ジンライ・フォックスVS エルゴ・ルスツァイア
叢雲・凪 2024年5月11日
【場所】
96番 『埠頭の巨大コンテナヤード』
https://d.kuku.lu/xcydufvw3
【ルール】
①ダイスは目が小さい方が有利
②最初に【先攻】か【後攻】かダイスで決める
③先攻が【攻撃】後攻が【防御】でダイスを振り、攻撃有利なら防御に一点ダメージ。防御有利ならダメージ無し
④攻守を交代して判定
⑤どちらかのHPが0になれば決着
⑥同値の場合振り直し
⑦00は百として扱う
⑧判定と同時、あるいは判定後に【攻撃RP】や【防御RP】を行う
HP：5
※自分の書き込みが終わったと示すため、リアクションが終わるレスにはアンケートの『描写終了』を選んでの書き込みをお願い致します
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1
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月15日
【防御失敗 HP 2/5】
（突然の落雷に目が眩む。光が戻った時には衣装は元より、立ち振る舞いすら大きく変化したジンライ・フォックスの姿があった。）
何っ…がっ！
（人に存在すると又聞く”リズム”を掴まれたか、ズラされたかは確かでは無い。
しかし虚をついた跳び蹴りはエルゴの目と意識をゆらりとかわし、ヒートブレイド等僅かばかりの迎撃行動をすり抜けて、コックピットの存在する胴体正面装甲を唯の一撃で粘土の様に深く凹ませたのだ。）
（初撃を被弾したと認識した時には既にガトリング・ガンの如き猛烈なサイクルの蹴撃が始まっていた。）
ぐぐぐ……不味い！
（これまでに無い衝撃に身体全体をシェイクされ、視界が朦朧としながらも打開策を見出そうとするも一歩遅く……破裂音と共に、正面装甲は蹴り砕かれた。）
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月15日
（いかに居住性を犠牲に得た高強度のコックピットブロックと言えど、正面装甲が抜かれたとなれば無事では済まない。
浸透、共鳴を起こした衝撃はコックピット内唯一のモニターを破砕し、装甲とモニターの無数の破片が身動きの取れないエルゴへと突き刺さる。耐G性能を高める為に機体に固定されている構造が仇となった。）
ハッ…ハッ…ゴホッ……ふんっ！
（イクスフェルが神経接続を使う事の無い左腕で破片を引き抜き、コンバットスーツで圧迫し軽く止血して当面の命を保証する。）
砲弾で無かっただけ、有難い。）
（機体の状態はと言えば、悪いの一言。
蹴撃を受けた胸部正面装甲は元より、頭部センサーは半数が機能を停止し、腰部を始めとした関節はダメージが祟って火花を散らしている。
シーリングは全損して関節構造が丸見えだ。）
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月15日
（早い…いや、上手い。
逆に考えるんだ…ピンチはチャンス。…此方への攻撃で、足を装甲に食い込ませている。）
食らいな！
（ノイズの目立つ神経接続で以て、唐突に残る右腕を稼働させる。
射撃では無い。拳撃とも違う。ガバリと｜マニピュレータ《手》を広げ、その身体へと掴みかかる。）
【攻撃判定】
〆
叢雲・凪 2024年5月16日
※ここに来て一桁！ これが主人公力か！ お昼に書きます！
（最近ここの描写を書くのが小さな楽しみである 凪の中の人）
叢雲・凪 2024年5月16日
【攻撃判定】
叢雲・凪 2024年5月16日
※ミス 防御判定だった！
叢雲・凪 2024年5月16日
【防御失敗 HP 1/5】
ヌゥゥゥウ！！！
（ウカツ！ コクピットを穿った右足が枷となり数秒の隙を作った！ その瞬間を… エルゴは見逃さなかった！ 首の真横にパイルバンカーめいて突き刺さっている夜天九尾の足が引き抜かれた瞬間 エルゴは神経速度で指令を送る！視界に広がる【警告】【Danger】という仮想AR警告アラートを無視し さながら キョートからサイタマへ一晩で走り抜けるヒキャクの如く 光ケーブルを通してイクスフェルの末端神経まで行き届いた！！）
（鋼の巨人は主人の望みに応えるべく 火花を散らし 夜天九尾の胴体を掴んだ！！。おぉ 見よ！！ 一連の【肉を切らせて骨を断つ】このメソッド！！ エルゴは自覚していないが まぎれもなく『カラテのそれ』である！！ ）
まだ動くか！！！！
（胴を掴まれつつ 夜天九尾は目を見開き 言い放つ！ 大穴の空いたコクピット越しに両者の視線が交差した！）
叢雲・凪 2024年5月16日
（猟兵読者には説明せねばならんだろう）
（叢雲凪は厳密に言うと ただの人間である。並々ならぬ訓練を幼少期から積んでいた事もありプロアスリートに匹敵するか、それ以上の身体能力を持つが 本質的には常人である。）
（では 一体何が叢雲・凪を『ジンライ・フォックス』に変えているのか… その答えが 今 まさにエルゴが相対している存在）
（【夜天九尾】である）
（叢雲家は代々 夜天九尾と契約する事により その力の一部を授かり、断罪者としての責務を全うしてきた）
曰く
【その牙は闇を食い その目は歪みを見透かし その耳は悲鳴を聴く】
【雷鳴を飲み 雷電を喰らい 己に雷神を満たす】
（おぞましきこの存在に関してはあまりにも情報が少ない…）
（叢雲凪をジンライ・フォックスにし カラテモンスターとしているのは一連の契約による恩恵なのだ）
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月16日
【防御成功 HP 2/5】
マズッ…対応が早いっ！
（雨の如く放たれる手刀、拳は、イクスフェルの手首部関節を断ち切ろうと瞬く間にフレームを破砕して行く。
｜マニピュレータ《手》に胴を掴まれていると言うのに、最小限度の動きが破滅的な力へと変換されて衝撃を解き放つ。肉体と言うハードウェアへの理解と運用、強化の三拍子が揃ってこその力だが、拘束を苦にせず直ぐさま最適解を導き出す夜天九尾は将に”達人”と言えた。）
こん……のおぉぉおおーーー！！
（吠える。
夜天九尾の叫びに呼応するように腹の底から絞り出した声と共に、コンテナへと投擲しようと振りかぶる。）
（グラインダーをかける様な音と共に関節は派手に火花を散らし、ロケットかミサイルの推進剤か何かに火を付けてちろちろと周囲に小さな炎と煙を撒き、正面の大穴で吹き曝しとなったコックピットを燻していた。）
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月16日
（完全でない止血はコックピット内に浅い血溜まりを作り、てらてらと鈍く暗い光を反射している。
執念とも言える戦いへの思いからか、機体と生身で計６つの目は対照的に鋭く輝いていた。）
（関節が胴、肩、二の腕、前腕、そして手を大きく後ろへと導き、一瞬の間を置いて前方へと送り出された。）
【攻撃判定】
〆
叢雲・凪 2024年5月16日
【防御判定】
※ 10を防ぐか… おのれ運命力！！
叢雲・凪 2024年5月17日
（イクスフェルの内部フレームに沿うようにして組み込まれた人工筋肉とシリンダーが決断的にバイオ不凍液を送り込み、爆発寸前のダイナマイトめいて発火寸前の状態になった！）
ヌゥゥゥゥウ！！！
（刹那！ イクスフェルは大リーガーのように美しい送球フォームで夜天九尾を投擲！！！ ロケット点火の如く驚異的なGが瞬間的に夜天九尾を襲う！ その負荷… 数値にして２０G！！！ 並みのニンジャでも空中でバラバラになる衝撃である！！！ この速度のままコンテナに激突すれば夜天九尾とてサヨナラマッタナシ！！！）
グググ… ハハハハハ！！！
（だが… おぉ 見よ！！ 夜天九尾はハーフメンポの奥で歯をむき出しにして笑っているではないか！！。顔面が風圧で揺れながらも嬉々として目を見開いている！。）
（そう… ジンライ・フォックス… 夜天九尾にとって【加速世界】は当たり前なのだ！！！）
叢雲・凪 2024年5月17日
【防御成功 HP 1/5】
この程度ぉ！！！！
（現実時間にして０．１秒にも満たない希釈された【体感時間】！。夜天九尾は『慣れ親しんだ世界の中』を恍惚とした表情で泳ぐ！。空中で身体を反転させ 地面を叩き身体を転地逆の状態にした！。そして… ゴウランガ！！ 夜天九尾は真横を過ぎ去る【クレーン鉄骨】に新体操選手めいて捕まると勢いをそのままに半回転！！！ 速度を倍にしてイクスフェルに方向転換したではないか！！！）
甘いわぁ！！！！
（そのまま トビゲリの構えを取りミサイルめいた速度でイクスフェルに襲い掛かる！！！）
UC:キツネトビゲリ（2回目）
【攻撃判定】 〆
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月17日
【防御失敗 HP1/5】
悪手だったかっ！
（浅はかだった…高速の世界においては彼女に分がある。空中なら身動きはとれまいと思ったが……。）
（速度を減らす所か倍化させて反転した夜天九尾が砲弾のように飛んでくる。今度は身を守る正面装甲は存在しない。生身にまともに当たれば文字通り”弾ける”だろう。
と、ここで上体を大きく反らし、脚部をスラスターで前へと押しやり、機体を腰辺りを軸に後ろ向きに回転させる。少しでも着弾点をずらそうと言う訳だが……着弾。）
（正面装甲に開いた大穴からは僅かにズレ、そのすぐ上に着弾。上部フレームを削ぎ落とす様に破砕し、とうとう衝撃に耐えられなくなった頭部ユニットは根本の上面装甲にハッチと纏めて吹き飛び……まるで斬首されたかの如くアスファルトの上にがしゃりと落ちる。）
叢雲・凪 2024年5月17日
【防御判定】
来いよ！狩人！！ ワシはここだ！！！
（歓喜に満ち溢れた狂気の瞳に【炎】が灯る。この期に及んで 夜天九尾は笑っている。血まみれになり、右腕が垂れ下がって尚 高揚感がアルコールのようにこの怪物の中を駆け巡り酔わせる。まるで無二の親友とじゃれ合うのを楽しむ子供の如く ずっと笑い続けている。）
心の臓はここだ！！ 脳はここだ！！！ 目玉が欲しいか！？ 腕が欲しいか！？！？ 【狩人】よ！！！
（ハーフメンポの中で血を吐き出しながら 矢継ぎ早に吠える。血走った眼がエルゴを見つめる。）
叢雲・凪 2024年5月17日
【防御成功 HP 1/5】
（トリガーが引かれ… TYPE-LR.35の銃身から弾丸が射出された！。）
イヤッーーーー！！！ ナッナニィ！！！
（現実速度で放たれる弾丸なんぞ 避けるのは造作もない。だが これが夜天九尾の慢心だった！！！。イクスフェルの内臓バッテリーを直結したTYPE-LR.35は銃身を赤熱させ過負荷を起こしながらも『規格外』の弾速で弾丸を放つ！）
（ウカツである！！ あまりの喜び！ あまりの興奮！ その甘美な快感が妖狐に油断を作った！！！ 決断的な1発の弾丸は瞬時に加速世界に侵入し、夜天九尾に『等速で迫る』！！）
（弾丸は確実に頭部を捕らえるコースに入っている！。疾雷を使う余力はなし！！ いよいよ 積み手か！！）
叢雲・凪 2024年5月17日
なんのぉ！！！
（ブッダ！！！ 夜天九尾は自らハーフメンポを外し… 弾丸を口で受け止めたではないか！？！？ 高速回転する飛翔体が凶悪な犬歯によって受け止められ 夏の終わりを思わせる花火めいた火花を出しているではないか！！！ なんたる常識とセオリーを無視した猟兵戦闘か！！！）
（ギャリギャリギャリと口内で光速回転する弾丸が静止し 受け止めきると… 夜天九尾はペッと吐き出し。ニタァと【素顔】で笑った。）
（そこに 叢雲凪としてのあどけない笑顔はない 『汚らわしい野獣の笑み』 『狂気に酔ったジャンキーの表情』 夕暮れを知らせる曙の空がその表情を更に不気味に照らし出す）
イヤッーーーーー！！！！
（夜天九尾は左手一本でカラテを構えると 一気に踏み込んだ！！ ほぼ動作不能となったイクスフェルを踏み台にし！ 決断的ヌキテを放つ！！！）
【攻撃判定】 〆
叢雲・凪 2024年5月17日
※ BGM『It Has to Be This Way』
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月18日
【防御成功 HP 1/5】
噛み止めた！？
（バトルジャンキーだとでも……ッ！ 踏み込んでっ！）
（迫る貫手に不思議と身体が動いていた。
残る身体の固定を排除し、圧縮空気と土埃の混じった白い煙が僅かに姿を薄くする。
煙幕にすらならない霞を問答無用に切り裂いた貫手は―－がつりと何かに弾かれた様に軌道を変え、パイロットシートへと突き刺さる。）
（見れば、心の臓の前にて艶消しのナイフを半身となって盾のように斜めに構えている。
……イミディエイトナイフ。近接防御に主眼を置いた高強度ナイフは、見事に仕事を果たしたのだ。）
（極限の集中とでも言うのだろうか。僅かな時間ではあったが、やけに全てがスローモーションに見えた。）
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月18日
（……脱出！）
（シートに存在する黄と黒の警戒色のレバーをかちりと引きつつ夜天九尾の横をすり抜け脱出すれば、ロケットモーターがパイロットシートごとイクスフェルの上方へと夜天九尾を運ぶ。）
これで！
（振り返って放たれた、ただ一発の銃弾は、作動中のロケットモーターを異常燃焼……誘爆させた。
至近距離で生じた爆風が夜天九尾へと襲い掛かる。）
【攻撃判定】
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
【防御判定】
叢雲・凪 2024年5月18日
【防御失敗 HP0/5】
ナニィ！！
（2度ある事は3度ある！！ トビゲリで貫いた足が枷になったように… 次はヌキテで刺さった腕が枷となった！。これは あらゆる攻撃動作が致死的領域に達している人外カラテだからこそ起こる問題であった！。用意に生物を殺害し 物体を破壊する過剰なまでの【破壊力】。それが仇となった！。エルゴはこの弱点を見逃さなかった！）
（人と違う理 人と違う時間を生きる夜天九尾にとって、全ての武器・全ての兵器は【自分についてこれない取るに足らない物】。己のカラテと力こそが至上の武力。狂気的なまでの『自身の力への崇拝』が夜天九尾を人外的カラテモンスターに変えていた。しかし その確信は慢心となり、エルゴの経験と知識 そして『運命力』が勝敗を決した）
叢雲・凪 2024年5月18日
グググ… ヌゥゥゥオオオオオオオオ！！！！
（アポロめいて座席ごと打ち上げられる夜天九尾！。速度も瞬間Gも大したことは無い… だが…。エルゴを殺さんとして放たれたヌキテがパイロットシートの深く 「バネ」や「クッション」「フレーム」までを巻きこんで破壊！ それらが絡みついた結果…引き抜くのに隙ができたのだ！。
まるで… 動けなくなったイクスフェルがこの邪悪存在を羽交い絞めにするかのように！歯車がかみ合うようにして作り出された【一瞬】！！。）
アアアアアアアアアア！！！！！
（パイロットシートは白煙を巻き上げながら、一瞬で数百メートルまで上昇！。夜天九尾は呪詛のように口から雄たけびをあげ 言葉にならぬ咆哮を夕焼け空に響かせた！。）
（そして… エルゴが放った1発の弾丸が チィンッ！！とモーターに着弾した瞬間… 眩い閃光が迸り… タマヤ！！！上空数百メートルでパイロットシートは盛大に爆発四散した！）
叢雲・凪 2024年5月18日
（真っ赤に染まる空の下 一発の打ち上げ花火が上がり 大輪の花を咲かせる。ゼンめいた爆発が壮絶な戦いの終わりを告げた。）
（コンテナヤードはまるでオブリビオンの襲撃があったかと思われる程破壊しつくされ エルゴも満身創痍の状態…。騒ぎを聞きつけた警備隊が状況を飲み込めない様子で右往左往している。）
（事前にエルゴが【猟兵同士の演習を行う】と連絡していたとはいえ、彼らが想定していたのは女性同士のキャットファイトめいたクミテ程度だったのだろう。次第に辺りが騒がしくなりはじめた。）
（『オブリビオンを想定した訓練』… 当初凪にはそう伝えられたが、結果的に相対した存在【夜天九尾】は明らかに様子がおかしかった。）
（猟兵が持つ【イレギュラー性】。これは時として運命を変える武器となるが、猟兵の影であるオブリビオンにとっては破壊の力となるだろう）
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
※ 尚 ジンライ・フォックスはぶっ飛ばされ 海面に落ちたもよう
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月18日
勝った……のか？
（奇襲を警戒し、水柱を上げて海面に落ちたジンライ・フォックスの様子を見るも、一向に来ない攻撃に気が抜ける。
傷と疲労もあり、気づけばコンテナを背に地へと腰を付けていた。）
痛っ……
（アドレナリンが押さえていた熱さのように誤認する痛みが津波の様に押し寄せ、筋肉が強張る。
這うように如何にかイクスフェルのコックピットへ入り、収納ボックスから仙桃を取り出して齧ると瞬く間に体中の痛みや倦怠感が引いてゆく。
恐ろしいやら頼もしいやら、凄まじい効果だ。）
……生きてるか！？
（装甲は割れ、インナーは破れてボロボロになったコンバットスーツをそのままに、仙桃を片手にジンライ・フォックスの元へと急ぐ。よりによって落ちたのは海。溺死は不味い。）
（案の定浮いていた彼女を掴み、海中から引き上げて回復体位で寝かせる。顔の上で仙桃を絞って口に含ませ、強引に嚥下させた。）
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
アバッーーーーー！！！！
（仙桃を食べたと同時に目を放電発光させ 奇声をあげるジンライ・フォックス もとい 叢雲凪！）
（イヌガミケめいた状態で浮いていたので実際 エルゴが助けなければそのまま沈んでバイオウミガメかバイオナマズの餌になっていただろう）
叢雲・凪 2024年5月18日
げほげほ… うぇぇーーー！！
はっ！ エルゴ＝サン！
（数回の激しい咳込みの末 意識を取り戻すと同時に仮面を外す凪。瞬時に介抱してもらったことを悟るとその場に正座し 奥ゆかしく礼をした）
あぁ 助けてくださったんですね ありがとうございます
（明るい笑顔と共にペコリと頭を下げる。つい先ほどまで【抜き身の狂気的殺意】をエルゴに向けていた存在と同一人物とは思えない 『まぬけ』とも思える笑顔である）
お強いですねぇ～～ いやはや キャバリア… 恐るべし！
（聞くと 凪は【右腕を負傷した段階（夜天九尾に切り替わった時）】に意識を失っており、あれ以降の戦闘を覚えていなかった。）
叢雲・凪 2024年5月18日
わがままに付き合ってくださり本当にありがとうございました！。いかに自分のカラテがまだ不完全か… キャバリアが敵となった場合の恐ろしさが身に染みて分かりました！
（どやぁ！！！と謎のドヤ顔をする凪。傷が癒えたからか、マシンガンの如くペラペラと喋り続ける その様はまるでバイオインコ！！）
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
※ ジンライ・フォックスは「ヒーロー」 夜天九尾は「狂人」 叢雲凪は【中の人】に性格が近いという。
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月18日
いやなに、ワタシとしてもかなり有意義な闘いだったよ。此方こそありがとう！
何回肝を冷やした事か……判断ミスも多々あったしな。
……食べるか？
（ギリギリの良い戦いへの労いか、ひょいと差し出したのは携帯甘味。羊羹や果物、水飴等を棒状に固めた携帯食だが、そう言うエルゴは既に齧っている。
頭と身体の疲れには糖分が一番。と言いつつブドウ糖タブレット等にしないのは、単に彼女が甘党であるからと言うだけである。）
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
あ！ ありがとうございます！！
（「うまーーー！！！」と言いながらハムスターのようにモシャモシャと食べる。軽量 高カロリーを重視した戦闘糧食は実際 ジンライ・フォックスのように『燃費の悪い』猟兵にとっても最適なエネルギー食だ。戦地で戦うコンバット・ニンジャがどうしてもスシを口にできない場合、こういった糧食を食べる事も多い。）
（ましてや クロム・キャバリアは軍事産業が他の世界よりも進んでいる。兵器・武器と合わせてこういった備品も、合理的且つ嗜好品としての側面を保ったまま改良されている）
（凪の身体に取り入れられた糖分はすぐさま 疲れ切った細胞を刺激！ 体内細胞達がカラテに打ち震え すぐさま糖分に決断的に押し寄せる！ その結果 ニンジャ猟兵のエネルギー源である『血中カラテ』となった！！）
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
「やっ やばいっスよぉぉぉ！！ センパイ！！」
（エルゴと凪の間を一人の優男が割って入った。ポマードで完璧に固めた七三ヘアは走ってきたせいで乱れており 顔面はオバケを見たかのように蒼白である）
（彼の名は『モチダ・チュンイチ』 元々大手企業のカチグミサラリマンだったが、福利厚生と労働基準法を無視した暗黒コーポの実際に晒された結果 胃に穴が空き 先日 退職届と共に晴れて『脱サラキャバリア乗り』となった。）
（キャバリア乗りとしてサンシタである彼はマケグミ警備会社に入社し、現在 【最前線の無法地帯】となっている このコンテナヤードの警備をワンオペで任されているのだが…）
（妙な巡りあわせでエルゴと会う機会が多く エルゴのことを【センパイ】と呼んで慕っていた）
「アイエエエエ…何があったんっスか！！これ！！ このままだとケジメだぁぁ！！」
（ヘビメタボンズのヘッドバンキングのように頭を振り乱し半狂乱する）
〆
エルゴ・ルスツァイア 2024年5月18日
あー……
（端的に言って大惨事である。とはいえこのまま捨て置くのは余りにも……。
ちらりと凪へ視線を移して目配せをし、こほんと咳払い。）
さて、修復作業と行こうか！
（あくまで予定調和といった感じに凪へと語りかけた。）
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
えぇ！
（叢雲凪… ジンライ・フォックスは快活に笑顔を見せ… 仮面を装着した！。）
叢雲・凪 2024年5月18日
実際 エルゴ＝サンとの立ち合いではボクのケジメ案件もあった。
（腕組みをしつつ目を伏せ…）
やれるだけ力を貸そう！
（決断的に目がスパーク！ ジンライ・フォックスの眼光には拳を通じて分かり合った『絶対的な信頼』がスパークとなって灯る。）
（片や 極限まで身体能力を研ぎ澄ませカラテを極める ジンライ・フォックス！ 片や 数々の経験と予測を駆使しテクノロジーを駆使して戦うエルゴ！ 全く対極に位置する両者であったが、この戦いを通じて お互いの【更なる高み】を見出すことができた！！）
（真っ赤に染まる夕日の下 両者は笑みを浮かべ 帰路につく。新たなる戦いの場へ！ 新たなる救済へ！！
走れ！ ジンライ・フォックス！！！
撃て！！ エルゴ・ルスツァイア ！！！）
※ ED：BGM【Naraku with In】
〆
叢雲・凪 2024年5月18日
※ 後に提出されたモチダの報告書によると
この一件は【非合法粗悪ベビーパウダーの粉塵爆発】という名目で処理されており、エルゴは局地戦仕様に改修したイクスフェルを駆り コンテナヤードを完璧に防衛したとして称賛された。
※ 尚 その場に奇声を上げながらオブリビオンを惨殺する漆黒の影が見えたり 見えなかったりしたという怪談話があったが、気のせいであろう。
叢雲・凪 2024年5月18日
※ これにて 完全終了！ 締めでよろしいでしょうか！
