三日月町
エンジ・カラカ 2019年8月23日
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細くて
時々丸くて
とっても大きい
→都槻・綾
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エンジ・カラカ 2019年8月23日
(ここは灰の山。いつもより月が良く見える場所。他には何がある?他にはなにもないのです)
エンジ・カラカ 2019年8月23日
(紅の丸くて大きな月背負い、三日月眼は君を見つけた)アヤ、アヤ。ハロゥ、ハロゥ。今日は紅の月ダ。きっとどこかで何かがあったンだろうなァ……。アァ、コレは暇なのになァ……。少し話をしようそうしよう。
都槻・綾 2019年9月27日
(月負う狼とはまた随分と画になること――、)(和らに双眸を細めて呼びかけへと片手を挙げた。)童話の挿絵みたいですねぇ、エンジさん。(至った思考について前置きもなく謡う。きっと此の青年ならばそんな気儘も気にしないだろう、なんて遊び心。)空の鏡は何を映して紅く染まっているのでしょうか。――あなたは、月に狂わぬ方?
エンジ・カラカ 2019年10月1日
童話の挿し絵?とーってもロマンチックな姿だネェ。(けらけら笑って、けたけた紡ぐ。最後ににんまり三日月の唇)さァ?理性が無くなるだろう?狂っているのか狂っていないのかコレもしーらない。覚えてなーい(でも、と続く言葉)覚えていないのなら、狂っているのかもしれないなァ……。怖い怖い。アヤはヒト?それともヒトじゃない?狂う?
都槻・綾 2019年12月31日
覚えていての狂気と、知らぬ間の狂気は、何方がより危ういのか。或いは何方も狂気である限りは恐れに差異はないのか。あなたが今まさに月に惑わされているかも分からぬ此の状況下で、のんびり構えているくらいには私も狂っているのやもしれませんねぇ、なんて。「思考」がヒト特有のものであるのなら、私はヒトであるのでしょう。(三日月浮かべる口元に倣って、にこりと双眸を三日月に形作る。)
都槻・綾 2019年12月31日
さて、月無き闇にこそ無頼は湧くものかもしれませんが、満ちる月は血を沸かせるのが命持つものの定めですから。飢えぬように、気を付けて。――どうぞ、互いに佳き夜を。(人差し指を唇に当てて、嫣然と笑った。ではまた、と去り際、翻る袖。風に乗る甘い香りは花のものか、錆のものか、何れ今宵偶然の逢瀬、あなたと私の、内緒話。)
エンジ・カラカ 2020年1月1日
……気をつけておくヨ。アヤもイイヨルを。
エンジ・カラカ 2020年1月1日
(月を背にした狼は闇に溶けた君を見る。飢えた獣が人を貪るのが先か、それとも君が狩るのが先か。三日月眼がにんまり細まった)