどうしてか噛めそうになったらがりがりしてしまうのじゃ。感触が楽しくての。……茶色。またさらに可愛くないのじゃ!(暫く舌は出さないと決めてころころり)オブシダンはそうじゃのう、成り立ちからしてそうであろう。尊いことじゃ。歩くことはチカにとっては特別な感情はないが、あたり前のことこそ大事じゃと識っておるからな。うむー……ハイキングとやらはこのチカの躰では疲れそうじゃ。おぶってくれるのならば考えても良いぞ。えへん。
オブシダン・ソード 2019年5月16日
別に急ぐことは無いと思うけれど、そうだね、是非口の中を真っ赤にしていくと良い。血糊とか吐くかい? ……食感が好みというならしかたない、一応虫歯には気を付けようね。ふふ。(宝石箱を懐に仕舞う。少し軽くなったが、また補充はすぐにできるだろう。気にしない。安楽椅子をもう一回揺らして) 歩くことについては……僕の方はエチカの言ってくれている通りさ。僕はヤドリガミとしてちゃんと動くようになってから日が浅くてね、話す事も食べる事も、それから歩くことも愛おしい。ハイキングとかは、そうだね。機会があれば。……ふぅん、おぶるかどうかは事情次第だなあ。エチカは運動が苦手なのかな? それとも歩幅の問題?
セツナ・クラルス 2019年5月16日
血糊かあ、おいしいかなあ。おいしいといいなあ。(うふふと笑いながら呟いて) 虫歯に限らず、健康にはそれなりに気を使っているよ。あまり無理し過ぎると、あの子が。怖いから。(月の光を受けて…という訳ではないが、月光を反射したように瞳が金に光り、にやりと笑う。一瞬後には元通り) 当たり前のことを幸福だと思うことが、よりよい人生への一歩だと私は考えるよ。おぶってハイキング。ふむ、それも人生の充実へのひとかけらになるかもしれないね。
鴛海・エチカ 2019年5月17日
虫歯は嫌じゃのう。何やかんやで恐ろしいと聞くぞ、あれは。しかし、どう考えても血糊は美味くはないと思うのじゃが……(心配そうに、じぃ、と見遣り) ほうほう、ヒトとして日が浅いと言うとどれくらいなのじゃ? ちなみにチカは動きはじめて九年ほどじゃ。オブシダンはそれよりも短いのか長いのか気になるぞ。 チカはのう、見ての通りちいさいのじゃ。その分いっぱい動かなければならぬ。つまり、とても疲れるゆえ戦いの場以外ではそれほど激しく動きとうない。出来るならその安楽椅子みたいなものでのんびりゆらゆらしておりたいのじゃ!
オブシダン・ソード 2019年5月17日
血糊を味わうって話は聞いたことがないけど、美味しいと良いねえ、トマトジュースみたいな感じで……? 虫歯はへたすると命に関わるとか聞いたかな、気を付けようね。(こわいこわい、と真剣味のない顔で笑って) ……ふむ、どうやらエチカの方が僕よりも先輩に当たるらしい。敬わないといけないかな、これは。というか後半の物言いがまるでご老人みたいになっているけれど……この椅子お譲りしましょうか、先輩殿?
セツナ・クラルス 2019年5月18日
ふふふ、おいしい血糊を製造することができたら一攫千金も夢じゃないってことかな。私が急に羽振りがよくなったら血糊で天下を取ったと思ってくれたまえ。(機嫌がよさそうにうふふと笑う) ほう、虫歯だと侮っていたが。それは気をつけないといけないね。ふむ、ということは、ヒトとしての活動年齢は私が一番上ということかな。おにいさんと呼んでくれてもいいんだよ。ふふふ。
鴛海・エチカ 2019年5月18日
ははあ、セツナはユーモアのセンスが独特じゃのう。しかし聞いていて面白くもあるぞ。(くすくすと可笑しそうに笑んでから、一度座った椅子から立ち上がってオブシダンの方へ)なに、我よりも短いとなると本当の本当に日が浅いのじゃのう。しかしチカは先輩後輩など気にせぬ質じゃ。居心地が悪いゆえにいつもどおり居れば良いぞ! それに、わざわざ譲られずとも勝手に座るから好いのじゃ。よいしょ、と。(タイミングを見計らってオブシダンの膝の上にぴょいっと乗る。相手をまったく気にしない強制お膝抱っこだ。)ふふー、ほらほら、もっとゆらゆらするのじゃ。して、セツナは我らにおにいさんと呼ばれたいのか? チカは兎も角、このオブシダンにも?
オブシダン・ソード 2019年5月19日
そうかい? エチカは敬われる方が好きそうだと思っていたんだけど、そうでもないんだね。僕もその方がやりやすいから助かるよ。……はいはい、かしこまりました。揺れるからこれは持っておいてね。(膝の上の彼女に、先程まで抱えていた鞘入りの片手剣を渡す。ゆらゆら。軽く増えた重みに安楽椅子が軋んだ) そうか、この中だとセツナが一番経験豊富と言う事になるね。おにいさん、おにいさん、か。僕からもそう呼ばれたいのかな?
セツナ・クラルス 2019年5月19日
ふふふ、困ったことにジョークではない。素なんだ。(きりっと背を伸ばした後、すぐに弛緩しふにゃふにゃになる) おや、いい椅子を見つけたね。子守唄や護衛もオプションでついてくるのかな。
セツナ・クラルス 2019年5月19日
……おにいさん。おにい、さん。もう一度言ってくれても構わないよ。(やたらと嬉しかったもよう)
鴛海・エチカ 2019年5月22日
敬われるのは無論良いことじゃが、放っておけば重ねられる年齢よりもチカの本当の凄さを敬って欲しいからの。オブシダンに対してもただ動いている年月だけで判断したくないでのう。 うむー、確かに預かったのじゃ。(揺れる心地を楽しみながら剣を受け取り、落とさないようにぎゅっと抱く。)良い椅子じゃろう。セツナも一緒にゆらゆらするかの? 子守唄は分からぬが、今ならおにいさんオプションくらいはついてくるじゃろう。大サービスじゃ、セツナお兄ちゃん。
オブシダン・ソード 2019年5月22日
おや、殊勝な事を言うねエチカは。それならその凄いところが見れる日を期待して待っていよう。その時は、僕もそこそこ凄いってところを見せてあげる。(ゆるく笑った。軋みながらも安楽椅子は揺れる。結局、深く腰掛けたまま) 大サービスだ、太っ腹じゃない。……ああ、でも大の大人がもう一人座って大丈夫かはさすがに保証できないな。セツナ、僕と変わるかい?
セツナ・クラルス 2019年5月22日
なるほど。活動年齢が多いだけでおにいさんアピールしている私としては、身が引き締まる思いだねえ。(肩をすくめて苦笑い) ほう、どちらが椅子の玄人か雌雄を決するときがきたようだね。……なんて。立ったり座ったりしてては忙しないだろう。椅子の役目はオブシダンさんに譲るよ。おにいさんとしては、あなたたちの仲睦まじい様子を見ているだけでも癒されるのさ、ふふふ。
鴛海・エチカ 2019年5月23日
いいや、チカ自身の思いというだけでセツナが気を引き締めることはないのじゃ。お兄さん呼びなど愛いものではないか。安心せい、お主はとても可愛らしいぞ。(気にするなと言うように首を振り)オブシダンは何じゃ、頑張れ頑張れと応援しておるところしかまだちゃんと見れておらぬ。ずばばーんと活躍するところを是非とも見せてもらいたいところじゃ!(セツナと背のオブシダンを交互に見遣り、交代されないと分かればぐいーっと背を預ける。魔女帽子の先端がぺしぺしとオブシダンに当たっているようだ。)
オブシダン・ソード 2019年5月26日
とはいえ、実際セツナの方が経験豊富なんだろう? 僕は君のこともよく知らないけれど、くぐった修羅場の数とか、ねえ?(ぐ、とこちらも背を椅子に預けなおす。だってさっきから帽子の先端の何か球体が、顔に) おっかしいなぁ、応援も僕の立派な活躍の一つだと思うんだよね。こう、君も力が湧いたでしょう? がんばれがんばれ。(背を逸らす、逃げられない) ――エチカ、エチカ。念のため聞くけど、この帽子って大事なもの?
セツナ・クラルス 2019年5月28日
どうだろうねえ。善良に生きている私程度の修羅場認定じゃ、まだまだ甘いかもしれないよ? オブシダンさんのおうえ、こほん。応援は、(目の前で繰り広げられる、息も詰まりそうな攻防戦――)……ふふふ、癒されるので、私は好きだよ。うん、勿論、恰好よく活躍、(――いや、脱力するような攻防戦に気を取られて会話どころじゃない) か、活躍するところも見てみたいがね。(笑いを堪えながら言い終えた。何となく達成感)
鴛海・エチカ 2019年6月2日
ふむ、セツナは今までどういった暮らしをしてどのような修羅場を乗り越えてきたのじゃ。少ないとはいってもそれなりにあるのじゃろう?(聞かせて欲しいと願うような純粋な眼差しをセツナに向ける。オブシダンはもう居心地の良い椅子としか認識しておらず、背が逸らされれば更に遠慮なく背を預ける)そうかのう、応援で力がわかぬわけではなく有り難いのじゃが……チカとしてはずばー、ずしゃーっという凄いソードバトルが見たいのじゃ。(首を傾げれば帽子が軽く揺れ)む? この帽子は我が屋敷に眠っていたものを発掘してきた大切なものじゃ。それがどうか――(話している間にやっと気付く。はっとして帽子を脱ぎ、抱えた剣の上に重ねる形で置き)これはすまんかったのう。オブシダンの視界を遮っておったか。
オブシダン・ソード 2019年6月3日
そうだねぇ、セツナは何だかんだ謎めいてるもの。ちょっとした昔ばなしくらいしてくれても良いんじゃあないの?(ようやく、ぶつかってくる帽子から解放された。平和とはすばらしいもの) ――ああ、いや、綺麗な星が見えて愉快だったよ。せっかく似合っているんだから、大事にしてねその帽子。それから、ソードバトルが見たいなら誰かに僕を握ってもらわないと。君もやってみる?
セツナ・クラルス 2019年6月3日
謎めいている? そうかなあ。ごく一般のその辺にいる救い主だと思うのだが。(救い主がその辺りにうろうろしてることが普通なのかはよく分からないが) ううん、住むところも食べ物も与えられて、特に不満のない生活をしていたよ。屋敷の塀が高くてね。私は塀の向こうにはなにもないんだとずっと思っていたよ。(興味を引く話題なのだろうかと思いつつ話し始めた。まあいい。芳しくなければ会話を切り上げればいいだろう) ふふ、ここの平和は守られたね。手に汗握るような攻防戦は見ていて楽しかったよ。ああ、オブシダンさんのソードバトルはぜひ間近で見てみたいものだね。無手アピールしてたら共闘できるかな。
オブシダン・ソード 2019年6月4日
いやあ……僕は、その『救い主』というもの自体が聞き慣れないからね。(そういうの聞いたことある? などとエチカに問いながら) さあ、どうかな。巡り合わせ次第でしょう。僕の活躍が見たいからって丸腰で戦場に出ちゃだめだよ、ふふふ。
オブシダン・ソード 2019年6月4日
仏壇と響きが近い自覚はあったけれど、実際に混ざったものが出てくるとコメントに困るねぇ。面白い事になった。
セツナ・クラルス 2019年6月9日
神の代行者となり、迷えるものの心や魂を救い、善の方向へ導くものを救い主と呼んでいたのだが……。最近は道を歩けば神とすれ違うこともないこともない状況なので、少し私の立場が行方不明になりつつあるね。ふふ、さすがの自ら危険に身を置くようなことはしないよ。
鴛海・エチカ 2019年6月11日
ふーむ、救い主。チカは猟兵のことかと思ったのじゃが違う意味合いなのじゃな。そうなるとその辺に居る、というのは面白い言い回しじゃ!(ぴょいっとオブシダン椅子から降り、似合っていると云われた帽子を被り直す。けれど預かった剣は手にしたまま)こう見えてチカは杖と箒以上に重いものを振ったことがないのじゃ。戦いで振るえるかのう。
オブシダン・ソード 2019年6月13日
……ははあ、随分と大事にされていたように聞こえるよ。君は結構大層なものだったんだね。いや、神は身近なものになったのかも知れないけれど、君の信じる神はまた違うんだろう? それとも、そうでもないのかな? ――おっと。(わずかに膝の上が軽くなる。安楽椅子の軋みが少しばかり和らいだ) ああ、僕は分類としては片手剣だからね。両手でなら、エチカの手でも振るえる、と思いたいところだけど。抜いてみるかい?
セツナ・クラルス 2019年6月13日
ふふ、救い主候補はたくさんいたよ。といっても、全員が救い主としての務めを果たせる訳じゃない。神を身体に宿らせることが成功した人のみが救い主を名乗ることを許されるんだ。そして、救い主は派遣された先を平定……いや、穏やかになるように取り計らうのだよ。(二人の会話に口を挟まず伺って) 伝説の剣、オブシダン・ソードの簡易披露会かな。楽しみだ。(ぱちぱちと拍手)
オブシダン・ソード 2019年6月23日
ふうん、選ばれしもの、みたいな話になってきたね。じゃあ君の体にも神は宿っているわけだ。救い主を名乗っているものね。猟兵兼救い主、忙しそうだけど……やることはほとんど同じかな、もしかして。(向けられた拍手を聞き流す。苦笑い)……君は時々ナチュラルに煽ってくるねえ。
セツナ・クラルス 2019年6月24日
畏れ多くも畏くもね。私の神は武闘派というか、なかなかに好戦的でいらっしゃるからね。猟兵と救い主の両立は意外と相性がいいのだよ。(苦笑する様子を見て、きょとんと首を傾げ) 煽る? いや、本心なのだがね。あなたの剣は、とても、斬れる。うん。(言葉を区切り確信を持って頷いた)
オブシダン・ソード 2019年7月4日
ふうん……? 武闘派とはまた物騒だけど、無理なく両立できるなら何よりだよ。ああ、それと、穿った見方をしてしまって悪かったね。お褒めいただき光栄だよ、ふふふ。……さて、そろそろ夜も遅いようだ、君はこの後どうするんだい? 行く所があるなら送るよ。(意味は文字通り、転移だ) 僕はこの眠そうな友人を何とかするから、ね。
セツナ・クラルス 2019年7月10日
ありがとう。多少の無理はするかもしれないが、それなりに身の程を弁えているつもりだからね。私の手に余ることがあれば、頼らせて貰ってもいいかな。いや、私のほうこそ誤解させるような言い方をしてしまってすまないね。純粋に信頼しているということを伝えたかっただけなのだよ。(軽く目を伏せた後、ゆっくりと顔を上げ)……おや、確かに随分と長く話し込んでしまったようだね。うん、では、ここから一番近い集落に送ってくれるかい。そこの領主が最近倒されたという話を聞いたからね。私に何かできることはないか、様子を見に行きたくてね。
オブシダン・ソード 2019年7月13日
その辺りは、そうだね。僕が何かの助けになるのなら。気軽に呼んでもらえれば。……ふうん、アフターケアというやつかな? 大丈夫だと思うけど、気を付けて。(グリモア。剣に似たそれは空間を裂き、道を繋げる) 今日は話せてよかったよ、それじゃあ、おやすみ。
オブシダン・ソード 2019年7月28日
(さて、どうしたものかな、と呟いて、寝こけた少女にマントをかける。帽子はとりあえず、君の傍に置いておこうか。適当に夜を明かすことに決めて、日の弱まった暖炉に薪をいくつか放り込んだ)
オブシダン・ソード 2019年7月28日
(もう一度、安楽椅子に腰かけて、頬杖をつく。閉じた瞼の裏でも、炎の明るさは感じ取れる。夜はきっと、まだ長い)
ネムネ・ロムネ 2019年9月5日
(ふらりと迷い込んだ先で暖炉を前にしゃがみこんで)ん…(柔らかな光と温もりにウトウトしながらしばらく心を癒やしてる)
オブシダン・ソード 2019年9月5日
(気配を感じて、薄く目を開けた。少し……いや、結構長く? 眠っていたようだ。いつの間にやら人が居る。く、と欠伸をして、簡単にこちらの存在を主張する) ……薪を足そうか。(意図を伝えて、安楽椅子から立ち上がる。床が軋んだ音を立てた)
ネムネ・ロムネ 2019年9月7日
(人の気配に振り返る。なぜだかこの場所によく馴染んだ人影だったので気づかなかった。人影に向けてコクンと頷いて会釈を送る。咄嗟のことで言葉が出てこなかったが、『お邪魔してます』くらいは言いたかった)ん。ん。
オブシダン・ソード 2019年9月8日
(夜間の廃屋。全身黒ずくめの人間は暖炉の作る影によく馴染む。返事の代わりにひらひらと手を振って、傍らに積んであった薪――壊れたイスだったものをいくつか火の中に置いた) 楽にしてよ、ここ、僕のうちじゃあないからね。
ネムネ・ロムネ 2019年9月9日
(くべられた薪がパキパキと穏やかな音を奏ではじめて再び暖炉に視線を戻す)ん…(揺らめく炎に癒やして貰いながらゆっくりと口を開いて)良い所を見つけたですね。ちょっと掃除が行き届いてないですけど。
オブシダン・ソード 2019年9月12日
(ゆっくりと、薪に火が燃え移るのを確認する。眩しい赤から目を逸らして……肩を竦めて、笑った) まぁ、確かにちょっと――いや、結構埃っぽいけどね。無人の家にそこまで求めるのは贅沢ってものじゃないかなあ。(「僕のせいじゃないからね」、と言外に主張してから、もう一度軋む安楽椅子に身を沈めた。体重をかけられたそれが、ゆらゆらと揺れる) ……君、この辺の子じゃないよね?
ネムネ・ロムネ 2019年9月13日
おそーじは割と好きなほーなのです。お手伝いしてもいーですけど、でもあえて荒廃した雰囲気の中でしか醸せない空気とかもあるのです。(言ってからゆっくりと立ち上がるとオブシダンに向き直った)
ん。こんばんはです。ネムはネムネなのです。知り合いがこの近くの村に居て、その帰りに気になって寄り道しちゃいましたです。(ペコリとお辞儀をする。特に隠す事もないので素直に名乗った。)
ネムネ・ロムネ 2019年9月13日
ところでおにーさんは人のおうち?で何してるんです?
(フードの奥の双眸を覗きこもうと少しだけ屈んで)
オブシダン・ソード 2019年9月13日
では、この荒廃した雰囲気を存分に味わってほしい。僕もそうするからね。……うん、こんばんは、ネムネ。僕はオブシダンと言うよ。(よろしく、と腰掛けたままで礼を返す。眠り足りないと体は言うが、喋り始めると頭ははっきりしてくるもので) 僕はちょっと、この辺りで頼まれごとをしていてね。とはいえ、近くに泊まれるところないでしょ? 君と違って知り合いも居なくてね……それで、ちょっと夜明かしのために間借りしているんだよ。
オブシダン・ソード 2019年9月13日
僕はこのまま朝まで居座るつもりだから――。(屈めば、フードの下の赤い瞳が君に向けられているのが分かるだろう。そしてその後に、フードの裾が軽く引っ張り下ろされるのも) ……まあ、好きなだけ休んでいくと良いよ。(座るかい? と部屋の奥に置かれた木製の椅子を指差した)
ネムネ・ロムネ 2019年10月7日
ん。(オブシダンの言葉に小さく頷くと椅子に腰掛けた。軋む音に目を細めながらゆっくりと虚空を見上げる)
長居したくなる気持ちがわかった気がするのです。(そのまま椅子にもたれて、やがて瞼を閉じるとそのまま動かなくなった)
オブシダン・ソード 2019年10月12日
はーいはい、それじゃあ、おやすみ。(ひらひらと手を振って、安楽椅子に深く、身を預けた。椅子と床の軋む音、燃えた薪の立てる響き、それから静寂。日の出はまだ少しばかり、遠い)