【1:1RP】猟兵とは何か【サクセス&一花】
スリー・サクセス 2023年4月25日
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どこの世界とも言えぬ、夜の草原。
サクセスは考えていた。「猟兵とは何か」。
草むらに寝っ転がって腕を枕にし、夜空の星々を見上げて思いに更ける。
「猟兵……何なんでしょうか、猟兵って」
そこに現れたのは――。
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スリー・サクセス(猟兵サポート型AIプログラム・f34842)
七瀬・一花(優雅なる毒・f35875)
1:1RPスレッドです。
上記2名以外の発言はお控えください。
(喋り終わったら「発言終了」を選んで発言を交代して下さい)
0
スリー・サクセス 2023年4月25日
……。
(寝っ転がって、無言で夜空を見つめるサクセス。恐らくブルーなのだろう、気持ちも)
はぁ。猟兵って何なんでしょうね。
(悩みの深そうな表情に見えなくもなかった)
(無効票)
七瀬・一花 2023年4月25日
(夜空を彩る星々が、薄い星明りでもって無人の草の大地を照らしだている。森閑と佇む草の海の中を、一陣の夜風が草草を撫でながら吹き去っていく。私は風に誘われるままに草の大地を踏みしめ、一直線に歩を進めていった。誰かに呼ばれている――、なんとなしに私の心に去来したそんな思いから私は夜の草原を一人歩いていた)
あら……?
そこにいらっしゃるのは、スリーさん…?
(草の大地に寝ころぶあなたを偶然見つけた、私は首を傾げる。その仮面の様な無表情な相貌に、何かを思い悩んだかの様な苦悶の翳りがふと伺えたからだ。私は足を止めると、伏し目がちにあなたに視線を落とす)
深刻そうなお顔をされてどうしたの? そうだ、となり――いい?
(無効票)
スリー・サクセス 2023年4月25日
……あ、どうぞ。(少し気付くのに遅れたようだが、しっかりと相手の顔を見つめて返答をする。少しだけ横にずれてあげた)
ここの空は星が綺麗ですね。まぁその事ではなく……少し悩んでいまして。七瀬様に尋ねてもすぐに答えが返ってくる問題では無いものだと思われますが……。
猟兵、って何でしょう?「猟兵に覚醒する」とは?神隠しとは?猟兵のみが持ちうる「|特別な力《ユーベルコード》」とは?はじまりの猟兵とは……。それを考え始めて、気づいたらここでボーっとしていた訳です。
(淡々と状況説明をする。寂しかったのだろうか、一花の顔をじっと見つめてからまた空を見上げた)
(無効票)
七瀬・一花 2023年4月26日
ん、ありがとう、スリーさん(草の大地に手をつけば、草原を覆う春草は柔らかな絨毯となって私の掌をやおら受け止めた。夜風が葉群れをさやさやと鳴らし、春草の甘い香りを鼻腔に運ぶ。トゥニカ越しに肌を撫でる夜風は春特有の郷愁さをはらみ、寂しげに吹き去っていく。私は春の夜空の祝福を全身に感じながら、そっと草のベットに腰を下ろし、あなたへと視線を返す)
猟兵について…?
随分と難しい事を考えていらっしゃるのね。
(あなたの言葉の裏側には、憐憫さがわずかに滲んでいるように私は感じられた。あなたの視線を受けながら、私は一度頷くと、あなた同様に夜空を仰望する)
漠然とでも良いのだけれど。あなたの中で【猟兵】について、なにか答えのようなものはでたの?
(無効票)
スリー・サクセス 2023年4月26日
答え……ですか。(ふと顎に手をやり)
よく言われるものが「埒外」ですが、埒外で済む答えでは無いのですよね。エンドブレイカーの人々も「急いで猟兵になろう」と言ってなれる物、確かにエンドブレイカーの皆様も埒外と言えば埒外なのですが、それならばそのままで良いのでは、と。
なので「埒外の力=ユーベルコードを使える者」が現状は答えに一番近いですね。
すると今度はユーベルコードは何だ、という事になってしまうのですが。「それは猟兵が使う力だ」「なら猟兵は何なんだ」の|いたちごっこ《無限ループ》なんです……。
(思考処理のし過ぎで若干体温の高いブルー、うなだれている。非常に稀なレベルの不調だ)
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七瀬・一花 2023年4月28日
難しい疑問だものね。簡単には答えは出ないよね……(小さく唸ると、拳を丸め、そっと口元に添えて、しばらく星空を一望した)
猟兵とは何か――、ふふふ、なんだか哲学者同士の問答のようね?
古代の哲学者たちも星を眺めたりしながら、ああでもない、こうでもないってお話されたのかしら。
それでね、猟兵が何なのか……、私には答えは出せないし、明確な答えを見つけ出すのってかなり難しいと思うの。
ただ思ったのは、ユーベルコードは猟兵が猟兵たる条件の一つでしかないと思うの。必要条件が必ずしも十分条件となり得ないというのかしら? ユーベルコードを使用できる、それはあくまで猟兵たる要素の一つでしかない、そう思うの。
ねぇ、スリーさんは魂……という概念を信じられる?
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スリー・サクセス 2023年4月28日
魂……バーチャルキャラクター故にわたくしに搭載されているとはあまり思えないのですが、人として存在する以上わたくしにも魂はあるのでしょうね、どのような形であれ。
アンドロイドが自我を持つ、というものに近いかもしれません。何を持って自我と認めるかは分かりませんが、自我を持てばアンドロイドには魂が芽生えたのではないでしょうか。
そういう意味であれば、わたくしも自我――魂が芽生えたバーチャルキャラクターとして生を受けたのだと思います。というのがわたくしの回答ですね。
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七瀬・一花 2023年4月29日
ふふ、あなたらしい回答ね、スリーさん?
(言いながら、私は掌をそっと自分の胸の上で重ねる。とくん、掌に伝わる心の臓の鼓動がはっきりと私には感じられた)
んっ、回答をありがとう。この魂という存在。あなた風に言うのなら、自我というのかしら? この自我がUCと結びつくことで猟兵という存在がはじめて規定できるのでは無いかしら。
猟兵の定義は人によって千差万別だと思うのだけれど、ユーベルコードの使用の有無がそのまま、猟兵を規定できるわけでは無いと思うのよね。依頼などで、現地でUCを使える方とは出会ったけれど、彼らは猟兵たりえない。それに考えようによっては、過去に縛られたオブリビオンもUCと似た力を使うじゃない? でも勿論、オブリビオンは猟兵の対極の存在よね。
ユーベルコードの力を持ち、世界を想い、自由意思のもとで『未来』を切り開くと決めた時、その時はじめて猟兵と呼ぶ事が出来ると私は思うの。
七瀬・一花 2023年4月29日
(はぁと大きく息を吸い込み、清浄な春の夜の空気で肺の中を一杯に満たす。黒い帳のもと、星々は宝石の如く散りばめられ、燦然と輝いている)
概念的なお話になってしまったかもだけれど、私にとっての猟兵とは、自由意思の有無であると思うの。無生物であったり、死者や生者であるに関わらず、自由意思が備わっている事、つまり自我や魂が私達を猟兵として規定していると思うの。
ねぇ、あなたはどう思う、スリーさん?
(無効票)
スリー・サクセス 2023年4月29日
……!(曇っていた眼が晴れて夜空が映り始めた)
確かに、オブリビオンもユーベルコードのような力を使いますね。ユーベルコードが猟兵たりうる定義の全てではない、ただし前提条件の一つではある――といった所でしょうか。『過去』に囚われず『未来』に生きる事を選んだ者なのかもしれませんね。
……では、猟兵サポートプログラムであるわたくしが猟兵を兼ねられるようになったのも、キマイラフューチャーにかつて居た、『人類』のサポートから『猟兵』のサポートへと前を向くよう進化した証拠ですかね……?
出自がキマイラフューチャー故に、人類が復活するまでスリープする予定でいましたので……もう少しでオブリビオンになる所だったかもしれません。
(空を見つめる。流れ星が時たま過ぎ去っていくのを見てホゥ、と吐息した)
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七瀬・一花 2023年4月30日
(視線を重ねて、私も微笑する。あなたの微笑はこの夜空を照らしだす星々の如く明朗と澄み渡り、煌々と輝いて見えたからだ)
私の私見になってしまうけれど、私はそう思う。未来を選んだからこそ、きっと私達は猟兵なんだと
スリーさんは、キマイラフューチャー出身だったの? そして…オブリビオンに? 危ないところだったのね?(ふむと二度、三度と頷いて)
貴方の言う通り、ちょっとの偶然で私達ってオブリビオンにもなりえたのでしょうね。
『過去』と『未来』、『創造』と『破壊』。私ね、オブリビオンと私達って時々、コインの表と裏のような存在にさえ感じてしまうんだ。
(夜空を仰げれば、長い尾を曳きながら流星が空を駆けていく。成層圏の中で燃え尽きていく運命にありながらも、彼らは一際力強く輝きつづけるのだ。そう……それはまるで――。)
ねっ、スリーさん。キマイラフューチャーでのこと、せっかくだからあなたの事、色々お話して?
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スリー・サクセス 2023年4月30日
ふむ、つまり表裏一体。言い得て妙ですね。
わたくしの事……ですか。まずわたくしは、キマイラフューチャーに人類がまだ居た頃、『人類サポートプログラム』として生まれました。その時あった人格データはノーンのみだったのですが、ノーンが何らかの理由で暴走しまして。……多分本人は、はしゃいでいるだけだったのだと思います。
そして『人類サポートプログラム』はプロジェクトごと停止。制御用にわたくしの人格と、追加パッチであるレッドを追加して暫く休眠に入っていました。
それがどういった因果かは分かりませんが、バーチャルキャラクターの猟兵として息を吹き返し……既に居ない旧人類ではなく現存する猟兵をサポートする為の、『猟兵サポートプログラム』に進化したのです。
まぁ、このような情報も最近分かって来た事なのですが。猟兵サポートへ進化した際に、真の姿のプログラムが加筆されていた事には本当に驚きました。まだ加筆されるのか、と。
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七瀬・一花 2023年4月30日
スリーさんは古代のキマイラフューチャーで生まれたのね? 当時の人間と共生を目的に作られたあなたが、今は私達、猟兵を支えてくれている。キマイラフューチャーではかつての文明は色あせ、人類は絶えてしまったけれど。けれど、あなたという萌芽が悠久の時を経て、未来で芽吹いた――。人類という種は途絶えてしまったけれど、彼らが積み上げた叡智や抱いた願いはあなたの中で連綿と受け継がれているのね?
(流星群が夜空を彩っている。一条、二条と夜空を駆けていき、ついぞ儚く消えていく流れ星達のひとつひとつは、消えていった文明や人々の願いの結晶のようにさえ私には感じられたのだ)
ねぇ、ノーンさんの記憶の中に、かつてのキマイラフューチャーの記憶は残されているの? そこに生きた人や、風景……聞いてみたいな。
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スリー・サクセス 2023年4月30日
うん、残ってるよ。
(一際大きな流れ星が一つキラリと流れた後、ブルーからノーンになっていた)
えっとねー、博士が人の中だと一番覚えてるかな!ボクを作ってくれたの!優しいお爺ちゃんだったよ。何かたまに赤い液体出してて、それが血で博士が治らない病気なんだって知ったのはボクが封印される寸前ぐらいだったかな……。
今会えるなら、はしゃぎすぎちゃってゴメンねって伝えたいなぁ。
風景はUDCアースをちょっとファンタジーにした感じだったかも。ボクが最初にやったのはお掃除とお年寄りの介助だったよ!それは覚えてる!
封印された理由?原因?はね、リミッターが無かったからなんだって。消えちゃったのかな?消されたとしたら事件だよねー。
あ、ボクの人型モードは当時からなれたんだけどね、モデルはいないんだ。人類の平均データから算出したから。
あれ?当時のボクって満面の笑顔だったっけ……?そこは覚えてないかも。
(首を傾げながら笑う)
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七瀬・一花 2023年4月30日
(あなたの快活と微笑の中、その追憶の中で揺蕩う風景が、私の中にも広がってくるかの様だった)
博士さんはきっと優しい人だったのね。ノーンさん、あなたの最初のお仕事は介護のような役割だったのかしら。古代のキマイラフューチャ、そしてあなたを取り囲む人々、すべてが暖かな、安穏とした世界だったのでしょうね?
リミッターが無かったらしい?
(博士の死期は近かったはずだ。ならば、彼は後世へと種を残したかったのではないだろうか。私は頬杖をつきながら、あなたを暫く俯瞰する。疑問形で答えるあなたに、一、医学生としてますます興味がわいたのだ)
ノーンさん、あなたは当時の記憶が曖昧なの――?
スリー・サクセス 2023年4月30日
うん、曖昧ー。(苦笑しながら、何だか自分が興味を持たれている事にうっすら気づく)
別に博士がリミッター付け忘れたわけじゃなさそうなんだよね。でも、ボク……というか『サクセス』の開発ってかなり難題難関だらけだったみたい。ブルーを搭載するだけじゃ、暴走はしなくても今度は何もしなくなっちゃったり……だから感情豊かなレッドが付いたみたいだよ?
曖昧なのはあれかなぁ、ボクの暴走が突然すぎて封印が無理やりだったから損傷したりしたのかも。どこか傷あるかなー?
(冗談のように笑いながら空を見つめる)
ボクだけブルーとレッドよりひし形モードの容量が小さいんだよね。やっぱ設計ミスかも、あはは。
(少し悲しそうに笑った)
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七瀬・一花 2023年5月1日
複数の人格を『サクセス』さんという一つの素体の中に内包させるのだもね。古代キマイラフューチャーの技術力の高さが伺えるのと同時に、やっぱり、科学文明の進んだ古代世界でも実現は難しかったということかしら(あなたの話を傾聴しながら、ふむと頷いて)
それにしても複数の人格をあえて、一つの素体に組み合わせるなんて、古代のキマイラフューチャーでは変わった手法をとられたりするのね?
(一つ浮かんだ疑問は複数の人格をあえて組み合わせるというその奇異な手法だった)
ノーンさんって明朗快活とした人柄だから、お手伝いや介護の役割を十分果たせると思うのよね。それなのに、人格を増やして制御するなんて面白いなって思ったの。もしかして、ブルーさんやレッドさんにリミッターの役割を博士が託したりしたのかしら…なんて。
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スリー・サクセス 2023年5月1日
あの二人がリミッター……可能性はあるね。そもそも、レッドがブルーの外付けの感情なんだから、ブルーがボクの外付けのリミッターとして作られたって感じかも!
変わった手法っていうか、多分これ博士しか思いつかなかったと思うよ。これが上手くいけば世紀の大発明じゃー!みたいな所はあったのかも。
何でリミッター無かったのかは知らないけどね。どこかにぶつけた拍子にポロッと取れたとか、或いはハッキングされたとか?
うーん、でもライバルがいる分野でも無さそうだし、ハッキングじゃあ無いかなぁ。人類サポート中に取れちゃったって事でいいや。
もしかしたら博士が本当に付け忘れただけかもしれないけどね!
(「曖昧さこそがノーンたる所以」とでも言えそうな、まるではぐらかすように笑うノーン。これがデフォルトなのか、それとも何らかの事件事故があってこうなったのか。誰も知る由は無い。長くを生きた夜空の星々なら知っているだろうか)
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七瀬・一花 2023年5月2日
当時を覗き見ることが出来なければ答えはわからない。それに……ノーンさんの言う通り、過去の原因が重要なのではない。今をこそ、私達は生きているのだもの。本人が納得することが出来ればそれがそのまま答え。ふふふ、私の中の理系脳がちょっとだけ興味をもってしまったの。無粋な質問をごめんなさいね?
(星空から視線を落とし、遥か彼方まで続く草原を一望する。夜陰の中、深く茂った草草の深緑が鮮明に夜の草原を彩っていた。星々が過去を知るというのならば、この大地もまた時の観測者として悠久の時の記録をその刻み続けたのだろう。だが、私が耳を澄ませども、夜の帳が降りた暗夜の草原には、夜風にまじり虫の鳴き声が木霊するだけで、答らしい答えが返ってくることはなかった。時折、吹く夜風が肌を冷たく刺している。過去へ想いを馳せる時に常に私に付き纏う、得も言われぬこの感覚が私は好きだ――。)
少し、冷えてきたかしらね……?
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スリー・サクセス 2023年5月2日
ふむ、ブランケットを持参するべきでしたかね。
(ノーンが満足したようなのでブルーへと戻る。ノーンは勝手に出て来るのにブルーは自らノーンへと変える事は無い。性格故だろうか、性能の問題だろうか)
そうですね……考えをしていたのに放熱が落ち着いてきてしまったのですが、あの熱が今は恋しいです。
(実はノーンとして会話している間にブルーの思考プログラムが停止していたので放熱していなかった、という事にブルーはまだ気付いていない)
一人で考え込んでいるとずっと辛い気持ちが湧いてきていましたが、七瀬様と一緒にいると「暖かい」気持ちになれますね。
(Input Word――言霊を相手に与えるUCがふと発動する。少し経てばぽかぽかと暖かさが身を包むかもしれない)
わたくし、UCを未来と平和の為に使える|存在《猟兵》になれて……良かったです。
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七瀬・一花 2023年5月2日
先ほどまでの硬いお話とは論旨が変わってしまうけれど。「暖かい」という想いや、「未来」や「平和」を紡いでいくという事に喜びを感じられるそのあなたの感情こそが、私は、ユーベルコードの有無以上に、猟兵たるなによりの由縁だと思うの(あなたの言の葉は、燈火となり私を包んでいくかのようだった)
ねぇ、ブルーさん。きっとね、その想いが猟兵が猟兵たる理由なのだと思うの。
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スリー・サクセス 2023年5月2日
……!(晴れてきていた目が更に輝いた)
わたくしの感情、ここ最近で身に着いた物だとは思うのですが……あくまでそれは「表情データ」の話であって、感情・想い自体は猟兵覚醒時には既に持っていたのかもしれませんね。レッドは元より感情がありますし。
「未来」の為に幸せを願える存在が猟兵とも言えるかもしれませんね。幸せを願うとまでいかなくとも、オブリビオンという「過去」の敵対生物がいるからこそ未来を見るのが猟兵。ううむ、深いです。
(当初悩んでいた時の顔よりは、ブルーの顔はスッキリとしていた)
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七瀬・一花 2023年5月2日
えぇ、私もそう思うの。
根幹には感情があった。そして、あなたを取り巻く様々な人との繋がりがあなたの奥底に沈殿していた想いを賦活化させたのだと思う。そうして、気持ちは発火して感情へと昇華した。私達だって変わらないのよ、ブルーさん? 人とのかかわりの中で、些細な気持ちが正と負の感情へと膨れ上がっていく。その感情の上で私達は喜び、苦悩する。
これが、きっと「未来」を生きるということなのだと思うの。ふふふ、私達って本当にめんどくさいよね? でも、たからこそ、愛おしい。そう思わない、ブルーさん(ぱちりあなたに目配せして尋ねる)
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スリー・サクセス 2023年5月2日
ええ、面倒なのに愛おしい存在ですね。
(目配せに、嬉しそうに頷いて返す)
わたくしが悩んでいた、その悩むという事自体も感情――猟兵である証であったとは。本当に七瀬様には気づかされてばかりです。
わたくしも猟兵サポートプログラムに進化した|プログラム《猟兵》の一人。前向きに生きたいですね。
|姉『●』にもこの嬉しい事実を教えなければ。
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スリー・サクセス 2023年5月2日
(誤字→|姉『●』 正しくは|姉《●》です)
七瀬・一花 2023年5月3日
えぇ、だから、ブルーさん、あなたもこれから……大いに悩んで迷って、それでめんどくさい猟兵としてお互いに生きていきましょ? 悩みが増えるごとに私達は前へと進める、そう思うから。
私こそ、こうやって言葉を重ねることで自分や猟兵を定義できた気がするわ? だから、私こそあなたに気づかされ、気づかせ……そうして、成長できているのよ? ありがとう、ブルーさん、ノーンさん?
そして、姉……? あなたの中にはお姉さんもいらっしゃるの??
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スリー・サクセス 2023年5月3日
あ、いえ……わたくしの中にではなく、バーチャルキャラクターの先輩としてお世話になった方が居まして。義理の姉として慕っているのです。
開発元は違いますが、同じサポート系プログラムのよしみで家族ぐるみの付き合いをしている方です。
わたくしが自ら予知へサポートに向かうタイプだとしますと、姉は媒体を使ってサポートを届けるタイプ……ですかね。純粋なソーシャルディーヴァと言った方が正しいでしょうか。
(実際、違いは電脳魔術士がメインかソーシャルディーヴァがメインかという位らしい)
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七瀬・一花 2023年5月5日
義理のお姉さまがいらしたのね? きっと、あなたとその方の縁もまた二人が猟兵へと覚醒したこそ紡がれた絆であるのだと思うの。
(時折肌をつく夜風の冷感は今はむしろ心地よく、息するたびに肺を満たす明朗な空気が、私に生いるという感覚を生々しいまでに実感させていた)
とりあえず、疑問に対してあなたなりの答えは出せたかしら? もしも私があなたにとっての考える一助となりえたとしたのなら、それはとても嬉しい事よ?
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スリー・サクセス 2023年5月7日
絆。縁。やはりポジティブなワードは全体的に猟兵覚醒に関わっていそうな気がしますね。
答えは出ました、七瀬様のおかげです。ありがとうございます。
(心地の良い風が身に染みる。晴れやかになった心には丁度良く、さっき若干ヒートアップしていた回路も良い感じの温度だ)
一緒に考えて下さったお礼をしたいのですが……これ、受け取って貰えますでしょうか。
(そう言って電脳空間から取り出したのは、白くてもふもふの可愛い「抱き枕」)
新品ですし、暖かく気持ちよい物です。最近この気持ちを知れたので、七瀬様にもおすそ分けしたくて。……どうでしょう?
(お節介じゃないだろうか、という表情を少しさせながら顔を覗き込んだ)
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七瀬・一花 2023年5月9日
それならよかったわ、サクセスさん――。
きっとまた悩むこともあると思うの(言いながら、私は夜空を見上げれば、星々は宝石の如く白く瞬きながら夜空に張り付いている。だが、この星も常に惑いながら広大な宇宙の海を泳いでいるのだ)
もしもまた悩むときがあったら、あなたの周りにいる人。私も含めて、色々な人に相談して、それで答えを出していって?
(「抱き枕」をじっと見つめれば、やにわに表情が綻んだ。ブルーの人格が示したこの好意こそが、私には嬉しかったから)
うん――、嬉しい。ブルーさん……。やっぱりあなたは成長している、積み重ねているのね(あなたの顔を正面に捉えてこくり嬉しげに頷くと、「抱き枕」を手に取った)
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スリー・サクセス 2023年5月14日
ええ、皆様に協力してもらう時がまた来るでしょうね。その時は、色々迷惑などかけてしまうかもしれませんが……。
相談できる人がいるというのは、良い事ですね。
(成長していると聞いて、笑みが少し増したような気がした)
今日は色々と収穫がありました。沢山悩んでも、それが生きているという事なんですよね。「人間は考える葦である」この言葉が今は良く分かる気がします。
(もし遥か昔のスリープ状態のままであったら、考えるどころか骸の海に飲まれていたかもしれない。そう考えると少しぞっとするが、生きている実感が湧いてくるのも確かだった)
……七瀬様。その枕は暖かいですか?
そうしたら、暖かいまま一緒に帰りませんか?
(あまり人を触らないので加減の分からない、くすぐったいかもしれないぐらいの手を握る好意のある行為を初めてしたブルーだった)
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七瀬・一花 2023年5月20日
生きているというこの瞬間の一分一秒を楽しみ尽くして、笑って悲しんで、悩んで。一つ一つを味わいながら、時に自問自答をして、時に誰かと共有しあいながら少しづつ進んでいきましょ?この一連の行為が私達の生をきっと彩ってくれるの(コクリと頷いて、一歩踏み出す)
えぇ、そうね。これから冷え込みそうだものね? それなら、この温もりを感じたままの一番良いこの状態で、帰路につきましょ?(あなたの表情を覗き込み、微笑で返す。そうして深々と一揖し、軽くあなたの手を取ると、草の絨毯を踏みしめた。澄み切った夜空には、星々が白く散りばめられ、星明りでもって草原を照らし出していた。青臭い春草の香りや、肌を撫でる冷風、遠く鳴る葉群の音が私の五感に強く迫っていた。この静謐さに満ちた空間が私は好きだ。ここには、無数の命が芽吹き、呼吸しているから。)
うん、帰りましょう……ブルーさん。
(もう一度呟き、私は空を仰いだ――)
(発言終了)
スリー・サクセス 2023年5月27日
(これからブルーやレッド、ノーンも様々な体験をしていく事だろう。その経験一つ一つが生きている証になる。過去のものは、経験はもう出来ないのだから。未来に向けて生きているという事を胸に刻み、優しく手の加減を調整して――帰路へと、ゆっくり進み始めた)
|To be continued《未来へと、つづく》.
(発言終了)