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朝と音

フォーリー・セビキウス 2020年3月9日

目が覚めると、聞こえるのは鳥の囀りと風のそよぎ。そして金属と金属がぶつかる音だった。

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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
(右手をテレビの方へ向け、ほらなというリアクションをとる。)
完璧だろう。記憶の練習だ。▼
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伽宝・真冬 2020年5月17日
…………。
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伽宝・真冬 2020年5月17日
………………。
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伽宝・真冬 2020年5月17日
……褒めないよ?褒めないからね!?(ジト目になる)
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伽宝・真冬 2020年5月17日
記憶の練習に選んだのが韓流って……。(からかわれてムスッとしつつ)好きなの?恋愛ドラマ ▼
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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
いや、たまたまやってただけだ。料理番組でも良いぞ。▼
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伽宝・真冬 2020年5月17日
なんだ。恋愛名台詞でも完コピして、どこかで使うつもりなのかと思ったよ……。(リモコンを持つフォーリーの手に視線を落とした)今日は塗ってないね?(マニキュアを探すように視線を動かす)……塗ってあげる。どこ? ▼
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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
そんな事をせずともその気になれば女なんて落とせるさ。(フン、と鼻を鳴らしてテレビを見始める。)
別に良い…と言ってもお前はやるな。荒らされるのも面倒だ。取ってくるよ。(そういうと、階下に降りて行った。)
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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
(しばらくして戻ってくる。)
ほらよ。
(真冬の元へ軽く放る。)▼
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伽宝・真冬 2020年5月17日
(放り投げられたボトルを両手でキャッチ) (フォーリーの足元に視線を落とす) あ~足も──なら、ソファーのある部屋の方が塗りやすいかも。▼
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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
(やれやれという顔をしながらため息をつく。)
靴を履くのを忘れていた。
(椅子から立ち上がり、階下へ歩き出す。階下のリビングを抜けた先、ソファが置かれた部屋へと向かう。そしてソファに腰をかけた。)▼
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伽宝・真冬 2020年5月17日
ため息つかなぁい。(後ろからついて歩き、階下へと向う)手だけ塗って足は塗らないとか中途半端でしょ。これでも美的センスには拘りが……(階段をおりながら)毎回思うけど、ここ一人なのに部屋が広すぎない?(フォーリーがソファに座ると彼の目の前の床にぺたりと座り、床をぺちぺち叩く)こっち。こっちに降りて?
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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
広くて何か問題が?いくつかは資料が置いてあるからな。
床か…わかった。(そういうとソファを降りて、隣の部屋へと向かう。そして無数の鍵が掛かった壁から鍵を幾らか取ると、ピッキング道具とともに戻ってきた。)
ここで良いか?▼
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伽宝・真冬 2020年5月17日
いいよ。(道具を持ってきたフォーリーに首をかしげる)何に使うのそれ……。(不思議そうに尋ねながら、床に座った彼の足首を軽く掴み、そっと脚を広げる。流れる動作でその間にするりと入って、彼の胴に自分の背を押し付けるように座った)フォーリーは楽にしてどうぞ。(後ろのソファを背もたれにしていいよと付け足し)勿論、バックハグしてもいいけど? ▼
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フォーリー・セビキウス 2020年5月17日
そしたら誰が塗るんだ?
(そういうと、かちゃかちゃとピッキングをし始めた。)
暇つぶしだ。(ソファを背もたれにしながら、素っ気なく言った。)▼
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伽宝・真冬 2020年5月17日
その暇そうな片手でハグして、残りの片手を私が塗るってこともできるでしょ。(冗談を言いつつフォーリーの片膝を立たせて、道具を取り上げようとする)はい、没収~。足を塗るときに返してあげるから。(立てた膝の上に彼の腕を乗せるように誘って)指、伸ばして……。(マニキュアのボトルを回しあけると彼の手を取った)▼
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フォーリー・セビキウス 2020年5月25日
(没収されて諦めた様に両手足を伸ばし、天井を仰ぐ。)ハグね、ハグ。
(ため息をつきながらそういうと、するりと片手を真冬の首に回して、その顔を自分の顔に近づけた。)
指見える?▼
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伽宝・真冬 2020年5月27日
……ん?(手を回されると動きを止めて、意外そうな表情で瞬きを数回。そのあと嬉しそうにゆっくりと弧を描く口元)――ちょっと意外。(フォーリーの腕に手を添えて嬉しそうにぎゅうっと掴んだ。顔が近づくと彼の方へ首をまわして金色の瞳を覗き込む。指は一向に見ようとしないままで)……見えない。(そう返した) ▼
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フォーリー・セビキウス 2020年6月5日
可笑しいな。意表を突く答えを出すのが得意だと言うのは知っているはずだが。
(身体を離すと、真冬の両手を握って顔の前に寄せた。)
ほら、これで見えるだろう。
綺麗に塗ってくれよ?▼
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伽宝・真冬 2020年6月13日
そうなんだけど…… (離れる腕を名残惜しそうに見つめる) ……もうお終い? (今まで以上にわざと体重をかけるように寄りかかり、背を押しつける) さっきの良かったよ。もうちょっとしようよ~。(後頭部をもぞもぞ動かす。猫が頭を擦り付ける様な仕草に似て甘えているようにも見えるが、困らせようとしている愉快犯の可能性もなくはない)
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伽宝・真冬 2020年6月13日
(ところが両手を握られ、引き寄せられると急に大人しくなった) …………。(あれ?愉快犯をするつもりがさっきから先を越されている気がする)(両手が塞がっているからもちろん塗れないが) ──うん。 (そう返事して手を握り返し、にぎにぎ動かしているだけ)
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フォーリー・セビキウス 2020年6月13日
プッ、ハハハハ!
(完全に懐いた猫の様になっている真冬の様子に、辛抱ならないと言った様に吹き出した。アレでリード出来ていると思っているのだろうか。その稚拙さに愛らしさすら覚えそうだ。意外と可愛いところもあるという事か。)
まだまだだな。そら、さっさと塗ってくれ。
(右手を離し、離した手で真冬の頭を優しく撫でる。これで濡れるだろう?と手を離したことをアピールする。)
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伽宝・真冬 2020年6月16日
な、なにが面白いの……!?(不覚。油断した――)(振り返った顔は照れながらも仏頂面になっていく)

まだまだって何~?(そんな言葉の後に頭を撫でられたら、子供扱いされてるみたい……)(不貞腐れたように赤く染まった頬を膨らませながら、いまだ繋いでいる左手を一瞬ぎゅうっと強く握った)
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伽宝・真冬 2020年6月16日
(再び元の体勢に戻ると、繋いでいた左手もするりと解いてマニキュアを用意する)ふぅ~、まあいいや。じっとしていてね……?(フォーリーの立て膝の上に彼の手を固定して、その長い指を優しく手に取るとそっと黒いマニキュアを爪先に落とす。しばらくは静かに刷毛を動かして、親指、人差し指、中指まで塗り進めて――そこまでくると呟くように口を開いた)

フォーリーは、どんな時に生きてるなあ……って実感する? ▼
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フォーリー・セビキウス 2020年6月21日
鏡を見れば分かる。(未だ笑いが収まらずといった様子で含み笑いをする。)
言葉通りだよ。
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フォーリー・セビキウス 2020年6月21日
(彼女が爪を塗る様子を眺めながら、耳だけを傾ける。)
生きている…。
(生きている、か。さて、どう答えるか…。)
…お前は?どんな時に感じるんだ?▼
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伽宝・真冬 2020年6月21日
(言葉通り、か。完全に油断してるね、フォーリー……)(背を向けたまま、何か閃いたような顔で一瞬楽しそうに微笑んだ)
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伽宝・真冬 2020年6月21日
私は――(動かしていた指を止めた)だれかの体温に触れている時だよ。自分の体温じゃそれが本物かどうか自信がなくなるけど、自分以外の体温は何故か信じられる。(フォーリーの指を撫でながら――)今はフォーリーが生きているってわかるから……私も生きてるような気がするの。▼
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フォーリー・セビキウス 2020年6月30日
ふむ。(そういうと、徐々に体温が下がり、心拍数が減っていく。説明しよう!一部の小型動物は冬眠時、心拍数と体温を大幅に下げる事で、活動における消費エネルギーを抑え、なおかつ低体温化で心臓が障害を発生させるリスクを回避するメカニズムを有しているのだ!)
…これで、半ば死んだぞ?▼
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伽宝・真冬 2020年7月6日
…………?(フォーリーの言葉の意味が一瞬わからなかった。指先が冷たくなっているが―――)半ば死んだ?どういう意味?(背中から伝わる温度も確かに下がっているが服越しなので直ぐには気付かなかった)
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フォーリー・セビキウス 2020年7月8日
…なんだ、そんなことも知らんのか。いいか、一部の小型哺乳類などは、限りなく心拍数を減らす事により体温を低下させ、自らを仮死状態にする事がある。これを俗に冬眠というんだが、勿論仮死と名のつく通り実際に死んじゃ居ない。だが、バイタル状はかなり死に近い状態だ。お前がオレに生を委ねるなら、これでも生きていると、言えるのかという事だ、戯け。(つまりは皮肉というか、冗談や悪ふざけなのだが。話すのすら億劫だという様子で、途切れ途切れに話す。未だ仮死状態の影響が残っているのだろう。)
…生の所在を、他者に委ねる事は止めておけ。碌な事にならん。割合を、割き過ぎる事もな。▼
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伽宝・真冬 2020年7月8日
…………。冬眠なら知ってるけど、フォーリーが出来るなんて知らなかったし。(気怠そうな彼の説明を聞いて納得したのか、冷たい手を再度確認するように両手で包む。そうしながら空中に画面を起動させた。ヘルスケアプログラムは彼の体温が20℃だと示す)
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伽宝・真冬 2020年7月8日
へぇ……すごい。肌が冷たくなった気がしたのはそれでなんだね。(今度は振り返り、向き合う形で座り直した。心臓の音を聞こうとフォーリーの胸元に耳を近づける。耳が触れると空中に浮かぶ画面に心拍数40の文字が表示された。しかし、それを見ずに耳をあてたまま心音とフォーリーの言葉だけ聞いて) ……そう?碌なことにならない? (忠告を聞き流すように聞き返して微笑んだ。目を閉じながら音に集中し、興味津々な様子) 今は半分死んだところから戻ってきてる感じ?
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フォーリー・セビキウス 2020年8月3日
言ってないからな。(ハッと鼻で笑い、首を振った。)
…分からないなら、それでも良い。
急激にやると、負荷が凄いんだよ。(そう気怠そうに言うも、先程よりも回復した様で、手を広げてひらひらと振った。)
…それよりさっさと塗ってくれ。遅い。▼
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伽宝・真冬 2020年8月3日
遅いっ……!? (背筋を伸ばすと溜息をついた) 死にかけている人をスルーして爪塗ってたら可笑しくない?それじゃシュールなコメディだよ。(肩を竦める。今度は向き合う格好で指を取り、慣れた手付きで爪を塗りながら) ハイハイ、仰せの通りに。さっさっと終わらせればいいんでしょ? (手を塗り終えると今度は足の爪を塗っていく)
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フォーリー・セビキウス 2020年8月3日
うむ。苦しゅうないぞ。▼
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伽宝・真冬 2020年8月3日
(黙々と塗っていたが会話もないのはつまらない) ……何か歌って。▼
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フォーリー・セビキウス 2020年8月3日
は?(あまりにも唐突すぎる提案に思わず素で聞き返してしまった。)
何だって?▼
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伽宝・真冬 2020年8月3日
……。 (聞き返されると、きょとんとした顔で) あ、もしかして……歌は苦手?
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フォーリー・セビキウス 2020年8月14日
得意そうに見えるか?▼
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伽宝・真冬 2020年8月15日
鼻歌も歌えないほど音痴には見えなそうだけど……じゃあ、このまま黙々と作業しますか。▼
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伽宝・真冬 2020年8月15日
(静かな室内。視線は彼の爪に落としたまま丁寧にマニキュアを塗っていく。最後の爪に艶やかな黒色を落とすと、ゆっくり刷毛を引いた) はい……完成。綺麗に出来たよ。乾くまで少しだけじっとしていてね。▼
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フォーリー・セビキウス 2020年8月22日
さて、どうだかな。(歌った記憶など、遠く彼方。自分が上手いかどうかも覚えていない。)
…なら、お前が歌ってくれ。乾くまでの間で良いから。▼
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伽宝・真冬 2020年8月28日
んーー。(どうしようかなと悩む様子で近づいて、彼の顔に自分の顔を寄せた)せっかくマニキュアで動けないっていうソフトな拘束状態にできたのに、歌うだけなんて勿体ないなぁ…………。(悪戯っぽく舌なめずり)

お顔にらくがきとか出来ちゃうチャンスだし?(ふわりと子供っぽい笑みを浮かべ、今度は体をほぐすように背伸びをしながら)私の美声披露はカラオケに行ったらね?(着替える為に立ち上がろうとして)▼
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フォーリー・セビキウス 2020年9月1日
そうか、それは残念だ。(本気なのか冗談か、分からない口振りで肩を竦めた。)
ああ待て、少し顔を寄せてくれ。
(立ち上がろうとする彼女を制止し、そんな要求をした。そして近づいた彼女の髪をそっと掻き分けると、その額に軽く口付けをした。)
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フォーリー・セビキウス 2020年9月1日
礼だ、取っておけ。(優しく笑ってそう言うと、自分も立ち上がり、奥の部屋へと向かって行った。)
ああそれと、例の件はよろしくな。▼
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伽宝・真冬 2020年9月4日
??(制止されて動きを止める。きょとんとした顔に近づく彼の指先。優しく触れるその指が前髪を掻きわけた)

…………んっ。(擽ったそうに片目を閉じた直後、額に触れたのは彼の唇――)
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伽宝・真冬 2020年9月4日
――!?(ほんの一瞬の軽いキスに意表をつかれて頬を染める。彼の顔を見上げればいつになく優しい顔。今さら額にキスをされて驚く関係でもないが完全に油断していたのもあるし、何よりその笑顔が直視できずわずかに視線を逸らした。照れてしまったことに気付かれていないといいけど……そんなことを思いながら)

……礼って……足りないよ。(部屋へ向う彼の背に聞こえないように呟いたのも照れ隠しで)
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伽宝・真冬 2020年9月4日
(朝の光に包まれた眩しい景色が窓の外に見える。甘い恋人のような真似ごとをしていると錯覚してしまうから、今度は夜のうちに帰ろう。心が揺れてしまう前に――) ▼
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フォーリー・セビキウス 2020年9月5日
【〆】
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