0

🌊星宿し

鴛海・真魚　2021年1月7日

鴛海・真魚　2021年1月7日
（光の届かない洞窟の奥から海水を意味する宝石をふるわせて現れた。海は引き潮。魚の脚をもつ貴女の白波の声を聞いた。）星宿しのお手伝いをしてくれるの？お話なら村で、星宿しは村の行事でもあるの。（貴女は村に行けるのかしら。海沿いを行く。）私の名前は鴛海真魚。ここでは巫女様お呼ばれているけど、普通の占い師をやっているわ。貴女のお名前は？

カエナ・ネオフォカエナ　2021年1月11日
（声が届いたのだ、良かったと洞窟から現れた貴女に微笑む。嬉しそうに尾鰭がぱしゃりと揺れた）うむ。わらわで手伝えることがあるのならば喜んで。星宿し、何とも心躍る響きよな。（ついてゆくぞ、とふわりと半人半魚の身体を浮かせ泳いだ）巫女様で占い師……。星を宿すことで未来への繁栄を願う儀式のようなもの、なのかのう。……おおっと名乗っていなかった。わらわの名はカエナ。どうぞよしなに。

鴛海・真魚　2021年1月13日
カナエ。どうぞよろしくね。未来の繁栄ではないの。この辺りだけの特別な儀式みたいなものなの。（道なりに沿って歩いているとすぐに村に辿り着いた。）（村の者たちに挨拶を交わして村人たちの憩いの場。食事を提供する店に足を踏み入れる。）まぁ、貴女は海だけでなく陸も泳げるのね。器用な方だわ。椅子に座る事も出来る？お飲み物は美味しい水が良いかしら？（陸の上を泳ぐ貴女の鱗が燦めいて、宝石よりも美しい。お客様の貴女。貴女のために引いた椅子へ、座る事を促した。）

カエナ・ネオフォカエナ　2021年1月22日
ほほう、どうやらわらわの想像する儀式とは趣の異なるもののようじゃの。ますます興味が湧いてきたわい。(言葉を交わしながら彼女の後をついていく。案内された場はどうやら村の味処だろうか) 勿論。泳ぐこともできれば座ることも容易いことよ。まあ、二本足で陸を駆ける人々も十分器用じゃてと思うが。(尾を靡かせるように。有難う、促されるまま椅子に掛けて) おやおや、飲物も頂けるとは。美味しい水でも、真魚のお勧めでも良いのじゃよ？

鴛海・真魚　2021年1月26日
種族が違うとどうしても、ないものねだりをしてしまうの。貴女のような優雅な尾鰭が私も欲しいと思ってしまうわ。朝日を遮る白いレースカーテンのように靡く様にみとれてしまうの。（揺れた肩は微笑みの証。鈴鳴り声でお客様を饗す、とっておきの水をお願いした。）それでね、星宿しの儀式についてのお話なのだけれど。（向かいに座った宝石が光を浴びて反射した。貴女のヴェールがこの光を浴びて光を増す。そんな心地。）（掌を上向きにそこに顎を乗せ）村と村の希望を繋ぐ儀式と言われているの。この村から隣の村へ光を届けて、さらに隣の村へ届けてここに帰ってくる。道中には魔物もいるから、村人は行けないの。貴女は、出来るかしら？魔物は怖くない？

カエナ・ネオフォカエナ　2021年2月4日
ふうむ。それは確かに。お主の清流の流れを閉じ込めたような
透明を手に入れたいと思ってしまう程度には。(光できらきらと煌めく貴女の髪を瞳を肌を
愛でるように見つめる。ああとても美しい)……ほう、村と村の希望を。なるほど、だから星宿しというのじゃな。光を繋いでゆく様は星座のようじゃ……。
ふふん、これでもわらわは海の魔女。魔物の扱いなど子供を相手にするようなものよ。怖さより興味の方が勝るのじゃ

鴛海・真魚　2021年2月9日
海の魔女様はお上手ね。そうなの。星と星を結ぶようでとても神秘的な事だと思うの。魔物の扱いも手慣れているのなら安心したわ。光はどうしても魔物を寄せ付けてしまうから。（運ばれた水は海のように真っ青でその中にレモンのような輪切りの果物が浮かんでいたが、色は紫色だった）ありがとう。この水は綺麗な青色でしょう？だから海の水と呼ばれているの。この村の特産品である紫の果物を浮かべて飲むと加護を得られると言われているのよ。儀式に向かう前に、この水を飲んで加護を受けるの。味はちょっぴり苦いけど、果物の甘さが追いかけてくるような……とにかく飲んでみて？

鴛海・真魚　2021年4月12日
ともしびを待っている方々がいらっしゃるから。そろそろ行かなきゃ。また会いましょう。素敵な方。（〆）