倉庫
神代・黄泉 2019年7月10日
2階へと階段を登ると、廊下が真っ直ぐに伸びている。
その廊下の突き当りにある扉。
開くと、そこは何の変哲も無い倉庫になっている。
布団や壊れた掃除機、子供達のオモチャや学習教材。
もはや誰も手に取る事の無い、在りし日の思い出たち。
※単なる雑多な設定置き場。
秘密設定が書けないアイテム類は特に忘れそうなので。
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神代・黄泉 2019年7月10日
高校の制服 白いブラウスに黒いハイウエストスカート。俗に言う「童貞を殺す服」の様なデザイン。誘拐された時は15歳だったのでこの制服を着る機会は無かったが、帰りを信じて待っていた家族が用意してくれていた。中高一貫私立校なので、制服の準備は問題無く出来たらしい。UDC組織が仲立ちして自身が起こした事件の情報統制を行った為、表向きは「体調不良による休学」扱いになっている。
神代・黄泉 2019年7月10日
大鉈 ホッケーマスクの殺人鬼が持っていそうな直刀型のマチェット。それを1.5m程まで大型化した特注品。「銃なんて撃てない、日本刀とかテクニカルすぎて無理、変なオカルトパワーみたいな武器も嫌!」という我儘の極みの末に辿り着いた、シンプルイズベストな撲殺惨殺両用武器。見た目通り凄まじい重量だが、薬物によるドーピングや怪力で容易に振り回す。
神代・黄泉 2019年7月10日
骨刀 激情に起因して、自身の腕の骨が変異を起こしたもの。そもそも武器ですら無い、単なる腕の骨。アームブレードの様に後方に伸ばしたり、リストブレードの様に前方に伸ばしたりと形成はある程度自由が利く。「単なる骨なのに名前付けるとか馬鹿でしょ」とは本人の言葉だが、データ上書類上の処理で必要という事でUDC組織が勝手に命名した。骨で斬りつけるので尋常では無い痛みを伴うが、激痛耐性でそれを抑えている。
神代・黄泉 2019年7月10日
刻印 下腹部に埋め込まれている方。埋め込まれている直上の皮膚には、チューベローズを模したタトゥーが彫られている。その花言葉は、「危険な快楽」。敵を屠って啜った血肉は、この刻印を媒介して、胎内に宿る「邪神」の糧となる。
神代・黄泉 2019年7月10日
人工臓器 強力な「邪神」を宿す為には強靭な肉体が必要という事で、「教団」が勝手に体内に埋め込んだ器官。あくまで強靭でなければならないのは肉体のみで、精神に関しては一切考慮されていない。ドーピング薬を常時垂れ流されている状況なので、これが原因で幻覚や幻聴に苛まれている。
神代・黄泉 2019年7月10日
ドライバー内蔵型超小型チップ 下腹部の刻印に内蔵されているチップ。「邪神」が暴走したり母体が手に負えなくなった場合、安全且つ迅速に「処理」する為の装置。起動させれば瞬時に起爆し、「邪神」もろとも母体を粉微塵に吹き飛ばす。人工臓器でドーピングされた肉体のデータも、このチップで測定・監視していた。併せて、肉体が壊れない程度にドーピングを制御する機能もある。
神代・黄泉 2019年7月10日
刻印 胸部に埋め込まれている方。埋め込まれている直上の皮膚には、クロユリを模したタトゥーが彫られている。その花言葉は、「復讐」。「母体が親近感や情愛を抱けば抱く程、その対象の血肉を渇望したくなる様に。そして、愛する者を殺しあまつさえ貪り食ったという絶望で更に「邪神」の力が増す様に」という、「教団」の「呪い」が込められている。単純に、見た目としても「ヤクザみたいで嫌」との事。
神代・黄泉 2019年7月10日
スマートフォン 誘拐される前から使っていた物。家族や友人とのやり取りが大量に残っている。全消去しようと思ったが、それは自身の罪から逃げるのと同義と気付き、そのままの状態で残している。自罰の道具として以外でも、カメラのライトやUDC組織製作の特殊アプリ等で調査ツールとして活用している。最近電池寿命が短くなってきたのが悩み。
神代・黄泉 2019年7月10日
精神安定剤 UDC組織が処方してくれた様々な薬剤。全然効いていないが、これ以上強い薬は体に良くないとの事でこれしか処方してもらえていない。幾ら飲んでも人工臓器が動いている限りは無意味なのだが、下手に取り外そうとするとチップが連動して起爆する恐れがあるので手の打ち様が無い。メンタル面への効果は皆無だが、何故か痛みや毒への耐性が高まっている。
神代・黄泉 2019年7月10日
黒い小箱 掌に収まるサイズの、艶の無い黒い金属製。振ると、カラカラと音がする。その中に収められているのは、脱走時に殺して貪り食った家族や友人、想い人の遺骨の一部。狂乱した黄泉が握り締めていて離さず、漸く落ち着かせて回収したものの、どこかに持って行こうとすればまた猛烈に暴れ出した為、仕方無くこういう処置を取った。黄泉本人はこの時の事を覚えていないが、箱が手元に無いと何故か不安に苛まれる。
神代・黄泉 2019年7月10日
邪神 胎内に宿る、「教団」の狂気と悪意の化身。宿す方法は筆舌に尽くし難い非人道的なもので、尊厳を徹底的に踏み躙られても発狂せずに済んだのも、ひとえに家族や友人知人への想い故。その姿は、筋骨隆々の男の肉体に立派な角を備えた黒山羊の頭部、というもの。腰から下が霞んだ様な姿で現れる場合が多いが、稀に全身を顕現させる場合もある。その場合の身長は2mを越えている。見た目通りのパワフルな戦法を得意としており、拳の乱打や衝撃波を飛ばしたりと遠近両方をこなす肉壁。敵を拘束した上で、敵もろとも黄泉の大鉈に叩き斬られたりしている。黄泉の言葉以外は解さず、また自身で意味のある言葉を発する事も無い。