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えっちなノベルについての考え方

涼月・カティア 8月15日12時

 さて、一応ご説明をば。

 最初に申し上げますが、方針転換とか解禁とかそういうのではないです。
 大切な事:これまで通り、リプレイは『プレの雰囲気準拠』です。

 実は『これくらい』なら、前から書けました。今回のリクに対して一生懸命勉強したとかではなく。レベルが達したから解禁とかそういう話でもなく。
 これまで通り、リプレイでは『これくらい』の表現も『書きません』し『採用しません』

 理由はこんな感じです。

(1)まず第一にリプレイの位置づけですが。
 リプレイとは、お客様から頂いたプレ(リク)に対してお客様のキャラを活躍させる様子を描写して納品するもの、と言う点は皆様ご存じの通り。
 つまり、お客様-MS間でやり取りするモノ……でもあるのですが、MSが第三者にアピールする『商品サンプル』でもあります。

 第三者とはプレ-リプレイの1対1の外にいる人になります。例えば、第六猟兵では同じシナリオに参加した人。たまたまリプレイを見かけて読んでくれた人。誰かから紹介されて覗いてみた人などなど。
 こういった人たちがるちるのリプレイを見て『ふむ。なんかの機会にはプレ投げてみるか』となってくれるのが理想的なリプレイの姿となります。

 とはいっても、個人的な考え方の違いとか表現の癖とかで『相性悪そう』とか『やめとくわー』ってなることも少なくはないとは思うんですけどね。これに関してはどうしようもない部分なので横に置いておきます。
 この第三者がリプレイを読んだ時に『確実にお客様が逃げていく』パターンがあって。それはリプレイを読んで『不快に思った時』。
 つまり、『この設定は私の中ではナシ寄りのナシけど、採用度や文章としてはアリ』はまだ目が残るんですが、『設定はわかるんだけど、採用度や文章として無いわ』がダメなパターンです。
 その際たるものがR18系だと思ってます。自分がシリアスな戦闘している時に、真横で喘がれても困りません? 周りから一緒くたにされても気分悪いと思うんですよ。
 第六猟兵のリプレイは参加者が入り乱れるので、ひとりR18系を書くと『そういうモノだと思って参加してない』人まで巻き込まれます。うっかり人が来なくなってサポートで終わらせるとか、それの最悪な展開です。
 なので、リプレイに関してはセキュリティを『最大』にするしかありません。つまり、『書かない』『採用しない』という選択肢になります。とはいえ、スカートが捲れたり、ぱいたっちや微喘ぎくらいはOKとも思っています。全然ないのはコメディの時に困るんですよ実は。
 ただ、全裸にするとか挿れるとかは完全アウトにしてます。『えっちなのうみそ美味しいです』は汎用性の高い台詞でどっちにも振れるのですが、仮にどんなにリプレイをまろやかにしても、そういう行為を求めているプレが採用されたというログが目に見えて残るので書いてあるだけで不採用にしてます。
 ということで、『不特定多数が読むことが前提』であるリプレイでは『そういう行為は書かない』としています。
 そうすると、書けるレベルまでマスタリングしておくれ、という話が出てくるんですが。
 何でこっちが書けるレベルを調整してまで書かなあかんのですか??
 そもそもマスタリングという項目は第六猟兵のマスタールールにはありません。プレの上方修正(PLさんが思っている以上にプレがハマった=プレボ)はあり得ても、プレの下方修正(そのままでは不採用確実なので表現のレベルを落として書く、明らかにNGと言っている行為を誤魔化しながら採用する)のはメリデメから見てもMSが美味しくないので、そこまでして採用するつもりは無いのです。

(2)翻ってノベルの立ち位置ですが。
 もちろんこちらも第三者に対する商品サンプル的な意味合いもあるのですが、基本的にリク-ノベルでお客様とMSの1対1関係になります(合わせリクも含め)
 また『完全に完成してから読める状態になる』ため、リプレイのように採用したプレによる流れのブレがありません。最初の採用は普通だったけど、読み進めていったら変なことになってた、はリプレイの場合は採用するプレによって起こる現象ですが、ノベルの場合は『変なことになってる』ところまで書き終えてからをMSが納品します。
 なので、『読み始める前に』『警告が可能です』。タグによるゾーニングですね。『これはえっちなので読まないで』という看板を納品と同時に立てることができるのです。
 これにより『お客様の要望を叶えつつ』『第三者を不快に巻き込むことなく』書くことができると判断しました。タグによるゾーニングがあるのに『読んでみた、不快だった!』はもうるちるでコントロール出来る箇所にその人はいませんので対象外とします。
 ちなみに『そういうものを書くMSが嫌』って評価は当然に皆さんに権利があると思ってますので、そこは謹んで受け入れます。

 こういう理由で今回ノベル書きました。ということで。

 リプレイ:これまで通り、エロは書かない(微えっちは除く)
 ノベル:エロ依頼でも受けることがある。

 そんな感じです。




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