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旅団設定

ロスティスラーヴァ・ツィオルコフスキー 2019年3月7日

☆概要☆
 ■■歴☓☓00年さらなる繁栄の為■■人達はSSWの▲▲星系全域で大規模なスペース・コロニーの建造を決意した。彼等はそれを完璧に成し遂げた。金属が豊富に含まれ、大気がなく、重力も小さな●●に機械を送り込み、資源の採取・恒星光採取衛星の組み立てと打ち上げ・製造途中のダイソン球からのエネルギー送信を並行させる事によって。
 しかし、■■歴■■■■年頃彼等は十分な機能の残るスペース・コロニーを残して突如消えてしまう。その行き先も、その原因も現在に至るまで判明していない。残ったのは人工知能である〈パーパ〉とロスティスラーヴァ、彼等は現在もそこで快く暮らしているのだ。

☆外観☆
 遠方から見た場合黄色みを帯びた白色の光とそれを遮る塵、近傍からならば恒星の周囲を回転する球殻状に配置された人工生態圏から成る天文的な規模のスペース・コロニー。

☆恒星と人工生態圏☆
 このスペース・コロニーはタイプⅠのダイソン球。今回の場合において恒星はG型主系列星、人工生態圏と呼ばれるものは無数の構造物の群れ。両者は適切な関係にあり、後者は前者に対してすべての光を吸収するのに十分な密度で星を取り囲み、その軌道は衝突を避けるよう慎重に配置されている。
 その製造目的や製造者は一切不明であり、この事に関しては現時点において〈揺藍〉内のデータベースにも記載されていない。現状このコロニーを管理している人工知能の〈パーパ〉もこれについては沈黙を貫いており、現在それについて深く語るものはいないとされる。反面、生活や娯楽の要望に関してはよく答える。危険性・倫理的な問題・禁止事項等がないならば殆どなんでも用意してくれる。

☆人工生態圏の構造☆
 少なくとも居住困難な資源惑星の上にある資源採掘機、組み立て機、打ち上げ機。そして恒星周囲を回転する恒星光採取用の衛星とエネルギーを受け取る居住衛星が存在する。

:資源採掘機
 資源掘るよ。影も形も見えない、資源だけは補給してくれる。現在は自己進化の果に過去を掘っているとかなんとか。

:組み立て機
 衛星とか組み立てるよ。仕事だけはするけれど、何処かを漂っている。

:打ち上げ機
 何か打ち上げるよ。昔は惑星から衛星とか打ち上げていたけれどいまは別のことしているらしいよ。

:恒星光採取衛星
 エネルギーを手に入れるよ。鏡の様な構造をした恒星の光を採取する衛星。

:居住衛星
 だいたいなんでもある。恒星からのエネルギー供給によって維持され、恒星近傍の軌道を周回。その形状は任意で、快適に居住でき、無数に存在するものの幾つかは内側から当たる日射の利用に必要となる全機構を内包できるものもある。この様なタイプは完備型、外部からの供給を必要とするものは供給型と呼ばれる。

☆構造物間の移動方法と可能な移動先☆
 いろんな手段で移動できる、禁止区域への移動はだめ。居住構造物間はその通信機能や射出機能、交通用ブロックを介して移動できる。例えば、情報生命体であるなら通信機能を介して異なる仮想空間へ。それ以外の肉体を持つ存在でもロケットの様に構造物自体を移動させることや生活空間と産業施設を備えて大気を閉じ込めた交通用ブロックを用いる事で可能となる。
 しかし、全ての構造物においてそれが可能とは言えない。少なくとも四種のものについては困難が伴う。それは恒星光収集機、資源採掘機、組み立て機、打ち上げ機である。これらはどれもダイソン球の根幹であり、一般的な権限では立ち入ることができない。反対にこれが比較的容易なのは居住衛星である。
 また、立ち入ることができないとは殆ど如何なる手段においてもである。転移やワープ、空間干渉によって時間や距離の短縮を行う場合も同様である。仮に断行する場合は全く異なる何処かへ通じることになる。




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