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『そぼ降る雨』1:1RP

ドゥアン・ドゥマン 2020年5月20日

□場所
A&Wのどこかにある、大樹の根元
通り雨が降り、仄暗い午後


◇◇◇

1:1RPスレッドです。
通りすがりの、どなたさまでも。
30レス程を目途に。
一ヵ月発言がない場合も、程良い塩梅で締め。




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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月20日
(群竜大陸の戦乱から、いくらか離れたアックス&ウィザーズの地。丘陵の途中に、大きな影を作る大樹が聳えている。日暮れにはまだ時間があるのに、周囲は暗い。影のせいだけではなく、俄か雨が陽光を遮っていた。降り始めたばかりの雨の勢いは、さほど強くはない。…けれど、道行くひとがもしいれば、濡らしてしまうかもしれぬ程の)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月20日
(その中で、樹の下は一層暗々としているが、雨粒は吹き込んではこず。低い枝の上に、洋燈の明かりが薄ぼんやりと光っている。――傍らに、一見、遠目からみれば、黒い鳥のような影が寄り添っている。白い獣の頭骨に、襤褸のフードを目深に。裾から伸びた黒灰色の尾が、雨と退屈をしのぐよう。時折思いだしたかのように、緩やかに揺れている)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年5月22日
(何やら『不思議なな生き物』が大樹の下にいる様に見えたので)(パラパラと雨粒がまばらに傘を叩く音を連れて、無警戒に木の下へ向かう子供がひとり)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月23日
(ランプの明かりで手慰み。ナイフを手に、木片を遊んでいたものだ。――そこへ、ささめく雨音の中。たつたつ、弾む音色が交じる方向へと、耳立てたフードが動く。この奇妙ないきもの、動くぞ。骸骨が、貴方を見る。木陰は暗いが、雨を遮りもしよう)――…いかがなされた、お子よ。…家路に、迷われたか?(骸の下で、青い目がひかっている。喉を柔く鳴らす、低い声は、ゆると持ち上がる尾と合わせ、害意はないと知らせるように)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年5月23日
あ…(不思議な生き物かに見えた影が言葉を発したものだから)(二、三度目蓋を動かして)
ごめんなさい、遠くから見たあなたが不思議な鳥か何かに見えたものですから、なんだろう?って…(低くなる喉は良く傍で聞いているものに似ていて。とんがったフードの形と持ち上がる尾っぽは)(ケットシーだろうか)
こんにちは、かっこいい骨ですね。
(発してから、これは挨拶としてはいかがなものかと思ったが、遅い)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月24日
…謝ることなど。こんにちは。(緩く瞬く。柔らかな清さを感じる言葉に、口元に小さな笑みを浮かべ。ありがとう、と頭骨を軽く揺すり、お辞儀めかせる)不気味とは言われるが、その言は、新鮮だ。…君は、好奇心が強いのだな。(雨雲の先を見やり)…どこかへ行く途中で、なければ。(貴方の訪れを、静かに嬉しむよう。足元から己がいる枝まで、陰の濃い幹から黒い枝が階段となって生える。下風の通らぬ樹上へと、誘う風)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年5月24日
(こちらの無礼を彼、だろうか。は許してくれたらしい)
だって、牙があってトゲトゲで!(トゲトゲであることは重要な様で)うん、やはりかっこいい骨です。(一人で納得している)

(樹上へ導くように生えてきた枝を見て、ぱっと星の瞳を輝かせ)(不思議な術だ!)(はやる気持ちとは裏腹に、枝を折らぬようにそっと登る)
お側、失礼しますね。(輝いたままの瞳であなたを見た)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月25日
とげとげ。(元より不調法な身。貴方の所作はむしろ好ましく思え。表情少なな貌も、意外さと愉し気を滲ませた)…もしかすると、君をかじるつもりの、骨やもしれんぞ(笑い交じり。黒枝は無事客人が登り終えれば、しゅると陰に戻っていく。尾を揺らし)

(招く傍らは枝も太く、背凭れになる幹も確りしている。木の葉の間から、なだらかな丘陵が雨にけぶる光景が垣間見える。土と草が濡れる匂い)…我輩には、貴方の色こそ。骨のよう、…いや。雲の如く。鐘の如く。よき色に見える。…どこから、いらしたのだ?
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年5月26日
わたしは、堅くて美味しくないですよう。
(揺れる尾っぽをつい目で追って)(この彼が己を齧るなんて天地がかえってもないだろうと!歌う様に楽しげに言葉をこぼした)

(ごつごつの樹皮とそれを覆う苔のもこもこに腰を下ろす)(ポフポフと感触を楽しむ様に何度か触れる)
や!それは勿体無いお言葉。雲、雲は良いですね、いつか雨になってくるくる世界を周る。(雨の匂いは素敵だ。生きている匂いがする)
今日はUDCアースのニホンという国からまいりました。あなたはこちらの方ですか?
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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月27日
(なんと、見抜かれていたか。謳いあげる様子に、低く笑む喉を鳴らす。…しかし堅いとは。謎めいて、興味を惹かれ。膝元に気づき、)…なるほど。……なるほど…、…いや。

(輝く瞳へもつい。感嘆と共、不躾な視線を向けてしまった。詫びる目礼を添え。明るい声音に楽しむものだ)我輩も、こちらには少々間借りをしている身。…猟兵業に努めている。ドゥアン・ドゥマンと申す。
ニホン国も、雨が多いと聞くな。……旅は、お好きか?(その声に、どこか憧れが籠っているよう、ふと思う。勘違いやもしれない。柔らかに訊ね)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年5月28日
はい、とても!旅は良いです、世界を識る事ができて、出会ったもの全部がわたしにとって先生みたいに教えてくれます。ニホンは雨の季節に咲くお花が綺麗で、それ以外も綺麗ですけれど、あとご飯がおいしい…
(楽しげに、嬉しげに。指折り数え。その声は葉に落ちる雨粒のように跳ねて)(そして)
…あ!申し遅れました。わたしはヨシュカと申します。ヨシュカ・グナイゼナウ。ドゥアンさまも猟兵なのですね(という事は此度の戦争にも参戦していたのだろう)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年5月29日
(時折相槌を挟む、言葉少なながら。雫がきらめくようなその声を、ゆっくり味わうよう、聞いている)吸収力がある、というのは、素晴らしいことだ。…貴方は、情を持って、見たもの、知る事へ、接しているのだろうなと。感じる。…良き師が、いるのだな。(先生みたいに、と語る声に。貴方にとっての先生が、良い存在なのだと窺い知れ。言祝ぐ声で)

(ヨシュカ殿、とその響きを確かめ、呼んでから)
ヨシュカ。…良き響きだ。どういう意味なのだろうか。 猟兵であれば。色々な世界へ、ゆけるのが。良い。…ニホンに腰を据えたのは、猟兵になってからか?(貴方の言葉に、二つの意味で頷きつ。どんな道筋を辿り、そこへ至ったか。一言では聞けぬ、語れぬだろうこととわかりながら、尋ねてみたくなったままを)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年5月30日
それはとても。良い師であり、良き主でした。
(んふふ、と思わず声が漏れる。嬉しかったのだ)(低く穏やかな声は夜の様に優しくて、思わず幾らでもお喋りをしてしまいそうで)(聞き上手だ!と一人で納得)
ありがとうございます。わたしには、なんと言いますか過ぎた名前なのですが……『神がもたらす子』という。
(なんだか気恥ずかしい様なむず痒さを振り払うように)(少し逸らしていた目線をあなたに戻す)
はい、猟兵になってから。あそこはなんて言うか色々と住みやすい国で(なんと、一日中開いているお店もあるのです!、と)
ドゥアンさまはニホンには?(口振りから、訪れた事はなさそうな気がしたので)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年6月2日
(その過去形に、気付かぬではないが。貴方が花咲くよう、話してくれるゆえ。己もまた、口元を、ふ、と和らげる)
(眼差し逸れたのも、見たぞ。喉笑ませ)
ほう。……少し、意地の悪いことを言おうか。肩はこらぬかね?(願いの籠った、美しく。また、つよき名だ。猟兵に姿形はあてにはならないと知っているが、細い肩を見ながら。 己などは気を惹かれるまま訊ねているので。聞けると喜ぶが、応えにくいことは言わずとも良い気配で)
うむ。あまり行ったことがなくてな。物も、者も、食も。華やかで、移り変わりが早いと聞く。…ので、気になっているのだが…。
ヨシュカ殿の、おすすめがあれば、教えてくれ。寄った時に、行ってみよう。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年6月2日
肩は……(稼動を始めてこの方、こったことなどない……と言いかけて。多分そういう事ではないのだろうと気付く)(目をやわく細めて)
この名に見合う様、背伸びをする事も含めてわたしなのです。アスナロだっていつか本当に檜になれるかもしれないじゃないですか(ぷらぷらと揺れる足が雨粒を蹴った)(やさしい意地悪には、悪戯を仕掛ける子供の様な笑みを浮かべ)
それは是非キョウトに!あそこはニンジャとサムライがいて…、春に行くとサクラという花がとっても綺麗で!甘味もおいしい…、おいしいといえばわたしが滞在しているホテルの食堂もとってもおいしくて(矢継ぎ早につらつらと)(食べ物の事が多い)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年6月7日
(眩しそうに、蒼を細め)――そうか。…いや、わるい遊びのひとつでも、唆してしまおうかと思ったが。…さては、貴方。なかなかの悪戯者だな?(言葉尻で口端を上げる。貴方が貴方であることも。檜になろうとすることも。或いは肩が凝ったと言っていたとしても。その全ては尊いからこそ。無邪気で力強い、気風の良さが、小気味良く)
(耳が貴方へ向きっぱなしなのが、フードの角度で伝わるのやも)サクラとは違うやもしれんが…幻朧桜なら会ったことが。あの花姿は、我輩も好ましい。ホテルの御仁に、作り甲斐があると。言われないか?(話し上手、聞き上手。更に食べ上手でもある貴方の、美味しい話を楽しそうに。己の腹を撫でて見せ)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年6月8日
悪い遊びをお知りであるドゥアンさま程ではございません(素知らぬ顔)……して、どの様な遊びなのですか?
(好奇心を抑えきれぬ瞳でこそりと)(きっと己の知らぬ事をこの方はたくさん知っている。夜に光るシリウスの様な瞳には深い知を携えて見えた)
(そしてこちらを向くお耳は、失礼ながらかわいいと思ってしまう人形でした)

や、幻朧桜を!あれはとっても見事ですよね、綺麗すぎて少し怖い様な気もします。(なんたってあの世界では、桜の木下には死体が埋まっている、という文言がよく出てくるのだ!)
……何故それがおわかりに?(心底不思議そうに)
(なんとなく己も腹部を押さえてみた)(お腹が空いているのかな?)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年6月12日
さて。貴方がしたことの、無いだろうことを。…そうさな、例えば…。
――口にしてはいけぬものを、味わったことはおありか?(出会ったばかりの方の事を、定める訳ではないのだが。瞳を輝かせてくれる姿が嬉しく、微笑ましく。思案の後に、こそりと。大仰に秘密めかせ)

(枝ぶりを想い出すよう、頷き)確か、ヒガンとシガン、だったか。…優しきものは、手招き上手だ。(死者に限らず心を惹き。招き入れることもあるのだろう。美しいものだ。静かな感嘆をひそませつ)
(口角を柔く上げ)料理人ではないが、この身も、物を拵える端くれにて。
そうも幸せそうに堪能して貰えるならば、冥利よなと。
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年6月16日
口にしてはいけない?
(なんだろう?そんな事したことはあっただろうかと)(ひとつだけ思い当たったことは)猫のオヤツを食べてしまったことはあります。……、……今のは聞かなかったことに。(コホンとひとつ咳払い。懸命に澄まし顔を維持している)

あの桜はヒガンとシガンの真ん中に咲いているのかもしれませんね。目印みたいに。(だからあんなにも綺麗に咲いて、優しく招くのだ)
拵え、ドゥアンさまは何かの職人さんでいらっしゃるのですか?……!まさかその格好良い骨とかお洋服等はご自分で……?(彼のこぼした一言にめちゃめちゃに食いついた)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年6月19日
猫の。(瞬く)(例えば、出来立ての。皿に乗る前の料理をつまみ食いしてしまったり等。ささやかな事を、大仰に漂わせてみせようとする男であったのだ。が。)……そうか。…いや、まあ、美味いものも、あるな。…もしや、猫が身近にいるのだろうかな、(すまぬ、と添えながら。表情を見れば肩が揺れて、喉奥が愉快そうに揺れるのを隠しもしない)

(目印の声に、緩やかに瞬き)…あの夜闇に浮かび上がるさまは、集うにも柔らかで。目印、というのは、とても好いな。――ん…?ああ、うむ。装飾を、手仕事で拵えることもある。(この身に纏っているのは、生業の装いであるから。まじない等々を籠めているのだと、添えもしただろう。故、少し考え)…貴方のひかりを、翳さぬのであれば。興味があるなら、何か仕立てようか(提案は押し付けにならぬよう、勿論流してくれても構わぬ程度の何気なさで)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年6月23日
……いえ、謝られるような事では(ナイデス、と)(声が僅かに上擦る)はい、猫と一緒に旅をしています。灰色でもちもちの。(肩やらが揺れているのは見ないフリである)(……見ないフリである)(澄ました顔)(オヤツはそこそこ美味しかった)

ドゥアンさまご自身で。そうなのですね。(彼の手ずから作られたと聞いて、それらはいっそう素敵に見えた。)(何であろうと物を作る事に携わるひとは素敵だ。己も誰かに作られた物であるから、よりそう感じるのかもしれない)
わたしに?え……!?そんな、よろしいのですか?翳すなんて、絶対ないです。(ひかりが何かは良く理解しないが、力強くうなずく)
……お願いしても?(どこか照れた様に答える)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年6月26日
(じゃれさせてくれる貴方の照れ姿に、小さく頬を緩めながら)もちもちとは、愛いな。猫殿は、そのホテルで留守の番を務めているのだろうか。――…さらさらと、もちもちか…(貴方のすべらかそうな、白い絹の如くを見、)…不躾であれば、すまない。ヨシュカ殿のお手は、硬かろうか。或いは、柔らかいものか。

…道具の使い心地は当人の手に馴染むか、触覚との相性も。重要ゆえ。(ミレナリィドールの御仁は、体の作りもまた、ひとりひとり個性豊かと存じている。柔らかで弾力ある手触りも、貴方の好みのひとつと覚えつ。纏う布の影から、綴った紙束と鉄ペンを取り出し)良い。…むしろ、作らせて貰えるのは光栄だ。なにか、欲しい道具はあるか?小物でも、大物でも(ざっくりとした窺いは、まずは要望を大切に考えるための)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年6月28日
顔がですね、コロッケみたいでかわいいのです。ちょっとふくよかですが。(目の前の彼とは正反対ともいえる。すっと通った鼻筋を見て)ホテルのオーナーさんが良いお方で預かって下さっているのです。わたしよりオーナーさんに甘えてる気がするのはちょっと複雑……。

いえ、不躾だなんて。拵えていただく身としては、己を職人さまに識っていただくのは当然の事!材質は……硬い何かです。(自分でもよくわからない)必要でしたら触感も確かめて下さいな。
(手袋を外し、人形独自の関節を持った手をあなたに向ける。掌には十字の亀裂)
ありがとうございます。(嬉しそうに目尻が下がる)では、鋏を作っていただけないでしょうか?
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ドゥアン・ドゥマン 2020年7月23日
(よく撫でられ、よく愛されているのが伝わってくる猫殿の様子を思い浮かべ、頬の毛並みがそっと和む。己も見目こそ近しいが、彼らの魅力は彼らであるからこそのもの。貴方と猫殿の睦まじさに、好ましさと楽し気が滲む笑い交じり、)オーナー殿もだが、ヨシュカ殿が主だからこそ、コロッケの如くのふくふくであろうさ。猫殿は貴方を、兄弟猫と思っているのやもしれぬな。
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ドゥアン・ドゥマン 2020年7月23日
感謝は、こちらこそ。そう大仰な身ではないが、そう言って貰えるのは、嬉しいものだ。 …それにしても。貴方がたの生まれは、やはり美しいな。これほどのなめらかな稼働と、すべらかな温かみは、単一の素材では中々見ぬ…(貴方の手を目礼の後に取り、硬軟を確かめ、指の長さ、掌の幅を鉄軸のペンを添え測り、手早く記録していく。感嘆を零し、掌の亀裂を、しげ、と。甲からも見て、)…傷が痛むことは、あるか?痛むなら、扱っても掌に力が加わらない仕組みを考えよう。――あとは希望のサイズと。肌に合わぬ素材…それと、加えたい意匠や、デザインの好み等もあれば。(特になければ任せてくれるのも良し、お好みで、と言い添え。もう一度の感謝と共、触れていた手を放す)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年7月27日
ふくふく。(彼が発した音が気に入ったのか繰り返す)ふくふくのコロッケです。(楽しそうにくすくす笑い)
ふふふ!兄弟というよりか子供か何かと思っているのかもしれません、彼はわたしより年上ですから!(そこでふと、)ドゥアンさまはご兄弟などいらっしゃるのですか?

(己を構成する素材の事だと理解せども、美しいなどと言われてしまうと)(やはり照れてしまうのである)
レアな素材という事でしょうか?
(次に発した言葉はどこかズレているような気がした)(彼が手早く寸法を測っていく様を見ながら)
いえ、痛みなどは特にございませんので、お気遣いありがとうございます。肌に合わないなども特には、はい。あ、サイズというか、少し小さめの裁ち鋏みたいな……、
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年7月27日
デザインは、格好良いのでお願いします!
(それはもう、ワクワクを隠しきれない表情で)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年8月29日
ふむ、(年上。もしや己が想像している以上に、貴方の魂は若木であるのかもしれぬと、その笑みに思い至る。視線で思考を一拍置き)いや。…よく覚えておらなんだ。しかし、育ててくれた師はいるゆえ。 健やかによく育てることの難しさは、この身で証明済みだ。(軽口めかせつ。痛みが無いと聞けば、頷き。感謝を添え、さらと検分を終えるだろう。貴方と、猫殿と、貴方の師匠殿への言祝ぎを。オーダー承り、いくつかの数値とメモを書き留めながら)それもある。…稀少性とはつまるところ、祈りのようなものだ。

貴方をかたちづくるまでに至ったその技術と思想は、地の深淵に眠る宝石であり。その身体をもって、宿った魂がヨシュカ殿になったことは。 星の如くのことである――…と、…雨もそろそろ、上がるな(鼻先を天に向ければ。灰色の雲がほどけ、夕の色が差し込みはじめていた。時間の流れにも気づかなかった頭を軽くかき)
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ドゥアン・ドゥマン 2020年8月29日
(口角を上げて、瞼を伏せる。書き物とランプを衣の影にしまうと、貴方が樹を降りていく時には、再び陰からにょっと足場が生えてくるだろう。よき時間を頂いた。その感謝を込めて、男は近場の町まで、あるいはここで見送るつもりであり。腕をふるうのも楽しみな品が出来上がり次第、また、の縁もあるだろうかと)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年9月2日
(彼のひとの僅かな沈黙を、理解しない程愚かではなかった)(続いた軽口めいた言葉に、ああ、矢張りやさしいひとなのだ、と)(謝意を込めて目を伏せる)
ふふ、中々に腕白であったと見受けられます。ドゥアンさまも素敵なお師さまがいらっしゃるのですね。
(わたしもいたのですよ、と同じ様に軽口めいて返した)(正に、「子猫」のようであったのだろうなと!)

祈り……。
(この機体も、祈りを込められて作られたのであろうか。ずっと、失敗作であったから、上手くいかなかったから、捨てられたのだと考えていた)(───彼のひとの言葉のように、そうであったのなら、良いなと思う)(祈られて宿った魂なれば)
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ヨシュカ・グナイゼナウ 2020年9月2日
あ、本当だ。(雲間から差し込む光が硝子の瞳を染める。その眩しさに目を細め。こういう光をたしか、天使の梯子、というのだったか)
今日は素敵なひと時を、感謝いたします。それでは、また!
(最後に、あなたの方をしっかりと向いて、名残惜しさを呑み込んで柔く口角を上げる)(にょきりと生えた足場をそっと踏み締めて、人形は樹上から降りて行くのでありました)
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