【状況:路地裏】
ジン・エラー 2020年2月4日
【条件】
・どなたでも。
・1:1
・タイミングが合えば早め更新。ぐらい。
・一応アンケ置き。使わなくてもいい。
・適当な折をみて〆
【場】
UDCアース。人っ子一人いない夜の路地裏。
誰もが寄り付かない場所。危険地帯だともっぱらの噂。
シャッターが並ぶ路地は、まるで人を拒絶するようだ。
【ジン?】
たまには歩くのも悪くはない。歩くことは"生"を実感させるから。
光なんて出したくはない……けれど弱く漏れてしまうのは聖者の性。全く不便なものだ。
何処へ行こうか?とりあえず右へ。
「──おっと、こりゃまずい」
【!注意!】
・不穏め。
・聖者の彼は居ません。
0
ジン・エラー 2020年2月4日
あ~~~…………(とてもまずい。というか面倒臭い。そんなテンプレートみたいな『なんだぁてめぇ?』『オイオイキレーな顔してんじゃねぇかぁ…ヒヒッ』とか言わないで欲しい。そりゃあこんなところを徘徊していた僕も悪いけれどさ?タイミングってものがあるじゃないか。今は"彼"が居ないんだ。)
………僕さ、お金とか持ってないんだよ。ほら、(ぴょんぴょん。ジャンピング。全然音なんて鳴らない。どうか何事もなく終わって欲しい。ああそんな調子に乗って近づいて来ないでくれ二人とも。君たちには微塵も興味が湧かないんだ)
ジン・エラー 2020年2月4日
(あ~誰か助けてくれないかな。こう、ズバッと彼らの首を掻っ切って欲しい。多少は今よりマシになると思うし。僕自身で……は無理かな~……一応ナイフは隠し持ってるけど、どっちか一人で精一杯。疲れるし絶対痛いし……ていうか今時なんだいバールとバットって。武器すらテンプレじゃないか)
(ギャンギャンと喚くゴミに向かって愛想笑いを浮かべながら、この状況をどうしたものかと頭を回していた。8割方諦めつつ、だが)
あはは───
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月5日
随分と楽しそうだが、これからパーティーでもすんのかい?(まるで友達に話しかけるような気さくな声音をその場に響かせた後、武器を持った二人の背後に現れるのは…奇怪なゴーグルを頭にかけ、鋼の腕を持つ…少し背の低い少年だった)
パーティーの準備中で悪いんだけど、そいつ俺の連れなんだ。ここは俺に免じて抜けさせてやって欲しい(しかし、その姿を奇怪に思うようなことは、普通の人間である2人には無いだろう。違和感を感じさせないようになっているのだ…"猟兵"の見た目は)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月5日
そういうわけでさ、いいだろ?あぁ、勿論タダでとは言わない。ほら、こいつを駄賃に…な?(懐から取り出したのは…『金塊』だ。本物の。一つ30万以上はくだらないそれを、4つ取り出してちらつかせる)
友好の証として受け取って欲しい。仲良くしようぜ。な?
(無効票)
ジン・エラー 2020年2月6日
(突然やってきた来訪者。全員驚きこそすれ、それに対する反応は三者三様であった)
(バットを持ったやや筋肉質な男はジンに放った台詞そのままを吐き、もう一人のバールを持った背の高い男は新しい"カモ"が来たとニンマリ笑いながら。どちらも相手を見定めるように距離を詰める)
(一方、絡まれて困っていた張本人はというと──)
………。
(ラッキー……と思ったけどコレはコレで面倒だな…。この声は確かあの、"端役"君だろ?……彼が直接殴り合ってるとこ見たことないけど。まぁ、僕よりかは強いでしょ)(……問題はその後、か)
(愛想笑いの表情そのままに、思考を巡らせていた)
ジン・エラー 2020年2月6日
(取り出された金の輝き。彼らの人生で到底拝むことなどないであろう光。それは先程まで余裕の笑顔だった顔や気に入らなければ脅してやろうという調子付いた体の動きを止めるには十分で。ようやく喉から捻り出されたのは生唾を飲み込む小さな音だった)
(やがてはぐれ者たちは一度だけお互いの顔を見合わせると悪そうな笑みを浮かべ、ヴィクティムに向かってそれでもなお偉そうに手を伸ばし、金塊を受け取ろうとするだろう)(もはや彼らの目に¥が浮かんで見えるほど、敵意よりも何よりも欲が溢れんばかり)
(──へぇ)
("友好条約"。それが今まさに結ばれようとしている現場を、愛想笑いではない笑みを薄っすらと浮かべながら、ジンはただ眺めていた)(平和的に収まるなら、まぁ猟兵としてはそれが一番か)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月6日
どうもどうも。フレンドリーな兄さんたちで助かるよ(──敵意も、殺意も無かった。体格も恵まれていないし、達人のような隙の無い所作があるわけでもない。故に侮っているのだろう。仮に罠だったとしても、どうとでもなる。いや、あるいはそれすら考えないほどに目の前の黄金にご執心か)
それじゃあ、もう行ってもいい?(あまりにも呆気なく黄金を受け取らせると、詰め寄られていたジンを指してそんなことを問う。──ここで彼らが素直に居なくなろうが、更なる欲を溢れさせて愚挙に走ろうが…"どっちでもいい"。どんな選択肢だろうが、彼らは破滅する以外に結末が無いからだ。早いか遅いかの違いだけ。過程の差だけなのだ)
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ジン・エラー 2020年2月6日
(金を受け取った愚か者たちは、もうそんなやつに用はない、好きにしろとばかりにその場を去っていった。数分と待たずに楽しげな声が響いて来て)
(毅然とした態度を崩さないように頑張ってた割には、詰めが甘いねぇ)(と、ジンは微笑ましくなってしまった)
ジン・エラー 2020年2月6日
(───さて、)(とりあえず)
(棚を選んで、引き出しを引く。そんなイメージで"切り替える")
(彼を真似るのは、気味が悪くて嫌なんだけど…)
よぉ〜〜!ヴィクティム!こんなとこで奇遇だな〜〜ぁ!!(声音や語尾。人によっては聞いているだけで耳障りな声を出す。それは自分も例外ではなくて)(どこからか、嫌悪感が漏れていた)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月6日
(なるほど、ほんの少しだけ"延命"できたようだ。まあこの後彼らは破滅するのだが。もうどうでもいいとばかりに、視線はジンへと向いた)
テメェ、久しぶりに会ったと思ったら何やってんだよ。(呆れながらため息を吐いた………彼の様子には、気付いていない。共に過ごした時間が短い相手の微細な変化を察知できるほど、少年は気遣い屋ではない。だが)
テメェ、何でアイツら"見逃した?"(彼の実力なら、あの程度の二人なんぞ秒で何とかできるだろう。パンピーには手を出せない?そんな殊勝な男か?)何を普通に困ってやがる。テメェ本当にジンか?
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ジン・エラー 2020年2月6日
─、
(ほんの一瞬、眉が上がる)("見逃した"ね……そっか、"ジン"だとそうなるのか。相も変わらず意味のわからないことをしてるね、全く…)
い〜〜やいやいや、オレはオレだぜ?聖者様だ。(腕を広げて、呆れたように笑ってみせる)
弱者ぶってから救ってみるっつぅ〜〜手法を試してただァけだ。依頼やらなんやら、そぉ〜〜いう演技力があった方が楽に進められる時だってあるだろぉ?(なぁ?と笑みを深めるも、どこかその笑い方は控えめだ)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月6日
…ふーん。(言い分は理解できる。そもそも、"そういうつもり"だったと言われれば納得するしかないのだ。彼を疑えるほど、彼を知っているわけでもない)(しかし)
───あんま笑わねーのな。
(彼のやかましく、汚らしい笑い声が鳴りを潜めてることを訝しんでいる)
長いこと見ない間に多少性格も変わったってことかね…。まぁいいや。
こんなところで何してんだよ、大したもん無いぜ。ここはな。
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ジン・エラー 2020年2月7日
………。(僅かな沈黙。それが回答だった)
(やや顔を伏せるように動かしながら、ぐるりとヴィクティムに背を向ける。"いかにも"な所作だと自分でも分かってはいるが、表情を読まれる方がよっぽど厄介だ。苦肉の策)
オレは賑やかなとこは好きだが、まぁたまにはこういう静~かなとこを歩き回るのも悪かねぇ~かなって。…むしろ、お前がいることにビックリだぜ?ひょっとしてこの辺詳しいのか?
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月7日
(どうやら、訳ありらしい。これ以上は追求しない方がよさそうだ)
地元民ってわけじゃ無いがね。ま、ある程度は知ってるよ。何かと仕事でな…今しがた一件片付けてきたところさ。
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ジン・エラー 2020年2月8日
へぇ~~~……じゃあその仕事ついでにオレの依頼も受けてくれよ。依頼内容は、『この危険地帯からの脱出』だ。(どうだ?と口角の上がった横顔を見せて)
ついでに、その片付けてきた仕事のことも聞かせてくれよ(上手く誤魔化せているなら、話は早い。さっさとここを抜け出すに限る。もう厄介事はごめんだね。……ついでに面白い話でも聞きながらさ)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月8日
それお前一人でも出来ない?まぁーいいけど。(彼が"戦えそうにない"ことはここまでの流れでおおよそ察しはついている。理由は分らないが)
なんてことはない仕事さ。あるヤクザの事務所を襲撃して、アタマを狩り取ったら隠し財産を奪え、ってだけ。どうやら恨みが募って仕事を依頼してきたクチみてーだな。(怨恨は怖いねぇ、と肩を竦めた)
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ジン・エラー 2020年2月9日
よし、依頼成立。そんじゃあ案内よろしく~~(ラッキー♪こりゃ儲けもの。察しが良くて助かるよ。あんまり良くても困るけど。ていうか僕なんでごまかしてるんだっけ?……まぁいいか。)
ヤクザぁ…?おぉ~~~怖い怖い。『憎まれっ子世に憚る』だ。そぉ~~いう頭やってるやつほど、恨まれてるもんだなぁ。(いや、恨まれるような人間だからヤクザのお頭になんてなってるのかもだけどね。逆もまた然り、だ)(まるで世間話のように応じながら、先行して歩き始めた)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月9日
へーいへい。(何かを隠してることは明白だが、追及できるほど確かなものでもないし…何より、違和感の正体が掴めてない。偽物?それは無い…だがこの、違う人物のような感覚は…?)
いつの世の中も、権力を持ってる奴や荒稼ぎしてる奴は恨まれるもんだ(跳ね回らないに限るね、と肩を竦めた)んで、そのアタマは予定通り"始末"した。隠し財産は───金塊だったようだぜ(ニヤリ、と微かに口元を歪めた)
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ジン・エラー 2020年2月9日
────まさか、(さっきの)(思わず振り返る。振り返ったところで、彼らの行く末など見れるわけではないけれど)
ぷ、は
(まるで水面に息をするために上がって来たような声。くつくつと喉を鳴らして)
わっるぅ〜〜い♪(口笛でも吹くように。軽快だった)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月9日
匿名のタレコミもあったらしいなぁ?さてはて、アイツらはどうなったか…神のみぞ知る、ってやつかね(だから、どっちにしても破滅なのだ。あの場で欲を出して襲ったところで、その場で死ぬだけ。彼らはほんの少しの延命を選択したのだ。あぁ、涙ぐましいな)
長生きできるように、聖者らしく祈ってやったら?(冗談めかして、肩を竦めた)
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ジン・エラー 2020年2月13日
うっわぁ、一体誰の仕業なんだろうなぁ~~~~~(もはや鮮やかな棒読み。まるでその"誰か"を探すように首を振って)
まさか、あんなヤツら祈る価値もないってやつだ。(それに今更祈ったところで、むしろ生き永らえない方がマシだろう)(片手をやる気なく持ち上げて、揺らした)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月13日
あらま、残念。
(欠片もそう思ってないような声音だ)
こうして真実は闇に葬られていくわけだ。
あー…そーいえば、お前見ない間何してたんだ?
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ジン・エラー 2020年2月14日
───、(少しだけ、天を見上げて)
(嗚呼、星なんて一つも見えやしない)
ジン・エラー 2020年2月14日
(上げていた手の人差し指。暗空に伸ばして)
…世界を、救ってた。
(なんてね。僕は、見ていただけだけれど。)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月15日
───ククッ、なんだそりゃ。
あー、お前らしいな。実にお前らしいことを言いやがる。
どうやって救ったんだよ?ん?
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ジン・エラー 2020年2月19日
(伸ばしていた人差し指をゆっくりと下ろし、そのまま頬に当てた)
(しばし考えるように天ではない何処かを見つめて)
……、例えば、ダークセイヴァーで村一つ丸々救ったり。UDCアースで邪神を倒したり。(あとは……ああ、そうそう)
アックス&ウィザーズで竜を殺して来た。いやぁ~~竜殺しの聖者って称えられるのはなかなか面白かったな(正確にはそうして絡まれていた"聖者"がやや鬱陶しそうなのが面白かったのであるが。)
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ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月19日
ハッハー!素晴らしい活躍ぶりじゃあねえか。
お前も案外勤勉な奴だったってことか?
(ゲラゲラ笑いながら救いまわっていたであろう光景が、ありありと浮かぶ)
よっ、ドラゴンスレイヤー!
(囃し立てるように、笑って賞賛した)
(無効票)
ジン・エラー 2020年2月20日
他にも数え切れないほど。全くどの世界も聖者様がいないと救いなんてありゃしない。
(肩を竦めて、どこか呆れたような笑顔。呆れているのは世界か、聖者か。)
ドラゴンスレイヤー!やめときなそんなもんは似合わねぇよ。(馬鹿馬鹿しい。可笑しな称号だと首を振る。そもそも、あの聖者が"スレイヤー"だなんて容認するわけがないし)
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年2月21日
あぁ、まったくだ。笑えるくらいに、どこもかしこも問題だらけだぜ。聖者様の救いも、この先休まる時が無いかもな?
(いやはや大変だねぇ、と他人事のように呟いた)
おっと、『救い』にスレイヤーは確かに似合わねえな。こいつぁ困った!相応しい称号が思い付かねえ。
(無効票)
ジン・エラー 2020年3月8日
ふふ、全く少しは休みたいもんだな。
少しは手伝うって台詞が出ないもんかね。フリーだっただろ、ヴィクティム。
(ウィンクのように片目を閉じて、小首を傾げてみせる。それはさながら好青年だ)
安直に『救世主』……いや、『救済主』………(囃し立てられて気分が良くなったのか、機嫌良く称号などを考え始めた…と、思えば)
───まぁ、どうでもいいか。
(突然、興味を失ったように笑みが消え失せる。凍てついた目。"聖者"としてはあってはならない。ありえてはならない。そんな瞳)
(だって"僕"には、それこそ死ぬほどどうでもいい)
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年3月8日
止せよ。こちとらずっと仕事しっぱなしだっての。
丸一日のオフなんて月に2~3あるかないかくらいだ。
(戦争ン時は倒れもしたっけな、なんて懐かしみながら──やはりこの男の様子は何処かおかしいと思った。こんな好青年のような。人好きのする仕草をするような男だっただろうか?)
なんだよ、飽きるのが早いじゃねーか。
称号なんてどうでもいいってか?
(機嫌が良くなったと思ったら、今度は急激に冷めたような顔をする。やはり自分の知るジン・エラーとは違う。どこか異質。いや、他人のようにさえ感じる)
…お前なんか、性格変わった?
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ジン・エラー 2020年3月19日
───例えば、なんだけど、
(くるりと、軽く。ふわりと、舞うように。振り返ったその顔は)
ジン・エラー 2020年3月19日
人を救う聖者が、堕ちて人殺しになっていたら………
(笑っていた。笑ってはいる。笑っているだけだ。その瞳の輝きは、とても冷たく)
………どうする?
(隠し持っていた、バタフライナイフを目前の彼に突きつけて)(さあ、どうする?)
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年3月20日
(対する少年は、ナイフを突きつけられていても、特に動揺することは無かった)(油断ではない。ましてや怯えてるわけでもない)
(本気で殺す気なら、こんな一拍置かせるような行為は意味が無い。ここから神速か、あるいた達人の技で切りかかろうとも…防ぐ手段はあるし)
(何より、眼に殺意の炎が灯っていると思えないほど──冷めている)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年3月20日
どうもしないよ、"ジン"
俺にとって害がある奴なら消すが、そうでないなら…聖者だろうとテロリストだろうと、放置するだけだよ。
(刃先を向けるだけならどうでもよし、しかしその刃が少年を害すのならば…今からお前は"敵"だと、そう言っている)
聖者か人殺しか、なんざ…俺にとって"差は無いよ"
(無効票)
ジン・エラー 2020年3月21日
(くるり。元通り。背中を向けて)
………ん〜〜、なるほどね。君、そういうタイプか………
(ふむふむ、なぁるほど。なるほどね)(なんて呟きながら。じゃあこれはいらないや、とナイフをぽい。後ろに放り投げた。"当たるかも"なんて配慮、必要かい?)
ジン・エラー 2020年3月21日
(ほどなくして、"ジン"はけろりとした態度で向き直るだろう。先程とは打って変わった笑顔で)
いやいや、君も"彼"に負けず劣らず随分と自己中心的だね。『自分に害がなければ後はどうでもいい』………利己的で効率的とも言える。
もっと情があるタイプかと思っていたけれど…………まぁ、あの屑どもを"オモチャ"にする時点でお察しだったかな。
(どこか愛嬌を感じるような素振り。小首を傾げてみせた)
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年3月23日
(羽虫を振り払うように、鋼の手がナイフの柄を軽く弾く)
人間なんざ、自己中心的なのがデフォルトみてーなもんだろ?
他人を中心に据える奴は"イカれてる"としか思えない。
自分が得をするか損をするかで、物事は決められるべきだ。
あの馬鹿どもだって同じことだ。アイツらは自己中心的にお前に喧嘩を吹っ掛けた。そこで俺が、自己中心的な目的と思想で利用してやった。
世界は自己中心的な奴ら同士の食い合いと、利害の一致による一時の協力関係で出来ていると言っていい。
(無効票)
ジン・エラー 2020年3月31日
(うんうん、と目を閉じたまま相槌を打って)
………言ってることは理にかなってるね。
自己中たちの弱肉強食世界。随分と殺伐としているけれど。
(じゃあ………そうだなぁ、なんて呟いて目を開く)
例えば、
彼らもなりなくてああなったわけじゃなくて。やりたくてやってるわけじゃなくて。決して強くはなかったけれど、弱いなりに強くなるしかなかった。自分より弱者を喰らうしかなかった。………としたら。
友達が、恋人が、親が、子供が。そういった弱者を守るために立ち上がった弱者だったとしたら。
(君はどうする?)(開いた片目、金の輝きで問うた)
("馬鹿ども"と呼んだ彼らが、実は病に伏せた母の為に悪事を働いているとしたら。根本は同じ自己中心。けれど、それさえもただの弱者だと、君は断じることが出来るのか。知りたくなった)
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年3月31日
なるほど。ヒロイックな動機だな。そうだな…俺はこう答える。
『負けた奴が弱者であり、勝った奴が強者になる』
動機なんてのはどうだっていい。誰かを救いたい、護りたいから。ふんぞり返った連中が気に食わないから。金が欲しいから。良い生活がしたいから。どんな動機も等しい価値しかない。
だから、結果が全てを決める。どれだけ優しい動機があろうと、敗北したなら弱者でしかない。自己中心的でも、他者中心的でも、等しく無価値になる。
聖人だろうが大罪人だろうが、関係無いんだよ。
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ジン・エラー 2020年4月3日
へぇ〜〜………普通、ただ単に悪事を働きたいから悪事をこなす連中と母のため子のために仕方なく悪事を働く人ならどっちがより"善い"かなんて決まってるのに。(それでも君は、それさえ等しいと言ってのけるのかい)
いやはやまったくもって珍しいね。猟兵は少なからず、善である者が多いと思っていたけれど……そうでもないのかな。(ねぇ?)
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年4月3日
ハッ!普通はそーだろうな。そう言ってる連中は、『善い人は報われるべきだ』って願望を抱いている。だってそうじゃなきゃ、自分が努力する意味を見失っちまうからだ。
だが哀しいことに、どう足掻いても世の中は結果主義だ。結果を出せば、世間は『そんな悲しい背景があったんだ!』『人の為に頑張ったんだね!』なんて言ってくれるが…結果を出せなかった弱者は、誰にも顧みられない。善いか悪いかなんて、結果の上に立つんだよ。
だから俺は、他人を救う為には戦わない。勝つ為に戦うだけだ。善人で居たい奴は好きにすりゃいいさ。
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ジン・エラー 2020年5月17日
過程は過程でしか非ず、結果が全てを物語る。悪い結果なら過程も悪く、良い結果なら良い過程だったと評される、か…………なるほどね。
…世の中には勝手に体が動いただの他人の為に生きてるだの、弱者を救わんとする物好きもいるけれど、それもまぁ……そうして救われた瞬間に弱者から勝者に変わるってことかな。(沈む左手を右手ですくい上げて)(ピース。にこり)
(この場合は救われなかった者が弱者で、救われた者が勝者だろう)
おや、そうかい?
僕が見た限りでは………ああいやいや、君の言うことは概ねその通りだね。勝つ為の最適解を即座に弾き出す天才的な頭脳(センス)と、代償を顧みないその姿勢。それは大変に素晴らしいと思うけれど……
僕はてっきり、"みんなで勝つ"のが好きだと思っていたよ。
(無効票)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年5月19日
そーいうことだ。たとえ運が良かっただけだとしても、勝者に回った結果は変わらん。正義は勝者の側にしか存在しないよ。
ふーむ…間違ってないぜ、別に。勝者は多い方がいいだろ。結果的にそうなれば御の字さ。だが最初に優先するのは、あくまで俺の勝利ってだけ。便乗して勝ちたければ好きにしたらいいさ。
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ジン・エラー 2020年7月15日
『正義が勝つのではなく、勝った者が正義』ってことだね。うん、嫌いじゃないよ。むしろ綺麗事じゃないのが僕としてはポイントが高いね。
あぁそうなの?……いやね、それにしてはやけに──破滅的な行動をするからさ。
勝つ為なら何でも、にしたって君、かなり消耗してるだろう?いつも。(ちょっと気になって、君の報告書を読んだことがあるんだ)(と指でジェスチャーしながら)
(了)
ヴィクティム・ウィンターミュート 2020年7月27日
消耗ねぇ。必要経費だと思うけど。
情けない話、俺の力は平凡かそれ以下だ。良い結果を求めるならば、相応の代償と労力が必要になる。安いもんだよ。
(了)