友前・巴のフレンド

昔日、神隠しに拠ってサクラミラージュに迷い込み、以来帝都に住む妖物。／　幼い見目に反した穏やかな物腰と態度。誰にも友好的で暴力を好まず、常に話し合いを求める。／　生業はパーラーメイド。だが素人探偵としても活動しており、「私が一助となれれば嬉しいですから」と言っては好き好み陰惨醜怪な事件に関わろうとする。……実は直接戦闘手段をほぼ持たない為、危険なのだが。／　尚、妖怪としての名を『通り悪魔』と言う。

帝都の探偵事務所に住まう、冬枝の桜の精。声変わりもまだの童子姿で、箱宮を背にどこにでも出没する■照日に喜び雨に目を細め、礼儀正しく四角四面。ひとに寄り添い、影朧に腕を広げ、怪異に親しい■すこし、背がのびた。重ねた出会いの数だけ大切なものも増えて、己の成長を感じるより懊悩することのほうが増えた。他者を助け癒やすことが、仕える神の権能の復活と己の罪滅ぼしになると信じて、日々桜のつとめに励んでいるが――

老夫婦のもとで健やかに育った桜の精の青年。子供の頃から空想が好きで、思い描いた物語を日々文字にして紡いでいる。人の話を聞くのも好きで、おじいさんから継いだ喫茶店を切り盛りしながら猟兵として活動している。幸せな物語を好み、争いごとは苦手。猟兵としてもサポートが主で攻撃的なことはあまりやりたくないが、やるときはやる。よくぼんやりとした表情をしているが、最近は少し表情豊かになってきた。

瞼を開けて、まず感じたのはまぶしい夕日と身体の痛みだった。ある寒い冬の日、少女は神隠しにあった。記憶をすべて失った状態で目覚めた彼女は、紆余曲折の末、サクラミラージュのカフェーでパーラーメイドとして猟兵生活を過ごすことになった。明るく元気、好奇心旺盛。日光に苦手意識があり、常に日傘を手にしている。白い肌に化粧は必需品。記憶は、まぁそのうち思い出すだろうと早数年。なんだかんだ楽しく過ごしている。

🐉双子竜神の片割れ。はらぺこの方。🐉邪神と戦った竜神の一柱だった…のも今は昔、竜神信仰の廃れにより兄と共に幽世へ移住。🐉丁寧な物腰で一見冷静に見えるが、実はあまり考えていない。元々脳筋寄りだったのが、神力の低下でさらに悪化。🐉幽世へ来てから食の素晴らしさに目覚めた。花より団子。色気より食い気。黙っている時は大体食べ物の事を考えている。🐉年齢はあくまで見た目年齢。本当の年齢は忘れた。

◩朱色の羽根が落ちていたなら、悪いことは言わない。立ち去りなさい。触れてはいけない。越えてはいけない。全部忘れてしまいなさい。　◆病毒に戯ぶ神。その本質は凶星。疫病を媒介する生き物は、かの神の使い魔とされる。　◆その任は帳尻合わせ。増え過ぎて困るのは増やす側。　◆無論、勝手に減らされるのも困るわけで。仕事を増やすオブリビオンは敵である。　◆奇異に口ずる疫毒のカタマリ。服も体も触れるなキケン。

"TIE-Z"のMCネームで活動するラッパー。重くて固い、オールドスクールな時代遅れの男｜スラム生まれ、家族なし、金なし、運なし｜血と汗と泥を食いながら犯罪に手に染めなかったのは、ただただ悔しいから｜意地を張り通した先には、レベル・ミュージックがあった｜その叛逆は、やがて男に炎の力を宿す｜猟兵としての力を自覚して、最初に為そうと決めたのは｜誰かを、何かを掬い上げることだった｜運命を見返す為に

名門貴族でありながらヴァンパイアに服従する事で永らえた一族の令嬢。だが少女期、オラトリオに覚醒した事でアッサリ放逐される。／─中略─／今では立派な野良令嬢。楚々と上品な言動のメッキが割と簡単に剥がれるチンピラ・オブ・ゴロツキ。酒と煙草とお馬さんとか銀玉とかが友達。色々あったんです中略の間に。／心が柔く、熱し易く冷め難い。

かつて古代日本に在った不順わぬ國の、死と生命の循環を管理する群神の内の末席。國はもう無く、今は独り。／本来は名すら持たない小神。属する三界の内の二つを姓に、担う権能の連番を名に。／両面神。精神は共通だが姿を二つ持つ。死を司イシカる面は中性的。生命をホノリ司る面は女性的。／良くも悪くも性根が神代のままで、情念の底が抜けている。勿論なるべく抑制するのだが。

《Philine Ria / 愛称*フィー》🎨人形はモノクロを塗り変える。ぼくは生憎お飾りの人形じゃ無いもので。魔女は世界のキャンバスに彩を塗るの。素敵でしょう？🍭ねぇあなた。毒に浸したスイーツはお好み？握る杖も甘い毒。ぼくは魔女ですもの。💄新緑から淡い紅葉に染まる髪と茜映す瞳。宝物の森色リボンを結び、フィーはあの子と可愛くなるの。🖋趣味は世界中のインク収集と絵描き。ネイルと塗装が得意事。